JP2008056421A - 画像形成システム、及び排紙方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】オフラインで複数のコレータ装置を用いて丁合する場合に、印刷物の取り扱いを容易にして作業効率を向上することが可能な画像形成システムを得ることを目的とするものである。
【解決手段】画像形成手段により、同一画像が形成された用紙が連続して複数枚排紙されるグループ出力を行う際に、後処理手段により、予め決められた仕分け枚数に基づいてグループ出力内でオフセット排紙を行う。
【選択図】図11

Description

本発明は、印刷JOBに基づいて電子写真複写機、プリンタ、印刷機等の画像形成装置により画像を形成された用紙をずらしてオフセットして排紙する後処理手段を有する画像形成システムに関し、特に印刷JOBをグループ出力でオフセット排紙する制御に関するものである。
従来、印刷JOBに基づき印刷をする場合に出力する用紙の仕分け方法としてグループ出力とソート出力というものがある。例えば1部あたりPページの画像データからなる出力群をC部出力する印刷JOBである場合には、グループ出力は、一の画像データに基づいて同一画像を連続してC部の印刷を行い、これをPページの画像データまで繰り返し行うものであり、ソート出力は、印刷部毎に1ページからPページまでの画像データに基づく印刷を、C部になるまで繰り返すものである。
また近年、電子写真方式の画像形成装置がPOD(プリントオンデマンド)等の軽印刷の分野で使用されるようになり、電子写真方式の画像形成装置が大量印刷の出力に用いられるようになってきている。更に、その大量印刷されたシートにより製本処理する際に、オフラインでコレータ装置(丁合機ともいう)を用いて丁合する場合がある。コレータ装置の例としては特許文献1に記載のものがある。
コレータ装置では、製本対象となるシート毎にコレータ装置の異なる給紙段に載置する必要があり、その作業は通常は、オフラインで手作業にて行われる。その際に画像形成装置においては、印刷された用紙がグループ出力で仕分けされるようにすることが作業効率上、好ましい。
このような場合に印刷物の取り扱いを容易にするために仕分けたグループ出力毎に仕切紙を挿入するものがある(特許文献2参照)。
また、印刷物の取り扱いを容易にする他の方式として、仕切紙ではなく排紙を排紙トレイ上での排紙位置をずらして排紙する、所謂オフセット排紙が行うものがある(特許文献3参照)
図14は、グループ出力を行い、1台のコレータ装置の給紙段へセットする、作業工程を示す説明図である。図14(a)は後処理装置Bにおいてグループ出力でオフセット排紙を行った状態を示す説明図である。同図に示す例は、1部あたり3ページの画像データからなる出力群を6部出力する印刷JOBの場合である。
G1、G2、G3は同一画像からなるグループ出力であり数字はページ数を表している。グループ出力G1、G3に対してG2は排紙位置をずらしている、つまりオフセット排紙されている。
図14(b)はコレータ装置の給紙段に図14(a)のグループ出力した用紙をセットした状態及び、丁合を行った状態を示したものである。同図においてC1はコレータ装置であり、C11は給紙段、C12は排紙皿である。給紙段C11は3段の給紙段を有している。図14(a)で排紙されたグループ出力G1、G2、G3をオフラインで、ユーザが手作業により図14(b)の給紙段C11の各給紙段にセットする。給紙段C11にセットされた用紙はコレータ装置C1で丁合されて、排紙皿C12に丁合された状態で排紙される。
特開平06−247575号公報 特開2002−240399号公報 特開平10−194569号公報
生産性を向上させるために1台のコレータ装置ではなく2台以上のコレータ装置を用いて並列に丁合処理を実行させたい場合がある。その場合に、上記特許文献2のグループ出力毎に仕切紙を挿入する方式では、ひとまとまりのグループ出力の束を作業者がコレータ装置の台数分に仕分けた後に、それぞれのコレータ装置の給紙段に載置する必要が生じ、作業効率が悪いという問題がある。
本発明は上記問題に鑑み、オフラインで複数のコレータ装置を用いて丁合する場合に、印刷物の取り扱いを容易にして作業効率を向上することが可能な画像形成システムを得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.少なくとも、用紙に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された用紙の排紙位置をずらしてオフセット排紙を行う後処理手段と、を有し、前記画像形成手段により、同一画像が形成された用紙が連続して複数枚排紙される際に、前記後処理手段により、予め決められた仕分け枚数に基づいてオフセット排紙を行うことを特徴とする画像形成システム。
2.印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された用紙の排紙位置をずらしてオフセット排紙を行う後処理手段と、仕分け条件を取得する仕分け条件取得手段と、前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成するグループ出力を行い、前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記後処理手段によるオフセット排紙を行わせる排紙制御手段と、を有することを特徴とする画像形成システム。
3.前記仕分け枚数情報は、印刷JOBのグループ出力枚数Cを前記仕分け条件取得手段から取得した分割数nで割った値、C/nであることを特徴とする2に記載の画像形成システム。
4.排紙された用紙に、前記仕分け枚数情報に基づいてグループ出力内で仕切紙の挿入を行う仕切紙挿入手段を有し、前記排紙制御手段は、前記オフセット排紙、前記仕切紙の挿入、の少なくとも一方を行うことを特徴とする2又は3に記載の画像形成システム。
5.前記後処理手段は、仕切紙の供給を行う挿入紙トレイを有し、前記仕切紙の挿入は、前記挿入紙トレイからの給紙により行うことを特徴とする4に記載の画像形成システム。
6.印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段から排紙された用紙に仕切紙の挿入を行う仕切紙挿入手段と、仕分け条件を取得する仕分け条件取得手段と、前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成するグループ出力を行い、前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記仕切紙挿入手段による仕切紙挿入を行わせる排紙制御手段と、を有することを特徴とする画像形成システム。
7.前記仕分け枚数情報は、印刷JOBのグループ出力枚数Cを前記仕分け条件取得手段から取得した分割数nで割った値、C/nであることを特徴とする6に記載の画像形成システム。
8.仕切紙の供給を行う挿入紙トレイを有すると共に前記画像形成手段から排紙された用紙に後処理を行う後処理手段を有し、前記仕切紙の挿入は、前記挿入紙トレイからの給紙により行うことを特徴とする6又は7に記載の画像形成システム。
9.印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された用紙の排紙位置をずらしてオフセット排紙を行う後処理手段と、を有する画像形成システムの排紙方法であって、
仕分け条件を取得する仕分け条件所得工程と、画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成工程と、前記仕分け条件所得工程で取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成しグループ出力する工程と、前記仕分け条件取得工程で取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記後処理手段によるオフセット排紙を行う排紙工程と、を有することを特徴とする画像形成システムの排紙方法。
10.印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段から排紙された用紙に仕切紙を挿入する仕切紙挿入手段と、を有する画像形成システムの排紙方法であって、
仕分け条件を取得する仕分け条件所得工程と、画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成工程と、前記仕分け条件所得工程で取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成しグループ出力する工程と、前記仕分け条件取得工程で取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記仕切紙挿入手段による仕切紙挿入を行う排紙工程と、を有することを特徴とする画像形成システムの排紙方法。
11.前記仕分け枚数情報は、印刷JOBのグループ出力枚数Cを前記仕分け条件取得手段から取得した分割数nで割った値、C/nであることを特徴とする9又は10に記載の画像形成システムの排紙方法。
本発明によれば、オフラインで複数のコレータ装置を用いて丁合する場合に、印刷物の取り扱いを容易にして作業効率を向上することが可能な画像形成システム、を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
本実施の形態に適用できる画像形成手段としては、電子写真複写機、プリンタ、印刷機等が適用可能であるが、電子写真複写機を例に取り説明する。
図1は、画像形成システムの正面断面図である。画像形成システムは画像形成装置(画像形成手段)A、後処理装置(後処理手段)B、自動原稿送り装置DF、大容量給紙装置LT、からなる。
[画像形成装置]
画像形成装置(画像形成手段)Aは、画像読取部1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙搬送手段5、定着装置6、を有している。
画像形成部4は、感光体ドラム4A、帯電手段4B、現像手段4C、転写手段4D、分離手段4E、クリーニング手段4F等から構成されている。
給紙搬送手段5は給紙カセット5A、第1給紙手段5B、第2給紙手段5C、搬送手段5D、排紙手段5E、自動両面コピー給紙手段(ADU)5Fを備えている。
画像形成装置Aの上部前面側には、入力手段及び表示手段から成る操作表示手段8が配置されている。画像形成装置Aの上部には、自動原稿送り装置DFが搭載されている。画像形成装置Aの図示左側面の排紙手段5E側には、後処理装置Bが連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿は画像読取部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読み取られ、光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2におけるアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等の処理後に、画像書込部3に送られる。
画像書込部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。
第1給紙手段5Bにより給送された用紙Sは転写手段4Dにより画像が用紙Sに転写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置6により加熱加圧定着され、排紙手段5Eから中間搬送ユニットB1に送り込まれる。あるいは、自動両面コピー給紙手段5Fに送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再び画像形成部4において両面画像処理後、排紙手段5Eにより排出され、中間搬送ユニットB1に送り込まれる。
[大容量給紙装置]
大容量給紙装置LTは、用紙積載手段7A、第1給紙手段7B等から成り、連続して大量の用紙Sを給送して画像形成装置Aに送り込む。
[後処理装置]
後処理装置(後処理手段)Bは、中間搬送ユニットB1、大容量スタッカB2からなる。
図2は、中間搬送ユニットB1の正面断面図である。中間搬送ユニットB1の用紙搬送手段は、用紙搬入手段(第1搬送手段)11、用紙収納手段(第2搬送手段)12、用紙搬出手段(第3搬送手段)13、用紙反転手段(第4搬送手段)14を備えている。
用紙搬入手段11は、搬送ローラR1,R2及びガイド板111から成る用紙搬送路r11を備えている。用紙搬入手段11において、画像形成装置本体Aの排紙手段5Eから排出される用紙Sを順次受け入れて搬送される。
用紙収納手段12では、用紙の排紙位置をシフト(ずらす)するオフセット排紙を行う。用紙収納手段12は、平行に配置された2枚のガイド板121、横整合手段122、停止部材123と縦整合板124とを有する縦整合手段、及び搬入駆動ローラR3、搬出駆動ローラR4、用紙搬送路r12を備えている。用紙収納手段12において、用紙搬入手段11から受け入れた複数枚の用紙Sは重ね合わせた状態で収容されて整合あるいは、整合と共に搬送方向と直交する方向にシフトされたのち、上方に排出される。オフセット工程については後述する。
用紙搬出手段13は、中間搬送ローラR5、排紙ローラR6及びガイド板131を有する用紙搬送路r13を備えている。用紙搬出手段13において、用紙収納手段12に収容された複数枚の用紙Sは重ね合わせた状態で反転搬送されて後続の大容量スタッカB2に送り込まれる。
用紙反転手段14は、搬送ローラR7,R8及びガイド板141を有する用紙搬送路r14を備えている。用紙反転手段14において、用紙収納手段12に収容された複数枚の用紙Sは上方の用紙搬送路r15を通過し、用紙搬送路r14においてスイッチバックして再反転して、下方の用紙搬送路r16を通過して排出され、後続の大容量スタッカB2に送り込まれる。
用紙収納手段12の上部には、搬送路切換手段G1が配置され、用紙収納手段12への用紙Sの導入と、用紙収納手段12からの用紙Sの排出とを切り換える。
用紙搬出手段13に配置された搬送路切換手段G2は、用紙収納手段12から搬送される用紙Sを、ガイド板131に沿って搬出駆動ローラR4に搬送する用紙搬送路r13と、用紙反転手段14に搬送する用紙搬送路r15との何れかに分岐させる。
用紙反転手段14の下部に配置された搬送路切換手段G3は、搬送路切換手段G2により開放された用紙搬送路r15と、用紙反転手段14から用紙Sを排出する用紙搬送路r16とを切り換える。搬送路切換手段G1,G2,G3は、それぞれソレノイドに接続して駆動される。
図3は、中間搬送ユニットB1での用紙Sの整合及びオフセット工程を示す説明図である。以下の工程により画像が形成された用紙の排紙位置を搬送方向と直交する方向にずらしてオフセット排紙を行う。図3(a)は図2の左側から見た中間搬送ユニットの断面図であり、図3(b)は正面から見た断面図である。
用紙Sのオフセットは以下のとおりに行われる。図3(a)に示すように、横整合板122a、122bはそれぞれが独立のモータM4a、M4bを有している。横整合板122a、122bが図示の矢印に示す方向(搬送方向と直交する方向)に独立に移動することにより、複数の用紙S(S1あるいはS2)の幅方向の側面端部を押圧して幅整合及び搬送方向と直交する方向へのオフセットを行う。
図3(b)に示すように、搬入従動ローラR10と搬出従動ローラR11を支持する搬送路切換手段G1は、ソレノイドSOL1によって駆動されて揺動する。搬入駆動ローラR3は、ソレノイドSOL2によって駆動されて、用紙搬送路r11を開閉する。縦整合板124はソレノイドSOL3によって駆動されて揺動する。
モータM1は搬送ローラR2を駆動回転させ、ベルト125を介して搬入駆動ローラR3を回転させる。モータM2は搬出駆動ローラR4を駆動回転させる。停止部材123はモータM3によって回転されるベルト125に係止され、ガイドバー126に案内されて昇降する。
中間搬送ユニットB1から用紙Sの排出は以下のとおりに行われる。搬送路切換手段G1が図示時計方向に揺動し、同時に搬入駆動ローラR3が復帰して、搬出駆動ローラR4と搬出従動ローラR11とが圧接して重ね合わされた2枚の用紙S1,S2の上端部を挟持する。同時に、駆動回転する搬入駆動ローラR3と搬入従動ローラR10とが圧接して次の3枚目の用紙の先端部を挟持して搬送を可能にする。その際、縦整合板124が図示しないソレノイドの駆動により用紙搬送路r13から退避する。搬出駆動ローラR4の駆動回転により、搬出駆動ローラR4と搬出従動ローラR11とに挟持された2枚の用紙S1,S2は搬送され、更に中間搬送ローラR5に挟持されて排出される。
図4は、大容量スタッカB2の正面断面図である。55は用紙載置台(排紙皿)、51Aは仕切紙を給紙する挿入紙トレイである。画像形成装置本体A等から排出され、大容量スタッカB2の入口手段に導入された用紙Sは、搬送路切換手段G6の上方の用紙搬送路r41又は下方の用紙搬送路r42の何れかに搬送される。用紙搬送路r41に分岐された用紙Sは、搬送路切換手段G7の下方の搬送路r43に搬送された後、機外に排出される。又は大容量スタッカB2の図示左側に連結した、他の大容量スタッカに送り込まれる。
用紙積載台55上への用紙Sの載置は以下のとおりに行われる。搬送経路r42に進入した用紙Sは、用紙Sの先端部が回動するベルト52に固定されたグリッパ53に把持されて図示の左方向に進行する。ベルト52の左端近傍には用紙先端規制部材54が待機している。用紙先端規制部材54は導入される用紙Sのサイズに対応した所定位置に移動して停止するとともに、用紙Sの先端整合を行う。用紙Sの先端部が用紙先端規制部材54に当接すると、グリッパ53の把持が解除されて、用紙Sは落下して用紙積載台55上に載置される。
用紙積載台55は、モータ、ベルト又はワイヤ等の昇降部材から成る昇降駆動手段56によって駆動され、案内部材57に沿って昇降する。
大容量スタッカB2に収容された用紙Sを取り出す場合には、画像形成装置本体Aの操作表示手段8又は大容量スタッカB2の操作表示手段において大容量スタッカB2の開放を指定する。この指定により、昇降駆動手段56は用紙積載台55を下降させる。
大容量スタッカB2の下部には、車輪59Aを有する用紙搬送台車59が移動可能に配置されている。用紙積載台55が用紙搬送台車59上面に当接して搭載され、昇降駆動手段56のワイヤは更に回動を続け、用紙積載台55の保持を解除して停止する。
操作者は、大容量スタッカB2の前面扉を開き、手動又は電動により、用紙搬送台車59を手前側に引き出せば、用紙搬送台車59に搭載された用紙積載台55上に積載された用紙Sは、容易に外部に取り出すことができる。
大容量スタッカB2は、用紙載置台55上に最大約5000枚の用紙Sを積載可能である。大容量スタッカB2を2台連結すると、最大10000枚の用紙Sを積載することができる。
仕切紙は挿入紙トレイ51Aに収納することが可能であり、仕切紙SSは搬送路切換手段G6により左方の用紙搬送路r44に導入され、仕切紙SSの先端部が回動するベルト52に固定されたグリッパ53に把持されて図示の左方向に進行する。ベルト52の左端近傍には用紙先端規制部材54が待機している。用紙先端規制部材54は導入される用紙Sのサイズに対応した所定位置に移動して停止するとともに、用紙Sの先端整合を行う。
仕切紙SSの先端部が用紙先端規制部材54に当接すると、グリッパ53の把持が解除されて、仕切紙SSは落下して用紙積載台55上に載置される。
なお、画像形成装置本体Aから排出される用紙Sの用紙サイズや用紙坪量や記録内容毎に、用紙Sを仕分けて大容量スタッカB2に収容することも可能である。またその際に、挿入紙トレイ51Aから仕切紙SSを挿入することも可能である。更に、仕切紙SSを用紙搬送路r41経由で中間搬送ユニットB1に搬送し、スイッチバックさせて再び大容量スタッカB2に搬送することにより仕切紙SSをオフセット排紙することも可能である。
更に、図3の示す実施形態では、中間搬送ユニットB1により排紙位置を搬送方向と直交する方向にずらしてオフセット排紙を行う例について説明をしたが、これに限られず、図4に示す用紙先端規制部材54の位置をモータ等により移動可能とすることにより用紙積載台55上での排紙位置を搬送方向と同方向にずらしてオフセット排紙を行うようにしてもよい。
図5は、画像形成システムにおける制御系のブロック図である。なお、同図では本実施形態の動作説明に必要な部分の周囲を中心に記載してあり、その他の画像形成システムとして既知の部分については省略してある。
画像形成装置Aにはパソコン等の端末である端末PCと後処理装置B、大容量給紙装置LTが接続されている。端末PCからLAN等の通信回線経由で印刷JOB、画像データがプリントコントローラ9に入力されると、各種制御手段、仕分け条件取得手段、排紙制御手段、として機能するCPU101がDRAM制御IC102、圧縮・伸長IC103を機能させ、入力画像が画像メモリ104における圧縮メモリに保存される。一方、原稿が画像読取部1によって読み取られ、画像データが入力されると、入力画像が読取処理部108によって処理され、同様に画像メモリ104における圧縮メモリに保存される。保存された画像を用紙S1等に形成する場合は、圧縮された画像を圧縮・伸長IC103により伸長させ、画像メモリ104におけるページメモリに展開する。そしてページメモリに展開された画像をもとにCPU101が画像形成部4における画像形成制御部を制御し、画像を用紙S等に形成する。CPU101には画像メモリ104のほか、画像形成システムにおける一連の動作を行うためのプログラムが記憶されたプログラムメモリ105やシステムメモリ106等が接続されている。後処理装置Bの後処理制御部、大容量給紙装置LTのLT制御部は画像形成部4の画像形成制御部と接続されており、画像形成部4との関係で各種制御を実行する。
次に画像形成装置Aと後処理装置Bの設定方法について説明する。図6〜図8は操作表示手段8における表示画面A4の詳細図である。
図6は、各種の表示及び操作を行う操作表示手段8の基本画面を示す。排紙の後処理の設定をするには、まず後処理設定釦D1を押す。後処理設定釦D1が押されると、図7に示すように、仕分け条件設定手段の一部として機能する仕分け種類設定手段D20の設定画面が表示される。「仕分け種類」としてグループ出力するグループ出力設定にするには、同図においてグループ出力釦D2bを押すと、図8の設定画面が表示される。
図8は、グループ出力の出力条件を設定する設定画面D30であり、仕分け条件設定手段の一部として機能する。ユーザによりグループ出力で各種の仕分けを実行させるか否かをD31の各釦により選択し、更に仕分けをグループ内で実行させるか否かをD32の各釦により選択する。そしてグループ内で仕分けを実行する場合には更に「仕分け枚数情報」の設定を、D33枠内の各釦を選択する等により行う。設定後にOK釦を押すことにより設定が完了する。
以上のように設定画面で設定された仕分け条件をCPU101が取得することによりこれら一連の手段が仕分け条件取得手段として機能する一実施態様について説明したが、これに限られず以下に示すようにプリントコントローラの設定画面を仕分け条件取得手段として機能させることにより同様の設定を行うことができる。
図9は、プリンタドライバの設定画面である。同図に示す設定画面は、例えば、LAN等の通信回線経由で接続されている端末PC上の各種アプリケーションから印刷指示をした場合に端末PCのディスプレイ上に表示され、ユーザが端末PCのマウス等の入力装置を操作することにより各種の設定が行われる。図9に示す設定画面において、プルダウンメニュ−や、チェックボックス、等を操作することにより、設定画面及びプリンタドコントローラを図7、図8と同様の仕分け条件取得手段として機能させることが可能である。図7、図8と共通する部分については同一符号をつけることにより説明に代える。
図10は、第一の実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。同図に示す例はグループ出力時にグループ内で仕分け間隔(仕分け枚数)に基づいてオフセット排紙を行うものである。
まずステップS11で印刷JOBの入力が行われる、この印刷JOBには1部あたりのページ数Pout、出力部数Coutの情報が含まれている。グループ出力の場合には出力部数Coutは、ひとつのグループの出力枚数に相当する。続いてステップS12でグループ出力か否かを選択する。この選択はユーザにより、例えば図7に示すグループ釦D2bを押すことにより行う。次のステップS13で、更にグループ内でオフセット排紙をするか否かを選択する。この選択は同様に、図8に示すオフセット釦D31b及び釦D32aを押すことにより行う。
次のステップS14では仕分け間隔Ialtの設定を行う。Ialtはグループ内でオフセット排紙を行う仕分け間隔ページ数のことである。ユーザが、例えば図8に示す仕分け間隔釦D33aを押してからN11釦を押してN1の数字キーを操作することにより間隔ページ数の入力を行うことにより設定する。
続くステップS15からステップS24までがグループ出力及びグループ出力内でオフセットを行うルーチンである。まずステップS15でルーチンに用いるカウンタ変数の初期化及びオフセットポジション位置の初期化を行う。各符号、pは部内のページ数、cは部数、iはグループ内オフセット、のカウンタ変数である。ここで、オフセットポジションの基準位置としては、オフセット量がゼロの位置つまり画像形成装置Aの搬送位置と同じ位置、としてもよい。
続く、ステップS16からステップS19は一つのグループを出力するフローである。pページ目の一つの画像データに基づいて、同一画像を連続してCout部になるまで印刷を行う。
まずpページ目のc部目の画像を用紙Sに形成し、現在のオフセットポジションで排紙出力される(ステップS16)。続いてステップS17でiがIalt以上(達している)であるか否かを判断する。この判断は、例えばプログラムを実行することにより排紙制御手段として機能するCPU101により行われる。iがIalt以上ではないと判断(ステップS17のNo)した場合には、続くステップS18で部数cが出力部数Cout以上か否かを判断する。部数cが出力部数Cout以上でないと判断(ステップS18のNo)した場合には、ステップS19で部数cとiをインクリメントして、ステップS16以降のフローを再び行う。
一方、iがIalt以上であると判断(ステップS17のYes)した場合には、仕分け間隔に達したのでオフセットポジションをオルタネート(Alternate)する。
オルタネートとは、オフセット量を変化(ずらす)させることである。例えば、オフセットポジションが初期はオフセット量がゼロであった場合に、次のオフセット量を搬送方向と直交する方向で正面からみて奥方向に15mmに設定することにより行う。オフセットポジションがオルタネートした場合には、再びオルタネートされるまでは、以降の排紙は、同一のオフセットポジション(上記の例では奥方向に15mmの位置)で用紙載置台55上に行われる。続くステップS21ではiを初期化して、カウント変数をリセットする。
pページ目の画像データに基づいて、同一画像が形成された用紙が連続して出力部数Cout分の画像出力を終了した場合、つまり部数cが出力部数Cout以上であると判断(ステップS18のYes)した場合には、ステップS22でオフセットポジションをオルタネートする(例えば基準位置に戻す)。続くステップS23では、出力したページpが印刷JOBの1部あたりのページ数Pout以上(達した)か否かを判断する。ページpがPout以上(達していない)でないと判断(ステップS23のNo)した場合には、部数cを初期化して、次のページを出力するためにページpをインクリメントして、再びステップS16以降のフローを実行する。
一方、ページpが1部あたりのページ数Pout以上であると判断(ステップS23のYes)した場合には、印刷JOBに基づく出力は終了したのでフローは終了(END)する。
なお、図10に示す例ではグループ出力時にグループ内でオフセット排紙を行う一実施形態について説明をしたが、オフセット排紙ではなく仕切紙を挿入してもよい。
更にその仕切紙の給紙を画像形成装置Aの給紙カセット5Aから行うだけでなく、後処理装置Bの挿入紙トレイ51Aから給紙するようにしてもよい。
図11は、実施形態に係る画像形成システムによりグループ内で仕分けを行い、2台のコレータ装置C1、C2の給紙段へのセットする、作業工程を示す説明図である。図11(a)は、オフラインで用いる2台のコレータ装置にセットするため、図10に示す実施形態において仕分け枚数の設定を3枚として、同じグループの出力内においてオフセット排紙を行ったものである。同図では、G1からG3のグループをそれぞれ3枚でオフセット排紙を行っているのでグループ出力G1が更に二つのグループG11、G12に、グループ出力G2がG21、G22に、グループ出力G3がG31,G32のグループに、それぞれ仕分けられた状態でオフセット排紙されている状態を示している。
図11(b)は2台のコレータ装置C1、C2のそれぞれの給紙段に、図11(a)のグループ出力した用紙をオフラインでユーザにより手作業でセットした状態及び、丁合を行った状態を示したものである。グループ内で仕分けられているので、ユーザはグループ内で手作業により2分割する必要はなく、2分割されたグループ出力G11からG32を、図11(b)の給紙段C11、C21の各給紙段に容易にセットすることができる。給紙段C11、C21にセットされた用紙はコレータ装置C1、C2で丁合されて、同図に示すように、排紙皿C12、C22に丁合された状態で排紙される。
このように、グループ内で仕分け間隔(仕分け枚数)に基づいてオフセット排紙を行うことにより、続くオフラインで複数のコレータ装置を用いて丁合する場合に、印刷物の取り扱いを容易にして作業効率を向上することが可能とすることができる。更に、手作業で仕分けする方法にくらべて、画像形成システムで仕分けることにより枚数を正確に仕分けることができ、丁合された束での用紙の欠品等の問題が生じることを防ぐことが可能となる。
図12は、第二の実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。同図に示す例は分割数nの設定を行い、分割数nにより仕分け枚数を算出するものである。
ステップS11からS13は図10と共通するので説明を省略する。続くステップS141で分割数nの設定を行う。この分割数nの設定は、図8に示す分割数釦D33bを押してから、N11釦を押してN1の数字キーを操作することにより分割数の入力を行う。図8に示す例では分割数釦D33bは既に選択されており、オフセット排紙する際の分割数は「3」が設定されている。
続いて、ステップS142では仕分け間隔(仕分け枚数)Ialtの算出を行う。この算出は例えばCPU101により計算される。仕分け間隔の算出は出力部数Coutを分割数nで割った値、つまりIalt=Cout/nとなる。例えばCoutが100部で分割数nが3であればIaltは33.3枚となるので、iが34枚になるとiがIaltの33.3枚以上と判断され(ステップS17のYes)オフセットポジションのオルタネートを行うことになる。つまり100枚(部)のひとかたまりのグループに対して100枚の1個のグループ内を更に34枚、34枚、32枚(=100−34−34)の3個のグループに仕分けることになる。以下は、ステップS15以降のフローを図10と同様に行う。
なお、上記では、Ialtを小数点第一位まで求める例について説明したがこれに限られず、Ialtの小数点第一位以下を切り捨てた整数を用いても良い。
このように、オフラインで用いるコレータ装置の台数nを分割数nとして設定することにより、印刷JOBのグループ出力枚数Cを分割数nで割った値、C/nを仕分け間隔(仕分け枚数)情報とし、C/nに基づいてグループ内でオフセット排紙を行うことにより、続くオフラインで複数のコレータ装置を用いて丁合する場合に、印刷物の取り扱いを容易にして作業効率を向上することが可能とすることができる。
図13は、第三の実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。同図に示す例はオフセット排紙とともに、仕切紙の挿入を行うものである。同図に示すフローは主に、図10に対してステップS36からS38の仕切紙挿入のフローを追加したものであり、図10と共通するものは、同一の符号を付すことにより説明に代える。
同図に示すフローでは、グループ出力を行い、更にグループ出力内でオフセット排紙と仕切紙挿入の両方の仕分けを実行するか否かを選択する。この設定は、例えば図8に示す「オフセット&仕切紙挿入」釦D31dを押すことによって行われる。オフセット排紙と仕切紙挿入の両方の仕分けを実行する場合(ステップS13aのYes)には、続くステップS14aでオフセット排紙の仕分け間隔Ialtと、仕切紙の仕分け間隔Isepaの設定を行う。この設定は、例えば図8に示す、N11釦、N13釦を押してからN1の数字キーを操作することにより行う。
ステップS15aでは、部内のページ数p、部数c、グループ内オフセットia、グループ内の仕切紙挿入isのカウンタ変数の初期化と、オフセットポジションの基準位置への初期化を行う。続くステップS16で、pページ目のc部目の画像を用紙Sに形成し、現状のオフセットポジションで排紙出力される。続くステップS17a、S20、S21aは図10のステップS17、S20、S21に対応しており、iaがIalt以上であるか否かを判断し、判断に応じてオフセットポジションのオルタネートを実行する。
続くS36からS38は仕切紙の挿入を行うか否かを判断する。ステップS36でisがIsepa以上(達している)であるか否かを判断する。この判断は例えば、プログラムを実行することにより、排紙制御手段として機能するCPU101により行われる。isがIsepa以上であると判断(ステップS17のYes)した場合には、続いて仕切紙挿入手段として機能する後処理装置Bの仕切紙の給紙を行う挿入紙トレイ51Aから仕切紙SSの挿入を行い(ステップS37)その後、isの初期化(ステップS38)を行う。
続くステップS18で部数cが出力部数Cout以上か否かを判断する。部数cが出力部数Cout以上でないと判断(ステップS18のNo)した場合には、ステップS19aで部数cとia、isをインクリメントして、ステップS16以降のフローを再び行う。
一方、部数cが出力部数Cout以上であると判断した場合には、続くステップS22aでオフセットポジションのオルタネートと仕切紙の挿入を合わせて行う。以降のステップは図10と同じであるので説明を省略する。
なお、上記では、仕切紙挿入手段として挿入紙トレイ51Aを用いる実施形態について説明したが、これに限られず、画像形成装置Aの給紙カセット5Aから仕切紙SSを供給するようにして給紙搬送手段5を仕切紙挿入手段として用いてもよい。
更に、画像形成装置(画像形成手段)A,中間搬送手段B1、大容量スタッカB2、大容量給紙装置LTを用いた画像形成システムで説明したが、これに限るものでなく、少なくとも画像形成手段とオフセット排紙が可能な後処理手段を有したものであれば、本発明を適用可能である。
このように、グループ内で仕分け間隔(仕分け枚数)に基づいてオフセット排紙及び仕切紙の挿入を行うことにより、続くオフラインで複数のコレータ装置を用いて丁合する場合に、印刷物の取り扱いを容易にして作業効率を向上することが可能とすることができる。
画像形成システムの正面断面図である。 中間搬送ユニットB1の正面断面図である。 中間搬送ユニットB1での用紙Sの整合及びオフセット工程を示す説明図である。 大容量スタッカB2の正面断面図である。 画像形成システムにおける制御系のブロック図である。 操作表示手段8における表示画面の詳細図である。 操作表示手段8における表示画面の詳細図である。 操作表示手段8における表示画面の詳細図である。 プリンタドライバの設定画面である。 第一の実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る画像形成システムによりグループ内で仕分けを行い、2台のコレータ装置の給紙段へのセットする、作業工程を示す説明図である。 第二の実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 第三の実施形態に係る画像形成システムの動作を示すフローチャートである。 従来のグループ出力を行い、1台のコレータ装置の給紙段へセットする、作業工程を示す説明図である。
符号の説明
A 画像形成装置(画像形成手段)
B 後処理装置(後処理手段)
B1 中間搬送ユニット
12 用紙収納手段
122a、122b 横整合板
B2 大容量スタッカ
51A 挿入紙トレイ
55 用紙載置台(排紙皿)
9 プリントコントローラ
101 CPU
8 操作表示手段

Claims (11)

  1. 少なくとも、用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された用紙の排紙位置をずらしてオフセット排紙を行う後処理手段と、を有し、
    前記画像形成手段により、同一画像が形成された用紙が連続して複数枚排紙される際に、前記後処理手段により、予め決められた仕分け枚数に基づいてオフセット排紙を行うことを特徴とする画像形成システム。
  2. 印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された用紙の排紙位置をずらしてオフセット排紙を行う後処理手段と、
    仕分け条件を取得する仕分け条件取得手段と、
    前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成するグループ出力を行い、前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記後処理手段によるオフセット排紙を行わせる排紙制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記仕分け枚数情報は、印刷JOBのグループ出力枚数Cを前記仕分け条件取得手段から取得した分割数nで割った値、C/nであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 排紙された用紙に、前記仕分け枚数情報に基づいてグループ出力内で仕切紙の挿入を行う仕切紙挿入手段を有し、
    前記排紙制御手段は、前記オフセット排紙、前記仕切紙の挿入、の少なくとも一方を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成システム。
  5. 前記後処理手段は、仕切紙の供給を行う挿入紙トレイを有し、
    前記仕切紙の挿入は、前記挿入紙トレイからの給紙により行うことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段から排紙された用紙に仕切紙の挿入を行う仕切紙挿入手段と、
    仕分け条件を取得する仕分け条件取得手段と、
    前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成するグループ出力を行い、前記仕分け条件取得手段から取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記仕切紙挿入手段による仕切紙挿入を行わせる排紙制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  7. 前記仕分け枚数情報は、印刷JOBのグループ出力枚数Cを前記仕分け条件取得手段から取得した分割数nで割った値、C/nであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 仕切紙の供給を行う挿入紙トレイを有すると共に前記画像形成手段から排紙された用紙に後処理を行う後処理手段を有し、
    前記仕切紙の挿入は、前記挿入紙トレイからの給紙により行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成システム。
  9. 印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された用紙の排紙位置をずらしてオフセット排紙を行う後処理手段と、を有する画像形成システムの排紙方法であって、
    仕分け条件を取得する仕分け条件所得工程と、
    画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成工程と、
    前記仕分け条件所得工程で取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成しグループ出力する工程と、
    前記仕分け条件取得工程で取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記後処理手段によるオフセット排紙を行う排紙工程と、
    を有することを特徴とする画像形成システムの排紙方法。
  10. 印刷JOBの画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段から排紙された用紙に仕切紙を挿入する仕切紙挿入手段と、
    を有する画像形成システムの排紙方法であって、
    仕分け条件を取得する仕分け条件所得工程と、
    画像データに基づき用紙に画像形成を行う画像形成工程と、
    前記仕分け条件所得工程で取得した仕分け種類により、画像データに基づき同一画像を連続して複数枚の用紙に画像形成しグループ出力する工程と、
    前記仕分け条件取得工程で取得した仕分け枚数情報に基づき前記グループ出力内で、前記仕切紙挿入手段による仕切紙挿入を行う排紙工程と、
    を有することを特徴とする画像形成システムの排紙方法。
  11. 前記仕分け枚数情報は、印刷JOBのグループ出力枚数Cを前記仕分け条件取得手段から取得した分割数nで割った値、C/nであることを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成システムの排紙方法。
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