JP3272394B2 - 通信装置 - Google Patents
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- JP3272394B2 JP3272394B2 JP10179692A JP10179692A JP3272394B2 JP 3272394 B2 JP3272394 B2 JP 3272394B2 JP 10179692 A JP10179692 A JP 10179692A JP 10179692 A JP10179692 A JP 10179692A JP 3272394 B2 JP3272394 B2 JP 3272394B2
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Landscapes
- Information Transfer Systems (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信装置と通信方式
及びシステム制御装置に関し、例えば、ビディオテープ
レコーダ(以下、単にVTRという)、ビティオディス
クプレーヤ(以下、単にVDPという)、コンパクトデ
ィスクプレーヤ(CD)、デジタルオーディオテープレ
コーダ(DAT)、テレビジョン受像機(TV)等のよ
うにモード指定で同時に動作を起動されることが必要な
各種サーボコントロール用IC(集積回路)や多くの信
号処理ICを含むシステムに適用して有効な技術に関す
るものである。
及びシステム制御装置に関し、例えば、ビディオテープ
レコーダ(以下、単にVTRという)、ビティオディス
クプレーヤ(以下、単にVDPという)、コンパクトデ
ィスクプレーヤ(CD)、デジタルオーディオテープレ
コーダ(DAT)、テレビジョン受像機(TV)等のよ
うにモード指定で同時に動作を起動されることが必要な
各種サーボコントロール用IC(集積回路)や多くの信
号処理ICを含むシステムに適用して有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】2線回線によって、シリアルデータの通
信を行う方法として、特公昭63−65178号公報に
よる通信方式が知られている。この方式はクロック信号
が供給されるクロックラインとデータが供給されるデー
タラインの2線方式である。通常のデータ転送状態で
は、クロックのロウレベル「L」期間のみデータの信号
遷移を許しており、特例として「開始信号」と「停止信
号」は、クロックのハイレベル「H」期間にデータの信
号遷移をあてている。
信を行う方法として、特公昭63−65178号公報に
よる通信方式が知られている。この方式はクロック信号
が供給されるクロックラインとデータが供給されるデー
タラインの2線方式である。通常のデータ転送状態で
は、クロックのロウレベル「L」期間のみデータの信号
遷移を許しており、特例として「開始信号」と「停止信
号」は、クロックのハイレベル「H」期間にデータの信
号遷移をあてている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以下の事項が発明者ら
によって明らかとされた。同一のバスラインに接続され
た複数個の受信局を、アドレスを用いて個々に制御しよ
うとする時、必ず問題となるのが制御の同時性である。
これは、特に、VTRやVDP等のように、メカニカル
コントロールと信号処理とが密接な関係を有する場合に
切実な問題となる。
によって明らかとされた。同一のバスラインに接続され
た複数個の受信局を、アドレスを用いて個々に制御しよ
うとする時、必ず問題となるのが制御の同時性である。
これは、特に、VTRやVDP等のように、メカニカル
コントロールと信号処理とが密接な関係を有する場合に
切実な問題となる。
【0004】例えば、VTRにおいて、再生モードから
記録モードに切り替えようとする場合、ビディオ信号処
理ICの動作モードは、再生モードから記録モードに切
り替えられる。その際、切り替えノイズを磁気テープ上
に記録しないようにするために、ビディオ信号処理IC
にミュートをかける必要がある。さらに、その際、録再
プリアンプは、そのプリアンプの動作を停止、不活性化
させられるとともに、記録アンプは活性化され、ヘッド
スイッチ(SW)もそれに合わせて切り替えられる必要
がある。また、サーボシステムコントロールICは、キ
ャプスタンとドラムの位相/速度制御を再生状態から記
録状態に切り替える必要がある。音声信号処理ICもそ
の動作モードが、再生モードから記録モードに切り替え
られるとともに、このような過渡状態での異常音を発生
しないように音声信号処理ICにミュートをかける必要
がある。
記録モードに切り替えようとする場合、ビディオ信号処
理ICの動作モードは、再生モードから記録モードに切
り替えられる。その際、切り替えノイズを磁気テープ上
に記録しないようにするために、ビディオ信号処理IC
にミュートをかける必要がある。さらに、その際、録再
プリアンプは、そのプリアンプの動作を停止、不活性化
させられるとともに、記録アンプは活性化され、ヘッド
スイッチ(SW)もそれに合わせて切り替えられる必要
がある。また、サーボシステムコントロールICは、キ
ャプスタンとドラムの位相/速度制御を再生状態から記
録状態に切り替える必要がある。音声信号処理ICもそ
の動作モードが、再生モードから記録モードに切り替え
られるとともに、このような過渡状態での異常音を発生
しないように音声信号処理ICにミュートをかける必要
がある。
【0005】これらの制御は、本来同時に起動されるべ
きものであり、従来のシリアルデータ転送方式による逐
次制御とはなじまないものである。従来の方式におい
て、データの転送速度を速くすれば、同時性は改善され
る方向にある。しかし、高速動作の可能なデバイスが必
要になるので、データ処理システム全体のコストが高く
なること、及びデータの転送速度の高速化により、高周
波妨害が発生しやすくなること等の欠点を有している。
きものであり、従来のシリアルデータ転送方式による逐
次制御とはなじまないものである。従来の方式におい
て、データの転送速度を速くすれば、同時性は改善され
る方向にある。しかし、高速動作の可能なデバイスが必
要になるので、データ処理システム全体のコストが高く
なること、及びデータの転送速度の高速化により、高周
波妨害が発生しやすくなること等の欠点を有している。
【0006】この発明の目的は、制御の同時性を改善可
能なシリルアデータの通信装置と通信方式及びシステム
制御方式を提供することにある。この発明の他の目的
は、制御の同時性の改善可能なシリアルデータの通信方
式を利用可能なデータ処理システムを提供することにあ
る。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特
徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる
であろう。
能なシリルアデータの通信装置と通信方式及びシステム
制御方式を提供することにある。この発明の他の目的
は、制御の同時性の改善可能なシリアルデータの通信方
式を利用可能なデータ処理システムを提供することにあ
る。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特
徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる
であろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、2線回線によって相互に接
続された複数の局を有し、前記2線回線が前記複数局の
内の少なくとも1個の送信局と少なくとも1個の受信局
との間で一連のデータビットを伝送するデータバス回線
と、これらデータビットの各々に同期した形で同期クロ
ック信号を伝送するクロックバス回線とを有してなる通
信方式において、前記クロックバス回線上の論理値(電
圧値)が固定されている期間に、受信局の状態を受信デ
ータの取り込んだ後に待機状態とするか又は受信局が取
り込んだデータを実行するかなどの状態を指示する信
号、情報又は命令を前記データバス回線に送るようにす
る。例えば、少なくとも1個の受信局をデータ取り込み
状態で待機状態とし、続けて異なる他の受信局にデータ
を送信した後に、前述の待機状態の受信局と他の受信局
とに同時に実行化する信号、情報又は命令を送る。上記
待機又は実行を指示するそれぞれ信号、情報又は命令
が、一連のデータパケットの末尾に付加される。上記一
連のデータパケットは、受信局へ転送されるべきデータ
及び受信局のアドレスを含む。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、2線回線によって相互に接
続された複数の局を有し、前記2線回線が前記複数局の
内の少なくとも1個の送信局と少なくとも1個の受信局
との間で一連のデータビットを伝送するデータバス回線
と、これらデータビットの各々に同期した形で同期クロ
ック信号を伝送するクロックバス回線とを有してなる通
信方式において、前記クロックバス回線上の論理値(電
圧値)が固定されている期間に、受信局の状態を受信デ
ータの取り込んだ後に待機状態とするか又は受信局が取
り込んだデータを実行するかなどの状態を指示する信
号、情報又は命令を前記データバス回線に送るようにす
る。例えば、少なくとも1個の受信局をデータ取り込み
状態で待機状態とし、続けて異なる他の受信局にデータ
を送信した後に、前述の待機状態の受信局と他の受信局
とに同時に実行化する信号、情報又は命令を送る。上記
待機又は実行を指示するそれぞれ信号、情報又は命令
が、一連のデータパケットの末尾に付加される。上記一
連のデータパケットは、受信局へ転送されるべきデータ
及び受信局のアドレスを含む。
【0008】具体的には、本発明の通信方式において、
複数の受信局の動作の同時性を達成するため、各受信局
は該当するアドレスのデータを受信後、一時保持(待
機)する命令と、実行する命令を識別する手段を含む。
送信局にとって、一時保持する命令は、必要に応じて何
回も送信することができる。したがって、その後に送信
局から送られる実行命令により、既にデータを送信され
てそれを保持している実行待ち(待機)状態の全ての複
数受信局は、同時に実行状態にされる。このような通信
方式を実現するため、送信局とされるマイクロコンピュ
ータのシリアルデータ出力ポートのシリアルデータ出力
端子と汎用ポートの1つの出力端子とがワイヤードオア
接続される。それによって、マイクロコンピュータ内の
中央処理装置(CPU)が、上記汎用ポートのデータ出
力レジスタに待機状態を指示する一連のデータ(命令)
又は実行状態を指示する一連のデータ(命令)を書き込
むことにより、そのシリアルデータ出力端子上にそれら
の一連のデータを送出できる。また、受信局には、上記
送信局とされるマイクロコンピュータから送信される待
機状態を指示する一連のデータ(命令)及び実行状態を
指示する一連のデータ(命令)を認識するための手段が
含まれる。
複数の受信局の動作の同時性を達成するため、各受信局
は該当するアドレスのデータを受信後、一時保持(待
機)する命令と、実行する命令を識別する手段を含む。
送信局にとって、一時保持する命令は、必要に応じて何
回も送信することができる。したがって、その後に送信
局から送られる実行命令により、既にデータを送信され
てそれを保持している実行待ち(待機)状態の全ての複
数受信局は、同時に実行状態にされる。このような通信
方式を実現するため、送信局とされるマイクロコンピュ
ータのシリアルデータ出力ポートのシリアルデータ出力
端子と汎用ポートの1つの出力端子とがワイヤードオア
接続される。それによって、マイクロコンピュータ内の
中央処理装置(CPU)が、上記汎用ポートのデータ出
力レジスタに待機状態を指示する一連のデータ(命令)
又は実行状態を指示する一連のデータ(命令)を書き込
むことにより、そのシリアルデータ出力端子上にそれら
の一連のデータを送出できる。また、受信局には、上記
送信局とされるマイクロコンピュータから送信される待
機状態を指示する一連のデータ(命令)及び実行状態を
指示する一連のデータ(命令)を認識するための手段が
含まれる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、2線式データバス方式
であり、1本はクロック信号を転送し、他方の1本はデ
ータを転送する。データ転送状態においては、データの
遷移はクロックの読み込みエッジ(例えば立ち下がりエ
ッジ)の逆エッジ(例えば立ち上がりエッジ)である。
しかし、データパケットの末尾では、クロックラインが
例えばハイレベル「H」の様な電圧に固定され、データ
ラインのデータラインの電圧遷移が許される。クロック
ラインが固定電圧とされている時の遷移数(パルス数)
が、受信局の状態を決定するための情報とされる。すな
わち、クロックラインが固定電圧とされている時のデー
タラインの遷移数(パルス数)が、受信局の待機状態か
実行状態かを定義する。したがつて、受信局は、その遷
移数(パルス数)を数えることにより、待機状態とされ
るべきか実行状態とされるべきか認識する。なお、待機
状態を示す信号については、アドレスで指示された受信
すべき受信局について有効とされ、実行状態を示す信号
については、本データバスに接続される全受信局につい
て共通に有効とされる。
であり、1本はクロック信号を転送し、他方の1本はデ
ータを転送する。データ転送状態においては、データの
遷移はクロックの読み込みエッジ(例えば立ち下がりエ
ッジ)の逆エッジ(例えば立ち上がりエッジ)である。
しかし、データパケットの末尾では、クロックラインが
例えばハイレベル「H」の様な電圧に固定され、データ
ラインのデータラインの電圧遷移が許される。クロック
ラインが固定電圧とされている時の遷移数(パルス数)
が、受信局の状態を決定するための情報とされる。すな
わち、クロックラインが固定電圧とされている時のデー
タラインの遷移数(パルス数)が、受信局の待機状態か
実行状態かを定義する。したがつて、受信局は、その遷
移数(パルス数)を数えることにより、待機状態とされ
るべきか実行状態とされるべきか認識する。なお、待機
状態を示す信号については、アドレスで指示された受信
すべき受信局について有効とされ、実行状態を示す信号
については、本データバスに接続される全受信局につい
て共通に有効とされる。
【0010】すなわち、本発明の代表的な通信方式にお
いて、送信局側が各受信局の動作を待機モードとさせる
ための待機データ(命令)及び全受信局の動作を同時に
実行モードとさせるための実行データ(命令)を受信局
側へ送出することにより、各受信局の実行動作の同時性
が確保できるようにされる。
いて、送信局側が各受信局の動作を待機モードとさせる
ための待機データ(命令)及び全受信局の動作を同時に
実行モードとさせるための実行データ(命令)を受信局
側へ送出することにより、各受信局の実行動作の同時性
が確保できるようにされる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明に係る通信方式における一
実施例のシリアルデータのフォーマット図を示してい
る。同図のフォーマットは、クロックライン上の送信ク
ロックSCの電圧状態とデータライン上のシリアルデー
タとされる送信データSDに関し示している。すなわ
ち、この通信方式は、クロックSCがクロックライン
(クロックパルス回線)に供給され、シリアルデータS
Dがデータライン(データバス回線)に供給されるとこ
ろの、いわゆる2線式とされる。1つの情報(パケッ
ト)は、データ長が8ビット又は16ビットのような任
意(VARIABLE・LENGTH)のシリアルデー
タDATAと、8ビット(BIT)のアドレスADDR
ESSと、末尾に設けられるテイルマークTAIL・M
ARKとから構成される。なお、テイルマークTAIL
・MARK以外は、現行のマイクロコンピュータのシリ
アルポート仕様と同じとされる。
実施例のシリアルデータのフォーマット図を示してい
る。同図のフォーマットは、クロックライン上の送信ク
ロックSCの電圧状態とデータライン上のシリアルデー
タとされる送信データSDに関し示している。すなわ
ち、この通信方式は、クロックSCがクロックライン
(クロックパルス回線)に供給され、シリアルデータS
Dがデータライン(データバス回線)に供給されるとこ
ろの、いわゆる2線式とされる。1つの情報(パケッ
ト)は、データ長が8ビット又は16ビットのような任
意(VARIABLE・LENGTH)のシリアルデー
タDATAと、8ビット(BIT)のアドレスADDR
ESSと、末尾に設けられるテイルマークTAIL・M
ARKとから構成される。なお、テイルマークTAIL
・MARK以外は、現行のマイクロコンピュータのシリ
アルポート仕様と同じとされる。
【0012】データDATA及びアドレスADDRES
Sにおいては、データDATAの遷移とアドレスADD
RESSの遷移はクロックSCの立ち下がりエッジに同
期しており、クロックSCの立ち上がりエッジではデー
タDATA及びアドレスADDRESSが確定してい
る。テイルマークTAIL・MARKにおいては、特例
とし、クロックSCがハイレベル「H」のような固定的
な電位にされていても、データライン上の電位変化(デ
ータDATAの遷移)が許される。テイルマークTAI
L・MARKは、そのパルス数により、図2に示すよう
にホールドテイルHOLD・TAILと図3に示すよう
にラッチテイルLATCH・TAILの意味が持たされ
る。
Sにおいては、データDATAの遷移とアドレスADD
RESSの遷移はクロックSCの立ち下がりエッジに同
期しており、クロックSCの立ち上がりエッジではデー
タDATA及びアドレスADDRESSが確定してい
る。テイルマークTAIL・MARKにおいては、特例
とし、クロックSCがハイレベル「H」のような固定的
な電位にされていても、データライン上の電位変化(デ
ータDATAの遷移)が許される。テイルマークTAI
L・MARKは、そのパルス数により、図2に示すよう
にホールドテイルHOLD・TAILと図3に示すよう
にラッチテイルLATCH・TAILの意味が持たされ
る。
【0013】図2に示されるホールドテイルHOLD・
TAILは、クロックSCがハイレベル「H」とされる
時、データライン上の電位の立ち下がりが、例えば、2
回とされる状態(パルス数が1)として定義される。こ
のホールドテイルHOLD・TAILは、データDAT
Aの取り込み後、受信局が待機状態とされることを、受
信局に対して指示する情報とされる。したがって、アド
レスADDRESSによって指定されている受信局は、
ホールドテイルHOLD・TAILの受領を認識する
と、受信しているデータDATAを実行せずに保留状態
とする。
TAILは、クロックSCがハイレベル「H」とされる
時、データライン上の電位の立ち下がりが、例えば、2
回とされる状態(パルス数が1)として定義される。こ
のホールドテイルHOLD・TAILは、データDAT
Aの取り込み後、受信局が待機状態とされることを、受
信局に対して指示する情報とされる。したがって、アド
レスADDRESSによって指定されている受信局は、
ホールドテイルHOLD・TAILの受領を認識する
と、受信しているデータDATAを実行せずに保留状態
とする。
【0014】図3のラッチテイルLATCH・TAIL
は、クロックSCがハイレベル「H」とされる時、デー
タライン上の電位の立ち下がりが、例えば、3回とされ
る状態(パルス数が2)として定義される。このラッチ
テイルLATCH・TAILは、すでに取り込まれたデ
ータDATAを実行することを、受信局に対して指示す
る情報とされる。したがって、アドレスADDRESS
によって指定されている受信局は、ラッチテイルLAT
CH・TAILの受領を認識すると、すでに取り込まれ
たデータDATAを実行する。
は、クロックSCがハイレベル「H」とされる時、デー
タライン上の電位の立ち下がりが、例えば、3回とされ
る状態(パルス数が2)として定義される。このラッチ
テイルLATCH・TAILは、すでに取り込まれたデ
ータDATAを実行することを、受信局に対して指示す
る情報とされる。したがって、アドレスADDRESS
によって指定されている受信局は、ラッチテイルLAT
CH・TAILの受領を認識すると、すでに取り込まれ
たデータDATAを実行する。
【0015】なお、上記において、アドレスADDRE
SSに先立つデータDATAは、受信局の状態変更を指
示するためのモード変更命令(又はモード変更情報、モ
ード変更データ)とみなされる。したがって、データD
ATAが受信局によって実行されるということは、受信
局の状態が変更されるということを意味している。ま
た、上記において、ホールドテイルHOLD・TAIL
及びラッチテイルLATCH・TAILは、データライ
ン上の電位の立ち下がりが2回及び3回とされる状態と
してそれぞれ記載されているが、必要に応じ変更可能で
あることは容易に理解されるであろう。
SSに先立つデータDATAは、受信局の状態変更を指
示するためのモード変更命令(又はモード変更情報、モ
ード変更データ)とみなされる。したがって、データD
ATAが受信局によって実行されるということは、受信
局の状態が変更されるということを意味している。ま
た、上記において、ホールドテイルHOLD・TAIL
及びラッチテイルLATCH・TAILは、データライ
ン上の電位の立ち下がりが2回及び3回とされる状態と
してそれぞれ記載されているが、必要に応じ変更可能で
あることは容易に理解されるであろう。
【0016】上記においては、ホールドテイルHOLD
・TAIL及びラッチテイルLATCH・TAILの2
つのテイルマークについてのみ記載されているが、テイ
ルマークの種類は必要に応じ追加可能である。例えば、
データ転送要求を指示する情報を新たに設ける場合、デ
ータ転送要求を指示するテイルマークをデータライン上
の電位の立ち下がりが4回とされる状態として定義すれ
ば良い。但し、データライン上の電位の立ち下がり回数
を1回として新たなテイルマークを定義することは、避
けるべきである。なぜなら、データラインの電位を立ち
下げるようなノイズがデータラインに印加される可能性
の有る場合、ノイズによるデータライン電位の立ち下さ
がりが新たなテイルマークとして誤認されるか可能性が
有るためである。
・TAIL及びラッチテイルLATCH・TAILの2
つのテイルマークについてのみ記載されているが、テイ
ルマークの種類は必要に応じ追加可能である。例えば、
データ転送要求を指示する情報を新たに設ける場合、デ
ータ転送要求を指示するテイルマークをデータライン上
の電位の立ち下がりが4回とされる状態として定義すれ
ば良い。但し、データライン上の電位の立ち下がり回数
を1回として新たなテイルマークを定義することは、避
けるべきである。なぜなら、データラインの電位を立ち
下げるようなノイズがデータラインに印加される可能性
の有る場合、ノイズによるデータライン電位の立ち下さ
がりが新たなテイルマークとして誤認されるか可能性が
有るためである。
【0017】図4及び図5は、図2及び図3を利用した
場合のデータ転送例を示している。図4は、逐次データ
を受信局(A局〜C局)がラッチテイルLATCH・T
AILの受信に応答して順次実行するデータ転送例を示
している。すなわち、A局は、データAとアドレスAD
D Aとを順次受信し、アドレスADD Aによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILに応答し、データAを
実行する。B局及びC局は、この時、データAとアドレ
スADD Aとを順次受信するが、アドレスADDAに
よって自局が選択されていないと認識するので、ラッチ
テイルLATCH・TAILを受信しても、データAを
実行しない。
場合のデータ転送例を示している。図4は、逐次データ
を受信局(A局〜C局)がラッチテイルLATCH・T
AILの受信に応答して順次実行するデータ転送例を示
している。すなわち、A局は、データAとアドレスAD
D Aとを順次受信し、アドレスADD Aによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILに応答し、データAを
実行する。B局及びC局は、この時、データAとアドレ
スADD Aとを順次受信するが、アドレスADDAに
よって自局が選択されていないと認識するので、ラッチ
テイルLATCH・TAILを受信しても、データAを
実行しない。
【0018】その後、B局は、データBとアドレスAD
D Bとを順次受信し、アドレスADD Bによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILに応答し、データBを
実行する。A局及びC局は、この時、データBとアドレ
スADD Bとを順次受信するが、アドレスADDBに
よって自局が選択されていないと認識するので、ラッチ
テイルLATCH・TAILを受信しても、データBを
実行しない。
D Bとを順次受信し、アドレスADD Bによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILに応答し、データBを
実行する。A局及びC局は、この時、データBとアドレ
スADD Bとを順次受信するが、アドレスADDBに
よって自局が選択されていないと認識するので、ラッチ
テイルLATCH・TAILを受信しても、データBを
実行しない。
【0019】そして、C局は、データCとアドレスAD
D Cとを順次受信し、アドレスADD Cによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILに応答し、データCを
実行する。A局及びB局は、その時、データCとアドレ
スADD Cとを順次受信するが、アドレスADDCに
よって自局が選択されていないと認識するので、ラッチ
テイルLATCH・TAILを受信しても、データCを
実行しない。
D Cとを順次受信し、アドレスADD Cによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILに応答し、データCを
実行する。A局及びB局は、その時、データCとアドレ
スADD Cとを順次受信するが、アドレスADDCに
よって自局が選択されていないと認識するので、ラッチ
テイルLATCH・TAILを受信しても、データCを
実行しない。
【0020】図5は、受信局(A局〜C局)が、ホール
ドテイルHOLD・TAILの受信に応答してデータを
次々にホールドして行き、最後にラッチテイルLATC
H・TAILの受信に応答して、A局〜C局が同時にデ
ータを実行する例を示している。すなわち、A局は、デ
ータAとアドレスADD Aとを順次受信し、アドレス
ADD Aによって自局が選択されていると認識するの
で、次に受信されるホールドテイルHOLD・TAIL
に応答し、データAの実行を保留する。B局及びC局
は、この時、データAとアドレスADD Aとを順次受
信するが、アドレスADD Aによって自局が選択され
ていないと認識するので、ホールドテイルHOLD・T
AILを受信しても、データAの実行も保留もしない。
ドテイルHOLD・TAILの受信に応答してデータを
次々にホールドして行き、最後にラッチテイルLATC
H・TAILの受信に応答して、A局〜C局が同時にデ
ータを実行する例を示している。すなわち、A局は、デ
ータAとアドレスADD Aとを順次受信し、アドレス
ADD Aによって自局が選択されていると認識するの
で、次に受信されるホールドテイルHOLD・TAIL
に応答し、データAの実行を保留する。B局及びC局
は、この時、データAとアドレスADD Aとを順次受
信するが、アドレスADD Aによって自局が選択され
ていないと認識するので、ホールドテイルHOLD・T
AILを受信しても、データAの実行も保留もしない。
【0021】その後、B局は、データBとアドレスAD
D Bとを順次受信し、アドレスADD Bによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるホ
ールドテイルHOLD・TAILに応答し、データBの
実行を保留する。A局及びC局は、この時、データBと
アドレスADD Bとを順次受信するが、アドレスAD
D Bによって自局が選択されていないと認識するの
で、ホールドテイルHOLD・TAILを受信しても、
データBの実行も保留もしない。
D Bとを順次受信し、アドレスADD Bによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるホ
ールドテイルHOLD・TAILに応答し、データBの
実行を保留する。A局及びC局は、この時、データBと
アドレスADD Bとを順次受信するが、アドレスAD
D Bによって自局が選択されていないと認識するの
で、ホールドテイルHOLD・TAILを受信しても、
データBの実行も保留もしない。
【0022】そして、C局は、データCとアドレスAD
D Cとを順次受信し、アドレスADD Cによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILの受信に応答して、デ
ータCを実行する。A局及びB局は、この時、ラッチテ
イルLATCH・TAILの受信に応答して、保留して
いるデータA及びデータBを実行する。
D Cとを順次受信し、アドレスADD Cによって自
局が選択されていると認識するので、次に受信されるラ
ッチテイルLATCH・TAILの受信に応答して、デ
ータCを実行する。A局及びB局は、この時、ラッチテ
イルLATCH・TAILの受信に応答して、保留して
いるデータA及びデータBを実行する。
【0023】この制御については、後述される図8の説
明などから、理解されるであろう。また、図5におい
て、A局、B局にデータホールド機能が無い場合は、デ
ータA及びデータBは順次実行される。
明などから、理解されるであろう。また、図5におい
て、A局、B局にデータホールド機能が無い場合は、デ
ータA及びデータBは順次実行される。
【0024】図6は、本発明に係るシリアル通信方式が
応用されたVTRの一実施例のシステムブロック図を示
している。プログラムに従ってシステムをコントロール
するためのマイクロコンピュータ100は、図1乃至図
5によって説明されたクロック、データ、アドレス及び
テイルマークを必要に応じて形成し、それらを受信局に
対して出力するところの発信局(送信局)とされる。な
お、マイクロコンピュータ100を用いたテイルマーク
の形成方法の一実施例が、後述される図7において、詳
細に説明される。バス120は、転送クロックSCの供
給される1本のクロックラインとシリアルデータSDの
供給される1本のデータラインとを含む。
応用されたVTRの一実施例のシステムブロック図を示
している。プログラムに従ってシステムをコントロール
するためのマイクロコンピュータ100は、図1乃至図
5によって説明されたクロック、データ、アドレス及び
テイルマークを必要に応じて形成し、それらを受信局に
対して出力するところの発信局(送信局)とされる。な
お、マイクロコンピュータ100を用いたテイルマーク
の形成方法の一実施例が、後述される図7において、詳
細に説明される。バス120は、転送クロックSCの供
給される1本のクロックラインとシリアルデータSDの
供給される1本のデータラインとを含む。
【0025】半導体集積回路装置(IC)102、10
4、106、108及び110は、マイクロコンピュー
タ100とバス120を介して電気的に結合され、マイ
クロコンピュータ100の出力したクロック、データ、
アドレス及びテイルマークをバス120を介して受ける
ところの受信局とされる。ここで、102は、プリアン
プと記録信号処理ICとされ、104は輝度/色信号処
理ICとされ、106はディジタルサーボICとされ、
108は周辺ICとされ、110は後述するようなシリ
アル/パラレル変換ドライバICとされる。
4、106、108及び110は、マイクロコンピュー
タ100とバス120を介して電気的に結合され、マイ
クロコンピュータ100の出力したクロック、データ、
アドレス及びテイルマークをバス120を介して受ける
ところの受信局とされる。ここで、102は、プリアン
プと記録信号処理ICとされ、104は輝度/色信号処
理ICとされ、106はディジタルサーボICとされ、
108は周辺ICとされ、110は後述するようなシリ
アル/パラレル変換ドライバICとされる。
【0026】同図のようなVTRシステムにおいて、I
C102、104及び106等の動作モードを、例え
ば、再生モードから記録モードに一斉に切り替えようと
する場合、マイクロコンピュータ100は、図5に示さ
れるようなデータフォマットをバス120に出力する。
すなわち、IC102、104及び106がそれぞれ図
5に示されるA局、B局及びC局に対応されると考える
時、マイクロコンピュータ100は、以下のようにデー
タ、アドレス及びテイルマークを出力する。
C102、104及び106等の動作モードを、例え
ば、再生モードから記録モードに一斉に切り替えようと
する場合、マイクロコンピュータ100は、図5に示さ
れるようなデータフォマットをバス120に出力する。
すなわち、IC102、104及び106がそれぞれ図
5に示されるA局、B局及びC局に対応されると考える
時、マイクロコンピュータ100は、以下のようにデー
タ、アドレス及びテイルマークを出力する。
【0027】まず、マイクロコンピュータ100は、I
C102の記録モード変更の為のデータA、IC102
を示すアドレスADD AとホールドテイルHOLD・
TAILを順次出力する。IC102は、データAとア
ドレスADD Aとを順次受信し、アドレスADD A
によって自局が選択されていると認識するので、次に受
信されるホールドテイルHOLD・TAILに応答し、
データAの実行を保留する。IC104及びIC106
は、この時、データAとアドレスADD Aとを順次受
信するが、アドレスADD Aによって自局が選択され
ていないと認識するので、ホールドテイルHOLD・T
AILを受信しても、データAの実行も保留もしない。
C102の記録モード変更の為のデータA、IC102
を示すアドレスADD AとホールドテイルHOLD・
TAILを順次出力する。IC102は、データAとア
ドレスADD Aとを順次受信し、アドレスADD A
によって自局が選択されていると認識するので、次に受
信されるホールドテイルHOLD・TAILに応答し、
データAの実行を保留する。IC104及びIC106
は、この時、データAとアドレスADD Aとを順次受
信するが、アドレスADD Aによって自局が選択され
ていないと認識するので、ホールドテイルHOLD・T
AILを受信しても、データAの実行も保留もしない。
【0028】その後、マイクロコンピュータ100は、
IC104の記録モード変更の為のデータB、IC10
4を示すアドレスADD BとホールドテイルHOLD
・TAILを順次出力する。IC104は、データBと
アドレスADD Bとを順次受信し、アドレスADD
Bによって自局が選択されていると認識するので、次に
受信されるホールドテイルHOLD・TAILに応答
し、データBの実行を保留する。IC102及びIC1
06は、この時、データBとアドレスADD Bとを順
次受信するが、アドレスADD Bによって自局が選択
されていないと認識するので、ホールドテイルHOLD
・TAILを受信しても、データBの実行も保留もしな
い。
IC104の記録モード変更の為のデータB、IC10
4を示すアドレスADD BとホールドテイルHOLD
・TAILを順次出力する。IC104は、データBと
アドレスADD Bとを順次受信し、アドレスADD
Bによって自局が選択されていると認識するので、次に
受信されるホールドテイルHOLD・TAILに応答
し、データBの実行を保留する。IC102及びIC1
06は、この時、データBとアドレスADD Bとを順
次受信するが、アドレスADD Bによって自局が選択
されていないと認識するので、ホールドテイルHOLD
・TAILを受信しても、データBの実行も保留もしな
い。
【0029】そして、マイクロコンピュータ100は、
IC106の記録モード変更の為のデータC、IC10
6を示すアドレスADD CとラッチテイルLATCH
・TAILを順次出力する。C局は、データCとアドレ
スADD Cとを順次受信し、アドレスADD Cによ
って自局が選択されていると認識するので、次に受信さ
れるラッチテイルLATCH・TAILの受信に応答し
て、データCを実行する。IC102及びIC104
は、この時、ラッチテイルLATCH・TAILの受信
に応答して、保留しているデータA及びデータBを実行
する。その結果、IC102乃至IC106の動作モー
ドは、一斉に、再生モードから記録モードに切り替えら
れる。
IC106の記録モード変更の為のデータC、IC10
6を示すアドレスADD CとラッチテイルLATCH
・TAILを順次出力する。C局は、データCとアドレ
スADD Cとを順次受信し、アドレスADD Cによ
って自局が選択されていると認識するので、次に受信さ
れるラッチテイルLATCH・TAILの受信に応答し
て、データCを実行する。IC102及びIC104
は、この時、ラッチテイルLATCH・TAILの受信
に応答して、保留しているデータA及びデータBを実行
する。その結果、IC102乃至IC106の動作モー
ドは、一斉に、再生モードから記録モードに切り替えら
れる。
【0030】この実施例で示すように、マイクロコンピ
ュータ100は、電気系、機械駆動系を一体とみなし、
同期化して制御することができる。しかも、マイクロコ
ンピュータ100は、同期化のために高速動作を必要と
されず、割り込み演算等によりデータ転送の中断も問題
なく、又転送データの優先順位決定の必要もないので、
マイクロコンピュータ100のソフトウェアプログラム
の製作が容易になる。
ュータ100は、電気系、機械駆動系を一体とみなし、
同期化して制御することができる。しかも、マイクロコ
ンピュータ100は、同期化のために高速動作を必要と
されず、割り込み演算等によりデータ転送の中断も問題
なく、又転送データの優先順位決定の必要もないので、
マイクロコンピュータ100のソフトウェアプログラム
の製作が容易になる。
【0031】図7は、本発明に係る通信方式における送
信側のドライブ回路の一実施例の回路図を示している。
同図に示されるように、シングルチップマイクロコンピ
ュータ100のシリアルデータ出力ポートSERIAL
・PORTの出力端子と汎用ポートの1つの出力端子と
がワイヤードオア接続される。それによって、マイクロ
コンピュータ100内の中央処理装置(CPU)が、上
記汎用ポートのデータ出力レジスタ130に、待機状態
を指示するところのホールドテイルHOLD・TAIL
に対応するデータ又は実行状態を指示するところのラッ
チテイルLATCH・TAILに対応するデータを順次
書き込むことにより、そのシリアルデータラインSD上
にホールドテイルHOLD・TAIL又はラッチテイル
LATCH・TAILが送出できるようにされる。
信側のドライブ回路の一実施例の回路図を示している。
同図に示されるように、シングルチップマイクロコンピ
ュータ100のシリアルデータ出力ポートSERIAL
・PORTの出力端子と汎用ポートの1つの出力端子と
がワイヤードオア接続される。それによって、マイクロ
コンピュータ100内の中央処理装置(CPU)が、上
記汎用ポートのデータ出力レジスタ130に、待機状態
を指示するところのホールドテイルHOLD・TAIL
に対応するデータ又は実行状態を指示するところのラッ
チテイルLATCH・TAILに対応するデータを順次
書き込むことにより、そのシリアルデータラインSD上
にホールドテイルHOLD・TAIL又はラッチテイル
LATCH・TAILが送出できるようにされる。
【0032】同図に示されるように、シリアルポートS
ERIAL・PORTの出力トランジスタは、オープン
ドレイン構造のNチャネルMOSFET(絶縁ゲート型
電界効果トランジスタ)M1とM2によって構成され、
汎用ポートGENERAL・PORTの出力トランジス
タをオープンドレイン構造のNチャネルMOSFETM
3によって構成される。そして、MOSFETM2及び
M3のドレインはそれぞれ外部出力端子ET2及びET
3としてチップ外部に導出されるので、チップ外部にお
いて、それぞれの外部出力端子ET2及びET3を接続
することによって、論理和(ワイヤードオア)が簡単に
実現される。そのため、マイクロコンピュータ100の
シリアルポートSERIAL・PORTを使用し、ソフ
トウェアによるポートの切り替えを行わずに上記ホール
ドテイルHOLD・TAILとラッチテイルLATCH
・TAILをデータライン(バス回線)SD上に送出す
ることができる。
ERIAL・PORTの出力トランジスタは、オープン
ドレイン構造のNチャネルMOSFET(絶縁ゲート型
電界効果トランジスタ)M1とM2によって構成され、
汎用ポートGENERAL・PORTの出力トランジス
タをオープンドレイン構造のNチャネルMOSFETM
3によって構成される。そして、MOSFETM2及び
M3のドレインはそれぞれ外部出力端子ET2及びET
3としてチップ外部に導出されるので、チップ外部にお
いて、それぞれの外部出力端子ET2及びET3を接続
することによって、論理和(ワイヤードオア)が簡単に
実現される。そのため、マイクロコンピュータ100の
シリアルポートSERIAL・PORTを使用し、ソフ
トウェアによるポートの切り替えを行わずに上記ホール
ドテイルHOLD・TAILとラッチテイルLATCH
・TAILをデータライン(バス回線)SD上に送出す
ることができる。
【0033】なお、同図に示されるように、データライ
ン(データバス回線)SDとクロックライン(クロック
バス回線)SCは、プルアップ抵抗R1、R2を介し
て、5ボルトのような電源電位VCCの供給点に接続さ
れる。そのため、データラインSDとクロックラインS
Cとの電位は、アドレス信号及びクロック信号の出力が
完了した後、5ボルトのような電源電位VCCにされ
る。
ン(データバス回線)SDとクロックライン(クロック
バス回線)SCは、プルアップ抵抗R1、R2を介し
て、5ボルトのような電源電位VCCの供給点に接続さ
れる。そのため、データラインSDとクロックラインS
Cとの電位は、アドレス信号及びクロック信号の出力が
完了した後、5ボルトのような電源電位VCCにされ
る。
【0034】図8は、本発明に係る通信方式における受
信局側に設けられるシリアル/パラレル変換ドライバI
C110の一実施例のブロック図を示している。同図に
おいて、1はテイルマークの種類を認識するためのテイ
ルマークカウンタ(TAIL MARK COUNTE
R)であり、末尾の信号が待機か実行か等をモニタして
いる。2はクロックゲート(CLOCK GATE)で
あり、待機データの入力後はゲートを閉じてデータを保
護する。3はアドレスデコーダ(ADDRESS DE
CODER)であり、端子4〜端子6の入力情報(0V
/5Vの2値信号による3ビット)により、アドレスを
作り出すデコーダである。これにより、同一チップで8
種類のアドレスを設定することができる。アドレスデコ
ーダ3は、上記設定されたアドレスと入力データのアド
レスとの比較を行う。端子4〜端子6の入力情報は、シ
ステム組立て時に、おのおのの端子4〜端子6を0Vに
接続するか5Vに接続するかによって決定される。
信局側に設けられるシリアル/パラレル変換ドライバI
C110の一実施例のブロック図を示している。同図に
おいて、1はテイルマークの種類を認識するためのテイ
ルマークカウンタ(TAIL MARK COUNTE
R)であり、末尾の信号が待機か実行か等をモニタして
いる。2はクロックゲート(CLOCK GATE)で
あり、待機データの入力後はゲートを閉じてデータを保
護する。3はアドレスデコーダ(ADDRESS DE
CODER)であり、端子4〜端子6の入力情報(0V
/5Vの2値信号による3ビット)により、アドレスを
作り出すデコーダである。これにより、同一チップで8
種類のアドレスを設定することができる。アドレスデコ
ーダ3は、上記設定されたアドレスと入力データのアド
レスとの比較を行う。端子4〜端子6の入力情報は、シ
ステム組立て時に、おのおのの端子4〜端子6を0Vに
接続するか5Vに接続するかによって決定される。
【0035】4は入力データSDのアドレスADDRE
SSを取り出すアドレスシフトレジスタ(ADDRES
S SHIFT REGISTER)である。5は入力
データSDのデータDATAを取り出すデータシフトレ
ジスタ(DATA SHIFT REGISTER)で
ある。6はアウトプットラッチレジスタ(OUTPUT
LATCH REGISTER)であり、データを出
力端子7、9〜15(DA1〜DA8)に出力させる。
端子8は接地端子(GND)であり、端子16は電源端
子(VCC)であり、端子1(MRS)は上記各レジス
タ4、5及び6を電源投入時にリセットするためのもの
である。
SSを取り出すアドレスシフトレジスタ(ADDRES
S SHIFT REGISTER)である。5は入力
データSDのデータDATAを取り出すデータシフトレ
ジスタ(DATA SHIFT REGISTER)で
ある。6はアウトプットラッチレジスタ(OUTPUT
LATCH REGISTER)であり、データを出
力端子7、9〜15(DA1〜DA8)に出力させる。
端子8は接地端子(GND)であり、端子16は電源端
子(VCC)であり、端子1(MRS)は上記各レジス
タ4、5及び6を電源投入時にリセットするためのもの
である。
【0036】この実施例のシリアル/パラレル変換ドラ
イバICの動作は、次の通りである。端子2にデータS
Dが、端子3にクロックSCが入力されると、アドレス
シフトレジスタ4とデータシフトレジスタ5にデータが
取り込まれる。
イバICの動作は、次の通りである。端子2にデータS
Dが、端子3にクロックSCが入力されると、アドレス
シフトレジスタ4とデータシフトレジスタ5にデータが
取り込まれる。
【0037】テイルマークTAIL・MARKが検出さ
れると、アドレスシフトレジスタ4の内容とアドレスデ
コーダ3のデータが比較される。両者が一致しており、
かつテイルマークTAIL・MARKがホールドテイル
HOLD・TAILならば、ホールド信号HTが図2に
示されるようにハイレベルとされるので、クロックゲー
ト2が閉じられて、データをデータシフトレジスタ5に
ホールドさせる。
れると、アドレスシフトレジスタ4の内容とアドレスデ
コーダ3のデータが比較される。両者が一致しており、
かつテイルマークTAIL・MARKがホールドテイル
HOLD・TAILならば、ホールド信号HTが図2に
示されるようにハイレベルとされるので、クロックゲー
ト2が閉じられて、データをデータシフトレジスタ5に
ホールドさせる。
【0038】一方、アドレスシフトレジスタ4の内容と
アドレスデコーダ3のデータが一致しており、かつテイ
ルマークTAIL・MARKがラッチテイルLATCH
・TAILならば、ラッチ信号LTが図3に示されるよ
うにハイレベルとされるので、データシフトレジスタ5
の内容がアウトプットラッチレジスタ6へ転送され、端
子7、9〜15からデータDA1〜DA8がパラレルに
出力される。
アドレスデコーダ3のデータが一致しており、かつテイ
ルマークTAIL・MARKがラッチテイルLATCH
・TAILならば、ラッチ信号LTが図3に示されるよ
うにハイレベルとされるので、データシフトレジスタ5
の内容がアウトプットラッチレジスタ6へ転送され、端
子7、9〜15からデータDA1〜DA8がパラレルに
出力される。
【0039】アドレスシフトレジスタ4の内容とアドレ
スデコーダ3のデータが一致していない場合は、テイル
マークTAIL・MARKやホールドテイルHOLD・
TAILの取り込みを行わない。データホールド状態で
もテイルマークカウンタ1は動作しており、ラッチ命令
(ラッチテイルLATCH・TAIL)が入力され次
第、ラッチ信号LTがハイレベルとされるので、データ
シフトレジスタ5の内容がアウトプットレジスタ6に転
送され、端子7、9〜15からデータD1〜D8をパラ
レルに出力させる。
スデコーダ3のデータが一致していない場合は、テイル
マークTAIL・MARKやホールドテイルHOLD・
TAILの取り込みを行わない。データホールド状態で
もテイルマークカウンタ1は動作しており、ラッチ命令
(ラッチテイルLATCH・TAIL)が入力され次
第、ラッチ信号LTがハイレベルとされるので、データ
シフトレジスタ5の内容がアウトプットレジスタ6に転
送され、端子7、9〜15からデータD1〜D8をパラ
レルに出力させる。
【0040】なお、上記ではシリアル/パラレル変換ド
ライバIC110について説明されたが、図6に示され
るIC102、104、106及び108の入力段に
は、図8に示されるテイルマークカウンタ1、クロック
ゲート2、アドレスデコーダ3、アドレスレジスタ4、
データレジスタ5及びアウトプットラッチレジスタ6が
図8のような回路結線として含ませられている。ただ
し、アウトプットラッチレジスタ6の出力は、各IC1
02、104、106及び108のモード制御回路の入
力に供給されることになる。このことは、容易に理解さ
れるであろう。
ライバIC110について説明されたが、図6に示され
るIC102、104、106及び108の入力段に
は、図8に示されるテイルマークカウンタ1、クロック
ゲート2、アドレスデコーダ3、アドレスレジスタ4、
データレジスタ5及びアウトプットラッチレジスタ6が
図8のような回路結線として含ませられている。ただ
し、アウトプットラッチレジスタ6の出力は、各IC1
02、104、106及び108のモード制御回路の入
力に供給されることになる。このことは、容易に理解さ
れるであろう。
【0041】図9は、図8に示されるテイルマークカウ
ンタ1、クロックゲート2、アドレスデコーダ3、アド
レスレジスタ4、データレジスタ5及びアウトプットラ
ッチレジスタ6及びIC102、104、106及び1
08の入力段に関するさらに詳細な回路図を示してい
る。
ンタ1、クロックゲート2、アドレスデコーダ3、アド
レスレジスタ4、データレジスタ5及びアウトプットラ
ッチレジスタ6及びIC102、104、106及び1
08の入力段に関するさらに詳細な回路図を示してい
る。
【0042】テイルマークカウンタ1は、クロックSC
がハイレベルの時、データSDの立ち下がりをカウント
するカウンタであり、クロックSCがロウレベルとされ
るとリセットされる。テイルマークカウンタ1は、クロ
ックSCがハイレベルの時、2回のデータSDの立ち下
がり(ホールドテイルHOLD・TAIL)をカウント
すると、その出力Q1をロウレベルとし、3回のデータ
SDの立ち下がり(ラッチテイルLATCH・TAI
L)をカウントすると、その出力Q2をハイレベルとす
る。
がハイレベルの時、データSDの立ち下がりをカウント
するカウンタであり、クロックSCがロウレベルとされ
るとリセットされる。テイルマークカウンタ1は、クロ
ックSCがハイレベルの時、2回のデータSDの立ち下
がり(ホールドテイルHOLD・TAIL)をカウント
すると、その出力Q1をロウレベルとし、3回のデータ
SDの立ち下がり(ラッチテイルLATCH・TAI
L)をカウントすると、その出力Q2をハイレベルとす
る。
【0043】アドレスデコーダ3の出力がハイレベルと
され、テイルマークカウンタ1の出力Q1がロウレベル
とされると、ホールドラッチ11がトリガされる。その
結果、ホルードラッチ11は、アドレスレジスタ4とデ
ータレジスタ5とを含むシフトレジスタ12のクロック
パルス入力CPをロウレベルとするように、クロックゲ
ート2を制御する。この状態においては、シフトレジス
タ12のクロックパルス入力CPがロウレベルとされて
いるので、次のデータが転送されてきても、シフトレジ
スタ12のシフト動作は行われない。そのため、アドレ
スデコーダ3の出力は、ハイレベルを維持することにな
る。
され、テイルマークカウンタ1の出力Q1がロウレベル
とされると、ホールドラッチ11がトリガされる。その
結果、ホルードラッチ11は、アドレスレジスタ4とデ
ータレジスタ5とを含むシフトレジスタ12のクロック
パルス入力CPをロウレベルとするように、クロックゲ
ート2を制御する。この状態においては、シフトレジス
タ12のクロックパルス入力CPがロウレベルとされて
いるので、次のデータが転送されてきても、シフトレジ
スタ12のシフト動作は行われない。そのため、アドレ
スデコーダ3の出力は、ハイレベルを維持することにな
る。
【0044】単独的なラッチテイルLATCH・TAI
Lの入力に対しても、他のアドレスに対するデータ送信
後のラッチテイルLATCH・TAILの入力に対して
も、テイルマークカウンタ1は、3回のデータSDの立
ち下がり(ラッチテイルLATCH・TAIL)をカウ
ントした時、アウトプットレジスタ6のクロックパルス
入力CPを駆動するとともに、ホールドラッチ11をリ
セットする様になっている。
Lの入力に対しても、他のアドレスに対するデータ送信
後のラッチテイルLATCH・TAILの入力に対して
も、テイルマークカウンタ1は、3回のデータSDの立
ち下がり(ラッチテイルLATCH・TAIL)をカウ
ントした時、アウトプットレジスタ6のクロックパルス
入力CPを駆動するとともに、ホールドラッチ11をリ
セットする様になっている。
【0045】図10は、本発明の通信方式の他の実施例
のデータフォマットを示している。すなわち、図1から
図9では、テイルマークに関して示されたが、それに限
定されるものではなく、ヘッドマークとして本発明の通
信方式を利用することもできる。図1から図9に示され
た通信方式においては、データとアドレスとを含むデー
タ列の後に制御用のマーク(テイルマーク)が付加され
る。そのため、転送されるデータのビット数が多くされ
る場合、受信側はテイルマークの受信まで自らの状態が
如何されるべきかについて認識出来ず、受信側の応答性
が悪くなる場合が予想される。図10に示すように、ヘ
ッドマークHEAD・MARKの後に受信側へ転送され
るデータ列を付加するようにすることにより、転送され
るデータのビット数が多くされた場合であっても、受信
側の高速応答性を確保できる。
のデータフォマットを示している。すなわち、図1から
図9では、テイルマークに関して示されたが、それに限
定されるものではなく、ヘッドマークとして本発明の通
信方式を利用することもできる。図1から図9に示され
た通信方式においては、データとアドレスとを含むデー
タ列の後に制御用のマーク(テイルマーク)が付加され
る。そのため、転送されるデータのビット数が多くされ
る場合、受信側はテイルマークの受信まで自らの状態が
如何されるべきかについて認識出来ず、受信側の応答性
が悪くなる場合が予想される。図10に示すように、ヘ
ッドマークHEAD・MARKの後に受信側へ転送され
るデータ列を付加するようにすることにより、転送され
るデータのビット数が多くされた場合であっても、受信
側の高速応答性を確保できる。
【0046】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 特に高速転送を用いることなく、500KHz
以下の比較的低速なクロックを用いても、複数の受信局
を同時に制御することができる。また、データ転送のシ
ーケンスや、割り込みによるデータ転送の中断等につい
て考慮する必要がなく、送信局の制御が簡単になるとい
う効果が得られる。
記の通りである。 (1) 特に高速転送を用いることなく、500KHz
以下の比較的低速なクロックを用いても、複数の受信局
を同時に制御することができる。また、データ転送のシ
ーケンスや、割り込みによるデータ転送の中断等につい
て考慮する必要がなく、送信局の制御が簡単になるとい
う効果が得られる。
【0047】(2) 通信方式においては、2回線式で
あるため、システムの実装面積が低減できるので、シス
テムの低コスト化が達成できるという効果が得られる。
あるため、システムの実装面積が低減できるので、シス
テムの低コスト化が達成できるという効果が得られる。
【0048】(3) バスのインターフェイスについて
は、一般的なシングルチップマイクロコンピュータのシ
リアル出力ポートのオープンドレイン型MOSFETと
汎用I/Oポートのオープンドレイン型MOSFETの
各ドレインのワイヤード論理を採ることにより、簡単に
構成できるので専用のI/Oが不要になるという効果が
得られる。
は、一般的なシングルチップマイクロコンピュータのシ
リアル出力ポートのオープンドレイン型MOSFETと
汎用I/Oポートのオープンドレイン型MOSFETの
各ドレインのワイヤード論理を採ることにより、簡単に
構成できるので専用のI/Oが不要になるという効果が
得られる。
【0049】(4) 受信局側の入力回路の構成も簡単
であり、受信局側の入力回路の規模はそれほど大きくな
く例えば、リニア回路と親和性の有るIIL回路で構成
しても200ゲート程度で作ることができるという効果
が得られる。
であり、受信局側の入力回路の規模はそれほど大きくな
く例えば、リニア回路と親和性の有るIIL回路で構成
しても200ゲート程度で作ることができるという効果
が得られる。
【0050】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、テイ
ルマークのパルス数はデータSDの立ち下がりが2回又
は3回に限らず、4回や5回とされても良い。テイルマ
ークの種類も追加可能である。この場合、図8や図9の
テイルマークカウンタ1の構成が変更される。
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、テイ
ルマークのパルス数はデータSDの立ち下がりが2回又
は3回に限らず、4回や5回とされても良い。テイルマ
ークの種類も追加可能である。この場合、図8や図9の
テイルマークカウンタ1の構成が変更される。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、各受信局の動作を待機モー
ドとさせるための待機データ(命令)及び全受信局の動
作を同時に実行モードとさせるための実行データ(命
令)を送信局側から受信局側へ送出することにより、各
受信局の動作の同時性が確保できるようになる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、各受信局の動作を待機モー
ドとさせるための待機データ(命令)及び全受信局の動
作を同時に実行モードとさせるための実行データ(命
令)を送信局側から受信局側へ送出することにより、各
受信局の動作の同時性が確保できるようになる。
【図1】この発明に係る通信方式における一実施例のシ
リアルデータの一実施例を示すフォーマット図である。
リアルデータの一実施例を示すフォーマット図である。
【図2】シリアルデータの末尾に設けられるホールドテ
イルの一実施例を示すタイミング図である。
イルの一実施例を示すタイミング図である。
【図3】シリアルデータの末尾に設けられるラッチテイ
ルの一実施例を示すタイミング図である。
ルの一実施例を示すタイミング図である。
【図4】この発明に係る通信方式の一実施例を示すデー
タ転送例である。
タ転送例である。
【図5】この発明に係る通信方式の他の一実施例を示す
データ転送例である。
データ転送例である。
【図6】この発明が適用されたVTRシステムブロック
図である。
図である。
【図7】この発明に係る通信方式の送信側のインターフ
ェイスの一実施例を示す回路図である。
ェイスの一実施例を示す回路図である。
【図8】この発明に係る通信方式の受信局側に設けられ
るシリアル/パラレル変換ドライバICの一実施例を示
すブロック図である。
るシリアル/パラレル変換ドライバICの一実施例を示
すブロック図である。
【図9】この発明に係る通信方式の受信側のインターフ
ェイスの一実施例を示す回路図である。
ェイスの一実施例を示す回路図である。
【図10】この発明に係る通信方式の他の一実施例のシ
リアルデータのフォーマット図である。
リアルデータのフォーマット図である。
DATA…データ、ADDREDD…アドレス、TAI
L・MARK…テイルマーク、HOLD・TAIL…ホ
ールドテイル、LATCH・TAIL…ラッチテイル、
1 …テイルマークカウンタ、2…クロックゲート、3…
アドレスデコーダ、4…アドレスシフトレジスタ、5…
データシフトレジスタ、6…アウトプットラッチレジス
タ、100…マイクロコンピュータ、102…プリアン
プと記録信号処理IC、104…輝度/色信号処理I
C、106…ディジタルサーボIC、108…周辺I
C、110…シリアル/パラレル変換ドライバIC。
L・MARK…テイルマーク、HOLD・TAIL…ホ
ールドテイル、LATCH・TAIL…ラッチテイル、
1 …テイルマークカウンタ、2…クロックゲート、3…
アドレスデコーダ、4…アドレスシフトレジスタ、5…
データシフトレジスタ、6…アウトプットラッチレジス
タ、100…マイクロコンピュータ、102…プリアン
プと記録信号処理IC、104…輝度/色信号処理I
C、106…ディジタルサーボIC、108…周辺I
C、110…シリアル/パラレル変換ドライバIC。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−218032(JP,A) 特開 昭62−211742(JP,A) 特公 昭63−65178(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/38 - 13/42 350 G06F 13/00 351 - 357 G06F 15/16 - 15/16 645 H04L 12/28 - 12/417 H04B 1/76 - 3/44
Claims (2)
- 【請求項1】 2線回線によって相互に接続された複数
の局と、 前記2線回線が前記複数の局の内の少なくとも1つの送
信局と少なくとも1つの受信局との間で一連のデータビ
ットを伝送するデータバス回線と、 これらのデータビットの各々に同期した形で同期クロッ
クを伝送するクロックバス回線とを備えた通信装置であ
って、 前記1つの送信局によって前記クロックバス回線上の論
理値が固定されている期間に、前記1つの送信局は前記
データバス回線へ前記1つの受信局の状態を制御するた
めの制御情報を送るように構成され、 前記制御情報は、データ取り込み後少なくとも1つの受
信局を保留状態とするか、又はデータ取り込み後少なく
とも1つの受信局を実行状態とするかのいずれか1つを
指示する信号であり、 前記少なくとも1つの送信局は、前記少なくとも1つの
受信局をデータ取り込みで保留状態とし、続けて他の少
なくとも1つの受信局にデータを送信した後、保留状態
とされた前記少なくとも1つの受信局と前記他の少なく
とも1つの受信局とをほぼ同時に実行状態とするための
信号を前記制御情報として送るように構成されているこ
とを特徴とする通信装置。 - 【請求項2】 請求項1の通信装置において、 前記制御情報は、一連のデータパケットの末尾に付加さ
れることを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10179692A JP3272394B2 (ja) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3-91737 | 1991-03-29 | ||
JP9173791 | 1991-03-29 | ||
JP10179692A JP3272394B2 (ja) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | 通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05181796A JPH05181796A (ja) | 1993-07-23 |
JP3272394B2 true JP3272394B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=26433178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10179692A Expired - Fee Related JP3272394B2 (ja) | 1991-03-29 | 1992-03-27 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3272394B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10222464A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-21 | Mitsubishi Electric Corp | 同期式直列データ転送装置 |
US7430259B2 (en) * | 2004-04-19 | 2008-09-30 | Intersil Americas Inc. | Two-wire chip-to-chip interface |
JP4600509B2 (ja) * | 2008-04-22 | 2010-12-15 | セイコーエプソン株式会社 | 送受信システム並びにマスターデバイス |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP10179692A patent/JP3272394B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05181796A (ja) | 1993-07-23 |
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Legal Events
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