JP3281042B2 - 熱可塑性ポリウレタン製フィルム、その接着性およびブロッキング性を低下させる方法 - Google Patents

熱可塑性ポリウレタン製フィルム、その接着性およびブロッキング性を低下させる方法

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JP3281042B2 JP20925692A JP20925692A JP3281042B2 JP 3281042 B2 JP3281042 B2 JP 3281042B2 JP 20925692 A JP20925692 A JP 20925692A JP 20925692 A JP20925692 A JP 20925692A JP 3281042 B2 JP3281042 B2 JP 3281042B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L75/00Compositions of polyureas or polyurethanes; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L75/04Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/34Chemical features in the manufacture of articles consisting of a foamed macromolecular core and a macromolecular surface layer having a higher density than the core

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、5〜20重量%のポリ
エーテルアミドブロックコポリマーおよび/またはポリ
エーテルエステルブロックコポリマーを添加してなる熱
可塑性ポリウレタン製のフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】未公開のヨーロッパ特許出願第9140
0298号明細書は、ポリエステル系および/またはポ
リアミド(ナイロン)系の熱可塑性エラストマーから選
択される1種または2種以上の改質剤を混合することを
特徴とする熱可塑性ポリウレタン系押出し混合物の加工
法を開示している。この出願の実施例において、接着性
フィルム、特にポリウレタンフォームをバックフォーミ
ング(hinterschaeum)した接着性フィル
ムへの言及はない。
【0003】既知の共押出し法(DE−AS−2114
065、USP−3,880,891)によれば、剥離
剤または隔絶剤(Abstandsmittel)を含
まない、したがって、たとえばポリウレタンフォームの
バックフォーミングに特に好適な弾性フィルムを、ポリ
ウレタンから成形することができる。この方法の不利益
は、費用のかかる共押出しプラント(2つの同軸環状ダ
イを備えるブローイングヘッドおよび2つの押し出し
機)を用いなくてはならないこと、および不要物である
分離フィルムが出ることである。
【0004】他方、ポリウレタンなどの熱可塑性物質か
ら単層ブローフィルム押出し法(Monofolien
−Blasextrusions−verfahre
n)によりフィルムを成形することが知られている。こ
の方法によれば、押出し機を用いて環状ダイからフィル
ムのバッブルが吹き出される。冷却後、このフィルムの
バッブルはつぶされ、両側が切断されて2枚の重なった
フィルムシート(フラットフィルム)がえられ、それら
は分離され巻き取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この方法によれば、押
出し機内において、比較的接着性の強い熱可塑性合成物
質に、吹き出すまえに、内部離型剤または隔絶剤を添加
しなくてはならない。さもなければ、バッブルがつぶれ
たときにフィルムシート(フラットフィルム)が相互に
接着し、その結果、フィルムシートを2枚の分離したフ
ィルムシートとしてうまく巻き取ることができない。
【0006】巻き取られ分離しているフィルムシート
が、後結晶化が避けられないために、貯蔵中にブロッキ
ング(verblocken)する惧れが少なくとも存
在する。この接着またはボンディングを避けるための現
行技術において用いられる物質は、ワックスおよび/ま
たは無機添加剤であり、それらはたとえば、(A)クン
ストシュトッフ−タッシェンブーフ・(Kunstst
off−Taschenbuch)、24版、ハンゼル
社(Hanser)発行;(B)クンストシュトッフ−
ハンドブーフ(Kunststoff−Handbuc
h)7、ポリウレタンズ(Polyurethane
s)、ベッカー(Becker)/ブラウン(Brau
n);(C)クンストシュトッフェ(Kunststo
ffe)、80巻(1990年)7、827頁以下;
(D)ヘキスト社(HOECHST)のクンストシュト
ッフ−アディティブ・プロドゥクトメルクブラット(K
unststoff−Additive Produk
tmerkblatt)、1988年11月;(E)D
E−A−2429780、EP−B1−0195899
に記載されている。しかしながら、これらの物質を添加
すると、のちにバックフォーミングすべきフィルムとし
て用いられるときの接着性が低下する。これらのフィル
ム上にフォーミングすべきポリウレタンフォームは、そ
の支持体フィルムに不充分にしか接着しない。
【0007】製造および貯蔵中にフィルムが接着する傾
向は、フィルムの硬度を高くすることにより小さくする
ことができる。たとえば、厚さが約100μmまでのポ
リウレタンフィルムのショア硬度が約92Aまたはそれ
以上であるなら、フィルムの成形は本質的に問題を含ま
ない。このフィルムは、バックフォーミングされても、
ポリウレタンフォームに対して充分な接着性を示す。し
かしながら、このフィルムはその高い硬度ために、望ま
しくない程に剛性が大きく弾性が小さく、また水蒸気透
過性が小さい。それゆえ、自動車シートのような革張品
のシートクッションとして用いたばあいにバックフォー
ミングしたフィルムの座り心地または天候に左右されな
い快適性が低下する。
【0008】本発明は、これらの不利益を避けることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ショア硬度が
75A〜92A(DIN 53505)の熱可塑性ポリ
ウレタンからなり、ポリエーテルアミドブロックコポリ
マーおよび/またはポリエーテルエステルブロックコポ
リマーを5〜20重量%含んでなる、他の基材との接着
に用いられるフィルムに関する。好ましいフィルムは、
単層ブローフィルム押出し法によりえられるものであ
る。さらに、これらのフィルムは、好ましくはポリエー
テルアミドブロックコポリマーを含む。
【0010】本発明は、さらに、熱可塑性ポリウレタン
からブローフィルム押出し法により成形される単層フィ
ルムの接着性およびブロッキング性を低下させる方法で
あって、熱可塑性ポリウレタンとしてショア硬度が75
A〜92Aの熱可塑性ポリウレタンを用い、フィルムの
重量基準で5〜20重量%のポリエーテルアミドブロッ
クコポリマーおよび/またはポリエーテルエステルブロ
ックコポリマーを熱可塑性ポリウレタンに添加すること
を特徴とする単層フィルムの接着性およびブロッキング
性を低下させる方法に関する。この方法により優れた熱
可塑性ポリウレタン製フィルムが製造される。
【0011】好ましくは、本発明の熱可塑性ポリウレタ
ン製フィルムは、他の基材との接着を高めるため、およ
び/またはポリウレタンフォームをバックフォーミング
するために使用される。
【0012】
【作用】ポリエーテルアミドブロックコポリマー(PE
BA)および/またはポリエーテルエステルブロックコ
ポリマーを添加することにより、極めて驚くべき効果が
生ずる。すなわち、ブローフィルム押出し法により成形
されたフィルムが、バッブルがつぶれたときもしくは切
断のときに、または巻き取りのさいに接着する傾向が、
本発明のフィルムではショア硬度が低いばあいでも、フ
ィルムを問題なく巻き取り貯蔵することができる程度に
低下する一方、本発明のフィルムが高い弾性および透水
性を有していると共に、たとえばバックフォーミングさ
れたポリウレタンフォームに対して優れた接着性を有す
る。
【0013】
【実施例】本発明においてPEBAとして、DE−A−
2523991、USP−4,331,786およびD
E−A−2,856,787に開示されたポリエーテル
アミドブロックコポリマーを用いることができる。
【0014】とりわけ、ポリエーテルアミドブロックコ
ポリマーは、反応性末端基を有するホモポリアミドまた
はコポリアミドと、反応性末端基を有するホモポリエー
テルまたはコポリエーテルとの重縮合物からなってよ
い。たとえば、(a)末端アミノ基を有するホモポリア
ミドおよび/またはコポリアミドと、末端カルボキシル
基を有するホモポリオキシアルキレンまたはコポリオキ
シアルキレンとの重縮合物、(b)末端カルボキシル基
を有するホモポリアミドまたはコポリアミドと、末端ア
ミノ基を有するホモポリオキシアルキレンまたはコポリ
オキシアルキレンとの重縮合物、(c)末端カルボキシ
ル基を有するホモポリアミドまたはコポリアミドと、ホ
モポリエーテルジオールまたはコポリエーテルジオール
との重縮合物、いわゆるポリエーテルエステルアミドな
どがあげられ、(c)が熱可塑性ポリウレタン用改質剤
として特に好ましい。これらポリアミドの平均分子量
(数平均分子量)は、通常500と10000のあい
だ、ほとんどのばあい600と5000のあいだであ
る。ポリアミド(ナイロン)は、最も多くのばあい、6
−ナイロン、6,6−ナイロン、6,12−ナイロン、
11−ナイロン、12−ナイロンもしくは12,12−
ナイロンからおよび/または無定形ナイロンから、また
はモノマーの共重合によりえられるコポリアミドから形
成される。11−ナイロン、12−ナイロンおよび/ま
たは12,12−ナイロン(ポリアミド)が特に好まし
い。
【0015】ポリエーテルの平均分子量(数平均分子
量)は、通常、200と6000のあいだ、ほとんどの
ばあい600と3000のあいだである。
【0016】ポリエーテルは、ほとんどのばあい、本質
的にポリテトラメチレングリコール(PTMG)からな
る。PTMG以外に、ポリエチレングリコール(PE
G)および/またはポリプロピレングリコール(PP
G)が含まれてもよい。ポリテトラメチレングリコール
(PTMG)およびポリエチレングリコール(PEG)
が特に好ましい。
【0017】ポリエーテルアミドブロックコポリマーの
固有粘度は0.8と2.05のあいだであるのが望まし
い。これは、20℃のメタクレゾール中で、初期濃度を
メタクレゾール100g中ポリマー0.5gとして測定
する。
【0018】ポリエーテルアミドブロックコポリマー
は、ポリエーテル5〜85重量%およびポリアミド95
〜15重量%から形成することができる。最も適当な比
は、ポリエーテル30〜85重量%対ポリアミド70〜
15重量%である。好ましいポリエーテルアミドブロッ
クコポリマーは、ポリエーテルが本質的にPTMGおよ
び/またはPEGからなり、とりわけ、ポリアミドが1
1−ナイロン、12−ナイロンおよび/または12,1
2−ナイロンであるものである。
【0019】原料熱可塑性ポリウレタンに添加されるP
EBAの量は、好ましくは、少なくとも8重量%、特に
少なくとも10重量%である。上限は好ましくは15重
量%である。ここで、重量%はPEBAも含む熱可塑性
ポリウレタン組成物の重量を基準にしている。
【0020】ポリエーテルエステルブロックコポリマー
は、芳香族ジカルボン酸、低分子量ポリオキシアルキレ
ングリコールおよび短鎖ジオールの、セグメント化構造
を有する縮合生成物である。これは、短鎖ジオール(ブ
テンジオール、ジエチレングリコール)およびジカルボ
ン酸、好ましくはテレフタル酸のような芳香族ジカルボ
ン酸から形成される結晶性ハードセグメント、およびポ
リエーテルアミドブロックコポリマーに関して記載した
ようなポリオキシエチレングリコールのソフトセグメン
トからなるのが適当である。ハードセグメントの分子量
(数平均分子量)は、通常、500と10000のあい
だ、好ましくは600と5000のあいだである。ソフ
トセグメントの分子量(数平均分子量)は、200と6
000のあいだが適当であり、好ましくは600と30
00のあいだである。
【0021】ポリエーテルエステルブロックコポリマー
の固有粘度は、0.6と2.0のあいだが適切である。
それは、メタクレゾール中にて、初期濃度をメタクレゾ
ール100g中ポリマー0.5gとして、20℃で測定
される。
【0022】本発明において、熱可塑性ポリウレタンと
いう用語は、EP−B−0158086、DE−A−2
817457、DE−A−2817456、EP−A−
0311278、DE−A−2429790、またはク
ンストシュトッフ−タッシェンブーフ(Kunstst
off−Taschenbuch)、24版、ハンゼル
社発行、に開示されている熱可塑性ポリウレタンを含
み、それらのポリウレタンを用いることができる。熱可
塑性ポリウレタンは、たとえば、ポリプロピレングリコ
ール、アジピン酸ポリエチレン、アジピン酸ポリテトラ
メチレンまたはアジピン酸エチレン/アジピン酸テトラ
メチレンコポリエステルのようなポリエステルジオール
またはポリエーテルジオール系であり分子量が600以
上の脂肪族ポリマーポリオールと、ジ(p−イソシアナ
トフェニル)メタンのようなジイソシアネートとを反応
させ、この反応生成物を1,4−ジヒドロキシブタンの
ような分子量250以下のジオールを用いて鎖延長させ
ることにより合成される。ショア硬度は90Aを超えな
い値が適当である。ショア硬度の下限は80Aが適当で
ある。
【0023】バックフォーミングのために、当該技術分
野において一般的な発砲材料が用いられる。それは、ク
ンストシュトッフ−タッシェンブーフ、24版、ハンゼ
ル社発行、またはクンストシュトッフ−ハンドブーフ
7、ポリウレタンズ、ベッカー/ブラウンに記載されて
いるような、いわゆる、2成分ポリウレタンである。既
述したように、そのようなバックフォーミングは大きな
工業的規模で行なわれる。
【0024】本発明により成形されるフィルムの厚さの
上限は、約100μmが適当であり、好ましくは約80
μmであり、特に約60μmである。フィルムは、材料
節約のためにできるだけ薄いことが好ましい。他方にお
いて、フィルムは必要な強度特性および他の特性を備え
なくてはならない。
【0025】フィルムの厚さの下限についても同じこと
がいえる。フィルムの厚さは20μmより小さくならな
い、好ましくは25μmより小さくならないことが適当
である。
【0026】つぎの表1および表2に記載の組成物を単
層ブローフィルム押出しラインにおいて押し出して、フ
ィルム特性を試験した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】<押し出しラインの構成> 乾燥機: 従来の市販の連続型ソモス(SOMO
S:登録商標)熱風乾燥機 計量装置: 添加剤を連続的に計量するための体積計
量装置 押し出し機: 供給流域、圧縮領域、計量領域および混
合要素を備える圧縮比1:2.4の3−領域スクリュー
を有する従来の市販の150mmmフィルムブローフィ
ルム押出しライン;供給領域の運転時深さ(Gangt
iefe)が10.5mm;計量領域の運転時深さが
4.3mm;1×100,2×400,1×900メッ
シュ/cmのスクリーン・パック(Siebpake
t) ダイ: 支持リング構造を有する直径700mm
の単層フィルムダイ 冷却: フィルムバッブルを冷却するための、空
気が補給されることによる空力エアバッブル バッブルつぶし: 取り出し: フィルムバッブルをつぶすための、シリ
コーンゴム塗膜を備えたピンチオフローラー 切断装置: つぶしたフィルムバッブルの双方向端部
切断装置 巻取機: タンデム型巻取機 実施例1 原料熱可塑性ポリウレタン(TPU1)をソモス(So
mos)ドライヤーにおいて7時間連続して乾燥して残
留水分を0.01%にし、残留水分が0.06%の従来
の市販のポリエーテルアミドブロックコポリマー(PE
BA 40)と、表1に示す混合比で混合し、押出し装
置の貯蔵タンクに供給した。
【0030】押出し機およびダイの温度を200℃に調
節した。混合物を、18rpmで回転しているスクリュ
ーを用いて押し出した。スクリーンの前面の圧力は34
0バールで背面の圧力は270バールであった。スクリ
ーンとダイとの間のネック部分において測定した組成物
の温度は、205℃であった。オリフィスから出てくる
溶融チューブを約1000mmの直径になるように吹き
出し、約10m吹き出したのち、ピンチオフローラーに
よりつぶし、デフレクターロールの上を導き取り出し
た。端部を切開し、2つのフィルムシートに分離し、タ
ンデム型巻き取り機により巻き取り張力2.7kgで1
500mmの段ボール芯に巻きつけた。圧搾ローラーに
おいて接着の問題は起こらなかった。切断後の剥離力は
非常に小さく、容易に、問題のない分離および巻き取り
が行なわれた。
【0031】ボンディング力、剥離力、フィルム厚、破
断時引張強さ、破断時伸び、100%伸長時応力、引裂
抵抗、およびバックフォーミング性をつぎの要領で試験
した。結果を表2に示す。
【0032】試験方法 (バックフォーミング試験)この試験はフィルムがバッ
クフォーミングされるか否かの情報を提供する。フォー
ム接着性を測定した。
【0033】従来の市販のポリエステルジオール(たと
えば、エラストフレックス(Elastoflex:登
録商標)W、成分(A)40gおよび従来の市販のイソ
シアネート架橋剤(たとえば、エラストグラン(Ela
stogran)社のエラストグラン(Elastog
ran:登録商標)5534、成分B)20gを秤量し
て適当な容器に仕込み、充分に混合し、試験すべきフィ
ルム上に注いだ。液体は泡立ち約5分間でフォームケー
キを形成した。24時間後、手で接着性を試験した。
【0034】1=フォームが引き裂かれた 5=接着
せず (フィルムのボンディング力測定)この方法は、本出願
人により開発されたつぎの方法により行なう。
【0035】必要な装備 1.ヒートシール装置 5バールの圧力を生じさ
せることができ、保持時間が10分間であり、上側ヒー
ターおよび下側ヒーターにおける温度が60℃である。
【0036】2.張力試験機 試験サンプ
ルに対するボンディング力を決める。 3.切断ナイフ サンプルを調製する。
【0037】4.上側フィルムおよび下側フィルム(テ
フロン:登録商標)サンプルを調製する。
【0038】5.ガラスプレート 切断用支持
体である。
【0039】6.テフロンストリップ ボンディン
グを起こさせる。
【0040】手順 1.試験サンプルの作製(図1参照) サンプル幅=15mm サンプル長=100mm このような寸法の2つの試験サンプル2をガラスプレー
ト4の上で切断ナイフにより切断した。良好に切断を行
なうために、上側単層フィルム1および下側単層フィル
ム3を用いることが必要である。
【0041】2.試験サンプル調製(図2参照) 試験サンプル2を相互に重ね合わせ、テフロン5および
2つの紙クリップ(図示せず)を用いて固定した。
【0042】3.試験サンプルのボンディング 上記のように調製した試験サンプルを、圧力5バールお
よび温度60℃で、10分間ボンディングさせた(2つ
の加熱ジョー使用)。試験サンプルの結合表面の寸法は
15mm×10mmであった。
【0043】4.ボンディングの評価 ボンディング後、フィルムが正確に相互に重なり(さも
なければ、試験幅が変化する)、およびボンディングが
全面で起こる(均一な外観を奏する)ように注意しなく
てはならない。フィルムの厚さが過度に不均一である
と、全面における不完全なボンディングが起こる可能性
がある。
【0044】5.ボンディング力の決定 試験サンプルは、DIN53530剥離試験に従って、
張力をかけないで試験クランプにより挟んだ。100m
m/分の試験速度でボンディング力を決めた。 6.評価 結果はDIN53539により評価した。ボンディング
力はN/15mmの単位でえた。
【0045】(剥離力の決定)剥離力を決めるために、
押し出されつぶされチューブを、分離する前に切断して
幅15mmおよび長さ100mmの試験サンプルをえ
た。
【0046】これらの試験サンプルを用いて、ボンディ
ング力の決定における前記のDIN53530に従っ
て、剥離力を決めた。
【0047】実施例2〜6 表1および表2に示す条件下で、実施例1と同様にして
成形し、切断・巻取りをして本発明のフィルムをえた。
えられた各フィルムについて実施例1と同じ試験を行な
った。結果を表2に示す。
【0048】比較例1〜4 表1および表2に示す組成物を、実施例1と同様にして
成形し、切断・巻取りをしてフィルムをえた。えられた
各フィルムについて実施例1と同じ試験を行なった。結
果を表2に示す。
【0049】表1および表2中の成分の説明 (TPU) TPU1 化学組成:ジ(p−イソシアナトフェニル)メタンと分
子量(数平均分子量)約2000のアジピン酸ブタンジ
オールをブタンジオールを用いて鎖延長した線状エステ
ルウレタン 物性: ショア硬度約85A;部分的に結晶性;潤滑
剤不含有;高粘度;DIN53735の方法により荷重
211N下に190℃で測定したメルトインデックスが
4g/10分 TPU2 化学組成:ジ(p−イソシアナトフェニル)メタンと分
子量(数平均分子量)約1000のポリテトラメチレン
グリコールをブタンジオールを用いて鎖延長した線状エ
ーテルウレタン 物性: ショア硬度約85A;部分的に結晶性;潤滑
剤不含有;高粘度;DIN53735の方法により荷重
211N下に190℃で測定したメルトインデックスが
12g/10分 (PEBA) PEBA40:ポリアミド12およびポリテトラメチレ
ングリコールに由来する、ショア硬度が40Dの従来の
市販のポリエーテルアミドブロックコポリマー PEBA55:12−ナイロンおよびポリテトラメチレ
ングリコールに由来する、ショア硬度が55Dの従来の
市販のコポリエーテルアミドブロックコポリマー (添加剤) ステアリン酸カルシウム ワックス:エチレンビステアリン酸アミド
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ショア硬度が低いばあ
いでも巻き取りのさいに接着する傾向が低く、優れた弾
性および透水性を備えると共にバックフォーミングされ
たポリウレタンフォームに対して優れた接着性を示すフ
ィルムがえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルムの試験方法を示す概略断面図である。
【図2】フィルムの試験方法を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 上側フィルム 2 供試体フィルム 3 下側フィルム 4 ガラスプレート 5 テフロン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレ ピアール フランス共和国、エフ−27300 ベルネ イ、クロ ボアバン−シャムポー(番地 なし) (72)発明者 デュアール ド ジョン ドイツ連邦共和国、デー−5210 トロイ スドルフ ミラベルレンガルテン 3 (56)参考文献 特開 昭61−179257(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショア硬度が75A〜92Aの熱可塑性
    ポリウレタンからなり、ポリエーテルアミドブロックコ
    ポリマーおよび/またはポリエーテルエステルブロック
    コポリマーを5〜20重量%含んでなるフィルムであっ
    て、他の基材との接着に用いられるフィルム
  2. 【請求項2】 単層ブローフィルム押出し法によりえら
    れる請求項1記載のフィルム。
  3. 【請求項3】 ポリエーテルアミドブロックコポリマー
    を含む請求項2記載のフィルム。
  4. 【請求項4】 最大厚さが100μmである請求項1、
    2または3記載のフィルム。
  5. 【請求項5】 ポリエーテルアミドブロックコポリマー
    がポリテトラメチレングリコールおよび/またはポリエ
    チレングリコール系のものである請求項1、2、3また
    は4記載のフィルム。
  6. 【請求項6】 ポリエーテルアミドブロックコポリマー
    が11−ナイロン、12−ナイロンおよび/または1
    2,12−ナイロン系である請求項1、2、3、4また
    は5記載のフィルム。
  7. 【請求項7】 熱可塑性ポリウレタンのショア硬度が8
    0A〜90Aである請求項1、2、3、4、5または6
    記載のフィルム。
  8. 【請求項8】 発泡ポリウレタンをバックフォーミング
    するために用いられる請求項記載のフィルム。
  9. 【請求項9】 熱可塑性ポリウレタンからブロ−フィル
    ム押出し法により形成される単層フィルムの接着性およ
    びブロッキング性を低下させる方法であって、熱可塑性
    ポリウレタンとしてショア硬度が75A〜92Aの熱可
    塑性ポリウレタンを用い、フィルムの重量基準で5〜2
    0重量%のポリエーテルアミドブロックコポリマーおよ
    び/またはポリエーテルエステルブロックコポリマーを
    熱可塑性ポリウレタンに添加することを特徴とする単層
    フィルムの接着性およびブロッキング性を低下させる方
    法。
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