JP3277163B2 - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、静電写
真複写機、ファクシミリなどの画像処理装置から排出さ
れる用紙を、指定された特定のメールビンまたはスタッ
カに収納するようにした用紙処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワーク
ステーションなどの情報処理機器のネットワーク化に伴
って、1台の例えばプリンタを複数のユーザー(ここで
は個人もしくは一纏まりのグループを各々ユーザーと称
している。)で共用するケースが目立っている。
【0003】この所謂ネットワークプリンタには、各ユ
ーザーからの印刷情報に基づいて、プリンタから排出さ
れる用紙が各ユーザー固有のメールビンに収納されるよ
うにした用紙処理装置、即ち、各ユーザーが個別にメー
ルビンを持つように、複数のメールビンの一つとユーザ
ーとを1対1で対応させるようにしたところの、一般に
メールボックスと称される複数のメールビンを備えた用
紙処理装置を装備することが望まれる。
【0004】また、ネットワーク化とは別に、画像処理
装置の高速化に伴い、用紙処理装置においては、大容量
の用紙をスタックできるようにすることが望まれ、更に
は、用紙を綴じ処理できるようにすることも望まれる。
【0005】これらの要望を満たし得る用紙処理装置と
しては、図7に示す構成の用紙処理装置が公知である。
【0006】この用紙処理装置41は、プリンタ42か
ら排出される用紙の導入経路43を分岐して、スタック
用紙の綴じ処理手段44を備えた処理ステーション45
を、上部側への分岐経路43aに連ねて配置すると共
に、下部側への分岐経路43bに連ねて用紙搬送手段4
7を配置し、かつ、この用紙搬送手段47に対応させる
ように装置本体52の下部側に、所謂メール用のビン4
8を上下複数段にわたって固定的に配置している。
【0007】そして、このメールビン48群の上部側
に、処理ステーション45から繰り出された用紙を大量
に収納するスタッカ46を、上下方向に移動可能に配置
する一方、用紙収納先の指定情報に基づいて、用紙を指
定されたメールビン48またはスタッカ46に給紙する
給紙手段49を備えて成る。
【0008】上記の給紙手段49は、用紙収納先の指定
情報に基づいて、用紙搬送手段47とスタッカ46と
に、それぞれ用紙を切り換え給紙する第1フラッパー5
0と、用紙搬送手段47に給紙された用紙を指定された
メールビン48に切り換え給紙する第2フラッパー51
とを備えて成り、従って、かゝる構成の用紙処理装置4
1によれば、必要に応じて綴じ処理した用紙を、スタッ
カを下降させることで大量にスタックできることは勿
論、各情報処理機器に個別のメールビンを持たせること
が可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かゝる構成
の用紙処理装置41では、用紙を綴じ処理して、これを
情報処理機器に関連させたメールビン48に取り出せな
い点で改善の余地があった。
【0010】そこで本発明者は、図6に示すように、メ
ールビン66への綴じ処理用紙の取り出しを可能にした
用紙処理装置62を開発したのである。
【0011】この用紙処理装置62は、スタック用紙の
綴じ処理手段63を備えた処理ステーション64を、装
置本体65内で上下方向に移動可能に配置し、この処理
ステーション64から繰り出された用紙を収納するメー
ル用のビン66を、装置本体65の上部側に上下複数段
にわたって固定的に配置する一方、これらメールビン6
6群の下部側に、スタッカ61を上下方向に移動可能に
配置し、かつ、用紙を指定されたメールビン66または
スタッカ61に給紙させるために、前記処理ステーショ
ン64を用紙収納先の指定情報に基づいて昇降させる制
御手段を備えて成る。
【0012】上記の構成によれば、必要に応じて綴じ処
理した用紙をスタッカ61に大量にスタックできること
は勿論、ユーザーに関連させたメール用のビン66に、
用紙を綴じ処理して取り出すことができる。
【0013】しかし、かゝる構成の用紙処理装置62に
あっては、用紙綴じ処理手段63を備えた重量物の処理
ステーション64を昇降させる上で、その昇降構造が複
雑で大掛かりになると共に、強力な駆動昇降手段を要す
ることから、コスト的にやゝ高く付き、更に、大型の処
理ステーション64を用紙処理装置62内で昇降させる
上で、装置の大型化を招く点で問題がある。
【0014】ここで、後々の用紙束の仕分け作業を楽に
行えるようにする上で、一文書当たり複数枚の用紙をペ
ージ順に複数部、連続的にプリントする場合は、用紙束
を各部毎で区切って、メールビンまたはスタッカに取り
出し、或いは、複数の文書を連続的にプリントする場合
は、一文書毎の用紙束を区切って、メールビンまたはス
タッカに取り出すことが好適であり、これが新たな要望
として挙げられる。
【0015】この要望を満たすには、処理ステーション
にオフセット排紙の機能を有せしめることで解決される
が、処理ステーションを昇降可能に構成した上で、オフ
セット排紙の機能を備えさせることは、構造が一層複雑
になり、コスト的に非常に高いものとなる。
【0016】本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたも
ので、本発明の第1の目的は、必要に応じて綴じ処理し
た用紙を、どのメールビンまたはスタッカにも取り出せ
る用紙処理装置を小型で安価に提供する点にあり、これ
に加えて第2の目的は、オフセット排紙の機能を備えた
用紙処理装置を、シンプルな構成にして安価に提供する
点にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた技術的手段は次の通りである。即
ち、請求項1記載の発明では、画像形成用紙の導入口に
連ねて装置本体内に、用紙を下向きに搬送する給紙搬送
装置を配置すると共に、この給紙搬送装置から給紙され
る用紙を順次スタックする処理ステーションを、スタッ
クされた複数枚 の用紙にステイプルを打ち込むスタック
用紙の綴じ処理手段を備えた状態で装置本体4内に固定
的に配置し、この処理ステーションから上向きに繰り出
された用紙を収納するメールビンを、前記装置本体の上
部側に上下複数段にわたって固定的に配置する一方、こ
れらメールビン群の下部側に、大容量の用紙収納用スタ
ッカの少なくとも一つを上下方向に移動可能に配置し、
かつ、用紙収納先の指定情報に基づいて、用紙を指定さ
れたメールビンまたはスタッカに給紙する給紙手段を備
えて成り、更に、前記給紙手段が、前記メールビン群へ
の用紙搬送手段とスタッカとに、それぞれ用紙を切り換
え給紙する第1フラッパーと、前記用紙搬送手段に給紙
された用紙を指定されたメールビンに切り換え給紙する
第2フラッパーとを備えて成る点に特徴がある。
【0018】
【0019】請求項記載の発明では、前記処理ステー
ションに、用紙の幅揃え用カーソルを備えさせ、更に、
情報処理機器よりのオフセット排紙の指令情報に基づい
て、前記カーソルを用紙の幅揃え状態で紙幅方向に移動
させるオフセット手段を備えさせている。
【0020】請求項1記載の発明によれば、処理ステー
ションから繰り出される用紙について、これに必要に応
じて綴じ処理が行われて、この用紙がメール用のビン
と、大容量の用紙の収納が可能なスタッカとに、切り換
え給紙されるもので、処理ステーションを固定的に配置
したことで、必要に応じて綴じ処理した用紙を、どのメ
ールビンまたはスタッカにも取り出せる用紙処理装置を
小型で安価に提供することができる。
【0021】これに加えて請求項記載の発明によれ
ば、処理ステーションを固定的に配置した上で、これに
用紙の幅揃え用カーソルと、このカーソルを紙幅方向に
移動させるオフセット手段とを備えさせたことで、オフ
セット排紙の機能を備えた用紙処理装置を安価に提供す
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2はプリンタ(画像処
理装置の一例)1に連設される用紙処理装置2を示し、
図3及び図4にも示すように、画像形成用紙の導入口3
に連ねて装置本体4内に、用紙を下向きに搬送する給紙
搬送装置5を配置すると共に、この給紙搬送装置5から
給紙される用紙を順次スタックする処理ステーション6
を、装置本体4内に固定的に配置し、かつ、この処理ス
テーション6に、スタックされた複数枚の用紙にステイ
プルを打ち込む用紙綴じ処理手段7と、用紙の幅揃え手
段8とを備えている。
【0023】そして、前記処理ステーション6から上向
きに繰り出される用紙を収納するための所謂メール用の
ビン9を、装置本体4の上部側に上下複数段にわたって
固定的に配置する一方、これらメールビン9群の下部側
に、下降に伴って大容量の用紙の収納が可能なスタッカ
10を上下方向に移動可能に配置し、かつ、用紙収納先
の指定情報に基づいて、用紙を指定されたメールビン9
またはスタッカ10に給紙する給紙手段11を設けてい
る。
【0024】上記の給紙搬送装置5は、次のように構成
されている。即ち、フィードローラ対12と、ブラシロ
ーラと補助ローラとによる複数組のローラ対(第1〜第
4の4組を図示している。)13a〜13dとを、その
順に用紙搬送路14に配置すると共に、用紙搬送路14
の経路変曲部にもフィードローラ対15を配置し、更
に、第1〜第3のローラ対13a〜13c間に、内側搬
送路14aと外側搬送路14bとを形成するための搬送
ガイド板16を配置すると共に、この内外の搬送路14
a,14bに用紙を切り換え給紙するための経路切り換
え爪17を、前記フィードローラ対15の近傍に配設し
ている。
【0025】そして、第2〜第4ローラ対13b〜13
dの上流側に、それらの上流側のローラ対13a〜13
cから給紙される用紙を、そのまま通過させる状態と、
処理ステーション6側に経路変更させる状態とに切り換
える経路切り換え爪18a〜18cを配置して、最小サ
イズの用紙を第4ローラ対13dを通して、小サイズ用
を第3ローラ対13cを通して、中サイズ用紙を第2ロ
ーラ対13bを通して、大サイズ用紙を第1ローラ対1
3aを通して、それぞれ処理ステーション6に給紙させ
るようにしている。
【0026】前記処理ステーション6は、2個の用紙受
け部材19,19を180度の位相をもって設けたエン
ドレスベルト20を、前記給紙搬送装置5による用紙の
搬送方向とは逆方向に回動可能に配置して成るもので、
前記給紙搬送装置5から給紙される用紙は、図示するよ
うに、用紙受け部材19が最下方に位置した状態で、こ
の用紙受け部材19にスタックされるのであり、かつ、
このスタックされた用紙は、必要に応じて用紙綴じ処理
手段7により綴じ処理されるのである。
【0027】一方、用紙の幅揃え手段8は、最大幅の用
紙を受入れる一対の幅揃え用カーソル21を、互いに同
期して紙幅方向に接近ならびに離間可能に設けて成り、
最大幅の用紙受入れ位置をホームポジションにして、か
つ、プリンタ1から繰り出し給紙される用紙サイズデー
タを基にして、処理ステーション6に用紙がスタックさ
れる度に、この用紙の幅揃えを行うように構成されてい
る。
【0028】そして、この用紙の幅揃え手段8は、処理
ステーション6への最終用紙のスタック情報とメールビ
ン9またはスタッカ10への用紙のオフセット排紙の情
報とに基づいて、最終用紙のスタック情報を入力する度
に、前記カーソル21を用紙の幅揃え状態で紙幅方向に
移動させるオフセット手段(図示せず)を備えている。
【0029】給紙手段11は、メールビン9群への用紙
搬送手段23とスタッカ10とに、それぞれ用紙を切り
換え給紙する第1フラッパー24を、前記エンドレスベ
ルト20の上部側に配置すると共に、上記の用紙搬送手
段23に給紙された用紙を指定されたメールビン9に切
り換え給紙する第2フラッパー25を、最上位のメール
ビン9を対象外にして、各メールビン9へのフィードロ
ーラ対26の上流側に配置して成り、かつ、必須の要件
ではないが、各フラッパー24,25において、用紙を
下流側に通過させる姿勢(図2に実線で示す姿勢)をホ
ームポジションとしている。
【0030】尚、スタッカ10は、上下のフーリ27,
28にわたって巻回された複数本のエンドレスの歯付き
ベルト29に設けられており、収納用紙の量に応じて下
降することで、大容量の用紙をスタックできるようにな
っている。
【0031】次に、図5に示すように、1台のプリンタ
1に複数台のパーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ン)P1〜P3がネットワーク接続されており、A〜E
のユーザーがプリンタ1をシェアするケースにおいて、
ユーザーCが、プリンタ1に一文書当たり複数枚の用紙
の1部プリント及び綴じ処理を指定し、かつ、その複数
枚の綴じ処理用紙を中央の第3段目のメールビン9に取
り出すことを指示した場合の用紙束の取り出しについて
説明する。
【0032】先ずは、給紙搬送装置5を通してプリンタ
1から給紙される用紙は、処理ステーション6に順次ス
タックされ、かつ、用紙がスタックされる度に、幅揃え
手段8が用紙の幅揃えを行い、指定された複数枚の用紙
のスタックが完了すると、即ち、最終用紙のスタック情
報を基にして、用紙綴じ処理手段7が用紙束にステイプ
ルを打ち込む。
【0033】一方、用紙処理装置2においては、パソコ
ンP1の指定による綴じ処理用紙の取り出し情報を基に
して、図4に実線で示すように、第3段目のメールビン
9に対応する第2フラッパー25のみが、この第3段目
のメールビン9への給紙形態に切り換えられるのであ
り、かつ、上記した最終用紙のスタック情報を基にし
て、処理ステーション6のエンドレスベルト20が駆動
されることで、上記の綴じ処理された用紙束が第3段目
のメールビン9に繰り出し給紙されるのである。
【0034】尚、一文書当たり複数枚の用紙をページ順
に複数部、連続的にプリントする場合は、パソコンP1
からの部数指定の情報に基づいて、上記の用紙束の取り
出し処理が繰り返し行われる。
【0035】また、複数の文書を連続的にプリントする
場合は、パソコンP1からの複数文書の連続プリント情
報と、一文書当たりのプリント完了の情報とに基づい
て、上記した用紙束の取り出し処理が一文書毎で繰り返
し行われるのである。
【0036】ここで、必要に応じてオフセット排紙を指
定すれば、その情報を基にして、図示しないオフセット
手段が機能することで、用紙束を各部毎に区切ってメー
ルビン9に取り出すことができる。このオフセット排紙
については、後述の説明で明らかになる。
【0037】スタッカ10への用紙の取り出しは、メー
ルビン9と同じく、パソコンよりのトレイ指定によって
行われるが、メールビンが各ユーザーに対して固定的に
使用されるのに対し、個別ユーザーに帰属しない共用ス
タッカとして扱われる。つまり、いずれのユーザーであ
っても、大容量のプリント出力を望む場合に使用可能で
あり、更に、このスタッカ10の複数を所定の間隔を隔
ててベルト29に設けて、下部側のスタッカ10から順
に、用紙を分配給紙させるようにしてもよいのである。
【0038】次に、スタッカ10への用紙束の取り出し
について、綴じ処理を行わずに、かつ、オフセット排紙
の形態で、複数枚の用紙をページ順に複数部、連続的に
プリントする場合について説明する。
【0039】この際、給紙搬送装置5を通してプリンタ
1から給紙される用紙が、処理ステーション6に順次ス
タックされ、かつ、用紙がスタックされる度に、幅揃え
手段8が用紙の幅揃えを行うことは、用紙束取り出しの
何れ形態においても、同じに行われることである。
【0040】一方、用紙処理装置2においては、ユーザ
ーによるパソコンからのスタッカ指定により、給紙手段
11の第1フラッパー24が、スタッカ10への給紙形
態に切り換えられるのであり、かつ、指定された複数枚
の用紙のスタックが完了すると、即ち、最終用紙のスタ
ック情報を基にして、処理ステーション6のエンドレス
ベルト20が駆動されることで、幅揃えされた用紙束が
綴じ処理されずに、そのままスタッカ10に繰り出し給
紙されるのである。
【0041】この間に、次に束ねる用紙が処理ステーシ
ョン6にスタックされ、かつ、その用紙の幅揃えが行わ
れるのであり、そして、指定された複数枚の用紙のスタ
ックが完了すると、その最終用紙のスタック情報を基に
して、更に、指定されたオフセット排紙の情報とに基づ
いて、前記オフセット手段が、前記カーソル21を用紙
の幅揃え状態で紙幅方向の一側に、これを用紙束と共に
やゝ移動させるのである。
【0042】これにやゝ遅れて、かつ、最終用紙のスタ
ック情報を基にして、処理ステーション6のエンドレス
ベルト20が駆動されることで、紙幅方向の一側にやゝ
移動された用紙束が、先の工程でスタッカ10に取り出
された用紙束の上部に、やゝ位置ずれして取り出される
のであり、爾後は、複数部のの用紙束の最終取り出しを
完了するまで、最終用紙のスタック情報を入力する度
に、前記カーソル21が元の位置に戻り移動すること
と、紙幅方向の一側にやゝ移動することを繰り返し行う
のであって、これによって、複数部の用紙束は、束毎で
区切られた状態でスタッカ10に取り出されることにな
り、従って、後々の用紙束の仕分け作業を楽に行うこと
ができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による用紙
処理装置は、処理ステーションから繰り出される用紙に
ついて、これに必要に応じて綴じ処理を行って後に、こ
の用紙をメール用のメールビンと、大容量の用紙の収納
が可能なスタッカとに、切り換え給紙させるものであっ
て、用紙綴じ処理手段を備えた処理ステーションを固定
的に配置したことで、この処理ステーションを昇降させ
る構成に比較して、装置全体の構造が簡単なものとな
り、かつ、強力な駆動昇降手段も要しないことから、請
求項1記載の発明によれば、必要に応じて綴じ処理した
用紙を、どのメールビンまたはスタッカにも取り出せる
用紙処理装置を小型で安価に提供できる。
【0044】これに加えて、請求項記載の発明によれ
ば、処理ステーションを固定的に配置した上で、これに
用紙の幅揃え用カーソルと、このカーソルを紙幅方向に
移動させるオフセット手段とを備えさせたことで、オフ
セット排紙の機能を備えた用紙処理装置を安価に提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙処理装置を装備させたプリンタの斜視図で
ある。
【図2】用紙処理装置の縦断側面図である。
【図3】用紙処理装置の給紙搬送装置ならびに処理ステ
ーションの詳細図である。
【図4】用紙処理装置のメールビン群の詳細図である。
【図5】ネットワークプリンタの概略説明図である。
【図6】本発明を比較する用紙処理装置の概略の縦断側
面図である。
【図7】従来例の用紙処理装置の概略の縦断側面図であ
る。
【符号の説明】3…導入口、 4…装置本体、5…給紙搬送装置、6…処
理ステーション、7…用紙綴じ処理手段、9…メールビ
ン、10…スタッカ、11…給紙手段、21…用紙の幅
揃え用カーソル、23…用紙搬送手段、24…第1フラ
ッパー、25…第2フラッパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/11 B65H 31/30 B65H 33/08 B65H 37/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成用紙の導入口に連ねて装置本体
    内に、用紙を下向きに搬送する給紙搬送装置を配置する
    と共に、この給紙搬送装置から給紙される用紙を順次ス
    タックする処理ステーションを、スタックされた複数枚
    の用紙にステイプルを打ち込むスタック用紙の綴じ処理
    手段を備えた状態で装置本体4内に固定的に配置し、こ
    の処理ステーションから上向きに繰り出された用紙を収
    納するメールビンを、前記装置本体の上部側に上下複数
    段にわたって固定的に配置する一方、これらメールビン
    群の下部側に、大容量の用紙収納用スタッカの少なくと
    も一つを上下方向に移動可能に配置し、かつ、用紙収納
    先の指定情報に基づいて、用紙を指定されたメールビン
    またはスタッカに給紙する給紙手段を備えて成り、更
    に、前記給紙手段が、前記メールビン群への用紙搬送手
    段とスタッカとに、それぞれ用紙を切り換え給紙する第
    1フラッパーと、前記用紙搬送手段に給紙された用紙を
    指定されたメールビンに切り換え給紙する第2フラッパ
    ーとを備えて成ることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理ステーションが、用紙の幅揃え
    用カーソルを備えると共に、情報処理機器よりのオフセ
    ット排紙の指令情報に基づいて、前記カーソルを用紙の
    幅揃え状態で紙幅方向に移動させるオフセット手段を備
    えて成る請求項1記載の用紙処理装置。
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