JP3092972B2 - 内視鏡用流体制御装置 - Google Patents

内視鏡用流体制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁弁を用いて送気送
水等の制御を行う内視鏡用流体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡には、体腔内に対する送気、送水
及び吸引を行う管路系が組み込まれており、体腔内を検
査、処置する場合には、体腔内を一定量膨張させるため
に送気が行われ、また、体腔内や観察窓を洗滌するため
に送気、送水、吸引が行われている。前記送気、送水、
吸引の制御を行うのには、特開昭61−73634号公
報及び特開昭61−141340号公報に開示されてい
るように、電磁弁を用いた内視鏡装置が知られている。
また、送水管路の水切りのために、送水管路と送気管路
とを合流させ、電磁弁を用いて内視鏡先端から送気、送
水を行うような内視鏡装置も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような送水管路
と送気管路とを合流させた内視鏡装置では、送水管路に
は電磁弁を含む送気管路が合流している。このため、送
水を行うと送水管路に合流する送気管路内の空気は電磁
弁でせき止められており、送水圧で圧縮される。送水を
停止すると、この圧縮された空気が膨張して圧力が解放
されるが、このとき送水管路における送気管路との合流
部の上流側は別の電磁弁でせき止められているため、送
水管路の下流側に圧力が解放される。これにより、内視
鏡の先端から水が垂れ落ちてこの水が対物レンズの上に
乗ってしまい、視野を著しく阻害してしまうという問題
点がある。
【0004】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、送水停止時において送水管路の下流側に圧力が
解放されないようにして内視鏡の先端から水が垂れ落ち
ることを防止し、水切れ性を向上させることが可能な内
視鏡用流体制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡用流
体制御装置は、内視鏡の送水管路を介して目的部位に送
水する送水管路と、前記送水管路に水を供給する送水源
と、前記送水管路に介装された送水制御弁と、前記送水
管路を大気に対して開放する開放部と、前記開放部の開
閉状態を制御する開放制御弁と、前記送水制御弁及び開
放制御弁の動作状態を制御する制御手段とを有し、送水
停止時に前記開放制御弁により前記送水管路を大気に対
して開放した後、所定時間経過後に前記送水制御弁を閉
塞するものである。
【0006】
【作用】送水源より送水管路に水を供給し、この送水管
路に介装された送水制御弁を用いて内視鏡の送水管路を
介して目的部位に送水する。送水停止時には、開放制御
弁を開いて開放部より前記送水管路を大気に対して開放
した後、所定時間経過後に前記送水制御弁を閉塞する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、図
1は内視鏡装置全体の構成を示す構成説明図、図2は送
気及び送水時のスイッチと各電磁弁との動作タイミング
を示すタイミングチャート、図3は吸引及び洗滌時の各
スイッチと各電磁弁との動作タイミングを示すタイミン
グチャートである。
【0008】図1において符号1は、本実施例の流体制
御装置が適用される一例としての電子内視鏡であり、把
持部を兼ねた操作部2の前方に細長な挿入部3が延設さ
れ、操作部2の側部からはユニバーサルコード4が延設
されている。このユニバーサルコード4の先端部にはコ
ネクタ5が設けられており、コネクタ5を介して光源装
置6に接続されるようになっている。光源装置6内のラ
ンプ7の光は、内視鏡1内に配設されたライトガイドケ
ーブルにより挿入部3の先端まで伝達され、被検部に照
明光が照射されるようになっている。
【0009】また、接続ケーブル8により、コネクタ5
とカメラコントロールユニット(以下、CCUと記す)
9とが接続されている。CCU9には、信号線を介して
挿入部3の先端に設けられた図示しないCCD等の固体
撮像素子からの画像情報が入力され、この画像情報を映
像信号に変換して内視鏡像としてモニタ等に表示するよ
うになっている。
【0010】さらに、コネクタ5には送気送水口金11
と吸引口金12とが設けられている。送気送水口金11
に一端が接続された送気管路及び送水管路は、コネクタ
5、ユニバーサルコード4、操作部2、挿入部3内を挿
通して配設され、他端が挿入部3の先端で開放されてお
り、観察窓の洗滌等を行うようになっている。前記送気
送水口金11内の送気管路及び送水管路は、流体制御装
置13に設けられた送気口14、送水口15にそれぞれ
送気接続管路16、送水接続管路17を介して接続され
ている。なお、送気接続管路16及び送水接続管路17
は同軸二重管構造のもので構成しても良い。また、吸引
口金12に一端が接続された吸引管路も同様に、コネク
タ5、ユニバーサルコード4、操作部2、挿入部3内を
挿通して配設され、他端が挿入部3の先端で開放されて
おり、ここから汚物等が吸引されるようになっている。
前記吸引口金12内の吸引管路は、流体制御装置13に
設けられた吸引口18に吸引接続管路19を介して接続
されている。なお、送気接続管路16、送水接続管路1
7、吸引接続管路19をまとめて一本の管内に収納して
も良い。また、本発明の流体制御装置が適用される内視
鏡は、前記電子内視鏡に限ることなく、図示はしないが
当然オプティカル内視鏡にも適用される。
【0011】流体制御装置13内の送気送水管路は次の
ように配管されている。送気源としての送気ポンプ20
が設けられており、この送気ポンプ20はV1ないしV5
の5個の電磁弁21,22,23,24,25、及び
2個のリリーフ弁26,27と配管により接続され、更
に送水タンク28と接続されている。前記送気ポンプ2
0の出力の送気管路は3方に分岐されている。第1の送
気管路29は開放制御弁としての電磁弁(V5 )25を
介して開放部30より大気に開放されている。第2の送
気管路31はリリーフ弁27を介した後、更に2方に分
岐されて各々電磁弁(V1 )21、及び(V4 )24の
入力側に接続されている。第3の送気管路32はリリー
フ弁26を介して送水タンク28内の貯水液面上方空間
に連通接続されている。送水タンク28出力側の送水管
路33は、一端が送水タンク28の貯水液内で開口して
おり、他方は送水制御弁としての電磁弁(V3 )23、
及び(V2 )22の入力側に接続されている。送気ポン
プ20からの送気圧により送水タンク28内の水を押し
出して、押し出された水が2方に分岐して電磁弁(V2
)22、及び(V3 )23まで流れるようになってい
る。これらの送気ポンプ20、送水タンク28によって
送水源が構成されている。電磁弁(V1 )21及び(V
2 )22の出力側は合流部34で合流し、送気口14に
接続されている。また、電磁弁(V3 )23及び(V4
)24の出力側は合流部35で合流し、送水口15に
接続されている。
【0012】また、流体制御装置13内の吸引管路は次
のように配管されている。吸引口18に接続された吸引
管路は、2個の電磁弁(V6 )36、(V7 )37を介
して吸引ポンプ38及び吸引ビン39と連通接続されて
いる。この吸引ポンプ38及び吸引ビン39に接続され
ている吸引管路41は2つに分岐されており、一方は前
記吸引口18に接続され、他方は電磁弁(V7 )37を
介して更に2方に分岐して圧力センサ42、及びリリー
フ弁43に接続されている。このリリーフ弁43の他端
は大気に開放されている。前記電磁弁(V6 )36、
(V7 )37はピンチバルブで構成されており、2本の
チューブを装着し、電源のON,OFFにより一方のチ
ューブを開放し、他方のチューブをつぶして流れを遮断
するようになっている。尚ここでは電磁弁(V6 )36
には1本の管路のみが連通されている。電磁弁(V6 )
36がON、(V7 )37がOFFのときに吸引ポンプ
38と吸引口18とが連通し、(V6 )36がOFF、
(V7 )37がONのときに吸引ポンプ38からの吸引
管路41が大気に開放されるようになっている。
【0013】さらに、前記電磁弁(V1 )21,(V2
)22,(V3 )23,(V4 )24,(V5 )2
5,(V6 )36,(V7 )37を制御する制御手段と
しての制御部45が設けられ、操作部2に設けられたス
イッチ(SW1 )46,(SW2)47、及び流体制御
装置13に設けられたスイッチ(SW3 )48,(SW
4)49,(SW5 )50に接続されている。これらの
スイッチからの入力信号により、制御部45は制御信号
を出力して各々の電磁弁を制御するようになっている。
【0014】なお、スイッチ(SW1 )46,(SW2
)47からの信号線51は、コネクタ5の接点を介し
て光源装置6に接続されるようになっている。光源装置
6内には中継用の信号線52が設けられ、この信号線5
2の端部の接点と流体制御装置13内の制御部45に接
続された接点とを信号線53で接続することにより、ス
イッチ(SW1 )46,(SW2 )47からの信号が制
御部45に入力されるようになっている。信号線53で
流体制御装置13とコネクタ5とを直接接続すると、内
視鏡1を洗滌消毒、保管等で取り外すときにコネクタ5
を光源装置6から取り外すと共に多くの信号線の接続を
はずす必要がある。そこで、前記のように光源装置6と
流体制御装置13との間で信号線を接続しておき、コネ
クタ5及び光源装置6を介して内視鏡1と流体制御装置
13とを接続することによって、コネクタ5における信
号線の接続部を減少させることができる。これにより、
1本の信号線及び送気、送水、吸引管路を取り外し、コ
ネクタ5を取り外すだけで内視鏡1を各装置から取り外
すことができ、内視鏡1の取り外し及び接続操作を簡略
化することができる。
【0015】次に、図2及び図3のタイミングチャート
を参照して本実施例の動作を説明する。送気送水用のス
イッチ(SW1 )46は2段式のプッシュスイッチで構
成されており、図2に示すような押込状態で送気または
送水が行われる。スイッチ(SW1 )46を1段押込ん
だ状態にすると送気動作となる。このとき、電磁弁(V
5 )25が閉となり、(V1 )21が開となって内視鏡
1の挿入部3の先端から送気が行われる。この状態から
スイッチ(SW1 )46を離して自然状態に復帰させる
と、電磁弁(V5 )25が開となり、(V1 )21が閉
となって送気が停止する。
【0016】また、スイッチ(SW1 )46を2段押込
んだ状態にすると送水動作になる。このとき、電磁弁
(V5 )25が閉となり、(V3 )23が開となって内
視鏡1の挿入部3の先端から送水される。この状態から
スイッチ(SW1 )46を離して自然状態に復帰させる
と、まず、電磁弁(V5 )25が開となり、所定時間後
に(V3 )23が閉となって送水が停止する。
【0017】送水動作時には、送水圧によって電磁弁
(V3 )23と(V4 )24の合流部35と、電磁弁
(V4 )24との間の管路35a内部の空気が圧縮され
る。スイッチ(SW1 )46を自然状態に復帰させて送
水を停止する場合には、まず、電磁弁(V5 )25を開
として送気ポンプ20の圧力を開放することにより、合
流部35より上流の電磁弁(V3 )23、送水タンク2
8、リリーフ弁26を含む管路の内圧はほぼ大気圧にな
る。このとき、前記管路35a内で圧縮された空気が大
気圧と等しくなるよう膨張するが、管路抵抗は合流部3
5より上流側の方が合流部35より下流側に比べて小さ
いため、膨張時の圧力は合流部35より上流側に開放さ
れる。従って、この膨張時の圧力によって合流部35よ
り下流側の水が押し出されることがないので、内視鏡1
の挿入部3の先端より水が垂れることはない。
【0018】吸引用のスイッチ(SW2 )47を操作す
ると、図3に示すように吸引動作となる。スイッチ(S
W2 )47を押した状態にすると電磁弁(V6 )36が
ON、(V7 )37がOFFとなり、吸引ポンプ38及
び吸引管路が挿入部3の先端まで連通し、挿入部3の先
端から体液等の吸引が行われる。また、スイッチ(SW
2 )47を自然状態に復帰させると、電磁弁(V6 )3
6がOFF、(V7 )37がONとなり、吸引が停止す
る。
【0019】また、スイッチ(SW3 )48,(SW4
)49,(SW5 )50を操作することによって洗滌
動作を行う。ここでは、AモードとBモードの2つの洗
滌モードがあり、洗滌スイッチ(SW3 )48とモード
Aスイッチ(SW4 )49との両方を押すと洗滌Aモー
ドが開始される。このように2個のスイッチを用いて動
作させるのは、不用意に洗滌モードになってしまうこと
を防止するためである。洗滌Aモードは3つの工程から
なり、第1の工程は電磁弁(V3 )23が開、(V5 )
25が閉の状態を約30秒継続し、内視鏡1内の送水管
路に水を流す。第2の工程は電磁弁(V2 )22が開、
(V5 )25が閉の状態を約30秒継続し、内視鏡1内
の送気管路に水を流す。第3の工程は電磁弁(V1 )2
1が開、(V5 )25が閉の状態を約1分継続し、内視
鏡1内の送気管路に空気を流す。一方、洗滌スイッチ
(SW3 )48とモードBスイッチ(SW5 )50との
両方を押すと洗滌Bモードが開始される。洗滌Bモード
は洗滌Aモードの3つの工程の後に第4の工程を追加し
たものである。第4の工程は電磁弁(V4 )24が開、
(V5 )25が閉の状態を約1分継続し、内視鏡1内の
送水管路に空気を流す。なお、前記洗滌モードの動作中
には電磁弁(V6 )36がON、(V7 )37がOFF
となっており、挿入部3の先端を洗滌液あるいは薬液の
中に漬けておくことによって、内視鏡1内の吸引管路の
洗滌、消毒ができる。
【0020】ここで、流体制御装置13内の圧力センサ
42が検知する圧力は、吸引動作時、及び洗滌Aモー
ド,洗滌Bモード動作時には大気圧であり、それ以外の
ときには吸引ポンプ38の吸引により陰圧を示すように
設定されている。制御部45は圧力センサ42の出力を
受け、圧力センサ42の出力とスイッチの状態とが正し
く対応していない場合には、電磁弁(V6 )36をOF
F、(V7 )37をONとする。このように、電磁弁
(V6 )36、(V7 )37のいづれかに故障が発生し
た場合においても連続吸引などが起こらないようにして
危険の発生を防止でき、安全性を向上することができ
る。
【0021】以上説明したように、本実施例では、送水
停止時に送気ポンプ20の圧力を大気に開放した後、送
水圧によって圧縮された空気の圧力を送水管路の上流側
に開放することによって、送水管路の下流側に水が押し
出されることがなく内視鏡1の挿入部3の先端より水が
垂れることを防止でき、水切れ性を向上させることがで
きる。これにより、対物レンズ上に垂れた水が乗ったり
することがなく、視野の阻害を防止することができる。
【0022】図4及び図5は本発明の第2実施例に係
り、図4は内視鏡装置全体の構成を示す構成説明図、図
5は送水時のスイッチと各電磁弁との動作タイミングを
示すタイミングチャートである。
【0023】第2実施例は、図4に示すように、挿入部
3の先端をモータ等により電動で湾曲させる内視鏡61
に適用した例である。内視鏡61の操作部2には湾曲操
作用スイッチ62が設けられ、この湾曲操作用スイッチ
62からの信号線が湾曲動作の制御を行う湾曲制御装置
63に接続されている。湾曲操作用スイッチ62を操作
することによって、湾曲制御装置63内に設けられた図
示しない制御回路の制御により挿入部3の先端が湾曲す
るようになっている。
【0024】送気送水用のスイッチ(SW1 )46、吸
引用のスイッチ(SW2 )47、及び湾曲操作用スイッ
チ62に接続された信号線64は、コネクタ5とCCU
9及び湾曲制御装置63とを接続する2又分岐された信
号線65を介して湾曲制御装置63に接続されている。
前記スイッチ(SW1 )46、(SW2 )47からの信
号は2又分岐された信号線65により一旦湾曲制御装置
63に送られ、さらに湾曲制御装置63と流体制御装置
13とを接続する信号線66を介して流体制御装置13
内の制御部45に入力されるようになっている。このよ
うに湾曲制御装置63と流体制御装置13とを信号線6
6で接続しておき、湾曲制御装置63を介して内視鏡1
と流体制御装置13とを接続することによって、コネク
タ5における信号線の接続部を減少させることができ
る。これにより、1本の信号線及び送気、送水、吸引管
路を取り外し、コネクタ5を取り外すだけで内視鏡1を
各装置から取り外すことができ、内視鏡1の取り外し及
び接続操作を簡略化することができる。
【0025】なお、コネクタ5とCCU9及び湾曲制御
装置63との接続は、2又分岐された信号線65を用い
ているが、コネクタ5からの信号線をCCU9あるいは
湾曲制御装置63に接続し、別にCCU9と湾曲制御装
置63との間に接続線を設けても良い。また、内視鏡1
から流体制御装置13への信号線は、湾曲制御装置63
を経由して接続されているが、コネクタ5からの信号線
65を3つ又にして直接流体制御装置13に接続して
も、前記と同様にコネクタ5における信号線の接続部を
減少させることができる。
【0026】その他の流体制御装置13等の構成は第1
実施例と同様であるが、送気送水用のスイッチ(SW1
)46を操作したときの動作は図5に示すように行わ
れる。なお、スイッチ(SW1 )46を1段押込んだと
きの送気動作は第1実施例と同様に行われる。スイッチ
(SW1 )46を2段押込んだ状態にすると、電磁弁
(V5 )25が閉となり、(V3 )23が開となって内
視鏡1の挿入部3の先端から送水される。この状態から
スイッチ(SW1 )46を離して自然状態に復帰させる
と、まず、電磁弁(V4 )24が開、(V5 )25が開
となり、所定時間後に(V3 )23が閉、(V4 )24
が閉となって送水が停止する。
【0027】第1実施例と同様に、送水動作時には、送
水圧によって電磁弁(V3 )23と(V4 )24の合流
部35と、電磁弁(V4 )24との間の管路35a内部
の空気が圧縮される。スイッチ(SW1 )46を自然状
態に復帰させて送水を停止する場合には、まず、電磁弁
(V4 )24を開、(V5 )25を開として、前記管路
35a内で圧縮された空気を開放する。このとき、圧縮
された空気は電磁弁(V4 )24側に開放されるため、
この圧縮された空気の圧力によって合流部35より下流
側の水が押し出されることがないので、内視鏡1の挿入
部3の先端より水が垂れることはない。
【0028】このように、本実施例では、送水停止時に
電磁弁(V5 )25、及び(V4 )24を開き、送水圧
によって圧縮された空気の圧力を送水管路の上流側に開
放することによって、送水管路の下流側に水が押し出さ
れることがなく内視鏡1の挿入部3の先端より水が垂れ
ることを防止でき、水切れ性を向上させることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
水停止時において送水管路の下流側に圧力が解放されな
いようにして内視鏡の先端から水が垂れ落ちることを防
止し、水切れ性を向上させることが可能であるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係り、
図1は内視鏡装置全体の構成を示す構成説明図
【図2】送気及び送水時のスイッチと各電磁弁との動作
タイミングを示すタイミングチャート
【図3】吸引及び洗滌時の各スイッチと各電磁弁との動
作タイミングを示すタイミングチャート
【図4】図4及び図5は本発明の第2実施例に係り、図
4は内視鏡装置全体の構成を示す構成説明図
【図5】送水時のスイッチと各電磁弁との動作タイミン
グを示すタイミングチャート
【符号の説明】
1…内視鏡 13…流体制御装置 14…送気口 15…送水口 16…送気接続管路 17…送水接続管路 20…送気ポンプ 21,22,23,24,25…電磁弁 28…送水タンク 30…開放部 33…送水管路 45…制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の送水管路を介して目的部位に送
    水する送水管路と、 前記送水管路に水を供給する送水源と、 前記送水管路に介装された送水制御弁と、 前記送水管路を大気に対して開放する開放部と、 前記開放部の開閉状態を制御する開放制御弁と、 前記送水制御弁及び開放制御弁の動作状態を制御する制
    御手段とを有し、 送水停止時に前記開放制御弁により前記送水管路を大気
    に対して開放した後、所定時間経過後に前記送水制御弁
    を閉塞することを特徴とする内視鏡用流体制御装置。
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