JPH0399627A - 内視鏡用吸引制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［ｆｆ業上の利用分野］ 本発明は、吸引動作時の粘膜吸着による体腔内壁の損傷
を防止し得るよう改良した内視鏡用吸引制御装置に関づ
′る。

［従来の技術と発明が解決しようとする課題］−・般に
、医療用内視鏡には、体腔内の？ｌＡ察の妨げになる汚
物、粘液等を体腔外へ吸引拮除するための吸引機構が何
段されているムのが多い。

ところで、例えば挿入部の先端部を体腔内壁に近接させ
た状態で吸引操作を行うと、先行の吸引口から吸引手段
までの吸引管路が負圧となるため、時として先端の吸引
［１が体腔内壁に密着して吸も状態となる粘膜吸着が発
生することがある。この粘膜吸着は、挿入部先端が最も
体腔内壁に近接Ｊる吸引終了時に発生し易い。前記粘膜
吸６が発生した場合には、吸引手段を動作停止させてし
、即ち吸引管路中の電磁弁を開路しても、先端の吸引口
が体腔内壁に吸着して閉塞されて吸引口から電磁弁間の
吸引管路内が負圧に保持された状態にあるため、吸引し
」と体腔内壁との吸盾を解除することができず、体腔内
壁を損傷する虞れがある。

これに対処する先行技術例どして実開昭５９７９１０３
号公報に記載の内視鏡用吸引装置が提案されている。こ
の先行技術例は、吸引管路の中途に、吸引ポンプ等の吸
引手段側管路を閉じる一方、先端の吸引口側管路を人気
に開放さける粘膜吸着解除用の弁を特別に設けた構成で
ある。

しかしながら、前記光（ｊ技術例では、専用の粘膜吸着
解除用の弁を必要としていると」ξに、−、ｉ；ｊ粘膜
吸着が発生したどきしか要をなさず、体腔内壁の非常に
薄い部位ヤ）弱い部位では場合によっては組織に損傷を
与える虞れのある粘膜の吸着自体を防止できず、挿入部
先端の吸引口が狛に最も体腔内壁に近接した状態時の、
発生し易い吸引終了時の粘膜吸着を防止りることはでき
ない。

本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもので、υ！
用の弁、装置を用いることなく、挿入部先端の吸引Ｅ］
が最も体腔内壁に接近して粘膜吸着が発生し易い吸引終
了前の粘膜吸着を防止ぐき、さらに吸引中の粘膜吸着を
容易に解除できるようにした内視鏡用吸引制御装置を捉
供することを［１的とする。

［課題を解決するための手段及び作用］前記目的を達成
するため木ブト明にＪ、る内視鏡用吸引制御装置は、内
視鏡の手元側操作部に設けられた遠隔制徂口手段によっ
て動作制御される電磁弁と、吸引ポンプ等からなる吸引
手段と、この吸引手段に連通して内視鏡挿入部の先Ｑ真
に吸引［１を開口した吸引管路とをイＪする内視鏡用吸
引装置において、吸引管路に設けた第１の電磁弁と、こ
の第１の電磁弁より吸引１段側の吸引管路から分岐した
リーク管路と、このリーク管路に段し」だ第２の電磁弁
と、前記第１の電磁弁及び第２の電磁弁４吸引動作終了
時に一定時間１ｉ１時に開路さｌる制御手段とを備えて
いる。。

この構成で、吸引終了時に一定■、１間吸引管路の第１
の電磁弁と、リーク管路の第２の電磁弁とを同時に開路
させ、第１の電磁弁から吸引［」までの吸引管路が人気
に開放されるため、挿入部先端の吸引口が体腔内壁に接
触しでも粘膜吸着は発生しない。又、吸引終了時でなく
吸引中に粘膜吸着が発生した場合には、吸引を終了させ
れば前記の如く第１の電磁弁から吸引り、’ｌ　；Ｉ、
（・′の吸引管路が人気に開放されて粘膜の吸着が解除
される。

［実施例１ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。。

第１図ないし第４図は本発明装置の一実施例を示し、第
１図は全体を表わず概要図、第２図は電子内視鏡に適用
した例を示す説明図、第３図は吸引制御スイッチ、第１
の電磁弁、第２の電磁弁の動作タイミングを示すタイミ
ングヂャート、第４図【、１吸引終了時の第１の電磁弁
及び第２の電磁弁の動作を示づ説明図である。

第２図において符号１は電子内視鏡で、手元側に把持部
を兼ねた操作部２を有し、この操作部２の軸方向先端に
体腔内に挿入される細長な挿入部３を延設している。こ
の挿入部３は、先端側から順次先端構成部１と該先端構
成部４を、例えば−［下／左右方向へ指向させるよう湾
曲する湾曲部５と、長尺な可撓管部６とを連設して構成
されている。前記操作部２は、ぞの側部から丁Ｊニバー
リル、ＴＩ−ドアを延設してａ５す、この二１ニバーリ
ルニ１−ドアの夕し輻：に（ま二Ｊネクタ８が；没（］
られ、ｉ：”＜　”ｌ−ンクタ８を介して制御ユニツ［
〜９に接続されるようになっＣいる。この制御二）−ニ
ラ１−〇には、例えば図示しない光源装置が内設されて
おり、照明光が前記ユニバーシル−１−ドア、操ｆ１部
２、仲人部ご３内に配設されたライ１〜ガイドを導光さ
れて出側端から出射され、体腔内を照明づるようになっ
ている。

前記挿入部３の先端構成部４内には、図示しない観察窓
に先端を臨設したえｌ物売学系とＣＯＤ等の固体撮像素
子どが配設されており、大剣した観察像を光電変換して
電気信号とし、挿入部３、操作部２、コニバーリル］−
ドアに内設した信月線を介して例えば制御コニツｈ　９
内のビデオブ［Ｊセッサーに伝送し、ここでビデオ信号
に形成して〜１−ド１０にで接続されたしニラ１１に画
像表示ＪるＪ、うになっている。尚、第２図には電子内
視鏡１が示されているが、本発明は当然）／イバー内視
鏡にも適用される。

第１図に示Ｊように、内視鏡１の挿入部３、操作部２、
ニ１−ニバーサルニ１−ドア内には吸引管路１２が形成
され、この吸引管路１２の先端は挿入部３先端（先端構
成部の先端）面に開口して吸引口１３を形成し、１つ吸
引管路１２の後端はユニバサルコード７のコネクタ８を
介して制御ユニツ１〜０内及びイの周辺に設【ノた吸引
装置１／Ｉの吸引管路１５に接続されるようになってい
る。前記吸引装置１４の吸引管路１５の基端側は、制御
］−ニット９から外側下方に延設し、吸引パイプ１６に
て吸引ポンプ１７を接続した吸引溜め１８内に挿入接続
されている。又、制御ユニット９内の吸引管路１５の中
途には、吸引用の第１の電磁弁１９が介装されている一
方、この第１の電磁弁１９より吸引ポンプ１７側の吸引
管路１５にはリーク管路２０が分岐し、このリーク管路
２０にはリーク用の第２の電磁弁２１が介装されている
。そして、前記第１の電磁弁１９及び第２の電磁弁２１
は、電磁弁制御部２２に各々接続し、この制御部２２を
介してユニパーナル＝１−ドア、操作部２内に内設した
リード線２３にて操作部２に設（）た吸引制御スイッチ
２４に接続し、このスイッチ２４のオン、オンにより制
御部２２を介して各々開閉制御されるようになっている
。前記電磁弁制御部２２は、吸引制御スイッチ２４をオ
ンし、即ち吸引を開始りるときには、第３図のタイミン
グブｙ　−ｌ＝に示す如く、吸引管路１２側の第１の電
磁弁１９の開路とリーク管路２０側の第２の電磁弁２１
の開路とがスイッチオンと同時に制御される一方、吸引
制御スイッチ２４をオフ、即ち吸引終了０）には、リー
ク管路２０側の第２の電磁弁２１はスイッチオンど同時
に開路Ｊるが吸引管路１２側の第１の電磁弁１９はスイ
ッチオフから１時間「延し′Ｃ閉路し、１時間だ（）第
１の電磁弁１９ど第２の電磁弁２１とがともに開路して
、吸引口１３から第１の電磁弁１９までの吸引管路１２
．１５を人気に間放づるようになっている。

このような構成で、通常の内視鏡検査中においては吸引
ポンプ１７は連続作動している。そして、第３図のタイ
ミングヂャー１−に示Ｊように待機状態（非吸引状態）
においては、第１の電磁弁１９が閉路、第２の電磁弁２
１が開路し、吸引ポンプ１７で発生づる負圧をリーク管
路２０より大気に逃がしている。次に、吸引動作を行う
には、操作部２の吸引制御スイッチ２４を押してオンに
することにより、そのオン信号が電磁弁制御部２２に入
力し、この制御部２２が第１の電磁弁１９を聞に及び第
２の電磁弁２１を閉に同時に切換える。

ぞして、吸引を終了（停止）？ｌるにはスイッチ２４を
オフにすることにより行われる。

ところで、従来では第３図に示す如くスイッチ２４がオ
フになると、吸引用である第１の電磁弁１９を開に、リ
ーク用である第２の電磁弁２１を開に同時に切換え制御
していた。その為、吸引管路１２の吸引［１１３の全面
が体腔内壁に接触Ｊると、吸引口から第１の電磁弁１９
間の吸引管路１２．１５が負圧となって粘膜吸着が発生
する可能性があった。

そこで、本実施例では、これを防止するため、スイッチ
２４がΔ）になると、制御部２２がまずリーク用である
第２の電磁弁２１を開き、その後一定時間、例えばＱ、
１ｓｅｃ〜３３ｅｃ経過後に、吸引用である第１の電磁
弁１９を閉路させるしのである。すなわち、第４図に示
すＪ：うに、吸引終了時に吸引用の第１の電磁弁１つと
リーク用の第２の電磁弁２１との両者がともに開路する
時間を設りる制御をづることぐ、吸引口１３から第１の
電磁弁１９間の吸引管路１２．１５内の負圧を人気に間
放し、吸引ＩＩ　１３にかかる吸引力をほぼ皆無にし、
吸引を終了（停止）させることができるものぐある。

このように吸引中に吸引ＩＩ　１３が体腔内壁に接触づ
る場合は、最す吸引Ｌ’二ｌ　１３が体腔内壁に近接す
る吸引終了［、〜に多く、したがって、本発明では前述
のように吸引終了時に吸引［１から第１の゛電磁弁１９
までの吸引管路１２．１５を人気に開放Ｊるようにして
いる。しかし、吸引中に粘膜吸着が発生した場合には、
本発明（・は−・Ｕ吸引を終了りれば前述のようにしで
粘膜吸♀゛ｆ′ｈ＜解除される。

尚、本実施例の制御と、第３図に示す従来の制御とを選
択的に切換えるようにしＣもよく、又、両者の同時量弁
時間は変化設定できるにうにして０ ｂよい。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、専用の弁、装置を
用いることなく、挿入部先端の吸引口が最も体腔内壁に
接近して粘膜吸着が発生し易い吸引終了時の粘膜吸着を
防止でき、さらに吸引中の粘膜の吸着を容易に解除でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明製間の一実施例を示し、第
１図は全体を表わＪ′概要図、第２図は電子内視鏡に適
用した例を示づ説明図、第３図は吸引制御スイッチ、第
１の電磁弁、第２の電磁弁の動作タイミングを示すタイ
ミングチャート、第４図は吸引終了時の第１の電磁弁及
び第２の電磁弁の動作を示づ説明図である。 １・・・内視鏡　　　　　　２・・・操作部３・・・挿
入部　　　　　　１２・・・吸引管路１３・・・吸引し
１　　　　１５・・・吸引管路１７・・・吸引ポンプ　
　　１９・・・第１の電磁弁２０・・・リーク管路　　
　２１・・・第２の電磁弁１ ２２・・・電磁弁制御部 ２４・・・吸引制御スイップ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 内視鏡の手元側操作部に設けられた遠隔制御手段によっ
   て動作制御される電磁弁と、吸引ポンプ等からなる吸引
   手段と、この吸引手段に連通して内視鏡挿入部の先端に
   吸引口を開口した吸引管路とを有する内視鏡用吸引装置
   において、 吸引管路に設けた第１の電磁弁と、この第１の電磁弁よ
   り吸引手段側の吸引管路から分岐したリーク管路と、こ
   のリーク管路に設けた第２の電磁弁と、前記第１の電磁
   弁及び第２の電磁弁を吸引動作終了時に一定時間同時に
   開路させる制御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡
   用吸引制御装置。