JP3284742B2 - スイッチ付レギュレータ電源の起動制御回路および方法 - Google Patents

スイッチ付レギュレータ電源の起動制御回路および方法

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JP3284742B2 JP07586794A JP7586794A JP3284742B2 JP 3284742 B2 JP3284742 B2 JP 3284742B2 JP 07586794 A JP07586794 A JP 07586794A JP 7586794 A JP7586794 A JP 7586794A JP 3284742 B2 JP3284742 B2 JP 3284742B2
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宣裕 北野
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
の電子機器の複数の回路に動作電圧を供給するため複数
配設されたスイッチ付きレギュレータ電源のそれぞれの
回路に対する起動に対応して起動制御されるスイッチ付
レギュレータ電源の起動制御回路および起動制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機の電源には、
回路構成が簡単で安価であるためスイッチ付きレギュレ
ータ電源が用いられてきた。しかしながら、動作電圧を
供給する各回路に対してそれぞれの電源のオンオフタイ
ミングを考慮しなければならない場合には、スイッチ端
子に印加する起動制御信号を所望のタイミングになるよ
うに遅延する際、例えば図3に示すように、電源Aに対
して電源Bのオンオフタイミングを遅延させる場合、電
源Bのスイッチ端子に抵抗100およびコンデンサ10
1により構成される積分回路を付加することによって遅
延させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遅延時
間はCRの時定数によって決まってしまうため遅延時間
には限度があり、遅延時間に関しても正確に制御するこ
とは不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、スイッチ付きレギュレータ電源の出力電圧
の立ち上がり時間およびツェナダイオードのツェナー電
圧により遅延時間を設定するようにしたことにより、簡
単な回路構成で安価に複数の電源のタイミング制御を可
能としたものであり、マイコンを備えたテレビジョン受
信機等の電子機器において、スイッチ付レギュレータ電
源の中の第1の電源Aの出力端子にカソード側が接続さ
れ、第2の電源Bのスイッチ端子にアノード側が接続さ
れるようにツェナーダイオードを配設し、前記第1の電
源Aの起動に対する第2の電源Bの起動を前記電源Aの
出力電圧の立ち上がり時間と前記ツェナーダイオードの
ツェナー電圧により前記第1の電源Aの起動に対する第
2の電源Bの起動が所定の時間遅延するように構成した
ものである。
【0005】
【作用】上記のスイッチ付レギュレータ電源の出力電圧
の立ち上がり時間に対してツェナダイオードのツェナー
電圧を設定することによって電源A起動に対する電源B
の立ち上がりおよび立ち下がり時間を設定制御すること
ができるものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1および
図2を用いて説明する。
【0007】図1において、スイッチ付レギュレータ電
源Aの出力電圧により制御されるスイッチ付レギュレー
タ電源Bは、電源Aの起動に対して所定時間遅延して起
動するように構成され、電源Aのオンオフはマイコン2
の起動制御信号により制御される。マイコンからの起動
制御信号により電源Aのスイッチ端子18の電圧が所定
電圧になると電源Aが立ち上がり、電源Aの立ち上がり
と共に電源Aの出力電圧端子に接続されているツェナダ
イオードD1のカソード側の電圧が上昇する。ツェナダ
イオードD1のアノード側は電源Bのスイッチ端子19
に接続されている。電源Aが起動してから一定時間経過
後に電源Aの出力電圧が所定の電圧迄立ち上がり、ツェ
ナダイオードD1のカソードの電圧がツェナー電圧を越
えると、ツェナダイオードD1が動作し、電源Bのスイ
ッチ端子19に所定の電圧が印加されスイッチ端子19
の端子電圧が上昇する。前記端子電圧が電源Bのスイッ
チングのオンレベルに達すると電源Bが起動する。抵抗
10は電源Bのスイッチ端子19に流れこむ電流を制限
する電流制限用の抵抗である。ツェナダイオードD1の
ツェナー電圧により電源Aの起動に対して電源Bの起動
タイミングが決定される。したがって、ツェナー電圧に
より電源Bの遅延タイミングを任意に設定することが可
能となる。遅延時間の変動要素としては、電源Bの出力
電圧の立ち上がり時間、ツェナー電圧のバラツキ、電源
Bのスイッチ端子19のスイッチングにおけるスレッシ
ョルドレベルの3要素がある。遅延時間の保障に関して
は、3要素の変動を考慮して条件が最も不利な時につい
ても保障できるようにツェナー電圧の値を設定する必要
がある。電源オフ時については、電源Aの立ち下がりと
共にツェナダイオードD1のカソードの電圧が下がり、
それとともに電源Bのスイッチ端子19の端子電圧が低
下し、スイッチングのオフレベルに達すると電源Bの動
作が停止する。抵抗11は電源Bのスイッチ端子19の
電圧がゼロ電位にならないようにするためのゼロ電位保
障用の抵抗である。
【0008】更に図1において、電源Bに対する電源C
の起動遅延時間についても、電源Bの出力電圧の立ち上
がり時間とツェナーダイオードD2のツェナー電圧によ
り、所定の遅延時間になるように設定できる。
【0009】また、図1のように、配設された複数の電
源の中の電源Aと電源Nを直接マイコン2からの起動制
御信号によって起動制御し、他の電源との起動時間に対
応させずに独立に起動を制御することも可能であり、図
2のように、電源Nの起動を電源Cの起動とともに行う
ように構成することもできる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テレビジ
ョン受信機等の電子機器の複数の回路にそれぞれ動作電
圧を供給するために複数配設されたスイッチ付レギュレ
ータ電源間相互の起動遅延時間を各電源の出力端子の電
圧が立ち上がる時間とツェナーダイオードのツェナー電
圧値の組合せにより、任意に設定することができるとと
もに、マイコンからの起動制御信号により同時に起動す
ることも可能な構成であり、部品点数も少なく、安価に
実現することが可能なものである
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスイッチ付レギュレ
ータ電源のブロック構成図
【図2】本発明の他の実施例おけるスイッチ付レギュレ
ータ電源のブロック構成図
【図3】従来のスイッチ付レギュレータ電源のブロック
構成図
【符号の説明】
2 マイコン D1,D2 ツェナーダイオード 3,4,5,6 スイッチ付レギュレータ電源 10,12 電流制限用抵抗 11,13 ゼロ電位保障用抵抗

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受信機等の電子機器の複数
    の回路A乃至回路Nをそれぞれ動作させるためのスイッ
    チ付レギュレータ電源A乃至電源Nの起動において、
    記複数の回路の中の回路B〜Dを回路Aに対して順次一
    定時間遅延させて回路A〜Dの順に動作させるととも
    に、前記複数の回路の中の回路E〜Nを回路Aと同時に
    動作させるために、前記電源A〜Cの各出力端子が前記
    電源B〜Dの各スイッチ端子に接続されるように、前記
    複数の電源A〜Dの各電源間をツェナーダイオードを介
    して電源A〜Dの順に順次接続し、電源Aに対してそれ
    ぞれ順次一定時間遅延して起動する前記電源B〜Dの各
    スイッチ端子に印加される起動制御電圧を前記電源A〜
    Cの各出力電圧がそれぞれツェナーダイオードのツェナ
    ー電圧に達する迄の立上り時間によって設定するととも
    に、前記回路Aと同時に動作させる前記回路E〜Nの各
    スイッチ端子に前記電源Aのスイッチ端子に印加される
    起動制御電圧をそれぞれ直接供給し、前記電子機器を構
    成する複数の回路に動作電圧をそれぞれ供給するために
    複数配設されたスイッチ付レギュレータ電源の各起動時
    間を前記各回路が回路Aに対して動作を開始する順序に
    従って前記各電源間の起動遅延時間を設定制御するよう
    にしたことを特徴とするスイッチ付レギュレータ電源の
    起動制御方法。
  2. 【請求項2】 テレビジョン受像機等の電子機器に配設
    された複数のスイッチ付レギュレータ電源A〜Mと、前
    記各電源A〜Mからそれぞれ動作電圧が供給される複数
    の回路A〜Nと、前記電源A〜Mを起動する制御信号
    を出力するマイコンと、前記複数のスイッチ付レギュレ
    ータ電源の中の電源A〜Cの各出力端子にカソード側が
    接続された複数のツェナーダイオードDa〜Dcとを備
    え、前記複数のツェナーダイオードDa〜Dcのカソー
    ド側を前記複数の各電源B〜Dの各スイッチ端子に接続
    するとともに、前記複数の電源の中の任意の電源H〜L
    の出力端子を前記複数の各電源E〜Mのスイッチ端子に
    直接接続し、前記複数の各電源B〜Dのスイッチ端子に
    ツェナーダイオードDa〜Dcのアノード側が接続され
    た前記複数の電源B〜Dを前記電源A〜Cに対して各ツ
    ェナーダイオードDa〜Dcのツェナー電圧に達する迄
    の立上り時間によって設定された各遅延時間それぞれ遅
    延させ、前記複数の電源A〜Dを電源A〜Dの順に順次
    遅延させて起 動させるとともに、前記電源Aの出力電圧
    が各スイッチ端子に直接供給される複数の電源E〜Mを
    前記マイコンにより前記電源Aと同時に動作させるよう
    にしたことを特徴とするスイッチ付レギュレータ電源の
    起動制御回路。
  3. 【請求項3】 マイコンからの制御信号により起動する
    複数のスイッチ付レギュレータ電源によりそれぞれ動作
    電圧が供給され、それぞれ起動時間が異なる複数の回路
    を備えたテレビジョン受信機等の電子機器において、
    記複数のスイッチ付レギュレータ電源は、前記マイコン
    から直接起動制御電圧がスイッチ端子に供給される電源
    と、他のスイッチ付レギュレータ電源の出力電圧が直接
    スイッチ端子に供給される電源と、他のスイッチ付レギ
    ュレータ電源の出力電圧がツェナーダイオードを介して
    スイッチ端子に供給される電源とで構成され、複数のス
    イッチ付レギュレータ電源の中の任意の複数の電源は前
    記マイコンからの起動制御信号により起動して複数の回
    路を動作させ、又、他の任意の複数の電源は他の電源が
    起動してから一定時間遅延して起動して複数の回路を動
    作させ、更に、他の複数の電源は順次一定時間ずつ遅延
    して起動し、複数の回路を順次一定時間ずつ遅延して動
    作させるようにしたことを特徴とするスイッチ付レギュ
    レータ電源の起動制御方法。
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