JP3098948B2 - 水素吸蔵合金含有組成物、及び、それを用いた電極 - Google Patents

水素吸蔵合金含有組成物、及び、それを用いた電極

Info

Publication number
JP3098948B2
JP3098948B2 JP08037230A JP3723096A JP3098948B2 JP 3098948 B2 JP3098948 B2 JP 3098948B2 JP 08037230 A JP08037230 A JP 08037230A JP 3723096 A JP3723096 A JP 3723096A JP 3098948 B2 JP3098948 B2 JP 3098948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen storage
storage alloy
electrode
alloy
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08037230A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08329934A (ja
Inventor
尚史 新谷
泰人 須ヶ原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP08037230A priority Critical patent/JP3098948B2/ja
Publication of JPH08329934A publication Critical patent/JPH08329934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3098948B2 publication Critical patent/JP3098948B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルカリ蓄電池の負極に
好適な水素吸蔵合金含有組成物、及びそれを用いた水素
吸蔵合金電極に関し、特に、高容量である上充放電サイ
クル寿命の長い、ニッケル−水素蓄電池用水素吸蔵合金
電極に関する。
【0002】
【従来技術】水素を吸蔵したり放出することのできる水
素吸蔵合金が発見されて以来、その応用は、単なる水素
貯蔵手段にとどまらず、ヒートポンプや電池へと展開が
図られてきた。特に、水素吸蔵合金を負電極として用い
るアルカリ蓄電池は殆ど実用の域に達しており、用いる
水素吸蔵合金も次々に改良されている。
【0003】即ち、当初に検討されたLaNi5 合金は
(特開昭51−13934号公報参照)、水素吸蔵量が
大きいという利点がある一方、La金属が高価である上
水素を吸蔵したり放出することの繰り返しによって微粉
化し易く、更に、アルカリ溶液や酸溶液によって腐蝕さ
れ易いという欠点があった。このため、上記の水素吸蔵
合金をアルカリ蓄電池の電極として使用すると、初期の
電気容量は高いが、充放電サイクルを50回程度繰り返
すと、電気容量が半分以下となり、長期間に亘って使用
することができないという欠点があった。
【0004】かかる欠点は、Laの一部を、Ce、P
r、Ndその他の希土類元素に置換することによって、
及び/又はNiの一部をCo、Al、Mn等の金属で置
換するLaNi5 系水素吸蔵合金によって改良された
(例えば、特開昭53−4918号公報、同54−64
014号公報、同60−250558号公報、同61−
91862号公報、同61−233969号公報参
照)。
【0005】即ち、LaNi5 系水素吸蔵合金は、La
Ni5 合金と比べると水素吸蔵量が若干減少するもの
の、アルカリ溶液や酸溶液に対する腐食性、及びアルカ
リ蓄電池用負電極に用いたときの充放電サイクル寿命が
改善されるという利点がある。しかしながら、アルカリ
蓄電池としたときの、前記サイクル寿命も未だ十分では
ない上、単位重量当たりの電気容量も満足することがで
きるものではなかった。
【0006】ところで、高容量で(単位重量当たりの電
気容量が大きいこと)かつ長寿命等の特性は、電池に対
して一般に要求されるが、LaNi5 系の水素吸蔵合金
を用いて高容量の蓄電池を作製する場合には、電極のリ
ザーブ量を減らす必要がある。しかしながら、リザーブ
量を減らすことによって電池の高容量化を図ることはで
きても、サイクル寿命が低下するという問題は未だ解決
されていない。
【0007】即ち、過充電時に、正極から発生する酸素
ガスが水素吸蔵合金の酸化を速め、水素吸蔵合金の充電
受入れ性を低下させる。従って、充電中に水素ガスが発
生するようになり、発生した水素ガスが密閉蓄電池の内
圧を上昇させる結果、圧力弁が作動して電解液を損失さ
せる。これによって、電池の内部抵抗が増大する結果、
充放電サイクルの繰返しに伴い、放電容量が低下する。
上記の欠点を改善するために、水素吸蔵合金を酸又はア
ルカリ液を用いてエッチング処理したり、銅若しくはニ
ッケルメッキを行う方法が提案されている。しかしなが
ら、上記のいずれの方法も、充放電の繰り返しの際に、
水素吸蔵合金に新たに発生したクラックに基づく活性面
の酸化を防止することができず、水素吸蔵能の低下を防
止することができないので、電極の充放電サイクル寿命
を十分に長くすることが困難であるという欠点があっ
た。
【0008】そこで、上記の欠点を改善するために、水
素吸蔵合金電極にイットリウム及び/又はイットリウム
化合物(以下これらをまとめてイットリウムという)を
含有させて該イットリウムをアルカリ電解溶液中に溶解
させ、クラックによって新たに発生した水素吸蔵合金の
活性面に析出させ、該活性面を被覆することによって、
水素吸蔵合金の表面の酸化を抑制して水素吸蔵能の低下
を防止し、電池の充放電サイクル寿命を長くする方法が
提案されている(特開平6−215765号公報)。し
かしながら、この場合には初期活性が悪くなるという欠
点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者等
は、上記の欠点について鋭意検討した結果、水素吸蔵合
金電極に特定の希土類元素及び/又は該希土類元素の化
合物を含有させた場合には、上記の欠点が改善される
上、電極の充放電サイクル寿命を十分に長くすることが
できるということを見いだし、本発明に到達した。従っ
て、本発明の第1の目的は、高性能のニッケル−水素蓄
電池の負電極に好適な、水素吸蔵合金含有組成物を提供
することにある。本発明の第2の目的は、高容量で充放
電サイクル寿命が長いと共に、初期活性が改善された、
ニッケル−水素蓄電池用水素吸蔵合金電極を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の諸目的
は、a)LaNi5 系水素吸蔵合金100重量部と、
b)Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、T
m、Yb及びLu、並びにこれらの各元素の化合物から
なる群の中から選択される少くとも1種0.1〜20重
量部、及び、c)有機バインダー0.1〜20重量部か
らなることを特徴とする水素吸蔵合金含有組成物、及び
それを用いたニッケル−水素蓄電池用水素吸蔵合金電極
によって達成された。
【0011】本発明でa)成分として使用するLaNi
5 系水素吸蔵合金は、化学量論比がLaNi5 で表され
ると共に、Laの一部がCe、Pr、Ndその他の希土
類元素によって置換され、及び/又は、前記Niの一部
が、Co、Mn、Al等の金属によって置換された金属
間化合物であるが、特にサイクル寿命を良好とする観点
から、少なくともNiの一部を、少なくともMnで置換
したものが好ましく、更にAlによって置換したもので
あることが好ましく、特に、更にCoで置換したもので
あることが好ましい。
【0012】従って、本発明において好ましいLaNi
系水素吸蔵合金は、一般式Ln(Ni
5−X−Y−ZMnAlCo)で表される。
ここにLnはLa又は少くともLaを含む希土類元素の
混合物であり、X、Y及びZは、それぞれ、0<X≦
0.6、0<Y≦0.4及び0<Z≦1.0である。こ
のような金属間化合物の具体例としては、例えば、La
の20重量%がCeで置換され、且つ、Niの14原子
%がCo、4原子%がMn及び6原子%がAlで各々置
換された合金を挙げることができる。
【0013】本発明の水素吸蔵合金含有組成物中に含有
させる、前記希土類元素からなる化合物(b成分)は特
に限定されるものではなく、これらの元素の酸化物又は
塩等の中から適宜選択して使用することができる。水素
吸蔵合金組成物中に希土類元素からなる化合物を含有さ
せる方法としては、通常の添加方法はもとより、該当す
る希土類化合物の水溶液中に、水素吸蔵合金を浸漬する
ことによって添加する方法が挙げられる。このような化
合物の中でも、本発明においては、特に、Yb
Er、Dy及びYb(NOからなる
群の中から選択される少なくとも1種を使用することが
好ましい。
【0014】上記の元素又はその化合物の使用量は、電
極の特性を害しない範囲で適宜決定することができる
が、通常は水素吸蔵合金に対して0.1〜20重量%で
ある。本発明で水素吸蔵合金粉末を結着するために少量
使用するバインダーは、特に限定されるものではなく、
水素吸蔵合金電極に使用される公知の結着剤の中から適
宜選択することができる。
【0015】上記の結着剤としては、例えば、メチルセ
ルロース、カルボキシルセルロース等のセルロース類、
ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリ
テトラフルオロエチレン、高分子ラテックス等を挙げる
ことができる。これらは2種類以上を併用しても良い。
バンダーの使用量は、通常、水素吸蔵合金粉末に対して
0.1〜6重量%である。
【0016】本発明で使用する導電性支持体は、特に限
定されるものではなく、アルカリ電池用の負電極に使用
される、繊維ニッケル、発泡ニッケル等の三次元導電性
支持体、パンチングメタル等の二次元導電性支持体等の
公知の導電性支持体の中から適宜選択して用いることが
できる。
【0017】
【発明の実施の態様】本発明の水素吸蔵合金電極は、例
えば、前記バインダーを含有する水溶液に水素吸蔵合金
粉末等を添加し、請求項1の組成となるように混練して
調製したペーストを導電性支持体表面に塗布・乾燥した
後加圧成形することによって製造することができる。ま
た、上記ペーストから成形したシートを導電性支持体表
面に圧着し、固定することによっても製造することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明の水素吸蔵合金電極は、LaNi
5 系水素吸蔵合金含有層に含有されている希土類元素又
はその化合物がアルカリ電解溶液中に溶解し、充放電サ
イクル中にクラックによって新たに発生した活性の高い
水素吸蔵金属表面に析出し、該表面を被覆して水素吸蔵
合金表面が酸化されることを抑制するので、高容量で充
放電サイクル寿命が長い上、初期活性が改善される。従
って、ニッケル−水素蓄電池用水素吸蔵合金電極に好適
である。
【0019】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。 実施例1.Laの20重量%をCeで置換した合金1.
00に対し、Ni、Co、Mn、Alを原子比で各々
3.80、0.70、0.20、0.3となるように秤
量し、それらを高周波溶解炉で溶解し、冷却してLaN
5 系合金を得た。得られた合金を、1,000〜1,
100℃で5時間、不活性ガス雰囲気中で熱処理した後
平均粒子径が40μm以下の粉末となるように粉砕し
た。
【0020】得られた水素吸蔵合金粉末16gに対し、
酸化イッテルビウムを1重量%となるように添加し、次
いで、3重量%のポリビニルアルコール水溶液4gを混
合してペーストとした。得られたペーストを、多孔度が
95%の発泡ニッケル多孔体内へ均一に充填した後、加
圧成形して厚さ0.5〜1.0mmのシート状の水素吸
合金電極を作製した。得られたシート状電極の表面に
リード線を取り付けて負電極とした。尚、正電極として
は、容量が2400ミリアンペア・時の公知の発泡メタ
ル式Niを使用した。
【0021】このようにして作製したシート状の各負電
極及び正電極を、公知の方法によって行った親水処理済
のポリプロピレン不織布で作製したセパレーターを介し
て巻き取り、円筒状の容器に充填すると共に、電解液と
して6モル/リットルのKOH水溶液を注入した後封缶
し、公称容量2400ミリアンペア・時のSCサイズの
密閉型ニッケル水素蓄電池(アルカリ蓄電池)を作製し
た。
【0022】この電池を、20℃の一定温度下、720
ミリアンペア(mA)で4時間充電する一方、480m
Aで電池電圧が1.0Vになるまで放電するサイクルを
繰り返し、初期容量の60%になるまでのサイクル数を
測定し、20℃における充放電サイクル寿命を評価し
た。更に、充放電サイクルを10回行った後の電池内圧
も測定した。また、既に得られた負電極(3×4c
2 )と公知の方法で作製した焼結ニッケル正極を用い
ると共に、密閉型ニッケル−水素蓄電池の場合と同じセ
パレータ及び電解液を使用し、負極規制の開放型ニッケ
ル−水素蓄電池を作製し、下記のようにして初期容量
(1サイクル目の容量)を測定した。
【0023】初期容量 得られた電池を20℃の一定条件下で、充電レートが
0.3クーロン(C)で5時間、放電レートは0.2C
で電池電圧が0.8Vになるまで続けるサイクルを繰り
返したときの1サイクル目の容量を測定した。これらの
結果は表1に示した通りである。
【0024】
【表1】
【0025】実施例2.実施例1で使用した酸化イッテ
ルビウムに代えて、重量比が1:1の酸化エルビウムと
酸化イッテルビウムの複合酸化物を使用した他は、実施
例1の場合と全く同様にして水素吸蔵合金電極及び密閉
型ニッケル−水素蓄電池を作製し、実施例1の場合と全
く同様にして充放電サイクル寿命を評価した。更に、電
池内圧を測定した。また、実施例1の場合と全く同様に
して、開放型ニッケル−水素蓄電池を作製し、その初期
容量(1サイクル目の容量)を測定した。これらの結果
は表1に示した通りである。
【0026】実施例3.実施例1で使用した酸化イッテ
ルビウムに代えて、重量比で1:1の酸化エルビウムと
酸化ジスプロシウムの複合酸化物を使用した他は、実施
例1の場合と全く同様にして密閉型ニッケル−水素蓄電
池を作製し、実施例1の場合と全く同様にして充放電サ
イクル寿命を評価し、更に、電池内圧を測定した。ま
た、実施例1の場合と全く同様にして、開放型ニッケル
−水素蓄電池を作製し、その初期容量(1サイクル目の
容量)を測定した。これらの結果は表1に示した通りで
ある。
【0027】実施例4.実施例1で作製した負電極に代
えて下記の負電極を使用した他は、実施例1の場合と全
く同様にして密閉型ニッケル−水素蓄電池を作製し、充
放電サイクル寿命を評価し、更に、電池内圧を測定し
た。また、実施例1の場合と全く同様にして、開放型ニ
ッケル−水素蓄電池を作製し、その初期容量を測定し
た。これらの結果は表1に示した通りである。
【0028】負電極の作製 実施例1で調製した水素吸蔵合金粉末16gに3重量%
のポリビニルアルコール水溶液4gを混合してペースト
とし、多孔度が95%の発泡ニッケル多孔体内へ均一に
充填し、乾燥・成形した後、1モル/リットルの硝酸イ
ッテルビウム水溶液中に1〜10分間浸漬し、次いで真
空中、100℃で乾燥した。次に、アルカリ水溶液中に
浸漬・水洗した後乾燥し、成形して厚さ0.5〜1.0
mmのシート状電極を作製した。得られたシート状電極
の表面にリード線を取り付けて負電極とした。
【0029】比較例1及び比較例2.酸化イッテルビウ
ムを使用しなかった他は、実施例1の場合と全く同様に
して密閉型ニッケル−水素蓄電池を作製し(比較例
1)、実施例1の場合と全く同様にして充放電サイクル
寿命を評価し、電池内圧を測定した。また、酸化イッテ
ルビウムの代わりに酸化イットリウムを使用した他は実
施例1の場合と全く同様にして、密閉型ニッケル−水素
蓄電池を作製し(比較例2)、その初期容量を測定し
た。これらの結果は表1に示した通りである。
【0030】表1に示すように、実施例の場合には、比
較例の場合に比し、充放電サイクル寿命が長く、電池内
圧も低いことが判る。更に、10サイクル後の電池を分
解して負極を観察したところ、実施例と比較例2の場合
には、負極の合金表面には腐食したときに生成する針状
結晶(希土類水酸化物)の存在は少なかったが、比較例
1の場合には、希土類水酸化物の針状結晶が多量に認め
られた。
【0031】また、電極を粉末化し、粉末X線によって
該粉末の成分を測定したところ、実施例の場合には希土
類水酸化物のピークが殆ど認められないのに対し、比較
例1の場合にはピークがはっきり認められた。この結果
は、実施例で使用した負電極を使用することによって、
水素吸蔵合金の酸化が防止され、電池の寿命が改善され
たことを示すものである。
【0032】一方、Y2 3 を使用した比較例2の場合
には、初期活性が極端に悪くなるので、密閉型蓄電池の
正極と負極のバランスがくずれる結果、電池寿命も低下
する。従って、この場合の電極を密閉型蓄電池に使用す
るためには、アルカリ処理が必須となるが、本発明の場
合には、そのような処理の必要がない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−195122(JP,A) 特開 昭62−295352(JP,A) 特開 平8−148144(JP,A) 特開 平5−62670(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/24 - 4/26 H01M 4/38,4/62

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)LaNi5 系水素吸蔵合金100重量
    部と、b)Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、E
    r、Tm、Yb及びLu、並びにこれらの各元素の化合
    物からなる群の中から選択される少くとも1種0.1〜
    20重量部、及び、c)有機バインダー0.1〜20重
    量部からなることを特徴とする水素吸蔵合金含有組成
    物。
  2. 【請求項2】LaNi系水素吸蔵合金が、一般式Ln
    (Ni5−X−Y−ZMnAlCo)で表さ
    れる水素吸蔵合金である、請求項1に記載された水素吸
    蔵合金含有組成物;但し、LnはLa、又は少なくとも
    Laを含む希土類元素の混合物;X、Y及びZは、それ
    ぞれ、0<X≦0.6、0<Y≦0.4及び0<Z≦
    1.0である。
  3. 【請求項3】b)成分が、Sm、Eu、Gd、Tb、D
    y、Ho、Er、Tm、Yb及びLuの酸化物からなる
    群の中から選択される少なくとも一種の希土類酸化物及
    び/又はYb(NO3 3 である、請求項1又は2に記
    載された水素吸蔵合金含有組成物。
  4. 【請求項4】Lnが、Laを含む希土類元素の混合物で
    ある、請求項2又は3に記載された水素吸蔵合金含有組
    成物。
  5. 【請求項5】b)成分がYb(NO3 3 である請求項
    1〜4の何れかに記載された水素吸蔵合金含有組成物。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の何れかに記載された水素吸
    蔵合金含有組成物からなる層を電導性支持体表面に設け
    てなることを特徴とするニッケル−水素蓄電池用水素吸
    蔵合金電極。
JP08037230A 1995-03-31 1996-01-31 水素吸蔵合金含有組成物、及び、それを用いた電極 Expired - Fee Related JP3098948B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08037230A JP3098948B2 (ja) 1995-03-31 1996-01-31 水素吸蔵合金含有組成物、及び、それを用いた電極

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10063095 1995-03-31
JP7-100630 1995-03-31
JP08037230A JP3098948B2 (ja) 1995-03-31 1996-01-31 水素吸蔵合金含有組成物、及び、それを用いた電極

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08329934A JPH08329934A (ja) 1996-12-13
JP3098948B2 true JP3098948B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=26376349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08037230A Expired - Fee Related JP3098948B2 (ja) 1995-03-31 1996-01-31 水素吸蔵合金含有組成物、及び、それを用いた電極

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3098948B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4642967B2 (ja) * 2000-04-24 2011-03-02 株式会社東芝 水素吸蔵合金電極の製造方法、アルカリ二次電池の製造方法、ハイブリッドカー及び電気自動車
JP2022182856A (ja) 2021-05-28 2022-12-08 Fdk株式会社 水素吸蔵合金負極および水素吸蔵合金負極を含むニッケル水素二次電池

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08329934A (ja) 1996-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100385480B1 (ko) 알칼리축전지용비소결식니켈전극의제조방법및알칼리축전지
JP3433050B2 (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極
JP3098948B2 (ja) 水素吸蔵合金含有組成物、及び、それを用いた電極
JP4420767B2 (ja) ニッケル・水素蓄電池
JP3279994B2 (ja) 水素吸蔵合金粉末及びアルカリ蓄電池用負極
JP3639494B2 (ja) ニッケル−水素蓄電池
US6924062B2 (en) Nickel-metal hydride storage battery
JP2001118597A (ja) アルカリ二次電池
JP2792955B2 (ja) 水素電極用水素吸蔵合金
JP3895984B2 (ja) ニッケル・水素蓄電池
JPH097591A (ja) 水素吸蔵合金及びその製造方法並びにそれを用いた水素吸蔵合金電極
JP3098940B2 (ja) 電極用水素吸蔵合金粉末の製造方法
JP3825619B2 (ja) 水素吸蔵合金、水素吸蔵合金電極、ニッケル・水素蓄電池及び水素吸蔵合金の製造方法
JPH1173957A (ja) アルカリ蓄電池とそのニッケル正極板の製造法
JPH117949A (ja) アルカリ蓄電池用非焼結式ニッケル極
JP3851022B2 (ja) アルカリ蓄電池用ニッケル極及びアルカリ蓄電池
JP4215407B2 (ja) 水素吸蔵合金電極及びその製造方法並びにアルカリ蓄電池
JP2000073134A (ja) LaNi5 系水素吸蔵合金及びそれを用いた電極
JP4573609B2 (ja) アルカリ蓄電池
JP3863703B2 (ja) 水素吸蔵合金電極及びアルカリ蓄電池
JP4357133B2 (ja) 電極用水素吸蔵合金、水素吸蔵合金電極及びアルカリ蓄電池
JPH10183279A (ja) 水素吸蔵合金組成物、及び、それを用いた電極
JP2929716B2 (ja) 水素吸蔵合金電極
JP2589750B2 (ja) ニッケルカドミウム蓄電池
JP3073259B2 (ja) アルカリ蓄電池用ニッケル極

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees