JP3283885B2 - チタンの窒化物と炭窒化物からなる微細粉末の製造方法 - Google Patents

チタンの窒化物と炭窒化物からなる微細粉末の製造方法

Info

Publication number
JP3283885B2
JP3283885B2 JP04995591A JP4995591A JP3283885B2 JP 3283885 B2 JP3283885 B2 JP 3283885B2 JP 04995591 A JP04995591 A JP 04995591A JP 4995591 A JP4995591 A JP 4995591A JP 3283885 B2 JP3283885 B2 JP 3283885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction mixture
nitrogen
temperature
reactor
fine powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04995591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05201709A (ja
Inventor
ハンス・ツァイリンガー
Original Assignee
トライバッハー・ケミッシェ・ベルケ・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トライバッハー・ケミッシェ・ベルケ・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical トライバッハー・ケミッシェ・ベルケ・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JPH05201709A publication Critical patent/JPH05201709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3283885B2 publication Critical patent/JP3283885B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/0602Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with two or more other elements chosen from metals, silicon or boron
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/076Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with titanium or zirconium or hafnium
    • C01B21/0765Preparation by carboreductive nitridation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/082Compounds containing nitrogen and non-metals and optionally metals
    • C01B21/0828Carbonitrides or oxycarbonitrides of metals, boron or silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/61Micrometer sized, i.e. from 1-100 micrometer
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/80Compositional purity

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チタン、及び任意に周
期律表IVA、VA及びVIA族の他の金属の窒化物及
び/又は炭窒化物の微細な粒状、焼結、活性粉末の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周期律表IVA、VA及びVIA族の元
素の炭化物の添加剤とともに又はそれなしに炭化タング
ステンをベ−スとする切削材料は、長く硬質金属として
知られており、広範な用途が見出だされている。
【0003】ここ数年、「サ−メット」という名前で知
られた新たな切削材料群が開発されている。そのような
金属−セラミック材料は、基本的には金属バインダ−
相、及び周期律表IVA、VA及びVIA族の他の金属
の窒化物、炭化物又は炭窒化物の添加剤を任意に含むチ
タンの窒化物、炭化物又は炭窒化物のようなセラミック
硬質固体成分から構成される。金属バインダ−相は、通
常はニッケルである。種々の適用分野のための特性の最
適化は、バインダ−相の比率、固体粒子のサイズ、炭素
と窒素の比、及び周期律表の上述の群の他の硬質固体の
添加により達成される。サ−メット切削材料は、耐磨耗
性と靭性との間の調和のとれた関係により一般に特徴づ
けられる。一般の硬質金属と比較すると、前記セラミッ
クは、改良された磨耗特性と、より低い拡散傾向を提供
する。前記サ−メットは、最短の時間で最高の表面品質
を達成するために、高切削スピ−ド及び低切削深さでの
延性材料の加工に特に適切である。サ−メット中に含ま
れる硬質固形成分、特にチタンの窒化物及び/又は炭窒
化物は、出来るだけ微細粒状であり、純粋であるべきで
ある。酸素の含有量は、バインダ−相に関し湿潤挙動に
影響を与える特別の基準である。多くの場合、周期律表
IVA、VA及びVIA族の他の窒化物、炭化物又は炭
窒化物の添加剤を、チタン炭窒化物混合結晶に均一に加
えることが望ましい。
【0004】文献は、添加剤を用い、又は用いずに、窒
化チタン又は炭窒化チタンを製造する多くの方法を提供
している。
【0005】現在、任意の添加剤を含む炭窒化チタン
は、炭化チタン、及び任意に炭化物及び窒化チタンの添
加剤からなる混合物を反応アニ−ルすることにより製造
されている。前記アニ−ルは、1500℃の温度で、窒
素下で生ずる。窒化物の製造のための他の可能性は、そ
れぞれの金属粉末を窒素により変成させることからな
り、それにより炭素もまた添加してもよい。1925年
にE.フリ−ドリッヒ及びL.シッティングにより試験
された酸化チタンと炭素及び窒素との反応によると、多
かれ少なかれ高炭素含量の窒化チタンを得ることが出来
る。約1250℃の反応温度が適用されるとき、高酸素
含量の傾向にある青色生成物が得られる。生成物に低酸
素含量を達成するためには、よく知られているように、
2000℃付近の温度を適用する必要がある。低酸素窒
化物又は炭窒化物は、ボ−ルミル、粉砕器等により高コ
ストで生成物を微細に粉砕することを必要とする粒径か
らなる。このプロセス中に、不所望な不純物が、粉砕さ
れる物質に入り込む。多くの場合、その用途に用いられ
る<2μmの粒径に到達することは殆ど不可能である。
4塩化チタンを窒素及び水素又はアンンモニアで変成す
ることにより、極めて微細な窒化チタンが得られる。微
細な粒径の結果として、高コスト及び空中での不安定が
この方法を不利にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、窒素
又は窒素を放出するガスの存在下で炭素による還元によ
り、酸化チタン又は酸化物の混合物を適用することによ
り、窒化物又は炭窒化物を得る方法を開発することにあ
る。その後の主たる粉砕なしに、窒化物又は炭窒化物
は、<2μmの充分に小さい粒径及び高純度で存在し、
サ−メットの製造に例外的に適切である。
【0007】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、この仕
事は方法が次の工程を具備する発明により達成される。
チタン、及び任意に周期律表IVA、VA及びVIA
族の他の金属の酸化物と炭素系材料とからなる反応混合
物を反応器に導入する工程、反応器内に減圧下で窒素雰
囲気を提供する工程、反応器の内容物を800〜200
0℃、好ましくは1000〜1900℃に加熱し、ガス
状反応生成物を同時に取去りつつ温度を1400〜18
00℃に維持し、それによって窒素又は窒素を放出する
ガスを反応生成物中に又は反応生成物上に向ける工程、
及び反応器の内容物を冷却する工程である。
【0008】反応容器の床にある多孔質ダイヤフラム、
及び炉室の下に位置し、入口室に関し気密にシ−ルする
入口室は、アニ−ル処理中に混合物を通して窒素の流れ
を提供するものである。それによって、上に位置する炉
室は、好ましくは約1〜40mバ−ルのラフな、又は高
真空とされる。混合物を通る窒素の流れは、本発明によ
る方法の成功を決定するものである。前記窒素の流れ
は、入口圧力又は排気された炉室との圧力差により、大
幅に変化するかも知れない。この方法の優れた性能を達
成するために、窒素の名gr絵は、反応中に変化する反
応混合物の比表面に関し、1時間あたり0.1〜5cm
3 /m2 に設定されるべきである。仕様された反応器の
型に応じて、窒素の流れは、混合物中を、混合物が薄層
の場合には混合物上に向けられる。どの場合でも、CO
等の反応生成物が急速に運ばれることが守られねばなら
ない。
【0009】実際にプロセスを実行するとき、酸化物及
び炭素混合物で満たされた反応容器が、排気可能であ
り、加熱が施されるタンクに挿入される。この場合、前
記タンクは酸素を除去するために排気され、その後、数
回窒素で満たされる。<1mバ−ルの真空に達した後、
加熱プロセスが開始される。約800〜1000℃の温
度となった後、酸化物の還元が始まる。同時に窒素の導
入が開始される。酸化物のほぼ完全な還元及び窒化物及
び炭窒化物の生成は、流れる窒素の下で約1600℃で
より長い滞留時間を許容する。生成物の酸素含量を<
0.5%に下げるためには、温度を矢か卯1800℃に
増加差せることが必要であり、それによって前記温度下
での滞留時間が1〜2時間に出来るだけ短く維持すべき
である。得られた生成物は、その冷却後、平均<2μm
の粒径を有していた。酸素含量は0.05〜0.2%で
あった。必要なその後の少しの粉砕は、塊状物を除去す
るためにのみ必要である。本発明の方法により製造され
た物質は、特にその高純度、良好な圧縮性、及び低焼結
温度における焼結性により特徴づけされる。これはその
低酸素含量、小粒径、及び球状粒形のためである。
【0010】このましくは、この方法は、加熱期間中に
その温度を維持しつつ、反応器を排気するように行わ
れ、それによって全体の圧力は100mバ−ル、好まし
くは100mバ−ルを越えない。このように、運びさら
れる反応ガスの分圧は、非常に低く維持される。
【0011】もし加熱期間中及びその温度を維持する期
間中、窒素の流れが連続的に反応混合物中又は上に向け
られるならば、特に好ましいことが示される。この流れ
は、反応混合物1kgあたり0.2〜5リットル/分、
好ましくは0.2〜2リットル/分である。
【0012】
【実施例】以下、実施例を参照して、本発明の方法を詳
細に説明する。なお、これら実施例は本発明を限定する
ものではない。
【0013】実施例1(比較) 872gの酸化チタン及び329.3gのすすを、すき
型ブレ−ドのポジ型ミキサ−内でよく混合した。この混
合物をダイヤフラムの床のないグラファイト製の反応器
内で箔押しした。完全に箔押しされた混合物の表面を平
滑化した後、型板を介してスチ−ルピンにより、前記混
合物に孔をあけた。反応容器及び内容物は、次いで反応
炉内に置かれた。この炉は真空タンク内に設けられてい
る。真空タンクを閉ざした後、その内容物を<1mバ−
ルの圧力に注意深く排気し、その後、窒素を2回満たし
た。約1〜10mバ−ルの窒素の圧力において、反応混
合物の加熱を開始した。加熱スピ−ドは10〜20℃で
あった。800〜1000℃の温度より上での圧力の増
加は、酸化物の還元の開始を示している。この期間か
ら、反応バスの排気が開始され、これはタンクの圧力が
300mバ−ルを越えない程度にのみ行われる。約15
00〜1600℃の温度で開始すると、反応は減少し、
タンクは窒素で満たされ、約400〜500mバ−ルに
され、温度は1500℃で約1600℃に維持され、窒
素の圧力は500mバ−ル付近に維持された。その後、
温度をある場合には1800℃に、他の場合には195
0℃に増加した。昇温速度は両方の場合、約20℃/分
であった。最終温度で滞留時間を1.5時間に固定し
た。タンク内の圧力を500mバ−ルに一定に維持し
た。るつぼの内容物を冷却した後、2つの実験により以
下の物理的及び化学的特性を有する生成物が得られた。
【0014】 最終温度1800℃ 最終温度1950℃ 収量 664.5g 655.3g %Cト−タル 10.79 11.14 %C遊離 0.05 0.05 %N 9.3 9.0 %O 1.16 0.34 平均粒径 2.89 6.0 (μm) 2つの実験で得られた物質を平均粒径<2μmとするた
めに、1800℃のサンプルを、軽質ガソリン中の硬質
金属ボ−ルを満たした実験室用粉砕器により1時間粉砕
した。真空乾燥器内で粉砕液を除去した後、得られた生
成物は、以下の組成及び平均粒径を有していた。
【0015】 最終温度1800℃ 最終温度1950℃ %Cト−タル 10.5 11.0 %C遊離 0.05 0.05 %N 9.1 8.9 %O 1.2 0.74 %W 0.78 1.38 %Fe 0.04 0.1 平均粒径(μm) 1.95 2.0 2つの生成物の組成に見られるように、それらは粉砕容
器及びボ−ルとの摩擦により、かなり汚染されていた。
更に、酸素含量は不所望のレベルに上昇した。 実施例2 実施例1と同様に、872gの酸化チタン及び329.
3gのすすを、よく混合し、この混合物をグラファイト
製の反応器内で箔押しした。スチ−ルピンにより多数の
ガス溝を適用した後、るつぼは抵抗炉内に置かれた入口
室に気密な状態で置かれた。その後、タンクの蓋を閉ざ
し、その内部を排気し、酸素を除去し、両者間において
窒素で2回満たした。約1〜10mバ−ルのタンク圧力
において、実施例1と同様に反応混合物の加熱を開始し
た。800〜1000℃の温度より上での圧力のゆっく
りした増加は、反応の開始を示している。この時より
後、反応バスの完全な排気が開始され、一方、同時に1
リットル/分の窒素の流れが混合物を通して向けられ
た。ある地点におけるタンク内の全圧は、10mバ−ル
にまで達した。平均でこの値は1〜2mバ−ルであっ
た。温度が1600℃に到達するやいなや、5時間維持
された。その後、実施例1と同様に、温度が1800℃
に増加し、1.5時間維持された。混合物を冷却した後
に得られた生成物は、以下の物理的及び化学的特性を有
していた。
【0016】 収量 645.8g %Cト−タル 10.46 %C遊離 0.05 %N 10.7 %O 0.06 平均粒径 1.7 (μm) 塊を除去するため、実施例2で得た物質をガソリン中の
硬質金属ボ−ルを満たした実験室用粉砕器により30分
間粉砕した。真空乾燥器内で粉砕液を除去した後、得ら
れた生成物は、以下の品質特性を有していた。
【0017】 %Cト−タル 10.5 %C遊離 0.05 %N 9.1 %O 1.2 %W 0.78 %Fe 0.04 平均粒径(μm) 1.95 低酸素含量と低粒径のため、本発明により得た生成物
は、サ−メットの製造に例外的に適切である。
【0018】実施例3 実施例1と同様に、891.1gの酸化チタン及び30
1.8gのすすを充分に混合し、その後この混合物を5
t/cm2 の圧力でタブレット状にプレスした。次いで
タブレットをグラファイトからなり、ダイヤフラムを具
備する反応容器内に堆積した。この処理は実施例2に従
って生じた。粉砕器内で30分間解凝集した後に得られ
た生成物は以下の等級を示した。
【0019】 %Cト−タル 6.03 %C遊離 0.05 %N 16.5 %O 0.15 %W 0.25 %Fe 0.01 平均粒径(μm) 1.95 実施例4 実施例1と同様に、800gの酸化チタン及び89.7
gの酸化タングステンを充分に混合し、その後この混合
物を5t/cm2 の圧力でタブレット状にプレスした。
実施例2及び3のそれに従って、更に処理を行った。粉
砕器内の解凝集の後、生成物は以下の物理的及び化学的
特性を有していた。
【0020】 %Cト−タル 9.2 %C遊離 0.05 %N 9.2 %O 0.20 %W 9.4 %Ta 9.4 %Fe 0.01 平均粒径(μm) 1.75 実施例2〜4の結果に従い、本発明の方法は、周期律表
IVA、VA及びVIA族の元素の添加剤を任意に有す
るチタンの炭窒化物の製造を許容し、それにより前記炭
窒化物は、その粒径及び不純物含量のため、サ−メット
の製造に例外的に適切である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−106405(JP,A) 特開 昭58−213617(JP,A) 特開 昭63−190704(JP,A)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)チタンの酸化物と炭素系材料とか
    らなる反応混合物を反応器に導入する工程、(b)反応
    器内に減圧下で窒素雰囲気を提供する工程、(c)反応
    器の内容物を800〜2000℃に加熱する工程、
    (d)ガス状反応生成物を同時に取去りつつ温度を14
    00〜1800℃に維持し、それによって窒素又は窒素
    を放出するガスを反応生成物中に又は反応生成物上に向
    ける工程、及び(e)反応器の内容物を冷却する工程を
    具備するチタンの窒化物と炭窒化物からなる微細粉末の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記反応混合物は、周期律表IVA、V
    A及びVIA族からなる群から選ばれた他の金属の酸化
    物を更に含有する請求項1に記載の微細粉末の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記工程(c)は1000〜1900℃
    の温度で実施される請求項1に記載の微細粉末の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記工程(e)の後に、不活性の環境中
    で解凝集又は微粉砕が行われる請求項1に記載の微細粉
    末の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記反応器は、工程(c)の加熱プロセ
    ス中、及び工程(d)の温度を維持する間、排気され、
    それによって全体の圧力が100mバ−ルを越えない請
    求項1に記載の微細粉末の製造方法。
  6. 【請求項6】 全体の圧力は10mバ−ルを越えない請
    求項5に記載の微細粉末の製造方法。
  7. 【請求項7】 工程(c)の加熱プロセス中、及び工程
    (d)の温度を維持する間、窒素の流れを連続的に反応
    混合物中に向けられ、この流れは、0.2〜5リットル
    /(分および反応混合物1kg)である請求項1に記載
    の微細粉末の製造方法。
  8. 【請求項8】前記流れは、0.5〜2リットル/(分お
    よび反応混合物1kg)である請求項7に記載の微細粉
    末の製造方法。
  9. 【請求項9】 工程(c)の加熱プロセス中、及び工程
    (d)の温度を維持する間、窒素の流れを連続的に反応
    混合物上に向けられ、この流れは、0.2〜5リットル
    /(分および反応混合物1kg)である請求項1に記載
    の微細粉末の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記流れは、0.5〜2リットル/
    (分および反応混合物1kg)である請求項9に記載の
    微細粉末の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記工程(d)の温度の維持は、種々
    の温度で1つ以上の段階で行われる請求項1に記載の微
    細粉末の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記反応混合物は、ペレット又はブリ
    ケットとして反応器内に置かれる請求項1に記載の微細
    粉末の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記工程(a)の後に反応混合物は圧
    縮され、複数の溝が設けられる請求項1に記載の微細粉
    末の製造方法。
JP04995591A 1990-03-14 1991-03-14 チタンの窒化物と炭窒化物からなる微細粉末の製造方法 Expired - Fee Related JP3283885B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0060790A AT394188B (de) 1990-03-14 1990-03-14 Verfahren zur herstellung von feinkoernigen, sinteraktiven nitrid- und carbonitridpulvern des titans
AT607/90 1990-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05201709A JPH05201709A (ja) 1993-08-10
JP3283885B2 true JP3283885B2 (ja) 2002-05-20

Family

ID=3495069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04995591A Expired - Fee Related JP3283885B2 (ja) 1990-03-14 1991-03-14 チタンの窒化物と炭窒化物からなる微細粉末の製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5147831A (ja)
EP (1) EP0447388B1 (ja)
JP (1) JP3283885B2 (ja)
AT (2) AT394188B (ja)
CA (1) CA2037413C (ja)
DE (1) DE59103837D1 (ja)
DK (1) DK0447388T3 (ja)
IL (1) IL97473A (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE9004118D0 (sv) * 1990-12-21 1990-12-21 Sandvik Ab Saett foer framstaellning av en sintrad karbonitridlegering foer fin till medelgrov fraesning
SE469384B (sv) * 1990-12-21 1993-06-28 Sandvik Ab Saett att framstaella en sintrad karbonitridlegering foer finfraesning
US5552108A (en) * 1990-12-21 1996-09-03 Sandvik Ab Method of producing a sintered carbonitride alloy for extremely fine machining when turning with high cutting rates
SE469386B (sv) * 1990-12-21 1993-06-28 Sandvik Ab Saett att framstaella en sintrad karbonitridlegering foer skaerande bearbetning
US5581798A (en) * 1990-12-21 1996-12-03 Sandvik Ab Method of producing a sintered carbonitride alloy for intermittent machining of materials difficult to machine
JP2792329B2 (ja) * 1992-04-08 1998-09-03 日亜化学工業株式会社 炭窒化物の製造方法及びその炭窒化物
EP0572788B1 (de) * 1992-05-04 1998-07-15 H.C. Starck GmbH & Co. KG Submicrone Carbonitrid-Pulver, Verfahren zu ihrer Herstellung sowie deren Verwendung
SE9201928D0 (sv) * 1992-06-22 1992-06-22 Sandvik Ab Sintered extremely fine-grained titanium based carbonitride alloy with improved toughness and/or wear resistance
SE9202091D0 (sv) * 1992-07-06 1992-07-06 Sandvik Ab Sintered carbonitride alloy and method of producing
AT404128B (de) 1994-07-22 1998-08-25 Treibacher Ind Aktiengesellsch Verfahren zur herstellung von sphärischen nitrid- und/oder carbonitridpulvern des titans
WO1997036744A1 (en) * 1996-03-29 1997-10-09 Billings Garth W Refractory nitride, carbide, ternary oxide, nitride/oxide, oxide/carbide, oxycarbide, and oxynitride materials and articles
DE19646333C2 (de) * 1996-11-09 1999-01-14 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur Herstellung von sauerstoffhaltigen Hartstoffen und deren Verwendung
US5756410A (en) * 1997-02-27 1998-05-26 The Dow Chemical Company Method for making submicrometer transition metal carbonitrides
DE19907616A1 (de) * 1999-02-23 2000-08-24 Dmc2 Degussa Metals Catalysts Tantal(V)-nitrid-Pigmente, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
EP1696042A3 (en) * 2000-12-19 2009-07-15 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Composite material
KR100626224B1 (ko) * 2004-02-14 2006-09-20 재단법인서울대학교산학협력재단 고용체 분말, 그 제조 방법, 상기 고용체 분말을 포함하는서멧트용 분말, 그 제조 방법 및 상기 서멧트용 분말을이용한 서멧트
US20100273638A1 (en) * 2007-12-26 2010-10-28 Seoul National University Industry Foundation Solid-solution carbide/carbonitride powder and method for preparing thereof
KR101229124B1 (ko) * 2007-12-26 2013-02-01 재단법인서울대학교산학협력재단 고용체 탄화물 및 탄질화물 분말의 고온 제조 방법
RU2638471C2 (ru) * 2016-04-18 2017-12-13 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт металлургии и материаловедения им. А.А. Байкова Российской академии наук (ИМЕТ РАН) Способ получения порошка карбонитрида титана

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US957842A (en) * 1908-03-02 1910-05-10 Basf Ag Production of titanium-nitrogen compounds.
DE2634731A1 (de) * 1975-08-04 1977-02-17 Ciba Geigy Ag Verfahren zur herstellung von hartstoffpulvern
JPS54123600A (en) * 1978-03-17 1979-09-25 Toyo Soda Mfg Co Ltd Production of titanium carbonitride
JPS58213606A (ja) * 1982-06-07 1983-12-12 Mitsubishi Metal Corp 窒化チタン粉末の製造法
DD205632B1 (de) * 1982-06-17 1986-11-05 Keramische Werke Hermsdof Veb Verfahren zur herstellung von titannitridpulver
JPS616405A (ja) * 1984-06-19 1986-01-13 Tokico Ltd 往復動装置
US4622215A (en) * 1985-03-12 1986-11-11 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Process for preparing fine grain titanium carbide powder
US4851203A (en) * 1986-04-03 1989-07-25 Atochem Metal carbide and nitride powders
JPS63190704A (ja) * 1987-02-03 1988-08-08 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 炭窒化チタン粉末の製造方法
JPH0196005A (ja) * 1987-10-09 1989-04-14 Nippon Rejibon Kk 窒化チタンの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ATA60790A (de) 1991-08-15
EP0447388B1 (de) 1994-12-14
CA2037413C (en) 2000-05-09
AT394188B (de) 1992-02-10
DE59103837D1 (de) 1995-01-26
ATE115527T1 (de) 1994-12-15
US5147831A (en) 1992-09-15
IL97473A (en) 1996-01-31
JPH05201709A (ja) 1993-08-10
CA2037413A1 (en) 1991-09-15
EP0447388A1 (de) 1991-09-18
IL97473A0 (en) 1992-06-21
DK0447388T3 (da) 1995-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3283885B2 (ja) チタンの窒化物と炭窒化物からなる微細粉末の製造方法
US3488291A (en) Process and composition for the production of cemented metal carbides
JP4178282B2 (ja) 焼結炭化物物品及び母合金組成物
EP0292195B1 (en) Method for producing metal compound-containing product
US5166103A (en) Method of making monotunsten carbide and mixtures of monotungsten carbide-titanium carbide powders
JP3963649B2 (ja) 気相浸炭による炭化タングステンの製造方法
CN112846170A (zh) 一种(Ti,W)C固溶体粉末及其制备方法
CN114438361B (zh) 表面细晶功能梯度无钴钛基金属陶瓷的制备方法
EP1281670B1 (en) Fine tungsten carbide powder and process for producing the same
US5338523A (en) Method of making transition metal carbide and boride powders
US5597543A (en) Spherical nitride
JP2000203825A (ja) 純粋な炭化タングステン粉末を製造するための気体浸炭方法
US4115526A (en) Process for the preparation of reactive tungsten and derivatives thereof
US20090226723A1 (en) Method for the preparation of titanium nitride powder
EP0591305A1 (fr) Cermets a base de borures des metaux de transition, leur fabrication et leurs applications.
US4063938A (en) Method for producing a nitride based hard metal powder
JPH0235689B2 (ja)
JPS58213618A (ja) 複合炭窒化物固溶体粉末の製造法
JPH04280805A (ja) 元素周期律表の第5(m*)および第6(m**)副族の遷移金属類(m、m*、m**)の炭窒化物硬質物質、それらの製造方法、およびそれらの使用
JPS59446B2 (ja) チタントタングステンオフクムフクゴウタンチツカブツノ セイゾウホウ
JPS59445B2 (ja) TiとWを含む複合炭窒化物固溶体の製造法
JP2002187721A (ja) 多元系セラミックス粉末およびその製造方法
JPH01275702A (ja) 粉末焼結材の製造方法
JPH08120352A (ja) 超硬合金組成物の再生方法および超硬合金の製造方法
JPH042662A (ja) 高純度炭化珪素焼結体及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees