JP3285976B2 - スルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法および該溶液からなる不溶性酸性触媒およびイオン交換体ならびに無機物質の表面改質剤のための出発物質 - Google Patents

スルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法および該溶液からなる不溶性酸性触媒およびイオン交換体ならびに無機物質の表面改質剤のための出発物質

Info

Publication number
JP3285976B2
JP3285976B2 JP33857892A JP33857892A JP3285976B2 JP 3285976 B2 JP3285976 B2 JP 3285976B2 JP 33857892 A JP33857892 A JP 33857892A JP 33857892 A JP33857892 A JP 33857892A JP 3285976 B2 JP3285976 B2 JP 3285976B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
solution
atoms
water
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33857892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05271243A (ja
Inventor
パンスター ペーター
イェーネス アルノ
ゲーベル トーマス
Original Assignee
デグサ−ヒュルス アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デグサ−ヒュルス アクチェンゲゼルシャフト filed Critical デグサ−ヒュルス アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JPH05271243A publication Critical patent/JPH05271243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3285976B2 publication Critical patent/JP3285976B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • B01J31/12Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing organo-metallic compounds or metal hydrides
    • B01J31/123Organometallic polymers, e.g. comprising C-Si bonds in the main chain or in subunits grafted to the main chain
    • B01J31/124Silicones or siloxanes or comprising such units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J31/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • B01J31/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • B01J31/06Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing polymers
    • B01J31/08Ion-exchange resins
    • B01J31/10Ion-exchange resins sulfonated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/28Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material
    • C03C17/30Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with organic material with silicon-containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0834Compounds having one or more O-Si linkage
    • C07F7/0836Compounds with one or more Si-OH or Si-O-metal linkage

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不溶性酸性触媒のためま
たは無機物質の表面改質剤のための出発物質として使用
することのできるスルホン化された有機ケイ素化合物の
水溶液に関する。該新規な方法は一方において極めて経
済的ならびに環境保善に適し、他方においてスルホン化
作用要素の他にさらに有機生成物を含有してない水溶液
の製造を可能にすることによってすぐれている。
【0002】
【従来の技術】スルホン化された有機ケイ素化合物は不
溶性の形で、西ドイツ特許出願公告第3226093号
明細書に記載されているように、特にイオン交換体およ
び固体の酸性触媒として使用される(またはAcid−
Base catal.,Proc.Int.Sym
p.1998、379〜396編集K.Tanahe、
Tokyo、著者Y.Ono and S.Suzuk
i参照)。
【0003】溶けている形で、特に水溶液としてこの種
の化合物は乳化剤として、水性媒体の表面張力の低下の
ためまたは無機相の表面改質剤のため、例えばクロマト
グラフィー相の製造のために使用される。
【0004】文献にはスルホン化された有機ケイ素化合
物、シランおよびシロキサンの製造のための色々の方法
が記載されている。英国特許第1270977号明細書
および英国特許第1198096号明細書は例えばスル
ホン化された有機ケイ素化合物のそれに相応するエポキ
シ化シランまたはシロキサンのアミンスルホネートとま
たは重亜硫酸ナトリウムとの反応による製造を記載して
いる。英国特許第1005872号明細書は、相応する
不飽和の有機ケイ素化合物のアルカリ金属重亜硫酸塩ま
たはアルカリ金属ピロサルフィトとの反応で得られるス
ルホン化された有機ケイ素化合物の製造を記載してい
る。英国特許第1030888号明細書の場合ではメル
カプトエチルケイ素化合物をナトリウムメトキシドとお
よび引き続いてヒドロキシプロパンスルホン酸と反応さ
せる。西ドイツ特許出願公開第3808174号明細書
によればスルホン基含有のオルガノシランおよびオルガ
ノシロキサンを相応するメルカプトプロピル置換の出発
化合物の過マンガン酸ナトリウムでの酸化により得てい
る。
【0005】だがしかしこれらの公知の方法は色々な不
利な点を持っている。このために必要とする反応剤は高
価であるかまたはいともたやすくは得られないかのどち
らかである。英国特許第1005872号明細書の方法
はそれに加えて高圧で行なわねばならず西ドイツ特許出
願公開第3808174号明細書の場合は副生成物とし
てマンガン酸化物が蓄積し、これを出費多い分離および
廃棄処方にしなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、本生成物が経済的かつ環境保善に適して、何ら余分
の有機成分を含有していない水で製造することができる
可溶性のスルホン化された有機ケイ素化合物および相応
する水溶液の製造方法を提供することであった。
【0007】同時に本新規の方法により製造される最終
製品は作用成分としてのスルホン化された有機ケイ素化
合物のほかに僅かになお水を溶剤とするだけで何ら有機
の副成分、例えばアルコールを含んでいない。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によ
り、ジスルファン、トリスルファンまたはテトラスルフ
ァン基を含有するオルガノポリシロキサンH22または
無機または有機の過酸またはハイポブロミットによる酸
化をベースとする方法により解決される。この種ポリシ
ロキサンは西ドイツ特許出願公告第3226091号明
細書に記載されている。このポリマーケイ素化合物のH
22を使用しての酸化はたしかにすでに西ドイツ特許出
願公告第3226093号明細書に記載はされている
が、だがその際常に化学量論的に決められない組成のた
だ不溶性のスルホナート基を含有するポリシロキサンが
得られるにすぎない。
【0009】ところで、本発明による反応条件を守れ
ば、本酸化の際に実際に定量的範囲で一定の化学量論的
組成を有する可溶性のスルホン化された有機ケイ素化合
物を得ることができることを見出した。
【0010】従って本発明の対象は式:
【0011】
【化9】
【0012】[式中、R1は直鎖状または分枝鎖状の1
〜12個の炭素原子を有するアルキレン基、5〜8個の
炭素原子を有するシクロアルキレン基または一般式I
I:
【0013】
【化10】
【0014】(式中、nないしmは0〜6の数でありか
つケイ素ないしは硫黄原子に配位のメチレン基の数を示
す)の単位を表わし、MはH+またはNH4 +またはx=
1〜4の原子価を有する金属イオンを表わす]のスルホ
ン化された有機ケイ素化合物もしくはその酸素橋を介し
て縮合したオリゴマーのシロキサン誘導体0.01〜7
0重量%を含有し、かつ場合によりなお式(III) Si(OH)4,R′Si(OH)3,R′2Si(OH)2 (III) および/または Al(OH)3,R′Al(OH)2 [式中、R′はメチル基またはエチル基である]の化合
物またはその酸素橋を介して縮合した誘導体を含有して
おりかつ式(I)の単位からのSi原子の式(III)
の単位からのSiおよび/またはAl原子の総和に対す
る比は1:0〜1:3で化合物(I)+(III)の総
濃度が0.01〜70重量%である溶液の製造方法であ
る。
【0015】本方法は、一般式(IV):
【0016】
【化11】
【0017】[式中、R1はそのつど同じかまたは異っ
ていてもよくかつ式(I)におけると同じ意味を持ち、
yは2、3、4でありかつケイ素原子に結合される酸素
原子の自由原子価は式(IV)のほかの基のケイ素原子
によりおよび/または架橋する橋員 SiO4/2,R′SiO3/2,R′2SiO2/2 および/または AlO3/2,R′AlO2/2 (V) (式中、R′は式(III)でのようにメチル基または
エチル基である)の金属酸素基により飽和されかつ式
(IV)の単位からのSi原子の式(V)の単位からの
Siおよび/またはAl原子の総和に対する比は1:0
〜1:3である]の単位からのポリマーのジ−、トリ−
またはテトラスルファン化合物を0.1〜50重量%の
濃度で水に懸濁させ、該懸濁液を10〜100℃の温度
で、2〜20時間、式(IV)の単位に対して、化学量
論的に必要とするまたは過剰の量の過酸化水素を、1〜
70重量%の溶液の形で混合し、次いで該懸濁液を60
時間までの間30〜100℃の温度でおよびさらに60
時間まで100〜150℃の温度で標準圧力または場合
により、混合物の成分のそのつどの温度における分圧の
総和に相応する過圧で、十分に透明な溶液が生じるま
で、撹拌し場合により存在する過剰の過酸化水素を分解
し、次いで該溶液を冷却し場合によりアンモニア、アミ
ン、水溶性金属酸化物、水酸化物、炭酸水素塩または炭
酸塩またはそれらの水溶液とさらに定量的に生成される
式(I)のスルホナートおよび場合により存在する硫酸
の中和の目的で混合し、引き続いて場合により僅かの量
で存在する不溶性の成分を濾過または遠心分離により分
離し、残渣を水で洗浄し次いで洗浄液と一緒の生成溶液
中で水を添加または蒸留による除去でスルホン化された
有機ケイ素化合物の所望の濃度をすでに挙げた0.01
〜70重量%の範囲に調整することを特徴とする。
【0018】この方法で驚くべきことには、該反応が定
量的、例えば、ジスルファンの場合、 [O3/2Si-R1]2S2+5H2O2→2(HO)3Si−R1−SO3H+H2O (1) の反応式により進行する、すなわち、炭化水素基または
炭素/ケイ素骨格の酸化分解を伴う副反応が現れないこ
とを見出した。またさらに驚くべきことにはH22との
酸化の際の充分定量的な収率および式(IV)による不
溶性のジスルファン基を含有するポリシロキサン化合物
の可溶性の式(I)による生成物への完全な変化の事実
である。
【0019】式(I)によるスルホネートの溶解度は、
ジスルファン基の酸化の際シロキサン骨格上に同種に負
荷されたスルホネート基の極めて高い密度が、この負の
電荷の反発が、常に存在する反応平衡:
【0020】
【化12】
【0021】が充分右側に移動することに至らなけれ
ば、発生することにより助長されるものと思われる。そ
の際ポリシロキサン骨格の加水分解が起り不溶性の、高
い架橋のシロキサンマトリックスから可溶性のオルガノ
シラントリオール単位が生じる。
【0022】公知のように式(I)による単位はその濃
度に依存して水溶液または同様に可溶性オリゴマーとし
て存在でき、そこでは少なくとも2つの分子がシロキサ
ン架橋を介して互に結合している。式(I)の化合物の
水溶液の濃度を70重量%の臨界として確定されている
限界を越えて上げる際に、そのうちにより高分子の構造
が生じ、これが固体として溶液が析出する。だがしかし
この過程は水の添加によって逆にでき(可逆的)、その
結果本スルホン化された有機ケイ素化合物の或る用途で
は原理的にまた相応する懸濁液も使用することができ
る。
【0023】また式(I)による可溶性モノマー化合物
またはその酸素架橋を介しての縮合シロキサン誘導体を
生成する目立った傾向は、式(I)による化合物のほか
にまた式(III)による非有機官能の化合物も溶液中
に存在することができ、これがそれ自身だけで自然に不
溶性網状の組織を造りあげることにも現われる。しかし
スルホン化された有機ケイ素化合物の存在に基づき単位
(I)当り3個の単位(III)までを溶液中に含有す
ることができる。高い比で初めて化合物(III)のポ
リマー結果生成物が相応する溶液から析出する。
【0024】オリゴマー、すなわち、溶液中の相応する
モノマーに平衡にあり、例えば濃度、酸含有率および温
度に依存して存在する縮合誘導体は例えば次の構造を持
つことができる。すなわち、
【0025】
【化13】
【0026】また式(III)の溶解した化合物の存在
では次の混合したオリゴマーの構造も想定される。
【0027】
【化14】
【0028】ジ−、トリ−またはテトラスルファン基の
すべてをそのつど2個のスルホネート基および場合によ
りスルフェート基に定量的に変化させることを可能にす
るためには、単位(IV)に対して、過酸化水素の化学
量論的量を使用することが必要とされる。
【0029】不足の量のH22または誤った反応条件
も、H22を完全に使い切った後に不溶性の残渣が残る
ことによって現れる。反応を促進するためには個々の場
合にH22の10モル%過剰まで生成物収率のために不
利なく使用することができる。だがしかしそれより多い
過剰は多くの場合副反応に導くかまたはスルホネート含
有の溶液の最終生成物で過酸化水素の残留と結び付く。
【0030】このためにこれを、例えば分解触媒の使用
または煮沸または化学的反応によりことさら除去しなけ
ればならない。
【0031】出発物質の問題ない技術的に取り扱いやす
さに基づき、出発物質として式(VI):
【0032】
【化15】
【0033】[式中、y=2、3、4で、ケイ素原子に
結合している酸素原子の自由原子価は再び式(VI)の
ほかの基のケイ素原子および/または架橋する橋員
(V)の金属原子酸素基により飽和されていて式(V
I)の単位からのSi原子の式(V)の単位からのSi
および/またはAl原子の総和に対する比が1:0〜
1:3である]の単位からなる、ポリマーのジ−、トリ
−またはテトラスルファン化合物を使用することが本発
明による方式の特に有利な実施態様である。特に有利な
本方式では式(VII):
【0034】
【化16】
【0035】[式中、MはH+または場合によりまたN
4 +もまたはx=1〜4の原子価を有する金属イオンを
表わす]のスルホン有機ケイ素化合物の水溶液または溶
液で存在するその縮合誘導体が得られかつ該溶液中にな
お溶解している式(III)の化合物またはその縮合オ
リゴマー誘導体が含まれていて、その際単位(VII)
からのSi原子の単位(III)からのSiおよび/ま
たはAl原子の総和に対する比は1:0〜1:3であ
る。
【0036】トリ−またはテトラスルファンの使用に際
しては酸化の際当然そのつど先づ始めに1また2モルの
遊離の硫酸が生じるが、これは、記載のように、場合に
より中和することができる。そのほかに相応するH22
の超過所要量を必要とする。この遊離の硫酸ないしはそ
れから生成する硫酸塩がスルフェート溶液を使用の際妨
げると云うのであれば、本発明の有利実施態様は、式
(VIII)
【0037】
【化17】
【0038】[式中、R1は式(IV)におけると同じ
意味を持ちケイ素原子に結合されている酸素原子の自由
原子価は式(IV)のほかの基のケイ素原子によりおよ
び/または式(V)の架橋する架橋員により飽和されて
いる]のポリマージスルファンを出発物質として使用す
ることよりなる。
【0039】当然これらのジスルファンのうち技術的に
自由に使用できることに基づき式(IX):
【0040】
【化18】
【0041】のジスルファンがスルホネート溶液のため
の出発物質として有利である。
【0042】酸化すべきポリシロキサンスルファンを懸
濁させる水は有利には3〜9のpH値を持つ。
【0043】しかし個々の場合にはまたそれより高いま
たは低いpH値も調整することができるが、しかし、そ
の際高いpH値ではH22を分解する可能性があり、低
いpH値では緩やかな酸化が生じる。またpH値を酸化
の際、生成するスルホネートを断えずアミン、アンモニ
ア、水溶性金属酸化物、水酸化物、炭酸水素塩、炭酸塩
またはそれらの水溶液で中和して3〜9の範囲で一定に
保つことができこうして酸化の終りでは、MがHを表わ
さない式(I)のスルホネートの溶液を得る。本方式
は、酸化を生成するスルホン酸溶液中で非常に緩やかに
進行すれば、その時実地に適用することができる。しか
し緩やかな酸化は不願の副反応が現れない限りは有利で
ある。
【0044】水中での式(IV)による出発物質の濃度
は総じて0.1〜50重量%の記載の範囲で存在するこ
とができる。しかし高い空間/時間収率を目指すにはで
きるかぎり高い濃度を得ようと努力すべきであるが、こ
れは上記によれば懸濁液の撹拌しやすさおよび反応の放
熱により制限される。一つの妥協としてすべての点を考
慮して特に有利な範囲として10〜35重量%の出発物
質濃度が実証された。その際有利には大工業的に自由に
使用できる約35%の過酸化水素で酸化するが、その濃
度の選択には固体濃度の場合におけると同じ観点でおよ
びそれと並んで選択性の面も考慮すべきである。
【0045】本発明の有利な変形の1つによれば酸化の
ためには、出発ポリシロキサン中に存在している硫黄原
子のすべてがスルホネートおよび場合によりスルホネー
ト単位への転化に対し、化学量論的に10モル%までの
過剰である過酸化水素の量を使用することができる。
【0046】過酸化水素の添加を行う、10〜100℃
の温度範囲はこのために充分である、その理由として一
方で非常に緩やかな反応および他方で非常に速い、H2
2の分解と結ばれている制御されてない反応を回避す
べきだからである。原理的には、H22添加の間に解除
反応が生じないよう、最小温度が保証されなければなら
ない。これに関して40〜80℃の温度範囲が実証された。
短期の加熱の後にこの範囲を配量速度および、この放熱
反応では必要とされている、冷却の強さを介して良好に
保持することができる。引き続いての再反応において該
放熱は緩かに衰えてその終には外部からエネルギーを導
入しなければならない。引き続いての、30〜150℃
での60時間までの反応は該反応の完全化および過剰の
過酸化水素の分解に役立ち、その際一般には有利には標
準圧力での還流温度で作業する。
【0047】酸化において何ら塩基を加えなければ、式
(1)によって第1に遊離のスルホネートを得るが、そ
れはさらに化学的処理なしに、場合により濾過および/
または濃縮または希釈により引き続き使用に導入され
る。
【0048】該溶液の特別な使用が必要とする限りで
は、もちろんまた追加により液状、固形またはガス状の
無機または有機酸を該スルホネート含有の溶液で溶解す
ることができる。
【0049】1部または完全の中和の際ガス状、液状ま
たは固形で存在する塩基を1度にまたはバッチで加える
ことができ、その際当然中和熱の解放を考慮しなければ
ならない。スルホネート溶液を塩基性に調整すべきであ
る限りでは、また塩基の過剰も加えることができる。
【0050】酸化の後にスルホネート溶液中で僅かの量
で残っている不溶性成分ではとりわけ、式(IV)によ
る出発ポリシロキサンですでに度々存在する汚染物が重
要である。この不溶性の固体の分離は簡単に濾過または
遠心分離のやりやすい技術によりできる。例えば、濾過
後得た溶液の濃縮をもちろんまた真空のもとで行うこと
もできる。
【0051】その環境無害の性格に基づき特に適してい
ると做される、第一に必要とする酸化剤H22は原理的
には使用した過化合物、例えば場合によりその場で生成
された有機過酸、ペルオキソモノ−またはペルオキソジ
スルフェート、ペルオキソモノまたはペルオキソ二硫酸
またはまた臭素水(ハイポブロミット)およびそのよう
なものと代えることができる。
【0052】式(IV)によるモノマージスルファン化
合物をまた1バッチ反応の枠内での酸化の直前でも西ド
イツ特許第3226091号明細書による適したモノマ
ーの加水分解および縮合によりその場に生成させ、水に
よる洗浄により製造条件の副生成物を除去し次いで水で
湿ったまたは少なくとも未乾燥で、酸化をすることがで
きる。その際遊離したアルコールの除去の後本発明によ
りさらに処理することができる。
【0053】出発物質として式(IV)または(VI)
のトリまたはテトラスルファンを使用する場合に酸化の
際生成した遊離の硫酸を当然また難溶性の硫酸塩の形
で、水性の、スルホン化された有機ケイ素化合物を含有
する溶液から分離することができる。これらの難溶性の
スルフェートを沈澱させるために例えばカルシウム、ス
トロンチュウムまたはバリウムの化合物の添加が考えら
れる。
【0054】製造されるスルホネート溶液は透明で、一
部はコロイド状の、無色からうすい明るい黄色の密度約
1.0〜1.3を有する液体をなす。
【0055】
【実施例】本発明を以下の実施例をもとに根本的に最も
重要な出発物質を考慮しつつ詳細に説明する。
【0056】例 1 S2[(CH23Si(OC2532 1.5kg
(3.16モル)をkPG撹拌機、滴加漏斗および還流
冷却器を有する10 lのガラスフラスコ中でエタノー
ル1.5 lと一緒にした。該混合物を50℃に加熱し
撹拌しながら0.1n HCl水溶液600gと混合し
た。殆ど透明の溶液がすぐに60℃より高く熱くなり5
分内に該混合物はゲル化した。水2 lの添加の後該懸
濁液を2時間還流しながら撹拌し、次いで50℃に冷却
し液相を篩装置を有する潜水管を介して分離した。
【0057】残留した固体をそれぞれ2 lの水で4回
洗浄し次いで水1700mlおよび35%の過酸化水素
溶液800gと混合した。該懸濁液を先づ3時間40〜
50℃で撹拌し次いで4時以内にさらに35%の過酸化
溶液800gと混合した。さらに4時間60℃で次いで
4時間約100℃で撹拌した。殆ど透明の溶液を2lの
Seitz圧力濾過機を介して濾過した。該得られた溶
液はSi(OH)3−(CH23−SO3Hの1.355
ノルマルであった。酸化収率は約98%(中間生成のポ
リマージスルファンに対して)であった。
【0058】例 2 例1により製造したSi(OH)3−(CH23−SO3
H含有の溶液200g(0.271モル)を5分間以内
に1n NaOH溶液271mlと撹拌しながら混合し
た。引き続いて該溶液のpH値を約7に決定した。全部
でSi(OH)3−(CH23−SO3Na 271ミリ
モルを有する溶液約475gを得た。
【0059】例 3 平均粒度50μmを有するS2[(CH23SiO3/2
2・4SiO2 100g(0.203モル)を水300
ml中に懸濁させた。該懸濁液を70℃に加熱し力強く
撹拌しながら10時間以内に35%過酸化水素溶液9
8.6g(1.015モル)と混合した。なお少しの固
体を含有している懸濁液を引き続いてなお5時間100
℃で撹拌し、次いで冷却し濾過した。濾過で残った固体
成分(乾燥生成物約1g)を水50mlで2回洗浄し
た。
【0060】濾液および洗浄液体を一緒にした後得られ
た溶液を水の添加で500mlに増量した。本溶液の
0.1n NaOH溶液による滴定で2Si(OH)4
・Si(OH)3−(CH23−SO3Hの含有量0.7
8モル/lを示した(酸化収率:96%)。
【0061】得られたスルホネート溶液20mlを乾燥
棚で先づ乾燥のため蒸発させ、残留した固体を150℃
で最終乾燥させ元素分析を行った。単位 2SiO2・SiO3/2−(CH23−SO3H からなる現存するオルガノポリシロキサンに対し以下の
分析値が期待された。
【0062】 % C % H % Si % S 理論値 12.2 7.1 28.5 10.9 測定値 11.6 7.9 27.6 10.2 生成された生成物の溶解度を明らかに示すために、元素
分析の実施の後に残った固体を水20mlと混合した。
10分間の60℃に加熱の後再び透明の溶液が得られ
た。
【0063】例 4 S4[(CH23SiO3/22 100g(0.316モ
ル)から出発し35%のH22 338gと例3に相当
して反応させることにより、Si(OH)3−(CH2
−SO3H約0.6モル/lおよび硫酸約0.6モル/
lを含む溶液1.0 lが生成した(酸化収率約95
%)。
【0064】生成したスルホン有機ケイ素化合物のほか
に硫酸の生成物をイオンクロマトグラフィーを使用して
定量的に捕捉した。
【0065】例 5 平均粒子大きさ40μmを有する
【0066】
【化19】
【0067】100g(0.302モル)を水400m
l中に懸濁した。該懸濁液を80℃に加熱し力強く撹拌
しながらH2SO5(カロー酸)の2モル水溶液755m
lと混合した。引き続いてなお5時間100℃で撹拌し
次いでさらに例3のように行った。先づ始めに得られた
透明の生成溶液を20ミリバールおよび80℃で正確に
500mlに濃縮した。滴定およびイオンクロマトグラ
フィー試験により得られた溶液は1.15モル/lの
【0068】
【化20】
【0069】の含有量を持っていた(酸化収率95
%)。
【0070】例 6 水200ml中、
【0071】
【化21】
【0072】50g(0.127モル)を例3に相当し
て35%の過酸化水素62g(0.64モル)と反応さ
せた。反応の間0.1n苛性ソーダ液のpH制御配量に
より懸濁液のpH値を5〜7の範囲に保持した。
【0073】得られた溶液を精確に1.0 lの量に調
整した。蒸発および乾燥残渣の元素分析試験の結果によ
れば該溶液は
【0074】
【化22】
【0075】の0.233モルであった。
【0076】酸化収率 92% 組成
【0077】
【化23】
【0078】に対して、乾燥した生成物の分析(例3を
見よ) % C % H % Si % S % Na 理論値 39.6 3.7 10.3 11.7 8.4 測定値 38.9 4.0 9.7 10.9 8.1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ゲーベル ドイツ連邦共和国 ハーナウ 9 ビル ケンヴェーク 1 (56)参考文献 特開 昭57−20325(JP,A) 特開 昭57−20326(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07F 7/08 C08G 77/28

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 [式中、R1は直鎖状かまたは分枝鎖状の1〜12個の
    炭素原子を有するアルキレン基、5〜8個の炭素原子を
    有するシクロアルキレン基または一般式II: 【化2】 (式中、nないしはmは0から6の数でありかつケイ素
    ないしは硫黄に配位するメチレン基の数を示す)の単位
    を表わし、MはH+かまたは場合によりまたNH4 +かま
    たはx=1〜4の原子価を有する金属イオンを表わす]
    のスルホン化された有機ケイ素化合物もしくはその酸素
    橋を介して縮合したオリゴマーのシロキサン誘導体0.
    01〜70重量%を含有し、かつ場合によりなお式(I
    II) Si(OH)4,R′Si(OH)3,R′2Si(OH)2 (III) および/または Al(OH)3,R′Al(OH)2 [式中、R′はメチル基かまたはエチル基である]の化
    合物またはその酸素橋を介して縮合した誘導体を含有し
    ておりかつ式(I)の単位からのSi原子の式(II
    I)の単位からのSiおよび/またはAl原子の総和に
    対する比は1:0〜1:3で、化合物(I)+(II
    I)の全濃度は0.01〜70重量%である水溶液の製
    造方法において、 一般式(IV): 【化3】 [式中、R1はそのつど同じかまたは異なっていてもよ
    くかつ式(I)におけると同じものを表わし、yは2、
    3、4でありかつケイ素原子に結合されている酸素原子
    の自由原子価は式(IV)のほかの基のケイ素原子によ
    りおよび/または架橋する橋員: SiO4/2,R′SiO3/2,R′2SiO2/2 および/または AlO3/2,R′AlO2/2 (V) (式中、R′は式(III)におけると同じものを表わ
    す)の金属原子酸素基により飽和されてかつ式(IV)
    の単位からのSi原子の式(V)の単位からのSiおよ
    び/またはAl原子の総和に対する比は1:0〜1:3
    である]の単位からなるポリマーのジ−、トリ−または
    テトラスルファン化合物を0.1〜50重量%の濃度で
    水に懸濁させ、該懸濁液を10〜100℃で2〜20時
    間、式(IV)によるスルファン化合物をスルホン化合
    物に転化するために化学量論的に必要とする量の過酸化
    水素と1〜70重量%の溶液の形で混合し、該懸濁液を
    30〜150℃で60時間まで、さらに100〜150
    ℃で60時間まで標準圧力または、そのつどの温度にお
    ける該混合物の成分の分圧の総和に相応する過圧力で、
    十分に透明な溶液が生じるまで、撹拌し、場合により存
    在する過剰の過酸化水素を分解し、次いで該溶液を冷却
    し場合によりアンモニア、アミン、水溶性の金属の酸化
    物、水酸化物、炭酸水素塩または炭酸塩またはそれらの
    水溶液で中和し、引き続いて場合により存在する不溶性
    の成分を濾過または遠心分離により分離し水で洗浄し、
    次いで洗浄液体と一緒にした生成溶液で水で希釈により
    または濃縮により所望の生成物濃度に調整することを特
    徴とするスルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の式: 【化4】 のスルホン化された有機ケイ素化合物ないしはそのオリ
    ゴマー誘導体の水溶液の製造方法において、出発物質と
    して式: 【化5】 の単位からなるポリマーのジ−、トリ−またはテトラス
    ルファン化合物を使用する請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の式(I)のスルホン化さ
    れた有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法において出発
    物質として式: 【化6】 [式中、R1は請求項1の式(IV)におけると同じも
    のを表わす]のポリマーのジスルファンを使用する請求
    項1または2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の式: 【化7】 のスルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液の製造方
    法において、出発物質として式: 【化8】 のポリマーのジスルファンを使用する請求項1から3
    のいづれか1項記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の式(I)のスルホン化さ
    れた有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法において、請
    求項1の式(IV)の酸化すべきポリシロキサンをpH
    値3から9水中に懸濁させる請求項1から4までのい
    づれか1項記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 Mがx=1〜4である原子価を有する金
    属イオンである請求項1の式(I)のスルホン化された
    有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法において、懸濁液
    のpH値を酸化の間アンモニア、アミン、水溶性金属酸
    化物、水酸化物、炭酸水素塩、炭酸塩またはそれらの水
    溶液の添加により3〜9の範囲に保持する請求項1から
    5までのいづれか1項記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の式(IV)の酸化すべき
    硫黄含有のポリシロキサンを酸化開始の前に10〜35
    重量%の濃度で水に懸濁させる請求項1から6までのい
    づれか1項記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 硫黄含有のポリシロキサンの酸化を約3
    5重量%の過酸化水素で行う請求項1から7までのいづ
    れか1項記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 酸化のために、出発ポリシロキサンに存
    在している硫黄原子全部のスルホネートおよび場合によ
    りスルフェート単位への転化に対して、化学量論的に1
    0モル%までに過剰になる量の過酸化水素を使用する請
    求項1から8までのいづれか1項記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 過酸化水素の代りに場合によりその場
    で形成した有機または無機過酸または臭素水を、場合に
    より塩の形で、使用する請求項1から7までのいづれか
    1項記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の式(IV)の酸化すべ
    きポリシロキサンスルファンをその酸化直前にその場で
    製造し、水で洗浄することにより製造条件による副生成
    物を除去し、次いで水に湿ったまたは少なくとも未乾燥
    状態で酸化させる請求項1から9までのいづれか1項記
    載の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1から11までいづれか1項記
    載のスルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液からな
    る不溶性酸性触媒およびイオン交換体ならびに無機物質
    の表面改質剤のための出発物質。
JP33857892A 1991-12-20 1992-12-18 スルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法および該溶液からなる不溶性酸性触媒およびイオン交換体ならびに無機物質の表面改質剤のための出発物質 Expired - Fee Related JP3285976B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4142129A DE4142129C1 (ja) 1991-12-20 1991-12-20
DE4142129.9 1991-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05271243A JPH05271243A (ja) 1993-10-19
JP3285976B2 true JP3285976B2 (ja) 2002-05-27

Family

ID=6447581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33857892A Expired - Fee Related JP3285976B2 (ja) 1991-12-20 1992-12-18 スルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法および該溶液からなる不溶性酸性触媒およびイオン交換体ならびに無機物質の表面改質剤のための出発物質

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5380791A (ja)
EP (1) EP0548821B1 (ja)
JP (1) JP3285976B2 (ja)
AT (1) ATE167866T1 (ja)
CA (1) CA2084967C (ja)
DE (2) DE4142129C1 (ja)
ES (1) ES2119792T3 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4409141A1 (de) * 1994-03-17 1995-09-21 Degussa Verfahren zur Behandlung von mineralischen Baustoffen
DE4409140A1 (de) * 1994-03-17 1995-09-21 Degussa Wäßrige Lösungen von Organopolysiloxan-Ammoniumverbindungen, ihre Herstellung und Verwendung
EP0852582B1 (en) * 1995-09-19 2000-01-05 E.I. Du Pont De Nemours And Company Modified fluorosulfonic acids
DE19540497A1 (de) * 1995-10-31 1997-05-07 Degussa Sulfonat- und mercaptogruppenhaltige anorganische Trägermaterialien, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung als Katalysatoren
US6107233A (en) * 1997-03-24 2000-08-22 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for the preparation of spherically shaped microcomposites
US6262326B1 (en) 2000-06-06 2001-07-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for the preparation of spherically shaped microcomposites
KR100493171B1 (ko) * 2003-02-08 2005-06-02 삼성에스디아이 주식회사 복합전해질막 및 이를 채용한 연료전지
GB201100531D0 (en) * 2011-01-13 2011-03-02 Phosphonics Functionalised materials, processes for the production and uses thereof
EP2800776B1 (en) * 2012-01-04 2020-04-29 Momentive Performance Materials Inc. Silicone adhesive compositions
JP6057378B2 (ja) * 2013-08-26 2017-01-11 国立大学法人 鹿児島大学 スルホ基含有ラダー型ポリシルセスキオキサン及びその製造方法
FR3041350B1 (fr) * 2015-09-21 2019-05-10 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Electrolyte solide pour generateur electrochimique

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1206160B (de) * 1960-09-30 1965-12-02 Wacker Chemie Gmbh Verfahren zum Sulfonieren von Organopoly-siloxanen oder Organoalkoxysilanen
US3328449A (en) * 1963-12-05 1967-06-27 Dow Corning Sulfopropylated, organofunctional silanes and siloxanes
US3507897A (en) * 1966-07-18 1970-04-21 Union Carbide Corp Novel silicon sulfonate compositions and novel processes for making same
US3660452A (en) * 1968-04-30 1972-05-02 Union Carbide Corp Siloxane amino hydroxy sulfonates
ZA722919B (en) * 1971-05-24 1973-02-28 Lee Pharmaceuticals Stable silanol compositions and process for making them
US4267213A (en) * 1978-04-11 1981-05-12 Minnesota Mining & Manufacturing Company Sulfonato-organosilanol compounds and aqueous solutions thereof
NL7902726A (nl) * 1978-04-11 1979-10-15 Minnesota Mining & Mfg Sulfonato-organosilanolverbindingen en preparaten, welke deze bevatten.
DE3047995C2 (de) * 1980-12-19 1984-05-10 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Herstellung von (Jodorganyl)-alkoxysilanen
DE3120195C2 (de) * 1981-05-21 1986-09-04 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Polymere Ammoniumverbindungen mit kieselsäureartigem Grundgerüst, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung
DE3120214C2 (de) * 1981-05-21 1984-09-27 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Polymere tertiäre oder sekundäre Organosiloxanamine, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung
DE3131954C2 (de) * 1981-08-13 1984-10-31 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Metallkomplexe von polymeren, gegebenenfalls vernetzten Organosiloxanaminen, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung
DE3226093C2 (de) * 1982-07-13 1987-01-02 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Sulfonatgruppen-haltige Organopolysiloxane, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung
DE3226091C2 (de) * 1982-07-13 1986-11-20 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Polymere Di-, Tri- oder Tetrasulfide, Verfahren zu ihrer Herstellung und Verwendung
DE3404702A1 (de) * 1984-02-10 1985-09-05 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Platin- und/oder palladium-haltige organopolysiloxan-ammoniumverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung
DE3428347C2 (de) * 1984-08-01 1986-09-04 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Zusatz für Reibbelagmischungen
DE3518879A1 (de) * 1985-05-25 1986-11-27 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Phenylengruppen-haltige organopolysiloxane und verfahren zu ihrer herstellung
DE3518880A1 (de) * 1985-05-25 1986-11-27 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Funktionalisierte phenylengruppen-haltige organopolysiloxane und verfahren zu ihrer herstellung
DE3518878A1 (de) * 1985-05-25 1986-11-27 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Phenylengruppen-haltige organosilane, verfahren zu ihrer herstellung
DE3518881A1 (de) * 1985-05-25 1986-11-27 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Phenylensulfonatgruppen-haltige organopolysiloxane, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung
DE3525475C1 (de) * 1985-07-17 1986-10-09 Degussa Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zur Aufbereitung von Titandisulfid fuer den Einsatz in Batterien
DE3643894A1 (de) * 1986-12-22 1988-06-23 Degussa Rhodium-haltige organopolysiloxan-ammoniumverbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung
DE3706521A1 (de) * 1987-02-28 1988-09-08 Degussa Benzoylthioharnstoffgruppen-haltige organosilane, verfahren zu ihrer herstellung
GB8706092D0 (en) * 1987-03-14 1987-04-15 Dow Corning Ltd Sulphonated organosilicon compounds
DE3800563C1 (ja) * 1988-01-12 1989-03-16 Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De
DE3800564C1 (ja) * 1988-01-12 1989-03-16 Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De
DE3837415A1 (de) * 1988-11-04 1990-05-10 Degussa Organopolysiloxan-harnstoff- und organopolysiloxan-thioharnstoff-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung
DE3837416A1 (de) * 1988-11-04 1990-05-10 Degussa Organosiloxanamin-copolykondensate, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung (ii)
DE3837418A1 (de) * 1988-11-04 1990-05-10 Degussa Organosiloxanamin-copolykondensate, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung (i)
DE3913250A1 (de) * 1989-04-22 1990-10-25 Degussa Dentalmaterial (ii)
DE3925357C1 (ja) * 1989-07-31 1991-04-25 Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De
DE3925358A1 (de) * 1989-07-31 1991-02-07 Degussa Aminoalkylsubstituierte organopolysiloxan-thioharnstoff-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung
DE3925360C1 (ja) * 1989-07-31 1991-02-07 Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De
DE3926595A1 (de) * 1989-08-11 1991-02-14 Degussa Verfahren zur hydrierung halogensubstituierter verbindungen
DE4035032C1 (ja) * 1990-11-03 1992-04-30 Degussa Ag, 6000 Frankfurt, De

Also Published As

Publication number Publication date
EP0548821A1 (de) 1993-06-30
DE59209391D1 (de) 1998-08-06
ATE167866T1 (de) 1998-07-15
DE4142129C1 (ja) 1993-07-01
CA2084967A1 (en) 1993-06-21
JPH05271243A (ja) 1993-10-19
CA2084967C (en) 1998-12-29
US5380791A (en) 1995-01-10
EP0548821B1 (de) 1998-07-01
ES2119792T3 (es) 1998-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2968643A (en) Sulfo-aralkylsiloxanes and salts thereof
JP3285976B2 (ja) スルホン化された有機ケイ素化合物の水溶液の製造方法および該溶液からなる不溶性酸性触媒およびイオン交換体ならびに無機物質の表面改質剤のための出発物質
JP5219812B2 (ja) 有機酸若しくはシアン酸と、ハロアルコキシシランを用いたオルガノアルコキシシランの調製方法
US2955128A (en) Chlorosulfonylalkyl silicon compounds
JP2635990B2 (ja) スルホン化オルガノシリコーン化合物の製造方法
JP2864196B2 (ja) スルホン酸変性シリコーン
US5532399A (en) Process for the preparation or organosilicon compounds carrying sulfur-containing organic radicals
JP3055307B2 (ja) オルガノクロロシランの加水分解方法
JP3836518B2 (ja) 3−メルカプトプロピオニトリルおよび3−メルカプトプロピオン酸の製造方法
KR101157817B1 (ko) 알칸설폰산과 기타 유기 매질로부터의 알킬 알칸설포네이트에스테르의 제거방법
CA2022635A1 (en) 2,4-pentanedionemonosulfonic acid and method for preparing the same
JP2001158608A (ja) 無水で高純度の硫化ナトリウムの製法
US4079070A (en) Preparation of cyclic diphenylsiloxanes
DK148710B (da) Fremgangsmaade til fremstilling af funktionelt substituerede phenoxyalkyl- eller pyridyloxyalkylsilaner
JPS6090220A (ja) シクロポリジメチルシロキサン類の製造法
JPH08151351A (ja) クロロアルキルアミン塩酸塩の製造法
JPS5973592A (ja) デカメチルシクロペンタシロキサンの製造法
JP3277770B2 (ja) ポリシランの製造方法
JPH04222835A (ja) ポリオルガノシランの製造方法
JP2004307737A (ja) スルホン酸基含有有機高分子シロキサンの製造方法
JPS58180466A (ja) ナフタレンスルホン酸の製造方法
US3923834A (en) Siloxanediolate complexes and preparation thereof
JPH0338564A (ja) 4,4’―ビス(4―アミノフェニルチオ)ジフェニルスルホンの製造法
JP4574875B2 (ja) 加水分解性基を有するケイ素化合物の製造における溶媒回収再生方法。
JPS6310149B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees