JP3280188B2 - Isdnサービスのベアラ設定方法 - Google Patents

Isdnサービスのベアラ設定方法

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JP3280188B2
JP3280188B2 JP05304495A JP5304495A JP3280188B2 JP 3280188 B2 JP3280188 B2 JP 3280188B2 JP 05304495 A JP05304495 A JP 05304495A JP 5304495 A JP5304495 A JP 5304495A JP 3280188 B2 JP3280188 B2 JP 3280188B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はISDNサービスのベ
アラ設定方法に関し、特にISDNに於いて呼の設定時
に発信端末から設定可能なベアラを複数設定して着側端
末若しくは中継交換機側で選択するISDNサービスの
ベアラ設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】INS(高度情報通信システム)ネット
サービスの移行時には、ISDN(サービス統合デジタ
ル網)端末、G3ファクシミリ、一般電話のように、ベ
アラの異なる端末の混在が予想されている。
【0003】そして、このようにベアラの異なる端末
が、混在時にもベアラの異なる相手を意識せず、発信す
ることを可能とすることにより、ユーザの利便性を向上
させ、従ってINSネットサービスとして、G4ファク
シミリ、テレビ電話、高品位電話等の普及が促進可能と
なると考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のベアラ設定方法
は、図8に示されるシーケンスに従って行われている。
【0005】発信端末からセットアップ信号が発呼され
ると、発信側のローカルシステム(LS)にて、その情
報要素がアドレス信号にマッピングされる。この場合、
発信端末からは1ベアラのみの伝達能力(64Kbs/
UDI(非制限))がマッピングされている。そして、
中継交換機を経て、着側LSで着呼されたことが着信端
末に伝達される。
【0006】ところが、着信端末は64k/speec
hであるため、発信端末とは通信不能なベアラとなって
いる。こうした場合、従来は通信不能としてベアラが切
断され、そのまま発信端末に返送されていた。
【0007】このように、呼設定時に発信端末でベアラ
が設定された場合、着信端末で通信可能となるモードを
選択可能とする信号のマッピング方法及び信号シーケン
スは、従来規定されていないものであった。
【0008】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、ISDNに於いて呼の設定時に発信端末から設定可
能なベアラを複数設定し、着側端末若しくは網の条件に
応じて、該着側端末若しくは中継交換機側で選択可能な
ISDNサービスのベアラ設定方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、ISDNの
呼設定方法に於いて、発信側端末からの呼設定メッセー
ジに複数のベアラを設定する工程と、この設定された複
数のベアラを送出する工程と、着信端末若しくは中継交
換機にて、上記送出された複数のベアラの中から1つの
ベアラを選択する工程と、上記ベアラを選択する工程に
於いて上記ベアラを選択しない場合は上記中継交換機を
含む網によりベアラを決定する工程と、を具備すること
を特徴とする。またこの発明は、ISDNの呼設定方法
に於いて、発信側端末からの呼設定メッセージに複数の
ベアラを設定する工程と、この設定された複数のベアラ
を送出する工程と、着信端末若しくは中継交換機にて、
上記送出された複数のベアラの中から1つのベアラを選
択する工程と、上記中継交換機と上記着信端末間がMF
回線で接続されている場合に、上記中継交換機を含む網
により経過内容の表示信号を上記発信端末に返送してベ
アラを決定する工程と、を具備することを特徴とする。
更にこの発明は、ISDNの呼設定方法に於いて、発信
側端末からの呼設定メッセージに複数のベアラを設定す
る工程と、この設定された複数のベアラを送出する工程
と、着信端末若しくは中継交換機にて、上記送出された
複数のベアラの中から1つのベアラを選択する工程と、
上記着信端末がアナログ着信端末である場合に、上記中
継交換機を含む網により経過内容の表示信号を上記発信
端末に返送してベアラを決定する工程と、を具備するこ
とを特徴とする。そしてこの発明は、ISDNの呼設定
方法に於いて、発信側端末からの呼設定メッセージに複
数のベアラを設定する工程と、この設定された複数のベ
アラを送出する工程と、着信端末若しくは中継交換機に
て、上記送出された複数のベアラの中から1つのベアラ
を選択する工程と、上記複数のベアラを送出する際にア
ナログ系サービスへの着信が認識された場合に、上記中
継交換機を含む網により経過内容の表示信号を上記発信
端末に返送して所定のベアラにて接続するベアラの決定
工程と、を具備することを特徴とする。この発明は、I
SDNの呼設定方法に於いて、発信側端末からの呼設定
メッセージに複数のベアラを設定する工程と、この設定
された複数のベアラを送出する工程と、着信端末若しく
は中継交換機にて、上記送出された複数のベアラの中か
ら1つのベアラを選択する工程と、上記中継交換機でア
ナログ系サービスへの着信が認識された場合に、上記中
継交換機を含む網により経過内容の表示信号を上記発信
端末に返送して所定のベアラにて接続するベアラの決定
工程と、を具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明にあっては、ISDNの呼設定方法に
於いて、発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベ
アラを設定して送出する。すると、着信端末若しくは中
継交換機にて、上記送出した複数のベアラの中から、該
着信端末が通信可能なベアラを選択して、上記発信端末
に応答する。そして、上記ベアラを選択しない場合は上
記中継交換機を含む網によりベアラを決定する。また、
この発明にあっては、ISDNの呼設定方法に於いて、
発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベアラを設
定して送出する。すると、着信端末若しくは中継交換機
にて、上記送出した複数のベアラの中から、該着信端末
が通信可能なベアラを選択して、上記発信端末に応答す
る。そして、上記中継交換機と上記着信端末間がMF回
線で接続されている場合に、上記中継交換機を含む網に
より経過内容の表示信号を上記発信端末に返送してベア
ラを決定する。更に、この発明にあっては、ISDNの
呼設定方法に於いて、発信側端末からの呼設定メッセー
ジに複数のベアラを設定して送出する。すると、着信端
末若しくは中継交換機にて、上記送出した複数のベアラ
の中から、該着信端末が通信可能なベアラを選択して、
上記発信端末に応答する。そして、上記着信端末がアナ
ログ着信端末である場合に、上記中継交換機を含む網に
より経過内容の表示信号を上記発信端末に返送してベア
ラを決定する。この発明にあっては、ISDNの呼設定
方法に於いて、発信側端末からの呼設定メッセージに複
数のベアラを設定して送出する。すると、着信端末若し
くは中継交換機にて、上記送出した複数のベアラの中か
ら、該着信端末が通信可能なベアラを選択して、上記発
信端末に応答する。そして、上記複数のベアラを送出す
る際にアナログ系サービスへの着信が認識された場合
に、上記中継交換機を含む網により経過内容の表示信号
を上記発信端末に返送して所定のベアラにて接続する。
更に、この発明にあっては、ISDNの呼設定方法に於
いて、発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベア
ラを設定して送出する。すると、着信端末若しくは中継
交換機にて、上記送出した複数のベアラの中から、該着
信端末が通信可能なベアラを選択して、上記発信端末に
応答する。そして、上記中継交換機でアナログ系サービ
スへの着信が認識された場合に、上記中継交換機を含む
網により経過内容の表示信号を上記発信端末に返送して
所定のベアラにて接続する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0012】この発明では、呼設定時、発信端末から複
数のベアラが設定された呼設定信号が受信された場合、
着信端末及び網の条件によって着信端末が通信可能とな
るモードを選択可能とする。そのため、通信モード(伝
達能力(BC)及び低位レイヤ整合性(LLC))のマ
ッピング方法及び信号シーケンスが規定される。
【0013】図1は、この発明のISDNサービスのベ
アラ設定方法の第1の実施例で、着信端末スピーチ明示
有りの場合のフォールバックシーケンスを示した図であ
る。
【0014】図1に於いて、発信端末から複数の伝達能
力(BC:speech、64Kbs/UDI)及び高
位レイヤ整合性(HLC:HLC2、HLC1)が設定
される。具体的には、低位レイヤであるレイヤ3の呼設
定時に、アドレス信号に呼設定メッセージの情報要素、
すなわち複数の伝達能力及び高位レイヤ整合性がマッピ
ングされていることが可能とされる。
【0015】そして、発信側のローカルシステム(L
S)にて、その情報要素がアドレス信号(IAM)に設
定される。このアドレス信号は、通話路要求表示(TM
R:64kb/s pref、TMR´:speec
h)、ユーザサービス情報(USI:speech、U
SI´;64kb/s)、アクセス転送パラメータ(A
TP(HLC2、HLC1))を有している。これらの
情報要素を有したアドレス信号が、中継交換機を経て、
着側LSで着呼されて着信端末に伝達される。
【0016】着信端末へ着呼時、上記アドレス信号から
複数の伝達能力及び高位レイヤ整合性が設定されている
ことがマッピングされる。そして、着信端末へ複数のベ
アラの中から、通信可能なベアラを選択可能なことが通
知可能とされる。この場合、着信端末では選択したベア
ラ(speech)が、発信端末へ通知可能としてい
る。
【0017】こうして、着信端末から、伝達能力spe
ech及び高位レイヤ整合性HLC2を有する応答(C
ONN)信号が、着側LSでTMU(speech)及
びATP(HLC2)を有した応答(ANM)信号にマ
ッピングされ、中継交換機を経て発側LSに伝達され
る。そして、この発側LSにより、上記応答(ANM)
信号が、伝達能力speech及び高位レイヤ整合性H
LC2を有する応答(CONN)信号にマッピングされ
る。
【0018】これにより、発信端末では、着信端末でs
peechの伝達能力が選択されたことが通知される。
【0019】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。
【0020】図2は、この発明の第2の実施例で、着信
端末64kb/s非制限(UDI)明示有りの場合のフ
ォールバックシーケンスを示した図である。
【0021】図2に於いて、発信端末から複数の伝達能
力(speech、64Kbs/UDI)及び高位レイ
ヤ整合性(HLC2、HLC1)が設定される。つま
り、呼設定信号の受信時、アドレス信号に複数の伝達能
力及び高位レイヤ整合性がマッピングされていることが
可能とされる。
【0022】そして、発信側のローカルシステム(L
S)にて、その情報要素がアドレス信号(IAM)に設
定される。このアドレス信号は、通話路要求表示(TM
R:64kb/s pref、TMR´:speec
h)、ユーザサービス情報(USI:speech、U
SI´;64kb/s)、アクセス転送パラメータ(A
TP(HLC2、HLC1))を有している。これらの
情報要素を有したアドレス信号が、中継交換機を経て、
着側LSで着呼されて着信端末に伝達される。
【0023】着信端末へ着呼時、上記アドレス信号から
複数の伝達能力及び高位レイヤ整合性が設定されている
ことがマッピングされる。そして、着信端末へ複数のベ
アラの中から、通信可能なベアラを選択可能なことが通
知可能とされる。この場合、着信端末では選択したベア
ラ(64kb/sUDI)が、発信端末へ通知可能とし
ている。
【0024】こうして、着信端末から、伝達能力64k
b/sUDI及び高位レイヤ整合性HLC1を有する応
答(CONN)信号が、着側LSでATP(HLC1)
を有した応答(ANM)信号にマッピングされ、中継交
換機を経て発側LSに伝達される。そして、この発側L
Sにより、上記応答(ANM)信号が、伝達能力64k
b/sUDI及び高位レイヤ整合性HLC1を有する応
答(CONN)信号にマッピングされる。
【0025】これにより、発信端末では、着信端末で6
4kb/s非制限(UDI)の伝達能力が選択されたこ
とが通知される。
【0026】次に、この発明の第3の実施例について説
明する。
【0027】図3は、この発明の第3の実施例で、着信
側からの明示無しの場合のフォールバックシーケンスを
示した図である。
【0028】図3に於いて、発信端末から複数の伝達能
力(speech、64Kbs/UDI)及び高位レイ
ヤ整合性(HLC2、HLC1)が設定される。つま
り、呼設定信号の受信時、アドレス信号に複数の伝達能
力及び高位レイヤ整合性がマッピングされていることが
可能とされる。
【0029】そして、発信側のローカルシステム(L
S)にて、その情報要素がアドレス信号(IAM)に設
定される。このアドレス信号は、通話路要求表示(TM
R:64kb/s pref、TMR´:speec
h)、ユーザサービス情報(USI:speech、U
SI´;64kb/s)、アクセス転送パラメータ(A
TP(HLC2、HLC1))を有している。これらの
情報要素を有したアドレス信号が、中継交換機を経て、
着側LSで着呼されて着信端末に伝達される。
【0030】着信端末へ着呼時、上記アドレス信号から
複数の伝達能力及び高位レイヤ整合性が設定されている
ことがマッピングされる。そして、着信端末へ複数のベ
アラの中から、通信可能なベアラを選択可能なことが通
知可能とされる。
【0031】ここで、着信端末にて通信可能なベアラが
選択されないと、応答(CONN)信号が着側LSに伝
達される。この場合、網にてベアラが決定され、着側L
Sにて、TMU(speech)及びATP(HLC
2)を有した応答(ANM)信号にマッピングされ、中
継交換機を経て発側LSに伝達され、発信端末へ選択さ
れたベアラが通知可能とされる。
【0032】発側LSでは、上記応答(ANM)信号
が、伝達能力speech及び高位レイヤ整合性HLC
2を有する応答(CONN)信号にマッピングされる。
【0033】これにより、発信端末では、着信端末で通
信可能なベアラが選択されずに明示されなくとも、網に
て選択されたベアラが通知可能とされる。
【0034】次に、この発明の第4の実施例について説
明する。
【0035】図4は、この発明の第4の実施例で、MF
回線へのインタワークの場合のフォールバックシーケン
スを示した図である。
【0036】図4に於いて、発信端末から複数の伝達能
力(speech、64Kbs/UDI)及び高位レイ
ヤ整合性(HLC2、HLC1)が設定される。つま
り、呼設定信号の受信時、アドレス信号に複数の伝達能
力及び高位レイヤ整合性がマッピングされていることが
可能とされる。
【0037】そして、発信側のローカルシステム(L
S)にて、その情報要素がアドレス信号(IAM)に設
定される。このアドレス信号は、通話路要求表示(TM
R:64kb/s pref、TMR´:speec
h)、ユーザサービス情報(USI:speech、U
SI´;64kb/s)、アクセス転送パラメータ(A
TP(HLC2、HLC1))を有している。これらの
情報要素を有したアドレス信号が、中継交換機を経て、
着側LSで着呼されて着信端末に伝達される。
【0038】ここで、中継交換機から着側LSの間がM
F回線であって、この回線にインタワークした場合、起
動信号からリンギング信号が着側LSを介して着信端末
に伝送される。そして、この着信端末からは、着側LS
を介してオフフック信号から応答信号が中継交換機に伝
送される。
【0039】一方、中継交換機に於いては、応答信号と
共に経過内容(PI)#1が含まれた経過表示信号が、
発側LSを介して発信端末に返送される。これにより、
呼がISDNエンド・エンドでないことが通知される。
【0040】次に、この発明の第5の実施例について説
明する。
【0041】図5は、この発明の第5の実施例で、アナ
ログインターフェースへのインタワークの場合のフォー
ルバックシーケンスを示した図である。
【0042】図5に於いて、発信端末から複数の伝達能
力(speech、64Kbs/UDI)及び高位レイ
ヤ整合性(HLC2、HLC1)が設定される。つま
り、呼設定信号の受信時、アドレス信号に複数の伝達能
力及び高位レイヤ整合性がマッピングされていることが
可能とされる。
【0043】そして、発信側のローカルシステム(L
S)にて、その情報要素がアドレス信号(IAM)に設
定される。このアドレス信号は、通話路要求表示(TM
R:64kb/s pref、TMR´:speec
h)、ユーザサービス情報(USI:speech、U
SI´;64kb/s)、アクセス転送パラメータ(A
TP(HLC2、HLC1))を有している。これらの
情報要素を有したアドレス信号が、中継交換機を経て、
着側LSで着呼される。
【0044】ここで、着信端末がアナログであってアナ
ログインターフェースにインタワークした場合、リンギ
ング信号が着側LSからアナログ着信端末に伝送され
る。そして、このアナログ着信端末からは、オフフック
信号が着側LSに伝送される。
【0045】また、着側LSから中継交換機を介して発
側LSに応答信号(ANM)が伝達される。そして、こ
の発側LSから、経過内容(PI)#2が含まれた経過
表示信号が、発信端末に返送される。これにより、着信
端末が非ISDN着側アドレスであることが通知され
る。
【0046】次に、この発明の第6の実施例について説
明する。
【0047】図6は、この発明の第6の実施例で、アナ
ログ系サービスへの着信を発側LSで認識した場合のフ
ォールバックシーケンスを示した図である。
【0048】図6に於いて、発信端末から複数の伝達能
力(speech、64Kbs/UDI)及び高位レイ
ヤ整合性(HLC2、HLC1)が設定される。つま
り、呼設定信号の受信時、アドレス信号に複数の伝達能
力及び高位レイヤ整合性がマッピングされていることが
可能とされる。
【0049】これらの情報要素を有した呼設定信号の受
信時、アナログ系サービスへの着信が発側LSで認識
(特定ダイヤル番号:1XY等)された場合、アドレス
信号(IAM)に、通話路要求表示(TMR:spee
ch)、ユーザサービス情報(USI:speec
h)、アクセス転送パラメータ(ATP(HLC2))
が設定される。アドレス完了信号受信により、経過内容
(PI)#5が含まれた経過表示信号が発信端末に返送
される。これにより、スピーチのベアラにて呼接続が継
続されることが通知される。
【0050】次に、この発明の第7の実施例について説
明する。
【0051】図7は、この発明の第7の実施例で、アナ
ログ系サービスへの着信を中継交換機で認識した場合の
フォールバックシーケンスを示した図である。
【0052】図7に於いて、発信端末から複数の伝達能
力(speech、64Kbs/UDI)及び高位レイ
ヤ整合性(HLC2、HLC1)が設定される。つま
り、呼設定信号の受信時、アドレス信号に複数の伝達能
力及び高位レイヤ整合性がマッピングされていることが
可能とされる。
【0053】そして、発信側のローカルシステム(L
S)にて、その情報要素がアドレス信号(IAM)に設
定される。このアドレス信号は、通話路要求表示(TM
R:64kb/s pref、TMR´:speec
h)、ユーザサービス情報(USI:speech、U
SI´;64kb/s)、アクセス転送パラメータ(A
TP(HLC2、HLC1))を有している。これらの
情報要素を有したアドレス信号が、中継交換機を経て次
交換機に伝達される。
【0054】ここで、アナログ系サービスへの着信であ
ることが中継交換機で認識(ダイヤルQ、フリーダイヤ
ル等)された場合、応答信号と共に、経過内容(PI)
#5が含まれた経過表示信号が発信端末に返送される。
これにより、スピーチのベアラにて呼接続が継続される
ことが通知される。
【0055】また、次交換機からのアドレス完了信号受
信により中継交換機でTMU:speechが設定さ
れ、発側LSへ伝達される。そして、この発側LSで
は、TMU:speechが設定されたアドレス完了信
号が受信されることにより、経過内容(PI)#2が含
まれた経過表示信号が、発信端末に返送される。これに
より、着信端末が非ISDN着側アドレスであることが
通知される。
【0056】このように、呼の設定時に発信端末から設
定可能なベアラを複数設定しても、着側端末或いは網で
通信不能となって切断されることなく、着側端末或いは
網の条件に合わせてベアラを選択して通信可能とするこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ISD
Nに於いて呼の設定時に発信端末から設定可能なベアラ
を複数設定し、着側端末若しくは網の条件に応じて、該
着側端末若しくは中継交換機側で選択可能なISDNサ
ービスのベアラ設定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のISDNサービスのベアラ設定方法
の第1の実施例で、着信端末スピーチ明示有りの場合の
フォールバックシーケンスを示した図である。
【図2】この発明の第2の実施例で、着信端末64kb
/s非制限(UDI)明示有りの場合のフォールバック
シーケンスを示した図である。
【図3】この発明の第3の実施例で、着信側からの明示
無しの場合のフォールバックシーケンスを示した図であ
る。
【図4】この発明の第4の実施例で、MF回線へのイン
タワークの場合のフォールバックシーケンスを示した図
である。
【図5】この発明の第5の実施例で、アナログインター
フェースへのインタワークの場合のフォールバックシー
ケンスを示した図である。
【図6】この発明の第6の実施例で、アナログ系サービ
スへの着信を発側LSで認識した場合のフォールバック
シーケンスを示した図である。
【図7】この発明の第7の実施例で、アナログ系サービ
スへの着信を中継交換機で認識した場合のフォールバッ
クシーケンスを示した図である。
【図8】従来のISDNサービスのベアラ設定方法のフ
ォールバックシーケンスを示した図である。
【符号の説明】
ATP…アクセス転送パラメータ、BC…伝達能力、H
LC…高位レイヤ整合性、TMR…通話路要求表示、U
SI…ユーザサービス情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 俊行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 笠原 裕道 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−58548(JP,A) 特開 平3−117060(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04M 11/00 - 11/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNの呼設定方法に於いて、 発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベアラを設
    定する工程と、 この設定された複数のベアラを送出する工程と、 着信端末若しくは中継交換機にて、上記送出された複数
    のベアラの中から1つのベアラを選択する工程と、 上記ベアラを選択する工程に於いて上記ベアラを選択し
    ない場合は上記中継交換機を含む網によりベアラを決定
    する工程と、 を具備することを特徴とするISDNサービスのベアラ
    設定方法。
  2. 【請求項2】 ISDNの呼設定方法に於いて、 発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベアラを設
    定する工程と、 この設定された複数のベアラを送出する工程と、 着信端末若しくは中継交換機にて、上記送出された複数
    のベアラの中から1つのベアラを選択する工程と、 上記中継交換機と上記着信端末間がMF回線で接続され
    ている場合に、上記中継交換機を含む網により経過内容
    の表示信号を上記発信端末に返送してベアラを決定する
    工程と、 を具備することを特徴とするISDNサービスのベアラ
    設定方法。
  3. 【請求項3】 ISDNの呼設定方法に於いて、 発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベアラを設
    定する工程と、 この設定された複数のベアラを送出する工程と、 着信端末若しくは中継交換機にて、上記送出された複数
    のベアラの中から1つのベアラを選択する工程と、 上記着信端末がアナログ着信端末である場合に、上記中
    継交換機を含む網により経過内容の表示信号を上記発信
    端末に返送してベアラを決定する工程と、 を具備することを特徴とするISDNサービスのベアラ
    設定方法。
  4. 【請求項4】 ISDNの呼設定方法に於いて、 発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベアラを設
    定する工程と、 この設定された複数のベアラを送出する工程と、 着信端末若しくは中継交換機にて、上記送出された複数
    のベアラの中から1つのベアラを選択する工程と、 上記複数のベアラを送出する際にアナログ系サービスへ
    の着信が認識された場合に、上記中継交換機を含む網に
    より経過内容の表示信号を上記発信端末に返送して所定
    のベアラにて接続するベアラの決定工程と、 を具備することを特徴とするISDNサービスのベアラ
    設定方法。
  5. 【請求項5】 ISDNの呼設定方法に於いて、 発信側端末からの呼設定メッセージに複数のベアラを設
    定する工程と、 この設定された複数のベアラを送出する工程と、 着信端末若しくは中継交換機にて、上記送出された複数
    のベアラの中から1つのベアラを選択する工程と、 上記中継交換機でアナログ系サービスへの着信が認識さ
    れた場合に、上記中継交換機を含む網により経過内容の
    表示信号を上記発信端末に返送して所定のベアラにて接
    続するベアラの決定工程と、 を具備することを特徴とするISDNサービスのベアラ
    設定方法。
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