JP3279470B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3279470B2
JP3279470B2 JP03179096A JP3179096A JP3279470B2 JP 3279470 B2 JP3279470 B2 JP 3279470B2 JP 03179096 A JP03179096 A JP 03179096A JP 3179096 A JP3179096 A JP 3179096A JP 3279470 B2 JP3279470 B2 JP 3279470B2
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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16135Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/16145Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器に利用
される高機能LSIとその実装技術に関し、半導体素子
の電極上に形成した突起電極を用いて接続した半導体装
置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器が高機能化されるに従
い、LSIが多く使用され、サイズを小さくするため
に、多数のチップを1チップ化していく手法がよくとら
れる。しかしながら、回路規模が大きくなってくると、
LSIの開発期間の長期化や、チップサイズの増大によ
るコスト上昇という課題を有している。
【0003】その一つの解決策として、半導体チップの
外周部に設けられていた電極を素子領域上にも配置し、
チップ面積を小さくすることにより低コスト化を図る方
法と、異なるチップを積層する技術があるこの2つの方
法は、どちらか一方用いられることもあるが、両方法を
合わせて用いることにより、大きな低コスト化が図られ
る。
【0004】しかし、半導体チップ上の電極を素子領域
上に形成した場合、配線、コンタクト、トランジスタの
いずれかが、電極下に存在することになり、突起電極を
用いて張り合わせるときに、機械的なストレスが加わ
り、素子を破壊したり、特性を変動させ、半導体チップ
の信頼性にも影響を与えるため、素子にダメージを与え
ない圧力での電気的な接続が必要となっている。
【0005】また、異なるチップを積層するために通常
半導体チップの電極上に設ける突起電極は、電解めっき
による方法、蒸着による方法、別基板に形成された突起
電極を熱転写する方法がある。しかしいずれの方法も多
くの複雑なプロセスを必要とするために、コスト上昇を
招いてしまい、積層化のコスト増大につながる。そこ
で、この課題を解決するために、無電解めっき法による
電極上への突起電極の形成技術が開発されつつある。こ
の技術では、通常Niの無電解めっきが使用される。こ
の方法は、まずAl上の酸化膜を除去するために、水酸
化ナトリウムや燐酸を用いてライトエッチングを行う。
つぎにAl電極上が再酸化されるのを防ぐ目的で表面を
Znで置換処理する。この後無電解Niめっきを行い所
定の高さまで析出させることにより突起電極は完成す
る。Ni表面の酸化を防ぐ目的で、Niめっき後に置換
Auめっきを行うこともしばしば行われる。
【0006】この方法では、無電解めっき液に浸漬させ
るだけで、半導体チップのAl電極上に突起電極を形成
できるため、低コスト化が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらNiの無
電解めっき法を行う場合には、電極の面積や表面状態や
電気的な状態、めっき液の状態により高さばらつきが生
じ、張り合わせ時に高さの高い突起電極に応力集中が生
じる、この応力集中は、Niの様な変形し難い材料の場
合特に顕著であり、電極下の素子にダメージを与えてし
まうため、高さばらつきを吸収するために低硬度の材料
やはんだ等の拡散によりぬれ広がり、突起電極の高さば
らつきを吸収する導電材料を形成する必要があった。
【0008】しかしこのような高さばらつきを吸収する
材料を形成した場合においても、Niの突起電極が相対
する突起電極に直接接して接続されると、張り合わせ時
や張り合わせ後の外力により容易に応力集中が生じてし
まい素子にダメージを与えるという問題点を有してい
た。この問題点は、NiだけでなくCu,Au等の導電
材料においても同様である。
【0009】したがって、この発明の目的は、上記問題
点に鑑み、半導体素子へのダメージを与えずにLSI同
士あるいは配線基板へ実装することを可能とする半導体
装置およびその製造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、第1の半導体チップと第2の半導体チップの表面
同士が絶縁性樹脂を介して互いに張り合わされ、第1の
半導体チップの表面上に位置する電極上に形成された突
起電極と、第2の半導体チップの表面上に位置し第1の
半導体チップの電極に対応する電極上に形成された突起
電極とが電気的に接続された半導体装置であって、第1
の半導体チップおよび第2の半導体チップの素子領域上
に形成された電極の面積が素子領域上以外に形成された
電極の面積よりも小さいことを特徴とするものである。
【0011】このように、第1の半導体チップおよび第
2の半導体チップの素子領域上に形成された電極の面積
を素子領域上以外に形成された電極の面積よりも小さく
したので、素子領域上の電極上に形成された突起電極の
高さが素子領域上以外の電極上に形成された突起電極の
高さよりも低くなり、それゆえ突起電極の接合時に、素
子領域上以外の突起電極に応力集中が生じ、素子領域上
の突起電極に応力集中が生じない構造となる。このた
め、素子領域上に電極を形成したLSIの実装におい
て、素子へのダメージを与えることなく実装できるた
め、信頼性の高い積層型LSIや配線基板への実装が実
現できる。
【0012】請求項2記載の半導体装置は、第1の半導
体チップと第2の半導体チップの表面同士が絶縁性樹脂
を介して互いに張り合わされ、第1の半導体チップの表
面上に位置する電極上に形成された突起電極と、第2の
半導体チップの表面上に位置し第1の半導体チップの電
極に対応する電極上に形成された突起電極とが電気的に
接続された半導体装置であって、第1の半導体チップお
よび第2の半導体チップの素子領域上に形成された電極
が絶縁膜により少なくとも2つ以上に分割された領域か
らなり分割された領域が素子領域上以外に形成された電
極よりも面積が小さいことを特徴とするものである。
【0013】このように、第1の半導体チップおよび第
2の半導体チップの素子領域上に形成された電極を絶縁
膜により少なくとも2つ以上に分割することにより、こ
の分割された領域を素子領域上以外に形成された電極よ
りも面積よりも小さくしたので、素子領域上の電極上に
形成された突起電極の高さが素子領域上以外の電極上に
形成された突起電極の高さよりも低くなり、それゆえ突
起電極の接合時に、素子領域上以外の突起電極に応力集
中が生じ、素子領域上の突起電極に応力集中が生じない
構造となり、請求項1と同様の効果が得られる。
【0014】請求項3記載の半導体装置は、請求項1ま
たは2において、第1の半導体チップおよび第2の半導
体チップの突起電極の少なくとも一方が無電解めっき法
にて形成されたものである。このように、第1の半導体
チップおよび第2の半導体チップの突起電極の少なくと
も一方が無電解めっき法にて形成されているので、半導
体チップを無電解めっき液に浸漬するだけで突起電極を
形成でき、低コストで製造できる。また、請求項1およ
び2に記載のように、素子領域上の電極上に形成された
突起電極の高さが素子領域上以外の電極上に形成された
突起電極の高さよりも低くなるため、電極およびめっき
液の状態による突起電極の高さばらつきにより素子にダ
メージを与えることはない。
【0015】請求項4記載の半導体装置は、請求項1ま
たは2において、第1の半導体チップおよび第2の半導
体チップの少なくとも一方が配線基板であるものであ
る。このように、第1の半導体チップおよび第2の半導
体チップの少なくとも一方が配線基板であるので、配線
基板への実装が実現できる。請求項5記載の半導体装置
は、請求項1または2において、第1の半導体チップお
よび第2の半導体チップの突起電極の少なくとも一方が
無電解めっき法にて形成され、その上部に、無電解めっ
き法にて形成された突起電極より硬度が低い導電材料層
を形成したものである。
【0016】このように、無電解めっき法にて形成され
た突起電極の上部に、この突起電極より硬度が低い導電
材料層を形成したので、素子にダメージを与えない荷重
で接合することができる。すなわち、接続時に導電材料
層が素子にダメージを与えない荷重以内で塑性変形する
ことにより、突起電極の高さばらつきや半導体チップの
持つ反りを吸収し、素子領域上の電極に加わる圧力が素
子領域上以外の電極に加わる圧力よりも小さくなって素
子にダメージを与えることはない。
【0017】請求項6記載の半導体装置は、請求項5に
おいて、導電材料層がInあるいはInにSn,Pb,
Bi,Ag,Znのうち少なくとも1つ以上を含む金属
からなるものである。このように、導電材料層としてI
nあるいはInにSn,Pb,Bi,Ag,Znのうち
少なくとも1つ以上を含む金属を用いることにより、接
続時に導電材料層が素子にダメージを与えない荷重以内
で塑性変形し、突起電極の高さばらつきや半導体チップ
の持つ反りを吸収することができる。
【0018】請求項7記載の半導体装置は、請求項5に
おいて、導電材料層が樹脂と金属からなる導電性ペース
トであるものである。このように、導電材料層を樹脂と
金属からなる導電性ペーストとすることにより、接続時
に導電材料層が素子にダメージを与えない荷重以内で塑
性変形し、突起電極の高さばらつきや半導体チップの持
つ反りを吸収することができる。
【0019】請求項8記載の半導体装置製造方法は、素
子領域上が素子領域上以外よりも面積が小さくなるよう
に第1の半導体チップおよび第2の半導体チップの表面
上の対応する位置に電極を形成する工程と、第1の半導
体チップおよび第2の半導体チップの電極上に無電解め
っき処理により突起電極を形成する工程と、第1の半導
体チップあるいは第2の半導体チップの表面上に絶縁性
樹脂を塗布する工程と、第1の半導体チップおよび第2
の半導体チップの突起電極を位置合わせする工程と、第
1の半導体チップあるいは第2の半導体チップの裏面を
加圧し、絶縁性樹脂を硬化させることにより第1の半導
体チップと第2の半導体チップの電極を電気的に接続す
る工程とからなるものである。
【0020】このように、素子領域上が素子領域上以外
よりも面積が小さくなるように第1の半導体チップおよ
び第2の半導体チップの表面上の対応する位置に電極を
形成するので、素子領域上の電極上に形成された突起電
極が素子領域上以外の電極上に形成された突起電極より
も高さが低くなる。このため、第1の半導体チップある
いは第2の半導体チップの裏面を加圧して突起電極の接
合する時に、素子領域上以外の突起電極に応力集中が生
じ、素子領域上の突起電極に応力集中が生じない構造と
なる。また、突起電極が無電解めっき処理にて形成され
ているので、半導体チップを無電解めっき液に浸漬する
だけで突起電極を形成でき、低コストで製造できる。
【0021】請求項9記載の半導体装置の製造方法は、
請求項8において、第1の半導体チップと第2の半導体
チップの電極を電気的に接続する工程において、素子領
域上の電極に加わる圧力が0.02g/μm2 以下であ
るものである。このように、素子領域上の電極に加わる
圧力が0.02g/μm2 以下であるので、素子にダメ
ージを与えることはない。
【0022】請求項10記載の半導体装置の製造方法
は、請求項8において、第1の半導体チップと第2の半
導体チップの電極上に突起電極を形成する工程におい
て、導電材料層を構成する金属の融液に第1の半導体チ
ップあるいは第2の半導体チップの少なくとも一方を浸
漬させることにより、突起電極の上部にこの突起電極よ
りも硬度が低い導電材料層を形成するものである。
【0023】このように、導電材料層を構成する金属の
融液に第1の半導体チップあるいは第2の半導体チップ
の少なくとも一方を浸漬させることにより、突起電極の
上部にこの突起電極よりも硬度が低い導電材料層を形成
するので、素子にダメージを与えない荷重で接合するこ
とができる。すなわち、接続時に導電材料層が素子にダ
メージを与えない荷重以内で塑性変形することにより、
突起電極の高さばらつきや半導体チップの持つ反りを吸
収し、素子領域上の電極に加わる圧力が素子領域上以外
の電極に加わる圧力よりも小さくなって素子にダメージ
を与えることはない。また、上記のように導電材料の融
液中に浸漬することにより導電材料層を形成したので、
コスト的に有利である。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態の半
導体装置およびその製造方法を図1および図2に基づい
て説明する。図1において、1,2は第1および第2の
半導体チップ、3a,3bはAl電極、4a,4bは突
起電極、5は絶縁性樹脂、6は素子領域、7は保護膜、
8は導電材料層である。また、3a,4aは素子領域6
上に形成されたAl電極およこれに対応する突起電極で
あり、3b,4bは素子領域6上以外に形成されたAl
電極およびこれに対応する突起電極である。
【0025】素子領域6上に形成されたAl電極3aの
面積は素子領域6上以外に形成されたAl電極3bの面
積よりも小さい構造となっている。この場合、第1およ
び第2の半導体チップ1,2の表面を被覆する保護膜7
により露出するAl電極3a,3bの面積が異なる。こ
れらのAl電極3a,3b上に無電解めっき法により突
起電極4a,4bが形成されている。そして、上記のよ
うにAl電極3a,3bの面積が異なるため、素子領域
6上のAl電極3a上に形成された突起電極4aが素子
領域6上以外のAl電極3b上に形成された突起電極4
bよりも高さが低くなっている。また、この第1の半導
体チップ1と第2の半導体チップ2が絶縁性樹脂5を介
して互いに張り合わされ、相対する位置のAl電極3
a,3bが、突起電極4a,4bを介して電気的に接続
された構成となっている。
【0026】つぎに、この半導体装置の製造方法につい
て説明する。Al電極3a,3b上に無電解Niめっき
により突起電極4a,4bを形成する。この場合、半導
体チップ1,2上のAl電極3a,3bはスパッタ法で
形成されており、厚みは1μm、材料は、Al−1%S
i−0.5%Cuを用いた。例えば、Al電極3aサイ
ズを15μm角、Al電極3bのサイズを100μm角
とする。また半導体チップ1,2のサイズはそれぞれ6
mm、8mmとし、保護膜7は、Si3 4 膜である。
【0027】無電解Niめっきによる突起電極4a,4
bの形成は、通常のAlに対するNiの無電解めっきプ
ロセスと同様で、例えば、ライトエッチング、Zn置換
処理、無電解Niめっきを3μm行い最後にNi表面の
酸化防止の目的で無電解Auめっきを0.2μm施す。
用いたNiめっき液は、硫酸ニッケルを主成分とする無
電解Niめっき液を用いる。このとき、Ni突起電極4
a,4bはAl電極3a,3bの面積が異なると、突起
電極4a,4bの高さも異なり、面積が大きい方が高く
なる。これは電極サイズか小さくなると、液の表面張力
と液の循環性から高さが異なって成長するためである。
この場合、突起電極4aよりも突起電極4bが高くな
る。
【0028】したがって、接続時にNiの突起電極4
a,4bのうち直接接触することにより、応力集中をお
こす突起電極4bは素子領域6上以外の電極3bに形成
されることとなり、荷重に対してダメージを受けやすい
素子領域6上の電極3aに形成された突起電極4aには
接続時の応力集中が生じない構造となる。突起電極4
a,4bの作製プロセスは基本的には以上で完了し、相
対する突起電極4a,4bを電気的な接続が得られるよ
うに接続する。
【0029】この接続工程では、すべての突起電極4
a,4bの接触を得るまで変形させることが必要とな
る。例えば、Niの突起電極4a,4bの高さばらつき
が半導体チップ1,2内の同じ面積の電極3a,3b上
のNi突起電極4a,4bで約0.5μmあるとする
と、最小でも0.5μm以上Ni突起電極4a,4bを
変形させなければならず、素子にダメージを与える接合
荷重が必要となる。
【0030】そこで素子にダメージを与えない荷重で接
合を実現するために、突起電極4a,4b上部に接合方
法に合わせた導電材料層8を形成する。この導電材料層
8は、素子にダメージを与えない荷重以内で塑性変形
し、突起電極4a,4bの高さばらつきやチップ1,2
の持つ反りを吸収する必要がある。例えば、この条件に
適合する材料としてInあるいはInとSn,Pb,B
i,Ag,Znとの合金を用いる。導電材料層8の形成
方法は導電材料の融液中に浸漬させることにより突起電
極4a,4b上に選択的に形成する方法がコスト的に有
利である。また、導電材料層8として、樹脂と金属から
なる導電性ペーストを用いてもよい。導電性ペーストを
用いる場合は、導電性ペーストを突起電極4a,4bに
転写や、インジェクションのような既存の方法で形成で
きる。
【0031】このように導電材料層8を形成し、Niの
突起電極4a,4bの高さばらつき、さらには導電材料
層8の高さばらつきを吸収させて接触を図った後に、加
熱拡散させるか、周囲の光硬化性絶縁性樹脂5を硬化さ
せて接続を終了する。すなわち、図2に示すように、第
2の半導体チップ2に絶縁性樹脂5を塗布し、半導体チ
ップ1および半導体チップ2を位置合わせし、絶縁性樹
脂5を介して加圧ツール11で半導体チップ1を加圧す
る。このとき、素子領域6上の電極3aに加わる圧力が
0.02g/μm2 以下にする。これにより、突起電極
4a,4bもしくは導電材料層8を塑性変形させて全突
起電極4a,4bもしくは導電材料層8を接触させ、こ
の状態で周囲の絶縁性樹脂5を硬化させることにより接
続を得る。
【0032】この実施の形態によれば、第1の半導体チ
ップ1および第2の半導体チップ2の素子領域6上に形
成された電極3aの面積を素子領域6上以外に形成され
た電極3bの面積よりも小さくしたので、素子領域6上
の電極3a上に形成された突起電極4aの高さが素子領
域6上以外の電極3b上に形成された突起電極4bの高
さよりも低くなり、それゆえ突起電極4a,4bの接合
時に、素子領域6上以外の突起電極4bに応力集中が生
じ、素子領域6上の突起電極4aに応力集中が生じない
構造となる。このため、素子領域6上に電極3aを形成
したLSIの実装において、素子へのダメージを与える
ことなく実装できるため、信頼性の高い積層型LSIや
配線基板への実装が実現できる。
【0033】また、第1の半導体チップ1および第2の
半導体チップ2の突起電極4a,4bが無電解めっき法
にて形成されているので、半導体チップ1,2を無電解
めっき液に浸漬するだけで突起電極4a,4bを形成で
き、低コストで製造できる。なお、第1の半導体チップ
1および第2の半導体チップ2の一方を無電解めっき法
にて形成してもよい。また、無電解めっき法にて形成さ
れた突起電極4a,4bの上部に、この突起電極4a,
4bより硬度が低い導電材料層8を形成したので、素子
にダメージを与えない荷重で接合することができる。す
なわち、接続時に導電材料層8が素子にダメージを与え
ない荷重以内で塑性変形することにより、突起電極4
a,4bの高さばらつきや半導体チップ1,2の持つ反
りを吸収し、素子領域6上の電極3aに加わる圧力が素
子領域6上以外の電極3bに加わる圧力よりも小さくな
って素子にダメージを与えることはない。また、第1の
半導体チップ1と第2の半導体チップ2の電極3a,3
bを電気的に接続する工程において、素子領域6上の電
極3aに加わる圧力が0.02g/μm2 以下であるの
で、素子にダメージを与えることはない。
【0034】なお、すべての電極が素子領域6上に形成
される場合には、素子領域6上以外に半導体チップ1,
2内に少なくとも3点、上記実施の形態と同様のダミー
電極を形成しておけばよい。また、第1の半導体チップ
1あるいは第2の半導体チップ2の少なくとも一方が、
配線基板である場合、例えば第2の半導体チップ2が配
線基板である場合においては、第1の半導体チップ1上
に突起電極4a,4bを形成し、導電材料層8を突起電
極4a,4b上あるいは、配線基板上に形成することに
より実現できる。
【0035】この発明の第2の実施の形態を図3に基づ
いて説明する。第1の実施の形態と異なる点は、保護膜
7により素子領域6上の電極3aが分割されており、各
分割領域10の面積が、素子領域6上以外に形成された
電極3bの面積よりも小さい点にある。保護膜7により
電極3aが分割されることにより、各分割された電極3
a上の突起電極4aは、素子領域6上以外に形成された
電極3bの突起電極4bよりも高さが低くなり、張り合
わせ時に、素子領域6上に形成された電極3aへの応力
集中が防げるだけでなく、電流容量を確保できるため、
半導体チップの種類を選ばない。その他の構成効果は、
第1の実施の形態と同様である。
【0036】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の半導体装置に
よれば、第1の半導体チップおよび第2の半導体チップ
の素子領域上に形成された電極の面積を素子領域上以外
に形成された電極の面積よりも小さくしたので、素子領
域上の電極上に形成された突起電極の高さが素子領域上
以外の電極上に形成された突起電極の高さよりも低くな
り、それゆえ突起電極の接合時に、素子領域上以外の突
起電極に応力集中が生じ、素子領域上の突起電極に応力
集中が生じない構造となる。このため、素子領域上に電
極を形成したLSIの実装において、素子へのダメージ
を与えることなく実装できるため、信頼性の高い積層型
LSIや配線基板への実装が実現できる。
【0037】請求項2記載の半導体装置によれば、第1
の半導体チップおよび第2の半導体チップの素子領域上
に形成された電極を絶縁膜により少なくとも2つ以上に
分割することにより、この分割された領域を素子領域上
以外に形成された電極よりも面積よりも小さくしたの
で、素子領域上の電極上に形成された突起電極の高さが
素子領域上以外の電極上に形成された突起電極の高さよ
りも低くなり、それゆえ突起電極の接合時に、素子領域
上以外の突起電極に応力集中が生じ、素子領域上の突起
電極に応力集中が生じない構造となるだけでなく電流容
量を確保できる。その他、請求項1と同様の効果が得ら
れる。
【0038】請求項3では、第1の半導体チップおよび
第2の半導体チップの突起電極の少なくとも一方が無電
解めっき法にて形成されているので、半導体チップを無
電解めっき液に浸漬するだけで突起電極を形成でき、低
コストで製造できる。また、請求項1および2に記載の
ように、素子領域上の電極上に形成された突起電極の高
さが素子領域上以外の電極上に形成された突起電極の高
さよりも低くなるため、電極およびめっき液の状態によ
る突起電極の高さばらつきにより素子にダメージを与え
ることはない。その他の効果は請求項1または2と同様
である。
【0039】請求項4では、第1の半導体チップおよび
第2の半導体チップの少なくとも一方が配線基板である
ので、配線基板への実装が実現できる。その他の効果は
請求項1または2と同様である。請求項5では、無電解
めっき法にて形成された突起電極の上部に、この突起電
極より硬度が低い導電材料層を形成したので、素子にダ
メージを与えない荷重で接合することができる。すなわ
ち、接続時に導電材料層が素子にダメージを与えない荷
重以内で塑性変形することにより、突起電極の高さばら
つきや半導体チップの持つ反りを吸収し、素子領域上の
電極に加わる圧力が素子領域上以外の電極に加わる圧力
よりも小さくなって素子にダメージを与えることはな
い。その他の効果は請求項1または2と同様である。
【0040】請求項6では、請求項5において導電材料
層としてInあるいはInにSn,Pb,Bi,Ag,
Znのうち少なくとも1つ以上を含む金属を用いること
により、接続時に導電材料層が素子にダメージを与えな
い荷重以内で塑性変形し、突起電極の高さばらつきや半
導体チップの持つ反りを吸収することができる。請求項
7では、請求項5において導電材料層を樹脂と金属から
なる導電性ペーストとすることにより、接続時に導電材
料層が素子にダメージを与えない荷重以内で塑性変形
し、突起電極の高さばらつきや半導体チップの持つ反り
を吸収することができる。
【0041】この発明の請求項8記載の半導体装置の製
造方法によれば、素子領域上が素子領域上以外よりも面
積が小さくなるように第1の半導体チップおよび第2の
半導体チップの表面上の対応する位置に電極を形成する
ので、素子領域上の電極上に形成された突起電極が素子
領域上以外の電極上に形成された突起電極よりも高さが
低くなる。このため、第1の半導体チップあるいは第2
の半導体チップの裏面を加圧して突起電極の接合する時
に、素子領域上以外の突起電極に応力集中が生じ、素子
領域上の突起電極に応力集中が生じない構造となる。ま
た、突起電極が無電解めっき処理にて形成されているの
で、半導体チップを無電解めっき液に浸漬するだけで突
起電極を形成でき、低コストで製造できる。
【0042】請求項9では、請求項8において素子領域
上の電極に加わる圧力が0.02g/μm2 以下である
ので、素子にダメージを与えることはない。請求項10
では、請求項8において導電材料層を構成する金属の融
液に第1の半導体チップあるいは第2の半導体チップの
少なくとも一方を浸漬させることにより、突起電極の上
部にこの突起電極よりも硬度が低い導電材料層を形成す
るので、素子にダメージを与えない荷重で接合すること
ができる。すなわち、接続時に導電材料層が素子にダメ
ージを与えない荷重以内で塑性変形することにより、突
起電極の高さばらつきや半導体チップの持つ反りを吸収
し、素子領域上の電極に加わる圧力が素子領域上以外の
電極に加わる圧力よりも小さくなって素子にダメージを
与えることはない。また、上記のように導電材料の融液
中に浸漬することにより導電材料層を形成したので、コ
スト的に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の半導体装置の断
面図である。
【図2】第1の実施の形態の半導体装置の製造方法を示
す断面図である。
【図3】第2の実施の形態の半導体装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の半導体チップ 2 第2の半導体チップ 4a,4b 突起電極 5 絶縁性樹脂 6 素子領域 3a 素子領域上に形成されたAl電極 3b 素子領域上以外に形成されたAl電極 7 保護膜 8 導電材料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−73639(JP,A) 特開 平6−112463(JP,A) 特開 昭64−61029(JP,A) 実開 昭62−51742(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 25/00 - 25/18

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体チップと第2の半導体チッ
    プの表面同士が絶縁性樹脂を介して互いに張り合わさ
    れ、前記第1の半導体チップの表面上に位置する電極上
    に形成された突起電極と、前記第2の半導体チップの表
    面上に位置し前記第1の半導体チップの電極に対応する
    電極上に形成された突起電極とが電気的に接続された半
    導体装置であって、前記第1の半導体チップおよび第2
    の半導体チップの素子領域上に形成された電極の面積が
    前記素子領域上以外に形成された電極の面積よりも小さ
    いことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の半導体チップと第2の半導体チッ
    プの表面同士が絶縁性樹脂を介して互いに張り合わさ
    れ、前記第1の半導体チップの表面上に位置する電極上
    に形成された突起電極と、前記第2の半導体チップの表
    面上に位置し前記第1の半導体チップの電極に対応する
    電極上に形成された突起電極とが電気的に接続された半
    導体装置であって、前記第1の半導体チップおよび第2
    の半導体チップの素子領域上に形成された電極が絶縁膜
    により少なくとも2つ以上に分割された領域からなり前
    記分割された領域が前記素子領域上以外に形成された電
    極よりも面積が小さいことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1の半導体チップおよび第2の半導体
    チップの突起電極の少なくとも一方が無電解めっき法に
    て形成された請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第1の半導体チップおよび第2の半導体
    チップの少なくとも一方が配線基板である請求項1また
    は2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1の半導体チップおよび第2の半導体
    チップの突起電極の少なくとも一方が無電解めっき法に
    て形成され、その上部に、無電解めっき法にて形成され
    た突起電極より硬度が低い導電材料層を形成した請求項
    1または2記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 導電材料層がInあるいはInにSn,
    Pb,Bi,Ag,Znのうち少なくとも1つ以上を含
    む金属からなる請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 導電材料層が樹脂と金属からなる導電性
    ペーストである請求項5記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 素子領域上が素子領域上以外よりも面積
    が小さくなるように第1の半導体チップおよび第2の半
    導体チップの表面上の対応する位置に電極を形成する工
    程と、前記第1の半導体チップおよび第2の半導体チッ
    プの電極上に無電解めっき処理により突起電極を形成す
    る工程と、前記第1の半導体チップあるいは第2の半導
    体チップの表面上に絶縁性樹脂を塗布する工程と、前記
    第1の半導体チップおよび第2の半導体チップの突起電
    極を位置合わせする工程と、前記第1の半導体チップあ
    るいは第2の半導体チップの裏面を加圧し、前記絶縁性
    樹脂を硬化させることにより前記第1の半導体チップと
    第2の半導体チップの電極を電気的に接続する工程とか
    らなる半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の半導体チップと第2の半導体チッ
    プの電極を電気的に接続する工程において、素子領域上
    の電極に加わる圧力が0.02g/μm2 以下である請
    求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 第1の半導体チップと第2の半導体チ
    ップの電極上に突起電極を形成する工程において、導電
    材料層を構成する金属の融液に前記第1の半導体チップ
    あるいは第2の半導体チップの少なくとも一方を浸漬さ
    せることにより、前記突起電極の上部にこの突起電極よ
    りも硬度が低い導電材料層を形成する請求項8記載の半
    導体装置の製造方法。
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