JP5194620B2 - 表示装置及びそれを備えたカメラ - Google Patents

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本発明は、表示装置及びそれを備えるカメラに関する。
従来、複数の測距エリアのうちの選択された測距エリアに合焦可能なカメラが存在する。そのようなカメラにおいて、ファインダー視野内に、選択された測距エリアの位置を示す測距エリア表示を被写体像に重ねて表示するスーパーインポーズ方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このスーパーインポーズ方式では、測距エリア表示と重なる被写体像の明るさの影響で、測距エリア表示が見えなくなることを防止するために、ファインダー視野内の領域を複数に分割し、選択された測距エリア表示を含む領域内の被写体輝度を検出し、その被写体輝度に応じて測距エリア表示の表示輝度を制御している。
特開平3−65939号公報
しかし、連写撮影を行う場合、ミラーアップしている間はファインダー視野内の被写体像の表示が消え、これとともに測距エリア表示も消える。したがって測距エリア表示が表示されている時間が断続的になり、測距エリア表示が連写撮影時以外の場合と同じ輝度を有していても、連写撮影時においては見にくく感じる。
本発明の課題は、連写撮影時においても、ファインダー内における測距エリア表示を見やすくすることである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、複数の測距エリアのうちの選択された測距エリアに合焦可能なカメラ(100)におけるファインダーの視野内に、前記選択された測距エリアの位置を示す選択測距エリア表示(200a)を被写体像に重ねて表示する測距エリア表示手段(72,111)と、前記カメラ(100)が連写撮影を行う場合、前記選択測距エリア表示(200a)の輝度を、前記連写撮影時以外における輝度よりも高くなるように調整する輝度調整手段(74,111)と、を備える表示装置(1)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置(1)であって、前記輝度調整手段(74,111)は、前記連写撮影の連写速度が速いほど前記選択測距エリア表示(200a)の輝度が高くなるように調整することを特徴とする表示装置(1)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示装置(1)であって、前記視野内における前記選択測距エリア表示(200a)が含まれる領域の被写体像の輝度を断続的に測光する測光手段(112)を備え、前記連写撮影時以外における前記選択測距エリア表示(200a)の輝度が、前記測光手段(112)により測光された前記領域の被写体像の輝度に基づいて決定されることを特徴とする表示装置(1)である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の表示装置(1)であって、前記測光手段による測光が断続的に行われ、前記輝度調整手段(74,111)による前記選択測距エリア表示(200a)の輝度の調整が、前記測光手段による、前記連写撮影が終了した次の測光の際に終了することを特徴とする表示装置(1)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置(1)を備えたカメラ(100)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、連写撮影時において、ファインダー内における測距エリア表示を見やすくすることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態の表示装置1を含むカメラ100の概略図である。なお、図1においては、説明と理解を容易にするために、xyz直交座標系を設けた。この座標系では、撮影者が光軸Lを水平として横長の画像を撮影する場合のカメラ100の位置(以下、通常の撮影位置という)において撮影者から見て左側に向かう方向をxプラス方向とする。また、通常の撮影位置において上側に向かう方向をyプラス方向とする。さらに、通常の撮影位置において被写体に向かう方向をzプラス方向とする。
カメラ100は、レンズ交換式のデジタルカメラであり、光軸Lに沿って、撮影レンズ10、ミラー部20、撮像部30を備える。さらに、撮影レンズ10に入射した光のうちの、ミラー部20によって図中下方に向けられた光が入射する焦点検出部40と、ミラー部20によって図中上方に向けられた光が入射するファインダー部50と、を備える。
撮影レンズ10は、カメラ本体100aに対して交換可能なレンズであり、絞り11を備える。ミラー部20は、撮影レンズ10の射出側に配置され、メインミラー21及びサブミラー22を備える。メインミラー21は、撮影レンズ10を通過した光をファインダー部50に向けて反射する。メインミラー21は、その一部がハーフミラーとなっており、光の一部を透過させる。また、メインミラー21は、撮影時にレリーズボタン(図示せず)が押されると、反射面が光軸Lに対して略平行となるミラーアップ位置に退避する。サブミラー22は、メインミラー21のハーフミラー部分を透過した光の進路を屈曲させて焦点検出部40に反射させる。
撮像部30は、シャッター31、LPF(Low−Pass Filter)32及び撮像素子33を備える。シャッター31は、後述するMCU101からの信号によりシャッタースピードが制御される。撮像素子33は、撮影レンズ10が結像した像を電気信号に変換するCCDやCMOS等である。また、撮像素子33の後部には基板34が配置され、基板34には、カメラ100の全体制御を行うMCU101及び後述する各種回路が配置されている。さらに、カメラ100本体の撮影者側背面には、背面液晶モニタ35が配置されている。
焦点検出部40には、焦点検出用センサー41が配置され、メインミラー21から分岐された光は、サブミラー22によって反射されて焦点検出用センサー41に入射される。焦点検出用センサー41の前方にはモータ及び連結ギア、カップリングで構成されるレンズ駆動装置42が配置されている。
ファインダー部50は、フォーカシングスクリーン51、拡散型液晶52、ペンタプリズム53、第1ダイクロイックプリズム54、第2ダイクロイックプリズム55及び接眼レンズ56を備える。
撮影レンズ10を通過した被写体光は、メインミラー21によって図1のyプラス方向に反射され、フォーカシングスクリーン51上に一旦結像される。フォーカシングスクリーン51上で結像された被写体光は、高速撮影時のクロップを行うための拡散型液晶52を透過し、ペンタプリズム53、及びペンタプリズム53に接着された第1ダイクロイックプリズム54及び該第1ダイクロイックプリズム54に接着された第2ダイクロイックプリズム55を通り、さらに複数のレンズより構成される接眼レンズ56を経てファインダー57に導かれる。
第1ダイクロイックプリズム54の射出面上部には被写体光輝度を測定するための公知のプリズム60、測光レンズ61、及び測光センサー62が配置されており、測光センサー62はフレキシブルプリント基板(図示せず)によりカメラ本体100aにおける基板34に設けられた測光回路112に接続されている。測光センサー62は、撮影画面を、分割されたブロックごとに測光可能となっている。
第1ダイクロイックプリズム54の上部(yプラス側)には投影レンズ70、方向を変えるための折り返しミラー71、後述する測距エリア表示200が形成された透過型液晶72、照明レンズ73、及び透過型液晶72の光源であるLED74が配置されている。透過型液晶72は電気シャッターの機能も有しており、後述する51個の測距エリア表示200の中から、選択された選択測距エリア表示200aのみ、LED74からの光を透過させ、その光は投影レンズ70で拡大され、第1ダイクロイックプリズム54に入射する。
ペンタプリズム53の下部には、ファインダー内表示液晶80及びファインダーバックライト81が配置されている。ファインダー内表示液晶80はファインダー57内における後述するファインダー視野57aの下部に、撮影に関する露出制御値、露出モード、露出補正値等のさまざまな情報を表示する。ファインダーバックライト81は、ファインダー内表示液晶80を照明するためのものである。
図2は本発明のカメラ100のシステム構成を示すブロック図である。MCU101は、カメラ100の全体的な制御を行うものであり、以下に述べる各種制御回路が接続されている。
A/D変換回路103は、撮影レンズ10より入射して撮像素子33から出力された電気信号をA/D変換する。タイミング回路104は、撮像素子33及びA/D変換回路103を所定の動作タイミングで駆動する。画像処理制御回路105は、A/D変換回路103から出力された画像データに対して各種画像補正及び各色の画像データに対して補間処理を行う。SDRAM106は、この補間処理されたデータを一時的に記憶するメモリである。画像用記録媒体107は、インターフェース(図示せず)を介して画像処理制御回路105に接続されており、撮影データと画像データとを記録する。背面液晶モニタ制御回路108は、背面液晶モニタ35を制御する。
クロップ表示回路109は、拡散型液晶52を制御する回路である。露出制御回路113は、後述する測光回路112から得られた被写体の輝度及び撮像感度からシャッタースピードと撮影レンズ10の絞り値を演算してシャッター制御部114と絞り制御部115を制御する。シャッター制御部114は、シャッター31を制御し、また絞り制御部115は撮影レンズ10の絞り11を制御する。レンズ情報入力部116は、装着された撮影レンズ10から開放絞り値、焦点距離、射出瞳等の情報をカメラ本体100aへ通信する。
焦点検出回路117は、図1のカメラ100底部にあるオートフォーカスのための焦点検出用センサー41から得られた出力をA/D変換してMCU101に出力する。レンズ駆動回路118は、レンズ情報入力部116と焦点検出回路117により得られえた制御結果を基に撮影レンズ10を駆動してオートフォーカスさせるための回路である。モード設定回路119は、露出、オートフォーカス、画像等のさまざまなモードを設定する。設定操作部材120は、カメラ100に対する設定操作を行うスイッチであり、設定操作に応じた操作信号をMCU101へ出力する。SW1は、レリーズボタンの第1ストロークに連動する半押しスイッチであり、SW2は、レリーズボタンの第2ストロークに連動する全押しスイッチである。
図3はファインダー57内の画像を示した図である。図示するように、ファインダー57内には、被写体像を写すファインダー視野57aとその外周部に設けられた撮影に関する露出制御値、露出モード、露出補正値等のさまざまな情報を表示するためのファインダー内表示部57bとが設けられている。図2のファインダー内表示制御回路110は、ファインダー内表示部57bにこれらの情報を表示するファインダー内表示液晶80とファインダーバックライト81を制御する回路である。
また、本実施形態でカメラ100は、51個の測距エリアを有している。図4はファインダー視野57a内に51個の全測距エリア表示200を示した図である。なお、図4においては、51個の測距エリア表示200を全て示すが、ファインダー視野57a内において実際に全ての測距エリア表示200が点灯することはなく、選択された測距エリアを表示する選択測距エリア表示200aのみが図3に示すように点灯する。なお、この選択測距エリア表示200aは、レリーズボタン(図示せず)を押したときに一瞬点灯するのではなく、一旦選択されると、変更されるまでその位置で点灯し続ける。
図2に戻り、スーパーインポーズ表示制御回路111は、選択測距エリア表示200aをファインダー視野57aにおいて被写体像と重ねて(スーパーインポーズ)表示する際の制御を行う回路である。スーパーインポーズ表示制御回路111は、ファインダー視野57a内に選択測距エリア表示200aを表示する上述の透過型液晶72と、選択測距エリア表示200aの表示輝度を変更可能なLED74を制御する。測光回路112は測光センサー62から得られた出力をA/D変換してMCU101に出力する回路であり、撮影画面における分割された領域のそれぞれの輝度を測光可能となっている。なお、本実施形態における表示装置1は、カメラ100内のスーパーインポーズ表示制御回路111、透過型液晶72、LED74及び測光回路112を含むものである。
また、本実施形態のカメラ100は、設定操作部材120を操作することによりカメラを連写モードに設定し、シャッター制御部114を介してシャッター31の動作を制御して連写撮影を行うことができるカメラである。なお、連写撮影とは、レリーズボタンを押圧している状態で、設定したコマ速度で撮影が連続して行われる撮影をいう。その連写速度には、下の表1に示すように、高速連写と、低速連写とが存在し、さらに低速連写は閾値ThCM以上の第1低速連写と閾値ThCM未満の第2低速連写とが存在し、すなわちカメラ100は、(1)高速連写撮影、(2)第1低速連写撮影、(3)第2低速連写撮影、及び(4)連写なしの通常の撮影の4つの撮影状態を有する。
Figure 0005194620
一例として、カメラ100が最大連写速度において10コマ/秒が可能な場合、高速の連写コマ速度は8〜10コマ/秒、第1低速の連写コマ速度は5〜7コマ/秒、第2低速の連写コマ速度は1〜4コマ/秒である。
また、選択測距エリア表示200aは、通常の撮影状態である連写撮影時以外においては、測光センサー62によって測定された選択測距エリア表示200aと重なる領域の被写体像の輝度情報をもとに、通常の撮影状態における最適なEV値であるEVで表示されている。そして、この最適なEV値であるEVは、カメラ100が連写撮影を行う場合、LED74を流れる電流とデューティー比を調整することにより、連写速度に応じて補正される。補正値は、上述の表1に示すように、(1)高速連写、(2)第1低速連写、(3)第2低速連写のそれぞれの場合において異なる。(1)高速連写の場合、補正量はΔEVCH、(2)第1低速の場合、補正量はΔEVCM、(3)第2低速の場合、補正量はΔEVCLである。連写速度が速いほど選択測距エリア表示200aが表示される時間間隔が短くなって見づらくなるため、これらの補正量ΔEVCH、ΔEVCM、及びΔEVCLは、ΔEVCH>ΔEVCM>ΔEVCLと連写速度が速いほど大きい。
次に、本実施形態の表示装置1を備えるカメラ100の動作を説明する。図5はカメラ100の動作を示すフローチャートである。
まず、表示装置1において、選択測距エリア表示200aと重なる領域における測光領域の輝度BVの平均値よりその領域の露出値EVを求めて基準値EVとして選択測距エリア表示200aを表示する。次に、図5のフローチャートに従い、カメラ100は、レリーズボタンが押されたかどうかを判断する(ステップ1、以下ステップをSで表す)。レリーズボタンが押された場合、連写モードが設定されているかを判断する(S2)。
連写モードが設定されている場合(S2,Yes)、連写モードが高速連写モードか低速連写モードかを判断する(S3)。
高速連写モードの場合(S3,高速連写)、基準値EVに補正値ΔEVCHを加え、選択測距エリア表示200aのEV値の設定を、EV+ΔEVCHであるEVcorとする(S4)。そして補正を終了し(S5)、その補正後の値EVcorにより選択測距エリア表示200aを表示する。
連写モードが低速連写モードの場合(S3,低速連写)、さらにコマ速度がThCM以上か以下かを判断する(S6)。
コマ速度がThCM以上の場合(S6,Yes)、基準値EVに補正値ΔEVCMを加え、選択測距エリア表示200aのEV値の設定を、EV+ΔEVCMであるEVcorとする(S7)。そして補正を終了し(S5)、その補正後の値EVcorにより選択測距エリア表示200aを表示する。
連写モードが低速連写モードの場合(S3,低速連写)で、コマ速度がThCM以下の場合、基準値EVに補正値ΔEVCLを加え、選択測距エリア表示200aのEV値の設定を、EV+ΔEVCLであるEVcorとする(S8)。そして補正を終了し(S5)、その補正後の値EVcorにより選択測距エリア表示200aを表示する。
連写モードでない場合(S2,No)、補正は行わず(S9)、補正を終了し(S5)、補正前の値EVのまま選択測距エリア表示200aを表示する。
図6はカメラ100の動作を示すタイミングチャートである。高速、第1低速又は第2低速の連写モードが選択された時点tでは、選択測距エリア表示200aは、その選択測距エリア表示200aと重なる領域における測光領域の輝度BVの平均値よりその領域の露出値EVを求めた基準値EVである。
においてレリーズボタンが押されると、まず、ミラー部20がミラーアップ状態になる。それとともに、ファインダー視野57a内において被写体像及び選択測距エリア表示200aの表示は消灯する。そして、シャッター31が開閉し、ミラー部20がミラーダウンし、次にレリーズボタンを押して最初にファインダー視野57a内に被写体画像が表示されたtにおいて、選択測距エリア表示200aが再度表示される。このとき、選択測距エリア表示200aは、EVcor=EV+ΔEV(ΔEVCH、ΔEVCM、又はΔEVCL)で、連写速度に応じて、EVよりも明るく表示される。
レリーズボタンが押されている間(t〜t)、連写は継続する。その間、上述のようにミラーアップとともに選択測距エリア表示200aは消灯する(t〜t、t〜t、t〜t)。そして、ミラーダウンとともに測光が行われ、選択測距エリア表示200aは補正されたEV値であるEVcorで表示される。tでレリーズボタンの押圧が解除されると、その解除された次の測光タイミングの終了時tで補正は終了し、選択測距エリア表示200aのEV値は、通常の状態における補正量のないEVに戻る。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)連写撮影を行う場合において、ミラーアップしている間はファインダー視野57a内の被写体像の表示が消え、これとともに選択測距エリア表示200aも消灯する。したがって選択測距エリア表示200aが表示されている時間は断続的になり、選択測距エリア表示200aが連写撮影時以外の場合と同じEV値を有していても、連写撮影時においては見にくく感じる。しかし、本実施形態によれば、カメラ100が連写撮影を行う場合、選択測距エリア表示200aのEV値を、連写撮影時以外におけるEV値よりも大きくなるように調整する。したがって連写撮影時においても、ファインダー57内における選択測距エリア表示200aが見やすくなる。
(2)本実施形態によると、連写撮影の連写速度が速いほど選択測距エリア表示200aの輝度は高くなる。したがって連写の速度が速くなり、実質的に選択測距エリア表示200aを表示する時間が短くなっても、選択測距エリア表示200aが見にくくなることがない。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、レリーズボタンを押して最初に表示される際に選択測距エリア表示200aのEV値が上がるようにした。しかし、これに限らず、レリーズボタンを押して2回目に表示される際にEV値が上がるようにしてもよい。連写モードで設定されていても、1回の撮影でレリーズボタンを離す場合があり、この場合は単写と同様と考えてよく、選択測距エリア表示200aのEV値を上げる必要がないからである。
(2)本実施形態では、レリーズボタンの押圧が解除されたときに、その解除された次の測光タイミングの終了時に補正を終了したが、これに限定されず、レリーズボタンの押圧を解除した時点で、選択測距エリア表示200aのEV値を上げる補正が終了するようにしてよい。
(3)本実施形態では、選択測距エリア表示200aのEV値を透過型液晶72の後方に配置されたLED74により制御したが、LEDに限定されず、例えば電球等の他の光源であってもよい。また光源の数は1灯であってもよく、また複数組み合わせた面光源であってもよい。
(4)本実施形態では、連写撮影として、レリーズボタンを押圧している状態で設定したコマ速度で撮影が連続して行われる撮影について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、撮影者が1枚づつレリーズボタンを押して撮影を行う場合であっても、例えば所定の時間間隔より短い間隔でレリーズボタンを押圧した場合、選択測距エリア表示の輝度を調整するようにすることもできる。
(5)本実施形態では、EV値を基に選択測距エリア表示200aの輝度を決定したが、これに限定されない。明るさを表すことができれば、BV値のまま処理を行うこともできる。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
本発明の第1実施形態の表示装置を含むカメラの概略図である。 本発明のカメラのシステム構成を示すブロック図である。 ファインダー内の画面を示した図である。 ファインダー視野内に全測距エリア表示を示した図である。 カメラの動作を示すフローチャートである。 カメラの動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
57:ファインダー、57a:ファインダー視野、72:透過型液晶、74:LED、100:カメラ、111:スーパーインポーズ表示制御回路、200:測距エリア表示、200a:選択測距エリア表示

Claims (5)

  1. 複数の測距エリアのうちの選択された測距エリアに合焦可能なカメラにおけるファインダーの視野内に、前記選択された測距エリアの位置を示す選択測距エリア表示を被写体像に重ねて表示する測距エリア表示手段と、
    前記カメラが連写撮影を行う場合、前記選択測距エリア表示の輝度を、前記連写撮影時以外における輝度よりも高くなるように調整する輝度調整手段と、を備える表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置であって、
    前記輝度調整手段は、前記連写撮影の連写速度が速いほど前記選択測距エリア表示の輝度が高くなるように調整することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示装置であって、
    前記視野内における前記選択測距エリア表示が含まれる領域の被写体像の輝度を測光する測光手段を備え、
    前記連写撮影時以外における前記選択測距エリア表示の輝度が、前記測光手段により測光された前記領域の被写体像の輝度に基づいて決定されることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置であって、
    前記測光手段による測光が断続的に行われ、
    前記輝度調整手段による前記選択測距エリア表示の輝度の調整が、前記測光手段による、前記連写撮影が終了した次の測光の際に終了することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置を備えたカメラ。
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