JP3285561B2 - 折畳み箱 - Google Patents

折畳み箱

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折畳み箱の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】折畳み可能な梱包箱の従来技術として、
例えば、特許第2594525号公報に開示された技術
や、実開平7−43139号公報に開示された技術があ
る。いずれの技術ともに四面ある側面板のうち対向する
一対の側面板は底面板と一体化され、その中央に形成さ
れた折畳みヒンジ線を介して内側に互いにく字形に折畳
み可能とし、他方の対向する一対の側面板を上縁をヒン
ジとして片持ち支持するもので、それぞれ内側に折畳み
可能となっている。
【0003】そして、折畳み状態では、箱枠形状をなし
て平坦化され、また平坦状から箱形に立体展開するに
は、他方の側面板を外側に回動させつつ、一方の側面板
を立ち上げることで、上面開口した箱に立体造形され、
両側面板の角部端縁同士の突き合せによって箱形状が保
持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の折畳み箱では、次に述べる技術的課題を内在してい
る。すなわち、実際の物流に係わる梱包現場において
は、箱を乱雑に取扱うことが多いため、前記構造の折畳
み箱にあっては、片持ち支持された側の側面板を足で蹴
り込んでしまうなど、箱の内側に向う大きな外力が加わ
ると、簡単にへたりこんでしまい、造形が保てなくなる
場合が多かった。また、重量物を梱包して段積みする
と、その荷重を支えきれず、外側に開いてしまい、積ん
だ箱が崩れる場合もある。
【0005】このような脆弱性を防止するためには、四
隅部分に補強用のコーナ支柱を設けたり、内倒れ防止ス
トッパなどを設けることも考えられるが、いずれも構造
の複雑さや部品点数の増加を伴い、不経済である。加え
て、折畳み及び展開時の作業が複雑で面倒なものとな
り、実際の現場に即応できないものとなる。
【0006】本発明は、以上の課題を解決するものであ
って、その目的は、構造が簡単で部品点数が少なく、し
かも簡単に折畳み展開でき、組上げた状態では、極めて
堅牢な折畳み箱を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、直交して重
ね合せることにより箱の本体部分を構成し底面部分が相
互に重ね合わされる二つの箱片と、両箱片の上縁に嵌合
されて枠組を構成する縁枠と、各縁枠が突合わされるコ
ーナ部に嵌合されて上縁枠組を連結する4つのコーナ材
とを備え、前記第一の箱片は、底面板と、該底面板の両
側に平行な一対の折曲げ線を介して折畳み展開可能に一
体化された一対の側面板とからなり、かつ、両側面板の
ほぼ中央に平行に形成された側面板折畳み用折曲げ線
と、側面板の端縁にあって縁枠取付位置近傍に平行に形
成された枠形状保持用折曲げ線とを有し、前記第二の箱
片は、前記第一の箱片の底面板の内底面に交叉状態に
配置される中敷きとなる底面板と、該底面板の両側に平
行な一対の折曲げ線を介して折畳み展開可能に一体化さ
れた一対の側面板とからなり、かつ、該側面板の端縁に
あって前記縁枠取付位置近傍に平行に形成された枠形状
保持用折曲げ線と、底面板の両側部内側に平行な一対の
折曲げ線を介してそれぞれ底面板の下面に折畳可能に一
体化された折畳み片とを有し、前記両箱片の側面板上縁
を前記縁枠及びコーナ材により箱枠状に一体に組立てた
状態で、各折畳み線をヒンジとして前記第一の箱片の側
面板を折畳むとともに、前記第二の箱片の各折畳み線を
ヒンジとして底面板左右の折畳み片を折畳むことによ
り、折畳み片及びこれと連続する側面板が底面板の下面
にZ字形に折畳まれて箱枠状に平坦化され、前記第二の
箱片の底面板の左右の折畳み片を展開することで、前記
第一の底面板に重ね合されると同時に、各側面板を立ち
上げて箱形状に造形されるものであり、前記第二の箱片
の底面板には、その中央両側に、折畳み、立上げ操作用
の切欠が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】従って、以上の構成によれば、箱の本体部
分を構成する箱片が二枚の板状部材によって構成されて
おり、構造が簡単である。また両側面板とも下部が底面
板と一体化され、上部が箱枠状に組立てられた縁枠に保
持され、両持ち支持であるため、箱状に造形した状態で
の外力によるへたりの可能性が小さく、また底面が二重
構造であるため、重量物を収納し段積みした状態での耐
久性があり、収納物の重量によって形状保持性が安定す
るものとなる。
【0009】本発明のうち請求項2に記載の発明は、前
記二つの箱片が、長尺方向の展開形状にカットされた板
状部材である長尺側箱片と、短尺方向の展開形状にカッ
トされた板状部材である短尺側箱片とからなることを特
徴とするものであり、この発明によれば、容易に直方体
形状の折畳み箱を形成することができる。
【0010】本発明のうち請求項3に記載の発明では、
箱の造形状態で側面板同士が突合わされる角部におい
て、それぞれの面に挿抜可能に添設固定されるととも
に、互いに係合する一対の樹脂クリップを設けたことを
特徴とするので、角部位置の離間及びこれに伴う形状崩
れを未然に防止できる。
【0011】本発明のうち請求項4に記載の発明によれ
ば、前記箱片を構成する板状部材がポリプロピレン製の
二枚の基板間に同じくポリプロピレン製のコアをサンド
イッチ状に一体成形したプラスチック製の段ボールから
構成され、かつ各折曲げ線は、段ボールの三層構造のう
ち一方の基板及びコアまで到達する切込み加工により、
残りの基板部分をプラスチックヒンジとして折曲げ可能
としたものであることを特徴とするので、部材の軽量化
を達成できると同時に、折畳み時、展開時における形状
出しをシャープに出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は
本発明に係る折畳み箱の部品構成を示す分解斜視図であ
る。この折畳み箱を構成する全ての部品は、廃棄時のダ
イオキシンの発生防止や、リサイクルなどを考慮してポ
リプロピレン(以下、PPと略記する)製の成形体ない
し射出成形体から構成されている。
【0013】この折畳み箱は、90°交叉してコ字形に
重ね合せることにより箱の本体部分を構成するPP製の
長尺側箱片1及び短尺側箱片2と、両箱片1,2の上縁
に嵌合される断面コ字形をした長尺側及び短尺側枠縁
3,4と、各縁枠3,4が突合わされるコーナ部に嵌合
される4つのコーナ材5と、各コーナ材5、縁枠3,4
及び箱片1,2を貫通して差込まれ、これらを一体に接
合する樹脂リベット6と、箱片1,2の側面コーナ位置
を接合する雌雄の樹脂クリップ7,8の対と、短尺側箱
片2の両側面上位置に固定される一対の把手9とから構
成されている。
【0014】前記箱片1,2は、図の円内に一部拡大し
て示すように、PP製の二枚の基板間に同じくPP製の
波形コアをサンドイッチ状に一体成形した周知のプラス
チック製の段ボールから構成されるもので、後述する複
数の折曲げ線をヒンジhgとして折曲げることで、折畳
み可能な二重底の箱に造形される。なお、各折曲げ線
は、段ボールの三層構造のうち一方の基板及びコアまで
到達する切込み加工により、残りの基板部分をPPヒン
ジhgとして折曲げ可能としたものであり、これによっ
て、シャープな折畳み展開と、造形性を確保している。
【0015】また、各縁枠3,4はPP製押出し成形
体、コーナ材5、樹脂リベット6、樹脂クリップ7,8
及び把手9はPP製射出成形体からなっている。このう
ち、前記樹脂クリップ7,8は図2に示すように、箱の
内側に添設される固定用舌片7a,8aの一端にそれぞ
れL字形断面形状の鈎片7b,8bを一体に成形したも
のである。各クリップ7,8の箱片1,2に対する取付
は、各箱片1,2がその製品展開形状にブランクカット
された後に直ちになされる。
【0016】図3(a)〜(c)にその取付手順を示
す。図において、箱片1(2)の側端縁に設けた位置決
め用の切欠aに鈎片7b(8b)を嵌合装着し、舌片7
a(8a)を箱の内側に位置するようにし、次いで裏
側、すなわち外側となる位置より舌片7a(8a)に向
けて超音波ホーンHを圧着し、超音波励振により溶着を
実施することで、この部分が溶着され、切欠aの位置に
永久固定される。
【0017】なお、図3(c)に示すように、超音波ホ
ーンHの先端部には十字形の溝が切られており、溶着時
において、溶融した樹脂の余肉が溝内に回り込むこと
で、溶着による穴周縁での余肉の盛上がりを防止し、溶
融樹脂が舌片7a(8a)との溶着面に十字形に供給さ
れることにより強固で確実な溶着がなされる。
【0018】箱片1,2のうち、長尺側箱片1は、図4
(a)に示すように、そのコア方向を縦とすべく、箱の
長尺側の展開形状にカットされ、中央の底面板1aの両
側にヒンジとなる折曲げ線1bを介して一対の側面板1
cを一体化したものである。
【0019】両側面板1cの中央及び前記縁枠3が装着
される端縁にはそれぞれ折畳み用折曲げ線1d、及び枠
形状保持用の折曲げ線1eが平行に形成され、同図
(b),(c)に示すように折曲げ線1dをヒンジとし
て底面板1a側に向けて互いにく字形に折畳み可能とし
ている。また、両側面板1cの立上げ状態で上縁となる
両端縁には、(b),(c)に示すように、折曲げ線1
fを介して内側に90°折返される補強片1gが形成さ
れ、縁枠3の溝幅に適合させ、枠強度の向上を図ってい
る。さらに、両側面板1cの端縁には、縁枠3が装着さ
れた状態でこれの両端に形成されたリベット孔に一致す
るリベット孔が開口されている。
【0020】次に、短尺側箱片2は、長尺側と同様、そ
のコア方向が縦とすべく箱の短尺側の展開形状にカット
されたもので、図5(a)に示すように、中敷きとなる
底面板2aの両側に折曲げ線2bを介して一対の側面板
2cを形成したものである。底面板2aの両側部内側に
は、一対の折曲げ線2dを介して底面板2aの中央下面
にヒンジ折込み可能な折込み片2eが形成されており、
これのZ字形折曲げにより同図(b),(c)に示すよ
うに、両側面板2cを引込んだ状態で平坦に折畳み可能
としている。これに対し、両側面板2cは、その両端縁
に折曲げ線2fを介して外側に90度折返される補強片
2gが形成され、その近傍の内側部に枠形状保持用の折
曲げ線2hが形成されており、立上げ状態では、ほぼ自
立性を保った一枚板として機能する。
【0021】なお、補強片2gの幅は折曲げ線2hの位
置より下部に位置することにより、折曲げ線2hを基点
とする折曲げ時に指が挟まれることを防止してする。補
強片2gの中央には、前記折曲げ線2hの下部位置まで
到達する深さで前記把手9の取付用の切欠2iが切欠形
成されている。この切欠2iに取付けられる前記把手9
は、同図(b)の一部に拡大して示すように、断面略L
字形の把手本体部9aと、本体部9aの上端縁に一体化
された前記切欠2iの底部に設置される前記とは逆向き
の略L字形取付片9bとからなっており、取付片9bを
切欠2iにはめ込んだ状態で、縁枠4を側面板2cの上
縁に嵌合固定することで、抜け止め状態に装着される。
【0022】なお、図中2jは底面板2aの中央両側に
半円形に切欠形成された折畳み、立上げ操作用の切欠で
ある。また、側面板2c及び補強片2gには縁枠4が装
着された状態でこれの両端に形成されたリベット孔に一
致するリベット孔が開口形成されている。
【0023】次に、以上の構成による箱片1,2の組立
手順を図6〜8を用いて説明する。まず、図6(a)に
示すように、それぞれ折畳まれた状態で長辺側箱片1の
内底面に短尺側箱片2の底面板を90度交叉して設置す
る。次に同図(b)に示すように、この段階、あるいは
それ以前の段階でそれぞれの上縁に嵌合した縁枠3,4
の端縁同士を矢印のごとく引寄せ、次にこれらの端縁
が、互いに90°交叉した状態でつき合わされ、同一平
面となるように上下に引寄せた後、角部にコーナ材4を
はめ込む。このはめ込み段階で、各部材に形成されてい
るリベット孔は一致し、この状態で前記樹脂リベット6
の挿通が可能となる。
【0024】従って、図7(a)に示すように各コーナ
材5にリベット6を挿通し、その内側突出端を熱カシメ
あるいは、固定用のクリップなどを嵌合固定すれば、箱
の上縁枠組が図示のごとく完成することになる。この状
態では両箱片1,2とも折畳まれており、箱枠としての
形状は保持されているが、平坦化されたままであり、組
立状態では(b)に示すように、そのまま段積み可能で
あり、完成品として工場出荷出来る。ちなみに、各コー
ナ材5の外側縁にはこれより一段高くした立壁が形成さ
れ、この立壁により下縁角部が保持されるため、段積み
状態における荷崩れも防止できる。
【0025】実使用時にはこの平坦形状から箱形状に立
体造形する。この造形方法としては、同図7(a)に矢
印に示すごとく、箱片2の底面板2aを押しつつ、折畳
み片2e及び側面板2cを左右に押せば、図8に示すご
とく、それぞれが折曲げ線をヒンジとして展開され、各
箱片1,2の側面板1c,2cが立上がり、上面開口し
た二重底の箱に造形され、かつ両者の突合わせ部分に切
欠1f,2kが一致した状態となる。
【0026】この段階で、長辺側の側面板1cは、その
高さ方向ほぼ中央に形成されている折曲げ線1dによ
り、単独では自立性がないものの、短辺側側面板2cは
ほぼ一枚板であるため、造形後は自立性があり、従って
両者の突き合せ角部が常時付合さっている状態では箱形
状を維持出来る。
【0027】この付合さった状態を維持するために、前
記樹脂クリップ7,8の鈎片7b,8b同士を鈎形に係
合させる。両鈎片7,8は側面板1c,2cが立上がっ
た状態では自然につき合わされるので、板の位置を調整
しつつ両者を引っかけることで、直ちに係合可能とな
る。
【0028】樹脂クリップ7,8によって角部が連結さ
れた状態では、一方の側面板を内側に向けて押す強い外
力が働いたとしても、他方の側面板の端部の剛性によっ
てそれぞれが内側にへたり込むことなく、箱形状を保つ
ことが可能となる。その逆に重量の重いものを梱包し、
段積みすることで、重量がかかった場合でも、両部材間
が開いて箱がつぶれてしまうことを防止する上でも好ま
しいものとなる。
【0029】以上の箱は、空荷での輸送、保存時、ある
いは前述のごとく工場出荷時には、図7(b)に示すよ
うに、平坦に折畳んで段積み状態で輸送することで嵩高
が防止される。
【0030】そして、荷物の梱包作業の前段階で、両側
面板1c,2cを立ち上げ、次いで樹脂クリップ7,8
同士の鈎形係合により、図8に示すごとく梱包箱が完成
し、その機能を発揮でき、その立上げ及びクリップ7,
8の係合操作も簡単であり、逆に梱包後の折畳み操作
は、前記とは逆の手順で行えば良いため、折畳みも簡単
である。
【0031】重量物を箱に収容した状態では、二重底と
なっているため十分な耐久性があると同時に、その重量
により内側の底面板2aの左右折畳み線2dをヒンジと
する折畳みも防止されるため、箱形状の維持がさらに安
定する。
【0032】なお、以上の実施形態における各図は、モ
デル的な箱形状としているが、その大きさや、縦横比、
深さなどは、要求される寸法に応じて、折畳み寸法など
の幾何的寸法が可能な範囲で種々変更可能であることは
勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による折畳み箱によれば、構造が簡単で部品点数が少
なく、しかも簡単に折畳み立上げ展開でき、組上げた状
態では極めて堅牢となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折畳み箱の部品構成を示す分解斜
視図である。
【図2】図1のA部における樹脂クリップの拡大図であ
る。
【図3】(a)〜(c)は箱片に対する樹脂クリップの
取付手順を示す部分斜視図である。
【図4】(a)〜(c)は長辺側箱片の展開状態から折
畳み状態までを示す斜視図である。
【図5】(a)〜(c)は短辺側箱片の展開形状から折
畳み状態までを示す斜視図である。
【図6】(a),(b)は箱片の組合わせから、箱枠を
組立てるまでの過程を示す斜視図である。
【図7】(a)は組上がった箱の平坦形状を示す斜視
図、(b)は同段積み状態を示す斜視図である。
【図8】組上がった箱の立体造形を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 長辺側箱片 1a 底面板 1c 側面板 1b,1d,1e 折畳み線 2 短辺側箱片 2a 底面板 2c 側面板 2e 折畳み片2j 切欠 2b,2d,2h 折畳み線 3,4 縁枠 5 コーナ材 7,8 樹脂クリップ 7a,8a 固定用舌片 7b,8b 鈎片 a 位置決め用切欠 hg ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−211240(JP,A) 特開 平5−319432(JP,A) 特開 昭51−61395(JP,A) 特開 平11−79173(JP,A) 登録実用新案3020729(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 6/00 - 6/40 B65D 19/06 - 19/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交して重ね合せることにより箱の本体
    部分を構成し底面部分が相互に重ね合わされる二つの箱
    片と、両箱片の上縁に嵌合されて枠組を構成する縁枠
    と、各縁枠が突合わされるコーナ部に嵌合されて上縁枠
    組を連結する4つのコーナ材とを備え、 前記第一の箱片は、底面板と、該底面板の両側に平行な
    一対の折曲げ線を介して折畳み展開可能に一体化された
    一対の側面板とからなり、かつ、両側面板のほぼ中央に
    平行に形成された側面板折畳み用折曲げ線と、側面板の
    端縁にあって縁枠取付位置近傍に平行に形成された枠形
    状保持用折曲げ線とを有し、 前記第二の箱片は、前記第一の箱片の底面板の内底面
    に交叉状態に配置される中敷きとなる底面板と、該底面
    板の両側に平行な一対の折曲げ線を介して折畳み展開可
    能に一体化された一対の側面板とからなり、かつ、該側
    面板の端縁にあって前記縁枠取付位置近傍に平行に形成
    された枠形状保持用折曲げ線と、底面板の両側部内側に
    平行な一対の折曲げ線を介してそれぞれ底面板の下面に
    折畳可能に一体化された折畳み片とを有し、 前記両箱片の側面板上縁を前記縁枠及びコーナ材により
    箱枠状に一体に組立てた状態で、各折畳み線をヒンジと
    して前記第一の箱片の側面板を折畳むとともに、前記第
    二の箱片の各折畳み線をヒンジとして底面板左右の折畳
    み片を折畳むことにより、折畳み片及びこれと連続する
    側面板が底面板の下面にZ字形に折畳まれて箱枠状に平
    坦化され、前記第二の箱片の底面板の左右の折畳み片を
    展開することで、前記第一の底面板に重ね合されると同
    時に、各側面板を立ち上げて箱形状に造形されるもので
    り、 前記第二の箱片の底面板には、その中央両側に、折畳
    み、立上げ操作用の切欠が形成されてい ることを特徴と
    する折畳み箱。
  2. 【請求項2】 前記二つの箱片が、長尺方向の展開形状
    にカットされた板状部材である長尺側箱片と、短尺方向
    の展開形状にカットされた板状部材である短尺側箱片と
    からなることを特徴とする請求項1に記載の折畳み箱。
  3. 【請求項3】 箱の造形状態で側面板同士が突合わされ
    る角部において、それぞれの面に挿抜可能に添設固定さ
    れるとともに、互いに係合する一対の樹脂クリップを設
    けたことを特徴とする請求項1または2に記載の折畳み
    箱。
  4. 【請求項4】 前記箱片を構成する板状部材がポリプロ
    ピレン製の二枚の基板間に同じくポリプロピレン製のコ
    アをサンドイッチ状に一体成形したプラスチック製の段
    ボールから構成され、かつ各折曲げ線は、段ボールの三
    層構造のうち一方の基板及びコアまで到達する切込み加
    工により、残りの基板部分をプラスチックヒンジとして
    折曲げ可能としたものであることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかの項に記載の折畳み箱。
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