JP3279994B2 - 水素吸蔵合金粉末及びアルカリ蓄電池用負極 - Google Patents

水素吸蔵合金粉末及びアルカリ蓄電池用負極

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JP3279994B2 JP07701299A JP7701299A JP3279994B2 JP 3279994 B2 JP3279994 B2 JP 3279994B2 JP 07701299 A JP07701299 A JP 07701299A JP 7701299 A JP7701299 A JP 7701299A JP 3279994 B2 JP3279994 B2 JP 3279994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業の属する技術分野】本発明はアルカリ蓄電池の負
極に使用するのに好適な水素吸蔵合金粉末及び該合金粉
末を用いた水素吸蔵合金電極に関し、特にサイクル特性
や高率放電特性に優れたニッケル―水素電池用として好
適な水素吸蔵合金粉末である。
【0002】
【従来技術】水素を吸蔵したり放出することのできる水
素吸蔵合金が発見されて以来、その応用が積極的に展開
され、水素吸蔵合金を負電極として用いるアルカリ蓄電
池はすでに実用化されるに至り、用いる水素吸蔵合金も
次々に改良されている。
【0003】当初に検討されたLaNi5合金(特開昭
51―13934号公報)は、水素吸蔵量が大きいとい
う利点がある一方、La金属が高価であるうえ、水素を
吸蔵したり、放出することの繰り返しにより微粉化し易
く、更にアルカリ溶液や酸溶液により腐食され易いとい
う欠点があった。このため、上記の水素吸蔵合金をアル
カリ蓄電池として使用すると、初期の電気容量は高い
が、充放電サイクルを50回以上繰り返すと電気容量が
半分以下となり、長期間にわたり使用することができな
いという欠点があった。
【0004】かかる欠点はLaの一部をCe、Pr、N
dその他の希土類元素で置換したミッシュメタル(以後
「Mm」と略記する。)を使用及び/又はNiの一部を
Co、Al、Mn等の金属で置換するLaNi5系水素
吸蔵合金によって改良された(特開昭53―4918
号、特開昭54―64014号、特開昭60―2505
58号、特開昭61―91862号、特開昭61―23
3969号の各公報)。
【0005】このようなMmを使用した水素吸蔵合金は
Mmが安価であるという利点もあるが、用途が更に拡大
しつつある最近においては、更に高率放電特性が要求さ
れるようになった。この高率放電特性を改善するため
に、従来合金粉末の表面処理(アルカリ、酸処理)やメ
ッキ処理、合金中へのB(ボラン)、Mo等の添加が行
われているが、単にアルカリ、酸処理等の表面処理や組
成以外の元素の添加では合金表面の活性を維持すること
が難しい欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的は
高率放電特性に優れたニッケル―水素蓄電池に好適な水
素吸蔵合金粉末の安価な製造方法を提供することにあ
る。また、第二の目的は第一の目的かつ高容量で充放電
サイクル寿命が長いニッケル―水素蓄電池に好適な水素
吸蔵合金粉末の安価な製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の欠点
について鋭意検討した結果、粉砕された水素吸蔵合金粉
末の表面にCoやNiより卑な金属からなる金属酸化物
又は金属水酸化物を形成させ、更には該合金表面を乾式
処理することにより、生成したNi、Co層の酸化を防
止することができ高率放電特性を改善することができる
ことを見い出し、本発明に到達した。
【0008】水素吸蔵合金粉末の最外表面より深さ方向
100nm以内に、Ni金属のリッチな部分及び/又は
Co金属のリッチな部分、又はNi金属とCo金属との
混合物がリッチな部分が島状に存在し、かつ、Ni金属
及びCo金属のいずれよりも酸化還元電位の低い金属か
らなる金属酸化物の部分及び/又は金属水酸化物の部
分、又は金属酸化物と金属水酸化物の混合物からなる部
分が島状に存在する水素吸蔵合金粉末に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、塊状の水素吸蔵合金を
800〜1100℃で熱処理した後、冷却し、粉砕した
水素吸蔵合金粉末をCo、Niより卑な(酸化還元電位
の低い)金属酸化物又は金属水酸化物を添加したのち、
乾式処理することにより得られる水素吸蔵合金粉末に関
する。本発明で使用することのできる塊状の水素吸蔵合
金組成および該製造方法は特に限定されるものではない
が、水素吸蔵合金組成としては、特に化学量論比がLa
Ni5で表わされるとともに、Laの一部がCe、P
r、Nd又はその他の希土類元素によって置換され、更
に、前記Niの一部がCo、Mn、Al等の金属により
置換された金属間化合物が好ましい。特にサイクル寿命
を良好とする観点から、好ましくは、少なくともNiの
一部をMnで置換したものであり、更に好ましくは、少
なくともNiの一部をCo及びAlにより置換したもの
であり、特に好ましくは、少なくともNiの一部をM
n、Al及びCoで置換したものである。
【0010】本発明は上記組成を満たす水素吸蔵合金を
使用することができるが、更に好ましくは下記組成から
なるMmNi5系水素吸蔵合金がよく、具体的には一般
式(R)n(Ni)5-x-y-z(Mn)x(Al)y(Co)
zで表わされる。Rは、La単独又は一以上の希土類元
素とLaとの混合物である。ここで、La以外の希土類
元素は、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、S
m、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Y
b、Lu、特に好ましくは、Ce、Pr、Ndから選ば
れる。n、x、y、zは原子比を表し、nは0.95〜
1.05、xは0<x≦0.6、yは0<y≦0.6、
zは0<z≦1.0である。少なくともR中にLaを2
0重量%以上含むとよい。
【0011】また、塊状の水素吸蔵合金の製造方法は、
特に限定されるものではないが、製造コストが安価であ
るという観点から、特に各金属成分を真空下(0.01
Torr以下の低圧下)又はアルゴン、ヘリウム等の不
活性ガス雰囲気下(200〜800Torr)で溶解し
た溶湯を鋳型に鋳込む方法で製造することが好ましい。
また、急冷法等の他の方法によって製造された水素吸蔵
合金を使用してもよい。
【0012】本発明は、更に合金を熱処理するとよく、
熱処理方法は公知の方法から適宜選択して採用すればよ
い。一般に、電気炉等で真空下(0.01Torr以下
の低圧下)又はアルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰囲
気下(600〜1000Torr)で、800〜120
0℃のもと、5〜20時間行われる。粉砕前に熱処理す
ることにより、合金内部の偏析(希土類元素(R)、N
i、Co、Mn、Al等の合金主成分元素の偏り)及び
合金の歪みをなくするという効果がある。
【0013】このように得られた合金は、ボールミル、
ジェットミル、パルベライザー等の湿式又は乾式粉砕
機、水素化粉砕により、好ましくは平均粒子径5〜50
μm 、更に好ましくは15〜40μmの粉末化を行う。
【0014】本発明は、上記の特徴とする合金表面に、
Ni金属のリッチな部分及び/又はCo金属リッチな部
分と、Co若しくはNiのいずれよりも卑な金属からな
る金属酸化物及び/又は金属水酸化物とを、島状に同時
に形成させるものである。その具体的手段は、合金を粉
砕して製造した水素吸蔵合金粉末に、Ni又はCoのい
ずれよりも卑な金属の金属酸化物、金属水酸化物を添
加、乾式処理を行うことが好ましい。Co、Niよりも
電位が高い金属、例えばCu、Pb等の酸化物を使用す
るとCo、Niの溶出が促進されるので好ましくない。
【0015】金属酸化物を構成する金属は、Co又はN
iのいずれよりも卑な金属であり、Fe、Mn及び希土
類元素からなる一群から選ばれた一種以上である。。添
加する金属酸化物の具体例としては、Y23、La
23、CeO2、Pr6 11、Nd23、Sm23、Eu
23、Gd23、Tb47、Dy23、Ho23、Er
23、Tm23、Yb23、Lu23、Fe23、Mn
2が挙げられ、単独または二種以上混合させて使用し
てもよい。好ましくは、希土類の酸化物がよく、Y、L
a、Ce、Pr、Nd、Gd、Dy、Ho、Er、Yb
の酸化物であり、具体的には、Y23、La23、Ce
2、Pr611、Nd23、Gd23、Dy23、Ho
23、Er23、Yb23が挙げられる。更に好ましく
は、Y、Gd、Ho、Er、Yb、Dyの酸化物であ
り、具体的には、Y23、Gd23、Dy23、Ho2
3、Er23、Yb23が挙げられる。金属酸化物
は、平均粒径0.2〜5μmであり、最大粒径10μm
以下の粉体として添加するのが好ましいが、懸濁液又は
溶液等の形態で加えることもできる。
【0016】金属水酸化物を構成する金属は、Co又は
Niのいずれよりも卑な金属であり、Fe、Mn及び希
土類元素からなる一群から選ばれた一種以上である。。
添加する金属水酸化物の具体例としては、Y(O
H)3、La(OH)3、Ce(OH)3、Pr(O
H)3、Nd(OH)3、Sm(OH)3、Eu(O
H)3、Gd(OH)3、Tb(OH)3、Dy(O
H)3、Ho(OH)3、Er(OH)3、Tm(O
H)3、Yb(OH)3、Lu(OH)3が挙げられ、単
独または二種以上混合させてもよい。好ましくは、Y、
La、Ce、Pr、Nd、Gd、Dy、Ho、Er、Y
bの水酸化物であり、Y(OH)3、La(OH)3、C
e(OH)3、Pr(OH)3、Nd(OH)3、Gd
(OH)3、Dy(OH)3、、Ho(OH)3、Er
(OH)3、Yb(OH)3が挙げられる。更に好ましく
は、Y、Gd、Dy、Ho、Er、Ybの水酸化物であ
り、Y(OH)3、Gd(OH)3、Dy(OH)3、H
o(OH)3、Er(OH)3、Yb(OH)3が挙げら
れる。金属水酸化物は、平均粒径0.2〜5μmであ
り、最大粒径10μm以下の粉体として添加するのが好
ましいが、懸濁液又は溶液等の形態で加えることもでき
る。
【0017】上記金属酸化物と金属水酸化物とを併用す
ることもできる。また、本発明の金属酸化物又は/及び
金属水酸化物としては、上記金属酸化物又は水酸化物の
組合せからなる複合酸化物又は/及び複合水酸化物を用
いることができる。複合酸化物及び複合水酸化物とは単
に金属酸化物又は金属水酸化物を混合させたものではな
く、それぞれ固溶した固溶体を示す。具体的には、上記
金属酸化物又は金属水酸化物を二種以上用いて、
(R1a・(R2b又は(R1c・(R2d・(R3e
例示できるものである。R1、R2、R3は、上記金属酸
化物又は金属水酸化物である。式中、a、bは、それぞ
れ0.1〜0.9の正の数であり、かつa+b=1の関
係を満足する。c、d、eは、それぞれ0.1〜0.8
の正の数であり、かつc+d+e=1の関係を満足す
る。 具体的には、好ましくは、(Yb23a・(Lu23
b 、(Yb23a ・(Er23b 、(Er23a
(Dy23b 、(Yb23c ・ (Sm23d・(G
23e、(Y23c・(Er23d・(Yb
23e、(Yb(OH)3a・(Er(OH)3b
(Er(OH)3a・(Dy(OH)3b等が例示でき
る。
【0018】添加する酸化物又は水酸化物の量は、水素
吸蔵合金に対し、外割りで0.1〜20重量%、好まし
くは0.1〜10重量%、更に好ましくは0.1〜2重
量%がよい。0.1重量%未満では水素吸蔵合金とした
場合の耐蝕性や水素の吸蔵放出サイクル寿命特性の向上
が不十分となり、20重量%を越えると合金同士のコン
タクトが悪くなり、熱伝導性及び電気電導性が悪くな
り、製造コストも上昇し好ましくない。
【0019】更に、本発明品は合金粉末を乾式処理する
ことによって得ることができる。具体的な方法として
は、未処理の合金粉に、上記金属酸化物又は金属水酸化
物を添加し、100〜800℃、好ましくは200〜5
00℃で、真空下、Ar、He等の不活性ガス又は不活
性ガスとO2、H2Oとの混合ガス下で加熱処理する方
法、又は気相中にて酸(例えば、HCl、HF)処理を
行い、続いて100〜800℃、好ましくは200〜5
00℃において、真空下、Ar、He等の不活性ガス雰
囲気下又は不活性ガスとO2、H2Oとの混合ガス下(例
えば、Ar−O2、Ar−H2O)にて加熱処理する方
法、又は乾式メッキ法等が挙げられる。この乾式処理に
より、合金表面にNi又は/及びCoのリッチ層が形成
されるため、表面活性が向上し、電池とした場合、高率
放電特性が上がるという効果が得られる。好ましくは、
合金粉末に金属酸化物又は金属水酸化物を添加し加熱処
理する。つまり、上記乾式処理を用いることにより、合
金表面を選択酸化し、希土類元素、Mn、Feの酸化物
又は水酸化物層と、Ni、Coの金属層に変えることが
できる。これは、合金表面を酸化しやすい状態にでき、
酸素との親和力の強い希土類元素(R)が酸化され、N
i、Coが金属の状態で残るためである。
【0020】このようにして得られた合金粉末は、図1
に例示するように、合金表面にNi又はCoの金属リッ
チな部分、及び金属酸化物の部分又は金属水酸化物の部
分がそれぞれ島状に存在するものである。図1は、本発
明の合金粉末の例として、粒径約50μmの粉末の一単
位を示している。A領域は、Ni、Coがリッチな部分
(平坦な島)であり、その長径は、10μm以内であ
る。B領域は、金属酸化物又は水酸化物がリッチな部分
(盛り上がっている島)であり、その長径は10μm以
内である。A領域は、主に、合金粉末の表面下に存在す
る島である。B領域は、主に、合金表面上に存在する島
である。本明細書でいう「合金粉末の最外表面」とは、
図1を例とすれば、合金表面上に存するB領域を含めな
い最も外側の表面をいう。本発明では、A、B領域は合
金表面にランダムに存在する。
【0021】本発明の水素吸蔵合金を電極に用いた場
合、Coの金属のリッチな部分における、又は上記Ni
金属及びCo金属との混合物のリッチな部分におけるC
oの濃度が、バルク濃度の1.05倍以上であることが
好ましい。バルク濃度とは、母合金中のNi及びCo金
属の濃度であり、これより1.05倍以上としたとき、
電池に用いる場合、高率放電特性の向上が認められる。
Ni及び/又はCo金属のリッチな部分とは、母合金の
バルク組成に対し、1.05倍以上のNi及び/又はC
oが含まれることをいう。従って、Ni及び/又はCo
リッチ部分は、Ni、Coそれぞれ単独、又はNiとC
oを併用して存在し、該部分の残部として、Mn、A
l、希土類元素(R)等の元素が存在することを示す。
本発明では、Ni金属のリッチな部分及び/又はCo金
属のリッチな部分、又はNi金属とCo金属の混合物が
リッチな部分が、水素吸蔵合金の最外表面より深さ方向
100nm以内において、酸素原子を35原子%以下含
むことが好ましい。35原子%をこえると、電池とした
ときの高率放電特性の改善が認められないからである。
【0022】本発明では、具体的には、水素吸蔵合金の
最外表面より深さ方向100nm以内に、Ni金属のリ
ッチな部分及び/又はCo金属のリッチな部分、又はそ
れらの混合物がリッチな部分が、島状に存在する。本発
明では、それぞれ島状のものは、長径10μm以下に存
在することが好ましい。この島状とは、楕円状、長方
形、棒状等を含む広い概念である。長径とは、楕円に限
定されず、形状の差し渡しの長い方の長さを意味するも
のである。長径10μm以下とすることにより、電極と
した場合の接触抵抗の増大を防止できる。これ以上大き
いと抵抗の増大が起こるという効果が得られる。なお、
その下限は、好ましくは0.5μmである。
【0023】本発明では、水素吸蔵合金の最外表面上
に、Ni及びCoのいずれよりも酸化還元電位の低い金
属からなる金属酸化物の部分及び/又は金属水酸化物の
部分、又は金属酸化物と金属水酸化物の混合物からなる
部分が、それぞれ島状に存在する。本発明では、島状の
ものは、それぞれ長径10μm以下に存在することが好
ましい。島状、長径の概念は、上記と同様である。長径
10μm以下とすることにより、電極とした場合の接触
抵抗の増大を防止できる。なお、その下限については、
上記同様0.5μmとすることが好ましい。
【0024】また、本発明では合金の最外表面におい
て、C(炭素元素)、O(酸素元素)の合計が50原子
%以下にすることが好ましい。電池とした場合の接触抵
抗の増大を防止するためである。ここでいう合金の最外
表面とは、AES、SIMS、XPS、TEM等の表面
分析装置で測定できる範囲であり、表面分析装置の種類
により異なるが、nm単位で合金中まで分析できる。
【0025】このようにして得られた本発明の島状にF
e、Mn又は希土類金属の酸化物又は金属水酸化物の存
在する水素吸蔵合金粉末を用いて電極を製造するために
用いるバインダーは、特に限定されるものではない。ポ
リビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシル
メチルセルロース等のセルロース類、PTFE、ポリエ
チレンオキサイド、高分子ラテックス等の有機バインダ
ーの中から適宜選択され二種以上併用してもよい。バイ
ンダーの使用量は合金粉末に対し0.1〜20重量%用
いられる。
【0026】更に、本発明では合金とバインダーの混合
物を充填する導電性支持体としては特に限定されるもの
ではないが、繊維ニッケル、発泡ニッケル等の三次元導
電支持体、パンチングメタル等の二次元導電性支持体等
の中から適宜選択して使用することができる。
【0027】したがって、本発明の水素吸蔵合金電極
は、例えば、前記バインダーを含有する水溶液に本発明
の水素吸蔵合金粉末を添加し、混練して調整したペース
トを導電性支持体表面に塗布・乾燥した後、加圧成形す
ることにより製造することができる。また、上記ペース
トから成形したシートを導電性支持体表面に圧着し固定
することによっても製造することができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を更に詳細に
述べるが、本発明はこれらに限定されるものではない。 (実施例1、2)La80重量%、Ce20重量%(L
aの20%Ceで置換)をからなる合金1.00(原子
比)に対し、Ni、Co、Mn、Alを原子比で各々
3.70、0.80、0.20、0.30となるよう秤
量し、これらを高周波溶解炉で溶解し、冷却してLaN
5系合金を得た。得られた合金を900℃で5時間ア
ルゴンガス雰囲気中で熱処理した後、平均が約40μm
の粉末となるように機械粉砕し、次いでYb23、Er
23を各々合金粉末100重量部に対し0.3重量部添
加し、Ar中で300℃で1時間処理した。得られた水
素吸蔵合金粉末16gに対し3重量%のPVA水溶液
(平均重合度2000、ケン化度98モル%)4gを混
合してペーストとし、これを多孔度が95vol%の発
泡ニッケル多孔体内へ均一に充填した後、加工成形して
厚さ0.5〜1.0mmのシート状とし次いでその表面
にリード線を取り付けて負電極とした。なお、正電極は
容量が2400mAhの公知の発泡メタル式ニッケルを
使用した。このようにして作製したシート状の各負電極
および正電極を公知の方法により親水処理済のポリプロ
ピレン不織布で作製したセパレータを介して巻取り、円
筒状の容器に充填するとともに、電解液として6N−K
OH水溶液を注入した後封缶しSCサイズの密閉型ニッ
ケル―水素蓄電池を作製した。この電池を20℃の一定
温度下、720mAで4時間充電する一方720mAで
電池電圧が1.0Vになるまで放電するサイクルを10
回繰り返した後、20℃で720mAで充放電し、24
00mAで電池電圧が1.0Vになるまで放電した。こ
のようにして得られた720mA、2400mAでの放
電容量の維持率(2400mA放電容量/720mA放
電容量×100(%))を表1に示した。また、充電を
720mAで4時間、放電を720mAで電池電圧が
1.0Vになる充放電サイクル試験を行い、初期の容量
に対して60%の容量になった時のサイクルを寿命とし
た。
【0029】(実施例3、4)La60重量%、Pr4
0重量%とした合金0.95に対し、Ni、Co、M
n、Alを原子比で各々3.60、0.70、0.4
0、0.30となるように秤量し、実施例1と同様に溶
解し、平均粒子径が約40μm の合金粉末を得た。次い
で、Yb23とMnO2混合物及び、Er(OH)3とM
nO2の混合物を合金粉末100重量部に対しYb
23:MnO2=4:1及びEr(OH)3:MnO2
4:1の重量比で0.5重量部添加し、200℃にてA
r:H2O=9:1(体積比)雰囲気下で1時間処理し
た。得られた水素吸蔵合金粉末16gに対し3重量%P
VA水溶液4gを混合してペーストとし、これを多孔度
95%の発泡ニッケル多孔体内へ均一に充填した後、加
工成形して厚さ0.5〜1.0mmのシート状とし次い
でその表面にリード線を取り付けて負電極とした。な
お、後の工程は実施例1〜2と同様に処理した。
【0030】(実施例5、6)La70重量%、Nd3
0重量%とした合金1.02に対し、Ni、Co、M
n、Alを原子比で各々3.60、0.90、0.2
0、0.30となるように秤量し、実施例1と同様に溶
解し、平均粒子径が約40μmの合金粉末を得た。次い
で、Y23とLa23混合物及び、Yb23とCeO2
の混合物を合金粉末100重量部に対しY23:La2
3=1:1及びYb23:CeO2=1:1の重量比で
0.5重量部添加し、300℃にてAr:HCl=9:
1(体積比)雰囲気下で1時間処理した。次いで、20
0℃にてAr:H2O=9:1(体積比)雰囲気下で1
時間処理した。得られた水素吸蔵合金粉末16g に対
し、3重量%PVA水溶液4gを混合してペーストと
し、これを多孔度95%の発泡ニッケル多孔体内へ均一
に充填した後、加工成形して厚さ0.5〜1.0mmのシ
ート状とし次いでその表面にリード線を取り付けて負電
極とした。なお、後の工程は実施例1〜2と同様に処理
した。
【0031】(実施例7)La60重量%、Pr40重
量%とした合金0.95に対し、Ni、Co、Mn、A
lを原子比で各々3.60、0.70、0.40、0.
30となるように秤量し、実施例1と同様に溶解し、平
均粒子径が約40μm の合金粉末を得た。次いで、Yb
23とFe23混合物を合金粉末100重量部に対しY
23:Fe23=2:1の重量比で0.3重量部添加
し、350℃にてAr:H2O=9:1(体積比)雰囲
気下で1時間処理した。得られた水素吸蔵合金粉末16
gに対し3重量%PVA水溶液4gを混合してペースト
とし、これを多孔度95%の発泡ニッケル多孔体内へ均
一に充填した後、加工成形して厚さ0.5〜1.0mmの
シート状とし次いでその表面にリード線を取り付けて負
電極とした。なお、後の工程は実施例1〜2と同様に処
理した。
【0032】(比較例1)実施例1の合金粉末を用い、
金属酸化物の添加及び合金粉末の乾式処理を行わなかっ
た以外は実施例1と同様に処理した。 (比較例2)実施例1の合金粉末を用い、Y23を0.
3重量%添加し80℃で8N−KOH水溶液中で3時間
処理し、実施例1と同様に処理した。 (比較例3)実施例1の合金粉末を用い、Er23
0.5重量%添加し60℃で1N−HCl水溶液中で3
0分処理し、実施例1と同様に処理した。 (比較例4)実施例1の合金粉末を用い、Yb23を1
重量部添加したが、合金の表面処理を行わなかった。そ
の他は実施例1と同様に処理した。
【0033】表1の結果から合金粉末にNi、Coより
卑な金属酸化物又は金属水酸化物を添加した後、表面処
理を施し、島状に金属酸化物又は金属水酸化物を形成さ
せることにより、該合金を用いた場合、電池の高率放電
特性、サイクル寿命特性が向上することが確認できた。
AESによる観察を行った結果本発明品は、金属酸化物
又は金属水酸化物が合金表面に島状に存在し、かつ、N
i、Coの金属層が合金表面に長径10μm 以内の大き
さに点在していることが観察された。(酸化物、水酸化
物の判定には粉末X線回析リガク社RAD−RBを用い
て確認した。)また、XPS、TEMまたはSIMSに
より、合金最表面の状態分析を行った結果、深さ方向1
00nm以内に、バルクに対し1.05倍以上のCoリ
ッチ層の存在が認められた。これに対し、未処理粉の場
合、XPS、TEMにより観察した結果、表面全体にN
iの酸化物層に覆われていた。また、AESにより観察
した結果、島状の金属酸化物又は金属水酸化物の存在も
確認できなかった。酸、アルカリ品については、AES
により観察した結果、島状の金属酸化物又は金属水酸化
物の存在は確認できたものの、合金表面には、Coの金
属層の存在が認められず、全体をNiの金属層が覆う形
となっていた。また、XPS、TEMにより、合金最表
面の状態分析を行った結果、深さ方向100nm以内
に、Coリッチ層の存在は認められず、200nm以上
の厚いNiリッチ層に覆われており、この金属層の酸素
含有量は、40原子%以上であった。また、合金粉につ
いてオージェによる表面の不純物分析を行った結果、比
較例はC、Oの合計が60原子%以上存在しており、実
施例は50原子%以下であった。他の不純物について
は、明確な差が無かった。
【0034】本発明の結果より、合金表面にNi、Co
よりも酸化還元電位が卑な電位を有する希土類酸化物が
合金表面に島状に存在しかつ、長径が10μm以下のN
i、Co金属が点在しかつ、合金最外表面より深さ方向
100nm以内にCo必須のCo又はNiリッチ層が存
在することで、サイクル寿命、放電特性が向上すること
がわかった。
【0035】
【発明の効果】本発明は水素吸蔵合金表面にNi、Co
より電位が卑な金属酸化物又は金属水酸化物を島状に形
成させることにより、アルカリ電解液により合金表面の
活性が損なわれず、高率放電特性に優れた蓄電池を得る
ことができる。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の合金表面観察モデルである。
【符号の説明】 「A領域」は、Ni金属、Co金属のリッチな層(長径
10μm以内)である。「B領域」は、金属酸化物の部
分又は金属水酸化物の層(長径10μm以内)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須ヶ原 泰人 福井県武生市北府二丁目1番5号 信越 化学工業株式会社 磁性材料研究所内 (56)参考文献 特開 平9−312157(JP,A) 特開 平2−51860(JP,A) 特開 平9−31501(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22F 1/02 B22F 9/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合金組成中にNi及び/又はCoを含む
    水素吸蔵合金粉末と、Ni金属及びCo金属のいずれよ
    りも酸化還元電位の低いFe、Mn又は希土類金属から
    なる金属酸化物及び/又は金属水酸化物とを100〜8
    00℃にて乾式処理して得られる水素吸蔵合金粉末であ
    って、水素吸蔵合金粉末の最外表面に、Ni金属のリッ
    チな部分及び/又はCo金属のリッチな部分、又はNi
    金属とCo金属との混合物がリッチな部分が島状に存在
    し、かつ、Ni金属及びCo金属のいずれよりも酸化還
    元電位の低いFe、Mn又は希土類金属からなる金属酸
    化物の部分及び/又は金属水酸化物の部分、又は金属酸
    化物と金属水酸化物の混合物からなる部分が島状に存在
    する水素吸蔵合金粉末。
  2. 【請求項2】 上記金属酸化物又は上記金属水酸化物を
    構成する金属が、Gd、Dy、Ho、Er、Ybからな
    る一群から選ばれる一種以上である請求項1に記載の水
    素吸蔵合金粉末。
  3. 【請求項3】 上記金属酸化物又は上記金属水酸化物を
    構成する金属が、Fe、Mn及び希土類元素からなる一
    群から選ばれた一種以上であり、水素吸蔵合金に対して
    0.1〜20重量%含まれる請求項1に記載の水素吸蔵
    合金粉末。
  4. 【請求項4】 上記Ni金属のリッチな部分及び/又は
    Co金属のリッチな部分、又はNi金属とCo金属との
    混合物のリッチな部分が、長径10μm以下の島状に存
    在する請求項1〜3のいずれかに記載の水素吸蔵合金粉
    末。
  5. 【請求項5】 上記Co金属のリッチな部分における、
    又は上記Ni金属及びCo金属との混合物がリッチな部
    分におけるCoの濃度が、バルク濃度の1.05倍以上
    である請求項1〜4のいずれかに記載の水素吸蔵合金粉
    末。
  6. 【請求項6】 上記金属酸化物の部分及び/又は金属水
    酸化物の部分、又は金属酸化物と金属水酸化物の混合物
    からなる部分が、長径10μm以下の島状に存在する請
    求項1〜5のいずれかに記載の水素吸蔵合金粉末。
  7. 【請求項7】 上記Ni金属のリッチな部分及び/又は
    Co金属のリッチな部分、又はNi金属とCo金属との
    混合物のリッチな部分が、酸素原子を35原子%以下含
    む請求項1〜6のいずれかに記載の水素吸蔵合金粉末。
  8. 【請求項8】 上記最外表面に、炭素元素と酸素元素と
    が、合計で50原子%以下含まれる請求項1〜7のいず
    れかに記載の水素吸蔵合金粉末。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の水素吸
    蔵合金粉末を用いたアルカリ蓄電池用負極。
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