JP3285952B2 - ブロー成形におけるインサート方法 - Google Patents
ブロー成形におけるインサート方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空成形品に筒状のイ
ンサート部品をインサートするブロー成形におけるイン
サート方法に関するものである。
ンサート部品をインサートするブロー成形におけるイン
サート方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロー成形におけるインサート方
法には、次に説明する(イ)および(ロ)等の方法があ
る。 (イ) 成形型12の内部に設けられた多孔質のインナ
保持型16とアウタ保持型15とによりチューブ13の
内面および外面を保持しておき、ブロー成形によりパリ
スン11をチューブ13の内孔18内に膨出させてこれ
に密着させるとともに、チューブ13の外部開口近傍に
内孔閉塞部17を形成し、ブロー成形完了後内孔閉塞部
17を切除する(実開昭58−185535号公報参
照)。 (ロ) 筒状のインサート部品22にブロー成形時パリ
スン21が入り込まないようにするための肉23を設け
ておき、ブロー成形によってインサート部品22の肉2
3に肉盛りされた部分25を形成し、ブロー成形完了
後、前記肉23と肉盛りされた部分25とをドリル24
等により切除する方法(特開平4−138242号公報
参照)。
法には、次に説明する(イ)および(ロ)等の方法があ
る。 (イ) 成形型12の内部に設けられた多孔質のインナ
保持型16とアウタ保持型15とによりチューブ13の
内面および外面を保持しておき、ブロー成形によりパリ
スン11をチューブ13の内孔18内に膨出させてこれ
に密着させるとともに、チューブ13の外部開口近傍に
内孔閉塞部17を形成し、ブロー成形完了後内孔閉塞部
17を切除する(実開昭58−185535号公報参
照)。 (ロ) 筒状のインサート部品22にブロー成形時パリ
スン21が入り込まないようにするための肉23を設け
ておき、ブロー成形によってインサート部品22の肉2
3に肉盛りされた部分25を形成し、ブロー成形完了
後、前記肉23と肉盛りされた部分25とをドリル24
等により切除する方法(特開平4−138242号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
内孔閉塞部や肉盛りされた部分を切除して開口を形成す
る際に、チューブやインサート部品の軸方向へドリル等
を挿入するため、切除された内孔閉塞部や肉盛りされた
部分等がブロー成形品の内部へ放出されてしまい、これ
を除去するのはブロー成形品の形状によっては困難であ
つた。加えて、ドリル等を挿入するときに軸心ブレが起
り易く、開口部の軸心とチューブやインサート部品の軸
心とにずれが発生するという問題点があった。
内孔閉塞部や肉盛りされた部分を切除して開口を形成す
る際に、チューブやインサート部品の軸方向へドリル等
を挿入するため、切除された内孔閉塞部や肉盛りされた
部分等がブロー成形品の内部へ放出されてしまい、これ
を除去するのはブロー成形品の形状によっては困難であ
つた。加えて、ドリル等を挿入するときに軸心ブレが起
り易く、開口部の軸心とチューブやインサート部品の軸
心とにずれが発生するという問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、開口を形成するための
切除作業が簡単となり、しかも切除された部分や切りく
ずがブロー成形品中へ入り込まないブロー成形における
インサート方法を実現することを目的とするものであ
る。
に鑑みてなされたものであって、開口を形成するための
切除作業が簡単となり、しかも切除された部分や切りく
ずがブロー成形品中へ入り込まないブロー成形における
インサート方法を実現することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブロー成形におけるインサート方法は、両
端に開口部をもつ筒状のインサート部品を嵌挿するため
の凹部が金型キャビティに形成された分割型式の金型を
用い、前記金型を型開きしておき、前記凹部の底部と前
記筒状のインサート部品の一端側の開口部端面との間に
空間部が形成されるように前記凹部に前記筒状のインサ
ート部品を嵌挿するとともに前記金型間にパリスンを配
置し、ついで、型締めしたのち前記パリスンに加圧流体
を導入して、前記金型キャビティに沿って膨張させると
ともに、前記筒状のインサート部品内面および前記空間
部に沿って膨出部を形成し、そののち、前記膨出部を前
記筒状のインサート部品の前記開口部端面を横断する方
向に切断することを特徴とするものである。
に、本発明のブロー成形におけるインサート方法は、両
端に開口部をもつ筒状のインサート部品を嵌挿するため
の凹部が金型キャビティに形成された分割型式の金型を
用い、前記金型を型開きしておき、前記凹部の底部と前
記筒状のインサート部品の一端側の開口部端面との間に
空間部が形成されるように前記凹部に前記筒状のインサ
ート部品を嵌挿するとともに前記金型間にパリスンを配
置し、ついで、型締めしたのち前記パリスンに加圧流体
を導入して、前記金型キャビティに沿って膨張させると
ともに、前記筒状のインサート部品内面および前記空間
部に沿って膨出部を形成し、そののち、前記膨出部を前
記筒状のインサート部品の前記開口部端面を横断する方
向に切断することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】筒状のインサート部品の一端面から突出した膨
出部が形成されるので、前記筒状のインサート部品内面
にパリスンが完全に密着される。また、形成された膨出
部を筒状のインサート部品一端側の開口部端面を横断す
る方向に切断するため、切断作業が容易となるととも
に、切除された部分がブロー成形品の内部に入り込むこ
とがない。
出部が形成されるので、前記筒状のインサート部品内面
にパリスンが完全に密着される。また、形成された膨出
部を筒状のインサート部品一端側の開口部端面を横断す
る方向に切断するため、切断作業が容易となるととも
に、切除された部分がブロー成形品の内部に入り込むこ
とがない。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
【0008】図1は、本発明の方法によって製造された
ブロー成形品であるタンクを示す斜視図であって、合成
樹脂製のタンク1は図示上方壁に注入口部2が一体成形
されており、タンク1の一側壁の図示下方部中央には、
筒状のインサート部品である注出口部3がブロー成形時
にインサートされてタンク1に一体化されている。
ブロー成形品であるタンクを示す斜視図であって、合成
樹脂製のタンク1は図示上方壁に注入口部2が一体成形
されており、タンク1の一側壁の図示下方部中央には、
筒状のインサート部品である注出口部3がブロー成形時
にインサートされてタンク1に一体化されている。
【0009】ここで、図1に示すタンク1を例にとり、
本発明のブロー成形におけるインサート方法の各工程に
ついて説明する。
本発明のブロー成形におけるインサート方法の各工程に
ついて説明する。
【0010】図2および図3に示すように、分割型式の
一組の金型6,7のうち、一方の金型7の金型キャビテ
ィ7aの図示下方部ほぼ中央部には、開口側に大径部8
a、底部側に小径部8bをもつ凹部8が形成されてい
る。この凹部8は、両側に開口部をもつ筒状のインサー
ト部品である注出口部3を嵌合したとき、その開口部端
面3aと底部との間に空間部が形成されるように工夫さ
れたものである。すなわち、大径部8aの断面形状を注
出口部3の環状突起3cを着脱自在に嵌挿して保持でき
る形状とし、注出口部3を大径部8aに嵌挿して小径部
8bの肩部で係止させることにより、その開口部端面3
aと凹部8の底部との間に空間部が形成されるように構
成されている。
一組の金型6,7のうち、一方の金型7の金型キャビテ
ィ7aの図示下方部ほぼ中央部には、開口側に大径部8
a、底部側に小径部8bをもつ凹部8が形成されてい
る。この凹部8は、両側に開口部をもつ筒状のインサー
ト部品である注出口部3を嵌合したとき、その開口部端
面3aと底部との間に空間部が形成されるように工夫さ
れたものである。すなわち、大径部8aの断面形状を注
出口部3の環状突起3cを着脱自在に嵌挿して保持でき
る形状とし、注出口部3を大径部8aに嵌挿して小径部
8bの肩部で係止させることにより、その開口部端面3
aと凹部8の底部との間に空間部が形成されるように構
成されている。
【0011】前記金型6,7を型開きし、凹部8の大径
部8aに注出口部3を嵌挿し、押出機(不図示)により
溶融した溶融樹脂をその押出ヘッド4からパリスン5と
して押出して前記金型6,7間に配置する。
部8aに注出口部3を嵌挿し、押出機(不図示)により
溶融した溶融樹脂をその押出ヘッド4からパリスン5と
して押出して前記金型6,7間に配置する。
【0012】ついで、前記金型6,7を型締めしてパリ
スン5を挟持し、パリスン5内へ図示しない吹込針等に
より加圧流体を導入して膨らませる。これにより、図3
および図4に示すようにパリスン5が膨らんで行き、金
型キャビティ6a,7aに沿ってタンク1がブロー成形
されるとともに、注出口部3の内面および凹部8の小径
部8bに沿って膨出部5aがブロー成形される。このと
き、注出口部3のタンク側の端部周縁部近傍に設けられ
た回り込み凹部3bにパリスン5が入り込み強固に溶着
されるとともに、注出口部3の内面とパリスン5とが溶
着される。
スン5を挟持し、パリスン5内へ図示しない吹込針等に
より加圧流体を導入して膨らませる。これにより、図3
および図4に示すようにパリスン5が膨らんで行き、金
型キャビティ6a,7aに沿ってタンク1がブロー成形
されるとともに、注出口部3の内面および凹部8の小径
部8bに沿って膨出部5aがブロー成形される。このと
き、注出口部3のタンク側の端部周縁部近傍に設けられ
た回り込み凹部3bにパリスン5が入り込み強固に溶着
されるとともに、注出口部3の内面とパリスン5とが溶
着される。
【0013】そののち、前記金型6,7を冷却してブロ
ー成形されたタンク1を固化させ、カッタ等により、切
除される部分である膨出部5aを開口部端面3aを横断
する方向に切断して切除する。この膨出部5aの切除
は、図示しないが金型にスライド式のカッタを内装して
おき金型中で行ってもよいし、ブロー成形完了後型開き
してタンク1を取出したのち、カッタ等により切断して
もよい。
ー成形されたタンク1を固化させ、カッタ等により、切
除される部分である膨出部5aを開口部端面3aを横断
する方向に切断して切除する。この膨出部5aの切除
は、図示しないが金型にスライド式のカッタを内装して
おき金型中で行ってもよいし、ブロー成形完了後型開き
してタンク1を取出したのち、カッタ等により切断して
もよい。
【0014】図6は、本発明の方法で製造したタンク1
の使用例を示す要部断面図であって、注出口部3の外周
にパイプ9を嵌挿し、その外周面を締付バンド10によ
り締付けることにより、パイプ9が外れるのを防いでい
る。
の使用例を示す要部断面図であって、注出口部3の外周
にパイプ9を嵌挿し、その外周面を締付バンド10によ
り締付けることにより、パイプ9が外れるのを防いでい
る。
【0015】上記実施例では、注出口部3の開口部端面
3aの外周縁部に環状突起3cを設けたものを示した
が、これは必ずしも必要なものではないし、その形状も
用途に合わせて複数の突起や環状凹部等適宜選択するこ
とができる。このことは回り込み凹部3bについてもい
えることである。
3aの外周縁部に環状突起3cを設けたものを示した
が、これは必ずしも必要なものではないし、その形状も
用途に合わせて複数の突起や環状凹部等適宜選択するこ
とができる。このことは回り込み凹部3bについてもい
えることである。
【0016】本発明にて使用される樹脂は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ホリアミド、ポリカーボネート、
その他ブロー成形に適用できる熱可塑性樹脂である。
ン、ポリプロピレン、ホリアミド、ポリカーボネート、
その他ブロー成形に適用できる熱可塑性樹脂である。
【0017】また、本発明にて成形される中空成形品と
しては、タンク、ダクト、コンテナー、ケース、ハウジ
ング等、自動車部品、産業資材、装置構成部材である。
しては、タンク、ダクト、コンテナー、ケース、ハウジ
ング等、自動車部品、産業資材、装置構成部材である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
で、次に記載するような効果を奏する。
【0019】筒状のインサート部品の内面全体が合成樹
脂で被覆され、しかも前記筒状のインサート部品の開口
部端面から突出する膨出部を前記筒状のインサート部品
の開口部端面においてこれを横断する方向に切断するの
で、簡単に切除することができるとともに、切除された
膨出部がブロー成形品の中へ入り込むこともない。
脂で被覆され、しかも前記筒状のインサート部品の開口
部端面から突出する膨出部を前記筒状のインサート部品
の開口部端面においてこれを横断する方向に切断するの
で、簡単に切除することができるとともに、切除された
膨出部がブロー成形品の中へ入り込むこともない。
【図1】本発明の方法によって製造したブロー成形品の
一例であるタンクの斜視図である。
一例であるタンクの斜視図である。
【図2】本発明の方法の一工程を示し、金型間にパリス
ンを配置した状態を示す模式立面図である。
ンを配置した状態を示す模式立面図である。
【図3】本発明の方法の一工程を示し、パリスンが筒状
のインサート部品に接触する前の状態を示す主要部の断
面図である。
のインサート部品に接触する前の状態を示す主要部の断
面図である。
【図4】本発明の方法の一工程を示し、パリスンの膨張
完了時の状態を示す主要部の断面図である。
完了時の状態を示す主要部の断面図である。
【図5】本発明の方法の一工程を示し、ブロー成形品を
金型から取出して膨出部を切断した状態を示す主要部の
断面図である。
金型から取出して膨出部を切断した状態を示す主要部の
断面図である。
【図6】本発明の方法により製造したタンクの使用例を
示し、注出口部にパイプを取付けた状態を示す主要部の
断面図である。
示し、注出口部にパイプを取付けた状態を示す主要部の
断面図である。
【図7】従来のブロー成形におけるインサート方法の一
工程を示す主要部の断面図である。
工程を示す主要部の断面図である。
【図8】他の従来のブロー成形におけるインサート方法
の一工程を示す主要部の断面図である。
の一工程を示す主要部の断面図である。
1 タンク 2 注入口部 3 注出口部 3a 開口部端面 3b 回り込み凹部 3c 環状突起 4 押出ヘッド 5 パリスン 5a 膨出部 6,7 金型 6a,7a 金型キャビティ 8 凹部 9 パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 両端に開口部をもつ筒状のインサート部
品を嵌挿するための凹部が金型キャビティに形成された
分割型式の金型を用い、前記金型を型開きしておき、前
記凹部の底部と前記筒状のインサート部品の一端側の開
口部端面との間に空間部が形成されるように前記凹部に
前記筒状のインサート部品を嵌挿するとともに前記金型
間にパリスンを配置し、ついで、型締めしたのち前記パ
リスンに加圧流体を導入して、前記金型キャビティに沿
って膨張させるとともに、前記筒状のインサート部品内
面および前記空間部に沿って膨出部を形成し、そのの
ち、前記膨出部を前記筒状のインサート部品の前記開口
部端面を横断する方向に切断することを特徴とするブロ
ー成形におけるインサート方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24736992A JP3285952B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ブロー成形におけるインサート方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24736992A JP3285952B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ブロー成形におけるインサート方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664026A JPH0664026A (ja) | 1994-03-08 |
JP3285952B2 true JP3285952B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17162406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24736992A Expired - Fee Related JP3285952B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ブロー成形におけるインサート方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285952B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
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---|---|---|---|---|
JP4666837B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2011-04-06 | 株式会社Fts | 燃料タンクの開口部構造及びその開口部構造を有する燃料タンクの製造方法 |
JP4666838B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2011-04-06 | 株式会社Fts | 燃料タンクの開口部構造 |
JP5078343B2 (ja) * | 2006-12-21 | 2012-11-21 | 三菱自動車工業株式会社 | スポイラ構造 |
JP2011021592A (ja) * | 2009-06-17 | 2011-02-03 | Aitec:Kk | 通気管及びその製造方法 |
DE102010025937A1 (de) * | 2010-07-02 | 2012-01-05 | Kautex Maschinenbau Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Kunststoffartikels sowie Blasformwerkzeug zur Durchführung des Verfahrens |
JP6229313B2 (ja) * | 2013-05-28 | 2017-11-15 | キョーラク株式会社 | ブロー成形用インサート部品 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP24736992A patent/JP3285952B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0664026A (ja) | 1994-03-08 |
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