JP3278139B2 - 天然石調模様を有する装飾材の製造方法 - Google Patents

天然石調模様を有する装飾材の製造方法

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JP3278139B2
JP3278139B2 JP12498098A JP12498098A JP3278139B2 JP 3278139 B2 JP3278139 B2 JP 3278139B2 JP 12498098 A JP12498098 A JP 12498098A JP 12498098 A JP12498098 A JP 12498098A JP 3278139 B2 JP3278139 B2 JP 3278139B2
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尚志 滝井
重憲 戸田
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山本窯業化工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内外装壁
面或は床面の装飾用や構築物の表面仕上げ用装飾材とし
て重厚さ、深みに富んだ天然石風、特に御影石風の天然
石調模様を有する装飾材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂エマルションと大理石粉末その
他の着色骨材とを含む吹付材を合成繊維やガラス繊維あ
るいはその他の無機繊維からなる寒冷紗や不織布その他
の布帛類や適宜の固体基材上に吹付け等適宜の方法によ
り塗布して天然石風の模様を施した装飾材は建築物の内
外装壁面或は床面の装飾用など建築物表面仕上用シート
として用いられている(特開平4−76151号、特開
平3−279561号)。
【0003】合成樹脂エマルションと着色骨材を用いて
垂直な壁面に凹凸模様を形成させ、乾燥後凸部の頂点を
カットして着色骨材断面を露出させることにより各種天
然石調模様を表現する仕上法も知られている。(特開昭
57−27177号)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来品も天然
石に近い外観風合いを有する建築物や構築物の表面仕上
げ用装飾材ではあるが天然石特有の天然石を割った際に
その劈開面に発現される結晶部分が示す特有の鱗片状の
光輝性がなく、たとえば、御影石などは、種類によって
異なるが、最も典型的なものは、長石、石英、白雲母、
黒雲母などの細かい結晶などからなり、特有の鱗片状の
光輝性を発揮し、それ故に、天然石の重厚さ、深みを醸
し出す重要な成分となっていることが分かった。
【0005】従来の合成による建築物や構築物の表面仕
上げ用装飾材では天然石特有の天然石を割った際にその
劈開面に発現される結晶部分が示す特有の鱗片状の光輝
性がなく、天然石の重厚さ、深みを十分表現することが
できなかった。
【0006】近年、これらの点を改良すべく、基材の表
面に、合成樹脂エマルションと2色以上の骨材とを含有
する高粘度の吹付材を塗布して段差の大きい凹凸模様を
形成し、前記塗布した吹付材の乾燥前に前記塗布面がほ
ぼ上方を向いた状態でさらにその表面上に1色或は2色
以上のマイカ薄片を散布固着せしめ、乾燥後凸部の頂部
を平坦にカットし着色骨材断面を露出させ、次いで全面
を透明なトップコートで仕上げる天然石調模様を有する
装飾材の製造方法が提案されている(特開平7−100
991号公報)。
【0007】しかしながらここに示された方法は塗布し
た吹付材の乾燥前に前記塗布面がほぼ上方を向いた状態
でさらにその表面上にマイカ薄片を散布固着せしめる方
法であるので、微視的に見ると、たとえば図4に示す様
にマイカ薄片20の内、マイカ薄片20aの様に、マイ
カ薄片の両端が跳ね上がっていて、装飾材21の表面に
十分接着していないものや、マイカ薄片20bの如く下
側に空隙ができる為、マイカ薄片が十分装飾材21の表
面に接着していないものや、マイカ薄片20cの様に、
マイカ薄片が装飾材21の表面につき刺さっていてその
結果マイカ薄片の片端が装飾材21の表面から跳ね上が
っているものなどが生じ、また、マイカは極めて薄い層
の多層積層物であり、各層間が劈開性で剥がれやすいこ
ともあり、マイカ薄片20aの様に下側部分が装飾材2
1の表面に接着していても上側の層は、劈開して剥がれ
やすいなどの問題がある。尚図4は、従来法の製造工程
による装飾材を説明する為の断面図であり、2は合成樹
脂エマルションの合成樹脂マトリックス、3、4、5は
骨材、は7は基材を示している。
【0008】そして、上記方法はこの後全面を透明なト
ップコートで仕上げるのであるが、トップコート層を施
してもマイカ薄片20aやマイカ薄片20cの端部の跳
ね上がりは抑えることができないし、マイカ薄片20b
の如く下側に空隙ができているものには、空隙の中ま
で、十分にトップコート樹脂が入り込まないなどの問題
があり、層間の劈開性も後からトップコート樹脂を施す
程度では、問題ない程度まで抑えることができないと言
う問題があった。
【0009】本発明は、従来品のこれらの問題点を解決
し、天然石調の重厚な外観風合をもった、しかも天然石
特有の結晶部分が示す鱗片状の光輝性を有し、前述した
跳ね上がりや劈開による剥がれなどの問題の少ない、建
築物や構築物の表面仕上などに有用な天然石調模様を有
する装飾材の製造方法を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は次ぎの方法を提供するものである。 (1)基材または施工面上に、合成樹脂エマルションと
1色または2色以上の骨材とを含有する第1の吹付材を
塗布して凹凸模様を形成し、前記塗布した第1の吹付材
の乾燥前に、さらにその表面の5〜60%をマイカ薄片
が覆うような割合で、前記塗布した第1の吹付材の表面
上に乾燥後透明な樹脂層を形成し得る合成樹脂エマルシ
ョンと1色或は2色以上のマイカ薄片を含有する第2の
吹付材を部分的に塗布することを特徴とする天然石調模
様を有する装飾材の製造方法。
【0011】(2)乾燥して得られた前記天然石調模様
を有する装飾材の凸部の頂部を更に平坦にカットする工
程を含む前記(1)項に記載の天然石調模様を有する装
飾材の製造方法。
【0012】(3)マイカ薄片のサイズが0.5mm以
上である前記(1)〜(2)項のいずれかに記載の天然
石調模様を有する装飾材の製造方法。 (4)骨材が大理石粉、御影石粉、着色硅砂、有色陶磁
器粉からなる群から選ばれた骨材である前記(1)〜
(3)項のいずれかに記載の天然石調模様を有する装飾
材の製造方法。
【0013】(5)第1の吹付材が、更に1色または2
色以上の不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレークを含有
する吹付材である前記(1)〜(4)項のいずれかに記
載の天然石調模様を有する装飾材の製造方法。
【0014】(6)合成樹脂エマルションがアクリル系
樹脂のエマルションである前記(1)〜(5)項のいず
れかに記載の天然石調模様を有する装飾材の製造方法。 (7)第2の吹付材を構成する合成樹脂エマルションの
合成樹脂固形分とマイカ薄片の割合が、マイカ薄片1重
量部に対して合成樹脂固形分1〜10重量部の割合であ
る前記(1)〜(6)項のいずれかに記載の天然石調模
様を有する装飾材の製造方法。
【0015】(8)第1の吹付材を構成する合成樹脂エ
マルションの合成樹脂固形分と骨材の割合が骨材100
重量部に対して合成樹脂固形分5〜20重量部の割合で
ある前記(1)〜(7)項のいずれかに記載の天然石調
模様を有する装飾材の製造方法。
【0016】(9)不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレ
ークが、粒度0.5mm以下の骨材と合成樹脂エマルシ
ョンとからなる混合物であって、骨材100重量部と合
成樹脂エマルションの合成樹脂固形分換算で20〜10
0重量部とからなる混合物を、剥離性を有する平滑なま
たは多少の凹凸を有する平面材の上に薄く吹き付けて乾
燥させ、前記剥離性を有する平面材から剥離して得られ
るほぼ連続している厚さ1mm以下の柔軟な薄い樹脂シ
ート状物を第1の吹付材中に混入して攪拌することによ
り細片に分割して不定形の柔軟な着色薄片状樹脂フレー
クとした不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレークである
前記(5)〜(8)項のいずれかに記載の天然石調模様
を有する装飾材の製造方法。
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】本発明において基材としては、合
成樹脂エマルションと骨材とを含有する第1の吹付材を
塗布できるものであれば特に限定はなく、例えば従来よ
り用いられているこの種の建築物や構築物表面仕上用装
飾材の製造の際に用いられている基材などが同様に用い
得る。具体的には、例えば合成繊維や無機繊維からなる
織物や不織布、たとえば具体的には、アクリル繊維やポ
リエステル繊維からなる寒冷紗や不織布、ガラス繊維織
物、グラスウール不織布、合成紙などの布帛類、また布
帛類以外の基材としては、例えばコンクリートパネル押
出成形セメント板、石膏ボード、硅カル板(硅酸カルシ
ウム板)、アルミニウムシートや亜鉛引鋼板その他の金
属板、金属金網、エキスパンドメタル、ゴムシート、合
成樹脂シートなどが挙げられる。又、基材を用いずに、
直接、建築物や構築物の表面、例えば、建築物内外装壁
面や床面、支柱の表面、塀の表面、宅地造成の法面、建
築物用擁壁、高架道路や橋梁などの壁面や脚柱の外装、
横断歩道橋の外壁、トンネルなどの出入口などの表面に
後述する本発明で用いる吹付材を塗布する場合には、こ
れらの施工面も本発明の吹付材を塗布して、装飾材を形
成する対象となることは勿論である。
【0019】第1の吹付材を構成する合成樹脂エマルシ
ョンとしては、特に限定するものではないが、好ましく
は、乾燥後の性質として耐候性、対アルカリ性、耐水
性、接着性、柔軟性、耐吸水性等を満足する合成樹脂エ
マルションが好ましく、例えばアクリル系樹脂エマルシ
ョン(アクリル−ウレタン系樹脂エマルション、アクリ
ル−シリコーン系樹脂エマルションも含む)、酢酸ビニ
ル系樹脂エマルション、塩化ビニル系樹脂エマルショ
ン、ウレタン系樹脂エマルション等が挙げられる。中で
もアクリル系樹脂エマルションが比較的安価なわりに
は、耐候性の点で優れており建築物の内外装壁面或は床
面などの建築物や構築物の表面仕上用装飾材として用い
た場合など長期の耐久性を有し好ましい。
【0020】骨材としては大理石粉や御影石粉その他の
天然石粉、硅砂、陶磁器粉、プラスチック細片(いずれ
も着色されたものも含む)などの無機材料やプラスチッ
ク材料が好ましく用いられる。骨材の大きさは特に限定
するものではないが、粒度(その粒子の長径すなわち最
大径部分)は0.01mm〜2mm程度のものが好まし
く用いられる。
【0021】第1の吹付材を構成する骨材と合成樹脂エ
マルションの配合割合はどんな種類やどの様な風合の装
飾材とするかなどによっても異なってくるが、合成樹脂
エマルジョンの割合が樹脂固形分で骨材100重量部に
対し、5〜20重量部程度が好ましく、特に5〜10重
量部程度が好ましい。
【0022】この範囲の好ましい態様とすることによ
り、骨材を合成樹脂マトリックスでしっかり保持でき、
従って余り脆くならず、しかも重厚で深みのあるの風合
いを保持したまま、耐久性のある強度を有する装飾材を
得ることができる。余りに骨材が多くなり過ぎるとバイ
ンダーとしての機能も有する合成樹脂の割合が少なくな
るので得られる装飾材の機械的強度が低下したり、柔軟
性(柔軟性は曲面に施工する場合に、柔軟性を有するこ
とが好ましい。)が低下する傾向にあり、一方余りに骨
材の割合が少なくなり過ぎると重厚で深みのある風合い
が低下する傾向にあると共に、合成樹脂エマルションと
骨材とを含有する塗布材を基材に塗布した後乾燥固化す
る際、収縮などが生じ、亀裂が発生しやすくなる傾向に
ある。
【0023】合成樹脂エマルションに骨材が配合された
第1の吹付材(塗布材)には、更に必要に応じて充填
材、造膜助剤、増粘剤、消泡剤、pH調整剤などを加え
たり、粘度を調整するために水などや適宜の溶剤などを
加えてもよい。
【0024】増粘剤としては例えばメチルセルロース系
のもの(たとえば“ハイメトローズ90SH−3000
0”、信越化学(株)社製)、造膜助剤としては例えば
ブチルカルビトールアセテートなど、消泡剤としては例
えば“ノプコサントNXZ”(サンノプコサン(株)社
製)など、pH調整剤としては濃アンモニア水などが好
適に用いられるが、これらのみに限定されるものではな
い。
【0025】また、第1の吹付材中には、必要に応じて
更に1色または2色以上の不定形で柔軟な着色薄片状樹
脂フレーク(以下、着色薄片状不定形柔軟樹脂フレーク
と表現することもある。)を含有させておくことも好ま
しい。着色薄片状不定形柔軟樹脂フレークの製造法は、
特に限定するものではないが、骨材と合成樹脂エマルシ
ョンならびに必要に応じて着色材とからなる混合物を、
剥離性を有する平滑なまたは多少の凹凸を有する平面
材、例えばポリプロピレンフィルムやシート、シリコー
ンゴムシート、フッ素樹脂フィルムやシートなどの上に
不均一に部分的に非吹き付け部分が生じる程度に薄く不
均一に吹き付けて乾燥させ、前記剥離性を有する平面材
から剥離して得られるほぼ連続しているが不均一に不定
形の穴を有する柔軟な薄い樹脂シート状物を得て、この
シート状物を第1の吹付材中に混入して攪拌することに
より細片に分割されて不定形の薄片状不定形柔軟樹脂フ
レークとした着色薄片状不定形柔軟樹脂フレークが生産
効率もよく、薄く柔軟で、多少大きなサイズのものでも
容易に吹き付けガンのノズルを通り、塗布された後も、
柔軟なので、跳ね上がりなどもなく好ましい。特に得ら
れる装飾材にやや大きめの斑点模様を付与する場合に好
適に用いられる。
【0026】図3に、上記不定形の薄片状不定形柔軟樹
脂フレークを製造するのに好適なほぼ連続している柔軟
な薄い樹脂シート状物の製造工程を示した。図3におい
て、まず剥離性を有する平滑なまたは多少の凹凸を有す
る平面材30を用意し、この上に骨材と合成樹脂エマル
ションならびに必要に応じて着色材とからなる混合物3
1を、薄く吹き付けて乾燥させ(図3(a)参照)、前
記剥離性を有する平面材30から剥離して得られるほぼ
連続している柔軟な薄い樹脂シート状物33を得ること
ができる(図3(b)参照)。この図で示した例では、
柔軟な薄い樹脂シート状物33は、薄く吹き付けた厚み
の薄い部分や幅が細くなっている部分34でつながって
いるので、不均一な厚みを有する薄い穴あきの連続シー
ト状物として得られる。この図に示した例では、非吹き
付け部分32(図3(a)参照)が不均一に不定形の穴
32a(図3(b)参照)を生じている例を示したが、
必ずしも穴32aが生じる様に意図的に吹き付ける必要
はなく、穴32aは存在しなくてもよい。若し、これを
連続シート状にならない様に、すなわち、非連続に独立
してフレークとなるように斑点状に平面材上に吹き付け
ると、独立した島状の薄膜片が多数点在することにな
り、これを平面材から1つ1つ剥離していくのは手間を
要し効率が悪い。
【0027】こうして得られた柔軟な薄い樹脂シート状
物33を、第1の吹付材中に混入して攪拌することによ
り、前記柔軟な薄い樹脂シート状物33は、かなり薄く
柔軟であるので簡単にちぎれて、また、もしより薄く吹
き付けた部分や幅が細くなっている部分34などが存在
すればその部分でも極めて簡単にちぎれて、細片に分割
されて不定形の薄片状不定形柔軟樹脂フレーク35(図
3(c)参照)となり、第1の吹付材中に分散されて存
在することになる。この方法で得られる着色薄片状不定
形柔軟樹脂フレークは、生産効率もよく、薄く柔軟で、
多少大きなサイズのものでも容易に吹き付けガンのノズ
ルを通り、塗布された後も、柔軟なので、端部の跳ね上
がりなどもなく、容易に第1の吹付材の装飾性を付与す
る成分として好適に使用できる。特に得られる装飾材に
やや大きめの斑点模様を付与する場合に好適に用いられ
る。
【0028】前記薄片状不定形柔軟樹脂フレークの厚み
は、平均厚みで好ましくは1mm以下、特に0.2〜
0.9mm程度が柔軟性を有し、かつ、第1の吹付材中
に添加されて吹き付けガンなどで基材上に塗布される場
合においても、容易に吹き付けガンのノズルを通り、極
めて柔軟なので、塗布された後も跳ね上がりなどもなく
好ましい。
【0029】この薄片状不定形柔軟樹脂フレークのため
のほぼ連続している柔軟な薄い樹脂シート状物を得るた
めに用いる骨材の材質としては、第1の吹付材に用いら
れる骨材の素材と同様の素材の骨材を用い得る。ただ、
骨材の粒度は若干小さめのものが好ましく、具体的に
は、粒度(長径)が0.5mm以下、より好ましくは
0.01mm〜0.5mm程度のものが好ましく用いら
れる。また、この柔軟な薄い樹脂シート状物を形成する
ための合成樹脂エマルションとしては、第1の吹付材に
用いられる合成樹脂エマルションと同様のものを用いる
ことができる。この場合の骨材と合成樹脂エマルション
の配合割合としては、合成樹脂エマルジョンの割合が樹
脂固形分で骨材100重量部に対し、20〜100重量
部程度が好ましく、特に30〜70重量部程度が好まし
い。
【0030】次に第2の吹付材を構成する合成樹脂エマ
ルションとしては、乾燥後透明な樹脂層を形成し得る合
成樹脂エマルションであれば特に限定するものではない
が乾燥後の性質として耐候性、対アルカリ性、耐水性、
接着性、柔軟性、耐吸水性等を満足する合成樹脂エマル
ションが好ましく、例えばアクリル系樹脂エマルション
(アクリル−ウレタン系樹脂エマルション、アクリル−
シリコーン系樹脂エマルションも含む)、酢酸ビニル系
樹脂エマルション、塩化ビニル系樹脂エマルション、ウ
レタン系樹脂エマルション等が挙げられる。中でもアク
リル系樹脂エマルションが比較的安価なわりには、耐候
性の点で優れており好ましく用いられる。
【0031】マイカ薄片としては、サイズ(長径)0.
5mm以上のものが好ましく、余り小さすぎるとマイカ
薄片を用いた前述した機能が十分発揮しにくくなる。ま
た通常容易に入手できるものは、サイズが最高で10.
0mm程度である。マイカ薄片としては、白雲母、金雲
母、黒雲母など天然物の破砕したもの或はそれに着色を
施したものなどが用いられ、これらは真珠様または金属
様光沢を有している。これらの大きさは発現させたい風
合いによって大きさを変えればよく、例えば御影石調の
風合いを出したい場合には例えばサイズが2〜3mm程
度のものを主として使用するとか、より大きな結晶が存
在する風合いを発現させたい場合にはより大きなサイズ
の、例えば4〜10mmのサイズのマイカ薄片を用いれ
ばよい。
【0032】ただ、サイズの大きいものは、吹き付けガ
ンのノズルを詰まらせる恐れがあるので、その場合は吹
き付けガンを使用しない塗布方法、例えばローラーや刷
毛による塗布などの適宜の塗布方法を採用すればよい。
【0033】第2の吹付材を構成する合成樹脂エマルシ
ョンの合成樹脂固形分とマイカ薄片の割合は、マイカ薄
片1重量部に対して合成樹脂固形分1〜10重量部の割
合が好ましい。マイカ薄片の割合が余りに多すぎると、
第1の吹付材の表面への付着性が低下する傾向にあり、
マイカ薄片の割合が余りに少なすぎると、マイカ薄片を
用いた効果が小さくなる傾向にある。本発明において、
1色或は2色以上のマイカ薄片とは、もし、無色透明な
マイカ薄片を使用する場合においても、前記1色或は2
色以上のマイカ薄片のうちの1色に数える。白や黒の無
彩色のマイカ薄片であってももちろんそれぞれ1色に数
える。
【0034】以上の様にして準備した材料を用いて、本
発明の天然石調模様を有する装飾材を製造する方法を図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の天然石調模
様を有する装飾材を製造する工程を示した略断面図であ
る。
【0035】図1の(a)で示す様に、基材または施工
面7の上に例えば吹き付けガンを用いて第1の吹付材1
を吹き付け適宜の凹凸模様を形成する。この際、吹付材
を2色以上に分けて、別々の吹き付けガンから吹き付け
たり、吹き付けガンとして2頭ガンや3頭ガンなどを用
いて適宜着色模様を形成することは、かかる装飾材の製
法としてよく知られており、かかる方法を採用すること
は任意であり、且つ、好ましい方法である。勿論吹き付
けガンを用いずに適宜の他の手段で塗布してもよい。
【0036】尚、図1(a)中、2は第1の吹付材の合
成樹脂成分を示しており、4と5は骨材を示している。
6は不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレークであるが、
これは目的とする実現したい天然石調模様の種類によっ
ては用いることが好ましいが、目的とする天然石調模様
が特にかかるフレークを必要としない場合には用いなく
てもよいし、目的とする天然石調模様に応じて他の骨材
で代用してもよい。
【0037】こうして形成された第1の吹付材1が乾燥
しない内に、図1の(b)で示した様に、さらにその表
面の5〜60%をマイカ薄片が覆うような割合で、前記
塗布した第1の吹付材1の表面上にマイカ薄片を含有す
る第2の吹付材を部分的に例えば吹き付けガンを用いて
薄く吹き付ける。図1の(b)において符号8と9で示
した部分が第2の吹付材が塗布されている部分であり、
8がマイカ薄片で、9が第2の吹付材の乾燥後透明な樹
脂層を形成し得る合成樹脂成分を示している。
【0038】本発明方法に於いては第1の吹付材1が乾
燥しない内に第2の吹付材を施す必要があり、若し第1
の吹付材1が乾燥した後、第2の吹付材を施すとマイカ
薄片の端部の跳ね上がりなどが発生し、好ましくない。
こうして得られた、本発明の装飾材は天然石調の重厚な
外観風合をもった、しかも天然石特有の結晶部分が示す
鱗片状の光輝性を有し、前述した跳ね上がりや劈開によ
る剥がれなどの問題の少ない、建築物や構築物の表面仕
上などに有用な天然石調模様を有する装飾材とすること
ができる。その理由は定かではないが、合成樹脂エマル
ションとマイカ薄片とがあらかじめ混合されていること
によって、接着剤としてバインダー成分である合成樹脂
エマルションがマイカ薄片の隅々までを完全に濡らして
いて、且つ、第1の吹付材層も乾燥されていないので、
十分な接着が可能になり、マイカ薄片の剥がれなどが生
じにくくできるためと、合成樹脂エマルションとマイカ
薄片の混合物をまだ乾燥していない柔らかい第1の吹付
材の上に施すので、マイカ薄片の跳ね上がりが防止され
るものと思われる。
【0039】そして、更に必要に応じて図1(c)に示
す様に得られた装飾材の表面に乾燥後透明な樹脂層を形
成し得る合成樹脂エマルションを薄くコートしてトップ
コート層10を形成してもよい。トップコート層は、図
1(b)で得られた装飾材の少なくとも表面が乾燥され
た後に施すことが好ましい。
【0040】トップコート層に用いられる乾燥後透明な
樹脂層を形成し得る合成樹脂エマルションとしては、前
述した、第1や第2の吹付材で例示した様な合成樹脂エ
マルションを用いることができる。トップコート層は、
装飾材に表面光沢を付与したい場合とか、耐候性、耐水
性、防汚性などの性質を更に付与するために用いられる
が、すべての種類の表面仕上用装飾材に施されることが
必須のものではなく、余り表面光沢を出したくない装飾
材に仕上げる場合には使用されない。
【0041】次に、図2を用いて、乾燥して得られた本
発明の前記天然石調模様を有する装飾材(図1(b)参
照)の凸部の頂部を更に平坦にカットする工程をほどこ
して、独特の風合を出す態様(凸部平坦化カットタイプ
と略称する。)の実施例の製造工程を説明する。
【0042】図2は本発明の凸部平坦化カットタイプの
装飾材を製造する工程を示した略断面図である。図2の
(a)は、図1の(b)の段階と同じ段階を示したもの
であり、図1の(a)の段階は、図2の場合も実質的に
同じであるので、図示を省略するとともに、説明も重複
するので省略している。尚、図2において図1と同じ部
分は同じ符号を付してあるので、重複しての説明は省略
する。
【0043】図2の(a)において、図1の(b)と若
干異なる点は、図2の(a)においては、基材7の上に
形成された第1の吹付材層1の凹凸模様の凹凸がより粗
い凹凸になっている点である。
【0044】かくして形成された図1の(b)と同様の
本発明の装飾材を乾燥し、図2の(b)に示した様に形
成された装飾材の凸部の頂部を更に平坦にカットする。
カットは、例えばサンダー11により研磨する方法など
が用いられる。
【0045】こうして、表面の一部が平滑にされた、図
1とは異なる独特の表面模様を有する装飾材を得ること
ができる。そして、更に必要に応じて図2の(c)に示
した様に、得られた装飾材の表面に乾燥後透明な樹脂層
を形成し得る合成樹脂エマルションを薄くコートしてト
ップコート層10を形成してもよいことは図1で説明し
た例と同様である。
【0046】こうして得られた、本発明の装飾材は天然
石調の重厚な外観風合をもった、しかも天然石特有の結
晶部分が示す鱗片状の光輝性を有し、前述した跳ね上が
りや劈開による剥がれなどの問題の少ない、建築物や構
築物の表面仕上などに有用な前記図1で説明した装飾材
の場合とはやや異なった特有のパターンの天然石調模様
を有する装飾材とすることができる。
【0047】しかして、得られる装飾材は、図1、図2
に示したものいずれも骨材などの色を基調とし、マイカ
薄片の存在する部分は、骨材などのほかさらに鱗片状の
光輝性が加わり天然石調の豪華さと深みのある風合を酵
し出す。
【0048】また、マイカ薄片の跳ね上がりや接合性を
良くするために表面が乾燥しない内にローラー等で押し
つけると言う面倒な操作も全く必要がない。
【0049】
【実施例】以下、より具体的な実施例を挙げて更に本発
明を説明するが、本発明はこの実施例のもののみに限定
されるものではない。
【0050】実施例1 固形分50重量%のアクリル樹脂エマルション20部
(重量部、以下同じ)に、骨材としてサイズ(長径)が
0.01mm〜2mmの大理石粉50部、0.06mm
〜2mmの御影石粉10部、0.01mm〜0.06m
mの白色陶磁器粉10部、長径(最大径)が0.03〜
0.06mmの黒色に着色された硅砂30部と、図3を
引用して説明した様な方法で製造された0.3〜0.0
3mmの黒色に着色された硅砂25重量%と0.01〜
0.03mmの炭酸カルシウム75重量%の組成からな
る骨材を含むアクリル樹脂(樹脂固形分は骨材合計重量
100重量部に対し、樹脂固形分50重量部)とからな
る図3(b)に示した様なほぼ連続しているが不均一に
不定形の穴を有する柔軟な薄いアクリル樹脂シート状物
(平均厚み0.5mm、但し、厚みは不均一で薄いとこ
ろと厚いところが不均一に存在する)を5部、増粘剤と
して濃度3%の“ハイメトローズ90SH−3000
0”(信越化学工業株式会社製)7.5部、消泡剤とし
て“ノプコサントNXZ”(サンノプコ株式会社製)
0.02部、更に濃アンモニア水0.2部、水道水5部
を混合したものを撹拌することにより、前記柔軟な薄い
アクリル樹脂シート状物を薄片状不定形柔軟樹脂フレー
ク状に細片に分割して第1の吹付材を得る。
【0051】この第1の吹付材を、口径10mmの吹付
けガンを用いてサイズ60cm×60cmのポリエステ
ル繊維からなる不織布表面上に2.5〜3.5kg/m
2 になるように吹付けて図1(a)に示した様な凹凸模
様を有する第1の吹付材層を形成する。
【0052】この第1の吹付材が固化する前に、サイズ
が0.5〜5mmの無色透明なマイカ薄片100重量部
に対してアクリル樹脂エマルション樹脂固形分にして5
00重量部の割合で配合した第2の吹付材を第1の吹付
材層の表面積の30%程度をマイカ薄片が占める様な割
合で、ノズル口径6mmの吹き付けガンを用いて部分的
に間欠的に吹き付けて室温で36時間放置し乾燥して図
1(b)に示す様な装飾材を製造した。
【0053】得られた装飾材は、御影石調で黒いやや大
きめの斑点模様(薄片状不定形柔軟樹脂フレークが現れ
た模様)も有し、重厚な外観風合をもった、しかも御影
石特有の結晶部分が示す鱗片状の光輝性を有し、マイカ
薄片の端部の跳ね上がりや劈開による剥がれなどの欠点
もない、建築物や構築物の表面仕上などに有用な御影石
調模様を有する装飾材が得られた。
【0054】実施例2 実施例1と同様にして図2の(b)に示した様なやや凹
凸模様の粗い御影石調模様を有する装飾材を形成した。
【0055】この装飾材が乾燥固化した後、図2の
(b)に示した様に装飾材層1の凸部頂部をカット面が
全体の60%程度を占るようにサンダーで研削してカッ
トした。次いで、サンダーの研削による塵など清掃除去
後、図2の(c)に示した様にトップコートとして、乾
燥すると透明になるアクリル−シリコーン系樹脂エマル
ション塗料を口径1.0mmの塗料ガンを用いて2回塗
布により0.2〜0.3kg/m2 となるように均一に
塗布仕上げた。
【0056】仕上り品は光輝性のある御影石調で黒いや
や大きめの斑点模様も有し、重厚な外観風合をもった、
しかも御影石特有の結晶部分が示す鱗片状の光輝性を有
し、マイカ薄片の端部の跳ね上がりや劈開による剥がれ
などの欠点もない、独特の平滑部パターン模様を有する
建築物や構築物の表面仕上などに有用な御影石調の装飾
材が得られた。
【0057】
【発明の効果】本発明の装飾材の製造方法の発明によれ
ば、天然石調の重厚な外観風合をもった、しかも天然石
特有の結晶部分が示す鱗片状の光輝性を有し、マイカ薄
片の端部の跳ね上がりや劈開による剥がれなどの問題の
少ない、建築物や構築物の表面仕上などに有用な天然石
調模様を有する装飾材の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の天然石調模様を有する装飾材を製造す
る工程を示した略断面図。
【図2】本発明の凸部平坦化カットタイプの天然石調模
様を有する装飾材を製造する工程を示した略断面図。
【図3】ほぼ連続している柔軟な薄い樹脂シート状物の
製造工程を示した概略斜視図。
【図4】従来法の製造工程による天然石調模様を有する
装飾材を説明する為の断面図。
【符号の説明】
1 第1の吹付材 2 合成樹脂成分 3、4、5 骨材 6 不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレーク 7 基材または施工面 8 マイカ薄片 9 第2の吹付材の合成樹脂成分 10 トップコート層 11 サンダー 20a、20b、20c マイカ薄片 21 装飾材 30 平面材 31 骨材と合成樹脂エマルションとからなる混合物 32 非吹き付け部分 32a 不定形の穴 33 ほぼ連続している柔軟な薄い樹脂シート状物 34 厚みの薄い部分や幅が細くなっている部分 35 不定形の薄片状不定形柔軟樹脂フレーク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E04F 13/18 E04F 13/18 A (56)参考文献 特開 平7−100991(JP,A) 特開 平6−330598(JP,A) 特開 平9−165894(JP,A) 特開 平6−142605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 5/06 B32B 3/30 B32B 5/16 B32B 19/02 B32B 33/00 E04F 13/18

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材または施工面上に、合成樹脂エマル
    ションと1色または2色以上の骨材とを含有する第1の
    吹付材を塗布して凹凸模様を形成し、前記塗布した第1
    の吹付材の乾燥前に、さらにその表面の5〜60%をマ
    イカ薄片が覆うような割合で、前記塗布した第1の吹付
    材の表面上に乾燥後透明な樹脂層を形成し得る合成樹脂
    エマルションと1色或は2色以上のマイカ薄片を含有す
    る第2の吹付材を部分的に塗布することを特徴とする天
    然石調模様を有する装飾材の製造方法。
  2. 【請求項2】 乾燥して得られた前記天然石調模様を有
    する装飾材の凸部の頂部を更に平坦にカットする工程を
    含む請求項1に記載の天然石調模様を有する装飾材の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 マイカ薄片のサイズが0.5mm以上で
    ある請求項1〜2のいずれかに記載の天然石調模様を有
    する装飾材の製造方法。
  4. 【請求項4】 骨材が大理石粉、御影石粉、着色硅砂、
    有色陶磁器粉からなる群から選ばれた骨材である請求項
    1〜3のいずれかに記載の天然石調模様を有する装飾材
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1の吹付材が、更に1色または2色以
    上の不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレークを含有する
    吹付材である請求項1〜4のいずれかに記載の天然石調
    模様を有する装飾材の製造方法。
  6. 【請求項6】 合成樹脂エマルションがアクリル系樹脂
    のエマルションである請求項1〜5のいずれかに記載の
    天然石調模様を有する装飾材の製造方法。
  7. 【請求項7】 第2の吹付材を構成する合成樹脂エマル
    ションの合成樹脂固形分とマイカ薄片の割合が、マイカ
    薄片1重量部に対して合成樹脂固形分1〜10重量部の
    割合である請求項1〜6のいずれかに記載の天然石調模
    様を有する装飾材の製造方法。
  8. 【請求項8】 第1の吹付材を構成する合成樹脂エマル
    ションの合成樹脂固形分と骨材の割合が骨材100重量
    部に対して合成樹脂固形分5〜20重量部の割合である
    請求項1〜7のいずれかに記載の天然石調模様を有する
    装飾材の製造方法。
  9. 【請求項9】 不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレーク
    が、粒度0.5mm以下の骨材と合成樹脂エマルション
    とからなる混合物であって、骨材100重量部と合成樹
    脂エマルションの合成樹脂固形分換算で20〜100重
    量部とからなる混合物を、剥離性を有する平滑なまたは
    多少の凹凸を有する平面材の上に薄く吹き付けて乾燥さ
    せ、前記剥離性を有する平面材から剥離して得られるほ
    ぼ連続している厚さ1mm以下の柔軟な薄い樹脂シート
    状物を第1の吹付材中に混入して攪拌することにより細
    片に分割して不定形の柔軟な着色薄片状樹脂フレークと
    した不定形で柔軟な着色薄片状樹脂フレークである請求
    項5〜8のいずれかに記載の天然石調模様を有する装飾
    材の製造方法。
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