JPH04246063A - シート材分配装置の制御方法 - Google Patents

シート材分配装置の制御方法

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JPH04246063A
JPH04246063A JP3029397A JP2939791A JPH04246063A JP H04246063 A JPH04246063 A JP H04246063A JP 3029397 A JP3029397 A JP 3029397A JP 2939791 A JP2939791 A JP 2939791A JP H04246063 A JPH04246063 A JP H04246063A
Authority
JP
Japan
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bin
mode
sheet material
sheet
bins
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JP3029397A
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English (en)
Inventor
Makoto Kitahara
誠 北原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート材を収納する複
数のビンを具備し、そのビン全体(ビン群)とシート材
排出部とを相対的に移動させてシート材排出部からの排
出シート材をビン群のビンへ分配収納するシート材分配
装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなシート材分配装置の代表的
なものとして複写機等の画像形成装置に組合せて使用さ
れ、画像形成装置から順次に出力されるコピー(或いは
プリント)を丁合(仕分け、分類)するソータがあげら
れ、図3のようなビン移動タイプと図6のようなピン固
定タイプに大別される。
【0003】(1)ビン移動タイプ 図3において、10は複写機本体、20は該複写機本体
のプラテン部(原稿載置ガラス)1上に装着した循環式
原稿送り装置(RDF装置)、30は複写機本体10の
コピー排出口側に連設したシート材分配装置としてのソ
ータである。
【0004】複写機本体10はプラテン1と、コピー排
出ローラ2と、コピー排出口3のみを示し、作像プロセ
ス機構は図に省略した。
【0005】RDF装置20は原稿載置トレイ21上に
積載セットした原稿0を下のものから1枚分離給送手段
22により1枚分離してUターンシートパス23で反転
させてプラテン1へ送り出し、更にその送り出し原稿を
正回動させた搬送ベルト24でプラテン1上の所定の位
置まで搬送しその所定の位置に該原稿の複写が終了する
まで停止保持させる動作と、複写終了後に逆回動させた
搬送ベルト24で複写済み原稿をプラテン1上から戻し
搬送させ、帰還用シートパス25を通して排出手段26
によりトレイ21上の積載原稿0の上に画像面上向きで
排出する動作を行なう。
【0006】ソータ30はコピーを収納する上下多段に
配列した複数のビン321 〜3210、本例では上か
ら下に順に10段のビンを有し、この10段のビン群3
21 〜3210は全体に不図示の昇降動機構によりソ
ータ本体に対して上下移動駆動制御される。31はビン
に対するシート材排出部としてのソータ側のコピー排出
ローラであり、ソータ本体の所定の位置に定置配設され
ていて、複写機本体10側からソータ30側へ進入した
コピーPを中継ぎしてこの排出ローラ31の位置に対応
位置しているビンへ送り出す。
【0007】上記の装置10・20・30により、具体
例として図4のように1〜3ページ3枚1組の片面原稿
01〜03を10部複写してソータ30で丁合させるも
のとする。
【0008】■上記3枚1組の原稿01〜03を画像面
上向きで、1ページを最上位とし、3ページを最下位と
してRDF装置20のトレイ21上に積載セットする。
【0009】■コピースタート信号にもとづいてRDF
装置20が作動してトレイ21上の積載原稿01〜03
の最下位即ち3ページ目の原稿03が手段22で1枚分
離給送されてUターンシートパス23を通って画像面下
向きとなり、搬送ベルト24の正回動でプラテン1上へ
搬送され、プラテン1上の所定の位置まで搬送された時
点でベルト24の回動が停止されることでプラテン1上
に密着して所定にセットされた状態に保持される。
【0010】■次いで複写機本体10の動作により、上
記プラテン1上に画像面下向きでセットされた該3ペー
ジ目の原稿03についての複写が10枚連続して実行さ
れ、そのコピーが順次に排出ローラ2・排出口3からソ
ータ30側へ送り出される。■ソータ30の10段のビ
ン群321 〜3210はこの例では実線示の最下降位
置にあり、最上段の1段目のビン321 がソータ30
のコピー排出ローラ31の位置に対応しているものとす
る。
【0011】而して複写機本体10から出力された、3
ページ目の原稿03についての1枚目のコピーが画像面
上向きで1段目のビン321 へ送り出される。次いで
ビン群321 〜3210がビン1段分上昇移動されて
2段目のビン322 がコピー排出ローラ31の位置に
対応し、そのビン322 に2枚目のコピーが送り出さ
れる。以下同様にビン群321 〜3210がビン1段
分ずつ上昇移動されてコピー排出ローラ31の位置に順
次に対応するビンに対して3ページ目原稿03について
のコピーが1枚ずつ順次に分配送りされていく。
【0012】最終的にはビン群321 〜3210が2
点鎖線示のように最上昇位置に上昇移動して10段目の
ビン3210がコピー排出ローラ31の位置に対応して
このビンに3ページ原稿03の最終10枚目のコピーが
分配される。
【0013】■10枚の複写を終了したプラテン1上の
3ページ目の原稿03は搬送ベルト24の逆回動により
プラテン1上を逆搬送されて帰還用Uターンシートパス
25を経由して排出ローラ26からトレイ21上の積載
原稿の上に画像面上向きで戻される。
【0014】■次にトレイ21上で最下位となっている
2ページ目の原稿02が前記3ページ目の原稿03の場
合と同様にプラテン1上へ給搬送され、この原稿02に
ついての10枚分の複写が実行され、そのコピーが複写
機本体10側からソータ30側へ順次に送り出される。
【0015】■ソータ30のビン群321 〜3210
は2点鎖線示の最上昇位置に保持されていて最下段の1
0段目のビン3210がコピー排出ローラ31の位置に
対応していることで、2ページ目の原稿02の1枚目の
コピーがこの10段目のビン3210へ送り込まれる。 次いでビン群321 〜3210がビン1段分だけ下降
移動されて9段目のビン329 に2枚目のコピーが送
り込まれる。以下同様にビン群321 〜3210がビ
ン1段分ずつ下降移動されてコピー排出ローラ31の位
置に順次に対応するビンに対して順次に分配送りされて
いく。
【0016】最終的にはビン群321 〜3210が実
線示の最下降位置に下降移動して1段目のビン321 
がコピー排出ローラ31の位置に対応してこのビン32
1 に2ページ原稿の最終10枚目のコピーが分配され
る。
【0017】■10枚の複写を終了したプラテン1上の
2ページ目の原稿02は前記3ページ目の原稿03の場
合と同様に排出搬送され、次いでトレイ21上で最下位
となっている1ページ目の原稿01がプラテン1上へ給
搬送され、この原稿01についての10枚分の複写が順
次に実行され、そのコピーがソータ30へ順次に送り出
される。
【0018】■ソータ30のビン群321 〜3210
は実線示の最下降位置に保持されていてこの位置からビ
ン1段分ずつ上昇移動されることで最上位の1段目のビ
ン321 から最下段の10段目のビン3210に対し
て順次に、1ページ目の原稿01についての10枚のコ
ピーが順次に分配されていく。
【0019】最終的にはビン群321 〜3210は2
点鎖線示の最上昇位置に上昇して1段目から10段目の
各ビン321 〜3210に1から3ページ3枚1組の
合計10部の、原稿01〜03と同じコピーが丁合され
て収納される。10枚の複写を終了したプラテン1上の
1ページ目の原稿01は原稿03や02の場合と同様に
トレイ21上へ排出される。
【0020】原稿0が上記の1〜3ページ3枚1組でな
く、図5のように1〜4ページ4枚1組01〜04であ
ったときは、該原稿のコピーは前述例と同様にRDF装
置20のトレイ21にセットした積載原稿01〜04の
最下位である4ページ目の原稿04から順次に実行され
ていき、該4ページ目の原稿04のコピーのソータ30
の各ビン321 〜3210に対する分配はビン群32
1 〜3210の実線位置から2点鎖線位置への上昇移
動動作で実行され、3ページ目の原稿03のそれは下降
移動動作で実行され、2ページ目の原稿02のそれは上
昇移動動作で実行され、最終の1ページ目の原稿01の
それは下降移動動作で実行される。
【0021】即ち原稿枚数(=ビン群のビンに対する最
終のシート材分配枚数)が奇数枚である前記3枚の場合
のコピーソート完了時におけるビン群321 〜321
0は2点鎖線示の最上昇位置に位置して停止した状態と
なり、原稿枚数が偶数枚である上記4枚の場合のコピー
ソート完了時におけるビン群321 〜3210は実線
示の最下降位置に位置して停止した状態となる。
【0022】つまり原稿枚数が奇数枚であったときと偶
数枚であったときではコピーソート完了時でのビン群3
21 〜3210の停止待機高さ位置は高低異なる。
【0023】(2)ビン固定タイプ 図6において、複写機本体10、RDF装置20は前述
図3と同様である。ソータ33はビン固定タイプという
ことで本例では上下10段の各ビン321〜3210が
ソータ本体に定置配設されている。34は各ビン321
 〜3210に対するシート材排出部としてのソータ側
のコピー排出ローラであり、このコピー排出ローラ34
は不図示の昇降動機構によりソータ本体内を上下多段の
ビン321 〜3210に沿って上下移動駆動制御され
る。
【0024】前記(1)の例と同様に図4のように1〜
3ページ3枚1組の片面原稿01〜03を10部複写し
てソータ33で丁合させるものとする。
【0025】各原稿01〜03のコピーは前述と同様に
RDF装置20のトレイ21上にセットした載置原稿の
最下位である3ページ目の原稿03から順次に実行され
ていく。ソータ33はこの例ではシート材排出ローラ3
4が実線示の最上昇位置にあり、最上段の1段目のビン
321 の位置に対応しているものとする。
【0026】而して複写機本体10側から排出ローラ2
・出口3を通ってソータ33側へ進入した3ページ目の
原稿03の1枚目のコピーはソータのシート材排出ロー
ラ34へ搬送ベルト35で搬送され、画像面上向きで1
段目のビン321 へ送り出される。次いでローラ34
がビン1段分下降移動されて2段目のビン322 の位
置に対応し、このビン322 に2枚目のコピーが送り
出される。以下同様にローラ34がビン1段分ずつ下降
移動されて各段のビンにコピーが1枚ずつ順次に分配送
りされていく。最終的にはローラ34が2点鎖線示のよ
うに最下段の10段目のビン3210の位置に下降対応
してこのビン3210に3ページ原稿03の最終10枚
目のコピーが分配される。
【0027】次の2ページ目の原稿02のコピーの、各
ビン321 〜3210に対する分配はローラ34が2
点鎖線位置から実線位置への上昇移動動作で下位段のビ
ン3210から上位段のビン321 の順に実行され、
更に次の1ページ目の原稿01のコピーのそれはローラ
34の下降移動動作で上位段のビン321 から下位段
のビン3210の順に実行されていき、コピーソート完
了時におけるローラ34は2点鎖線示の最下位位置に位
置して停止した状態で待機状態に入る。
【0028】原稿0が上記の1〜3ページ3枚1組でな
く、図5のように1〜4ページ4枚1組01〜04であ
ったときは、最初の4ページ目の原稿04のコピーの、
各ビン321 〜3210に対する分配はローラ34の
下降移動動作で実行され、3ページ目原稿03のそれは
上降移動動作で実行され、2ページ目原稿02のそれは
下降移動動作で実行され、最後の1ページ目原稿01の
それは上昇移動動作で実行される。
【0029】即ち原稿枚数が奇数枚であったときと、偶
数枚であったときとでは、最終ページ原稿のコピーのソ
ート時のローラ34の移動動作が、一方は下降動作とな
り、他方は逆に上昇動作となり、異なることになる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ビン移動タイプのソー
タ30(図3)については前述したように、原稿枚数の
奇偶によってソート完了時のビン群321〜3210の
停止待機高さ位置に高低の違いを生じるので、高い位置
に停止待機した場合と、低い位置に停止待機した場合の
両者間では、各ビンからのシート材の取り出し性に著し
く異なりを生じ、作業性が一定化しない。例えば最下段
のビン3210からのシート材の取り出し性でいえば、
ビン群321 〜3210が高い位置に停止待機してい
る2点鎖線示の状態の場合は取り出しを行いやすいとし
ても、ビン群321 〜3210が低い位置に停止待機
している実線示の状態の場合にはオペレータはかがみ込
んで取り出す姿勢となり、同じビン3210でもシート
材取り出し性が著しく低下する。
【0031】ビン固定タイプのソータ33(図6)につ
いては、前述したように、原稿枚数が奇数枚であったと
きと、偶数枚であったときとでは、最終ページ原稿のコ
ピーのソート時のシート材排出部としてのローラ34の
ビン群321 〜3210に対する移動が一方が上から
下への下降動作となり、他方が逆に下から上への上昇動
作となるため、最終ページ原稿のコピーのソート実行過
程でオペレータがソートジョブが完了したビンから順次
にシート材を取り出そうとするとき、上段のビン321
 から順次に取り出すことになる場合(ローラ34が下
降動作のとき)と、下段のビン3210から順次に取り
出すことになる場合(ローラ34が上昇動作のとき)と
があり、従ってこのようにシート材取り出し順序が原稿
の奇偶により変わるので戸惑うことがある。
【0032】本発明は従来のビン移動タイプやビン固定
タイプのシート材分配装置の上記のような不具合を解消
し何れの場合もビンに分配されたシート材のビンからの
取りし出し性を向上させることができるように改善した
シート材分配装置の制御方法を提供することを目的とす
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート材を収
納する複数のビン群を具備し、そのビン群とシート材排
出部とを相対的に移動させてシート材排出部からビン群
のビンへシート材を分配収納させるシート材分配装置に
おいて、ビン群とシート材排出部を相対的に第1の方向
に移動させてビン群のビンに対するシート材の分配を開
始する分配動作を第1モードとし、第1の方向とは逆の
第2の方向にビン群とシート材排出部を相対的に移動さ
せてビン群のビンに対するシート材の分配を開始する分
配動作を第2モードとしたとき、ビン群のビンに対する
シート材分配枚数が奇数である場合も偶数である場合も
ビン群のビンに対する最終枚目のシート材の分配が予め
定めた前記の第1モードまたは第2モードにて実行され
て終了するように、ビン群のビンに対する上記のシート
材分配枚数が奇数であるか偶数であるかの情報にもとず
いて、ビン群のビンに対する最初のシート材の分配を前
記の第1モードまたは第2モードを選択して実行させる
ようにしたことを特徴とするシート材分配装置の制御方
法である。
【0034】
【作用】即ち、上記の制御構成により、ビン群のビンに
対する最終のシート材分配枚数の奇偶に拘らず何れの場
合も最終枚目のシート材の分配が、ビンからのシート材
の取り出し性等の有利性を考慮して予め定めた第1モー
ド又は第2モードで実行されて分配が終了した状態とな
るから、従来のビン移動タイプのようにビン群のビンに
対する最終のシート材分配枚数(=原稿枚数)の奇偶に
よって、ビン群が最終的に停止待機する位置に高低の違
いを生じることによる問題、また従来のビン固定タイプ
のように同じく上記枚数の奇偶によって、ビン群の各ビ
ンからのシート材の取り出し順序が上段側から下段側の
場合と、下段側ら上段側の場合の2つの場合を生じて戸
惑う等の問題が解消される。
【0035】
【実施例】<実施例1>本実施例は前述図3の複写機本
体10、RDF装置20、ビン移動タイプのソータ30
について本発明による制御構成を適用した例である。
【0036】図1は制御部のブロック線図であり、複写
機制御部100には原稿枚数、コピーモード、コピー部
数等の情報が入力される。これ等の入力情報によりビン
群321 〜3210の昇降動機構が制御される(ピン
固定タイプの場合はシート材排出ローラ34(図6)の
昇降動機構が制御される)。
【0037】原稿枚数、コピーモード、コピー部数等は
不図示の複写機操作部のキー操作で入力できる。原稿枚
数は後述するようにRDF装置20を利用して予め自動
カウントさせて制御部100へ入力させることもできる
【0038】コピーモードは、複写機本体10からの出
力コピーをソータ30でソート処理するモードと、ソー
トせずにビン群321 〜3210の特定のビン例えば
最上段のビン321 に全て排出させる非ソートモード
等の選択指定である。
【0039】図2はソートモードが選択されたときの制
御部100のフローチャートである。RDF装置20の
トレイ21上に原稿0を積載セットし、ソートモードを
選択指定し(ステップS1)、またコピー部数等の他の
条件も選択指定する。原稿枚数は前述したようにキーイ
ンによりマニュアルで入力するようにしてもよいが、本
実施例では次いでコピースタートキーを押す(S2)こ
とでRDF装置20を用いた自動カウントモード(S3
)が働いて積載セット原稿0の枚数が自動カウントされ
その情報が制御部100へ入力する。即ちコピースター
トキーのオン信号にもとづいてRDF装置20がトレイ
21上の積載原稿0を下のものから順に1枚ずつ順次に
プラテン1へ搬送し、次いでトレイ21上に戻し搬送す
る動作を積載原稿0の全ページ分が1循環するまで実行
することで原稿枚数のカウントがなされる。なおこの間
においては複写機本体10の複写動作は禁止される。
【0040】そしてそのカウント数が奇数であるか否か
の判定がなされ(S4)、奇数であるときはビン群32
1 〜3210に対する最初のシート材の分配を第1モ
ードで行なう制御系が選択され(S5)、偶数であると
きは第2モードで行なう制御系が選択される(S6)。
【0041】この実施例においては第1モードは、ビン
群321 〜3210を図3の実線示の最下降位置に待
機させて最上段のビン321 をシート材排出ローラ3
1の位置に対応させこのビン321 から順次下位段の
ビンに対するシート材の分配を開始させる分配動作であ
る。第1モードに切換えられた時点でビン群321 〜
3210が2点鎖線示の最上昇位置や最下降位置までの
途中位置に停止待機している状態にあるときは、最下降
位置へ戻し移動する初期設定動作が実行される。
【0042】また第2モードは、設定されたコピー部数
x(≦10)との関係においてビン群321 〜321
0のビンを最上段のものから下位段側に順次に数えて部
数値xに対応する段位のビン32x (コピー部数xが
5部であれば5段目のビン325 、10部であれば最
下段のビン3210)をシート材排出ローラ31の位置
に対応させてそのビン32x から順次に上段のビンに
対するシート材の分配を開始させる分配動作である。第
2モードに切換えられた時点でその段位のビン32x 
がシート材排出ローラ31の位置に対応して待機状態に
なるようにビン群321 〜3210の所期設定動作が
実行される。
【0043】(a)まず、原稿の枚数が奇数である場合
の例として前述図4のように1〜3ページ3枚1組の原
稿01〜03を10部作成する場合を説明する。
【0044】前述したようにその原稿01〜03をRD
F装置20のトレイ21上に積載セットし、ソートモー
ドを指定入力し、部数10部を指定入力し、コピースタ
ートキーを押すと、RDF装置20による前述の原稿枚
数カウントモードが実行されて積載セット原稿01〜0
3が3枚の奇数であることが判定され、第1モードが選
択される(図2のステップS1〜S5)。
【0045】第1モードが選択されたことでソータ30
において、ビン群321 〜3210を、最上段のビン
321 がシート材排出ローラ31の位置に対応した状
態になるように下降動させる所期設定動作が実行される
【0046】以後は前記(1)項の■〜■と同様に各原
稿01〜03についての10枚ずつの複写、その各原稿
のコピーの各ビン321 〜3210に対する繰り返し
の分配動作が実行されて各ビン321 〜3210に1
〜3ページ3枚1組の合計10部の、原稿01〜03と
同じコピーが丁合されて収納される。即ち、最初の原稿
である3ページ目の原稿03についての合計10枚の順
次コピーのビン群321 〜3210のビンに対する分
配は、ビン群321 〜3210が上記所期設定の下降
位置から上昇移動動作していくことで最上段のビン32
1 から最下段のビン3210へ順次に実行される(第
1モード)。2ページ目の原稿02のそれはビン群の下
降移動動作で実行され(第2モード)、最終の1ページ
目の原稿01のそれはビン群の上昇移動動作で実行され
(第1モード)、ビン群321 〜3210は最終的に
は図3の2点鎖線示の最上昇位置に上昇した状態で停止
待機した状態となる。
【0047】(b)つぎに原稿の枚数が偶数である場合
の例として前述図5のように1〜4ページ4枚1組の原
稿01〜04を10部作成する場合を説明する。
【0048】この場合はRDF装置20による前述の原
稿枚数カウントモードの実行にて積載セット原稿01〜
04が4枚の偶数であることが判定され第2モードが選
択される(図2のステップS1〜S4,S6)。
【0049】第2モードが選択されたことでソータ30
において入力コピー枚数に対応する段位のビン、本例で
は10部の指定入力であるから10段目、すなわち最下
段のビン3210がシート材排出ローラ31の位置に対
応して待機状態(図3の2点鎖線示状態)になるように
ビン群321 〜3210の所期設定動作が実行される
【0050】そして最初の原稿である4ページ目の原稿
04についての合計10枚の順次コピーのビン群321
 〜3210のビンに対する分配は、ビン群321 〜
3210が上記所期設定の上昇位置から下降移動動作し
ていくことで最下段のビン3210から最上段のビン3
21 へ順次に実行される(第2モード)。3ページ目
の原稿03のそれはビン群の上昇移動動作で実行され(
第1モード)、2ページ目の原稿02のそれはビン群の
下降移動動作で実行され(第2モード)、最終の1ペー
ジ目の原稿01のそれはビン群の上昇移動動作で実行さ
れる(第1モード)。
【0051】これにより各ビン321 〜3210に1
〜4ページ4枚1組の合計10部の、原稿01〜04と
おなじコピーが丁合されて収納される。そしてビン群3
21 〜3210は最終的には上記の最後の第1モード
でのシート分配動作で図3の2点鎖線示の最上昇位置に
上昇した状態で停止待機した状態となる。
【0052】即ち本実施例の場合は原稿0の枚数の奇数
・偶数にかかわらず、いずれの場合も最終枚目の1ペー
ジ原稿01のコピーのビン群321 〜3210に対す
る分配が、ビン群が上昇移動動作する第1モードをもっ
て実行されて終了し、ビン群321 〜3210が図3
の2点鎖線示の最上昇位置に停止待機した状態になるも
ので、これによりオペレータはいつも立った姿勢で各ビ
ンより収納シート材を取り出すことが可能となり、取り
出し性が向上する。したがって従来のビン移動タイプの
ように原稿枚数の奇偶によって、ビン群が最終的に停止
待機する位置に高低の違いを生じることによる問題がな
くなる。
【0053】<実施例2>本実施例は前述図3の複写機
本体10、RDF装置20、ビン固定タイプのソータ3
3について本発明による制御構成を適用した例である。
【0054】制御部100及びソートモードが選択され
たときの制御部100のフローチャートは前述実施例1
と同じであり、積載セット原稿のRDF装置20を用い
たカウントモードの実行で原稿枚数が奇数であるときは
ビン群321 〜3210に対する最初のシート材の分
配を第1モードで行なう制御系が選択され(図2のステ
ップS5)、偶数であるときは第2モードで行なう制御
系が選択される(S6)。この実施例においては第1モ
ードは、可動のシート材排出ローラ34を固定のビン群
321 〜3210の最上段のビン321 に対応させ
た図6の実線示の最上昇位置に待機させてこのビン32
1 から順次下位段のビンに対するシート材の分配を開
始させる分配動作である。第1モードに切換えられた時
点でシート材排出ローラ34がビン群321 〜321
0の最上段のビン321に対応していないときは対応す
るようにローラ34を移動させる初期設定動作が実行さ
れる。
【0055】また第2モードは、設定されたコピー部数
x(≦10)との関係においてビン群321 〜321
0のビンを最上段のものから下位段側に順次に数えて部
数値xに対応する段位のビン32x (コピー部数xが
5部であれば5段目のビン325 、10部であれば最
下段のビン3210)の位置にシート材排出ローラ34
を対応位置させてそのビン32x から順次に上段のビ
ンに対してシート材の分配を開始させる分配動作である
。第2モードに切換えられた時点でその段位のビン32
x の位置にシート材排出ローラ34が対応位置して待
機状態になるようにローラ34の所期設定動作が実行さ
れる。
【0056】(a)まず、原稿の枚数が奇数である場合
の例として前述図4のように1〜3ページ3枚1組の原
稿01〜03を10部作成する場合を説明する。
【0057】前述したようにその原稿01〜03をRD
F装置20のトレイ21上に積載セットし、ソートモー
ドを指定入力し、部数10部を指定入力し、コピースタ
ートキーを押すと、RDF装置20による前述の原稿枚
数カウントモードが実行されて積載セット原稿01〜0
3が3枚の奇数であることが判定され、第1モードが選
択される(図2のステップS1〜S5)。
【0058】第1モードが選択されたことでソータ33
において、シート材排出ローラ34がビン群321 〜
3210の最上段のビン321 の位置に対応した状態
になるように所期設定動作が実行される。
【0059】以後は前記(2)項と同様に各原稿01〜
03についての10枚ずつの複写、その各原稿のコピー
の各ビン321 〜3210に対する繰り返しの分配動
作が実行されて各ビン321 〜3210に1〜3ペー
ジ3枚1組の合計10部の、原稿01〜03と同じコピ
ーが丁合されて収納される。即ち、最初の3ページ目の
原稿03のコピーの、各ビン321 〜3210に対す
る分配はローラ34の実線位置から2点鎖線位置への下
降移動動作で上位段のビン321 から下位段のビン3
210の順に実行され(第1モード)、2ページ目の原
稿02のそれはローラ34の上昇移動動作で下位段のビ
ン3210から上位段のビン321 の順に実行され(
第2モード)、最後の1ページ目の原稿01のそれはロ
ーラ34の下降移動動作で上位段のビン321 から下
位段のビン3210の順に実行されていき(第1モード
)、コピーソート完了時におけるローラ34は下位段の
ビン3210に対応した2点鎖線示の最下降位置に位置
して停止して待機状態に入る。
【0060】(b)つぎに原稿の枚数が偶数である場合
の例として前述図5のように1〜4ページ4枚1組の原
稿01〜04を10部作成する場合を説明する。
【0061】この場合はRDF装置20による前述の原
稿枚数カウントモードの実行にて積載セット原稿01〜
04が4枚の偶数であることが判定され第2モードが選
択される(図2のステップS1〜S4,S6)。
【0062】第2モードが選択されたことでソータ33
において入力コピー枚数に対応する段位のビン、本例で
は10部の指定入力であるから10段目、すなわち最下
段のビン3210にシート材排出ローラ34が対応位置
して待機状態(図6の2点鎖線示状態)になるように所
期設定動作が実行される。
【0063】そして最初の原稿である4ページ目の原稿
04についての合計10枚の順次コピーのビン群321
 〜3210のビンに対する分配は、ローラ34が上記
所期設定の位置から上昇移動動作していくことで最下段
のビン3210から最上段のビン321 へ順次に実行
される(第2モード)。3ページ目の原稿03のそれは
ローラ34の下降移動動作で実行され(第1モード)、
2ページ目の原稿02のそれはローラ34の上昇移動動
作で実行され(第2モード)、最終の1ページ目の原稿
01のそれはローラ34の下降移動動作で実行される(
第1モード)。
【0064】これにより各ビン321 〜3210に1
〜4ページ4枚1組の合計10部の、原稿01〜04と
おなじコピーが丁合されて収納され、コピーソート完了
時におけるローラ34は下位段のビン3210に対応し
た2点鎖線示の最下位位置に位置して停止して待機状態
に入る。
【0065】即ち本実施例の場合は原稿0の枚数の奇数
・偶数にかかわらず、いずれの場合も最終枚目の1ペー
ジ原稿01のコピーのビン群321 〜3210に対す
る分配がローラ34が下降移動動作する第1モードをも
って実行されるからソートジョブはいつも上方のビンよ
り完了していき、上方のビンより順次に収納シート材を
取り出すことが可能となる。したがって従来のビン固定
タイプのように同じく原稿枚数の奇偶によって、ビン群
の各ビンからのシート材の取り出し順序が上段側から下
段側の場合と、下段側ら上段側の場合の2つの場合を生
じて戸惑う等の問題が解消される。
【0066】なお実施例1・同2において、原稿0の枚
数の奇数・偶数にかかわらず、いずれの場合も最終枚目
の1ページ原稿01のコピーのビン群321 〜321
0に対する分配が実施例とは逆の第2モードをもって実
行されるように設定することもできる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シート材
を収納する複数のビン群を具備し、そのビン群とシート
材排出部とを相対的に移動させてシート材排出部からビ
ン群のビンへシート材を分配収納させるシート材分配装
置において、ビン群のビンに対する最終のシート材分配
枚数(=原稿枚数)の奇偶に拘らず何れの場合も最終枚
目のシート材の分配が、ビンからのシート材の取り出し
性等の有利性を考慮して予め定めた第1モード又は第2
モードで実行されて分配が終了した状態となるから、従
来のビン移動タイプのようにビン群のビンに対する上記
の枚数の奇偶によって、ビン群が最終的に停止待機する
位置に高低の違いを生じることによる問題、また従来の
ビン固定タイプのように同じく上記の枚数の奇偶によっ
て、ビン群の各ビンからのシート材の取り出し順序が上
段側から下段側の場合と、下段側ら上段側の場合の2つ
の場合を生じて戸惑う等の問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】  実施例装置の制御部のブロック線図
【図2
】  制御部のフローチャート
【図3】  ビン移動タイプのシート材分配装置の一例
の概略図
【図4】  RDF装置のトレイに奇数である3枚の原
稿が積載セットされている状態の模型図
【図5】  RDF装置のトレイに偶数である4枚の原
稿が積載セットされている状態の模型図
【図6】  ビン固定タイプのシート材分配装置の一例
の概略図
【符号の説明】
10  複写機本体 20  循環式原稿送り装置(RDF装置)30・33
シート材分配装置(ソータ)0(01〜04)  原稿 321 〜3210  ビン 31・34  シート材排出ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シート材を収納する複数のビン群を具
    備し、そのビン群とシート材排出部とを相対的に移動さ
    せてシート材排出部からビン群のビンへシート材を分配
    収納させるシート材分配装置において、ビン群とシート
    材排出部を相対的に第1の方向に移動させてビン群のビ
    ンに対するシート材の分配を開始する分配動作を第1モ
    ードとし、第1の方向とは逆の第2の方向にビン群とシ
    ート材排出部を相対的に移動させてビン群のビンに対す
    るシート材の分配を開始する分配動作を第2モードとし
    たとき、ビン群のビンに対するシート材分配枚数が奇数
    である場合も偶数である場合もビン群のビンに対する最
    終枚目のシート材の分配が予め定めた前記の第1モード
    または第2モードにて実行されて終了するように、ビン
    群のビンに対する上記のシート材分配枚数が奇数である
    か偶数であるかの情報にもとずいて、ビン群のビンに対
    する最初のシート材の分配を前記の第1モードまたは第
    2モードを選択して実行させるようにしたことを特徴と
    するシート材分配装置の制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6142470A (en) * 1997-04-11 2000-11-07 Minolta Co., Ltd. Sorter with bin movement control system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6142470A (en) * 1997-04-11 2000-11-07 Minolta Co., Ltd. Sorter with bin movement control system

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