JP3274565B2 - 積層樹脂フィルム - Google Patents
積層樹脂フィルムInfo
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Description
ト性、風合いに優れた食品包装用ラップフィルムに関す
る。
庭、レストラン等で食品をくるんで冷蔵庫、冷凍庫に保
存、或いは電子レンジ(マイクロウェーブ調理器)で加
熱するのに用いられている。また、ラーメン、そば、ス
ープ等の出前にも中身の入った食器の上をラップするこ
とにも用いられる。
防止(水分飛散防止)、塵埃侵入防止、食器からの食品
の飛び出しを防止するため等である。このような食品包
装用ラップフィルムは、幅20〜45cmで紙管に20
〜100m程度巻装され、紙製カートンボックスに収納
されており、この箱の側壁上端に装着されたノコギリ刃
によって適宜必要量切断されて使用される。
ことが要求される。 内容物が透視できる程度透明であること。 カートンボックスより手で引き戻す際、小片にちぎ
れないこと。 粘着性があること。 電子レンジでの使用の際、フィルムが融解しない程
度の耐熱性を有すること。 ノコギリ刃でカットするときの引裂性が良好なこ
と。
ラップフィルムが使用されているが、切断の際、ノコギ
リ刃に沿って切断されずに斜めに切れてしまう欠点があ
り、さらに環境問題等より、代替品としてエチレン系樹
脂によるものの開発が活発に行なわれている。
は、伸びやすく、引き裂きにくいため、切断時にかなり
の引張力を要し、フィルムをうまく切断できなかった
り、カートンボックスが変形したりする。また、電子レ
ンジでの使用の際の耐熱性が劣ったり、フィルムの腰強
度が低く取り扱いにくい等の問題があり、このため塩化
ビニリデン系樹脂に代替し得ず、市場の一部でしか使用
されていない。
なフィルムとして、特開昭57−96858号、特開昭
57−189850号公報にはプロピレン−エチレン共
重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、プロピレン
−エチレン−ブテン−1共重合体とポリプロピレンとの
積層フィルムが提案されているが、これらの積層フィル
ムは粘着性がなく、家庭用ラップフィルムとしては使用
できない。
チレン−プロピレン共重合体、あるいは、エチレン−プ
ロピレン−ブテン−1共重合体の両表面に、直鎖状低密
度ポリエチレン(エチレン−α−オレフィン共重合体)
を積層した熱収縮性フィルムが提案されているが、この
フィルムは粘着力が低く、熱収縮を必要としない家庭用
ラップフィルムとして使用するのは実用上使用困難であ
る。
のラップフィルムにおける上述の問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、透明性を有すること
は勿論のこと、耐熱性、カット性、風合いに優れ、か
つ、粘着性が極めて優れたラップフィルムを提供するこ
とにある。
レン系樹脂フィルム層(A)の両面に、
多価アルコールとのエステルであって、少なくとも1個
のアルコール性水酸基を有する脂肪酸エステル(a2
)より選ばれた防曇剤を0.5〜15重量%含有する
密度が0.880〜0.935g/cm3 の直鎖状エチ
レン−α−オレフィン共重合体のフィルム層(B)が積
層された構造の積層樹脂フィルムをノコギリ刃を有する
カートンボックスに収納してなることを特徴とする家庭
用食品包装用ラップフィルムを提供するものである。
ロピレンを主成分とし、これとエチレン、ブテン−1、
ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチルペンテン−
1、3−メチルペンテン−1等のα−オレフィンとの二
元系共重合体、又は、プロピレンとエチレンとαオレフ
ィンの三元系共重合体等が利用できる。
るにはプロピレンの単独重合体よりもプロピレンと炭素
数が2〜8のα−オレフィン(プロピレンは除く)との
共重合体、又は、プロピレンとエチレンとα−オレフィ
ンとからなる三元系共重合体の方が好ましい。中でも、
エチレン1〜10重量%、プロピレン74〜96重量
%、炭素数が4〜8のα−オレフィン3〜25重量%と
の共重合体が最適である。
量%、ブテン−1含量が8〜17重量%、プロピレン含
量が75〜90.5重量%のランダム共重合体で、メル
トフローレート(JIS P−7210;230℃、
2.16kg荷重)が1〜12g/10分、Q値(Mw
/Mn)が3.5〜5、結晶化度が20〜55%(X線
法)、より好ましくは20〜40%のプロピレン−エチ
レン−ブテン−1共重合体が良い。
特公昭55−6643号、特開昭50−79195号、
特開昭54−162785号公報に見受けられるよう
に、エチレン、プロピレンおよびα−オレフィンの混合
物を重合系に供給し、チーグラー・ナッタ触媒を用いて
ランダム共重合を行うことにより製造される。α−オレ
フィンとしてはブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−
1、ヘプテン−1、オクテン−1、4−メチルペンテン
−1が利用でき、これらは単独でまたは二種以上混合し
て用いられる。
に遷移金属化合物成分と還元性金属化合物成分との組合
せから基本的になるものでその各種の改変剤をも含めて
周知のものである。遷移金属化合物成分としては周期律
表第IV〜VI族遷移金属の化合物が一般に使用可能である
がそれらのうちでチタン化合物が好適である。
キシハロゲン化物、アルコキシ化合物、アルコキシハロ
ゲン化物等がある。具体的な化合物としては四塩化チタ
ン、四臭化チタン、四ヨウ化チタン、三塩化チタン、三
臭化チタン、三ヨウ化チタン、二塩化チタンなどのチタ
ンハロゲン化合物があり、特に三塩化チタンが好んで使
用される。これらは、混合して使用することもできる。
子価化合物を水素、金属、有機金属化合物、金属水素化
物等で還元することによってつくることができるとこ
ろ、還元剤および(または)還元方法如何によっては還
元剤の分解ないし変性化合物が共存することがあるが、
そのようなものを使用することもできる。具体的には、
例えば、四塩化チタンの金属アルミニウム還元によるT
iCl3 ・1/3AlCl3 がある。
I〜III 族金属の水素化物および有機金属化合物が適当
である。特に適当な化合物は、アルミニウムの水素化物
および下記一般式(II)の有機アルミニウム化合物であ
る。
程度以下のアルキル、シクロアルキル、アリール基、X
はハロゲン、nは1〜3の整数である。ハロゲンとして
は少なくとも経済上の理由から塩素が適当である。この
ようなアルミニウム化合物の具体例を挙げれば、トリア
ルキルアルミニウム(アルキル=メチル〜オクチル)、
ジアルキルアルミニウムクロリド、アルキルアルミニウ
ムセスキクロリド、アルキルアルミニウムジクロリド等
がある。これらは、混合して使用することもできる。
合物成分との量比は一般にチーグラー型触媒に採用され
うる任意のものでありうる。具体的には、例えば、チタ
ン化合物Aと有機アルミニウム化合物Bとの組合せの場
合には、B/Aモル比が0.5〜20程度、好ましくは
1〜10である。前記二成分から基本的になるチーグラ
ー型触媒は、種々の改変剤によって改変することができ
ることが知られている。
化合物である。電子供与性化合物としては、酸無水物、
エステル、ケトン、アミン、グリコール、グリコールエ
ーテルなどがある。具体的には、例えばメタクリル酸メ
チルなどである。共重合を行うに際し、不活性有機溶
剤、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンなどの炭化水素
や、クロルベンゼン、塩化メチレン等のハロゲン化炭化
水素の存在下または不存在下、あるいは上記α−オレフ
ィンなどの重合用単量体を溶剤とし、あるいは気相で任
意の温度、例えば0〜200℃程度の温度(好ましくは
30〜100℃)、および任意圧力例えば常圧〜100
気圧程度の圧力(好ましくは常圧〜60気圧)で、分子
量調節剤例えば水素を使用しあるいは使用しないで実施
すればよい。
化(株)より三菱ポリプロ“SPX4400”“SPX
4400G”の商品名で、住友化学工業(株)より住友
ノープレン“FL6316”の商品名で販売されてい
る。このプロピレン系三元素共重合体のプロピレンに基
づく構成単位が74重量%未満では、得られる共重合体
がゴム様となり成形が困難となると共にフィルムの透明
性が損なわれる。逆に96重量%を超えると、フィルム
の剛性が増し、可撓性が損なわれる。
満ではこのプロピレン系三元共重合体のスラリー重合が
困難である。10重量%を超えては三元共重合体の結晶
性が低下し、フィルム成形性も困難で、またフィルムの
透明性が損なわれる。更に、プロピレン系三元共重合体
におけるα−オレフィンの構成単位含量が3重量%未満
ではフィルムの剛性が高過ぎて風合が損なわれる。一
方、25重量%を超えてはフィルムの透明性が損なわれ
る。
は、フィルムの透明性を損なわない範囲でエチレン−酢
酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量は5〜25重量
%)、エチレン−アクリル酸(アクリル酸含量は5〜2
0重量%)共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重
合体(アクリル酸メチル含量は5〜20重量%)、エチ
レン−メタクリル酸メチル共重合体、密度が0.890
〜0.910g/cm3 、メルトインデックスが0.1
〜10g/10分の低密度ポリエチレン、密度が0.8
86〜0.920g/cm3 の線状低密度ポリエチレ
ン、α−オレフィンとアクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸等からなる共重合体の金属塩(Zn,Na,K,
Li,Mg等)、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、
エチレン−ブテン−1共重合エラストマー等を積層樹脂
フィルムの可撓性を向上させる目的で40重量%以下で
配合してもよい。
樹脂組成物層(B) (A)層の両面に積層して柔軟性、粘着性を発現し易す
くする密度が0.880〜0.935g/cm3 の直鎖
状エチレン−α−オレフィン共重合体は、エチレンを主
成分とし、これとブテン−1、ヘキセン−1、4−メチ
ルペンテン−1、オクテン−1等のα−オレフィン3〜
20重量%の1種又は2種以上との共重合体である。
5重量%で、メルトフローレート(JIS K−676
0)が0.5〜5g/10分のものが風合、粘着性の面
から好ましい。この直鎖状エチレン−α−オレフィン共
重合体には、積層樹脂フィルムに粘着性、防曇性、可撓
性を付与するために、
多価アルコールとのエステルであって、少なくとも1個
のアルコール性水酸基を有する脂肪酸エステル(a2 )
より選ばれた防曇剤を0.5〜15重量%含有させる。
リン、ソルビトール、ペンタエリスリトール、プロピレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等の多価アルコールと、オレイン酸、リノ
ール酸、ラウリン酸等の高級脂肪酸とのエステル化合物
で、具体的には、モノグリセリンオレエート、ポリグリ
セリンオレエート、ポリグリセリンステアレート、ポリ
グリセリンポリリシノレート、グリセリンモノ,ジ−リ
シノレート、グリセリンアセチルリシノレート、グリセ
リンジアセトモノラウレート、プロピレングリコールオ
レエート、プロピレングリコールラウレート、ペンタエ
リスリトールオレエート、ポリエチレングリコールオレ
エート、ポリプロピレングリコールオレエート、ソルビ
タンオレエート、ソルビタンラウレート、ポリエチレン
グリコールソルビタンオレエート、ポリエチレングリコ
ールソルビタンラウレート等が利用できる。中でも、ポ
リグリセリンポリリシノレート、ポリグリセリンオレエ
ート、グリセリンジアセトモノラウレート、ソルビタン
オレエートが好ましい。
では、充分な柔軟性、粘着性が得られず、逆に15重量
%を超えると多量のブリードにより積層樹脂フィルム外
観が悪化する。好ましくは、3〜12重量%である。
又、上述の防曇剤を(A)層にも(B)層と同様に0.
5〜15重量%配合してもよい。
0μm、好ましくは2〜5μm、(B)層の肉厚が2〜
20μm、好ましくは2〜6μmであり、全体の肉厚が
7〜30μm、好ましくは8〜22μmの積層フィルム
であって、霞み度(JIS−Z−6714)が5%以
下、好ましくは3%以下、エルメンドルフ引裂強度(J
IS−Z−1702)が縦、横方向共に0.5〜30k
g/cmであることが好ましい。
脂フィルム層(A)の肉厚が1μm未満では耐熱性が不
充分である。10μmを越えては剛性が増し、可撓性、
風合が損われる。この積層樹脂フィルムを製造する方法
としては、特に限定されるものではないが、次の様な方
法により製造されるのが好ましい。複数の押出機を用い
て各層(A),(B)を構成する樹脂を溶融混練して一
台の共押出ダイに供給し、該共押出ダイより多層フィル
ムを共押し出しし、積層フィルムを冷却固化した後、該
多層フィルムを延伸可能な温度域迄再加熱し、次いで縦
方向、横方向に少なくとも3倍以上延伸した後、これを
アニーリングし、ついで冷却させる。延伸方法として
は、ロール群の周速差を利用する方式、マンドレル方
式、テンター方式、或いは、インフレーション方式とも
可能である。
を具体的に説明する。これらは何ら本発明を制約するも
のではない。
ン含量が95.8重量%、エチレン含量4.2重量%、
密度0.89g/cm3 、MFR8g/10分、融点1
40℃、結晶化度35%;三菱油化(株)製、商品名
「三菱ポリプロFX4」〕を、口径65mm、L/D2
5の押出機を用いて250℃で混練し、三層Tダイの中
間層の樹脂道に導いた。
体〔エチレン含量93.0重量%、ブテン−1含量7.
0重量%、MFR2g/10分、密度0.911g/c
m3;三菱油化(株)製、商品名「三菱ポリエチLL
UF240」〕95重量%およびジグリセリンオレエー
ト〔理研ビタミン(株)製、商品名「リケマールO71
D」〕5重量%よりなる樹脂組成物(B)を、口径50
mm、L/D24の押出機を用いて230℃で混練し、
上記三層Tダイの上下表面層を形成する樹脂道に供給
し、Tダイ内で積層し、中間層の厚み構造比率が6、上
下表面層の構成比率が各々、2となるようにして共押し
出しして三層フィルムを成形した後、これを95℃に加
熱し、ロール群の周速差を利用して引取方向(縦方向)
に3倍延伸した後、再度95℃に加熱して、テンターを
用いて横方向に6倍延伸し、100℃でアニーリング処
理して厚みが10μmの積層延伸フィルムを得た。この
積層延伸フィルムの物性を表2に示す。
性を表2に示す。
FR3g/10分、融点113℃;三菱油化(株)製、
商品名「三菱ポリエチ−LD ZH−51」〕98.5
重量%とグリセリンモノオレート〔理研ビタミン(株)
製、商品名「リケマールOL−100」〕1.5重量%
よりなる樹脂組成物を、口径が65mm、L/D25の
押出機を用いて180℃で混練し、Tダイでフィルムの
全厚みが13μmとなるよう押出し、冷却ロールで冷却
し、幅300mmにスリットした単層フィルムを得た。
かつ、押出温度を同表に示す条件で行い、肉厚構成と延
伸倍率は表2に示したように設定した外は実施例1と同
様にしてフィルム成形を行い積層樹脂フィルムを得た。
これらの物性を表2に示す。なお、表1中の成分の略
号、表2中の評価方法は以下の通りである。
品名〕 プロピレン・エチレン・ブテン−1ランダム共重合体 SPX 4400;〔プロピレン含量88.7重量%、
エチレン含量2.4重量%、ブテン−1含量9.3重量
%、密度0.89g/cm3 、MFR5g/10分、Q
値4.5、結晶化度35%;三菱油化(株)製商品名〕 SPX 4400G;〔プロピレン含量85.8重量
%、エチレン含量1.7重量%、ブテン−1含量12.
5重量%、密度0.89g/cm3 、MFR5g/10
分、Q値4.8、結晶化度30%;三菱油化(株)製商
品名〕 プロピレン単独重合体 FL−6CK;〔密度0.90g/cm3 、MFR2.
3g/10分、Q値4.5、結晶化度60%、三菱油化
(株)製商品名〕
製商品名〕 ウルトゼックス1030F;〔エチレン含量88.2重
量%、4−メチルペンテン−1含量11.8重量%、M
FR2.3g/10分、密度0.918g/cm3 ;三
井石油化学(株)製〕
理研ビタミン(株)製商品名〕 リケマール PL−004;〔グリセリンジアセトモノ
ラウレート;理研ビタミン(株)製商品名〕 リケマール OL−100;〔グリセリンモノオレー
ト;理研ビタミン(株)製商品名〕
重20kgをこの重ね合せ部分に2分間懸けた後、この
試料をショッパー型引張試験機で引張速度500mm/
分で引き剥がしたときの最高荷重。
の荷重をつけて恒温雰囲気中に1時間吊し、フィルムが
切断するまでの温度を測定する。(高い程、電子レンジ
調理器による長時間の加熱に耐えうる。) 粘着性 フィルムで陶器皿を包んだ際の陶器への粘着性。 ○ : 良好 × : 剥がれる
感覚で評価。 ○ : べたつきもなく、可撓性も良好。 △* : べたつきがある。 △**: 腰強度が低い。 カット性 ラップフィルム用の箱に装着されているノコギリ刃での
フィルムのカット性。 ○ : 良好 △ : やや不良 × : 不良 電子レンジ特性 コーンスープ100ccを収納した陶器皿をフィルムで
包み、4分間電子レンジで加熱した。 ○ : 変化なし × : 破損する
性、風合いに優れ、かつ、粘着性が極めて優れた積層樹
脂フィルムであり、この積層樹脂フィルムで食品を収納
した陶器製容器をラッピングし、電子レンジにて加熱し
ても、溶融破断等の現象は全くなく、電子レンジでの使
用に充分耐えうるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】結晶性プロピレン系樹脂フィルム層(A)
の両面に、炭素数が12〜22の高級脂肪酸と脂肪族多
価アルコールとのエステルであって、少なくとも1個の
アルコール性水酸基を有する脂肪酸エステル(a2 )
より選ばれた防曇剤を0.5〜15重量%含有する密度
が0.880〜0.935g/cm3 の直鎖状エチレン
−α−オレフィン共重合体のフィルム層(B)が積層さ
れた構造の積層樹脂フィルムをノコギリ刃を有するカー
トンボックスに収納してなることを特徴とする家庭用食
品包装用ラップフィルム。 - 【請求項2】(B)層の直鎖状エチレン−α−オレフィ
ン共重合体に添加する防曇剤が、ポリグリセリンポリリ
シノレート、ポリグリセリンオレエート、ソルビタンオ
レエートより選ばれた単独又は2種以上の混合物である
請求項1の家庭用食品包装用ラップフィルム。 - 【請求項3】(A)層の結晶性プロピレン系樹脂が、エ
チレンとプロピレンと炭素数が4〜8のα−オレフィン
との共重合体であってその各構成成分量が、エチレン1
〜10重量%、プロピレン74〜96重量%および炭素
数が4〜8のα−オレフィン3〜25重量%であり、そ
の結晶化度が20〜55%、MFRが1〜12g/10
分、Q値が3.5〜5の結晶性プロピレン系樹脂である
請求項1の家庭用食品包装用ラップフィルム。
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JP08198094A JP3274565B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 積層樹脂フィルム |
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JP08198094A JP3274565B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 積層樹脂フィルム |
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JPH07285202A JPH07285202A (ja) | 1995-10-31 |
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JP08198094A Expired - Lifetime JP3274565B2 (ja) | 1994-04-20 | 1994-04-20 | 積層樹脂フィルム |
Country Status (1)
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-
1994
- 1994-04-20 JP JP08198094A patent/JP3274565B2/ja not_active Expired - Lifetime
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