JP3278705B2 - センサマーク用感熱転写材およびセンサマーク用感熱転写材の転写方法 - Google Patents

センサマーク用感熱転写材およびセンサマーク用感熱転写材の転写方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばサーマルヘッド
を用いた熱転写型プリンターに使用して好適なセンサマ
ーク用感熱転写材およびセンサマーク用感熱転写材の転
写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドを用いた熱転写型
プリンターに使用する熱転写リボンにおいては、リボン
の終端検知、印字位置合わせ等の目的で、熱転写リボン
の一定位置に光学的に検知できるようなセンサマークを
設ける必要のある場合が多い。この場合にセンサマーク
用感熱転写材の転写方法としては、直接印刷による方法
および転写による方法とが従来より行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の直接印刷によるセンサマーク用感熱転写材の転写方法
では、図4に示すように、センサマークインク20を貯
蔵して、所定の撹拌機21等によりセンサマークインク
20を一定の状態に調整するインク調整装置22から、
ポンプ23等を駆動源とするインク循環装置24により
印刷装置25のインク台26にインク20を供給し、印
刷ローラ27aの表面に付着したインク20をソレノイ
ド等の駆動装置28により進退駆動する挟持ローラ27
bの一部端面に摺接した熱転写リボン29の片面に印刷
し、吸気口30から排気処理装置31により排気口32
へ空気を排気して内部で約120℃の熱により乾燥装置
33でインク20を乾燥させていたが、一般に印刷乾燥
のための乾燥装置33が複雑で、更にさまざまな形状の
熱転写リボンへの対応が困難であるという不都合があっ
た。
【0004】また、上述した従来の転写によるセンサマ
ーク用感熱転写材の転写方法では、センサマーク形成用
の転写フィルムを介して加熱により熱転写リボンに転写
するものであるが、熱転写リボンのインク面の反対面、
即ち印字時にサーマルヘッドに接触する面にセンサマー
クを形成する場合は、形成されたセンサマークがサーマ
ルヘッドの熱により融解してヘッド表面に付着するとい
う不都合があった。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、サーマルヘッドに悪影響を与えない、熱転写リボン
のインク面にセンサマークを簡易に形成するセンサマー
ク用感熱転写材およびセンサマーク用感熱転写材の転写
方法の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】本発明のセンサマーク用感熱転写材は例え
ば図1に示す如く、熱溶融性物質および着色材からなる
センサマーク用熱溶融性インクを基材に設けた熱転写イ
ンクリボンのインク面に転写するセンサマーク用感熱転
写材において、センサマーク用熱溶融性インクの溶融温
度が65℃から75℃であり、センサマーク用熱溶融性
インクの溶融粘度が16cst以下であるものである。
【0008】また、本発明のセンサマーク用感熱転写材
の転写方法は例えば図2乃至図3に示す如く、走行して
いる熱転写リボン8のインク面に対向して、センサマー
ク用感熱転写材2のインク面をテンションフリーの状態
にしておき、センサマーク用感熱転写材2の基材側から
走行方向に回転するロール6、9とで挟持させて、熱転
写リボン8にセンサマークを転写するものである。
【0009】また、本発明のセンサマーク用感熱転写材
の転写方法は例えば図2乃至図3に示す如く、センサマ
ークを熱転写リボン8に積層後、冷却してから、剥離タ
イミング調整ロール11で基材を剥離し、センサマーク
を転写するものである。
【0010】
【作用】
【0011】上述せる本発明によれば、熱溶融性物質お
よび着色材からなるセンサマーク用熱溶融性インクを基
材に設けた熱転写インクリボンのインク面に転写する
ンサマーク用感熱転写材において、センサマーク用熱溶
融性インクの溶融温度が65℃から75℃であり、セン
サマーク用熱溶融性インクの溶融粘度が16cst以下
であるので、加熱によりセンサマーク用熱溶融性インク
を容易に熱転写リボン8に転写することができる。
【0012】また、上述せる本発明によれば、走行して
いる熱転写リボン8のインク面に対向して、センサマー
ク用感熱転写材2のインク面をテンションフリーの状態
にしておき、センサマーク用感熱転写材2の基材側から
走行方向に回転するロール6、9とで挟持させて、熱転
写リボン8にセンサマークを転写するので、熱転写リボ
ン8のインク面にセンサマークを簡易に形成することが
できる。
【0013】また、上述せる本発明によれば、センサマ
ークを熱転写リボン8に積層後、冷却してから、剥離タ
イミング調整ロール11で基材を剥離し、センサマーク
を転写するので、熱転写リボン8のインク面にセンサマ
ークを確実に形成することができる。
【0014】
【実施例】以下に、図1乃至図3を参照して本発明のセ
ンサマーク用感熱転写材およびセンサマーク用感熱転写
材の転写方法の一実施例について詳細に説明する。
【0015】この発明のセンサマーク形成用熱転写リボ
ンは、フィルム状基材の片面に、ワックスと着色材から
なる熱転写インク層を形成したものである。フィルム状
基材は、厚さ3〜25μm程度の、ポリエステルフィル
ム、ポリイミドフィルム、ポリエーテルエーテルケトン
フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィ
ルム、セロハン、ナイロン等のプラスチックフィルム
類、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類、またはこ
れらを複合したものであっても良い。
【0016】センサマーク形成用熱転写リボンのインク
層は、着色材、ワックスおよび熱可塑性樹脂、分散材、
可塑材等からなる組成物をホットメルトコーティング、
またはこの組成物を適宜の溶媒に分散せしめた塗布液を
ソルベントコーティングして形成せしめた層であり、厚
さ0.3〜5.0μm程度とすることが良好な画像を得
る条件である。
【0017】ここで用いられる着色材としては、アルミ
ニウム、銀等の金属微粉末、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム等の無機白色顔料、メラミン、テフロン、シリコーン
樹脂等の有機顔料等が挙げられる。
【0018】また、用いられるワックスとしては、キャ
ンデリラワックス、カルナバワックス、ライスワックス
等の植物系ワックス、蜜ロウ、ラノリン等の動物系ワッ
クス、モンタンワックス、セレシン等の鉱物系ワック
ス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス等の石油ワックス、フィシャー・トロプシュワック
ス、ポリエチレンワックス等の合成ワックスを挙げるこ
とができる。
【0019】なお、これらを主成分とするワックスの融
点は、耐ブロッキング性を考慮し、65℃以上とするこ
とが望ましい。また、センサマーク形成用熱転写リボン
インクの融点が熱転写リボンインクの融点よりも、あま
り高くなりすぎると、センサマークの転写性の悪化や、
センサマーク転写部分の印字品位低下等を招くため、熱
転写リボンのインクの融点よりも、5℃以上高いものは
避けた方が好ましい。
【0020】また、ワックスの溶融粘度が高すぎると、
センサマーク転写部分の印字品位が低下するため、主成
分とするワックスは、100℃における溶融粘度が16
cst以下のものが好ましい。熱可塑性樹脂としては、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリブデン樹脂、石
油樹脂等を挙げることができる。
【0021】次に、図1に示すように本発明のセンサマ
ーク用感熱転写材の実施例および比較例を挙げて、本発
明を更に具体的に説明する。なお、文中、部または
あるのは、特に断りの無い限り重量基準である。下記の
4種のセンサマーク形成用熱転写リボンのインク層用組
成液を調整し、これらを各々6μm厚のポリエステルフ
ィルム上に塗布し、乾燥塗膜厚約1μmのインク層を有
するセンサマーク形成用熱転写リボンを作成した。
【0022】この発明の第1の実施例は、エキストラフ
ァイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製アルミ
ペースト、有効成分65%)が35部、HNP−3(日
本精蝋株式会社製パラフィンワックス、m.p.65
℃、溶融粘度5cst/100℃)が15部、トルエン
が50部である。
【0023】また、この発明の第2の実施例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、HNP−
12(日本精蝋株式会社製パラフィンワックス、m.
p.67℃、溶融粘度7cst/100℃)が15部、
トルエンが50部である。
【0024】また、この発明の第3の実施例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、HNP−
10(日本精蝋株式会社製パラフィンワックス、m.
p.75℃、溶融粘度8cst/100℃)が15部、
トルエンが50部である。
【0025】また、この発明の第4の実施例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、Hi−M
ic2065(日本精蝋株式会社製マイクロワックス、
m.p.75℃、溶融粘度8cst/100℃)が10
部、トルエンが50部である。
【0026】また、この発明の第5の実施例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、LANO
XKH−75(吉川製油株式会社製ラノリンワックス、
m.p.75℃、溶融粘度16cst/100℃)が1
0部、トルエンが50部である。
【0027】また、この発明の第1の比較例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、135゜
F(日本精蝋株式会社製パラフィンワックス、m.p.
58℃、溶融粘度4cst/100℃)が15部、トル
エンが50部である。
【0028】また、この発明の第2の比較例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、カルナバ
ワックス(株式会社野田ワックス製、m.p.85℃、
溶融粘度27cst/100℃)が15部、トルエンが
50部である。
【0029】また、この発明の第3の比較例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、Hi−M
ic3090(日本精蝋株式会社製マイクロワックス、
m.p.88℃、溶融粘度17cst/100℃)が1
5部、トルエンが50部である。
【0030】また、この発明の第4の比較例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、LANO
XFP−8N(吉川製油株式会社製ラノリンワックス、
m.p.71℃、溶融粘度65cst/100℃)が1
0部、トルエンが50部である。
【0031】また、この発明の第5の比較例は、エキス
トラファイン0240T(東洋アルミニウム株式会社製
アルミペースト、有効成分65%)が35部、LANO
XFP−1410N(吉川製油株式会社製ラノリンワッ
クス、m.p.68℃、溶融粘度1600cst/10
0℃)が10部、トルエンが50部である。
【0032】次に、4.8μm厚のポリエステルフィル
ムの片面にアクリル−シリコーン樹脂(東亜合成株式会
社製、サイマックUS380)からなる保護層を設ける
と共に、他方の面に下記の組成からなる熱転写インクを
ホットメルトコーティングにより塗膜厚約4μmの熱転
写インク層を形成し、熱転写リボンを得た。なお、この
熱転写インクの融点は、72℃である。
【0033】次に、熱転写インクの組成は、シーストS
O(東海カーボン株式会社製カーボンプラック)が15
部、KC−10(住友化学工業株式会社製エチレン−酢
酸ビニル共重合体)が3部、カルナバワックス(株式会
社野田ワックス製、m.p.85℃)が25部、HNP
−10(日本精蝋株式会社製パラフィンワックス、m.
p.75℃)が57部である。
【0034】次に、本発明のセンサマーク用感熱転写材
の転写方法について詳細に説明する。まず、図2に示す
ように、センサマーク形成用転写リボン卷き出し部1よ
り、センサマーク形成用転写リボン2を引き出して、卷
取り部3に卷き取るようになされ、引き出されたセンサ
マーク形成用転写リボン2を一対の張設ローラ4、5で
テンションフリーの状態に調節し、センサマーク用感熱
転写材の基材側から、この張設されたセンサマーク形成
用転写リボン2を90℃のヒートロールを先端に設けた
進退駆動装置7により進出させ、この進出するヒートロ
ール6とこのヒートロール6とに対向して設けられ、熱
転写リボン8の基材側から走行方向に回転駆動する押圧
ローラ9との間にセンサマーク形成用転写リボン2と熱
転写リボン8とを挟持することにより転写するものであ
る。
【0035】また、上述したセンサマーク用感熱転写材
の転写方法において、一旦ヒートロール6と押圧ローラ
9との間にセンサマーク形成用転写リボン2と熱転写リ
ボン8とを挟持することにより転写されたセンサマーク
を、走行による所定の冷却を経た後に、剥離タイミング
調整ロール11を不図示の進出機構により進出させて、
押圧ローラ9とで挟持することにより、基材から剥離し
て転写を確実にする。
【0036】また、図3に示すように、ヒートロール6
に替えて、一端を回動可能に支持し、他端を90℃に加
熱した転写コテ12を使用して、この転写コテ12を時
計方向に回動することにより、押圧ローラ9との間にセ
ンサマーク形成用転写リボン2と熱転写リボン8とを挟
持してセンサマークを転写しても良い。
【0037】ここで、熱転写リボン8が付着するいわゆ
るスティッキングを防止し、スムーズな走行を確保する
ために保護層が設けられている。このように、各々のセ
ンサマーク形成用熱転写リボン2の熱接着性着色層面に
熱転写リボンのインク面を接触させた状態で、表面温度
90℃に加熱した転写コテ12(またはヒートロール
6)と、冷却した押圧ローラ9間を、センサマーク形成
用熱転写リボン2が転写コテ12(またはヒートロール
6)に摺接しながら約5cm/secの速度で走行し、
熱転写リボン8のインク面上にセンサマークインクを熱
転写するようにする。
【0038】上述したように、得られたセンサマーク転
写済熱転写リボンを用い、各々について、以下の試験を
行った。まず第1に、得られたセンサマーク転写済熱転
写リボンのセンサマーク転写状態について、目視判定に
より、良い状態には「○」、悪い状態には「×」を記入
した。
【0039】第2に、得られたセンサマーク転写済熱転
写リボンの耐ブロッキング性について、温度:55℃、
湿度:80%Rh、圧力:2kg/cm2 、時間:24
時間の耐ブロッキング性試験条件で、目視判定により、
良い状態には「○」、悪い状態には「×」を記入した。
【0040】第3に、得られたセンサマーク転写済熱転
写リボンをFUJI XEROX7020 Telec
opier(富士ゼロックス株式会社製ファクシミリ)
でプリントし、センサーが検知するか確認して、判定に
より、検知した場合には「○」、検知しない場合には
「×」を記入した。
【0041】第4に、得られたプリントのセンサマーク
転写部分での印字品質について、目視判定により、良い
状態には「○」、悪い状態には「×」を記入した。これ
らの結果を表1に示す。
【0042】このように、本例のセンサマーク形成用熱
転写リボンを使用すれば、熱転写リボンのインク面に、
エンドセンサマークおよび位置検知用センサマークを容
易にかつ能率的に形成することができる。
【0043】上例によれば、熱溶融性物質および着色材
からなるセンサマーク用熱溶融性インクを基材に設けた
ので、加熱によりセンサマーク用熱溶融性インクを容易
に熱転写リボンに転写することができる。
【0044】また、上例によれば、センサマーク用熱溶
融性インクの溶融温度が65℃から75℃であり、セン
サマーク用熱溶融性インクの溶融粘度が16cst以下
であるので、加熱によりセンサマーク用熱溶融性インク
を容易に熱転写リボンに転写することができる。
【0045】また、上例によれば、走行している熱転写
リボンのインク面に対向して、センサマーク用感熱転写
材のインク面をテンションフリーの状態にしておき、セ
ンサマーク用感熱転写材の基材側から走行方向に回転す
るロールとで挟持させて、熱転写リボンにセンサマーク
を転写するので、熱転写リボンのインク面にセンサマー
クを簡易に形成することができる。
【0046】また、上例によれば、センサマークを熱転
写リボンに積層後、冷却してから、剥離タイミング調整
ロールで基材を剥離し、センサマークを転写するので、
熱転写リボンのインク面にセンサマークを確実に形成す
ることができる。
【0047】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】
【0049】上述せる本発明によれば、熱溶融性物質お
よび着色材からなるセンサマーク用熱溶融性インクを基
材に設けた熱転写インクリボンのインク面に転写する
ンサマーク用感熱転写材において、センサマーク用熱溶
融性インクの溶融温度が65℃から75℃であり、セン
サマーク用熱溶融性インクの溶融粘度が16cst以下
であるので、加熱によりセンサマーク用熱溶融性インク
を容易に熱転写リボンに転写することができるという効
果を奏する。
【0050】また、上述せる本発明によれば、走行して
いる熱転写リボンのインク面に対向して、センサマーク
用感熱転写材のインク面をテンションフリーの状態にし
ておき、センサマーク用感熱転写材の基材側から走行方
向に回転するロールとで挟持させて、熱転写リボンにセ
ンサマークを転写するので、熱転写リボンのインク面に
センサマークを簡易に形成することができるという効果
を奏する。
【0051】また、上述せる本発明によれば、センサマ
ークを熱転写リボンに積層後、冷却してから、剥離タイ
ミング調整ロールで基材を剥離し、センサマークを転写
するので、熱転写リボンのインク面にセンサマークを確
実に形成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサマーク用感熱転写材の構成およ
び特性を示す線図である。
【図2】本発明のセンサマーク用感熱転写材の転写方法
の一実施例の作用を説明する図である。
【図3】本発明のセンサマーク用感熱転写材の転写方法
の他の実施例の作用を説明する図である。
【図4】従来のセンサマーク用感熱転写材の転写方法を
説明する図である。
【符号の説明】
1 センサマーク形成用転写リボン卷出し部 2 センサマーク形成用転写リボン 3 センサマーク形成用転写リボン卷取り部 4 張設ローラ 5 張設ローラ 6 ヒートロール 7 進退駆動装置 8 熱転写リボン 9 押圧ローラ 10 ローラ 11 剥離タイミング調整ロール 12 転写コテ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶融性物質および着色材からなるセン
    サマーク用熱溶融性インクを基材に設けた熱転写インク
    リボンのインク面に転写するセンサマーク用感熱転写材
    において、 上記センサマーク用熱溶融性インクの溶融温度が65℃
    から75℃であり、 上記センサマーク用熱溶融性インクの溶融粘度が16c
    st以下であることを特徴とするセンサマーク用感熱転
    写材。
  2. 【請求項2】 走行している熱転写リボンのインク面に
    対向して、 センサマーク用感熱転写材のインク面をテンションフリ
    ーの状態にしておき、 センサマーク用感熱転写材の基材側から走行方向に回転
    するロールとで挟持させて、 熱転写リボンにセンサマークを転写するセンサマーク用
    感熱転写材の転写方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のセンサマーク用感熱転写
    材の転写方法において、センサマークを熱転写リボンに
    積層後、冷却してから、剥離タイミング調整ロールで基
    材を剥離し、センサマークを転写するセンサマーク用感
    熱転写材の転写方法。
JP17918793A 1993-07-20 1993-07-20 センサマーク用感熱転写材およびセンサマーク用感熱転写材の転写方法 Expired - Fee Related JP3278705B2 (ja)

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