JP3272870B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3272870B2
JP3272870B2 JP17852194A JP17852194A JP3272870B2 JP 3272870 B2 JP3272870 B2 JP 3272870B2 JP 17852194 A JP17852194 A JP 17852194A JP 17852194 A JP17852194 A JP 17852194A JP 3272870 B2 JP3272870 B2 JP 3272870B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • G03B17/20Signals indicating condition of a camera member or suitability of light visible in viewfinder

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Viewfinders (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルム用のカメ
ラ、CCD等の撮像素子を有するスチールビデオカメラ
等の一眼レフレックスカメラにあって、受光型のスーパ
ーインポーズ表示装置を有し、特に銀塩フィルムや撮像
素子等の撮像手段への露光動作中にもこの表示を動作さ
せる一眼レフレックスカメラ等のカメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の測距視野を有するカメ
ラ等において用いられ、選択された測距視野をファイン
ダー視野内の被写体像に重ねて表示するいわゆるスーパ
ーインポーズ表示技術が知られている。
【0003】像と表示を重ねることで、表示の「位置」
と表示の「状態」を、例えば、それぞれ「オートフォー
カスの測距視野」と「合焦」と言った意味として、極め
て直感的に伝えることが可能である。
【0004】一般に、スーパーインポーズ表示には表示
部分の被写体像を遮光することによって撮影者に視認さ
せる遮光型の表示と、表示部分を光らせることによって
視認させる発光型の表示とがあり、前者の例としては、
ファインダー光学系内のフォーカシングスクリーン近傍
にゲストホスト型の液晶表示器を配して液晶表示によっ
て光を遮る構成(特開平4−345150に開示されて
いる)が、後者の例としては、LEDを光源としてフォ
ーカシングスクリーン上にパターン像を投影するもの
(写真工業 Vol.51 No.9 1993年9月
号 P58〜66に開示されている)が挙げられる。
【0005】また、特開平6−82678に開示されて
いる技術は、通常被写体像を遮光して黒く見えている表
示部に対して照明光を照射し、これを光源の発光色に光
らせるものであって、発光型スーパーインポーズ表示の
一つである。
【0006】このような遮光型と発光型の比較に於い
て、発光型のスーパーインポーズ表示には、 〇点灯によって撮影者の注意を引くため、表示の見落と
しが少ない 〇表示色の自由度が高い 〇被写体輝度が低いときにも視認性がよい と言った特徴があり、遮光型表示に比べて有利な点が多
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一眼レフレ
ックスカメラにおいても自動巻き上げ機構の内蔵が一般
化したことから、連写シーケンスのできるだけ多くのタ
イミングにおいてスーパーインポーズ表示を用いたいと
いう強い要求がある。複数の測距視野を有するカメラに
おいて、連続撮影中現在選択されている測距視野を表示
する極めて有効な機能である。これは、一眼レフレック
スカメラのファインダーが連続撮影中像の消失を繰り返
しているため、視認性の高い発光型の表示でないと実用
にならないと言った理由による。
【0008】これをカメラの仕様的にみれば、レンジフ
ァインダーカメラにおいてはもともと可能であることの
一眼レフレックスカメラへの展開であるとも言える。し
かしながら、一眼レフレックスカメラにおいて、連続撮
影中にも発光型のスーパーインポーズ装置を動作させる
ことは容易ではない。最も留意しなければならないこと
は、スーパーインポーズ表示装置の光が測光装置及び測
距装置に与える影響である。
【0009】つまり、測光中あるいは測距中にこの表示
を行うとその照明光が迷光となって受光手段である測光
装置や測距装置に入射する可能性があり、露出精度の低
下や測距精度の低下が懸念される。先に挙げた写真工業
Vol.51 No.91993年9月号 P58〜
66では、測光と発光型のスーパーインポーズ表示の動
作とは時分割的に行う必要性のあることを説明してい
る。
【0010】仮に、このような動作を連続撮影時に適応
すると、 露光動作→表示→測光/測距→露光動作→表示→測光/
測距→ と言った具合になって連写速度の低下が必至である。特
に高速連写を特徴とする一眼レフレックスカメラにおい
ては、連写速度の低下を招くような機能の付加はとても
現実的とは言えない。連写速度の高速性を損なわずにこ
の表示を行うことは未だ成し得ていない。
【0011】なお、可動ミラーの退避からシャッターの
作動を経て可動ミラーの復帰までをここでは露光動作と
称す。
【0012】本発明は、上記従来型一眼レフレックスカ
メラの欠点を鑑み、連写速度の高速性を損なうことな
く、連続撮影中にも発光型のスーパーインポーズ表示を
動作させることを目的とする。
【0013】さらには、逆に高速性が要求されない状況
においては、スーパーインポーズ表示の視野性について
最適化した動作とすることを第二の目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の第1
の目的を実現する第1の構成は、請求項1に記載のよう
に、撮像手段への露光時に退避し、撮影レンズからの光
束をファインダー光学系と撮像手段とに切り換える可動
ミラーと、該可動ミラーを介して被写体光を受光する受
光手段と、ファインダー光路中に配置された表示部に光
源からの光束を投光してファインダー内の被写体像と重
畳状態で情報を表示する表示装置と、該表示装置の光源
の駆動タイミングを制御する制御手段とを有するカメラ
において、該制御手段は、該可動ミラーのファインダー
光路への復帰動作中あるいは該ファインダー光学系へ光
束を導くための所定位置への安定化時間内に該光源の駆
動を行い、該光源の駆動の終了後に該受光手段による受
光動作を開始させる高速連写駆動モードを有することを
特徴とする。
【0015】この構成では、可動ミラーの復帰動作が開
始されてから所定の位置に安定静止する以前に表示装置
の表示を開始してスーパーインポーズ表示を行える。
【0016】本発明の第2の目的を実現する第2の構成
は、請求項2に記載のように、撮像手段への露光時に退
避し、撮影レンズからの光束をファインダー光学系と撮
像手段とに切り換える可動ミラーと、該可動ミラーを介
して被写体光を受光する受光手段と、ファインダー光路
中に配置された表示部に光源からの光束を投光してファ
インダー内の被写体像と重畳状態で情報を表示する表示
装置と、該撮像手段に対する撮像動作を通常の動作で行
わせる第1の撮影動作駆動系と連続的に行わせる第2の
撮影動作駆動系とを切り換え可能とする撮影動作切り換
え手段と、該表示装置の光源の駆動タイミングを制御す
る制御手段とを有するカメラにおいて、該制御手段は、
該可動ミラーのファインダー光路への復帰動作中あるい
は該ファインダー光学系へ光束を導くための所定位置へ
の安定化時間内に該光源の駆動を行い、該光源の駆動の
終了後に該受光手段による受光動作を開始させる高速連
写駆動モードを有することを特徴とする。
【0017】この構成では、可動ミラーの復帰動作が開
始されてから所定の位置に安定静止する以前に表示装置
の表示を開始するので、高速連写性を損なうことなく連
写中でのスーパーインポーズ表示を行える。
【0018】本発明の第1の目的を実現する第3の構成
は、請求項3に記載のように、請求項1において、制御
手段は電動駆動装置の装着により高速連写駆動モードを
準備することを特徴とする。本発明の第1の目的を実現
する第の構成は、請求項に記載のように、請求項
において、第2の撮影動作駆動系は電動駆動装置の装着
により機能し、制御手段は該電動駆動装置の装着により
高速連写駆動モードを準備することを特徴とする。
【0019】この構成では、高速連写用の電動駆動装置
をカメラ本体に装着すると、高速連写駆動モードが準備
されることになる。
【0020】また、請求項に記載のように、請求項3
または4において、制御手段は高速連写駆動モードでの
動作を不適と判断すると、可動ミラーのファインダー光
路への復帰後に該光源の駆動を行い、該光源の駆動の終
了後に該受光手段による受光動作を開始させる通常表示
モードを有する構成とすることで、高速連写が不可能な
状態にある場合では、スーパーインポーズ表示の視認性
を優先させる。
【0021】この判断は、請求項に記載のように、請
求項において、制御手段は、高速連写駆動モードの
適、不適を電源電圧により判断することができ、低電圧
では高速連写駆動モードを不適と判断することができ
る。
【0022】また、請求項に記載したように、受光手
段は測光装置あるいは測距装置であるので、表示装置の
光源により、誤測光あるいは誤測距の心配がなくなる。
【0023】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお、以下の実施例に示された撮影装置は2台の
モータと第1の電池とを内蔵した一眼レフレックスカメ
ラとモータドライブ装置(電動駆動装置)とから構成さ
れている。
【0024】図3において、V1 は該カメラに内蔵され
た第1の電池、M1 は該カメラ内のフィルム巻上伝達機
構K1 を駆動するための第1のモータ、M2 は該カメラ
内のフィルム巻戻し伝達機構Rとシャッターチャージ伝
達機構Cとを駆動するための第2のモータである。K2
は該電動駆動装置MDがカメラBに装着されていない時
にはモータM2 の発生動力をフィルム巻戻し伝達機構R
とシャッターチャージ伝達機構Cとに伝達する一方、該
電動駆動装置MDがカメラBに装着された時にはモータ
2 の発生動力をフィルム巻戻し伝達機構Rにのみ伝達
するように動力伝達径路を切換える切換機構を内蔵した
動力伝達機構であり、以上は連続撮影装置を構成してい
る。D1 は該カメラBに電動駆動装置MDを装着した時
に該電動駆動装置MD内の動力伝達機構とカメラB内の
動力伝達機構とを結合させるための連結カップラー、E
1 は電動駆動装置側の電気的接続端子と接続される電気
的接続端子、である。
【0025】一方、電動駆動装置MDは、第2の電池V
2 、第3のモータM3 、該モータM3 に接続した動力伝
達機構K3 、前記連結カップラーD1 に連結されるとと
もに動力伝達機構K3 に接続された連結カップラーD
2 、カメラBの電気的接続端子E1 に接続される電気的
接続端子E2 、モータM3 を制御するモータ制御回路や
カメラB内の電子回路との間で信号授受を行う情報通信
回路を含んだ電子回路F、カメラBに装着する時にカメ
ラBの底面のねじ孔にねじ込まれる装着用ねじL、など
を有している。
【0026】このように、電動駆動装置もカメラの連続
撮影装置を構成する一要素であって、電動駆動装置を装
着することによって、より高速の連写速度が得られる。
【0027】次にスーパーインポーズ表示系の構成につ
いて説明する。
【0028】図4及び図5は、一眼レフカメラの例を示
す図で、図4はカメラを横からみた断面図、図5はカメ
ラを上からみた透視図である。
【0029】図中、Bは一眼レフカメラ本体、Fはフィ
ルム、10はフィルム露光時にはね上がる可動ミラー、
11は光入射面にフレネルレンズ11a、光射出面にマ
ット面11bを有したフォーカシングスクリーン、13
は後述するスーパーインポーズ表示のための表示部を有
する反射板、15はコンデンサーレンズ、12はペンタ
ダハプリズム、14a,14bは接眼レンズ、16は保
護ガラスであり、これらはファインダー系を構成してい
る。21は可動ミラー10の回転中心、22はストッパ
ー部材である。
【0030】6,7は後述する測光装置512に含まれ
る被写体の輝度を測定するための測光センサーと測光レ
ンズである。また23は可動ミラー10とともに撮影光
路から退避するサブミラー、24は後述する測距装置5
13の一部を構成する測距センサーである。19は投光
レンズであって、ペンタダハプリズム12の上前部から
上部にかけて配置されている。ペンタダハプリズム12
の上部には各々内部に光源であるところの発光ダイオー
ド(以下LED)を収納した5個のLEDパッケージ1
8a・18b・18c・18d・18eとマスク20が
取り付けられている。このLED光は可視光であって、
投光レンズ19に入射し、ここで反射、集光された光束
が反射板13の表示部に導かれ、スーパーインポーズ表
示を機能させる。
【0031】8はこれらの各要素を収納する上カバーで
ある。上カバー8にはアクセサリーシュー9が設けられ
ており、閃光撮影装置等の接続が可能である。このアク
セサリーシュー9は撮影レンズの光軸の真上に設けら
れ、カメラの正位置に構えたとき影の少ない閃光撮影が
可能である。また、前記LEDパッケージはペンタダハ
プリズム12の頂点と前記アクセサリーシュー9との間
に配設され、これらを収納するためのカメラの上カバー
の形状は一般的な一眼レフカメラと同等に成っている。
【0032】次に、表示部として焦点検出装置のための
測距視野枠を備えた例について、カメラのファインダー
視野を説明する。
【0033】図6は図4に示した反射板13の平面図で
あって、画面中央、横方向に並んだ13a〜13eが不
図示の焦点検出装置の測距視野位置を表す測距視野枠で
ある。
【0034】カメラのファインダー視野は、被写体像視
野の外側に位置するシャッタースピード、絞り値、露出
補正量等の撮影条件を表示する不図示の視野外表示部
と、被写体像視野の内側に位置する測距視野枠13a〜
13eとから成り、測距視野枠は被写体像と同時に観察
できるいわゆるスーパーインポーズ表示となる。
【0035】なお、スーパーインポーズ表示用の表示部
は反射板ではなくフォーカシングスクリーン上に設けて
もよい。
【0036】図7を用いてこのスーパーインポーズ表示
の原理を説明する。
【0037】図7は測距視野枠を横からみた断面拡大図
であり、測距視野枠は縦線・横線共に紙面垂直方向に沿
った多数の微細なプリズムより成っていることを表して
いる。その断面形状は、それぞれが一つの稜線を有する
三角突起の集まりである。
【0038】したがって、不図示の撮影レンズを通して
測距視野枠13a〜13eに入射した光束は、ここで屈
折して接眼レンズ14a,14bの方向からそれるため
に、通常この部分は周囲のマット面11bに比べて暗く
視認される。
【0039】また逆に、斜め上方から反射板13の測距
視野枠を照明すると、例えば光線Lに注目して考えれ
ば、反射板13に入射した後、測距視野枠を構成するプ
リズムの斜面13aaで全反射し、さらに対向する斜面
13bbでも全反射して上方に向かうこととなる。一
方、測距視野枠を構成するプリズムに入射しなかった光
束はフォーカシングスクリーンを通って可動ミラー10
の方向に射出し、視認されない。
【0040】この様に微細なプリズムからなる測距視野
枠は、斜め上方からの光を真上に偏向する特性を有し、
この特性を利用すれば、照明光の制御によって測距視野
枠の表示色を変えることが可能である。
【0041】先に説明したLEDに依る照明は、このよ
うなスーパーインポーズ表示を実現するためのもので、
例えば赤色のLEDを用いれば、通常黒く見えている測
距視野枠をピントが合ったときに選択的に赤く光らせる
といった使い方ができる。
【0042】図4、図5に戻って、LEDを発した光束
の反射板13までの経路を、順を追って説明する。な
お、この照明光学系は左右対象形状であるため、ここで
はLEDパッケージ18a・18b・18cに対応した
光路についてのみ説明する。
【0043】先ず、撮影光軸上に配置されるLEDパッ
ケージ18aの発した光は、マスク20に設けられた開
口(不図示)で絞られ、投光レンズ19に入射する。投
光レンズ19は、その詳細を平面詳細図で示す図8と斜
視図で示す図9に示すように、分割された多数の入射面
を有しており、面19aがLEDパッケージ18aから
の光束の入射面である。面19aから投光レンズ19内
に入った光束は、面19eと続く面19fで全反射し、
ほぼ損失無しに先端のレンズ部に到達する。これらの反
射面による光路の折曲げにより、照明系はペンタダハプ
リズム12の上部に沿う形状となっている。
【0044】投光レンズ19には3つのレンズ部があ
り、LEDパッケージ18aから発した光束について
は、レンズ部19gを通った光束のみが有効光束とな
る。すなわち、それ以外を通った光束は、仮に何れかの
測距視野枠(表示部)で反射したとしても、その方向が
接眼レンズ14a,14bに向かわず、ファインダーを
通して視認されることはない。
【0045】このレンズ部19gは、前述の反射板13
とマスク20とを投影関係に置く作用を持ち、ここより
射出した光束は集光されて、次にペンタダハプリズムの
面12aよりペンタダハプリズムに入射する。この後、
ペンタダハプリズムの面12bから射出し、コンデンサ
ーレンズを通って反射板13の下面に設けられた測距視
野枠13aに到達する。反射板13上での光照射領域
は、前述のマスク20の開口の大きさで決まり、少なく
とも測距視野枠13aを含むが、ゴーストを未然に防ぐ
ため隣の測距視野枠13b,13dに掛からない範囲と
している。反射板13での光線の挙動は、図7を用いて
説明した通りである。
【0046】なお、レンズ部19gの大きさを測距視野
表示13aよりも大きく設定することで、反射板13上
の測距視野枠(表示部)をファインダーを通して覗いた
ときに、ある程度光軸から眼の位置が外れていたとして
も、LEDパッケージ18aから眼に到達する光線が存
在し視認可能であることを保証している。
【0047】次に、LEDパッケージ18bを発した光
について説明する。パッケージ18bを発した光は、同
様にマスク20に設けられた開口で絞られた後、投光レ
ンズ19に入射する。この時、面19bがLEDパッケ
ージ18bからの光束の入射面となる。投光レンズ19
内に入った光束は、面19eと続く面19fで全反射し
てレンズ部へ導かれ、このうちレンズ部19hに入射し
た光束が有効光束となる。このレンズ部19hも、反射
板13とマスク20とを投影関係に置く作用を持ち、こ
こより射出した光束は集光されて、次にペンタダハプリ
ズムの面12aよりペンタダハプリズム内に入射する。
この後、ペンタダハプリズムの面12bから射出し、コ
ンデンサーレンズを通って反射板13の測距視野枠13
bに到達する。反射板13上での光照射領域は、少なく
とも測距視野枠13aを含み、ゴーストを未然に防ぐた
め隣の測距視野枠13a,13cに掛からない範囲とし
ている。
【0048】LEDパッケージ18cを発した光は、同
様にマスク20に設けられた開口で絞られた後、投光レ
ンズ19に入射する。この時、面19cがLEDパッケ
ージ18cからの光束の入射面となる。投光レンズ19
内に入った光束は、先ず、面19dで全反射し、LED
パッケージ18bからの光束と入れ換わる。このように
光路を入れ換えるのは、光量適に有利な大型のLEDパ
ッケージをレイアウトするためである。もし、全反射面
19dを設けない場合には、LEDパッケージ18aと
18bとの間にLEDパッケージ18cを挿入しなけれ
ばならず、このときには小型パッケージを使うことに起
因した光量低下が甚だしい。
【0049】さて、面19dで反射した光束は、面19
eと続く面19fで全反射し、先端のレンズ部に到達す
る。LEDパッケージ18bからの光束と同様、レンズ
部19hに入射した光束が有効光束となる。前述のよう
にレンズ部19hは、反射板13とマスク20とを投影
関係に置く作用を持ち、ここより射出した光束は集光さ
れて、次にペンタダハプリズムの面12aよりペンタダ
ハプリズム内に入射する。この後、ペンタダハプリズム
の面12bから射出し、コンデンサーレンズを通って反
射板13の測距視野枠13cに到達する。反射板13上
での光照射領域は、少なくとも測距視野枠13cを含
み、ゴーストを未然に防ぐため隣の測距視野枠13bに
掛からない範囲としている。
【0050】ここで、LEDパッケージ18bからの光
束とLEDパッケージ18cからの光束が、同一のレン
ズ部19hを通して投影されるのは、測距視野枠の間隔
が狭い為に、それぞれの光束についてレンズのあるべき
領域がオーバーラップしているためである。すなわち、
本実施例に示すような測距視野枠のレイアウトを採った
とき、ファインダーを覗く眼の位置に自由度をもたせて
測距視野枠13bと13cを視認可能とするならば、眼
に入るべきLED光のレンズ部上での通過領域は、それ
ぞれの測距視野枠間で互いに重なり合うことを意味して
いる。したがって、このように複数の表示部に対して共
通のレンズ部を設けることで、高密度に配置された測距
視野に対してもスーパーインポーズ表示が可能となる。
例えば複数の表示部のうち合焦状態にある表示部に対し
てあるいは動作可能な測距視野に対応する表示に対して
のみ該当するLEDからの照明光により照明することが
可能である。勿論、測距視野のみならず、様々な表示に
対して有効である。
【0051】なお、反射板13およびフォーカシングス
クリーン11で反射、拡散した照明光は、光路25,2
6のように測光センサー6や測距センサー24に入射す
るため、照明を行っている際にこれらセンサーの受光動
作が行われるとその出力信号が誤ったものとなる。
【0052】この結果、測光においては露光値の誤差が
測距においては、測距誤差が発生し、好ましくない。
【0053】次に図10を参照してカメラB内の電気的
構成と電動駆動装置MD内の電気的構成とについて説明
する。
【0054】図10において、2点鎖線で囲まれた部分
はカメラ500(レンズ鏡胴を含まないカメラボディ一
部)内に収容されている電気的構成の回路図であり、1
点鎖線で囲まれて符号600で表示されている部分はレ
ンズ内に収容されている電気的構成の回路図であり、同
じく1点鎖線で囲まれた部分MDは電動駆動装置内に収
容されている電気的構成の回路図、である。
【0055】以下には、まず、カメラ500内の電気的
構成について説明する。
【0056】カメラ500の側面には着脱可能なグリッ
プ590が取付けられており、グリップ590の中には
6ボルトのリチウム電池V1 が収容されている。グリッ
プ590とカメラボディ500との装着面には端子V
M,VBAT1,GND,VBAT2,EION,MD
1,SVM,SWB等が設けられている。
【0057】カメラ500のグリップ装着面は電動駆動
装置700(MD)を装着する装着面にも成っており、
グリップ590をカメラ500から取外した後に該装着
面に電動駆動装置700を装着することができる。該装
着面に形成された接続端子VBAT1,GND,…はグ
リップ590及び電動駆動装置700に対して共通に使
用される。
【0058】カメラボディ内には、各種の電子回路の定
電圧電源となるDC−DCコンバータ510、カメラの
各種の動作シーケンスを制御するためのマイクロコンピ
ュータCPU1(以下には単にCPU1と略記する)、
CPU1に駆動クロックを供給する発振回路516、C
PU1にリセット信号を出力するリセット回路515、
BUS1を介してCPU1のポートP1に接続された測
光回路512、BUS2を介してCPU1のポートP2
に接続された測距回路513、BUS3を介してCPU
1のポートP3に接続された表示回路514、前記のモ
ータM1 及びM2 、モータM1 の駆動回路519、モー
タM2 の駆動回路520、BUS5を介してCPU1の
ポートP5に接続されるとともにモータ駆動回路519
及び520を制御するマイクロコンピュータから成る制
御回路CPU3(以下にはCPU3と記載)、CPU1
のポートP60に接続されてレンズ600の装着時に動
作する電磁スイッチRLY1、CPU3にリセット信号
を与えるリセット回路517、シャッターレリーズ操作
に応動してシャッター機構の第1緊定を解除する電磁石
530、シャッター先幕の緊定を解除する電磁石53
1、シャッター後幕の緊定を解除する電磁石532、等
が収容されている。
【0059】測光回路512は前述の5つのLEDを含
み、CPU1の指示に基いて例えば特開平3−6594
0に開示されている輝度変調を行い、スーパーインポー
ズ表示が常に適切な明るさに視認されるよう制御する。
【0060】測距回路513は、図6に示した5つの測
距視野枠13a〜13eに対応する5つの測距視野を有
した測距センサー24を含み、撮影画面内の横方向に並
んだ5か所のデフォーカスを出力することができる。な
おこの技術については、特開平5−323182に詳述
されているので説明を省略する。
【0061】CPU1の入力ポートP70〜P76に
は、測光及び距離の開始に応動するスイッチSW1、シ
ャッターレリーズ動作の開始に応じてONするスイッチ
SW2、フィルム巻戻しの開始に応動するスイッチSW
R、グリップ590の装着及び電動駆動装置のMDの装
着を検知するスイッチSWB、不図示のミラー上昇に応
じてOFFとなるとともに該ミラーの下降に応じてON
となるスイッチSWMD,シャッターの先幕走行完了で
OFFとなるとともに先幕走行機構のチャージ完了でO
NとなるスイッチSWCN1、シャッターの後幕走行完
了でOFFとなるとともに後幕走行機構のチャージ完了
でONとなるスイッチSWCN2、等がそれぞれ別々の
入力ポートに接続されている。
【0062】CPU1のポートP80は電池V1 及びV
2 の端子電圧を検知する電池電圧検出手段となってお
り、カメラ外面に設けられた接続端子MD1に接続され
ている。
【0063】モータM1 及びM2 を制御するためのCP
U3の入力ポートPB0〜PB4には、フィルムの走行
に関する情報を検出するスイッチS1 〜S3 、シャッタ
ーチャージ伝達機構等の作動を検出するスイッチCHG
1及びCHG2が接続されている。また、CPU3の2
個のポートPA4及びPA5は後記の電動駆動装置MD
内のモータ駆動回路702に接続されるようになってお
り、電動駆動装置装着時にはCPU3が電動駆動装置M
D内のモータM3 をも制御するように構成されている。
【0064】なお、CPU3のポートPA0〜PA5に
おける信号M1F,M1R,M2F,M2R,M3F,
M3Rは、モータ正転Fとモータ逆転Rとを表わしてい
る。一方、カメラ500に着脱可能に装着されるレンズ
600内には、レンズ600内のすべての電気的制御動
作を制御するマイクロコンピュータCPU2(以下には
CPU2と略記)、CPU2にリセット信号を供給する
リセット回路602、CPU2によって制御されるとと
もにモータM5 (オートフォーカス用モータ)を制御す
るモータ駆動回路604、CPU2によって制御される
とともにモータM4 (絞り駆動用モータ)を制御するモ
ータ駆動回路603、等が収容されており、CPU2は
BUS4を介してカメラ500内にCPU1のポートP
4に接続されている。また、CPU2とリセット回路6
02はカメラ500とレンズ600との装着面近傍に設
けられた接続端子を介してカメラ内のDC−DCコンバ
ータ510から給電され、一方モータ駆動回路603及
び604は該接続端子及び電磁スイッチPLY1を介し
てカメラBの電池V1 から給電されている。
【0065】電動駆動装置MD内には、前記した電池V
2 (本実施例では単3乾電池8本で構成された12ボル
ト電池)、前記のモータM3 、モータM3 を駆動すると
ともにレンズ内マイクロコンピュータCPU2によって
制御されるモータ駆動回路702,カメラ内のマイクロ
コンピュータCPU1によって制御されるとともに6ボ
ルトの一定電圧を出力するDC−DCコンバータ70
1、同じくCPU1からの信号によって制御されるとと
もに端子VM1に出力する電圧を6ボルトと12ボルト
のいずれかにさせる電磁スイッチRLY2、カメラに電
動駆動装置MDが装着された時にONとなるスイッチ7
04、等が収容されており、該電動駆動装置MDの外面
にはカメラの接続端子E1 に対応する接続端子(構成端
子VM〜SWBはカメラ側の接続端子と同じである)が
設けられている。
【0066】図11以下のフローチャートにおける記号
及びコマンド並びにフラグを以下に説明する。
【0067】MD…電動駆動装置 AF…オートフォーカス RLS…カメラ単体使用時のレリーズシーケンス MDRLS…電動駆動装置装着状態でのレリーズシーケ
ンス BC…バッテリチェック(電池電圧検出)
【0068】
【表1】
【0069】以下には図1、図2を参照して電子回路の
内部動作と機械的構造部分の概略動作を説明する。
【0070】 カメラ単体で使用する場合 前述したように、本実施例によるカメラは電動駆動装置
を内蔵し、低速の連続撮影が可能である。この時、モー
タM1 によって駆動されるフィルム巻き上げ機構K1
減速比は電池電圧に応じて設定され、また、フィルム巻
き戻し兼シャッターチャージ伝達機構K2 は、フィルム
巻き上げ時にモータM2 の動力をシャッターチャージ伝
達系に伝達し、フィルム巻き戻し時には動力をフィルム
パトローネに係合するフォークに伝達する。電源は電池
1 であって6ボルトである。
【0071】低速連写時にはモータM1 ,M2 ,M4
5 及び電磁石Mg1 、電磁石Mg2 、電磁石Mg3
対する通電タイミングとスーパーインポーズ表示の点灯
タイミングは図2に示すタイムチャートに従って行われ
る。
【0072】すなわち、電磁石531,532の通電に
よるバッテリーチェック後、電磁石530の通電によっ
て可動ミラー10が撮影光路から退避すると共に、モー
タM4 によって撮影レンズの絞りが制御される。この
後、電磁石531,532の通電によりフィルムへの露
光が行なわれ、次いで、電磁石530による可動ミラー
の復帰と、モータM4 の制御による絞りの開放、モータ
M2 によるシャッターチャージが開始される。
【0073】モータM4 によって絞りが開放に戻される
と、モータM1 によるフィルム巻き上げが行われ、ま
た、可動ミラー10のファインダー光路への静止安定を
待ってスーパーインポーズ表示が行われる。所定時間ス
ーパーインポーズ表示が点灯したのち、続いて受光手段
としての測距装置と測光装置の受光動作が開始される。
このように、ここではスーパーインポーズ表示と可動ミ
ラー10の復帰が時系列的に行われる。後述する電動駆
動装置装着時とは異なり、1コマ目の撮影と2コマ目の
撮影との時間的間隔が十分で、ことさらに、露光動作と
スーパーインポーズ表示をオーバーラップさせる必要性
がないためであって、視認性が優先されている。
【0074】すなわち、可動ミラー10の復帰を待って
から表示を行うということは、ファインダーを通して見
える被写体像の移動が停止して、表示部に重なった像を
完全に認識できるタイミングであることを意味し、冒頭
に述べたスーパーインポーズ表示本来の機能が十分に引
き出せるわけである。この際、表示点灯時間を25ms
以上とすることでより確実な認識が可能である。
【0075】 電動駆動装置をカメラに装着して使用
する場合 この電動駆動装置は連続駆動装置の一構成要素であっ
て、高速の連続撮影を可能とするものである。グリップ
590をカメラから取り外した後、電動駆動装置をカメ
ラに取り付けることにより、電動駆動装置の構成を組み
替えることができる。
【0076】電動駆動装置の機械的な結合によって、カ
メラと電動駆動装置との電気的接続が接続端子を介して
行われ、電気的に電動駆動装置の装着が検出され、電池
2(12ボルト)が電源としてカメラ側電子回路に供
給される。
【0077】さらに、電動駆動装置の装着と同時に、動
力伝達機構K2 においてはシャッターチャージ伝達系C
が電動駆動装置内の動力伝達機構K3 に連結され、フィ
ルム巻き戻し伝達系RはモータM2 のみに連結される。
フィルム巻き上げ機構K1 の減速比及び電動駆動装置の
動力伝達機構K3 の減速比は電池V2 の電圧に応じて高
速減速比か低速減速比かの何れかに設定され、電圧が所
定値よりも高ければ高速減速比に低ければ低速減速比に
設定される。
【0078】モータM1 及びM3 は電動駆動装置内の電
池V2 によって給電されるため、通常モータM1 はカメ
ラ単体使用時よりも高速駆動が可能となり、また、モー
タM3 によって駆動されるシャッターチャージ伝達系C
もカメラ単体時よりも高速で駆動される。
【0079】フィルム巻き上げ機構K1 及び動力伝達機
構K3 の減速比が高速側に設定された場合、モータM
1 ,M3 ,M4 ,M5 及び電磁石Mg1 、電磁石Mg
2 、電磁石Mg3 に対する通電タイミングとスーパーイ
ンポーズ表示の点灯タイミングは図1に示すタイムチャ
ートに従って行われる。すなわち、電磁石531,53
2の通電によるバッテリーチェック後、電磁石530の
通電によって可動ミラー10が退避すると共に、モータ
4 によって撮影レンズの絞りが制御される。この後、
フィルムへの露光が行なわれ、次いで、電磁石530に
よる可動ミラーの復帰と、モータM4 の制御による絞り
の開放、モータM3 によるシャッターチャージ、及びモ
ータM1 によるフィルム巻き上げが開始される。また、
電磁石530による可動ミラー10の復帰開始から所定
時間後の可動ミラー作業中にスーパーインポーズ表示が
行われる。モータM4 によって絞りが開放状態に戻さ
れ、かつ、所定時間のスーパーインポーズ表示が終了す
ると、続いて受光手段としての測距装置と測光装置の受
光動作が開始される。
【0080】前述の可動ミラー10の復帰開始から所定
時間後とは、可動ミラーのファインダー光路への復帰動
作中あるいはファインダー光学系へ光束を導くための所
定位置への安定化時間内に相当し、ここを起点としてス
ーパーインポーズ表示が行われる。これは1コマ目の撮
影と2コマ目の撮影との間隔が極めて短く、測光センサ
ー6や測距センサー24の受光動作の時間を確保するた
めには露光動作と表示のタイミングをオーバーラップさ
せる必要があるためである。
【0081】実際、可動ミラー10は、ファインダー系
に光束を導くための位置に設けられたストッパー部材2
2に当接した際にバウンドし、何回かの振動を繰り返し
て安定する。これに要する時間は、最初の当接までが3
0〜80ms、その後の振動が40〜80msである。
可動ミラーの動作中にスーパーインポーズ表示が行われ
ることで、厳密にはこの時被写体像はファインダー内で
上下に動いて見えるわけであるが、主に作動範囲の終端
の可動ミラー振動中に点灯タイミングを設定することに
よって、実用上の問題は少ない。この際、点灯のタイミ
ングは可動ミラーの復帰開始から30〜100ms後が
適切であり、表示点灯時間の下限は前述の通り20m
s、上限は連写速度を高速化する目的から50ms程度
となる。
【0082】なお、スーパーインポーズ表示の動作タイ
ミングが早すぎると、ペンタプリズム側から照射される
照明光によって、退避中の可動ミラー10が照明される
こととなり、その反射光がフォーカシングスクリーン1
1を照らす結果、ゴーストの発生が激しく実用には耐え
ない。勿論、このタイミングでは被写体像はほとんど見
えないくらいの明るさ、かつ、ピントボケ状態でしかも
急速に画面上を移動しているのであるから、スーパーイ
ンポーズ表示の意味合いもない。したがって、上述した
可動ミラーの位相と照射時期との関係が極めて重要であ
る。
【0083】以上のように、電動駆動装置をカメラに装
着して使用する場合は高速連写時にはスピードを優先し
た動作、カメラ単体時には低速連写時にはスーパーイン
ポーズ表示の見えを重視した動作となり、状態に応じて
最適な状態に自動的に設定される。
【0084】また、電池V2 の電圧が所定値以下で、フ
ィルム巻き上げ機構K1 及び動力伝達機構K3 の減速比
が低速側に設定された場合は、カメラ単体時と同じく図
2に示したタイムチャートに従う。したがって、高速連
写が可能な電源電圧の時にはスピードを優先した動作、
低速連写時となってしまう電源電圧の時にはスーパーイ
ンポーズ表示の見えを重視した動作となる。
【0085】次に、図11〜図14に示したフローチャ
ートに基づき、カメラの動作を詳述する。図はCPU1
内のROMに格納されているプログラムを示す。
【0086】[ST1] 各フラグ、及び各出力ポート
を“0”にする。
【0087】[ST2] 入力ポートP80の電圧をチ
ェック。2ボルト以上の時はMD装着と判断してST3
に進む。6Vの電池がセットされている際は入力電圧
は0Vとなり、MD非装着と判断してST4に進む。
【0088】[ST3A] BUS5を介してCPU3
にモータM3 をLowギヤでチャージするようデータを
送る。これによってモータM3 は逆転しMD内の減速比
を低速用に設定するとともにカップラーD1 及びD2
介してカメラ内のシャッターチャージ伝達系を試行的に
動作させる。
【0089】[ST3B] カップラーが正常に結合さ
れてチャージが適性に行われたか否かをチェックし、完
了(CHGF=0)であればST4へ進み、未完(CH
GF=1)であればストップする。
【0090】[ST4] 巻戻しスイッチSWRのチェ
ックを行う。SWRが押されていれば(REWIND)
にすすむ。押されていなければST5に進む。
【0091】[ST5] スイッチSW1が押されてい
るか否かのチェックを行う。押されていればST6に、
押されていなければST4に戻る。
【0092】[ST6] CPU1は出力P03を
“L”にし、DC/DCコンバータ510を作動させ
る。DC/DCコンバータ510が作動すると、EX
力に5Vが出力され、CPU1はP81の電圧のチェッ
クを行い、5Vが出力されていること検出すると、出力
P60を“L”にして電磁スイッチRLY1をオンにし
てレンズ回路600にVBATを供給し、ST7に進
む。
【0093】[ST7] CPU1はBUS4を介して
CPU2と通信を行い、レンズの固有データを受信し、
ST8に進む。
【0094】[ST8] BUS1,BUS2を介して
測光回路、測距回路を作動させ、各データを受信しAF
の演算を行い、AFデータをBUS4を介してCPU2
に送りAFモータM5 を作動させ、AF駆動を行う。ま
た測光データに従いAEの演算を行い、その結果をBU
S3を介して表示回路に送り表示を行う。
【0095】[ST9] SW2が押されているか、チ
ェックを行う。押されていればST10に、押されてい
なければST11に進む。
【0096】[ST10] SW1が押されているか、
チェックを行う。押されていればST12に進み(図1
2)、押されていなければST6に戻る。
【0097】[ST11] ポート80を“H”にして
DC/DCコンバータ510をオフにする。その後ST
4に戻る。
【0098】[ST12] MDが装着されているかど
うかの判別を行い、MDが装着されていればMDRLS
(図13)に、そうでなければ、ST13に進む。
【0099】[ST13] 電池のバッテリーチェック
を行い、3V以上の場合ST14に進み、それ以下の場
合ST30(STOP)に進み、カメラの表示器に低電
圧の表示を行い、中止する(ST31)。
【0100】[ST14] 出力P00を10ms
“L”にして電磁石Mg1 に通電を行いミラーアップさ
せる。またBUS4を介して絞りの制御信号を送り、モ
ータM4 を作動させ絞り制御を行う。
【0101】[ST15] BUS4を介してAFモー
タM5 の駆動停止命令を送りAFを停止させる。
【0102】[ST16] 出力P01,P02にシャ
ッター時間に従ったパルス信号を送り露光制御を行う。
【0103】[ST17] 出力P00を10ms
“L”にして電磁石Mg1 に通電を行いミラーダウンさ
せる。
【0104】[ST18A] 電池のバッテリーチェッ
クを行い、4V以上の場合ST19に進み、4Vより低
い場合ST18Bに進む。
【0105】[ST18B] フラグBCF=1にして
ST19に進む。
【0106】[ST19] BUS4を介してCPU2
に絞り開放命令を送る。
【0107】[ST20] BUS4を介してCPU3
にモータM2 の正転命令を送り、シャッターチャージを
行う。
【0108】[ST21] CPU2より絞り開放動作
の終了が来るのを待つ。
【0109】[ST22A] BUS5を介してCPU
3にモータM1 の駆動を指示する。モータM1 はフラグ
BCFの値に応じて正転または逆転し、電池電圧のレベ
ルに応じて巻上系の減速比の選択が行われ、フィルムが
巻上げられる。
【0110】[ST22B] 前回の測光出力に基い
て、LEDの発光光度を決定し、BUS3を介して表示
回路514にLEDの点灯を指示する。
【0111】ここでLEDは特開平6−82678に開
示されているように、測距装置513の出力によって決
定された測距視野に対応するものが選択される。
【0112】なお、特開平1−288845に開示され
ているように撮影者の入力操作で選択されるように構成
しても良い。また、[ST17]で行った可動ミラーの
復帰終了と絞りの開放終了とはほぼ同じタイミングとな
るため、LEDの点灯は実質的にミラーダウン後のファ
インダー像が安定した状態で行われることとなる。
【0113】[ST22C] LEDの点灯終了後、測
光装置512、測距装置513にBUS1,BUS2を
介して測光および測距を指示する。
【0114】[ST23] CPU3よりモータM2
動作終了(M2F=0)が来るのを待つ。
【0115】[ST24] シャッターチャージが完了
したかチェックを行い、完了(CHGF=0)であれば
ST25に、未完(CHGF=1)であればSTOPに
進む。 [ST25] BUS4を介してCPU2にレンズ駆動
の命令を送る。
【0116】[ST26] CPU3よりモータM1
動作終了(M1F=0)が来るのを待つ。
【0117】[ST27] フィルムチャージが完了し
たかチェックを行い、完了(FLMF=0)であればS
T7(図11)に戻り、未完(FLMF=1)であれば
REWINDに進む。
【0118】MD装着時のレリーズシーケンス(MDR
LS) [ST40] 電池のバッテリーチェックを行い、5V
以上の場合はST41に進み、それ以下の場合STOP
に進む。
【0119】[ST41] 出力P00を10ms
“L”にして電磁石Mg1 に通電を行いミラーアップさ
せ、又BUS4を介して絞りの制御信号を送り、モータ
4 を作動させ絞り制御を行う。
【0120】[ST42] CPU3よりモータM1
動作終了(M1F=0)が来るのを待つ。
【0121】[ST43] フィルムチャージが完了し
たかチェックを行い、完了(FLMF=0)であればS
T44に進み、未完(FLMF=1)であればREWI
NDに進む。
【0122】[ST44] BUS4を介してAFモー
タM5 の駆動停止命令を送りAFを停止させる。
【0123】[ST45] 出力P01,P02にシャ
ッター時間に従ったパルス信号を送り露光制御を行う。
【0124】[ST46A] 出力P00を10ms
“L”にして電磁石Mg1 に通電を行いミラーダウンさ
せる。
【0125】[ST46B] 可動ミラーの復帰動作開
始の50ms後にスーパーインポーズ表示を点灯させる
ために、タイマーをスタートさせる。
【0126】[ST47] 電池のバッテリーチェック
を行い、7V(第3のレベル)以上の場合ST48に進
み、7Vより低い場合ST60(図14)に進む。
【0127】[ST48] BUS4を介してCPU2
に絞り開放命令を送る。
【0128】[ST49] BUS5を介してCPU3
にモータM3 の駆動を指示し、ミラー駆動機構のチャー
ジを行う。
【0129】[ST50A] BUS5を介してCPU
3にモータM1 の駆動を指示し、フィルムの巻上げを行
う。
【0130】[ST50B] 50msタイマーが終了
するのを待つ。このタイマーの終了時点はST46Aに
おいて行った可動ミラーの復帰動作中であって、ストッ
パー部材22への最初の衝突直前からバウンド中の区間
にあたる。
【0131】[ST50C] 前回の測光出力に基づ
き、LEDの発光光度を決定し、BUS3を介して表示
回路514にLEDの点灯を指示する。点灯するLED
の選択は[ST22B]と同様である。このタイミング
で点灯することにより、本発明の特徴とするところの可
動ミラー10の復帰動作と表示とのオーバーラップが為
されている。
【0132】[ST51] 次いで行われる測光、測距
への悪影響を避けるため、絞りの開放と、スーパーイン
ポーズ表示の終了を待つ。
【0133】[ST52] スイッチSW1が押されて
いるか、チェックを行う。押されていればST53に、
押されていなければST54に進む。
【0134】[ST53] 測光、測距、AF駆動を行
う。
【0135】[ST54] モータM3 が停止している
か否かをチェックし、停止していればST55に進み、
そうでなければST52に戻る。
【0136】[ST55] メカチャージが完了したか
チェックを行い、完了(CHGF=0)であればST5
6に、未完(CHGF=1)であればSTOPに進む。
【0137】[ST56] スイッチSW2が押されて
いるか、チェックを行う。押されていればST40に、
押されていなければST57に進む。
【0138】[ST57] CPU3よりモータM1
動作終了(M1F=0)が来るのを待つ。
【0139】[ST58] フィルムチャージが完了し
たかチェックを行い、完了(FLMF=0)であればS
T4のスタンバイに戻り、未完(FLMF=1)であれ
ばREWINDに進む。
【0140】MDLモード(電動駆動装置装着状態で動
力・伝達機構K3 の減速比が低速減速比に設定) [ST60] BUS4を介してCPU2に絞り開放命
令を送る。
【0141】[ST61] フラグBCF=1にする。
【0142】[ST62] BUS5を介してCPU3
にモータM3 駆動命令を送り、メカのチャージを行う。
BCF=1であるので、“L”ギヤでチャージする。
【0143】[ST63A] CPU2より絞り開放動
作終了が来るのを待つ。
【0144】[ST63B] BUS5を介してCPU
3にモータM1 駆動命令を送り、フィルムのチャージを
行う。BCF=1であるので“L”ギヤでチャージす
る。
【0145】[ST64] 前回の測光出力に基づき、
LEDの発光光度を決定し、BUS3を介して表示回路
514にLEDの点灯を指示する。
【0146】[ST46A]で行った可動ミラーの復帰
終了と、絞りの開放終了とはほぼ同じタイミングとなる
ため、LEDの点灯は実質的にミラーダウン後のファイ
ンダー像が安定した状態において行われることとなる。
【0147】[ST65] LEDの点灯終了後、測光
装置512、測距装置513に、BUS1,BUS2を
介して、測光および測距を指示する。
【0148】[ST66] CPU3よりモータM3
作終了(M3F=0)が来るのを待ち、M3F=0にな
ると、ST24に進む。
【0149】以上のフローチャートにおいて、主に[S
T46A]から[ST51]が、本発明の第1の目的を
達成する部分であり、また、[ST12]で“N”方向
に分岐した後の[ST21]から[ST22B]、およ
び[ST47]で“N”方向に分岐した後の[ST63
A]から[ST64]がそれぞれ第2の目的を達成する
部分である。
【0150】このように、一眼レフカメラのミラーダウ
ン動作の主に終端のタイミングで表示のための投光を行
わせることにより、可動ミラーの安定後に開始される測
距・測光動作を何ら遅延させることなく、発光型のスー
パーインポーズ表示が可能となった。この結果、連写速
度は高速に維持され、従来のカメラの機能を損うことが
ない。
【0151】さらにこの動作をカメラシステムが最高速
で動ける場合のみに適用することにより、低速の連続撮
影時には、表示の視認性を意味なく低下させることがな
くなっている。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、表示装置における
投光は、少なくとも前記可動ミラーのファインダー光路
への復帰動作中あるいはファインダー光学系へ光束を導
くための所定位置への安定化時間内に行われ、次いで投
光終了後に前記受光手段による受光動作が行われるよう
に構成したことにより次の効果がある。
【0153】1.連写速度の高速性を損なうこと無く、
連続撮影中にも発光型のスーパーインポーズ表示を行う
ことが可能となった。したがって、連続撮影中にも ○点灯によって撮影者の注意を引くため、表示の見落と
しが少ない ○表示色の自由度が高い ○被写体輝度が低いときにも視認性がよい といった、発光型表示の利点が生かせる。
【0154】また、電動駆動装置の着脱によって連写速
度が切り換えられ、連写速度が高速側に設定されたとき
には、前記表示装置における投光が、少なくとも前記可
動ミラーのファインダー光路への復帰動作中あるいはフ
ァインダー光学系へ光束を導くための所定位置への安定
化時間内に行われ、次いで投光終了後に前記受光手段に
よる受光動作が行われるとともに、連写速度が低速側に
設定されたときには、前記表示装置における投光が、前
記可動ミラーのファインダー光路への復帰後に行われ、
次いで投光終了後に前記受光手段による受光動作が行わ
れるように構成したことにより、次の効果がある。
【0155】2.高速連写時にはスピードを優先した動
作、低速連写時にはスーパーインポーズ表示の見えを重
視した動作となり、状態に応じて最適な状態に自動的に
設定される。
【0156】さらに、電動駆動装置の装着による連写速
度は電源電圧によって切り換えられ、連写速度が高速側
に設定されたときには、前記表示装置における投光が、
少なくとも前記可動ミラーのファインダー光路への復帰
動作中あるいはファインダー光学系へ光束を導くための
所定位置への安定化時間内に行われ、次いで投光終了後
に前記受光手段による受光動作が行われるとともに、連
写速度が低速側に設定されたときには、前記表示装置に
おける投光が、前記可動ミラーのファインダー光路への
復帰後に行われ、次いで投光終了後に前記受光手段によ
る受光動作が行われるように構成したことにより、次の
効果がある。
【0157】3.高速連写が可能な電源電圧の時には、
スピードを優先した動作が、低速連写時となってしまう
電源電圧の時には、スーパーインポーズ表示の見えを重
視した動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電動駆動装置を装着し
て使用する際の動作を示すタイミングチャート。
【図2】本発明の一実施例を示すカメラ単体での動作を
示すタイミングチャート。
【図3】本発明の一実施例を示すカメラを示し、(a)
はカメラ単体の正面図、(b)は電動駆動装置の縦断面
図。
【図4】図3のカメラのファインダー光学系の断面図。
【図5】図4のファインダー光学系の上面図。
【図6】図4のファインダー光学系のファインダー視野
を示す正面図。
【図7】図4のファインダー光学系に設けているスーパ
ーインポーズ表示の表示原理を示す断面図。
【図8】図4のスーパーインポーズ表示装置の投光レン
ズの平面図。
【図9】図4のスーパーインポーズ表示装置の投光レン
ズの平面図。
【図10】図3のカメラの駆動回路を示す駆動回路図。
【図11】図10のカメラの駆動回路の動作を示すフロ
ーチャート。
【図12】図10のカメラの駆動回路の動作を示すフロ
ーチャート。
【図13】図10のカメラの駆動回路の動作を示すフロ
ーチャート。
【図14】図10のカメラの駆動回路の動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 ,V2 …電池 M1 〜M3 …モー
タ K1 …フィルム巻上伝達機構 K2 …動力伝達機
構 R…フィルム巻き戻し伝達機構 C…シャッターチ
ャージ伝達機構 MD…電動駆動装置 B…カメラ D1 …連結カップラー E1 …接続端子 6…測光センサー 7…測光レンズ 10…可動ミラー 11…フォーカシ
ングスクリーン 13…反射板 15…コンデンサ
ーレンズ 19…投光レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/20 G03B 7/28 G03B 19/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段への露光時に退避し、撮影レン
    ズからの光束をファインダー光学系と撮像手段とに切り
    換える可動ミラーと、該可動ミラーを介して被写体光を
    受光する受光手段と、ファインダー光路中に配置された
    表示部に光源からの光束を投光してファインダー内の被
    写体像と重畳状態で情報を表示する表示装置と、該表示
    装置の光源の駆動タイミングを制御する制御手段とを有
    するカメラにおいて、該制御手段は、該可動ミラーのフ
    ァインダー光路への復帰動作中あるいは該ファインダー
    光学系へ光束を導くための所定位置への安定化時間内に
    該光源の駆動を行い、該光源の駆動の終了後に該受光手
    段による受光動作を開始させる高速連写駆動モードを有
    することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 撮像手段への露光時に退避し、撮影レン
    ズからの光束をファインダー光学系と撮像手段とに切り
    換える可動ミラーと、該可動ミラーを介して被写体光を
    受光する受光手段と、ファインダー光路中に配置された
    表示部に光源からの光束を投光してファインダー内の被
    写体像と重畳状態で情報を表示する表示装置と、該撮像
    手段に対する撮像動作を通常の動作で行わせる第1の撮
    影動作駆動系と連続的に行わせる第2の撮影動作駆動系
    とを切り換え可能とする撮影動作切り換え手段と、該表
    示装置の光源の駆動タイミングを制御する制御手段とを
    有するカメラにおいて、該制御手段は、該可動ミラーの
    ファインダー光路への復帰動作中あるいは該ファインダ
    ー光学系へ光束を導くための所定位置への安定化時間内
    に該光源の駆動を行い、該光源の駆動の終了後に該受光
    手段による受光動作を開始させる高速連写駆動モードを
    有することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、制御手段は電動駆動
    装置の装着により高速連写駆動モードを準備することを
    特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項2において、第2の撮影動作駆動
    系は電動駆動装置の装着により機能し、制御手段は該電
    動駆動装置の装着により高速連写駆動モードを準備する
    ことを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、制御手段は
    高速連写駆動モードでの動作を不適と判断すると、可動
    ミラーのファインダー光路への復帰後に該光源の駆動を
    行い、該光源の駆動の終了後に該受光手段による受光動
    作を開始させる通常表示モードを有することを特徴とす
    ることを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項において、制御手段は、高速連
    写駆動モードの適、不適を電源電圧により判断すること
    を特徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6にお
    いて、受光手段は測光装置あるいは測距装置であること
    を特徴とするカメラ。
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