JP3282878B2 - 通電加工包装食品の製造方法 - Google Patents

通電加工包装食品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品材料を通水性材料
あるいは透湿性または電気絶縁性材料からなる包装体で
包装して包装品を塑成した場合にあっても、前記包装品
に対し導電液を介し電流を均等に流通せしめて食品材料
を極く短時間に速やかに均一に加熱処理することができ
る許りか、所定温度昇温後通電を断った後も包装品を所
定時間所定温度に保熱維持することにより、確実に殺菌
処理することができる通電加工包装食品の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、塩分を均等に混入した生の材料
を、両端がそれぞれ通電部となるよう 絶縁性包装体
内に充填して包装品を得さしめるとともに、前記包装品
は、両端に多数の通電口を穿口した保形枠内に、通電部
と通電口とが対向する状態のもとに収容したまま、電気
絶縁性容器内に収容され、しかも稀塩液中に冠水状態の
もとに収納せしめて、通電作用により材料を熟熱殺菌処
理した通電加工包装食品製造方法は、本出願前例えば特
公平2−24513号公報に記載されていて公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従前の製造
方法によれば、包装を収容する容器が断熱性を有しな
電気絶縁性容器であるため、容器の吸熱作用により包
装品全体を均一に昇温させることができないとともに、
所定温度昇温後の通電を断った時には放熱により包装品
所定時間その温度を保熱維持させることができず、確
実に殺菌処理することができないという問題点があっ
た。
【0004】 本発明は、食品材料を通水性材料あるいは
透湿性材料は勿論のこと、たとえ電気絶縁性材料からな
る包装体で包装して包装品とした際にあっても、前記包
装品に対し導電液を介し電流を確実に、しかも均等に流
通せしめて極く短時間に食品材料を均一に加熱処理する
ことができる許りか、所定温度昇温後通電を断っても
装品を所定時間所定温度に保熱維持することにより確実
に殺菌処理することができる通電加工包装食品の製造法
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の通電加工包装食品の製造方法においては、
第1の発明を、両端部に一対の導電体が位置するように
食品材料を、通水性材料あるいは透湿性材料からなる包
装体により包装して包装品を塑成するとともに、前記包
装品を電気絶縁性の容器内に導電液とともに収容した
後、包装品に対し導電液を介し通電作用を施して食品材
料を加熱処理せしめるものにおいて、前記容器は全周を
断熱性を有する保熱材により通電を断った後も塑成して
加熱処理後の前記包装品を前記容器の保熱作用により所
定時間所定温度に保熱維持せしめて殺菌処理したもので
ある。
【0006】 そして、第2の発明を、両端部に位置した
一対の導電体の一部が露出する状態のもとに食品材料を
電気絶縁性包装体により包装して包装品を塑成するとと
もに、前記包装品は電気絶縁性の容器内に導電液ととも
に収容した後、包装品に対し導電液および導電体を介し
通電作用を施して食品材料を加熱処理せしめるものにお
いて、前記容器は全周を断熱性を有する保熱材により塑
成して加熱処理後の前記包装品を前記容器の保熱作用に
より通電を断った後も所定時間所定温度に保熱維持せし
めて殺菌処理したものである。
【0007】
【作用】図1ないし図3に示された第1発明の製造方法
においては、両端部に一対の導電体が対向位置されるよ
うに食品材料を通水性材料あるいは透湿性材料からなる
包装体により包装して略密封状の包装品を塑成する。
【0008】 次いで、前記包装品を一対の電極が対設さ
れ、しかも上面が開放された電気絶縁性で断熱性を有す
断熱保熱容器内に、一対の導電体と一対の電極とが対
向する状態で導電液とともに収容した後、断熱保熱容器
の上面開放側を電気絶縁性の断熱保熱蓋体により覆え
ば、前記包装品はその周囲が断熱保熱容器および断熱
蓋体により囲まれた状態となるとともに、導電液も通
水性材料あるいは透湿性材料の包装体中を透湿して食品
材料および一対の導電体を湿潤状態ならしめる。
【0009】 この状態において、一対の電極間に亘り通
電を施せば、電流は導電体を通電媒体として包装品内部
食品材料中を均一に流通し、通電により発生したジュ
ール熱で速やかに包装品を加熱せしめると同時に導電液
も昇温される。
【0010】 ところで、前記食品材料および導電液は、
断熱性を有する断熱保熱容器に収容された状態のもとで
通電作用が施されるため、従前の如く電気絶縁性容器内
に導電液および包装品を収納した際に、容器の吸熱作用
で導電液および食品材料の温度上昇が不均一になり、食
品材料への電流の流れが不均等になることを未然に防止
し、食品材料への通電作用を確実に、しかも均等に施し
て食品材料を極く短時間で均一に昇温させることができ
るは勿論のこと、断熱保熱容器自体の保熱作用によっ
、所定温度昇温後通電を断っても包装品を所定時間所
定温度に保熱維持することにより確実に殺菌処理するこ
とができる。
【0011】 図4ないし図6に示された第2発明の製造
方法においては、両端部に位置した一対の導電体の一部
が露出する状態のもとに食品材料を電気絶縁性包装体に
より包装して、密封状態の包装品を塑成する。
【0012】 次いで、前記包装品を一対の電極が対設さ
れしかも上面が開放された電気絶縁性で断熱性を有する
の断熱保熱容器内に、一対の電極と一対の導電体の露出
部とが対向する状態で導電液とともに収容した後、断熱
保熱容器の上面開放側を電気絶縁性の断熱保熱蓋体によ
り覆えば、前記包装品はその周囲が断熱保熱容器および
断熱保熱蓋体により全周を囲まれた状態となるととも
、導電液も両端部に設けた導電体の露出部と直接接触
された状態となる。
【0013】 したがって、この状態において一対の電極
間に亘り通電を施せば、電流は導電体を通電媒体として
不電導性の絶縁性包装体により包装された食品材料中を
流通し、通電により発生したジュール熱で極く短時間に
食品材料を熱殺菌せしめると同時に導電液も昇温され
る包装品外表面にも導電液を加熱して電流が流れ加熱殺
菌される。
【0014】 ところで、前記包装品および導電液は断熱
性を有する断熱保熱容器内に収容された状態のもとで通
電作用が施されるため、従前の如く断熱性を有しない単
電気絶縁性容器内に包装品を収容した際に生ずる容器
の吸熱作用で導電液および食品材料の温度上昇が不均一
となり、食品材料への電流の流れが不均等になることを
未然に防止し、食品材料への通電作用を確実に、しかも
均等に施して食品材料を極く短時間で均一に昇温させる
ことができる許りか、断熱保熱容器自体の保熱作用によ
って所定の温度昇温後通電を断っても、包装品を所定時
所定温度保熱維持することにより確実に殺菌処理す
ることができる。
【0015】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1ないし図4に示されたものは、第1発明の通電加工包
装食品の製造方法を実施させるための装置であって、図
1は要部を破断した正面図、図2は縦断側面図、図3は
一部を破断した包装品の正面図、図4は包装品の拡大側
面図であって、1は、通水性材料あるいは透湿性材料、
例えば織布、繊維ネット、またはファイブラスケーシン
グ、多孔フィルム等で塑成された両端開放状の包装体2
内部に、塩分処理された生の食品材料A、例えばハム、
ソーセージ、擂潰肉、水産動物、擂身材料および穀類そ
の他の混合材料等を充填し、次いで、充填した食品材料
Aの両端部に導電性の高い材料、例えばチタン、アル
ミ、カーボン、カーボン繊維等の材料により塑成された
板状の導電体3,3が位置されるように配設した後、両
端開放部を適宜の締縛具4,4により締縛して包装した
包装品である。包装体2の材料がいずれであっても、包
装品1は導電液中で全体が通電性を有するものであれば
よい。5は、上面を除いた周囲を電気絶縁性の耐熱断熱
材料、例えば耐熱発泡スチロール、ウレタンその他の断
熱性を有する保熱材料等により囲って塑成した断熱保熱
容器である。また、必要に応じて上記材料の表面をポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等によって覆
って耐水処理を施した材料であってもよい。6,7は、
断熱保熱容器4内に収容した包装品1の締縛側すなわち
導電体3,3と対向する左右側壁8,9の内面に配設し
た一対の電極であって、前記一対の電極6,7はその端
部を断熱容器5外に延出せしめてある。Bは、包装品1
とともに断熱保熱容器5内に収容した適度の含塩水から
なる導電液であって、前述した導電体3,3は導電液B
よりも導電性の高いもので構成されている。10は、断
保熱容器5の上面開放側に取外し自在に被蓋した断熱
保熱蓋体であって、前記断熱保熱蓋体10は断熱保熱
器5と同様の材質で塑成されており、該断熱保熱蓋体1
0により断熱保熱容器5の上面開放側を被蓋した際には
断熱保熱容器5内に収容された包装品1を軽く押さえる
ようにする。11は、断熱保熱蓋体10の蓋押さえであ
り、12,12は、止め具である。したがって、上述の
如き構成としたことで、断熱保熱容器5は、全周が電気
絶縁性でかつ断熱と保熱が有効に達成されるよう塑成さ
れる。前述した包装品1の両端位置の包装体2の外面に
は複数個の透過孔13・・・・を穿孔して、包装品1を
導電液Bとともに断熱保熱容器5内に収容した際に、導
電液8が透過孔13・・・・より速やかに透過して、包
装体2と導電体3との間に残留する空気を排出せしめ
て、残留空気によって導電作用が阻害されないように構
成してある。
【0016】 図5ないし図7に示されたものは、第2発
明の通電加工包装食品の製造方法を実施させるための装
置であって、図5は要部を破断した正面図、図6は縦断
側面図、図7は要部を破断した包装品の正面図であっ
て、該実施例の装置に用いられる包装品1′は、不電導
性の絶縁性材料、例えば塩化ビニリデンフィルム、ナイ
ロンフィルム等の耐熱性包装材料で塑成された両端開放
状の包装体2′内部に、塩分処理された生の食品材料A
を充填し、次いで、充填した食品材料Aの両端部に、外
面略中央位置に露出部14を突設した板状の導電体
3′,3′が位置されるように配設した後、両端開放部
を露出部14が露出する状態のもとで適宜の締縛具4,
4により締縛して包装することで構成した以外の構成は
第1発明の実施例と同一である。なお、包装体2′はナ
イロンフィルム等により真空包装してもよい。また、露
出部14を突設した導電体3′は導電液Bよりも高い導
電性を有する材料、例えばチタン、アルミ、カーボン、
カーボン繊維等で塑成されたものでもよく、またその形
状厚さも任意であり、極く薄い板状あるいは箔状であっ
てもよいことは勿論である。
【0017】 図8ないし図10に示されたものは、第2
発明の通電加工包装食品の製造方法を実施させるための
装置の他例であって、図8は要部を破断した正面図、図
9は縦断側面図、図10は一部を破断した包装品の正面
図であって、前記実施例のものにおいては、導電面積の
より拡大を図るために、導電体3″の露出部14′端部
に扁平円盤状からなる別体の導電露出体15を嵌脱自在
に嵌入連結せしめて、包装品1′を導電液Bとともに断
保熱容器5内に収容した際に、導電露出体15が導電
液Bと広い面積のもとに接触して、包装品1′内に配設
した導電体3″に充分な電流が流れるように構成した以
外の構成は、第1発明の実施例と同一である。
【0018】 図11に示されたものは、導電体3″の他
例の一部を切欠し、かつ要部を破断した拡大正面図であ
って、該実施例のものにおいては、締縛具4,4が導電
体3″の露出部14′より脱落しないように締縛具4,
4の位置の露出部14′周面に脱落防止用の膨出部16
を設けた構成としたものである。
【0019】 図12に示されたものは導電体3″のさら
に他例の一部を切欠し、かつ要部を破断した拡大正面図
であって、該実施例のものにあっては、図10および図
11に示された実施例のものが何れも導電体3″と導電
露出体15とを、導電露出体15側に突設した連結部材
17を導電体3″の露出部14′側に突設した嵌合部1
8へ嵌入して連結していたのを、導電体3″の露出部1
4′側に連結部材17′を突設し、導電露出体15側に
嵌合部18′を突設して、連結部材17′を嵌合部1
8′に嵌入することで連結したものである。
【0020】 図13に示されたものは、導電体を薄膜状
の導電材料、例えばアルミ箔、銀箔、その他炭素繊維等
により塑成した場合の実施例の一部を切欠し、かつ要部
を破断した拡大正面図であって、該実施例のものにおい
ては、食品材料Aを充填した包装体2の両端部に、含湿
接電体20と、合成樹脂製等からなる板状の保形体21
の周囲をアルミ箔、銀箔、その他炭素繊維等により塑成
した薄膜状の導電部材22で覆って形成した導電薄膜体
19を順次配設した後、前記包装体2と導電薄膜体19
との端部を、ともに重ね合わせた状態のもとに露出展開
されるように締縛具4,4で密封状に包装して構成した
ものであって、かかる実施例の構成を備えた包装品1に
よれば、導電薄膜体19が食品材料Aと接触する内面を
平坦面とすることができる許りか、均等距離をもって食
品材料Aに通電作用を施すことができるは勿論のこと、
締縛した端部を展開させるとともに導電薄膜体19も大
きく展開されて露出展開部23が形成されるため、導電
液Bの通電を受け止めるに充分な露出面を提供できる。
なお、前述した含湿接電体20は食品材料Aと導電体3
との剥離を容易ならしめると同時に食品材料の表面の焼
焦げ発生を未然に防止するために、導電薄膜体19と食
品材料Aとの間に、稀塩水を含湿した繊維材料、不織
布、パルプ、あるいは透湿性に富む材料、例えばビニロ
ンフィルム、フライブラスケーシング材料、グラシン紙
等からなる膜体により塑成された含湿接電体20が配設
されている。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方法を有
するので、以下に記載されたような効果を奏する。請求
項1記載の通電加工包装食品の製造方法においては、
端部に一対の導電体が対向位置されるように食品材料を
通水性材料あるいは透湿性材料からなる包装体により包
装した包装品導電液とともに電気絶縁性でかつ断熱性
を有する断熱保熱容器内に収容され、全周を断熱され
状態のもとで包装品に対し通電作用が施されるので、通
電作用により昇温された包装品や導電液が容器の吸熱作
用で温度上昇が不均一となり、包装品内部の食品材料へ
の通電作用が不均等となるのを未然に防止し、導電液お
よび包装品全体の均一な昇温と、食品材料への均等な通
電を営ませ、食品材料を極く短時間で所定温度まで加熱
処理することができる許りか、断熱性を有する断熱保熱
容器の保熱作用により通電を断った後も包装品を所定時
所定温度に保熱維持させることができる。その結果、
包装品全体を確実に殺菌処理することができる。
【0022】 請求項2記載の通電加工包装食品の製造方
法においては、両端部に位置した一対の導電体の一部が
露出する状態のもとに食品材料を電気絶縁性包装体によ
り包装した包装品導電液とともに電気絶縁性でかつ断
熱性を有する断熱保熱容器内に収容され、全周を断熱さ
た状態のもとで包装品に対し通電作用が施されるた
め、通電作用により昇温された導電液および包装品が容
器の吸熱作用で温度上昇が不均一となり、食品材料への
電流の流れが不均等となるのを未然に防止し、導電液お
よび包装品の均一な昇温と食品材料への均等な通電を営
ませることができる許りか、包装品の外表面にも導電液
を介して電流が流れ加熱殺菌されるとともに、断熱性を
有する断熱保熱容器の保熱作用により通電を断った後も
包装品を所定時間所定温度に保熱維持させることができ
る。その結果、包装品内部の食品材料のみならず、その
外表面も含めた全体を確実に殺菌処理せしめることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の方法を実施させるための装置の要部
を破断した正面図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】一部を破断した包装品の正面図である。
【図4】包装品の拡大側面図である。
【図5】第2発明の方法を実施させるための装置の要部
を破断した正面図である。
【図6】図5の縦断側面図である。
【図7】一部を破断した包装品の正面図である。
【図8】装置の他例を示す要部を破断した正面図であ
る。
【図9】図8の縦断側面図である。
【図10】一部を破断した包装品の正面図である。
【図11】一部を切欠し、かつ要部を破断した導電体の
他例を示す拡大正面図である。
【図12】一部を切欠し、かつ要部を破断した導電体の
他例を示す拡大正面図である。
【図13】一部を切欠し、かつ要部を破断した導電体の
さらに他例を示す拡大正面図である。
【符号の説明】
1,1′ 包装品 2,2′ 包装体 3,3′,3″ 導電体 5 断熱保熱容器 14,14″ 露出部 A 食品材料 B 導電液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 3/00 - 3/3598

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に一対の導電体が位置するように
    食品材料を、通水性材料あるいは透湿性材料からなる包
    装体により包装して包装品を塑成するとともに、前記包
    装品を電気絶縁性の容器内に導電液とともに収容した
    後、包装品に対し導電液を介し通電作用を施して食品材
    料を加熱処理せしめるものにおいて、前記容器は全周を
    断熱性を有する保熱材により塑成して加熱処理後の前記
    包装品を前記容器の保熱作用により通電を断った後も所
    定時間所定温度に保熱維持せしめて殺菌処理したことを
    特徴とする通電加工包装食品の製造方法。
  2. 【請求項2】 両端部に位置した一対の導電体の一部が
    露出する状態のもとに食品材料を電気絶縁性包装体によ
    り包装して包装品を塑成するとともに、前記包装品は
    絶縁性の容器内に導電液とともに収容した後、包装品
    に対し導電液および導電体を介し通電作用を施して食品
    材料を加熱処理せしめるものにおいて、前記容器は全周
    を断熱性を有する保熱材により塑成して加熱処理後の前
    記包装品を前記容器の保熱作用により通電を断った後も
    所定時間所定温度に保熱維持せしめて殺菌処理したこと
    を特徴とする通電加工包装食品の製造方法。
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