JPS5845927A - 繊維強化樹脂シートの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維強化樹脂シートに関するものであり、更に
詳細には繊維強化シートの製造方法に関する。

熱硬化性及び熱可塑性の繊維強化シート及びその製造法
は公知である。本発明の目的に係わるシートには、成形
シートの長軸を横断する平面の断面が平面、波形、或い
はその他の形状の繊維強化マット及びパネルが包含され
る。斯かる繊維強化シート及びその製造法につｌｚ”ｃ
ｔｉ、米国特許第８．０７Ｌ１８０号、同第８，０７２
，９５８号、同第８．２９１，８７８号、同第８．８９
’４，１８４号及び同第４，２５５，２１７号に記載が
ある。

一般に繊維強化樹脂シーＦは架橋性樹脂製であり、架橋
性ポリエステルが最も普通である。繊維強化はガラづ繊
維切断物にて行なうことができる。

樹脂は架橋剤と混合される。ガラス繊維切断物は支持体
ウェブ上に添加可能である。続いてこの組成物をシート
に成形し、シート内の組成物を架橋するのである。架橋
は通常、昇−温下で生起する。

トップフィルムは、シートに成形する前に、支持体☆ニ
ブ上の組成物上に配置される。斯くして繊維強化樹脂材
料は、片側上に支持体ウェブを外層として有し且つ反対
側上にトップフィルムを外層として有するシート形状物
となる。続いてこのシートは架橋され、所望の形状にプ
レスされる。

例えばその長軸に沿って波形にすることができる。

最終段階ではシートを所望の寸法に切断する以前に、支
持体ウェブ及′びトップフィルムを取り除いても或いは
取り除かなくとも良い。

繊維強化樹脂シートの架橋及び／又は成型の際の問題点
は１．加熱時のフィルム横断寸法の安定性を維持す′る
ことであった。現今使用されているフィルムは横断方向
が収縮し勝ちであり、フィルムのしわの原因となってい
る。このため樹脂シートにもしわがより、シート厚みに
も若干ばらつきが生じる。この困難は、加熱・架橋する
不飽和ポリエステル、或いは熱成形する溶融熱可塑性樹
脂等の液状樹脂を取扱う際に特に深刻であった。

本発明に依シ繊維強化樹脂シートの新規且つ改善された
製造方法が見出された。改善点は、−軸延伸ポリアミド
製の支持体ウェブ及び／又はトップフィルムを使用する
ことである。

簡単に述べると、本発明の方法は樹脂、好ましくはポリ
エステル等の熱硬化性樹脂、熱硬化性樹脂の架橋剤及び
繊維質強化材料を支持体ウェブ上に供給する工程からな
る。支持体ウェブ上の組成物を一軸延伸トツブフィルム
で被覆してもよい。

このフィルムの延伸方向はシートの縦方向に対応する。

支持体ウェブ上の組成物は繊維強化シートに成形される
。樹脂材料が熱硬化性材料である場合、引続き架橋して
所望の形状に成形する。樹脂材料が熱可塑性材料の場合
には、続いてすぐ所望の形状に成形する。

本発明の支持体ウニ′ブ及び／又はトップフィルム層は
一軸延伸ポリアミド製である。ポリアミドはポリイプシ
ロンカプロラクタム又はポリヘキサメチレンアジパミド
が好ましく、それを延伸比１．５：ｌ乃至６：１及び厚
み０．０１０１６乃至０．１２７冨ｓ＋（０，０００４
乃至０．００５インチ）、更に好ましくは０．０１２７
　乃至０．０５０９ｍｍ（０，０００５乃至０．００２
４ｙチ）に延伸する。

−軸延伸ボリアミドの支持体ウェブ及び／又はトップフ
ィルム被覆は強靭で横方向の寸法が安定であり、成形シ
ートからの剥離性が卓越している。

第１図はフィルムの縦方向延伸装置の概要図である。

第２図は、支持体ウェブとトップフィルム被覆の両者を
使用すや本発明製造方法の一実施態様に使用可能な一装
置の概要図である。

本発明は繊維強化樹脂シートの新規且つ改善された製造
方法である。本発明の最も基本的な形態では、支持体ウ
ェブ及び／又はトップフィルム被覆層として一軸延伸ポ
リアミドフィルムを使用する。

本発明での使用に好適なポリアミドには、重合物骨格の
一部として繰返しアミド基を有する長鎖アミド重合物が
包含され、９０パーセント蟻酸中９．２重量パーセント
濃度で測定した相対蟻酸濃度が約５０乃至約２００であ
るのが好ましい。

斯かるポリアミドの例を以下に説明するが、これらに制
限されるものではない。α）ラクタム類好ましくはイプ
シロン−カプロラクタムの重合で調製したもの（ナイロ
ン６）、 ｂ）−ジアミンと二塩基酸の縮合、好ましくはへ　　□
キサメチレンジアミンとアジピン酸の縮合（ナイロン６
．６）及びヘキサメチレンジアミンとセバシン酸の縮合
（ナイロン６．１０）で調製したもの、 Ｃ）アミノ酸類の自己縮合、好ましくは１１−アミノ−
ウンデカン酸の自己縮合（ナイロン１１）で調製したも
の、及び ｄ）植物油酸型合物、又は斯かるポリアミドを２種以上
含有するランダム、ブロック若しくはグラフ共重合物に
基くもの。好適ボ′リアミドはポリイプシロンカプロラ
クタム、ポリヘキサメチレンアジパミド及びボリイプシ
ロンカプロラクタ゛ムとポリヘキサメチレンアジパミド
の共重合物である。

ポリアミドと１種以上のコモノマーからなるポリアミド
共重合物も、本発明での使用に適当である。斯かるコモ
ノマーの例にはアクリル酸又はメタクリル酸及び／又は
それらの誘導体、例えばアクリロニトリル、アクリルア
ミド、アクリル酸又はメタクリル酸のメチル、エチル、
プロピル、ブチル、２−エチルヘキシル、デシル及びト
リデシルエステル、ビニルエステル類、例工ば酢酸ビニ
ル及びプロピオン酸ビニル、ビニル芳香族化合物、例え
ばスチレン、アルファーメチルスチレン及ヒビニルトル
エン類並びにビニルインブチルエーテル等のビニルエー
テル類がある。但し上記のものに制限されるものではな
い。

更には各′種末端官能基を含有する前記ポリアミド類も
、本発明での使用に適当である。好適物は、ａ）重合物
鎖の両端にカルボキシル基が一合したポリカプロラクタ
ム（ナイロン６）、ｂ）　　重合物鎖の一端に、カルボ
キシル基が結合し、その坤端にアセタミド基が結合した
ポリカプロラクタム、Ｃ）重合物鎖の両端にアミノ基が
結合したポリカプロラクタム及びｄ）重合物鎖の一端に
カルボキシル基が結合し、その他端にアミン基が結合し
たポリカプロラクタムである。重合物鎖の一端にカルボ
キシル基が結合し、その他端にアミノ基が結合した前記
ｄ）のポリカプロラクタムが特に好適である。

本発明のナイロン＆！、１種以上の通常添加物、例えば
酸化、熱分解及び紫外線分解に対する安定剤及び禁止剤
、潤滑剤、可塑剤並びに染料乃至顔料を含む離型剤で変
性されたものでもよい。

本発明のナイロン組成物は、押出及び流し込み等通常の
熟成−形法によシフイルムにすることができる。次にこ
のナイロンフィルムは当技術分野で既知の手段にて一軸
延伸される。本発明での使用に好適な延伸比は１．５　
：　１乃至６：１である。延伸比なる用語は、本発明の
目的に関しては、延伸方向に於ける寸法の増加を示すも
のである。従って延伸比２：１のナイロンフィルムとは
、延伸過程で長さが２倍になったものである。一般にポ
リアミドは、一連の予熱及び加熱ロール上を通過させる
ことにより延伸される。加熱されたポリアミドは一組の
ニップロールを経て下流に移動するが、その速度はフィ
ルムがニップロールの上流位置に入る速度よシ大である
。この速度差はポリアミドフィルムの延伸により相殺さ
れる。第１図はナイロンフィルムの一軸延伸に使用され
る一連のローラーによる延伸の概要を示すものである。

第１図につき説明すると、先ず巻出しステ＝ＶヨンｌＯ
に未延伸ナイロンフィルムのロールがある。ナイロンフ
ィルムは一軸延伸ロールセットを通過する。ナイロンフ
ィルム１１は巻き出され、予熱ロール１２と予熱ニップ
ロール１３の間を、続いて第２予熱ロール１４と第２予
熱ニツプロール１５の間を通過する。ナイロンフィルム
は最初、低速延伸ロール１６とそれに対応する低速延伸
ニップロール１７で延伸される。ナイロンフィルムは次
に高速延伸ロール２８と高速延伸ニップロール２４の間
を通過する。次にこのナイロンフィルムはヒートセット
ロール１８Ｊ二及びヒートセットロール１８とヒートセ
ットニップロール１９（７）間を通過し、続いて冷却ロ
ール２θ上及び冷却ロール２０と冷却ニップロール２１
の間を通過し、最後は巻取りステーション２２に至る。

ポリアミドは予熱ロール上を通過の際予熱される。予熱
ロールは２個あることが好ましい。ポリアミドは１２１
　℃（２５０°Ｆ）乃至１６３℃（３２５°Ｆ）に予熱
される。予熱ロールは、延伸が生じないように、同一速
度で回転する。ヒートセットロール１８は１６８℃（８
２５”Ｆ）乃至約２０４℃（４００°Ｆ）の温度に加熱
される。低速ロール−予熱ロール間で延伸が生じないよ
うＫ、低速延伸ロールは予熱ロールと同一の速度で回転
する。次にフィルムは高速延伸ロール２８上を通過し、
該ロール２８で延伸される。例えば延伸比４：ｌの場合
、高速延伸ロール２３は低速延伸ロール１６の４倍の速
度で回転する。重合物分子が配向してフィルムが延伸さ
れるのは、高速延伸ロール２８及び低速延伸ロール１６
と低速延伸ニップロール１７のニップの間である。ヒー
トセットロール１８は、高速延伸ロール２８よシ若干遅
目の速度で回転し、その速度は所望延伸比に依る。

フィルムはヒートセットロール１８上を通過の際に、ヒ
ートセットされ緩和する。（アニール）次冷却ロール２
０上及び冷却ロール２０と冷却ニップロール２１の間を
通過する。冷却ロールは８８’Ｃ（１００°Ｆ）乃至１
２１℃（２５０°Ｆ）に加熱される。冷μロールは、フ
ィルム内〆低温応力が発生しないように、徐々に冷却す
る。斯く製造された一軸延伸ポリアミドフィルムは、横
方向寸法が安定である。好適な一軸延伸ナイロンフィル
ムの延伸比は１．５　：　１乃至６：ｌであシ、８：１
乃至５：１が更に好ましい。本発明に使用される一軸延
伸フイルムの厚みは０．０１０１６ｇｍ（０，０００４
インチ）乃至０１２７龍（０００５インチ）であり、０
．０１２７龍乃至０．０５０８ｍｇ（０，０００５乃至
０．００２インチ）が好ましい。

本発明の一軸延伸ボリアミドフィルムは、ガラス繊維強
化樹脂シートの製造方法改善のために使用可能である。

本発明の一軸延伸ナイロンフィル、ムの使用ビて改善可
能な代表的方法は、米国特許第４，２５５，２１７号、
同第８，９８４，１３４号、同第８，２９１，８７８号
及び同第８，０７２，９５８号に記載されている。第２
図は、本発明の方法にて繊維強化樹脂シートを製造の際
に使用する一装置の概要を示すものである。第２図の装
置の使用及びそれに関連して説明する方法は説明目的の
ためのみであって、搦明の範囲を制限するものでは３１
゜第２図は、強化熱硬化樹脂シートの製造に使用される
方式の一装置である。しかしながら、商業者は本発明め
方法を繊維強化熱可塑性樹脂シートに容易に適用できる
であろう。

第２図に示す装置を説明する。支持体ウェブ５１を支持
体ウェブロール５０から巻き出し、ベルトコンベアシス
テム５５等の運搬手段上に連続供給する。架橋剤及びガ
ラス繊維切断物等の繊維質強化材料を含有するポリエス
テル組成物等の熱硬化性樹脂組成物５８を、適当な混合
・分散手段５ｚから支持体ウェブ５１上へ連続供給する
。別法として、繊維質強化材料を、樹脂組成物と離れた
位置から支持体ウェブ５１上に供給することもできる。

支持体ウェブ５１上に沈積した繊維強化樹脂組成物は、
ドクターブレード５４の下部を通過する際、その上で均
一に分散される。

繊維質強化材料を含有する樹脂配合物を、次にトラフフ
ィルムロール５６からのトップフィルム５７で被覆する
。トップフィルム５７は、支持体ウェブ５１で支持され
る樹脂組成物を被覆する。

それにより′、繊維強化樹脂シートのサンドウィンチ体
が、トップフィルム５７と支持体ウェブ５１の間で形成
される。このサンドウィッチ体は緊密化ロール５８の間
を通過し、該緊密化ロールはトップフィルムと支持体ウ
ェブの間の繊維強化樹脂材料を所望の厚みに緊密化する
。次に緊密化シート５９は炉６０へ移動し、そこで架橋
される。米国特許第８，０７１，１８０号に説明のよう
な波形等の形状への更なる成形は、熱ＯＴ塑性樹脂の場
合も熱硬化性樹脂の場合と同様に、緊密化シート５９が
炉６０に入る前又は炉６０内で行なうことができる。緊
密化シートは炉６０内で架橋温度に加熱される。トップ
シート５７及び支持体ウェブ５１として一軸延伸ナイロ
ンを使用すると、横方向の寸法安定性は確実となシ、シ
ート内の表面欠陥を防止し、一定厚みの維持に役立つ。

厚みが均一で表面欠陥の無いシートは、均質で物性値が
高いのみならず外観良好なる利点を有する。更には、こ
のシートを前記のような波形板等の形状に成形すれば、
均一でばらつきのない成形方法となる。この架橋され飾
されたシー）６１は続いて炉６０を出る。支持体ウェブ
５１は成形シートから剥がされて支持体ウェブ巻取りロ
ール６２に巻き取られ１．トップフィルム５２Ｆｉ成形
シート６１の頂部から剥ぎ取られてトップフィルム巻取
ジロールー６８に巻き取られる。別法として、支持体ウ
ェブ５１及びトップフィルム５７を成形シート６１に留
めたまま次工程に移動することもできる。次に成形シー
ト６１はカッター６４で所望の寸法に切断される。カッ
ターは鋸、その他適当な切断手段である。切断シート６
５Ｆｉ集められる。別法として、緊密化シートを部分架
橋し、あとで使用するためにロールに巻き取ってもよい
。

プロセスによっては、本発明の一軸延伸ナイロン製のト
ップフィルムのみを使用するときができる場合もあシ、
トップフィルム、支持体ウェブ共に一軸延伸ナイロン製
である場合、また支持体ウェブだけが一軸延伸ナイロン
製である場合もある。

例えば炉内でのシー、ト底部の温度が高過ぎる場合、ト
ップフィルムのみが一軸延伸ナイロン製なることが望ま
しいであろう。その際樹脂及び繊維をベルトコンベアー
等の運搬手段上、又は−軸延伸ナイロンフィルム以外の
支持体ウェブ上に供給する。シート頂部が別の装飾工程
支は処理工程にかけられる場合には、底部すなわち支持
体ウェブのみ一軸延伸ナイロンが使用される。

前述のように、本発明の方法は、発明の背景説明にて列
記の諸特許に開示された組成物で調製の繊維強化樹脂シ
ートの製造に使用可能である。使用可能な材料には、ポ
リ塩化ビニル組成物、エポキシ、ポリウレタン、ポリエ
ステル及びその他の熱可塑性並びに熱硬化性材料が包含
される。しかしながら、本発明の最も通常且つ好適な使
用は、繊維強化ポリエステルシートへの使用である。ポ
リエステルは熱可塑性であっても、或いは米国特許第３
，８９４，１８４号に記載のような熱硬化性のボＩＪ　
ｘｘチルであってもよい。処理中の炉６０け９８℃（２
００”Ｆ）々至２０４℃（４００°Ｆ）に加熱される。

この温度で支持体ウェブが変形成いは熱的に不安定とな
らぬことが重要である。

以下の実施例は本発明の本質及びその遂行方法を説明す
るものであシ、本発明がその詳部にわた。

つてこれに制限されるものと解されてはならない。

実施例１ 本実施例は、前記明細書に記載のような方法で繊維強化
熱硬化性ポリエステルを製造するプロセスに於て、支持
体ウェブ及び／又はトップフィルムとして両用な一軸配
向フイルムを調製する方法を説明するものである。

Ａ１１ｉｅｄ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ製ＣＡＰＲＯＮ
■８２０７ナイロン６ペレツトを使用した。９０パーセ
ント蟻酸中９．２重量パーセント濃度で測定した相対蟻
酸粘度は７Ｂであった。２２Ｂ、６ｃＩｎ（９０インチ
）の広幅フラットフィルム押出ダイ、スを備えた口径１
１．４ｃｍ（４３インチ）、ＬｌＤ比８０：１の一軸ス
クリユー押出機にナイロン６ペレットを供給した。押出
し条件は以下の通りであった。バレル帯域１−２７０℃
（５２０’Ｆ）、帯域２−２７７”Ｃ（５８０°Ｆ）、
帯域３−２６８℃（５０５°Ｆ）、帯域４−２６０°Ｃ
（５００″Ｆ）、帯域５−２５７℃（４９５°Ｆ）；ア
ダプター−２６０℃（５００”Ｆ）、ダイス帯域１−２
６６℃（５１０″Ｆ）、帯域２−２６８℃（５０５°Ｆ
）、帯域８−２６８℃（５０５°Ｆ）、帯域４−２６３
℃（５０５°Ｆ）、帯域５−２６６℃（５１Ｏ°Ｆ）。

スクリュー速度＃ｉＳＯ回転／分、吐出量は約２２７ｋ
ｇ（５００ボンド）７時間であった。　　　　′ 約８２℃（１８０°Ｆ）に維持された冷却ロール１′に
フィルムを押出し、そこで０．０７６２ｍｉ＋（８ミル
（０，００３インチ））厚みまで延伸して巻き取った。

このフィルムの特性は非配向性である。

本発明の一軸配向フイルムの製造に使用するため、この
厚み０．０７６２ｍｓ＋（８ミル）のナイロン６フィル
ムを幅２０’８．２　ｃｍ　（８０インチ）に耳切りし
た。

第１図に説明した型の装置を用いて、このフィルムを一
軸配向した。

フィルム（０，０７６２寵（０，００８インチ）厚）を
、１４９℃（８００°Ｆ）に加熱した２個の予熱ロール
１Ｂ、１４上に通した。次に加熱されたフィルムを、１
８°５℃に加熱された第１低速延伸ロール１６上に通し
た。低速延伸ロール１６と予熱ロールの回転速度は等し
く、７．６２ｍ（２５フイート）フィルム７分であった
。次に加熱されたフィルムを、１７７℃（８５０″Ｆ）
Ｋ加熱された高速延伸ロール８２上に通した。該ロール
２８の速度は低速延伸ロール１６の速度の４倍で、８０
．４８ｍ（１００フイート）フ鴨ルム／分であった。高
速延伸ロールと低速延伸ロール１６の間で延伸及び配向
が起った。次にこのフィルムを、同じく１７７’Ｃ（８
５０°Ｆ）に加熱されたヒートセットロール１８上に通
した。該ロール１８の速度は高速延伸ロールのほぼ５チ
遅目であった。フィルムをヒートセットし緩和した。（
アニール）次に、９８．８℃（２００’Ｆ）Ｋ加熱し、
フィルム内に低温応力＼ が発生しないような高温アニーリングに固定した冷却ロ
ール上にフィルムを通した。−軸配向フィルムの幅は約
１９０．５ｃｍ（７５インチ）であったが、以降の使用
のため耳取シして幅１７７．８ｃｍ（７０インチ）とし
た。

得られたフィルムは厚み０．０１９ｍｍ　（ｑ、７５　
ミル（０，０００７５インチ））の寸法安定な一軸配向
フイルムであシ、平面剥ぎ数多可能な支持体ウェブとし
て、ガラス線維強化ポリエステルシートプロセス用に適
正である。

実施例？。

実施例１で製造した厚み０．０１９１　ｍｇ＋（０００
０７５インチ）のフィルムの寸法安定性を含む物理的性
質の試験を行なった。このフィルムを、実施例１の未配
向フィルムと同様に調製したＣＡＰＲＯＮ■８２０７製
未配向フィルムと比較した。比較例１の未配向フィルム
の厚みは０．０２５４ｉ＋ｗ（１ミル（０，００１−イ
７チ））であ４・５比較例２竺・日本のユニチカ社製二
軸配向ナイロン６フィルムＥＭＢＬＥＭＴＭ、厚み０．
０２５４ｉｏ＋（１ミル）のものものであった。ＥＭＢ
ＬＥＭ　の諸性質は公刊データからのものである。物理
的諸性質を以下の物性衣に要約する。結果はフィルム厚
み０．０２５４１！Ｉ（ミル、０．００１インチ）当り
の値と１、相互比−を可能とした。また結果の報告は機
械方向ＣＭＤ）すなわち延伸方向及び横方向（ＴＤ）に
関してである。寸法安定性は、２５．４ＣＩｌｌ　Ｘ　
２５．４ｃｍ（１０インチＸｌＯインチ）の正方形フィ
ルムを所与温度で１０分間加熱したときの寸法の変化を
測定しパーセントで表わしたものである。

物　　　　性 性　質　　　　　　　方向　　　　実施例２最大伸び　
（％）　　　　　ＭＤ　　　　　　　８９ＴＤ　　　　
　　　　２９０ （８，０００） 比較例１　　　　比較例２　　　　試験方法０．０２５
４　　　　　　０．０２５４（０，００１）　　　　　
（０，００１）　　　　　−（１００，０００）　　　
２５０，０００９６．５　　　　　　　１９８．１ （１４，０００）　　　（２８，０００）　　　ＡＳＴ
Ｍ８５０−４００　　　　１．２００　　　　ＤＢ　Ｓ
　２（５，５００）　　　　　　− 降伏点伸び　％　　　　　　　ＭＤ　　　　　　　　１
８ＴＤ　　　　　　　　　９ エルメンドルフ引裂き試験　　　　ＭＤ　　　　　　　
　１８０（ダラム／層）　　　　　　　　　　ＴＤ　　
　　　　　　　　６０グレーブス引裂き試験　　　　Ｍ
Ｄ　　　　　、　　５８．５に９ｍ１ｍｍ　　　　　　
−（１，８６０）（グラム／ミル）　　　　　　　　　
　ＴＤ　　　　　　　　２６．７（・６７８） 水蒸気透過速度　　　　　　　　　　　　　　　　８０
グラム／１００印／２４時間 （８８℃、相対湿度９７％） １００°Ｆ 寸法安定性（％） １０分間、１７７℃（８５０°ｐ）　　ＭＤ　　　　　
　　　＋５．ＱＴＤ　　　　　　　−０，８ １０分間、１４９℃（８００°Ｆ）　　　ＴＤ　　　　
　　　　−０，８１０分間、２０４℃（４００°Ｆ）　
　　ＴＤ　　　　　　　　　Ｏ，Ｊ３１０　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ＡＳＴＭｌｏ　　　　　　　
　　　　　　　　　　Ｄ８８２６５　　　　　　　　２
０　　　　　　ＡＳＴＭ６５　　　　　　　　８０　　
　　　　Ｄｌ　９２２７．６　　　　　　１１．８　　
　　　　　　Ａ　Ｓ　Ｔ　Ｍ（７００）　　　　（８０
０）　　　　　７．）１００２５．６　　　　　　　１
９．７ （６５０）　　　　（５００） １２　　　　　　　　１７　　　　　　　ＡＳＴＭ９６
− ６ １０　　　　　　　　　　　５ １０　　　　　　　　　　　４ ２．０− １０．０　　　　　　　　　　− 物性表中に要約した諸性質は、本発明の一軸配向フイル
ムが横方向の寸法安定性を維持することを示している。

この−軸配向フィルムの横方向の寸法安定性は、未配向
ナイロンフィルムや二軸配向ナイロンフィルムのそれよ
りも大であシ、従って本発明の改善された方法に特に有
用である。

【図面の簡単な説明】

第１図はフィルムの縦方向延伸装置の概要図である。 第２図は、支持体ウェブとトップフィルム被覆の両者を
使用する本発明製造方法の一実施一態様に使用可能な一
装置の概要図である。 特許出願人　　アライド・コーポレーション（外２名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、樹脂及び繊維質強化材料からなる組成物を支持体ウ
   ェブ上に供給し、該組成物をシートに成形する方式の繊
   維強化シートの製造方法に於て、支持一体ウェブが一軸
   延伸ポリアミドフィルムであることを特徴とする方法。 ２、支持体ウェブ上の組成物を一軸延伸ポリアミドのト
   ップフィルムで被覆する工程を更なる特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載の方法。 ８、樹脂が硬化可能なポリエステル樹脂であ）、配合物
   が、更に架橋剤を含有し且つ樹脂の架橋工程を更に包含
   することを特徴とする特許請求の範囲、第１項又は第２
   項に記載の方法。 ４、繊維質強化材料がチヨごブトガラス繊維である特許
   請求の範囲第８項に、記載の方法。 ５、−軸延伸ナイロンの延伸比が１．５　：　１乃至６
   ：１でやる特許請求の範囲第８項に記載の方法。 ６、−軸延伸フィルムの厚みが０．０１０１　ｆｓ＋ｍ
   （’０．０００４インチ）乃至０．１２７ｍ（０，００
   ５インチ）である特許請求の範囲第５項に記載の方法。 　　　　　　　　　　　　　　　−？６組成物を９８℃
   （２００°Ｆ）乃至２０４℃（４００°Ｆ）にて架橋す
   る特許請求の範囲第８項に記載の方法。 ８、型押し一軸延伸ボリアミドフィルムの使用を更なる
   改善点とする特許請求の範囲第８項に記載の方法。・ ９、ポリイプシロンカプロラクタム及びポリヘキサメチ
   レンアジベミドからなる群からポリアミドを選択する特
   許請求の範囲第８項に記載の方法。 ］、樹脂及び繊維質強化材料からなる組成物を支持体手
   段上に供給し、該組成物をトップフィルムで被覆し、該
   組成物をシートに晟形する方式の繊維掲化樹脂シートの
   製造方法に於て、−トップフィルムが一゛軸延伸ポリア
   ミドフィルムであることを改善点とする方法。