JP3883370B2 - 長方形断面トンネル用シールド掘進機の掘削装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に縦横比が大きく1:2(または2:1)を越える長方形断面トンネルを掘削するためのシールド掘進機の掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば縦横比の大きい長方形断面のトンネルを掘削するものとして、たとえば特開平9−242471号公報には、図17に示すように、上下3段に回転式で大径の主カッタ1A,1B,1Cを配置するとともに、前面四隅位置にそれぞれ回転式で小径の副カッタ2A〜2Dを配置したものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来構成では、小径の副カッタを配置するため、構造が複雑になるとともに、特に四隅位置に配置された小径の副カッタは土砂が滞留しやすく、掘削が円滑に行えないという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解決して、隅部に小径カッタを配置すること無く、構造を簡略化できるとともに、土砂の取り込みも良好に行えて掘削を円滑に行える長方形断面トンネル用シールド掘進機の掘削装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、シールド本体の前部に複数のカッタ装置を配置して長方形断面のトンネルを掘削する長方形断面シールド掘進機であって、シールド本体前部の両側に、頂部がルーロの三角形の頂点に位置する側部カッタヘッドを掘進方向に沿う自転軸周りに自転駆動されるとともに、自転軸から所定距離離れた公転軸心周りに、自転軸心周りの回転方向および回転速度に対して逆方向でかつ3倍の速度で公転駆動されることにより、略正方形断面を掘削するルーロ定理式カッタ装置を設け、前記側部カッタヘッドの間の中央胴部の前部に、中央カッタヘッドが所定範囲で揺動される揺動式中央カッタ装置を設け、前記中央カッタヘッドに、センター部材から半径方向に延び先端部が中央胴部の上辺および下辺に沿って揺動される長スポークフレームと、センター部材から半径方向に延び前記側部カッタヘッドの掘削部分に重なり合うように掘削する短スポークフレームとを設けたものである。
上記構成によれば、四隅を含む側部をルーロの定理式カッタ装置を使用して掘削するので、小径カッタが不要となり、四隅部分の土砂の取り込みを良好に行え、長方形断面のトンネルを円滑に掘削することができる。また四隅部をアール付きの角部に形成できるので、余分な掘削部分がなく、効率のよい掘削ができる。また側部カッタヘッド間に、長スポークフレームと短スポークフレームからなる中央カッタヘッドを所定範囲で揺動させる揺動式中央カッタ装置を設けたので、側部カッタヘッドの掘削部分と中央カッタヘッドの掘削部分とが重なる部分を減少させて、効率よく掘削することができる。
【0006】
請求項2記載の発明は、シールド本体の前部に複数のカッタ装置を配置して長方形断面のトンネルを掘削する長方形断面シールド掘進機であって、シールド本体前部の両側に、頂部がルーロの三角形の頂点に位置する側部カッタヘッドを掘進方向に沿う自転軸周りに自転駆動されるとともに、自転軸から所定距離離れた公転軸心周りに、自転軸心周りの回転方向および回転速度に対して逆方向でかつ3倍の速度で公転駆動されることにより、略正方形断面を掘削するルーロ定理式カッタ装置を設け、前記側部カッタヘッドの間で中央胴部の前部に、同一軸心上に配置された中央回転カッタと中央揺動カッタからなる中央カッタ装置を設け、前記中央回転カッタは、前記軸心から半径方向に延びる短いカッタスポークを前記軸心周りに回転して先端部が側部カッタヘッドの掘削部分に重なる小円形断面のトンネルを掘削するように構成され、前記中央揺動カッタは、前記軸心から対称方向に延びる長いカッタスポークを所定範囲で揺動させて中央胴部の上辺と下辺にそれぞれ沿う扇形断面のトンネルを掘削するように構成されたものである。
上記構成によれば、四隅を含む側部をルーロの定理式カッタ装置を使用して掘削するので、小径カッタが不要となり、四隅部分の土砂の取り込みを良好に行え、長方形断面のトンネルを円滑に掘削することができる。また四隅部をアール付きの角部に形成できるので、余分な掘削部分がなく、効率のよい掘削ができる。また側部カッタヘッド間に、短いカッタスポークを有する中央回転カッタと、長いカッタスポークを有する中央揺動カッタとを同一軸心上に配置した中央カッタ装置を設けたので、側部カッタヘッドとの重複掘削部分を少くでき、また土砂の流動性を高めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係るシールド掘進機(トンネル掘削機)の掘削装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。ここで説明するシールド掘進機は、縦横比が約1:2(または2:1)を越える縦長または横長の長方形断面のトンネルを掘削するものである。
【0008】
図1〜図6は、本発明に係る掘削装置の第1の実施の形態を示す。
このシールド掘進機は、そのシールド本体11が連結装置12,12により隣接する胴部同士が連結された中央胴部11Aと左右の側方胴部11B,11Bと、後胴部11Cからなり、側方胴部11B,11Bは外側角部が角丸に形成された略正方形断面に形成され、また中央胴部11Aは、上下辺が外側に円弧状に膨らむ縦長の長方形断面に形成されている。そして、中央の中央胴部11Aの前部に上下一対の回転式カッタ装置13A,13Bが配設されるとともに、左右の側方胴部11B,11Bの前部にルーロ定理式カッタ装置14が配設されている。
【0009】
前記ルーロ定理式カッタ装置14は、図1に示すように、頂部がルーロの三角形の頂点に位置する側部カッタヘッド15が掘進方向に沿う側方胴部軸心(公転軸心)Oeから所定の偏心距離Eだけ偏心した自転軸心Os周りに自転駆動されるとともに、自転軸心Os周りの回転方向および回転速度に対して逆方向でかつ3倍の速度で側方胴部軸心Oe周りに公転駆動され、これにより角アールの正方形断面のトンネルTsを掘削するものである。
【0010】
すなわち、ルーロ定理式カッタ装置14の側部カッタヘッド15は、センター部材15aから120度ごとに半径方向に延びる3本のスポークフレーム15bがルーロの三角形の頂点位置まで伸び、これらセンター部材15aとスポークフレーム15bとに多数のカッタビット15cが設けられたスポーク型カッタが採用されている。
【0011】
また、図4,図5に示すように、左右の側方胴部11B,11Bの前部には、切羽崩壊土圧を保持する圧力室17を形成する圧力隔壁16がそれぞれ配置されている。この圧力隔壁16は、外周壁体16aと、この外周壁体16aに側方胴部軸心Oeを中心とする支持穴に軸受を介して旋回自在に支持された公転壁体16bとで構成され、この公転壁体16bに設けられた側部軸受18に、センター部材15aに連結された側部カッタ軸19が、側方胴部軸心Oeから所定距離離れた自転軸心Os周りに回転自在に支持されている。
【0012】
大気室20側には側部カッタヘッド15を回転駆動する側部カッタ駆動装置21が配設されており、側部カッタ駆動装置21は、側部カッタ軸19に連結部材22aを介して固定された遊星ギヤ22と、側方胴部11Bに固定されて遊星ギヤ22に噛み合う固定内リングギヤ23と、公転壁体16bに固定された公転リングギヤ24と、側部カッタ駆動モータ25により減速機を介して回転駆動され前記公転リングギヤ24に噛み合う側部カッタ駆動ピニオン26とで構成されている。そして、公転壁体16bの1回転に対して、主カッタ軸19が逆方向に1/3回転するように、遊星ギヤ22と固定内リングギヤ23とのギヤ比が設定され、これにより、側方胴部11Bの外周部に沿いかつ中央部本体11Aに僅かに及ぶ角丸正方形断面のトンネルTsが掘削される。
【0013】
前記回転式カッタ装置13A,13Bの中央カッタヘッド31は、センター部材31aから120度ごとに半径方向に延びる3本のスポークフレーム31bを有するとともに、これらセンター部材31aとスポークフレーム31bとにそれぞれ多数のカッタビット31cが設けられたスポーク型カッタヘッドが採用され、側部カッタヘッド15より前部に配置されている。中央胴部11Aの前部は、掘削土砂を左右の圧力室17に案内するガイド板32aが前面に取り付けられた支持隔壁32が設けられており、この支持隔壁32の上下位置に貫設された軸受33に、中央カッタヘッド31に連結された中央カッタ軸34が掘進方向に沿う軸心O1,O2周りに回転自在に支持されている。
【0014】
中央胴部11Aの大気室20側には、図2,図4,図6に示すように、中央カッタヘッド31をそれぞれ回転駆動する中央カッタ駆動装置35が配設されており、これら中央カッタ駆動装置35は、中央カッタ軸34の後部に固定された受動大ギヤ36と、中央カッタ駆動モータ38により減速機を介して回転駆動され受動大ギヤ36に噛み合う副駆動ピニオン37とで構成され、上下位置の中央カッタ駆動装置35により中央カッタヘッド31,31が干渉しないように同期して同一方向に回転駆動されることにより、中央胴部11Aの上下辺に沿い、かつ側部胴部11Bの前方に及ぶ円形断面のトンネルTu,Tbを掘削することができる。
【0015】
左右の側部胴部11Bの外周壁体16aには、図5に示すように、圧力室17から土圧を保持しつつ掘削土砂を排出する排土用スクリュコンベヤ41が貫設され、この排土用スクリュコンベヤ41には、圧送用ロータリポンプ42を介して排泥管43が接続されている。また中央胴部11Aおよび側部胴部11Bと後胴部11Cは、図3に示すように、シール部44および複数の中折れジャッキ45を介して揺動自在に連結されている。そして、後胴部11Cにはセグメントを組み立てるエレクタ装置46が配設されるともに、組み立てられたセグメントを反力受けとしてシールド本体11を前進させる複数の推進ジャッキ47が設けられている。
【0016】
上記構成において、地山を掘削する場合には、左右の側部カッタ駆動装置21により、側部カッタヘッド15を自転軸心Os周りに自転駆動させるとともに、自転軸心Osから偏心距離E離れた側方胴部軸心Oe周りに、自転軸心Os周りの回転方向および回転速度に対して逆方向でかつ3倍の速度で公転駆動させることにより、略正方形断面のトンネルTsがそれぞれ掘削される。同時に、上下の中央カッタ駆動装置35により中央カッタヘッド31がそれぞれ回転駆動されることにより、円形断面のトンネルTu,Tbが掘削される。これにより、横長の長方形断面のトンネルが掘削され、掘削土砂は、圧力室17から排土用スクリュコンベヤ41により排出される。
【0017】
上記実施の形態によれば、隅部に小径カッタを配置することが無いので、構造を簡略化できるとともに、土砂の取り込みも良好に行えて掘削を円滑に行うことができる。
【0018】
図7〜図9は、本発明に係る掘削装置の第2の実施の形態を示し、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
中央胴部11Aには、中央部に1個の回転式カッタ装置51が配置されており、この中央カッタヘッド52は、センター部材52aから60度ごとに半径方向に延びる6本のスポークフレーム52bを有するとともに、これらセンター部材52aとスポークフレーム52bにそれぞれ多数のカッタビット(図示せず)が設けられたスポーク型カッタヘッドが採用され、側部カッタヘッド15より前部に配置され、支持隔壁32に軸受50を介して掘進方向に沿う回転軸心O3周りに回転自在に支持された中央カッタ軸53を介して支持されている。
【0019】
中央胴部11Aの大気室20側には、中央カッタヘッド52を中央カッタ軸53を介して回転駆動する中央カッタ駆動装置54が配設されており、この中央カッタ駆動装置54は、中央カッタ軸53の後部に固定された受動大ギヤ55と、中央カッタ駆動モータ56により減速機を介して回転駆動され受動大ギヤ55に噛み合う中央駆動ピニオン57とで構成され、中央カッタ駆動装置54により中央カッタヘッド52が所定方向に回転駆動されることにより、中央胴部11Aの上下辺に沿い、かつ側部胴部11Bの前方に及ぶ円形断面のトンネルTc1を掘削することができる。
【0020】
上記第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
図10〜図12は、本発明に係る掘削装置の第3の実施の形態を示し、先の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0021】
中央胴部11Aには、中央部に揺動式中央カッタ装置61が1個配置されており、この中央カッタヘッド62は、センター部材62aから60度ごとに半径方向に延びる同一長さの6本のスポークフレーム62bを有するとともに、これらセンター部材62aとスポークフレーム62bにそれぞれ多数のカッタビット(図示せず)が設けられたスポーク型カッタヘッドが採用されるとともに、側部カッタヘッド15より前部に配置され、支持隔壁32に軸受60を介して掘進方向に沿う揺動軸心O4を中心に所定範囲で回動自在に支持された中央カッタ軸63により支持されている。
【0022】
中央胴部11Aの大気室20側には、中央カッタヘッド62を中央カッタ軸63を介して回転駆動する中央カッタ揺動装置64が配設されている。この中央カッタ揺動装置64は、たとえば2本の油圧式揺動シリンダ65A,65Bからなり、中央カッタ軸63に固定された揺動部材66のブラケットと中央胴部11Aとの間にカッタ揺動シリンダ65A,65Bがそれぞれ連結されている。そして、揺動シリンダ65A,65Bを伸縮させることにより、隣接するスポークフレーム62bと重なる範囲αの範囲で揺動させることにより、中央胴部11Aの上下辺に沿い、かつ側部胴部11Bの前方に及ぶ円形断面のトンネルTc2を掘削することができる。
【0023】
上記第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
図13は、本発明に係る掘削装置の第4の実施の形態を示し、先の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0024】
第3の実施の形態では、中央カッタヘッド62のスポークフレーム62bが同一長さで6本取り付けられていたのに対して、第4の実施の形態では対称位置の2本を長スポークフレーム62cとし、残りの2本を短スポークフレーム62dとすることにより、側部カッタヘッド15と重なり合う掘削部分を減少させたものである。他は第3の実施の形態と同一構成であるため、説明を省略する。上記第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また側部カッタヘッド15に重なり合う掘削部分が減少され、効率のよい掘削ができる。
【0025】
図14〜図16は、本発明に係る掘削装置の第5の実施の形態を示し、先の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
この第5の実施の形態は、中央胴部11Aの前部に、回転式と揺動式とを組み合わせた中央カッタ装置71を配置したものである。
【0026】
すなわち、中央胴部11Aには、同一軸心上にカッタスポークの短い中央回転カッタ72と、カッタスポークの長い中央揺動カッタ73が配置されており、中央揺動カッタ73は側部カッタヘッド15より前部に配置されるとともに、中央回転カッタ72は中央揺動カッタ73より前部に配置されている。
【0027】
中央回転カッタ72はセンター部材72aから60度ごとに半径方向に伸びる6本のスポークフレーム72bを有し、支持壁32に軸受70およびカッタ外軸74Bを介してカッタ中心軸74Aにより掘進方向に沿う軸心O5周りに支持されている。また中央揺動カッタ73は、センター部材から180度対称方向に伸びる2本のスポークフレーム73aを有し、支持壁32に軸受70を介してカッタ外軸74Bに支持されている。そして、中央胴部11Aの大気室20側には、中央回転カッタ72をカッタ中心軸74Aを介して回転駆動するカッタ回転駆動装置75と、中央揺動カッタ73をカッタ外軸74Bを介して揺動させるカッタ揺動装置76が配設されている。
【0028】
すなわち、前部に配設されたカッタ揺動装置76は、カッタ外軸74Bに固定された揺動部材77のブラケットと中央胴部11Aとの間に揺動シリンダ78A,78Bがそれぞれ連結されている。そして、揺動シリンダ78A,78Bを伸縮させることにより、中央揺動カッタ73をαの範囲で揺動させ、中央胴部11Aの上下辺に沿う上下対称の扇形断面のトンネルTnを掘削する。また後部には、カッタ中心軸74Aの後部に固定された受動大ギヤ81と、中央カッタ駆動モータ82により減速機を介して回転駆動され受動大ギヤ81に噛み合う中央駆動ピニオン83とで構成され、中央回転カッタ72を回転駆動することにより、中心部の小円形断面のトンネルTcsを掘削することができる。
【0029】
上記第5の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、中央回転カッタ72により、側部カッタヘッド15との重複掘削部分が少なくできるとともに、土砂の流動性を高めることができる。
【0030】
なお、上記実施の形態では、カッタヘッドをスポーク型としたが、カッタ面板に土砂取入れ口が形成された面板型カッタヘッドであってもよい。
また、上記実施の形態では、横長の長方形トンネルを掘削するシールド掘進機としたが、縦長の長方形トンネルを掘削するシールド掘進機であってもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、四隅を含む側部をルーロの定理式カッタ装置を使用して掘削するので、小径カッタが不要となり、四隅部分の土砂の取り込みを良好に行え、長方形断面のトンネルを円滑に掘削することができる。また四隅部をアール付きの角部に形成できるので、余分な掘削部分も少なく、効率のよい掘削ができる。さらに側部カッタヘッド間に、長スポークフレームと短スポークフレームからなる中央カッタヘッドを所定範囲で揺動させる揺動式中央カッタ装置を設けたので、側部カッタヘッドの掘削部分と中央カッタヘッドの掘削部分とが重なる部分を減少させて、効率よく掘削することができる。
請求項2記載の発明によれば、四隅を含む側部をルーロの定理式カッタ装置を使用して掘削するので、小径カッタが不要となり、四隅部分の土砂の取り込みを良好に行え、長方形断面のトンネルを円滑に掘削することができる。また四隅部をアール付きの角部に形成できるので、余分な掘削部分がなく、効率のよい掘削ができる。また四隅を含む側部をルーロの定理式カッタ装置を使用して掘削するので、小径カッタが不要となり、四隅部分の土砂の取り込みを良好に行え、長方形断面のトンネルを円滑に掘削することができる。また四隅部をアール付きの角部に形成できるので、余分な掘削部分がなく、効率のよい掘削ができる。さらに側部カッタヘッド間に、短いカッタスポークを有する中央回転カッタと、長いカッタスポークを有する中央揺動カッタとを同一軸心上に配置した中央カッタ装置を設けたので、側部カッタヘッドとの重複掘削部分を少くでき、また土砂の流動性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態を示すシールド掘進機の正面図である。
【図2】同シールド掘進機の正面断面図である。
【図3】同シールド掘進機の全体平面断面図である。
【図4】同シールド掘進機の部分拡大平面断面図である。
【図5】同シールド掘進機の側方胴部を示す側面断面図である。
【図6】同シールド掘進機の中央胴部を示す側面断面図である。
【図7】本発明に係る第2の実施の形態を示すシールド掘進機の正面図である。
【図8】同シールド掘進機の正面断面図である。
【図9】同シールド掘進機の中央胴部の側面断面図である。
【図10】本発明に係る第3の実施の形態を示すシールド掘進機の正面図である。
【図11】同シールド掘進機の正面断面図である。
【図12】同シールド掘進機の中央胴部の側面断面図である。
【図13】本発明に係る第4の実施の形態を示すシールド掘進機の正面図である。
【図14】本発明に係る第5の実施の形態を示すシールド掘進機の正面図である。
【図15】同シールド掘進機の正面断面図である。
【図16】同シールド掘進機の中央胴部の側面断面図である。
【図17】従来のシールド掘進機を示す正面図である。
【符号の説明】
11 シールド本体
11A 中央胴部
11B 側方胴部
13A,13B 回転式カッタ装置
14 ルーロの定理式カッタ装置
15 側部カッタヘッド
21 側部カッタ駆動装置
31 中央カッタヘッド
35 中央カッタ駆動装置
51 回転式カッタ装置
52 中央カッタヘッド
61 揺動式中央カッタ装置
62 中央カッタヘッド
71 中央カッタ装置
72 中央回転カッタ
73 中央揺動カッタ
Claims (2)
- シールド本体の前部に複数のカッタ装置を配置して長方形断面のトンネルを掘削する長方形断面シールド掘進機であって、
シールド本体前部の両側に、頂部がルーロの三角形の頂点に位置する側部カッタヘッドを掘進方向に沿う自転軸周りに自転駆動されるとともに、自転軸から所定距離離れた公転軸心周りに、自転軸心周りの回転方向および回転速度に対して逆方向でかつ3倍の速度で公転駆動されることにより、略正方形断面を掘削するルーロ定理式カッタ装置を設け、
前記側部カッタヘッドの間の中央胴部の前部に、中央カッタヘッドが所定範囲で揺動される揺動式中央カッタ装置を設け、
前記中央カッタヘッドに、センター部材から半径方向に延び先端部が中央胴部の上辺および下辺に沿って揺動される長スポークフレームと、センター部材から半径方向に延び前記側部カッタヘッドの掘削部分に重なり合うように掘削する短スポークフレームとを設けた
ことを特徴とする長方形断面トンネル用シールド掘進機の掘削装置。 - シールド本体の前部に複数のカッタ装置を配置して長方形断面のトンネルを掘削する長方形断面シールド掘進機であって、
シールド本体前部の両側に、頂部がルーロの三角形の頂点に位置する側部カッタヘッドを掘進方向に沿う自転軸周りに自転駆動されるとともに、自転軸から所定距離離れた公転軸心周りに、自転軸心周りの回転方向および回転速度に対して逆方向でかつ3倍の速度で公転駆動されることにより、略正方形断面を掘削するルーロ定理式カッタ装置を設け、
前記側部カッタヘッドの間で中央胴部の前部に、同一軸心上に配置された中央回転カッタと中央揺動カッタからなる中央カッタ装置を設け、
前記中央回転カッタは、前記軸心から半径方向に延びる短いカッタスポークを前記軸心周りに回転して先端部が側部カッタヘッドの掘削部分に重なる小円形断面のトンネルを掘削するように構成され、
前記中央揺動カッタは、前記軸心から対称方向に延びる長いカッタスポークを所定範囲で揺動させて中央胴部の上辺と下辺にそれぞれ沿う扇形断面のトンネルを掘削するように構成された
ことを特徴とする長方形断面トンネル用シールド掘進機の掘削装置。
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