JP3280458B2 - セメントクリンカの焼成装置 - Google Patents

セメントクリンカの焼成装置

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    • C04B7/00Hydraulic cements
    • C04B7/36Manufacture of hydraulic cements in general
    • C04B7/43Heat treatment, e.g. precalcining, burning, melting; Cooling
    • C04B7/44Burning; Melting
    • C04B7/45Burning; Melting in fluidised beds, e.g. spouted beds

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメントクリンカの焼
成装置、特に焼成工程を流動層中で行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、セメントクリンカの焼成に
は、ローターリキルンが多く用いられている。しかしな
がら、ロータリーキルンを用いる焼成装置は大形となる
ので、より小形な装置として、流動層を用いる焼成装置
が、たとえば特開昭62−241546号公報などで提
案されている。この先行技術では、流動焼成炉の起動時
に、製品クリンカを粉砕して得られた比較的粒径の大き
いクリンカを初期流動媒体として投入して流動層を形成
する。流動層が形成された後では、製品クリンカを粉砕
して得られた比較的粒径の小さいクリンカを核クリンカ
として投入し、粉末原料の造粒を行う。一般に、流動層
を用いる焼成装置では、装置の起動時に流動層が形成さ
れていなければ、燃料を投入しても燃焼させることはで
きず、焼成に必要な温度までの加熱が行えない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−2415
46号公報の先行技術では、焼成装置の起動時に、2種
類の流動媒体を供給する必要がある。したがって、焼成
装置を安定に稼働させるためには、常に2種類の流動媒
体を準備しておき、焼成装置の起動時に、準備された流
動媒体を一定の順序で投入する必要がある。
【0004】2種類の流動媒体は、焼成された製品とし
てのセメントクリンカを粉砕した後で分級することによ
って得られる。このため、粉砕機を設ける必要があり、
またその運転状態を制御する必要がある。造粒したクリ
ンカを粉砕するので、製品歩留まりが低下する。また、
セメントクリンカの焼成は1400℃程度の高温で行わ
れるので、流動層炉内では流動化可能な粒径以上の粒径
を有する大塊が形成され、流動層の安定な維持を困難に
する。
【0005】本発明の目的は、大塊を自動的に処理する
ことができ、かつ製品クリンカを粉砕することなく、初
期投入用の流動媒体を得ることができるセメントクリン
カの焼成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメント原料
粉を噴流流動層中で加熱して造粒する噴流流動層造粒炉
と、造粒された粉粒を流動層中で加熱し、セメントクリ
ンカとして焼成する流動層焼成炉と、噴流流動層造粒炉
および/または流動層焼成炉から大塊を排出する大塊排
出手段と、大塊排出手段によって排出された大塊から付
着しているセメントクリンカを分離して回収する回収手
段と、回収手段によって大塊から回収されるセメントク
リンカおよび/または流動層焼成炉から製品として取出
されるセメントクリンカから、予め定める粒度範囲内の
セメントクリンカを分離する分離手段と、分離手段によ
って分離されたセメントクリンカを、予め定める量まで
貯留し、操業開始時に、初期流動媒体として供給するホ
ッパとを含むことを特徴とするセメントクリンカの焼成
装置である。
【0007】さらに本発明は、セメント原料粉を噴流流
動層中で加熱して造粒する噴流流動層造粒炉と、造粒さ
れた粉粒を流動層中で加熱し、セメントクリンカとして
焼成する流動層焼成炉と、噴流流動層造粒炉および/ま
たは流動層焼成炉から大塊を排出する大塊排出手段と、
大塊排出手段によって排出された大塊からセメントクリ
ンカを回収し、流動層焼成炉から製品として取出された
セメントクリンカと合流させて、予め定める粒度範囲内
のセメントクリンカを分離する分離手段と、分離手段に
よって分離されたセメントクリンカを、予め定める量ま
で貯留し、操業開始時に、初期流動媒体として供給する
ホッパとを含むことを特徴とするセメントクリンカの焼
成装置である。
【0008】また本発明は、ホッパに予め定める粒度範
囲内のセメントクリンカが予め定める量まで貯留された
後で、分離手段によって分離せずにセメントクリンカを
製品として取出すための切換手段を含むことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】本発明に従えば、噴流流動層造粒炉でセメント
原料粉を造粒し、造粒された粒子を流動層中で加熱して
セメントクリンカとして焼成するので、造粒と焼成とを
それぞれに適した条件で行うことができる。噴流流動層
造粒炉および/または流動層焼成炉からは、大塊排出手
段によって、大塊が排出されるので、噴流流動層および
流動層を安定して形成することができる。大塊の排出に
伴って、セメントクリンカの一部も排出されるけれど
も、回収手段によって大塊から分離して回収することが
できる。分離手段によって予め定める粒度範囲内のセメ
ントクリンカが分離され、起動時の流動媒体としてホッ
パに貯留される。本発明に従えば、造粒のための核クリ
ンカは必要でなく、起動時に流動層を形成するための流
動媒体が1種類だけ供給されればよいので、予め定める
量までホッパに貯留された流動媒体を投入して、直ちに
流動層を形成させることができる。これによって大塊処
理の自動化が可能であり、大塊に伴って排出されたセメ
ントクリンカは回収されるので、歩留まりが向上する。
また、起動時に投入すべき流動媒体は、ホッパに自動的
に貯蔵される。
【0010】さらに本発明に従えば、分離手段は、大塊
から回収されたセメントクリンカと、製品として取出さ
れたセメントクリンカとを合流させて予め定める粒度範
囲内のセメントクリンカを分離してホッパに供給する。
これによって、短時間でホッパに予め定める量の流動媒
体を貯留することができる。
【0011】また本発明に従えば、切換手段は、ホッパ
に予め定める粒度範囲内のセメントクリンカが予め定め
る量まで貯留された後で、分離手段によって分離せずに
セメントクリンカを製品として取出す。ホッパに起動時
に投入すべき流動媒体が貯留された後では、自動的に分
離手段の運転を停止するので、動力費の節約となり、分
離手段のメンテナンスが軽減される。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるセメントク
リンカの焼成装置の概略的な構成を示す。第1段のサイ
クロン(略称「C1」)1、第2段のサイクロン(略称
「C2」)2、第3段のサイクロン(略称「C3」)
3、第4段のサイクロン(略称「C4」)4および仮焼
炉(略称「CAL」)5は、サスペンションプレヒータ
方式の予熱装置を構成する。原料投入口6から投入され
た粉末原料は、C4→C3→C2→CAL→C1を経て
たとえば800℃程度まで予熱される。予熱された原料
粉末は、押込みブロワ7から空気が供給されるエゼクタ
8に、原料投入シュート9を介して投入される。
【0013】起動時に流動層を形成するための初期の流
動媒体(略称「BM」)は、BMホッパ10に貯蔵され
る。BMホッパ10からの流動媒体は、噴流流動層造粒
炉(略称「SBK」)11に投入可能である。噴流流動
層造粒炉11では、分散板11a上の空間に下方から気
体が吹込まれ、噴流流動層が形成される。分散板11a
上には、エゼクタ8を介して原料投入シュート9からの
原料粉末が投入される。分散板11aに供給される気体
は、流動層焼成炉(略称「FBK」)12から供給され
る。流動層焼成炉12は、分散板12aの上方の空間に
流動層を形成する。流動層からオーバフローしたセメン
トクリンカは、流動層クーラ(略称「FBQ」)13に
よって急冷される。噴流流動層造粒炉11内の温度はた
とえば1300℃であり、流動層焼成炉12内の温度は
たとえば1400℃であり、流動層クーラ13では10
00℃程度まで急冷する。流動層クーラ13からオーバ
フローするセメントクリンカは、充填層クーラ14に投
入され、冷却される。セメントしての品質を向上するた
め、流動層クーラ13による急冷が必要である。
【0014】噴流流動層造粒炉11で造粒された粒子
は、L−バルブ15を介して流動層焼成炉12に投入さ
れる。L−バルブ15は、マテリアルシールによる気密
状態を維持しながら、造粒された粒子を流動層焼成炉1
2に順次投入するために用いられる。
【0015】噴流流動層造粒炉11や流動層焼成炉12
内では、噴流流動層や流動層を形成すべき粉粒の粒径よ
りも大きな粒径を有する大塊も形成される。このような
大塊は、たとえば原料粉末中に含まれていたり、造粒や
焼成のための加熱によってセメントクリンカ同士が焼結
して形成されたりする可能性もある。また、噴流流動層
造粒炉11や流動層焼成炉12の内面を形成する耐火物
の一部が破損して落下する可能性もある。さらに、その
ような耐火物の表面に、原料粉末が付着し、成長した後
で剥離して落下する可能性もある。このような大塊が分
散板11a,12aの上に蓄積されると、分散板11
a,12aを通過して噴出する気体の抵抗が大きくな
り、噴流流動層や流動層の形成が阻害される。
【0016】分散板11a,12aに蓄積された大塊を
排出するため、大塊排出手段である大塊排出シュート1
6,17がそれぞれ設けられる。分散板11a,12a
上に堆積した大塊は、大塊排出シュート16,17の開
口部に落込み、大塊排出シュート16,17内に貯留さ
れる。大塊排出シュート16,17の先端は、2重バル
ブ構造をそれぞれ有し、交互にバルブを開閉することに
よって、気密状態を維持したまま貯留された大塊を排出
することができる。排出された大塊は、冷却器18によ
って冷却された後、回収手段であるふるい19によって
大塊とセメントクリンカとに分離される。分離された大
塊は大塊貯留槽20に排出されて貯留される。
【0017】充填層クーラ14によって冷却されたセメ
ントクリンカは、払出装置21を介してスクリューコン
ベア22に払出される。スクリューコンベア22に払出
されたセメントクリンカは、切換バルブ23に供給され
る。切換バルブ23には、大塊からふるい19によって
分離されたセメントクリンカも供給される。このように
して、製品としてのセメントクリンカと大塊から分離さ
れたセメントクリンカとは、合流して分離手段26に投
入されて、予め定める粒径範囲内のセメントクリンカを
分離する。
【0018】またBMホッパ10が予め定める貯留量に
達したら合流したセメントクリンカは、切換バルブ23
を切換えて製品としてクリンカホッパ24に供給され
る。クリンカホッパ24内に貯留されたセメントクリン
カは、押込みブロワ25からの空気によって搬送され
て、図示しないクリンカサイロに供給され、仕上げ工程
が施される。
【0019】起動時に投入すべき初期の流動媒体をBM
ホッパ10に貯留するためには、切換手段としての切換
バルブ23から排出されるセメントクリンカの排出先
を、クリンカホッパ24からふるい26側へ切換える。
ふるい26は、振動ふるいを有し、初期投入用の流動媒
体として適切な粒度範囲内のセメントクリンカを分離し
てバケットエレベータ(略称「BE」)27の下端に供
給する。分級されたセメントクリンカの粒径よりも大き
い粒径のセメントクリンカおよび小さい粒径のセメント
クリンカは、クリンカホッパ24に排出される。バケッ
トエレベータ27の下端に供給されたセメントクリンカ
は、バケットエレベータ27内を上昇し、BMホッパ1
0内に投入される。以上のようにして、大塊から分離さ
れたセメントクリンカに対して、起動時の初期流動媒体
としての回収が自動的に行われる。
【0020】図2は、図1に示す実施例の冷却器18お
よびふるい19に関連する構成を示す。冷却器18は、
ケーシング30内にスクリュー31を備える。ケーシン
グ30は水平方向に延びて形成され、その一端には投入
口32を介して大塊排出シュート16,17から大塊
が、2段のボールバルブ33,34を介して供給され
る。2段のボールバルブ33,34は交互に開閉するよ
うに制御される。投入口32の近傍には、水供給口35
から冷却用の水が供給される。供給された大塊は、スク
リュー31の回転によって搬送されながら水によって冷
却される。ケーシング30の他方には、蒸気や熱水を排
出するための排気口36および大塊を払出すための払出
口37が設けられる。
【0021】冷却器18の払出口37から払出された大
塊は、ふるい19に供給される。ふるい19のケーシン
グ38内には、振動ふるい39が設けられ、ケーシング
38は支持ばね40によって振動可能に支えられる。ふ
るい19のケーシング39に外部から振動が加えられる
と、投入された大塊は振動ふるい39を通過しないの
で、大塊取出シュート41から取出されて大塊貯留槽2
0に排出される。振動ふるい39を通過するのは、大塊
に付着していたセメントクリンカであるので、製品取出
シュート42を介して製品ラインへ払出される。図1に
示す実施例では、切換バルブ23の上方で、製品のセメ
ントクリンカと合流する。
【0022】図3は、本発明の他の実施例による冷却器
の構成を示す。本実施例においては、冷却器のケーシン
グ43には水44が貯留されており、供給された大塊を
水中で冷却する。
【0023】大塊からふるいによってセメントクリンカ
を分離するためには、振動ふるいが高温に耐えられない
ので、冷却器を用いる必要がある。冷却器は、図2およ
び図3に示したような水冷式ばかりではなく、空冷や間
接空冷などによってもよいことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、造粒と焼
成とを分離して行うので、造粒のための核クリンカを投
入する必要はなく、流動層を形成するための初期流動媒
体のみを投入すればよい。これによって、起動時に必要
となる制御が簡単になり、流動媒体の管理も容易とな
る。さらに、大塊排出手段が設けられ、流動層の連続運
転を阻害する大塊を排出することができ、大塊とともに
排出されるセメントクリンカは、回収手段によって大塊
から回収されて分離手段によって予め定める粒度範囲内
のセメントクリンカが初期の流動媒体として分離され
る。これによって大塊処理の自動化が可能であり、また
製品のクリンカを粉砕しないでも初期投入用の流動媒体
を得ることができるので、製品歩留まりが向上する。さ
らに、ホッパには初期の流動媒体として分離されたセメ
ントクリンカを自動的に貯蔵することができる。
【0025】さらに本発明によれば、ホッパには、大塊
から回収されたセメントクリンカと、流動層焼成炉から
製品として取出されたセメントクリンカとを、合流して
予め定める粉度範囲内で分離したセメントクリンカを供
給するので、起動時に必要な流動媒体を迅速に確保する
ことができる。これによって、焼成装置が短時間で停止
しても、初期に投入すべき流動媒体はホッパに用意され
るので、直ちに再起動が可能である。
【0026】また本発明によれば、セメントクリンカが
ホッパに予め定める量まで貯留された後では、分離手段
によって分離せずにセメントクリンカを製品として取出
すことができる。これによって、焼成装置を連続して操
業している間は、分離手段やバケットエレベータを停止
しているので、動力費やメンテナンスが少なくすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるセメント焼成装置の系
統図のである。
【図2】図1に示す冷却器およびふるいの概略的な構成
を示す簡略化された断面図である。
【図3】本発明の他の実施例による冷却器の概略的な構
成を示す断面図である。
【符号の説明】
1〜4 サイクロン 5 仮焼炉 6 原料投入口 7,25 押込みブロワ 8 エゼクタ 9 原料投入シュート 10 BMホッパ 11 噴流流動層造粒炉 11a,12a 分散板 12 流動層焼成炉 16,17 大塊排出シュート 18 冷却器 19 ふるい 20 大塊貯留槽 23 切換バルブ 24 クリンカホッパ 26 ふるい 27 バケットエレベータ 39 振動ふるい
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石鉢 俊幸 東京都千代田区神田美土代町1番地 住 友セメント株式会社内 (72)発明者 橋本 勲 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工 業株式会社 明石技術研究所内 (72)発明者 村尾 三樹雄 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (72)発明者 金森 省三 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (56)参考文献 特開 昭62−241546(JP,A) 特開 平5−24891(JP,A) 特開 昭57−122929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 7/45

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント原料粉を噴流流動層中で加熱し
    て造粒する噴流流動層造粒炉と、 造粒された粉粒を流動層中で加熱し、セメントクリンカ
    として焼成する流動層焼成炉と、 噴流流動層造粒炉および/または流動層焼成炉から大塊
    を排出する大塊排出手段と、 大塊排出手段によって排出された大塊から付着している
    セメントクリンカを分離して回収する回収手段と、 回収手段によって大塊から回収されるセメントクリンカ
    および/または流動層焼成炉から製品として取出される
    セメントクリンカから、予め定める粒度範囲内のセメン
    トクリンカを分離する分離手段と、 分離手段によって分離されたセメントクリンカを、予め
    定める量まで貯留し、操業開始時に、初期流動媒体とし
    て供給するホッパとを含むことを特徴とするセメントク
    リンカの焼成装置。
  2. 【請求項2】 セメント原料粉を噴流流動層中で加熱し
    て造粒する噴流流動層造粒炉と、 造粒された粉粒を流動層中で加熱し、セメントクリンカ
    として焼成する流動層焼成炉と、 噴流流動層造粒炉および/または流動層焼成炉から大塊
    を排出する大塊排出手段と、 大塊排出手段によって排出された大塊からセメントクリ
    ンカを回収し、流動層焼成炉から製品として取出された
    セメントクリンカと合流させて、予め定める粒度範囲内
    のセメントクリンカを分離する分離手段と、 分離手段によって分離されたセメントクリンカを、予め
    定める量まで貯留し、操業開始時に、初期流動媒体とし
    て供給するホッパとを含むことを特徴とするセメントク
    リンカの焼成装置。
  3. 【請求項3】 ホッパに予め定める粒度範囲内のセメン
    トクリンカが予め定める量まで貯留された後で、分離手
    段によって分離せずにセメントクリンカを製品として取
    出すための切換手段を含むことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2のいずれかに記載のセメントクリンカの焼
    成装置。
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