JPS62185677A - シフトビンソ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は複写されたシートを丁合するソータであって
、ビン数以上の丁合を可能とした可動型のビンを備えた
ソータに関する。

〔従来の技術〕

複数枚の原稿から複数部数の初耳物を作成するにはソー
タが利用される。

通常、このソータのビン数（仕分棚数）はソータ１台当
り１０〜２５ビン程度であって、このビン数以上の部数
のコピーを作成する場合には、一旦、ビン数までの部数
のコピ一作業をおこない、ソータのビンからコピーシー
トを全部取り除いてから残りの部数のコピ一作業を再開
する必要があった。

この問題の対処としては、ソータのビン数を増やす対処
方法があり、既にタンデムソータとして利用されている
が、装置が大型化し、構造も複雑とならざるを得ない。

また、別の対処として、自動原稿給送装置と併用し、ビ
ン数分までは通常の複写ソーティング作業をおこない、
ピン数以上の複写は自動原稿給送装置を循環ＡＤＦモー
ドとして使用し、１原稿について１枚づつ複写し、ノン
シートトレイに排出し、必要部数だけ複写作業を繰返す
方法が提案されている（特開昭６０−１３３４６６号公
報参照）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のとおり、従来のソータではビン数以上の部数を作
成する複写ソーティング作業は、結局ビン数部数までの
複写作業の繰返しによるしか他に方法がなく、また、ソ
ータを用いた複写ソーティング作業の途中で複数枚数の
原稿から複数部数の複写ソーティング作業が割込んだよ
うな場合には、ソータのビンからコピーシートを全部排
出して対応しなければならず、いずれの場合も複写ソー
ティング作業を効率よくおこなうことができなかった。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は上記問題点を解決することを目的とするもの
であって、このシフトビ／ソータは複写機から排出され
るコピーシートを整列配置された複数のビンに順次分配
するコピーシート分配機構と、部数のビンを備え、複写
機のコピーシート排出方向に対して直角方向に且つ水平
面内で移動して第１位置と第２位置とに設定できるビン
組立体とを備えたものである。

これを実施例によって説明すると、ソータの平面図であ
る第２図に示すように、複写機から排出されるコピーシ
ートを受ける複数のビン１８はビンハンガ１９上に配列
されており、ビンノ翫ンガ１９は水平面内でコピーシー
トの排出方向と直角方向（第２図で矢印ａ、ｂで示した
方向）に移動し、破線で示した第１位置と実線で示した
第２位置とに設定することができる。

〔作　　用〕

ビン数を越える部数の複写ソーティング作業では、まず
ビン数分の部数の複写ソーティング作業をビンハンガの
第１位置において実施し、次にビンハンガを第２位置に
移動して残りの部数の複写ソーティング作業をおこなう
。

これにより、ビンの上には最初の複写ソーティング作業
で作られたコピーシートの堆積と、２回目の複写ソーテ
ィング作業で作られたコピーシートの堆積とが左右にず
れて形成され、容易にコピーシートのセットを区別する
ことができる。

〔実　施　例〕

以下、この発明の実施例について説明する。

第１図はこの発明のシフトビ／ソータを複写機本体に接
続した状態で、その構成を示した図である。図において
ｌは公知の複写機であり、２は複写機本体１から排出さ
れたコピーシートを分配収納するソータである。

１３は搬送ベルト、１４は搬送テープで、両者の間に複
写機１の排出口から排出されたコピーシートを挟み、搬
送ベルトとコピーシートとの間の摩擦力でシートを保持
して排出ゲートに搬送するもので、搬送ベルトは図示し
ない駆動手段でソータ内を循環移動するが、搬送テープ
は移動しない。

１７は排出ゲートで、搬送ベルト１３の案内プーリと搬
送ベルト端部な支持するガイドロールとを備え、また図
示しないパルスモータにより駆動されてソータ内を上下
して排紙するビンの位置に移動するよう構成されている
。なお、排出ゲート１７の上下移動に伴う搬送ベル）１
３の長さの調整はテンションプーリ１５によりおこなわ
れ、搬送テープ１４は巻取リール１６により長さの調整
がおこなわれる。

１８はビンであって、複数枚（この実施例では２０枚）
のビン１８−１乃至１８−２０があり、ビンハンガ１９
に保持されている。

ビンハンガＩ９は上端部にラック２３が取付けられてお
り、ソータ枠体に固定されたモータ２１に取付けられた
ピニオン２２と噛合し、また、ビンハンガ１９の下端部
はレール２０により支持され、第１図において紙面に垂
直の方向に水平移動するよう構成されている。

第２図に示されているとおり、ビンハンガ１９には水平
方向に２ケ所の凸起２４．２５が設けてあり、一方ソー
タ枠体には凸起２４．２５に係合する位置に２個のマイ
クロスイッチ２６．２７が設けてあり、ビンハンガ１９
が水平移動する際の停止位置を規定する。

第４図はソータの操作パネル３０を示したもので、３１
はソータモード選択押ボタンスイッチであり、ノンソー
ト、ソート、グルーピングの３種のモードに順次切換え
られ、それぞれの表示素子３３．３４゜３５により選択
されたモードが表示される。また、３２はビンシフト操
作スイッチ４で、第１位置（第２図で破線で示した位置
）と第２位置（同実線で示した位置）とを選択し、それ
ぞれの表示素子３６．３７で選択された位置が表示され
る。

次に、シフトビンソータの動作について説明する。５枚
の原稿から３０部のコピーを作成する例について説明す
る。

まず、操作パネル３０のソータモード選択押ボタンスイ
ッチ３１を操作してソートモードを選択する。

ソータのビン１８は第１位置（第２図破線位置）にある
ものとする。ソータのビン数は２０であるから、まず複
写部数２０を設定し、原稿台１１上に１枚目の原稿を置
きプリントスイッチを押す。

コピーシートはソータの排出ゲート１７から排出され、
１枚目のコピーシートが第１のビン１８−１に排出され
る。排出が終ると排出ゲート１７は１ピン分降下し、２
枚目のコピーシートが第２のビン１８−２に排出される
。以下、同様の動作が繰返されて２００枚目コピーシー
トが第２０番目のビン１８−２０に排出されると、排出
ゲート１７は第１のビン１８−１の位置に復帰する。

以上の動作を２枚目乃至５枚目の原稿について繰返し、
２０部のコピ一作業を終了する。

次に操作パネルのビンシフト操作スイッチ３２を操作す
ることにより、ビンを第２位置（第２図で実線で示した
位置）に移動し、複写部数を１０に設定して、先と同様
に原稿の１枚目乃至５枚目についてコピーをおこなう。

以上で、３０部のコピ一作業が完了したことになるが、
その時点におけるビン１８上にあるコピーシートの状態
は第３図に示したものとなる。

即ち、ビンが第１位置にあるときのコピーシートの堆積
Ｐ、の上にビンが第２位置にあるときのコピーシートの
堆積Ｐ２がビンの水平移動距離分だけずれて積み重ねら
れるから、積み重ねられたコピーシートをそのまま取り
出し、綴じる等の後処理作業を容易におこなうことがで
きる。

以上、ソーティング作業を例にシフトビンソータの動作
を説明したが、グルーピング作業、即ち、同一原稿を同
一のビンに排出する作業において、原稿枚数がビン数以
上の場合にも適用できる。

この場合には、２０枚までの原稿についてのコピーシー
トを１８−１乃至１８−２０のビンに排出したならば、
ビンシフト操作スイッチ３２を操作してビンを移動し、
残りの原稿について同様のコピ一作業をおこなえばよい
。

以上、この発明のシフトビンソータの実施例について説
明したが、実施例においてはソータ枠体を固定してビン
ハンガ及びビンを移動しているけれども、ソータ全体を
複写機本体に対して移動させるようにする−ことでも良
い。

また、実施例ではソータ内のコピーシートの搬送路を変
えず、ビンを移動させてコピーシートの堆積位置を変え
ているが、これをビンを移動させず、コピーシートの搬
送路内で、コピーシートの搬送方向を傾ける等の手段に
よりコピーシートの堆積位置を変えることでも、この発
明と同様の作用効果を得ることができよう。

さらに、前記実施例のソータでは排出ゲートは最下段の
ビンへの排出が終ると最上段のビン位置へ復帰させてい
るが、これを最下段のビンに排出の終ったあと、次のコ
ピーシートの排出を最下段から上方向に向っておこなう
往復丁合可能なソータに適用することもできる。

ビンを移動させる構造を簡単にするためには、レバー等
の操作による手動式とすることも可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明のシフトビンソータによ
れば、単にビンを移動させる操作を要するのみでソータ
のビン数以上のソーティングやグルーピングを必要とす
る作業を効率よ〈実施することができる。

また、ソータを用いた複写作業中に新たにソータを用い
る複写作業を割込ませることも容易にでき、また、一連
の複写ソーティング作業中にすでにビンに排出されてセ
ットされたコピーを容易に取出すことが可能であるから
、作業を中断することなく大量の複写ソーティング作業
や複写グルーピング作業を実施することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるシフトビンソータを複
写機本体に接続した状態でその構成の要部を示した正面
図、第２図は同じくシフトピンン−タの構成の要部を示
した平面図、第３図はビンの上にコピーシートが堆積し
た状態を示す正面図、第４図は操作パネルの正面図であ
る。 １：複写機、２：シフトビンソータ、１７：排出ゲート
、１８：ビン、１９：ビンハンガ。 特許出願人　ミノルタカメラ株式会社 第　　４　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複写機から排出されるコピーシートを整列配置された複
   数のビンに順次分配するコピーシート分配機構と、複数
   のビンを備え、複写機のコピーシート排出方向に対して
   直角方向に且つ水平面内で移動して第１位置と第２位置
   とに設定できるビン組立体とを備えたことを特徴とする
   シフトビンソータ。