JP3283472B2 - 嵩高織物の製法 - Google Patents
嵩高織物の製法Info
- Publication number
- JP3283472B2 JP3283472B2 JP19873398A JP19873398A JP3283472B2 JP 3283472 B2 JP3283472 B2 JP 3283472B2 JP 19873398 A JP19873398 A JP 19873398A JP 19873398 A JP19873398 A JP 19873398A JP 3283472 B2 JP3283472 B2 JP 3283472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- woven fabric
- bulky
- heat
- fabric
- yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、極めて嵩高で独
特の格子状凹凸構造を有し、例えば束子や垢擦り等の摺
洗具、クッション材、マット等の敷物を始めとして多様
な用途に供し得る特異な嵩高織物の製法に関する。
特の格子状凹凸構造を有し、例えば束子や垢擦り等の摺
洗具、クッション材、マット等の敷物を始めとして多様
な用途に供し得る特異な嵩高織物の製法に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、凹凸のある嵩高な織物を
得る手段としては、太い糸を用いて特殊な織り組織や多
重組織としたり、高収縮糸と低収縮糸との収縮差による
凹凸を利用して嵩高化する方法(特開昭52−1073
62号、特公昭64−8098号、特開平5−8657
1号、特開平5−311574号の各公報等)が知られ
る。しかるに、これら従来の手段によって得られる織物
は、その嵩高性と凹凸の度合が小さいために用途的な展
開性に乏しく、せいぜいタオル、敷布、毛布等として厚
地に凹凸模様を付与した程度のものでしかなかった。
得る手段としては、太い糸を用いて特殊な織り組織や多
重組織としたり、高収縮糸と低収縮糸との収縮差による
凹凸を利用して嵩高化する方法(特開昭52−1073
62号、特公昭64−8098号、特開平5−8657
1号、特開平5−311574号の各公報等)が知られ
る。しかるに、これら従来の手段によって得られる織物
は、その嵩高性と凹凸の度合が小さいために用途的な展
開性に乏しく、せいぜいタオル、敷布、毛布等として厚
地に凹凸模様を付与した程度のものでしかなかった。
【0003】この発明は、極めて嵩高且つ高密度であっ
て、従来の嵩高織物とは外観的にも形態的にも全く趣が
異なる独特の格子状凹凸構造を有して装飾性が高く、多
様な用途に供し得る特異な嵩高織物を、容易且つ確実に
得ることができる嵩高織物の製法を提供することを目的
としている。
て、従来の嵩高織物とは外観的にも形態的にも全く趣が
異なる独特の格子状凹凸構造を有して装飾性が高く、多
様な用途に供し得る特異な嵩高織物を、容易且つ確実に
得ることができる嵩高織物の製法を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る嵩高織物の製法は、熱収縮性
糸を用いて蜂巣織り組織の織物を織成し、この織成した
蜂巣織り組織の織物を所要の大きさに裁断し、この裁断
した織物の周縁部における辺方向に沿う糸を除去すると
共に、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫った
上で、当該織物を熱処理して織物面積が70%以下とな
るように収縮させることにより、厚み方向に嵩高化する
ことを特徴としている。
に、請求項1の発明に係る嵩高織物の製法は、熱収縮性
糸を用いて蜂巣織り組織の織物を織成し、この織成した
蜂巣織り組織の織物を所要の大きさに裁断し、この裁断
した織物の周縁部における辺方向に沿う糸を除去すると
共に、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫った
上で、当該織物を熱処理して織物面積が70%以下とな
るように収縮させることにより、厚み方向に嵩高化する
ことを特徴としている。
【0005】すなわち、織成した蜂巣織り組織の織物を
所要の大きさに裁断し、この裁断した織物の周縁部にお
ける辺方向に沿う糸を除去すると共に、この除去部分と
蜂巣織り組織との境界部を縫った上で、この裁断した織
物を熱処理する。この方法によれば、熱処理に伴い、熱
収縮性糸が収縮して長さを短縮すると同時に太さを増す
が、この収縮作用が蜂巣織り特有の組織において発現す
る結果、織物の格子状模様を構成する各枡目が小さくな
って織物表面の面積が縮小すると共に、該凹凸構造の谷
と山が上下に押し拡げられるように変化し、もって織物
の厚み方向の嵩が著しく増すと共に高密度化し、形態的
にしっかりした極めて立体的な格子状凹凸構造の組織に
転化し、嵩高織物が容易に且つ確実に得られることにな
る。しかも、熱処理により織物面積が70%以下となる
ように収縮させることから、組織の保形性を充分に確保
することができる。また、上記の糸除去部分に残った辺
方向に直交する糸が熱処理を経て房状形態となるから、
得られる嵩高織物は、熱処理にて嵩高化した格子状凹凸
構造の織物の周辺が房にて美しく縁取られ、非常に装飾
性の高い形態となり、且つ上記の境界部の縫い付けによ
って蜂巣織り組織のほぐれを生じない。
所要の大きさに裁断し、この裁断した織物の周縁部にお
ける辺方向に沿う糸を除去すると共に、この除去部分と
蜂巣織り組織との境界部を縫った上で、この裁断した織
物を熱処理する。この方法によれば、熱処理に伴い、熱
収縮性糸が収縮して長さを短縮すると同時に太さを増す
が、この収縮作用が蜂巣織り特有の組織において発現す
る結果、織物の格子状模様を構成する各枡目が小さくな
って織物表面の面積が縮小すると共に、該凹凸構造の谷
と山が上下に押し拡げられるように変化し、もって織物
の厚み方向の嵩が著しく増すと共に高密度化し、形態的
にしっかりした極めて立体的な格子状凹凸構造の組織に
転化し、嵩高織物が容易に且つ確実に得られることにな
る。しかも、熱処理により織物面積が70%以下となる
ように収縮させることから、組織の保形性を充分に確保
することができる。また、上記の糸除去部分に残った辺
方向に直交する糸が熱処理を経て房状形態となるから、
得られる嵩高織物は、熱処理にて嵩高化した格子状凹凸
構造の織物の周辺が房にて美しく縁取られ、非常に装飾
性の高い形態となり、且つ上記の境界部の縫い付けによ
って蜂巣織り組織のほぐれを生じない。
【0006】請求項2の発明では、上記請求項1の嵩高
織物の製法において、熱収縮性糸が 、沸水収縮率10%
以上のものである構成としているから、この糸の熱処理
に伴う収縮によって立体感に富む格子状凹凸構造の嵩高
織物が確実に得られる。
織物の製法において、熱収縮性糸が 、沸水収縮率10%
以上のものである構成としているから、この糸の熱処理
に伴う収縮によって立体感に富む格子状凹凸構造の嵩高
織物が確実に得られる。
【0007】請求項3の発明では、上記請求項1又は請
求項2のいずれかの嵩高織物の製法において、熱処理を
水熱により90℃以上の温度で行うようにしているか
ら、熱水中への浸漬、水含浸状態での加熱、スチーム加
熱等により、全体的に均質な格子状凹凸構造を有する高
品位の嵩高織物が短時間で容易に得られ、また染色を行
う場合には染色工程を熱処理に兼用できることになる。
求項2のいずれかの嵩高織物の製法において、熱処理を
水熱により90℃以上の温度で行うようにしているか
ら、熱水中への浸漬、水含浸状態での加熱、スチーム加
熱等により、全体的に均質な格子状凹凸構造を有する高
品位の嵩高織物が短時間で容易に得られ、また染色を行
う場合には染色工程を熱処理に兼用できることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の製法による嵩高織物の
織り組織に採用される蜂巣織りは、枡織りとも称される
変化組織であり、周知のように浮き糸を四角形に使って
規則正しく並んだ枡型の凹凸を織り出したもので、従来
においては主として敷布やカバー類に利用されている。
織り組織に採用される蜂巣織りは、枡織りとも称される
変化組織であり、周知のように浮き糸を四角形に使って
規則正しく並んだ枡型の凹凸を織り出したもので、従来
においては主として敷布やカバー類に利用されている。
【0009】図1に示すように、この蜂巣織りの織物A
は、格子状模様を構成する各枡目(1)の四辺(1a)
…が稜線状に高くなって中央部(1b)が窪んだ形の凹
凸状表面を有し、その窪んだ中央部(1b)が裏面側で
の稜線交叉部となる形で表裏の凹凸関係は逆になってい
る。例えば図2(ロ)の組織の場合、製織段階では平坦
であるが、同図(イ)の横方向のセクションで示すよう
に、緯糸aと経糸b共に長く浮いている糸が高く盛り上
がると共に、順次浮きの少ない糸ほど沈み込み、もって
自然に表裏が格子状の凹凸形状となる。
は、格子状模様を構成する各枡目(1)の四辺(1a)
…が稜線状に高くなって中央部(1b)が窪んだ形の凹
凸状表面を有し、その窪んだ中央部(1b)が裏面側で
の稜線交叉部となる形で表裏の凹凸関係は逆になってい
る。例えば図2(ロ)の組織の場合、製織段階では平坦
であるが、同図(イ)の横方向のセクションで示すよう
に、緯糸aと経糸b共に長く浮いている糸が高く盛り上
がると共に、順次浮きの少ない糸ほど沈み込み、もって
自然に表裏が格子状の凹凸形状となる。
【0010】この発明の製法による嵩高織物は、熱収縮
性糸を用いて上記の蜂巣織り組織の織物を織成し、この
織物を熱処理によって収縮させることにより、厚み方向
に嵩高化したものである。
性糸を用いて上記の蜂巣織り組織の織物を織成し、この
織物を熱処理によって収縮させることにより、厚み方向
に嵩高化したものである。
【0011】すなわち、例えば図3(イ)(ロ)に示す
ように、元の蜂巣織り組織の織物Aは、格子状で浅い凹
凸を有していても組織の糸相互が緩んだ状態で保形性に
乏しいが、これを熱処理すれば、熱収縮性糸(2)…が
収縮によって長さを短縮すると同時に太さを増すことか
ら、織物の格子状模様を構成する各枡目(1)が小さく
なって織物表面の面積が縮小すると共に、該凹凸構造の
谷vと山mが上下に押し拡げられる。その結果、図4
(イ)(ロ)に示すように、熱処理後の織物Bは、各枡
目(1)の凹凸度合が深まって厚み方向に著しく嵩高化
すると共に、組織全体が引き締まって高密度化し、極め
て立体的で形崩れを生じにくい格子状凹凸構造を有する
ものとなる。
ように、元の蜂巣織り組織の織物Aは、格子状で浅い凹
凸を有していても組織の糸相互が緩んだ状態で保形性に
乏しいが、これを熱処理すれば、熱収縮性糸(2)…が
収縮によって長さを短縮すると同時に太さを増すことか
ら、織物の格子状模様を構成する各枡目(1)が小さく
なって織物表面の面積が縮小すると共に、該凹凸構造の
谷vと山mが上下に押し拡げられる。その結果、図4
(イ)(ロ)に示すように、熱処理後の織物Bは、各枡
目(1)の凹凸度合が深まって厚み方向に著しく嵩高化
すると共に、組織全体が引き締まって高密度化し、極め
て立体的で形崩れを生じにくい格子状凹凸構造を有する
ものとなる。
【0012】蜂巣織り組織の織物Aの上記熱処理による
収縮度合は、その面積が熱処理前に比較して70%以
下、特に好ましくは50〜20%となるように設定すべ
きであり、この収縮度合が小さ過ぎると組織の保形性が
悪くなると共に、極端に大き過ぎては織物組織の過度な
高密度化によって硬くなる。また、この収縮を経た織物
の格子状凹凸構造は、図4(イ)(ロ)に示す各枡目
(1)の凹陥した中央部の深さdが各枡目(1)の辺長
wの0.5〜3倍の範囲にあることが望ましく、この値
が0.5倍未満では嵩高化が不充分であると共に組織の
保形性も不足し、逆に3倍を越える場合は収縮度合を極
めて大きくする必要があるために組織が硬くなり過ぎて
支障を生じる。好ましくは、1.0〜2.5倍程度であ
る。
収縮度合は、その面積が熱処理前に比較して70%以
下、特に好ましくは50〜20%となるように設定すべ
きであり、この収縮度合が小さ過ぎると組織の保形性が
悪くなると共に、極端に大き過ぎては織物組織の過度な
高密度化によって硬くなる。また、この収縮を経た織物
の格子状凹凸構造は、図4(イ)(ロ)に示す各枡目
(1)の凹陥した中央部の深さdが各枡目(1)の辺長
wの0.5〜3倍の範囲にあることが望ましく、この値
が0.5倍未満では嵩高化が不充分であると共に組織の
保形性も不足し、逆に3倍を越える場合は収縮度合を極
めて大きくする必要があるために組織が硬くなり過ぎて
支障を生じる。好ましくは、1.0〜2.5倍程度であ
る。
【0013】熱収縮性糸は、所謂バルキー綿(一般にア
クリル)の混紡によって熱収縮性を付与したポリエステ
ル系、ポリアミド系、ポリアクリルニトリル系、ポリオ
レフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系
等の合成繊維糸あるいは綿、レーヨン等の天然繊維糸で
あり、熱収縮糸として市販されるものを支障なく使用で
きるが、その沸水収縮率が10%以上であるものが好ま
しく、この沸水収縮率が低過ぎるものでは充分な嵩高化
を行えない。なお、この沸水収縮率の上限には制約はな
いが、現状で入手可能な熱収縮性糸の沸水収縮率は最大
40%である。また使用可能な原糸番手は、1/0.1
〜1/100の範囲である。
クリル)の混紡によって熱収縮性を付与したポリエステ
ル系、ポリアミド系、ポリアクリルニトリル系、ポリオ
レフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系
等の合成繊維糸あるいは綿、レーヨン等の天然繊維糸で
あり、熱収縮糸として市販されるものを支障なく使用で
きるが、その沸水収縮率が10%以上であるものが好ま
しく、この沸水収縮率が低過ぎるものでは充分な嵩高化
を行えない。なお、この沸水収縮率の上限には制約はな
いが、現状で入手可能な熱収縮性糸の沸水収縮率は最大
40%である。また使用可能な原糸番手は、1/0.1
〜1/100の範囲である。
【0014】この発明で用いる蜂巣織り組織の織物は、
上記の熱収縮糸を用いて織成するが、必ずしも熱収縮糸
のみで織成したものに限らず、緯糸と経糸の一方を熱収
縮糸として他方を非熱収縮糸としたものや、緯糸及び経
糸に熱収縮糸と非熱収縮糸を併用したものも包含する
が、熱収縮による嵩高化を顕著に発現させる上で特に全
部の糸が熱収縮糸であるものが推奨される。しかして、
使用する熱収縮糸の糸番手、収縮率、撚り本数、撚りの
強弱、蜂巣織り組織の構成等を適宜設定することによ
り、熱処理を経て得られる嵩高織物の厚さ、硬さ、組織
密度等を嵩高織物の用途に応じた適正範囲に調整でき
る。また、嵩高織物の用途に対応して、これに用いる熱
収縮糸としても、その混紡繊維の種類等によって吸水、
抗菌、消臭その他の応じた特性を具備するものを使用で
きる。
上記の熱収縮糸を用いて織成するが、必ずしも熱収縮糸
のみで織成したものに限らず、緯糸と経糸の一方を熱収
縮糸として他方を非熱収縮糸としたものや、緯糸及び経
糸に熱収縮糸と非熱収縮糸を併用したものも包含する
が、熱収縮による嵩高化を顕著に発現させる上で特に全
部の糸が熱収縮糸であるものが推奨される。しかして、
使用する熱収縮糸の糸番手、収縮率、撚り本数、撚りの
強弱、蜂巣織り組織の構成等を適宜設定することによ
り、熱処理を経て得られる嵩高織物の厚さ、硬さ、組織
密度等を嵩高織物の用途に応じた適正範囲に調整でき
る。また、嵩高織物の用途に対応して、これに用いる熱
収縮糸としても、その混紡繊維の種類等によって吸水、
抗菌、消臭その他の応じた特性を具備するものを使用で
きる。
【0015】例えば、クッション材用としては、沸水収
縮率20〜40%の太番手(1/2 〜1/10の単糸〜5
本撚り程度)の熱収縮糸がよく、熱処理を経て得られる
嵩高織物は非常に嵩高で腰が強く良好なクッション性を
備え、且つ衝撃に強い上に重量によるへたりを生じにく
いものとなる。また敷物用や水周りマット用としては、
沸水収縮率15〜35%の中番手(1/5〜1/20の単
糸〜5本撚り程度)の熱収縮糸がよく、密度及び嵩高性
が適度で保水性や保温性に優れ、且つ触感及び美的興趣
性の良い嵩高織物が得られる。更に食器や野菜等の洗
浄、入浴時の身体洗い、自動車の洗車等に用いる摺洗具
には、沸水収縮率10〜30%の中・細番手(1/10〜
1/50の単糸〜5本撚り程度)の熱収縮糸がよく、摺
洗力及び耐久性に優れると共に、良好な吸水性及び保水
性によって使い勝手がよく、且つ外観体裁の良好な嵩高
織物が得られる。
縮率20〜40%の太番手(1/2 〜1/10の単糸〜5
本撚り程度)の熱収縮糸がよく、熱処理を経て得られる
嵩高織物は非常に嵩高で腰が強く良好なクッション性を
備え、且つ衝撃に強い上に重量によるへたりを生じにく
いものとなる。また敷物用や水周りマット用としては、
沸水収縮率15〜35%の中番手(1/5〜1/20の単
糸〜5本撚り程度)の熱収縮糸がよく、密度及び嵩高性
が適度で保水性や保温性に優れ、且つ触感及び美的興趣
性の良い嵩高織物が得られる。更に食器や野菜等の洗
浄、入浴時の身体洗い、自動車の洗車等に用いる摺洗具
には、沸水収縮率10〜30%の中・細番手(1/10〜
1/50の単糸〜5本撚り程度)の熱収縮糸がよく、摺
洗力及び耐久性に優れると共に、良好な吸水性及び保水
性によって使い勝手がよく、且つ外観体裁の良好な嵩高
織物が得られる。
【0016】熱処理は湿熱と乾熱のいずれでもよいが、
織物全体を均一に収縮させる上で湿熱の方が好適であ
る。この湿熱での熱処理は、温度90℃以上の温度、一
般的には90〜100℃にて行うのがよく、熱水中への
浸漬、スプレーや水中浸漬にて水を含浸した状態での加
熱、スチーム加熱等を採用できるが、特に熱水浸漬によ
れば数秒〜数分程度の短時間で均質な格子状凹凸構造を
有する高品位の嵩高織物を容易に製出できる。また、パ
ドル染色等を行う場合は、この染色処理を収縮のための
熱処理と兼用することが可能である。なお、乾熱による
処理温度は90〜140℃程度である。
織物全体を均一に収縮させる上で湿熱の方が好適であ
る。この湿熱での熱処理は、温度90℃以上の温度、一
般的には90〜100℃にて行うのがよく、熱水中への
浸漬、スプレーや水中浸漬にて水を含浸した状態での加
熱、スチーム加熱等を採用できるが、特に熱水浸漬によ
れば数秒〜数分程度の短時間で均質な格子状凹凸構造を
有する高品位の嵩高織物を容易に製出できる。また、パ
ドル染色等を行う場合は、この染色処理を収縮のための
熱処理と兼用することが可能である。なお、乾熱による
処理温度は90〜140℃程度である。
【0017】一方、この発明においては、織成した蜂巣
織り組織の織物を所要の大きさに裁断し、この裁断した
織物の周縁部における辺方向に沿う糸を除去すると共
に、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫った上
で、前記の熱処理を行うものとする。これにより、上記
の糸除去部分に残った辺方向に直交する糸が熱処理を経
て房状形態となる。従って、図5に示すように、得られ
る嵩高織物Bは、熱処理にて嵩高化した格子状凹凸構造
の領域(3)の周辺が房(4)にて美しく縁取られた、
非常に装飾性の高い形態となり、且つ上記の境界部
(5)の縫い付けによって蜂巣織り組織のほぐれを生じ
ない。
織り組織の織物を所要の大きさに裁断し、この裁断した
織物の周縁部における辺方向に沿う糸を除去すると共
に、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫った上
で、前記の熱処理を行うものとする。これにより、上記
の糸除去部分に残った辺方向に直交する糸が熱処理を経
て房状形態となる。従って、図5に示すように、得られ
る嵩高織物Bは、熱処理にて嵩高化した格子状凹凸構造
の領域(3)の周辺が房(4)にて美しく縁取られた、
非常に装飾性の高い形態となり、且つ上記の境界部
(5)の縫い付けによって蜂巣織り組織のほぐれを生じ
ない。
【0018】この発明に係る製法による嵩高織物は、前
記のように、厚み方向の嵩高度合が大きい上、両面が立
体的で安定した格子状凹凸をなし、この立体組織の保形
性が高く苛酷な使用条件でも形崩れしにくく、クッショ
ン性、吸水性、保水性、保温性等にも優れると共に、格
子状凹凸による特有の触感と通気性を有し、また熱処理
にて嵩高化した格子状凹凸構造の領域(3)の周辺が房
(4)にて美しく縁取られた独特の美しい外観より高い
意匠性を備えることから、これらの特性を活かして広範
な用途展開が可能である。
記のように、厚み方向の嵩高度合が大きい上、両面が立
体的で安定した格子状凹凸をなし、この立体組織の保形
性が高く苛酷な使用条件でも形崩れしにくく、クッショ
ン性、吸水性、保水性、保温性等にも優れると共に、格
子状凹凸による特有の触感と通気性を有し、また熱処理
にて嵩高化した格子状凹凸構造の領域(3)の周辺が房
(4)にて美しく縁取られた独特の美しい外観より高い
意匠性を備えることから、これらの特性を活かして広範
な用途展開が可能である。
【0019】その具体例としては、食器や野菜等の洗浄
に用いる台所用摺洗具(布たわし)、入浴時の身体洗い
用摺洗具、自動車の洗車用摺洗具、モップ等の清掃用布
材、クッション材、床敷、ベッドパッド、ベッドや椅子
の上張り、椅子カバー、シートカバー、敷布(特に床ず
れ防止用)、座布団カバー、枕用布地、枕カバー、台所
や浴室出入り口等に敷く水周りマット、玄関マット、袋
物の布地、バッグの外張り及び内張り材、置物の下敷
き、スリッパ材料、靴中敷、靴拭き等の多種多様のもの
が挙げられるが、とりわけ摺洗具、クッション材、床敷
や各種マットを含む敷物として極めて有用である。無
論、この発明の製法による嵩高織物は、これら用途に応
じて袋状を始めとする様々な形態に縫製したり、他の布
材と縫い合わせて用いることができる。
に用いる台所用摺洗具(布たわし)、入浴時の身体洗い
用摺洗具、自動車の洗車用摺洗具、モップ等の清掃用布
材、クッション材、床敷、ベッドパッド、ベッドや椅子
の上張り、椅子カバー、シートカバー、敷布(特に床ず
れ防止用)、座布団カバー、枕用布地、枕カバー、台所
や浴室出入り口等に敷く水周りマット、玄関マット、袋
物の布地、バッグの外張り及び内張り材、置物の下敷
き、スリッパ材料、靴中敷、靴拭き等の多種多様のもの
が挙げられるが、とりわけ摺洗具、クッション材、床敷
や各種マットを含む敷物として極めて有用である。無
論、この発明の製法による嵩高織物は、これら用途に応
じて袋状を始めとする様々な形態に縫製したり、他の布
材と縫い合わせて用いることができる。
【0020】
【実施例】実施例1 アクリル14番手3本撚りの熱収縮糸(沸水収縮率23
%)を使用し、緯糸を22本/インチ間、経糸を22本
/インチ間として、8枚綜絖枠を用いて蜂巣の枡目を1
枡約16mm角に設定し、目付け390〜400g/m
2 の蜂巣織り組織の織物生地を織成した。この織物生地
を矩形に裁断して周縁周縁部における辺方向に沿う糸を
除去し、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫っ
たもの(蜂巣織り組織部分の大きさ24cm×15c
m)について、黄色染料を用いて熱処理を兼ねて100
℃にて20分間のパドル染色を行ったのち、30分かけ
て除冷し、次いで3分間脱水した上で30分間の乾燥
(最高温度60℃)を行い、黄色の嵩高織物を得た。
%)を使用し、緯糸を22本/インチ間、経糸を22本
/インチ間として、8枚綜絖枠を用いて蜂巣の枡目を1
枡約16mm角に設定し、目付け390〜400g/m
2 の蜂巣織り組織の織物生地を織成した。この織物生地
を矩形に裁断して周縁周縁部における辺方向に沿う糸を
除去し、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫っ
たもの(蜂巣織り組織部分の大きさ24cm×15c
m)について、黄色染料を用いて熱処理を兼ねて100
℃にて20分間のパドル染色を行ったのち、30分かけ
て除冷し、次いで3分間脱水した上で30分間の乾燥
(最高温度60℃)を行い、黄色の嵩高織物を得た。
【0021】この実施例1の嵩高織物は、蜂巣織り組織
部分の大きさが14.5cm×9cmであり、処理前の
織物に比較して縦横長さが各々約40%収縮し、面積と
して約36%まで縮小し、全周に図5に示すような房を
有するものであった。そして、両面の蜂巣織り組織部分
は、各枡目の辺長約9mm、各枡目の凹陥した中央部の
深さ約12mmの格子状凹凸構造をなしており、全体が
柔軟で外観体裁もよく、保温性や吸水性が高く、とりわ
け敷物としての適性に優れるものであった。 実施例2 熱収縮糸としてアクリル14番手3本強撚りの熱収縮糸
(沸水収縮率30%)を使用した以外は、実施例1と同
様にして全周に房を有する嵩高織物を得た。この嵩高織
物は、蜂巣織り組織部分の大きさが12cm×7.5c
mであり、処理前の織物に比較して縦横長さが各々約5
0%収縮し、面積として約25%まで縮小していた。そ
して、両面の蜂巣織り組織部分は、各枡目の辺長約7m
m、各枡目の凹陥した中央部の深さ約11mmの格子状
凹凸構造をなすが、腰が強く全体的に強靱で硬い感触を
有しており、引っ張りや押圧による変形が少なく、摺洗
力及び保水力が大きく、とりわけ摺洗具としての適性に
優れるものであった。 実施例3 アクリル10番手4本撚りの熱収縮糸(沸水収縮率23
%)を使用し、緯糸を18本/インチ間、経糸を16本
/インチ間として、8枚綜絖枠を用いて蜂巣の枡目を1
枡約20mm角に設定し、目付け610〜620g/m
2 の蜂巣織り組織の織物生地を織成した。この織物生地
を矩形に裁断して周縁周縁部における辺方向に沿う糸を
除去し、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫っ
たもの(蜂巣織り組織部分の大きさ24cm×15c
m)について、100℃の熱湯中に5分間浸漬し、引き
上げて5分間放冷し、次いで3分間脱水した上で30分
間の乾燥(最高温度60℃)を行い、嵩高織物を得た。
部分の大きさが14.5cm×9cmであり、処理前の
織物に比較して縦横長さが各々約40%収縮し、面積と
して約36%まで縮小し、全周に図5に示すような房を
有するものであった。そして、両面の蜂巣織り組織部分
は、各枡目の辺長約9mm、各枡目の凹陥した中央部の
深さ約12mmの格子状凹凸構造をなしており、全体が
柔軟で外観体裁もよく、保温性や吸水性が高く、とりわ
け敷物としての適性に優れるものであった。 実施例2 熱収縮糸としてアクリル14番手3本強撚りの熱収縮糸
(沸水収縮率30%)を使用した以外は、実施例1と同
様にして全周に房を有する嵩高織物を得た。この嵩高織
物は、蜂巣織り組織部分の大きさが12cm×7.5c
mであり、処理前の織物に比較して縦横長さが各々約5
0%収縮し、面積として約25%まで縮小していた。そ
して、両面の蜂巣織り組織部分は、各枡目の辺長約7m
m、各枡目の凹陥した中央部の深さ約11mmの格子状
凹凸構造をなすが、腰が強く全体的に強靱で硬い感触を
有しており、引っ張りや押圧による変形が少なく、摺洗
力及び保水力が大きく、とりわけ摺洗具としての適性に
優れるものであった。 実施例3 アクリル10番手4本撚りの熱収縮糸(沸水収縮率23
%)を使用し、緯糸を18本/インチ間、経糸を16本
/インチ間として、8枚綜絖枠を用いて蜂巣の枡目を1
枡約20mm角に設定し、目付け610〜620g/m
2 の蜂巣織り組織の織物生地を織成した。この織物生地
を矩形に裁断して周縁周縁部における辺方向に沿う糸を
除去し、この除去部分と蜂巣織り組織との境界部を縫っ
たもの(蜂巣織り組織部分の大きさ24cm×15c
m)について、100℃の熱湯中に5分間浸漬し、引き
上げて5分間放冷し、次いで3分間脱水した上で30分
間の乾燥(最高温度60℃)を行い、嵩高織物を得た。
【0022】この実施例3の嵩高織物は、蜂巣織り組織
部分の大きさが14.5cm×9cmであり、処理前の
織物に比較して縦横長さが各々約40%収縮し、面積と
して約36%まで縮小し、全周に図5に示すような房を
有するものであった。そして、両面の蜂巣織り組織部分
は、各枡目の辺長約11mm、各枡目の凹陥した中央部
の深さ約9mmの格子状凹凸構造をなし、特に格子状の
配置が幾何学的に整然として美しい外観を示すと共に、
クッション性に富み、特に全体が柔軟であるが弾力的で
クッション性に富み、とりわけクッション材として優れ
た適性を有するものであった。
部分の大きさが14.5cm×9cmであり、処理前の
織物に比較して縦横長さが各々約40%収縮し、面積と
して約36%まで縮小し、全周に図5に示すような房を
有するものであった。そして、両面の蜂巣織り組織部分
は、各枡目の辺長約11mm、各枡目の凹陥した中央部
の深さ約9mmの格子状凹凸構造をなし、特に格子状の
配置が幾何学的に整然として美しい外観を示すと共に、
クッション性に富み、特に全体が柔軟であるが弾力的で
クッション性に富み、とりわけクッション材として優れ
た適性を有するものであった。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明に係る嵩高織物の製法に
よれば、蜂巣織り組織を有する織物を単に熱処理するだ
けで、前記の立体的で安定した独特の格子状凹凸組織を
有する嵩高織物が容易に且つ確実に得られる。しかも、
前記の立体的で安定した独特の格子状凹凸組織を有する
嵩高織物として、周辺が房にて美しく縁取られて非常に
装飾性の高い形態のものが得られると共に、熱処理時に
蜂巣織り組織の周辺のほぐれを防止できる。
よれば、蜂巣織り組織を有する織物を単に熱処理するだ
けで、前記の立体的で安定した独特の格子状凹凸組織を
有する嵩高織物が容易に且つ確実に得られる。しかも、
前記の立体的で安定した独特の格子状凹凸組織を有する
嵩高織物として、周辺が房にて美しく縁取られて非常に
装飾性の高い形態のものが得られると共に、熱処理時に
蜂巣織り組織の周辺のほぐれを防止できる。
【図1】 この発明に用いる蜂巣織り組織を有する織物
を例示する斜視図である。
を例示する斜視図である。
【図2】 蜂巣織りの組織を示し、(イ)図は横方向の
セクションの組織図、(ロ)図は全体の組織図である。
セクションの組織図、(ロ)図は全体の組織図である。
【図3】 この発明に用いる蜂巣織り組織を有する織物
の一例を示し、(イ)図は平面図、(ロ)図は(イ)図
におけるローロ線の断面矢視図である。
の一例を示し、(イ)図は平面図、(ロ)図は(イ)図
におけるローロ線の断面矢視図である。
【図4】 この発明に係る製法により得られる嵩高織物
の一例を示し、(イ)図は一部拡大図、(ロ)図は
(イ)図におけるローロ線の断面矢視図である。
の一例を示し、(イ)図は一部拡大図、(ロ)図は
(イ)図におけるローロ線の断面矢視図である。
【図5】 この発明に係る製法により得られる嵩高織物
の一例を示す斜視図である。
の一例を示す斜視図である。
1・・・・・枡目 1a・・・・辺 1b・・・・中央部 2・・・・・熱収縮糸 3・・・・・格子状凹凸構造の領域 4・・・・・房 A・・・・・蜂巣織り組織を有する織物 B・・・・・嵩高織物 d・・・・・凹陥した中央部の深さ w・・・・・各枡目の辺長
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI D03D 25/00 101 D03D 25/00 101 (56)参考文献 特開 昭53−38761(JP,A) 特開 平9−117388(JP,A) 特開 平9−209236(JP,A) 特開 平9−209235(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 1/00 - 27/18
Claims (3)
- 【請求項1】 熱収縮性糸を用いて蜂巣織り組織の織物
を織成し、この織成した蜂巣織り組織の織物を所要の大
きさに裁断し、この裁断した織物の周縁部における辺方
向に沿う糸を除去すると共に、この除去部分と蜂巣織り
組織との境界部を縫った上で、当該織物を熱処理して織
物面積が70%以下となるように収縮させることによ
り、厚み方向に嵩高化することを特徴とする嵩高織物の
製法。 - 【請求項2】 熱収縮性糸が、沸水収縮率10%以上の
ものである請求項1に記載の嵩高織物の製法。 - 【請求項3】 熱処理を湿熱90℃以上の温度で行う請
求項1又は請求項2のいずれかに記載の嵩高織物の製
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19873398A JP3283472B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 嵩高織物の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19873398A JP3283472B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 嵩高織物の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000034642A JP2000034642A (ja) | 2000-02-02 |
JP3283472B2 true JP3283472B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=16396087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19873398A Expired - Fee Related JP3283472B2 (ja) | 1998-07-14 | 1998-07-14 | 嵩高織物の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283472B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104404692A (zh) * | 2014-11-20 | 2015-03-11 | 江苏金辰针纺织有限公司 | 一种具有高效吸湿排汗的面料 |
WO2024111577A1 (ja) * | 2022-11-24 | 2024-05-30 | クラレクラフレックス株式会社 | 繊維構造体および立体フィルターならびにろ過フィルター |
-
1998
- 1998-07-14 JP JP19873398A patent/JP3283472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000034642A (ja) | 2000-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04222260A (ja) | 三次元構造布帛 | |
JP3283472B2 (ja) | 嵩高織物の製法 | |
JP2004190191A (ja) | 放熱性立体編物 | |
JPH0247203B2 (ja) | ||
US4091490A (en) | Skin cleansing device | |
JP2880708B1 (ja) | 掛け布団 | |
JPH05148736A (ja) | 三次元構造布 | |
KR100565973B1 (ko) | 다층의 공기함유층을 가진 침장용포 및 방한복지 | |
JP2640632B2 (ja) | 皺縞付き織物と製法 | |
JPH0542819Y2 (ja) | ||
JP2673342B2 (ja) | 織物地 | |
JPS6343992Y2 (ja) | ||
JPH04352920A (ja) | 洗浄用編地 | |
CN217753087U (zh) | 一种具有抗菌功能的夏季用冰丝毛巾 | |
JPH0144148Y2 (ja) | ||
JP3059161U (ja) | 絹洗浄袋並びに絹洗浄布 | |
JP3811170B2 (ja) | 敷物 | |
JP3106491U (ja) | 座布団 | |
JP3052702U (ja) | 経編パイル布帛 | |
JP2000300413A (ja) | 詰め綿構造体 | |
JPH0214469B2 (ja) | ||
JPH0327513Y2 (ja) | ||
JP3091401U (ja) | 布団カバー | |
JPH11309047A (ja) | 椅子用マット | |
JP2002191527A (ja) | ボディタオル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |