JPS63220833A

JPS63220833A - 内視鏡の送液送気装置

Info

Publication number: JPS63220833A
Application number: JP62054247A
Authority: JP
Inventors: 岩越　恵一; 満佐藤; 楳田　弘行; 西沢　敏則
Original assignee: Toshiba Corp; Machida Endoscope Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Machida Endoscope Co Ltd
Priority date: 1987-03-11
Filing date: 1987-03-11
Publication date: 1988-09-14
Anticipated expiration: 2012-04-23
Also published as: US4844052A; JP2602823B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、医療用耕内、視鏡における送液送気装置の改
良に関し、さらに詳しくは術中において、内視鏡先端を
洗浄及び乾燥するための送液・送気を、術者の負担を軽
減して、容易に行なうことが可能な内視鏡の送液送気装
置に関するものである。

（従来の技術）電子内？ｊＡ鏡は、十二指腸、直腸、大腸、食通、耳＾
、および膀胱などの生体の治療や検査に広く用いられて
いる。

そして、内視鏡の送液送気装置は、術中に内視鏡先端の
観察光学系に付着する汚物や粘着物を除去するために機
能する。

寸なわら術中において、Ｉｍｍ先光学系汚物や粘着物が
付着すると、内視鏡による観察視野が阻害されるため、
内視鏡の送液路から先端の送液ノズルへ液体を供給して
観察光学系に噴射させた後、ざらに送気路から先端送気
ノズルへ気体を供給して観察光学系に付着した液体を取
除く作業が必要とされるのである。

そして、この洗浄作業は、一般の内視鏡検査や治療にお
いて、必須でかつ頻度の高い作業となっている。

従来、このような内視鏡の先端観察光学系の洗浄を行な
うために、術者は内視鏡操作部に設けられた送液および
送気ボタンを術中類々に操作する必要があり、この洗浄
作業は術者にとって大きな負担となるため、極力簡単に
行ない得ることが望ましい。

（発明が解決しようとする問題点）しかるに、従来の内？Ｊ２鏡による洗浄作業は、■送液
ボタンをＯＮする、■送液ボタンをＯＦＦする、■送気
ボタンをＯＮする、■送気ボタンをＯＦＦするの４ｆ７
１作、または■送液・送気ボタンをＯＮＬで送液する、
■送液・送気ボタンを０Ｎ１０ＦＦ状態にする、■送液
・送気ボタン上の空気リーク孔を指で塞いで送気する、
■送液・送気ボタンをＯＦＦするの４動作を必要とする
ため、手順が繁雑で、術者にとって大きな負担となって
いた。

本発明は上述した従来の内視鏡の送液送気装置が有する
問題点を解決するために検討した結果、達成されたもの
である。

したがって本発明の目的は、術中において、内視鏡先端
を洗浄するための送液・送気を、術者の負担を軽減して
、容易に行なうことが可能な、内視鏡の送液送気装置を
提供することにある。

［発明の構成Ｊ（問題点を解決するための手段）すなわち本発明は、観察光学系を洗浄するための送液管
路および送気管路を具備した内視鏡において、操作部の
送液ボタンのＯＮ、ＯＦＦにより、送液と送気の両モー
ドが引続いて作動する自動切替手段を設けたことを特徴
とする。

（作用）本発明の内視鏡の送液送気装置は、操作部にある送液ホ
タンのＯＮ、ＯＦＦの１動作のみで、送液と送気の両モ
ードが引続いて自動的に作動するように構成したため、
術者は送液ボタンを一度押すのみで、送液と送気の両動
作を一挙に達成することが可能であり、術者にとっての
負担が軽減されて、内視鏡による検査や治療の作業効率
が一層＾められる。

（実施例）以下、本発明の内視鏡の送液送気装置の実施例について
図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の内視鏡の送液送気装置の概略を示す斜
視説明図、第２図は第１図における内視鏡先端部の部分
拡大斜視図、第３図は内視鏡操作部の回路説明図であり
、第４図は本発明の内視鏡の送液送気装置における自動
切替手段を示す管路・回路接続説明図、第５図は同自動
切替手段のタイムヂャート説明図である。

第１図において、１は内視鏡であり、これは先端から後
端にかけて、固体撮像素子（以下ＣＯＤと略称する）お
よび観察光学系などを内蔵する先端部２、術者の操作で
上下左右動する屈曲部３、導中部４および本体部Ｅから
構成されている。′そして、本体部Ｅは屈曲部３を作動
する操作ノブ５およびその他図示していない種々の操作
ボタンや８１１１部などを具備しており、送気・送液管
路６が接続されている。

さらに、送気・送液管路６の一端は送気ポンプ６２を具
備する送液ボトル６３に連結され、他端は１７２図に示
した内視鏡先端部の送気ノズル２３および送液ノズル２
４に接続されている。

なお、第２図において、２１はＣＯＤ等を内蔵るレンズ
窓から構成される観察光学系、２２ａ、２２ｂは照明用
ファイバー、２５は生検などに利用する鉗子口であり、
前記送気ノズル２３および送液ノズル２４は、術中にお
いて１１２　京光学系２１表面に付着した汚物などを洗
浄、除去するために使用される。

そして、上述の構成からなる本発明の内視鏡の送液送気
装置は、送気・送液管路６の途中、例えば本体部Ｅの内
部に、自動切替手段、すなわち電磁開閉弁と、操作部の
送液ボタンおよび電磁開閉弁制御部とを繋ぐ回路の組合
ぜを設けたことを特徴とする。

したがって、本発明で用いる内視鏡には、第３図に示し
たような全体回路が構成されている。

すなわち、第３図において、操作′？１１７および電源
部８は、光源部９、ＣＯＤによる画像処理部１０および
送気・送液部１１に接続されており、これら光源部９、
画像処理部１０および送気・送液部１１は、夫々コネク
ター１２を経て内視鏡全体に接続されている。

そして、上記送気・送液部６は、さらに第４図に示した
電磁弁制御部６１を介して、自動切替手段６４の各電磁
開閉弁６４１および６４２へ接続（第４図の点線）され
ている。

本発明の特徴とする自動切替手段６４は、送液管路６５
１および送気管路６５２の一端が送気ポンプ６２を具備
する送液ボトル６３に、また他端が送気ノズル２３およ
び送液ノズル２４へ夫々連結されている洗浄管路の途中
において、二つの電磁開閉弁を組合せ、これを操作部７
の電磁弁制御部６１に設けた送液ボタン１３の切替動作
と回路的に連動せしめることにより構成されている。

すなわち第４図において、自動切替手段６４は、送液管
路６５１に第１の１！！磁開閉弁６４１を、また送気管
路６５２に第２の電磁開閉弁６４２を夫々設け、上記第
１の電磁開開弁６４１と第２の電磁開開弁６４２の作動
を送液ボタン１３のみで自動的に行なうようになってい
る。

ただし、送液ボタン１３と送気ボタン１４は通常はそれ
らを手動でＯＮ、ＯＦＦすることにより、送液のみまた
は送気のみの動作を行なうことができるが、電磁開閉弁
制御部６１に設けた自動送気スイッチ１５をＯＮするこ
とにより、送液ボタン１３のみの作動で送液および送気
の両動作を自動的に行なうことが可能となるように構成
されている。

したがって、自動送気スイッチ１５をＯＮＬ、た状態に
おいて、送液ボタン１３をＯＮすると、電磁開閉弁６４
１が開放、電磁開開弁６４２が閉鎖となって、送液ボト
ル６３内の液体は、送液管路６５１から、電磁開開弁６
４１および送液管路６５１ａを通り、先端の送液ノズル
２４から噴出する。

次に、送液ボタン１３をＯＦＦすると、自動的に電磁開
閉弁６４１が閉鎖、電磁開閉弁６４２が開放となり、送
気ポンプ６２は常時作動しているので、気体は送気管路
６５２、電磁開閉弁６４２および送気管路６５２ａを通
って、先端の送気ノズル２３から噴出するのである。

この自動切替手段６４のタイムチャートは第５図に示し
たとおりである。

すなわら、自動切替スイッチ１５をＯＮＬだ状態で、送
液ボタン１３をｔ１時間押し続けて送液した後、送液ボ
タン１３をＯＦＦすると、回路は送液の終了を検知し、
ただちに電磁開閉弁６４１と６４２の作動を切替え、送
気動作を１２時間継続した後、自動的に電磁開閉弁６４
１と６４２を閉鎖して動作を終了する。

ここで、上記送気時間ｔ２は、予め必要な時間を回路に
設定しておくことが可能であり、管路の太さや患部の状
態などにより、任意に選択して設定することができる。

また、上記自動送気スイッチ１５は、キーボードからの
コマンドで指示する方式を採用することもできる。

そして、上記自動送気スイッチ１５をＯＦＦした状態に
おいては、送液ボタン１３のＯＮ、ＯＦＦはｉ開開閉弁
６４１の開閉のみに、また送気ボタン１４のＯＮ、ＯＦ
Ｆは電磁開閉弁６４２の開閉のみに同期するため、通常
の送液・送気動作を行なうことになる。

上述した実施例において、送液ボタン１３および送気ボ
タン１４は、押しボタン式に限らずシー　　　゛ソスイ
ッチ式でもよく、さらには両機能を一つにまとめた二段
式のボタンまたはスイッチを採用することもできる。

さらに、送液管路６５１および送気管路６５２の先端は
、上述した個別の送液ノズル２４および送気ノズル２３
に接続してもよく、両管路の先端を連結して、単一のノ
ズルから送液・送気を行なうようにすることも可能であ
る。

さらに、上述した実施例は、術中における管路内の洗浄
操作について説明したが、術後における管路内の洗浄に
対して、本装置を使用することも勿論可能である。

［発明の効果］以上、実施例により詳細に説明したように、本発明の内
視鏡の送液送気装置は、操作部にある送液ボタンのＯＮ
、ＯＦＦの１動作のみで、送液と送気の両モードが引続
いて自動的に作動するように構成したため、術者は送液
ボタンを一度押すのみで、送液と送気の両動作を一挙に
達成することが可能であり、術者にとっての負担が軽減
されて、内視鏡による検査・治療の作業効率が一層高め
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の内視鏡の送液送気装置の概略を示す斜
視説明図、第２図は第１図における内視鏡先端部の部分
拡大斜視図、第３図は内視鏡操作部の回路説明図であり
、第４図は本発明の内視鏡の送液送気装置における自動
切替手段を示す管路・回路接続説明図、第５図は同自動
切替手段のタイムチャート説明図である。１・・・内視１　　　　　１３・・・送液ボタン１４・
・・送気ボタン　　１５・・・出初送気スイッチ２１・
・・観察光学系　　２３・・・送液ノズル２４・・・送
気ノズル　　６・・・送気・送液管路６１・・・電磁弁
制御部　６４・・・自動切替手段６４１・・・第１の電
磁開閉弁６４２・・・第２の電磁間■弁６５１・・・送液管路　　６５２・・・送気管路７・・
・操作部　　　　　Ｅ・・・本体部嬰弁理士三好保男直３　図第５ｒｌ！Ｊ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）観察光学系を洗浄するための送液管路および送気
管路を具備した内視鏡において、操作部の送液ボタンの
ＯＮ、ＯＦＦにより、送液と送気の両モードが引続いて
作動する自動切替手段を設けたことを特徴とする内視鏡
の送液送気装置。
（２）自動切替手段が、送液管路に設けた第１の電磁開
閉弁、送気管路に設けた第２の電磁開閉弁、およびこれ
ら各電磁開閉弁と操作部の送液ボタンおよび電磁開閉弁
制御部とを繋ぐ回路とからなり、前記送液ボタンをＯＮ
すると前記第１の電磁開閉弁が開放して前記送液管路に
送液が行なわれ、次いで前記送液ボタンをＯＦＦすると
自動的に前記第１の電磁開閉弁が閉鎖すると共に、前記
第２の電磁開閉弁が開放して、前記送気管路に一定時間
送気が行なわれるように構成したことを特徴とする特許
請求の範囲第（１）項に記載の内視鏡の送液送気装置。
（３）自動切替手段は、必要に応じて自動送気スイッチ
をＯＮすることにより作動し、自動送気スイッチがＯＦ
Ｆ状態にある通常時には、送気管路による送液および送
気管路による送気が行なわれることを特徴とする特許請
求の範囲第（１）項および第（２）項に記載の内視鏡の
送液送気装置。