JP2844883B2 - スイッチ制御回路 - Google Patents
スイッチ制御回路Info
- Publication number
- JP2844883B2 JP2844883B2 JP23035490A JP23035490A JP2844883B2 JP 2844883 B2 JP2844883 B2 JP 2844883B2 JP 23035490 A JP23035490 A JP 23035490A JP 23035490 A JP23035490 A JP 23035490A JP 2844883 B2 JP2844883 B2 JP 2844883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- circuit
- switch
- battery
- turned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電池を電源とする電子機器のスイッチ制御回
路に関するものである。
路に関するものである。
従来の技術 従来電池を電源とする電子機器はスイッチ制御回路に
よって、規定された1つの設定電圧以上の時に電源を開
閉可能としていた。従来のスイッチ制御回路を第3図に
示す。31は電池、32は負荷、33は電源開閉回路、34は開
閉信号ラッチ回路、35は電源制御パルス信号発生回路、
36は電圧レギュレータ、37はスイッチである。電子機器
がオフ状態のとき、スイッチ37を押下すると抵抗38と抵
抗39に分圧された電池電圧がコンパレータ41の非反転入
力端子に入力される。その電圧が基準電圧40の電圧より
も高ければコンパレータ41の出力からフリップフロップ
42のクロック入力端子にパルス信号が出力され、フリッ
プフロップ42の出力端子はローレベルからハイレベルに
変化して、トランジスタ44がオンし、トランジスタ43が
オンして、電源がオン状態になる。また、電子機器がオ
ン状態のとき、スイッチ37を押下すると抵抗38と抵抗39
に分圧された電池電圧がコンパレータ41の非反転入力端
子に入力される。その電圧が基準電圧40の電圧よりも高
ければコンパレータ41の出力からフリップフロップ42の
クロック入力端子にパルス信号が出力され、フリップフ
ロップ42の出力端子はハイレベルからローレベルに変化
して、トランジスタ44がオフし、トランジスタ43がオフ
して、電源がオフ状態になる。
よって、規定された1つの設定電圧以上の時に電源を開
閉可能としていた。従来のスイッチ制御回路を第3図に
示す。31は電池、32は負荷、33は電源開閉回路、34は開
閉信号ラッチ回路、35は電源制御パルス信号発生回路、
36は電圧レギュレータ、37はスイッチである。電子機器
がオフ状態のとき、スイッチ37を押下すると抵抗38と抵
抗39に分圧された電池電圧がコンパレータ41の非反転入
力端子に入力される。その電圧が基準電圧40の電圧より
も高ければコンパレータ41の出力からフリップフロップ
42のクロック入力端子にパルス信号が出力され、フリッ
プフロップ42の出力端子はローレベルからハイレベルに
変化して、トランジスタ44がオンし、トランジスタ43が
オンして、電源がオン状態になる。また、電子機器がオ
ン状態のとき、スイッチ37を押下すると抵抗38と抵抗39
に分圧された電池電圧がコンパレータ41の非反転入力端
子に入力される。その電圧が基準電圧40の電圧よりも高
ければコンパレータ41の出力からフリップフロップ42の
クロック入力端子にパルス信号が出力され、フリップフ
ロップ42の出力端子はハイレベルからローレベルに変化
して、トランジスタ44がオフし、トランジスタ43がオフ
して、電源がオフ状態になる。
発明が解決しようとする課題 このような従来のスイッチ制御回路では、スイッチで
電子機器をオン、オフ可能とする電源電圧の最小限界値
である設定電圧を電子機器の動作できる下限付近に設定
すると、スイッチをオンしたとき、負荷電流により電圧
降下して、電子機器の動作できる下限以下になり、正常
に動作しない場合がある。また設定電圧を高くすると、
スイッチをオンして電子機器を動作させているうちに、
電池電圧が降下してきて、設定電圧以下になり、スイッ
チをオフできなくなるおそれがあった。
電子機器をオン、オフ可能とする電源電圧の最小限界値
である設定電圧を電子機器の動作できる下限付近に設定
すると、スイッチをオンしたとき、負荷電流により電圧
降下して、電子機器の動作できる下限以下になり、正常
に動作しない場合がある。また設定電圧を高くすると、
スイッチをオンして電子機器を動作させているうちに、
電池電圧が降下してきて、設定電圧以下になり、スイッ
チをオフできなくなるおそれがあった。
本発明の目的は、スイッチをオンしても電子機器の動
作できる下限の電圧以下にならずに正常に動作し、また
動作している電子機器のスイッチを確実にオフできるこ
とである。
作できる下限の電圧以下にならずに正常に動作し、また
動作している電子機器のスイッチを確実にオフできるこ
とである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、スイッチをオン
することのできる電源電圧と、スイッチをオフすること
のできる電源電圧に電圧差を設け、スイッチをオンする
ことのできる電源電圧の最小限界値すなわち第1の設定
電圧をスイッチをオフすることのできる電源電圧の最小
限界値すなわち第2の設定電圧よりも高くするものであ
る。
することのできる電源電圧と、スイッチをオフすること
のできる電源電圧に電圧差を設け、スイッチをオンする
ことのできる電源電圧の最小限界値すなわち第1の設定
電圧をスイッチをオフすることのできる電源電圧の最小
限界値すなわち第2の設定電圧よりも高くするものであ
る。
作 用 本発明は上記した構成により、電子機器が動作できる
限界の電池電圧付近でオフ状態からスイッチオンはでき
ないが、オン状態からスイッチオフはできる。
限界の電池電圧付近でオフ状態からスイッチオンはでき
ないが、オン状態からスイッチオフはできる。
実施例 第1図は本発明の電子スイッチを用いた実施例のブロ
ック図である。1は電池、2は負荷、3は電源開閉回
路、4は開閉信号ラッチ回路、5は電源制御パルス信号
発生回路、6はスイッチである。第2図は、第1図で示
したブロック図に対応した本発明の一実施例を示す具体
回路である。10の点線で囲まれた部分が本発明の一実施
例を示す回路部分である。11は電池、12は負荷、13は電
源開閉回路、14は開閉信号ラッチ回路、15は電源制御パ
ルス信号発生回路、16は制御回路の電源の電圧レギュレ
ータ、17はスイッチである。図1の1、2、3、4、
5、6と図2の11、12、13、14、15、17がそれぞれ対応
している。上記回路から構成される電子装置の電源がオ
フ状態のとき、スイッチ17を押下するとトランジスタ19
とトランジスタ18はオフしているので、電池電圧は抵抗
24と抵抗25により分圧されて、コンパレータ20の非反転
入力端子に入力される。この電圧が基準電圧27よりも高
ければ、コンパレータ20の出力からフリップフロップ21
のクロック入力端子にパルス信号が出力され、フリップ
フロップ21の出力端子はローレベルからハイレベルに変
化して、トランジスタ22がオンし、トランジスタ23がオ
ンして、電源がオン状態になる。電子装置の電源がオン
状態のとき、スイッチ17を押下するとトランジスタ19と
トランジスタ18はオンしているので、電池電圧は抵抗24
と抵抗26の合成抵抗と抵抗25により分圧されて、コンパ
レータ20の非反転入力端子に入力される。この電圧が基
準電圧27よりも高ければ、コンパレータ20の出力からフ
リップフロップ21のクロック入力端子にパルス信号が出
力され、フリップフロップ21の出力端子はハイレベルか
らローレベルに変化して、トランジスタ22がオフし、ト
ランジスタ23がオフして、電源がオフ状態になる。抵抗
24と抵抗26の合成抵抗の抵抗値は抵抗24単独の抵抗値よ
りも小さいため、電池電圧が抵抗24と抵抗26の合成抵抗
と抵抗25により分圧されてコンパレータ20の非反転入力
端子に入力される場合は、抵抗24と抵抗25により分圧さ
れて、コンパレータ20の非反転入力端子に入力される場
合よりも、電池電圧が低いときでもコンパレータ20の出
力からフリップフロップ21のクロック入力端子にパルス
信号が出力される。これにより電源オンできる電池電圧
の最小限界値すなわち第1の設定電圧を、電源オフでき
る電池電圧の最小限界値すなわち第2の設定電圧よりも
高く設定できる。
ック図である。1は電池、2は負荷、3は電源開閉回
路、4は開閉信号ラッチ回路、5は電源制御パルス信号
発生回路、6はスイッチである。第2図は、第1図で示
したブロック図に対応した本発明の一実施例を示す具体
回路である。10の点線で囲まれた部分が本発明の一実施
例を示す回路部分である。11は電池、12は負荷、13は電
源開閉回路、14は開閉信号ラッチ回路、15は電源制御パ
ルス信号発生回路、16は制御回路の電源の電圧レギュレ
ータ、17はスイッチである。図1の1、2、3、4、
5、6と図2の11、12、13、14、15、17がそれぞれ対応
している。上記回路から構成される電子装置の電源がオ
フ状態のとき、スイッチ17を押下するとトランジスタ19
とトランジスタ18はオフしているので、電池電圧は抵抗
24と抵抗25により分圧されて、コンパレータ20の非反転
入力端子に入力される。この電圧が基準電圧27よりも高
ければ、コンパレータ20の出力からフリップフロップ21
のクロック入力端子にパルス信号が出力され、フリップ
フロップ21の出力端子はローレベルからハイレベルに変
化して、トランジスタ22がオンし、トランジスタ23がオ
ンして、電源がオン状態になる。電子装置の電源がオン
状態のとき、スイッチ17を押下するとトランジスタ19と
トランジスタ18はオンしているので、電池電圧は抵抗24
と抵抗26の合成抵抗と抵抗25により分圧されて、コンパ
レータ20の非反転入力端子に入力される。この電圧が基
準電圧27よりも高ければ、コンパレータ20の出力からフ
リップフロップ21のクロック入力端子にパルス信号が出
力され、フリップフロップ21の出力端子はハイレベルか
らローレベルに変化して、トランジスタ22がオフし、ト
ランジスタ23がオフして、電源がオフ状態になる。抵抗
24と抵抗26の合成抵抗の抵抗値は抵抗24単独の抵抗値よ
りも小さいため、電池電圧が抵抗24と抵抗26の合成抵抗
と抵抗25により分圧されてコンパレータ20の非反転入力
端子に入力される場合は、抵抗24と抵抗25により分圧さ
れて、コンパレータ20の非反転入力端子に入力される場
合よりも、電池電圧が低いときでもコンパレータ20の出
力からフリップフロップ21のクロック入力端子にパルス
信号が出力される。これにより電源オンできる電池電圧
の最小限界値すなわち第1の設定電圧を、電源オフでき
る電池電圧の最小限界値すなわち第2の設定電圧よりも
高く設定できる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、
電源オンできる電池電圧を電源オフできる電池電圧より
も高く設定でき、電子装置が動作できる限界の電圧付近
になっている時、スイッチをオンすると動作電流で電池
電圧が低下して、電子装置が動作できる限界の電圧以下
になり、電子装置が異常動作することを防ぐことがで
き、実用的に極めて有用である。
電源オンできる電池電圧を電源オフできる電池電圧より
も高く設定でき、電子装置が動作できる限界の電圧付近
になっている時、スイッチをオンすると動作電流で電池
電圧が低下して、電子装置が動作できる限界の電圧以下
になり、電子装置が異常動作することを防ぐことがで
き、実用的に極めて有用である。
第1図は本発明のスイッチ制御回路の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は本発明の一実施例におけるスイッチ
制御回路の回路図、第3図は従来のスイッチ制御回路の
回路図である。 1……電池、2……負荷、3……電源開閉回路、4……
開閉信号ラッチ回路、5……電源制御パルス信号発生回
路、6……スイッチ、10……本発明の一実施例を示す回
路部分、11……電池、12……負荷、13……電源開閉回
路、14……開閉信号ラッチ回路、15……電源制御パルス
信号発生回路、16……電圧レギュレータ、17……スイッ
チ、18……トランジスタ、19……トランジスタ、20……
コンパレータ、21……フリップフロップ、22……トラン
ジスタ、23……トランジスタ、24……抵抗、25……抵
抗、26……抵抗、31……電池、32……負荷、33……電源
開閉回路、34……開閉信号ラッチ回路、35……電源制御
パルス信号発生回路、36……電圧レギュレータ、37……
スイッチ、38……抵抗、39……抵抗、40……基準電源、
41……コンパレータ、42……フリップフロップ、43……
トランジスタ、44……トランジスタ。
ロック図、第2図は本発明の一実施例におけるスイッチ
制御回路の回路図、第3図は従来のスイッチ制御回路の
回路図である。 1……電池、2……負荷、3……電源開閉回路、4……
開閉信号ラッチ回路、5……電源制御パルス信号発生回
路、6……スイッチ、10……本発明の一実施例を示す回
路部分、11……電池、12……負荷、13……電源開閉回
路、14……開閉信号ラッチ回路、15……電源制御パルス
信号発生回路、16……電圧レギュレータ、17……スイッ
チ、18……トランジスタ、19……トランジスタ、20……
コンパレータ、21……フリップフロップ、22……トラン
ジスタ、23……トランジスタ、24……抵抗、25……抵
抗、26……抵抗、31……電池、32……負荷、33……電源
開閉回路、34……開閉信号ラッチ回路、35……電源制御
パルス信号発生回路、36……電圧レギュレータ、37……
スイッチ、38……抵抗、39……抵抗、40……基準電源、
41……コンパレータ、42……フリップフロップ、43……
トランジスタ、44……トランジスタ。
Claims (1)
- 【請求項1】電池と、前記電池と負荷との接続を開閉す
る電源開閉回路と、前記電源開閉回路に対して開閉制御
信号を出力する開閉信号ラッチ回路と、前記電池の分圧
電圧と基準電圧とを比較して前記開閉信号ラッチ回路に
対してトリガー信号を出力するコンパレータと、前記電
池の分圧電圧を前記コンパレータに印加するスイッチと
を備え、前記電池の電圧が第1の設定電圧以上のときは
前記開閉信号ラッチ回路が前記電源開閉回路を開から閉
および閉から開の両方向に作動可能とし、前記電池の電
圧が前記第1の設定電圧以下かつ第2の設定電圧以上の
ときは前記開閉信号ラッチ回路が前記電源電源開閉回路
を閉から開の遮断方向のみに作動可能とすることを特徴
とするスイッチ制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23035490A JP2844883B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | スイッチ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23035490A JP2844883B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | スイッチ制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111525A JPH04111525A (ja) | 1992-04-13 |
JP2844883B2 true JP2844883B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=16906546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23035490A Expired - Fee Related JP2844883B2 (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | スイッチ制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2844883B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5761779A (en) * | 1989-12-07 | 1998-06-09 | Nippon Steel Corporation | Method of producing fine metal spheres of uniform size |
JPH05212732A (ja) * | 1992-02-06 | 1993-08-24 | Seiko Epson Corp | ポリウレタンレンズの製造方法 |
-
1990
- 1990-08-30 JP JP23035490A patent/JP2844883B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04111525A (ja) | 1992-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6393571B1 (en) | Electronic circuit for actuating a microprocessor with prompting and action signals | |
JP2844883B2 (ja) | スイッチ制御回路 | |
GB1255680A (en) | Direct current voltage regulators | |
JP3284742B2 (ja) | スイッチ付レギュレータ電源の起動制御回路および方法 | |
JP2803151B2 (ja) | 電源装置 | |
JPH082894Y2 (ja) | 電源スイッチ回路 | |
JP2512993B2 (ja) | リセット回路 | |
JPH0934569A (ja) | レギュレータ回路 | |
JP2658142B2 (ja) | 論理装置 | |
SU1238193A2 (ru) | Автономный инвертор с защитой транзисторов | |
JPH071864Y2 (ja) | レベル判別回路 | |
SU851376A1 (ru) | Стабилизатор напр жени с автоматическимОТКлючЕНиЕМ | |
JPS61157024A (ja) | トランジスタの保護回路 | |
KR0140353Y1 (ko) | 산업용 차량의 모터쇼트시 전원 차단회로 | |
JPS5930284A (ja) | チツプセレクト制御回路 | |
SU650068A1 (ru) | Стабилизатор посто нного напр жени | |
JPS5816076Y2 (ja) | パルスシンゴウヘンカンソウチ | |
JPH0628831Y2 (ja) | 電源オン時リセット回路 | |
JPH08106331A (ja) | 電源制御装置 | |
RU1781677C (ru) | Универсальный высоковольтный стабилизатор напр жени | |
JPS6114275Y2 (ja) | ||
JPH04178709A (ja) | 電子負荷装置 | |
JPS61151483A (ja) | 半導体回路 | |
JPH06141477A (ja) | 電池式電源機構 | |
JPS614462A (ja) | 電源制御回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |