JP3276086B2 - 内視鏡システム、内視鏡及び内視鏡制御装置 - Google Patents

内視鏡システム、内視鏡及び内視鏡制御装置

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JP3276086B2
JP3276086B2 JP29619092A JP29619092A JP3276086B2 JP 3276086 B2 JP3276086 B2 JP 3276086B2 JP 29619092 A JP29619092 A JP 29619092A JP 29619092 A JP29619092 A JP 29619092A JP 3276086 B2 JP3276086 B2 JP 3276086B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子スコープ及び親スコ
ープ等複数のスコープを用いる内視鏡システム、特にス
コープの操作性向上を図った内視鏡システム、内視鏡及
び内視鏡制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長な挿入部を挿入する
ことにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じ、
処置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治
療処置のできる医療用の内視鏡が広く用いられている。
【0003】また、ボイラー・ガスタービンエンジン・
化学プラント等の配管・自動車エンジンのボディ等の内
部の傷や腐蝕等の観察や検査等に、工業用内視鏡が広く
利用されている。
【0004】さらに、電荷結合素子(CCD)などの固
体撮像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡も各種用いら
れている。
【0005】実開平2−114002では、胆・膵管系
診断へのアプローチとして、親子式の内視鏡システムが
示されている。つまり、親スコープを十二指腸まで挿入
した後、親スコープに設けられた挿通チャンネルに、子
スコープを挿入し、子スコープを総胆管に挿入するもの
である。この手技において、術者は親スコープ操作者
(主操作者)と子スコープ操作者の2名が必要で、各操
作者がそれぞれのスコープを操作することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の手技において、
手技をスムーズに進めるためには、2名の操作者の連係
が不可欠である。
【0007】このため、いずれかの操作者が主担当とな
り、例えば主担当が他方の操作を口頭で指示すると共
に、そのタイミングもはかることで連係を確保してい
る。しかし、微妙なタイミングが必要な場合には、スム
ーズな運用は難しく、連係による手技を難しくしてい
る。
【0008】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、複数の内視鏡に係わる操作のタイミングを容易に
できる内視鏡システム、内視鏡及び内視鏡制御装置の提
供を目的としている。
【0009】本発明の内視鏡システム、内視鏡及び内視
鏡制御装置は、複数の内視鏡を備えていると共に、一つ
以上の内視鏡に他の一つ以上の内視鏡を操作する操作ス
イッチを設けている。請求項1に記載の発明は、被検対
象の内部を観察するための第1の内視鏡と、前記第1の
内視鏡とは別個に少なくとも1つ備えられた、被検対象
の内部を観察するための第2の内視鏡と、前記第2の内
視鏡を制御する制御手段と、前記制御手段に対して所定
の操作を指示する、前記第1の内視鏡に備えられた指示
手段と、を有することを特徴とする。 請求項2に記載の
発明は、被検対象の内部を観察するための内視鏡であっ
て、少なくとも1つの副内視鏡と組み合わせて使用され
る内視鏡において、前記副内視鏡の操作を指示する副内
視鏡用指示手段と、前記副内視鏡指示手段からの指示信
号を、前記副内視鏡を制御するための副内視鏡用制御手
段に送出する送出手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、被検対象の内部を観察するた
めの内視鏡を制御するための内視鏡制御装置であって、
少なくとも1つの副内視鏡と組み合わせて使用される内
視鏡を制御するための内視鏡制御装置において、前記内
視鏡に対して所定の操作を指示する第1の指示手段から
の指示信号を入力する第1の入力部と、前記第1の入力
部に入力された前記第1の指示信号に基づき前記内視鏡
を制御する制御部と、前記副内視鏡に対して所定の操作
を指示する第2の指示手段からの第2の信号を入力する
第2の入力部と、前記第2の入力部に入力された前記第
2の信号を、前記副内視鏡を制御するための副内視鏡用
制御手段に出力する出力部と、を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作 用】本発明は、複数の内視鏡、例えば第1,第2
の内視鏡を用いる手技において、一つ以上一例として第
1の内視鏡の操作スイッチにより、他の一つ以上一例と
して第2の内視鏡を操作することにより、複数の内視鏡
をタイミングよく操作できるようにする。
【0011】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係
り、図1は親子式の内視鏡システムの構成図、図2は電
気的接続の一部及びシステムの管路を示す構成図であ
る。
【0012】本実施例の内視鏡システムは、図1に示す
ように、親・子スコープを有するシステムである。
【0013】図1に示す親スコープ1は、親操作部2、
親挿入部3、ユニバーサルコード4、コネクタ5から構
成されている。前記親操作部2に設けた処置具挿入口6
は、チャンネル(図示せず)を介して、親挿入部3の先
端側に設けた開口7と連通している。尚、符号3aは、
親挿入部3先端近傍に設けられた湾曲可能な湾曲部であ
る。
【0014】前記ユニバーサルコード4の端部に接続さ
れたコネクタ5は、照明ランプを内蔵した親側光源装置
8に接続されている。前記コネクタ5、ユニバーサルコ
ード4、親操作部2、及び親挿入部3内に内蔵された図
示しないライトガイドは、親挿入部3の先端から、親側
光源装置8の照明光を照射するようになっている。
【0015】また、前記コネクタ5には、第1のケーブ
ル9と第2のケーブル10の各一端が接続されている。
【0016】第1のケーブル9の他端は、親側カメラコ
ントロールユニット(以下、親側CCUと略記する)6
0に接続されている。前記親側CCU60は、親挿入部
3の先端に設けたCCD(図示せず)より得られた信号
から、モニタ11に内視鏡像を映し出すための信号処理
と制御をするものである。
【0017】第2のケーブル10の他端は、図2に示す
アダプタ13を介して、送気・送水・吸引ユニット12
に接続されている。前記親側送気・送水・吸引ユニット
12は、アダプタ13と共に、ユニバーサルコード4,
親操作部2,親挿入部3内に内蔵した流体管路を介し
て、親挿入部3の先端より実施する送気・送水・吸引を
制御するものである。
【0018】親操作部2には、親スコープ用送気送水ス
イッチ(以下、親用送気送水SWと略記する)14、親
スコープ用吸引スイッチ(以下、親用吸引SWと略記す
る)15、及び親スコープ用レリーズスイッチ(以下、
親用レリーズSWと略記する)16とが設けられてい
る。
【0019】また、親操作部2には、親側子スコープ用
送気送水スイッチ(以下、親側/子用送気送水SWと略
記する)17、親側子スコープ用吸引スイッチ(以下、
親側/子用吸引SWと略記する)18、親側子スコープ
用レリーズスイッチ(以下、親側/子用レリーズSWと
略記する)19、親/子優先選択スイッチ(SW)2
0、及び図示しないアングルノブが設けられている。
【0020】一方、子スコープ25は、子挿入部21、
子操作部22、ユニバーサルコード23、及びコネクタ
24から構成されている。前記子挿入部21は、親スコ
ープ1の処置具挿入口6より挿入され、前記開口7より
先端が突出するようになっている。尚、符号21aは、
子挿入部21先端近傍に設けられた湾曲可能な湾曲部で
ある。
【0021】前記子スコープ25は、親スコープ1と同
様にコネクタ24、第1のケーブル91、及び第2のケ
ーブル26を介して、子側光源装置27、子側カメラコ
ントロールユニット(以下、子側CCUと略記する)2
8、子側送気・送水・吸引ユニット29に接続されてい
る。前記子側CCU28は、子挿入部3の先端に設けた
CCD(図示せず)より得られた信号から、モニタ92
に内視鏡像を映し出す制御をするものである。
【0022】前記子操作部22には、子スコープ用送気
送水スイッチ(以下、子用送気送水SWと略記する)3
0、子スコープ用吸引スイッチ(以下、子用吸引SWと
略記する)31、及び子スコープ用レリーズスイッチ
(以下、子用レリーズSWと略記する)32が設けられ
ている。
【0023】図2には、送気・送水・吸引ユニット12
を含め管路の構成、及び電気的な接続の構成を示す。
【0024】送気・送水・吸引ユニット12は、送気ポ
ンプ33を内臓している。この送気ポンプ33は、第1
の送気管路34を接続している。第1の送気管路34
は、第2の送気管路35の中途に分岐接続されている。
【0025】第1の送気管34は、第1の電磁弁36の
入力ポートに接続され、第1の電磁弁36の出力ポート
には、第3の送気管路37が接続されている。前記第1
の電磁弁36は、開状態と閉状態の切換えが可能で、制
御部38により制御されている。
【0026】第2の電磁弁39は2個の入力ポートと2
個の出力ポートを持ち、入力ポートの一方は第2の送気
管路35に接続され、他方は大気に開放されている。ま
た、前記2個の出力ポートには、各々第1の送水加圧管
路40と第1の排水加圧管路41が接続されている。
【0027】前記第2電磁弁39は、4つの状態に切換
え可能で、それぞれ前記制御部38により制御されるよ
うになっている。前記4つの状態とは、(A)全て連通
させない、(B)第2の送気管路35と第1の送水加圧
管路40とを連通させる、(C)第1の排水加圧管路4
1と第2の送気管路35とを連通させる、(D)第1の
送水加圧管路40を大気に連通(開放)させるというも
のである。
【0028】尚、前記第2電磁弁39は複数の電磁弁で
構成させ、同様の機能を持たせるように構成してもよ
い。
【0029】また、前記送気・送水・吸引ユニット12
内には、外部に配置された吸引ビン90の内部空間を介
して、外部に設けた吸引器43に一端が接続された第1
の吸引管路42が配管されている。前記第1の吸引管路
42の他端は、前記アダプタ13内の第2の吸引管路4
4の一端に接続されている。
【0030】さらに、前記第1の吸引管路42の中途に
は、第1の吸引管路42を押しつぶしたり開放したりす
ることで、管路の開閉をするピンチバルブ45が設けら
れている。前記ピンチバルブ45は、制御部38により
開閉が制御されている。
【0031】前記第1の送水加圧管路40の他端は、ア
ダプタ13内の第2の送水加圧管路46に接続され、こ
の第2の送水加圧管路46の他端は、送水タンク47内
の貯水液面上方空間に連通接続されている。前記第1の
排水加圧管路41の他端は、アダプタ13内の第2の排
水加圧管路48に接続され、この第2の排水加圧管路4
8は、第1の送水管路49及び第2の送水管路50とに
分岐されている。
【0032】前記第1の送水管路49の他端は、送水タ
ンク47内の貯水液に浸漬している。第2の送水管路5
0の他端は、第2のケーブル10内の第3の送水管路5
1の一端に接続されている。
【0033】前記第3の送気管路37の他端は、アダプ
タ13内の第4の送気管路52の一端に接続され、第4
の送気管路52の他端は、第2のケーブル10内の第5
の送気管路53の一端に接続されている。
【0034】前記第2の吸引管路44の他端は、第2の
ケーブル10内の第3の吸引管路54の一端に接続され
ている。
【0035】第3の送水管路51、第5の送気管路5
3、及び第3の吸引管路54の各他端は、それぞれ親ス
コープ1に内蔵された第4の送水管路55、第6の送気
管路56、第4の吸引管路57の各一端に接続されてい
る。第4の送水管路55、第6の送気管路56、及び第
4の吸引管路57の各他端は、親挿入部3の先端にて開
口されている。
【0036】制御手段としての前記制御部38は、親用
送気送水SW14、親用吸引SW15、及び親用レリー
ズSW16、並びに親側/子用送気送水SW17、親側/
子用吸引SW18、親側/子用レリーズSW19、及び
親/子優先選択SW20が電気的に接続されている。前
記制御部38は、親/子優先選択SW20の選択によ
り、親用SW14ないし16のONに応じて、親側にて
所定の制御を行うようになっている。また、制御部38
は、親/子優先選択SW20の選択により、親側/子用
SW17ないし19のONに応じて、子側にて所定の制
御を行うようになっている。そのため、前記制御部38
は、親側ユニット12の他に、子側送気・送水・吸引ユ
ニット29の図示しない制御部に電気的に接続されてい
る。さらに制御部38は、前記親側CCU60と子側C
CU28とに電気的に接続されている。親側CCU60
と子側CCU28とは、スコープ1及び子スコープ25
の撮像画像を記録する図示しない内視鏡画像記録装置に
電気的に接続されている。
【0037】前記送気・送水・吸引ユニット12には、
装置用電源スイッチ58が設けてある。
【0038】前記構成で、親用送気送水SW14は、2
段押込みスイッチで1段押すと制御部38の制御により
第1の電磁弁36が開状態となり、第6の送気管路56
の開口から送気がなされる。さらに前記選択スイッチ2
0は、2段押すと制御部38の制御により、第2電磁弁
39が状態(B)となり第4の送水管路55の開口から
送水がなされる。
【0039】親用吸引SW15を操作すると、制御部3
8の制御によりピンチバルブ45が開状態となり、第4
の吸引管路57の開口から空気・汚物等が吸引される。
【0040】親用レリーズSW16を操作すると、親側
CCU60の制御により、図示しない内視鏡像記録装置
に内視鏡像が記録される。
【0041】親/子優先選択スイッチ20は、親側/子
用送気送水SW17、親側/子用吸引SW18、及び親
側/子用レリーズSW19のスイッチ群と、子用送気送
水SW30、子用吸引SW31、及び子用レリーズSW
32のスイッチ群とのいずれかのスイッチ群を有効と
し、他方を無効とさせる切換スイッチである。前記選択
スイッチ20は、その信号が、親側CCU60を介し
て、図1に示すケーブル59により子側CCU28、及
び子側送気・送水・吸引ユニット29に伝達される。
【0042】親/子優先選択スイッチ20を一度押す
と、親側/子用送気送水SW17、親側/子用吸引SW1
8、及び親側/子用レリーズSW19のスイッチ群が有
効となる。このとき、子用送気送水SW30、子用吸引
SW31、及び子用レリーズSW32は無効となる。
【0043】そして、親側/子用送気送水SW17を一
段押すと、子側送気・送水・吸引ユニット29の制御に
より、子挿入部21の先端開口より送気され、2段押す
と送水がなされる。
【0044】また、親側/子用吸引SW18を押すと、
子側送気・送水・吸引ユニット29の制御により、子挿
入部21の先端開口より吸引がなされる。さらに、親側
/子用レリーズSW19を押すと、子側CCU28の制
御により、図示しない内視鏡像記録装置に内視鏡像が記
録される。
【0045】一方、前記親/子優先選択スイッチ20を
もう一度押すと、今度は、親側/子用送気送水SW1
7、親側/子用吸引SW18、及び親側/子用レリーズS
W19は無効となる一方、子用送気送水SW30、子用
吸引SW31、及び子用レリーズSW32が有効とな
る。
【0046】そして、子用送気送水SW30、子用吸引
SW31、及び子用レリーズSW32は、前記に示した
親側/子用送気送水SW17,親側/子用吸引SW18,
親側/子用レリーズSW19の機能の代替えスイッチと
なる。つまり、同様の機能を有する。
【0047】親/子優先選択スイッチ20を押すたびご
とに、親側/子用送気送水SW17、親側/子用吸引SW
18、及び親側/子用レリーズSW19と、子用送気送
水SW30、子用吸引SW31、及び子用レリーズSW
32との有効/無効が切換えられる。
【0048】検査終了時に、装置用電源スイッチ58を
OFFにすると、制御部38は第2電磁弁39を例えば
30秒間(C)状態にした後、例えば5秒間(D)状態
にし、さらに、(A)状態としてから電源を切るという
制御をする。
【0049】この制御により、第2の排水加圧管路48
から送気がなされ、第1の送水管路49、第2の送水管
路50、第3の送水管路51、及び第4の送水管路55
の中に残っていた水を排出することができ、検査終了後
に残水による菌の繁殖を防ぐことができるので安全であ
る。
【0050】本実施例では、親スコープ1の操作者は、
必要に応じて、親/子優先選択スイッチ20で切換えた
後、親側/子用送気送水SW17、親側/子用吸引SW1
8、及び親側/子用レリーズSW19を操作すれば、子
スコープ25の送気・送水・吸引・レリーズの各操作を
行うことができる。従って、親側の操作者は、子スコー
プ25の操作者に操作の指示をする必要がなく、本実施
例のシステムを用いれば、親側の操作者により、複数の
内視鏡をタイミング良く操作できる。
【0051】尚、各スコープは、電子式のものに限ら
ず、光学式のファイバースコープでもよい。また、スコ
ープは、2台に限定されるものではない。
【0052】また、親/子優先選択スイッチ20は、親
スコープ1側ではなく子スコープ25に設けてもよい。
さらに、親/子優先選択スイッチ20は、親側のスイッ
チを選択した場合でも、子側のスイッチも有効であるよ
うに構成しても良い。
【0053】さらに、子スコープ25には、子側/親用
送気送水SW、子側/親用吸引SW、及び子側/親用レリ
ーズSWを設け、子スコープ25の操作者が、親スコー
プ1の操作を行えるように構成してもよい。
【0054】あるいは、親スコープ1、及び子スコープ
25のいずれの操作者もメイン操作者になれるように、
子スコープ25の操作をするスイッチを親スコープ1
に、親スコープ1の操作をするスイッチを子スコープ2
5に設けてもよい。さらに、親スコープ1、子スコープ
25の操作を各々いずれのスコープ側で行うかを選択す
るスイッチを設けてもよい。
【0055】前記親/子優先選択スイッチ20は、前述
のスコープ以外に、親側送気・送水・吸引ユニット1
2、または子側CCU28等の他の装置に設けてもよ
い。
【0056】また、前記親/子優先選択スイッチ20
は、複数のスイッチを同時に切換えるものではなく、各
機能スイッチごとに、例えば独立して設けた複数のスイ
ッチ、あるいは一つで複数の選択ができるものでもよ
い。
【0057】図3は本発明の第2実施例に係る内視鏡シ
ステムの構成図である。
【0058】本第2実施例は、図1に示す第1実施例と
操作スイッチが異なる。その他第1実施例と同様の構成
及び作用については、同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0059】前記親操作部2には、第1の送気送水スイ
ッチ(以下、第1送気送水SWと略記する)61、第1
の吸引スイッチ(以下、第1吸引SWと略記する)6
2、及び第1のレリーズスイッチ(以下、第1レリーズ
SWと略記する)63が設けられている。
【0060】また、前記親操作部2には、第1送気送水
SW61、第1吸引SW62、及び第1レリーズSW6
3の有効/無効を一括して切換える第1の切換スイッチ
(第1切換SW)64が設けられている。さらに、前記
親操作部2には、第1送気送水SW61、第1吸引SW
62、及び第1レリーズSW63の指示により、いずれ
のスコープの各機能を操作するかを選択する第1のスコ
ープ選択スイッチ(以下、第1選択SW)65が設けら
れている。
【0061】一方、前記子操作部22には、第2の送気
送水スイッチ(以下、第2送気送水SWと略記する)6
6、第2の吸引スイッチ(以下、第2吸引SWと略記す
る)67、及び第2のレリーズスイッチ(以下、第2レ
リーズSWと略記する)68が設けられている。
【0062】また、前記子操作部22には、第2送気送
水SW66,第2送吸引SW67,第2レリーズSW6
8の有効無効を切換える第2の切換スイッチ(以下、第
2切換SWと略記する)69が設けられている。さら
に、子操作部22には、第2送気送水SW66、第2送
吸引SW67、及び第2レリーズSW68の指示によ
り、いずれのスコープの各機能を操作するかを選択する
第2のスコープ選択スイッチ(以下、第2選択SWと略
記する)70が設けられている。
【0063】前記構成で、親スコープ1の操作者は、第
1切換SW64により、第1送気送水SW61、第1吸
引SW62、及び第1レリーズSW63を有効にするか
無効にするかを選択する。
【0064】「有効」を選択した場合は、さらに、第1
選択SW65により第1送気送水SW61、第1吸引S
W62、または第1レリーズSW63を指示した時に、
その指示が親スコープ1に対して行われるか、子スコー
プ25に対して行われるかを選択する。ここで、親スコ
ープ1を選択した時には、第1送気送水SW61、第1
吸引SW62、または第1レリーズSW63を操作すれ
ば、親挿入部3の先端から送気・送水・吸引が行われ
る。あるいは、親スコープ1で得られた内視鏡像が、前
記内視鏡画像記録装置に記録される。
【0065】一方、子スコープ25を選択した時には、
第1送気送水SW61、第1吸引SW62、または第1
レリーズSW63を操作すれば、子挿入部21の先端か
ら送気・送水・吸引が行われる。あるいは、子スコープ
25で得られた内視鏡像が、前記画像記録装置に記録さ
れる。
【0066】前記子スコープ25の操作者も、同様に第
2送気送水SW66ないし第2選択SW70のスイッチ
を操作することができる。
【0067】本実施例では、いずれのスコープからも両
スコープの操作ができる。第1実施例では、親スコープ
1に同種(例えば吸引用)のスイッチが二つあるのに対
し、本実施例では親スコープには一つであるので、操作
部におけるスイッチレイアウトが楽である。また、本実
施例では、操作者も送気送水を行いたければ、同じ動作
でいずれかのスコープの操作ができ、誤操作を防止でき
る。第1選択SW65を切換えるだけでよい。
【0068】その他の構成及び作用効果は、第1実施例
と同様で、説明を省略する。
【0069】図4は本発明の第3実施例に係る内視鏡シ
ステムの構成図である。
【0070】本第3実施例では、第1,2実施例に対し
てアングル機構とその制御法が異なるものである。第1
実施例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付
して説明を省略する。
【0071】前記第1,2実施例では、親湾曲部3a,
子湾曲部21aの湾曲角は、操作者が前記アングルノブ
を回してワイヤを牽引している。一方、本第3実施例で
は、親操作部2内にモータ(図示せず)を内蔵し、モー
タでワイヤを牽引することで湾曲させるようになってい
る。いわゆる、電動湾曲式のものである。
【0072】前記親用ジョイステックスイッチ71の操
作に応じて、親用アングルコントロールユニット(AC
U)72が、親湾曲部3aの湾曲角を制御する。また、
前記親操作部2には、親側/子用ジョイステックスイッ
チ75と、親/子湾曲切換スイッチ76とを設けてあ
る。
【0073】子スコープ25は、子挿入部21の子湾曲
部21aに、図示しない形状記憶合金が配置されてお
り、通電・加熱により湾曲するようになっている。
【0074】子操作部22には、子用ジョイステックス
イッチ73と、第2の湾曲切換スイッチ70とを設けて
ある。前記第2のジョイステックスイッチ73の操作に
応じて、子用アングルコントロールユニット(ACU)
74が、子湾曲部21aの湾曲角を制御する。
【0075】前記構成で、親スコープ1の湾曲操作は、
親用ジョイステックスイッチ71により実施される。
【0076】一方、子スコープ25の湾曲操作は、子用
ジョイステックスイッチ73、あるいは親側/子用ジョ
イステックスイッチ75で実施する。いずれで実施する
かは親/子湾曲切換スイッチ76のON/OFFにて、
切換えるようにする。
【0077】尚、電動化しているものであれば、湾曲操
作に代えて、例えば鉗子起上、ズーム等であってもよ
く、これらの操作スイッチを他のスコープに設けてもよ
い。
【0078】図5は本発明の第4実施例に係る内視鏡シ
ステムの構成図である。
【0079】図5に示す第4実施例は、親子式ではない
が、複数のスコープを用いた構成のものである。前記ス
コープとしては、硬性鏡を用いている。その他、第1実
施例と同様の構成及び作用については、同じ符号を付し
て説明を省略する。
【0080】例えば、経内視鏡胆のう摘出術には、複数
の硬性内視鏡が用いられる。第1の硬性鏡77、第2の
硬性鏡78は、各々第1実施例と同様に光源装置27,
8、子側CCU28,60、送気・送水・吸引ユニット
29,12に接続されている。
【0081】第1の硬性鏡77には、送気送水スイッチ
79、吸引スイッチ80、レリーズスイッチ81、及び
切換スイッチ82が設けられている。一方、第2の硬性
鏡78には、送気送水スイッチ83、吸引スイッチ8
4、及びレリーズスイッチ85が設けられている。尚、
符号93は人体であり、符号94,95は、硬性鏡をガ
イドするシースである。
【0082】前記構成で、切換スイッチ82がOFFの
時は、送気送水スイッチ79、吸引スイッチ80、及び
レリーズスイッチ81は、第1の硬性鏡77の操作がで
きると共に、送気送水スイッチ83、吸引スイッチ8
4、及びレリーズスイッチ85は第2の硬性鏡78の操
作ができる。
【0083】一方、前記切換スイッチ82がONの時
は、送気送水スイッチ79、吸引スイッチ80、及びレ
リーズスイッチ81は第2の硬性鏡78の操作ができる
が、送気送水スイッチ83、吸引スイッチ84、及びレ
リーズスイッチ85は無効となる。
【0084】いずれの各実施例においても、内視鏡像を
得る手段としては、CCDやイメージファイバに代え
て、超音波振動子を用いた超音波像を得る超音波プロー
ブでもよい。あるいは、超音波像のレリーズ、フリー
ズ、VTR記録等を他の内視鏡に設けたスイッチで操作
するようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、複数の内視鏡に係る操
作のタイミングを容易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係る親子式の内視鏡システ
ムの構成図。
【図2】図2は電気的接続の一部及びシステムの管路を
示す構成図。
【図3】図3は第2実施例に係る内視鏡システムの構成
図。
【図4】図4は第3実施例に係る内視鏡システムの構成
図。
【図5】図5は第4実施例に係る内視鏡システムの構成
図。
【符号の説明】
1…親子スコープ 2…親操作部 6…処置具挿入口 7…開口 14…親用送気送水SW 15…親用吸引SW 16…親用レリーズSW 17…親側/子用送気送水SW 18…親側/子用吸引SW 19…親側/子用レリーズSW 20…親/子優先選択SW 25…子スコープ 22…子操作部 30…子用送気送水SW 31…子用吸引SW 32…子用レリーズSW
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検対象の内部を観察するための第1の
    内視鏡と前記第1の内視鏡とは別個に少なくとも1つ備えられ
    た、被検対象の内部を観察するための第2の内視鏡と、 前記第2の内視鏡を制御する制御手段と、 前記制御手段に対して所定の操作を指示する、前記第1
    の内視鏡に備えられた指示手段と、 を有することを特徴とする内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 被検対象の内部を観察するための内視鏡
    であって、少なくとも1つの副内視鏡と組み合わせて使
    用される内視鏡において、 前記副内視鏡の操作を指示する副内視鏡用指示手段と、 前記副内視鏡指示手段からの指示信号を、前記副内視鏡
    を制御するための副内視鏡用制御手段に送出する送出手
    段と、 を有することを特徴とする内視鏡。
  3. 【請求項3】 被検対象の内部を観察するための内視鏡
    を制御するための内視鏡制御装置であって、少なくとも
    1つの副内視鏡と組み合わせて使用される内視鏡を制御
    するための内視鏡制御装置において、 前記内視鏡に対して所定の操作を指示する第1の指示手
    段からの指示信号を入力する第1の入力部と、 前記第1の入力部に入力された前記第1の指示信号に基
    づき前記内視鏡を制御する制御部と、 前記副内視鏡に対して所定の操作を指示する第2の指示
    手段からの第2の信号を入力する第2の入力部と、 前記第2の入力部に入力された前記第2の信号を、前記
    副内視鏡を制御するための副内視鏡用制御手段に出力す
    る出力部と、 を有することを特徴とする内視鏡制御装置。
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