JP3284687B2 - 配線パターンの製造方法 - Google Patents

配線パターンの製造方法

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JP3284687B2
JP3284687B2 JP21675493A JP21675493A JP3284687B2 JP 3284687 B2 JP3284687 B2 JP 3284687B2 JP 21675493 A JP21675493 A JP 21675493A JP 21675493 A JP21675493 A JP 21675493A JP 3284687 B2 JP3284687 B2 JP 3284687B2
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insulating film
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    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
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    • H01L21/3105After-treatment
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    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76897Formation of self-aligned vias or contact plugs, i.e. involving a lithographically uncritical step

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定在波効果の影響を低
減するために用いられる配線パターンの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フォトリソグラフィーに用いられるパタ
ーン投影装置であるステッパーとしては、単一波長のK
rFエキシマレーザ(波長248nm)を光源に用い、
0.37〜0.42程度のNAのレンズを搭載している
ものがある。
【0003】しかし、ステッパーで露光を行なう場合に
は、用いる光源が単一波長であるため定在波効果と呼ば
れる現象が発生する。定在波が発生する原因は、レジス
ト膜内で光干渉が起こることによる。即ち、図16に示
すように、入射光Pと、レジストPRと基板Sとの界面
からの反射光Rとが、レジストPRの膜内で干渉を起こ
すことによる。その結果、図17に示すようにレジスト
に吸収される光量が、レジスト膜厚に依存して変化す
る。このレジストに吸収される光量とは、表面反射や、
金属が存在する場合該金属での吸収や、レジストから出
射した光の量などを除いた、レジスト自体に吸収される
光の量をいう。ここで、定在波効果は、図18に示すよ
うに、レジストの膜厚の変化Aに対するレジストの吸収
光量の変化ΔAの変化分に依存している。このΔA/A
をスイングレシオ(Swing ratio)とよんでいる。
【0004】また、実デバイスにおいては、基板面には
必ず凹凸が存在する。例えば、図19に示すように、P
oly−Si等の凹部Inが存在する。このため、レジ
ストPRを塗布した際、レジスト膜厚は段差の上部と下
部とで異なることになる。つまり凹部In上のレジスト
膜厚dPR2は、それ以外のレジスト膜厚dPR1よりも小さ
くなる。定在波効果はレジスト膜厚により異なるので、
定在波効果の影響を受けることによるレジストに吸収さ
れる光量の変化も、各々変わってくる。その結果、露
光、現像後に得られるレジストパターンの寸法が、段差
の上部と下部とで、異なってしまう。
【0005】以上の定在波効果による影響を低減するた
めに図20に示すように反射防止膜32を用いることが
考えられてきた。従来、この反射防止膜32は、オフセ
ット酸化膜等の絶縁膜33よりも下部に形成していた。
【0006】即ち、従来、上記定在波効果を低減するた
めの配線パターンは、第1の配線層31上に反射防止膜
32、絶縁膜33及び層間絶縁膜34を介して第2の配
線層35が形成され、該第2の配線層35がコンタクト
ホール36を介して下層の配線層(図示の例ではシリコ
ン基板37の表面に形成されたN形の不純物拡散領域3
8を示す)に接続されて形成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
して形成した配線パターンでは、コンタクトホール36
を形成する際に、エッチングや前処理を行なうためオフ
セット酸化膜等の絶縁膜33が膜減りする。このため、
絶縁膜33堆積時には、エッチング等のばらつきを考慮
して該絶縁膜33を厚く堆積する必要がある。しかし、
絶縁膜33が厚くなると段差が大きくなり、第2の配線
層35に対するリソグラフィーや反応性イオンエッチン
グ(RIE)等の加工が困難となる。
【0008】また、反射防止膜32はそのまま残るの
で、この反射防止膜32が例えばSi xyzのように
低温CVDで形成された膜で水素や水などが含まれてい
る場合、熱処理によって水素や水が変化し、トランジス
タなどのデバイス特性を劣化させてしまう。
【0009】また、絶縁膜33を高温CVD(例えばL
P−TEOS)で形成した場合、その下層に形成されて
いる反射防止膜32が光学的に変質し、リソグラフィー
によるパターニングを良好に行なうことができない。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、絶縁膜の膜減りを低減す
ることができる配線パターンの製造方法を提供すること
にある。
【0011】また、本発明の他の目的は、反射膜に光学
的な変質を起こさせず、定在波効果の抑圧及び良好なパ
ターニングを実現でき、トランジスタ等のデバイスの特
性劣化を防ぐことができる配線パターンの製造方法を提
供することにある。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の配線層
3上に絶縁膜4を介して第2の配線層12が形成され該
第2の配線層12がコンタクトホール10を介して下層
の配線層1に接続される配線パターンの製造方法におい
て、第1の配線層3上に絶縁膜4、反射防止膜5を順次
積層する工程と、反射防止膜5とその下層の絶縁膜4を
パターニングする工程と、全面に対し、エッチングを行
って上層の反射防止膜5及び露出する第1の配線層3を
除去する工程と、残存する第1の配線層3とその上層の
絶縁膜4からなる積層膜16にサイドウォール7を形成
する工程と、サイドウォール7が形成された積層膜16
及び下層の配線層1の全面に層間絶縁膜8を形成した
後、サイドウォール7及び9をマスクとして下層の配線
層1に通ずるコンタクトホール10を形成する工程と、
コンタクトホール10から露出する下層の配線層1上に
第2の配線層12を形成する工程よりなる。
【0014】この場合、反射防止膜5として、プラズマ
CVD法により形成されるSixyz膜又はSixy
膜を用いてもよい。
【0015】また、反射防止膜5として、反射屈折率n
=2.4±0.6,吸収屈折率k=0.7±0.2であ
るSixyz膜又はSixy膜を用いてもよい。
【0016】また、下層の配線層1は、不純物導入によ
って形成された拡散領域11であってもよい。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】本発明に係る配線パターンの製造方法で
は、第1の配線層3上に形成された絶縁膜4上に反射防
止膜5を形成するので、絶縁膜4形成時の影響により該
反射防止膜5が光学的に変質することがない。
【0022】また、 反射防止膜5とその下層の絶縁膜
4をパターニングする際には、反射防止膜5上にレジス
トを設けるので、定在波を抑圧でき、良好なパターニン
グを行うことができる。
【0023】また、上記パターニング後に残った反射防
止膜5をマスクにして第1の配線層3を除去する際に
は、反射防止膜5も除去できるので、反射防止膜5に含
まれている水素や水も存在しなくなりトランジスタ等の
デバイスの特性劣化を防ぐことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る配線パターンの製造方法
の2つの実施例(以下、第1実施例に係る配線パターン
の製造方法及び第2実施例に係る配線パターンの製造方
法と記す)を図1〜図15を参照しながら説明する。
【0025】先ず、第1実施例に係る配線パターンの製
造方法を図1〜図7及び図8を参照しながら説明する。
初めに、図1に示すように、例えばP形のシリコン基板
1に対し、熱酸化を施して、該シリコン基板1の表面に
薄い熱酸化膜2を形成する。その後、この熱酸化膜2を
介したシリコン基板1上にn形の不純物が導入された多
結晶シリコン層3aを厚さ50nm程、例えばCVD法
により形成した後、上記多結晶シリコン層3a上にタン
グステン(W)シリサイド層3bを厚さ50nm程、例
えばCVD法により形成する。これら多結晶シリコン層
3aと上層のタングステン(W)シリサイド層3bにて
タングステン(W)ポリサイド層3が構成される。以下
このタングステン(W)ポリサイド層3を第1の配線層
3として記す。
【0026】その後、上記第1の配線層3上にTEOS
もしくはSiO2からなる絶縁膜4を厚さ170nm
程、例えばLP−CVD法により形成する。この絶縁膜
4は、後述するサイドウォールの形成幅を確保するため
のオフセット酸化膜として機能させるものである。従っ
て、以下この絶縁膜4をオフセット酸化膜4として記
す。
【0027】次に、図2に示すようにオフセット酸化膜
4の表面上にSixyzからなる反射防止膜5を厚さ
24nm程、例えばSiH4/N2Oの混合ガスを用いた
プラズマCVDにより堆積温度=約360度を条件とし
て形成する。
【0028】この第1実施例では、反射屈折率n=2.
4±0.6,吸収屈折率k=0.7±0.2であるSi
xyz膜を例えばSiH4/N2Oの混合ガスを用いた
プラズマCVDで成膜して膜厚24nmの反射防止膜5
を形成している。
【0029】特に、反射屈折率n=2.06,吸収屈折
率k=0.71,膜厚24nmとしたときには、定在波
効果を最小とすることができた。この場合のレジスト膜
厚に対するレジストの光吸収量の特性を図8に示す。こ
の第1実施例では、スイングレシオΔA/Aが1%以下
となった。スイングレシオΔA/Aが小さいほど定在波
効果は小さくなるので、この第1実施例では、定在波効
果を最小とでき、良好なパターニングを実行できる。
【0030】このようにして、パターニングされたレジ
ストをマスクにして、例えばCF4/O2ガスを用いた反
応性イオンエッチング(RIE)により反射防止膜5と
オフセット酸化膜4をエッチングする。そして再び、例
えばCl2/O2ガスを用いたRIEにより第1の配線層
3をエッチングし、図3に示すように残存する第1の配
線層3、オフセット酸化膜4及び反射防止膜5からなる
積層膜6を形成する。
【0031】次に、積層膜6にSiO2もしくはTEO
Sを厚さ100nm〜150nm程堆積した後、例えば
CF4/O2ガスによりエッチバックを行って図4に示す
ようにサイドウォール7を形成する。ここで、エッチバ
ックを行なう際、オーバーエッチによって、反射防止膜
5を減少することができる。
【0032】次に、図5に示すようにサイドウォール7
で囲まれた領域のうち、必要な領域にn形の不純物例え
ばリン(P)を選択的にイオン注入して上記必要な領域
におけるシリコン基板1の表面にn形の不純物拡散領域
11を形成する。その後、全面にTEOSもしくはSi
2からなる層間絶縁膜8を厚さ80nm程、例えばC
VDにより形成する。
【0033】次に、図6に示すようにシリコン基板1に
通ずるコンタクトホール10を形成する。具体的には、
層間絶縁膜8上に図示しないレジストを形成した後、リ
ソグラフィーでパターニングしてコンタクトホールを形
成する部分に対応した箇所に開口を形成する。その後、
上記レジスタの開口から露出する部分を例えばCF4
2ガスによるRIEによりエッチングを行う。このと
き、上記サイドウォール7の内側に第2のサイドウォー
ル9が形成され同時にシリコン基板1まで達するコンタ
クトホール10が自己整合的に形成される。このRIE
の際、オーバーエッチを行なうが、反射防止膜5がSi
xyzであるので、エッチレートがSiO2からなる層
間絶縁膜8に比べて非常に遅いので、該反射防止膜5が
エッチングストッパとして作用する。
【0034】最後に、前処理としてフッ酸で自然酸化膜
を除去した後、多結晶シリコン層からなる第2の配線層
12を厚さ50nm程、例えばCVD法により形成し
て、図7に示すような第1実施例に係る配線パターンが
形成される。
【0035】以上より、この第1実施例では、第1の配
線層3上に形成されたオフセット酸化膜4上に反射防止
膜5を形成するので、オフセット酸化膜4形成時の影響
により該反射防止膜5が光学的に変質するということが
ない。
【0036】また、第1の配線層3、オフセット酸化膜
4及び反射防止膜5からなる積層膜6を形成する際に行
うパターニングは、反射防止膜5上にレジストを設けて
行うので、定在波効果を抑圧でき、良好なパターニング
となる。
【0037】また、上記パターニング後、形成された積
層膜6にサイドウォール7を形成する際には、反射防止
膜5がオフセット酸化膜4の上層に位置しているので、
サイドウォール7の形成時におけるエッチバックによっ
て反射防止膜5を除去又はその厚みを減少させることが
できる。
【0038】また、サイドウォール7が形成された積層
膜6と下層の配線層1の全面に層間絶縁膜8を形成した
後、サイドウォール7をマスクとして下層の配線層1に
通ずるコンタクトホール10を形成するので、反射防止
膜5の膜厚をさらに減少できると共に絶縁膜5の減りを
防ぐことができる。また、このコンタクトホール10形
成の際に、オフセット酸化膜4として例えばSixy
z膜を用いると、オフセット酸化膜4にSi2Oを用いて
いる場合に比べ、エッチレートが非常に遅いので、エッ
チングをストップできる。
【0039】次に、第2実施例に係る配線パターンの製
造方法を図9〜図15を参照しながら説明する。この図
9〜図15に示す各膜及び各層の製法、材質は図1〜図
7に示した第1実施例と同様であるので、同一符号を付
して説明を省略する。
【0040】この第2実施例に係る配線パターンの製造
方法は、初めに、図9に示すように、表面に薄い熱酸化
膜2が形成された例えばP形のシリコン基板1上にタン
グステン(W)ポリサイド層3を第1の配線層3として
形成し、その後、第1の配線層3上に絶縁膜4であるオ
フセット酸化膜4を形成し、さらにこのオフセット酸化
膜4上に反射防止膜5を形成する。
【0041】ここで、この反射防止膜5も第1の実施例
と同様に、反射屈折率n=2.4±0.6,吸収屈折率
k=0.7±0.2であるSixyz膜を例えばSi
4/N2Oの混合ガスを用いたプラズマCVDで成膜し
て膜厚24nmの反射防止膜5を形成している。
【0042】特に、反射屈折率n=2.06,吸収屈折
率k=0.71,膜厚24nmとしたときに、定在波効
果を最小とすることができたのも第1の実施例と同様で
ある。
【0043】次に、反射防止膜5上に図示しないレジス
トを用い、リソグラフィーによりパターニングを行う。
ここで、リソグラフィーを行う際には、上述したように
反射防止膜5が定在波効果を最小とするので、良好なパ
ターニングを実行できる。このようにして、パターニン
グされたレジストをマスクにして、例えばCF4/O2
スを用いたRIEにより反射防止膜5とオフセット酸化
膜4を図10に示すようにエッチングする。レジスト
は、例えばO2プラズマにより剥離する。
【0044】次に、図10に示した反射防止膜5とオフ
セット酸化膜4をマスクにして、例えばCl2/O2ガス
を用いたRIEにより第1の配線層3をエッチングす
る。ここで、反射防止膜5は、上述したようにSixy
zで形成されているので、このエッチングにより除去
又はその膜厚が減少される。図11には、この反射防止
膜5が除去された状態と、残存する第1の配線層3及び
オフセット酸化膜4からなる積層膜16を示す。この図
11に示すようにSixyzで形成される反射防止膜
5が除去されることにより、この第2実施例では、該反
射防止膜5に含まれる水素、水の影響によるトランジス
タ等のデバイスの特性の劣化を防ぐことができる。
【0045】次に、積層膜16にSiO2もしくはTE
OSを厚さ100nm〜150nm程堆積した後、例え
ばCF4/O2ガスによりエッチバックを行って図12に
示すようにサイドウォール7を形成する。ここで、エッ
チバックを行なう際、オーバーエッチによって、もし図
11の時点で反射防止膜5が残っていたとしても、ほぼ
完全に除去できる。
【0046】次に、図13に示すようにサイドウォール
7で囲まれた領域のうち、必要な領域にn形の不純物例
えばリン(P)を選択的にイオン注入して上記必要な領
域におけるシリコン基板1の表面にn形の不純物拡散領
域11を形成する。その後、全面に層間絶縁膜8を形成
する。
【0047】次に、図14に示すように層間絶縁膜8上
に図示しないレジストを形成した後、リソグラフィーで
パターニングしてコンタクトホールを形成する部分に対
応した箇所に開口を形成する。その後、上記レジスタの
開口から露出する部分を例えばCF4/O2ガスによるR
IEによりエッチングを行う。このとき、上記サイドウ
ォール7の内側に第2のサイドウォール9が形成され同
時にシリコン基板1まで達するコンタクトホール10が
自己整合的に形成される。
【0048】最後に、前処理としてフッ酸で自然酸化膜
を除去した後、第2の配線層12を例えばCVD法によ
り形成して、図15に示すように第2実施例に係る配線
パターンが形成される。
【0049】以上より、この第2実施例によれば、第1
の配線層3上に形成されたオフセット酸化膜4上に反射
防止膜5を形成するので、オフセット酸化膜4形成時の
影響により該反射防止膜5が光学的に変質することがな
い。
【0050】また、 反射防止膜5とその下層のオフセ
ット酸化膜4をパターニングする際には、反射防止膜5
上にレジストを設けるので、定在波を抑圧でき、良好な
パターニングを行うことができる。
【0051】また、上記パターニング後に残った反射防
止膜5をマスクにして第1の配線層3を除去する際に
は、反射防止膜5も除去できるので、反射防止膜5に含
まれている水素や水も存在しなくなりトランジスタ等の
デバイスの特性劣化を防ぐことができる。
【0052】なお、本発明に係る配線パターンの製造方
法は、上記第1、第2実施例にのみ限定されるものでは
ないことはいうまでもなく、例えば反射防止膜として、
プラズマCVD法により形成されるSixy膜を用いて
もよい。
【0053】
【0054】本発明に係る配線パターンの製造方法によ
れば、第1の配線層上に絶縁膜を介して第2の配線層が
形成され該第2の配線層がコンタクトホールを介して下
層の配線層に接続される配線パターンの製造方法におい
て、上記第1の配線層上に絶縁膜、反射防止膜を順次積
層する工程と、上記反射防止膜とその下層の上記絶縁膜
をパターニングする工程と、全面に対し、エッチングを
行なって上層の反射防止膜及び露出する上記第1の配線
層を除去する工程と、残存する第1の配線層とその上層
の上記絶縁膜からなる積層膜にサイドウォールを形成す
る工程と、上記サイドウォールが形成された積層膜及び
上記下層の配線層の全面に層間絶縁膜を形成した後、上
記サイドウォールをマスクとして上記下層の配線層に通
ずるコンタクトホールを形成する工程と、上記コンタク
トホールから露出する上記下層の配線層上に上記第2の
配線層を形成する工程とを有するので、反射膜に光学的
な変質を起こさせず、定在波効果を抑圧でき、良好なパ
ターニングができ、トランジスタ等のデバイスの特性劣
化を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る配線パターンの製造
方法で、オフセット酸化膜を形成するまでの工程を説明
するための図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る配線パターンの製造
方法で、反射防止膜を形成するまでの工程を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る配線パターンの製造
方法で、積層膜6を形成するまでの工程を説明するため
の図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る配線パターンの製造
方法で、サイドウォールを形成するまでの工程を説明す
るための図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る配線パターンの製造
方法で、不純物拡散領域を形成した後、層間絶縁膜を形
成するまでの工程を説明するための図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る配線パターンの製造
方法で、コンタクトホールを形成するまでの工程を説明
するための図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る配線パターンの製造
方法で、第2の配線層を形成するまでの工程を説明する
ための図(すなわち最終的に製造された配線パターンの
構成図)である。
【図8】第1実施例及び第2実施例で用いられる反射防
止膜に適したレジスト膜厚の設定を説明するための特性
図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る配線パターンの製造
方法で、反射防止膜を形成するまでの工程を説明するた
めの図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る配線パターンの製
造方法で、反射防止膜とオフセット酸化膜をエッチング
するまでの工程を説明するための図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る配線パターンの製
造方法で、第1の配線層をエッチングする際に反射防止
膜の除去又はその膜厚の減少が行われるまでの工程を説
明するための図である。
【図12】本発明の第2実施例に係る配線パターンの製
造方法で、サイドウォールを形成するまでの工程を説明
するための図である。
【図13】本発明の第2実施例に係る配線パターンの製
造方法で、不純物拡散領域を形成した後、層間絶縁膜を
形成するまでの工程を説明するための図である。
【図14】本発明の第2実施例に係る配線パターンの製
造方法で、コンタクトホールを形成するまでの工程を説
明するための図である。
【図15】本発明の第2実施例に係る配線パターンの製
造方法で、第2の配線層を形成するまでの工程を説明す
るための図(すなわち最終的に製造された配線パターン
の構成図)である。
【図16】レジスト膜内での光の干渉を示す図である。
【図17】レジスト膜厚に対する吸収光量を示す特性図
である。
【図18】定在波効果を説明するための特性図である。
【図19】段差の影響を示す図である。
【図20】従来の配線パターンの製造方法により製造さ
れた配線パターンの構成を示す構成図である。
【符号の説明】
3 第1の配線層 4 オフセット酸化膜 5 反射防止膜 6 積層膜 7、9 サイドウォール 8 層間絶縁膜 10 コンタクトホール 11 不純物拡散領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3205 H01L 21/321 H01L 21/3213 H01L 21/768 H01L 21/28 - 21/288 H01L 21/44 - 21/445 H01L 29/40 - 29/43 H01L 29/47 H01L 29/872 H01L 21/336 H01L 21/027

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配線層上に絶縁膜を介して第2の
    配線層が形成され該第2の配線層がコンタクトホールを
    介して下層の配線層に接続される配線パターンの製造方
    法において、上記第1の配線層上に絶縁膜、反射防止膜
    を順次積層する工程と、上記反射防止膜とその下層の上
    記絶縁膜をパターニングする工程と、全面に対し、エッ
    チングを行なって上層の反射防止膜及び露出する上記第
    1の配線層を除去する工程と、残存する第1の配線層と
    その上層の上記絶縁膜からなる積層膜にサイドウォール
    を形成する工程と、上記サイドウォールが形成された積
    層膜及び上記下層の配線層の全面に層間絶縁膜を形成し
    た後、上記サイドウォールをマスクとして上記下層の配
    線層に通ずるコンタクトホールを形成する工程と、上記
    コンタクトホールから露出する上記下層の配線層上に上
    記第2の配線層を形成する工程とを有することを特徴と
    する配線パターンの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記反射防止膜は、プラズマCVD法に
    より形成されるSixyz膜叉はSixy膜であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の配線パターンの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 上記反射防止膜は、反射屈折率n=2.
    4±0.6,吸収屈折率k=0.7±0.2であるSi
    xyz膜叉はSixy膜であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の配線パターンの製造方法。
  4. 【請求項4】 上記下層の配線層は、不純物導入によっ
    て形成された拡散領域であることを特徴とする請求項1
    乃至3記載の配線パターンの製造方法。
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