JP3271012B2 - 粉粒体材料のオンライン式水分測定装置 - Google Patents

粉粒体材料のオンライン式水分測定装置

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JP3271012B2
JP3271012B2 JP18381691A JP18381691A JP3271012B2 JP 3271012 B2 JP3271012 B2 JP 3271012B2 JP 18381691 A JP18381691 A JP 18381691A JP 18381691 A JP18381691 A JP 18381691A JP 3271012 B2 JP3271012 B2 JP 3271012B2
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/10Devices for withdrawing samples in the liquid or fluent state
    • G01N1/20Devices for withdrawing samples in the liquid or fluent state for flowing or falling materials

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂ペレットやセラミ
ックなどの無機材料を含む粉粒体材料を自動的にサンプ
リングして水分率の測定を行なうようにしたオンライン
式の水分測定装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、成形機に供給する樹脂材料の水
分率が不適切な場合には、成形品にシルバーラインやボ
イドなどの欠陥を生じる原因となることから、樹脂材料
の水分率を一定にすることは樹脂成形品の品質を保持す
るためにもっとも重要な問題とされており、このため、
成形機に供給する前段階で、樹脂材料をホッパードライ
ヤーに通じて乾燥させているのが通例であるが、ホッパ
ードライヤーを通じる前の樹脂材料は、クラフト袋やフ
レキシブルコンテナを開封した後、サイロや中間段階の
タンクなどにおいて一定時間貯留されていた間に空気を
吸って吸湿することが多く、このためホッパードライヤ
ーでは、予め予測される水分率の樹脂材料を基準にして
所定の加熱温度と加熱時間に設定しているが、ホッパー
ドライヤーによるこのような従来の樹脂乾燥方法は、省
力化の点で改善の余地が残されている。
【0003】ところで、樹脂材料の水分率を分析し測定
する方法としては、従来よりカールフィッシャー試薬を
利用した滴定分析方法が知られているが、近時において
はこのカールフィッシャー試薬による滴定分析を、電量
方式,容量方式や比色測定法を用いて行なうようにした
水分測定器も開発されており、このような装置を用いれ
ば高い精度で測定できる。
【0004】このような観点から、本出願人は、特開平
3−63558号において、樹脂材料等の粉粒体材料の
サンプリングを自動的に行って、不活性ガスをキャリア
ガスとして使用したカールフィッシャー試薬を用いた水
分測定を実施できるオンライン式水分管理方法と、その
システムを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この提
案に係るものでは、カールフィッシャー試薬に使用する
キャリアガスとして、窒素ガスなどの不活性ガスを使用
しているために、定期的に不活性ガスを貯蔵したボンベ
の取り替えを余儀なくされ、配管も増え構造が複雑にな
るばかりでなく、使用回数が増大し不活性ガスの消費量
が増えるとボンベの取り替えを頻繁に行わなければなら
ず、メンテナンスの面からも改善すべき問題点が残され
ていた。本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、ボンベの取り替えを不要にして、メンテナンスを
簡易化したオンライン式水分測定装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
提案される本発明は、次のような発明を含んでいる。す
なわち、請求項1において提案されたオンライン式水分
測定装置は、エアー供給源を含み、このエアー供給源よ
り供給されたエアーを、除湿し乾燥させて送り出す除湿
乾燥エアー供給手段と、材料投入口より投入されたサン
プリングされた粉粒体材料の重量を計量する計量手段
と、計量手段によって計量された粉粒体材料を受容する
試料ボートを有し、除湿乾燥エアー供給手段より供給さ
れた除湿乾燥されたエアーをキャリアガスとして通じな
がら、試料ボートに受容された粉粒体材料を加熱させる
密閉された気化室を、その内部に収容させた気化処理室
と、気化室内で発生した水蒸気を、キャリアガスととも
に受け入れて、カールフィッシャー反応によって水分量
を測定する水分測定器を、その内部に収容させた水分測
定室と、水分測定器によって測定された水分量及び計量
手段によって計量された重量値にもとづいて、サンプリ
ングされた粉粒体材料の水分率を算出する演算処理部
と、粉粒体材料を貯留した粉粒体材料貯留容器内より所
定量の粉粒体材料をサンプリングして、材料投入口に気
力輸送させるサンプリング手段と、材料輸送手段とを備
え、材料輸送手段は、計量手段の下方位置から試料ボー
トの上方位置を、横方向に、往復運動をし、前記計量手
段によって計量された粉粒体材料を受け止めてから、
料ボートの上方位置で反転することで、材料輸送手段に
受け止めた粉粒体材料を前記試料ボートに受け渡しする
ようにされており、且つ、試料ボートの下方位置に反転
し、試料ボートの下方位置から横方向に往復運動をし、
試料ボートは、材料輸送手段の上方位置で反転すること
で、気化室から排出された試料ボート内に収容されてい
る、水分測定が終了した粉粒体材料を材料輸送手段に受
け渡し、材料輸送手段は、試料ボートから受け取った、
水分測定が終了した粉粒体材料を材料廃棄溜に廃棄する
という動作を繰り返し行うことで、粉粒体材料貯留容器
よりサンプリングされた所定量の粉粒体材料が、気化処
理室内で処理される毎に、サンプリング手段を作動し
て、所定量の粉粒体材料を前記気化処理室の材料投入口
に間欠的に供給する構成としたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2において提案された本発明
のオンライン式水分測定装置は、気化処理室と水分測定
室とを連通路によって連通し、上記除湿乾燥エアー供給
手段より供給された除湿乾燥エアーを、気化処理室と水
分測定室のそれぞれより外部に吹き出すエアーパージ機
構を更に設けた構成となっている。
【0008】更に、請求項3において提案された本発明
のオンライン式水分測定装置は、請求項1又は請求項2
に記載の粉粒体材料のオンライン式水分測定装置の、
化処理室内への粉粒体材料のサンプリング輸送を、除湿
乾燥エアー供給手段から送給された除湿乾燥エアーを、
輸送エアーとした気力輸送によって行なわれる構成とし
た。
【0009】
【作用】本発明によれば、次のような作用が奏される。
本発明のオンライン式水分測定装置によれば、サンプリ
ングされ計量された粉粒体材料が、材料投入口より投入
されて来ると、計量手段では計量がなされ、ついで計量
された粉粒体材料は試料ボートによって受容され気化処
理室内に移送され、ここで加熱処理される。この加熱処
理工程時には、気化処理室内には低い露点に除湿乾燥さ
れたキャリアガスが除湿乾燥エアー供給源より水分測定
室側に送り出されているので、加熱された粉粒体材料か
ら水蒸気の形で放出された水分は、このキャリアガスと
ともに水分測定室内に送られる。
【0010】水分測定室内では、カールフィッシャー試
薬を使用した水分測定が行なわれ、測定された水分量
は、計量手段によって計量された重量とともに演算処理
部に送出され、ここでは水分率が算出され、サンプリン
グ日時、サンプルポートなどのサンプルデータが出力さ
れ、記録保存される。そして、サンプリングされた粉粒
体材料が気化処理室で加熱された後は、試料ボートは気
化処理室から出されて加熱処理した粉粒体材料を排出し
放棄する。このようにして、本発明のオンライン式水分
測定装置によれば、粉粒体材料を自動的にサンプリング
した後は、気化処理室内に送られ加熱処理されて水分率
が測定され、その測定が終了した粉粒体材料は自動的に
排出放棄され、以後同様な手順で、粉粒体材料のサンプ
リング、加熱処理、水分測定、排出放棄の工程を、無人
状態で繰り返し行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明のオンライン式水分測定装
置を用いて構成した樹脂ペレットのオンライン式水分管
理システムの概略構成を示している。
【0012】水分測定装置Aは、低い露点に除湿乾燥さ
れたキャリアガスを通じながら、サンプリングされ計量
された樹脂ペレット(不図示)を加熱し、樹脂ペレット
から水蒸気の形で水分を取り出す気化室20aを収容さ
せた気化処理室2と、この気化処理室2から取り出され
た水分をキャリアガスとともに、カールフィッシャー試
薬と反応させて水分測定を行なうための水分測定器41
を収容させた水分測定室4を本体ケース10内に設けて
いる。そして、その本体ケース10の下方には搬送用キ
ャスタ10a,10aを設けて搬送できる構造体となっ
ており、この水分測定装置Aの内部に設けた除湿乾燥エ
アー供給手段1(図2参照)から、エアー供給管8を介
して、樹脂ペレットを貯留させたホッパードライヤー
(材料貯留容器B)の基台部に取り付けたサンプリング
手段6に向けて除湿乾燥されたエアーを供給することに
よって、樹脂ペレットの定量をサンプリングし、材料輸
送管9を介して、水分測定装置Aの気化処理室2の上部
に形成したサンプルポートに対応して設けた材料投入口
3aより気化処理室2内に自動送給させる構成になって
いる。なお、5は水分測定すべき粉粒体材料に応じて、
演算処理部11(図3参照)が処理すべき必要なデータ
の入力設定を行うための表示/操作部である。
【0013】また、気化処理室2と水分測定室4とは、
連通管7によって互いに連結され、後述する除湿乾燥エ
アー供給手段1から送出される除湿乾燥エアーを、気化
処理室2と水分測定室4に吹き込んで大気に放出させる
エアーパージ機構を構成している(請求項2)。本発明
の水分測定装置Aでは、このようなエアーパージ機構に
よって、大気の侵入を防止し、気化処理室2と水分測定
室4とを高度に乾燥した状態に保持しているので、水分
測定をより望ましい環境下で行うことができる。
【0014】更に、このような水分測定装置Aでは、粉
粒体材料の気化処理室内へのサンプリング輸送が、輸送
エアーとして除湿乾燥エアー供給手段1から送給されて
いるので、エアー源も共通にでき、粉粒体材料を吸湿さ
せることなく効率の良いサンプリング輸送が可能となる
(請求項3)。
【0015】このようなオンライン式水分測定システム
に使用されるサンプリング装置としては、本出願人によ
って特願平3−112570号として既に出願された粉
粒体材料のロータリ式サンプリング装置が使用できるの
で、このようなサンプリング装置を使用した場合には、
水分測定装置A内より除湿乾燥されたエアーを適宜供給
するだけで、粉粒体材料のサンプリングした所定量を気
化処理室2内に簡単に取り込むことができる。
【0016】図2は、水分測定装置内における気化処理
室と除湿乾燥エアー供給手段の構成を示したものであ
る。気化処理室2の上部には、粉粒体材料貯留容器であ
る3つのホッパードライヤーB(#1)〜(#3)に対
応させて設けた3つのサンプルポートを設け、このポー
トに対応して材料投入口3aを設けている。この計量手
段3は、サンプリングされた樹脂ペレットの重量を計量
するロードセル31を備えるともに、ダンパー3bを設
けた筒状の材料投入シュータ3cと、上記ロードセル3
1によって、ダンパー3b上に載置された樹脂ペレット
の重量が測定されると、エアーシリンダ3dを作動して
ダンパー3bを開放し、ダンパー3b上に載置された樹
脂ペレットを落下させる構造となっている。
【0017】また、気化室20aは、耐熱処理ガラスな
どで構成され、その外周にヒータ20bを巻装して加熱
部を構成している。ヒータにはネサ電極を使用したもの
やニクロム線を使用したものが使われ、ネサ電極を使用
して構成したものは、気化処理室2内の粉粒体材料の状
態が透視でき、薄型かつ小型に形成できる。このような
気化室20aは、粉粒体材料に含まれたすべての水分を
気化させるため、粉粒体材料を溶解させる寸前の温度ま
で加熱保持しておくことが望ましく、このために温度制
御装置(不図示)によって、予め粉粒体材料を収容させ
ない空の状態で最適温度に制御されている。また、この
気化室20a内には、試料ボート24を出し入れするた
めの筒体25の開口端25aが接続され、その筒体25
の内部には、受容器24aを有した試料ボート24を収
容している。
【0018】試料ボート24は、第2のスライドシリン
ダ24cのロッド24bに接続されているので、このス
ライドシリンダ24cを前後に進退させれば、試料ボー
ト24の受容器24aを気化室20aの開口20dを通
じて自在に出し入れできる。この試料ボート24は、第
2のスライドシリンダ23cの進退動作によって、侵
入、待避、排出確認の各位置に制御され、このような位
置制御を可能とするために、リミットスイッチLS6,
LS5,LS9を設けている。
【0019】図14は試料ボートの詳細を示したもの
で、この試料ボート24は、シリンダロッド24bの先
端に、掻落片24eを固着し、スプリング27にストッ
パーリング27aを取付けて外嵌させた小ロッド24f
を連結し、掻落片24eを船型の受容器24aの材料受
穴24g内で出し入れ出来る構造となっており、掻落片
24eは、スプリング27の弾性力を作用させて受容器
24aの材料受穴24gより引っ込んだ状態に保持され
ている。また、試料ボート24を収容させた筒体25の
中心軸は気化室20aの中心軸に対して上方向に幾分偏
心Δxさせている。このため、材料移送手段23が試料
ボート24の上に位置する図8〜図10に示したような
状態では、スライドシリンダ24cを前進させれば、試
料ボート24の受容器24aは、何等の抵抗を受けずに
気化室20a内に侵入できるが、材料移送手段23が試
料ボート24の下に位置する図11,図12に示したよ
うな反転状態になると、スライドシリンダ24cを前進
させても、試料ボート24の受容器24aは、気化室2
0aの開口縁の上壁20fが障害となって気化室20a
内に侵入できなくなり、このために掻落片24eがスプ
リング27の弾性力を抗して、図11に示したように、
受容器24a内の材料受入穴24gより突出して、材料
受入穴24gにこびりついた粉粒体材料を掻落とすこと
ができる。
【0020】また、この試料ボート24を収容した筒体
25の上方には、材料投入シュータ3cから落下投入さ
れた樹脂ペレットを受止めて、受け止めた樹脂ペレット
を試料ボート24の受容器24aに受け渡すための材料
移送手段23が設けられており、この材料移送手段23
は、その後部に第1のスライドシリンダ23cのシリン
ダロッド23bを接続している。なお、23dはエアー
作動式の第1のロータリアクチュエータである。ここ
に、第1のスライドシリンダ23cは、ロッド23bを
前後に移動させ、また第1のロータリアクチュエータ2
3dはロッド23bを回転させる構造となっているの
で、材料移送手段23の受容器23aは、前後に進退す
るとともに、上下に反転する。
【0021】この材料移送手段23は、スライドシリン
ダ23cの進退動作、第1のロータリアクチュエータ2
3dの反転動作によって、材料受止、材料引渡、反転、
反転戻り位置に制御され、このような位置制御を可能と
するために、リミットスイッチLS2,LS1,LS
3,LS4を設けている。また、気化室20aと、試料
ボート24を収容させた筒体25とは、支持脚部22,
22によって台座21上に固定されているが、筒体25
は、一方の支持脚部22に設けた第2のロータリアクチ
ュエータ26によって、気化室20aと分離して回転出
来る構造となっており、このために、第2のロータリア
クチュエータ26の反転、反転戻り位置検知用としてリ
ミットスイッチLS7,LS8を設けている。なお、2
1aは台座21上に設けた材料廃棄溜である。
【0022】シリンダ23cは、筒体25上に固定され
ているので、第2のロータリアクチュエータ26を反転
させれば、筒体25と材料移送手段23とは上下の位置
関係が逆転するように一体的に固定されている(図11
参照)。一方、筒体25の上部には、材料受入口25b
が開口されており、この材料受入口25bを覆うように
して、材料移送手段23を出し入れするカバー部23h
が形成されている。材料移送手段23は、上記した材料
投入シュータ3cとカバー部23hとの間を往復移動し
て、材料投入シュータ3cから落下供給された樹脂ペレ
ットを、その受容器23a内に受け止めてから、カバー
部23h内に移動し、ここで反転して受容器23a内に
受け止めた樹脂ペレットを試料ボートの受容器24aに
引渡し、移し替えを行う。第1のシリンダ23cとロー
タリアクチュエータ23dは、このためロッド23bを
進退させ、回転できる構造となっている。
【0023】また、気化室20aの先端20cには、キ
ャリアガス輸送管(不図示)を接続して、気化室20a
内で発生した水蒸気を、キャリアガスとともに水分測定
室4内の水分測定器41に供給するようになっている。
【0024】一方の除湿乾燥エアー供給手段1は、エア
ー供給源1aを含み、このエアー供給源1aより供給さ
れたエアーを、低露点(例えば、−70℃〜−40℃)
に除湿し乾燥させて送り出すようになっている。したが
って、上記した気化室20aには、コンプレッサーなど
のエアー供給源1aから供給されたエアーが、ヒートレ
スドライヤー1bで所定レベルの露点を充す程度に乾燥
された後、更にレギュレータ1c、エアーフローメータ
1dによって供給圧や風量が測定され調整され、吸湿装
置1e,1fを介し、キャリアガス導入孔20eより気
化室20a内に供給され、このようにして気化室20a
内に供給された除湿乾燥エアーは、気化室20aの加熱
によって試料ボート24内に収容された樹脂ペレットか
ら出て来る水蒸気とともに、水分測定器41に供給され
る。
【0025】また、エアー供給手段1は、ヒートレスド
ライヤー1bによって、除湿乾燥されたエアーを、サン
プリングのための輸送エアー、スライドシリンダやロー
タリアクチュエータなどの制御用エアー、前述したエア
ーパージ機構に使用するパージエアーに分岐して使用で
きるようになっている。なお、材料移送手段23の受容
器23aが収容されるカバー部23hには、材料移送手
段23の受容器23a側に形成した孔部23eと対応し
た孔部23fが形成されているので、材料移送手段23
が材料投入シュータ3cより受け取った樹脂ペレット
を、試料ボート24の受容器24a内に落下移送させる
際には、キャリアガスを孔部23e,23fより外部に
吹き出せて空気の置換を行うようにしている。
【0026】一方、水分測定室4は、図1に示したよう
に、気化室20aからキャリアガスとともに供給されて
来る水蒸気を受けて、カールフィッシャー試薬を利用し
た水分量測定がなされるようになっている。この実施例
では、水分測定器41は比色測定方法を利用した測定が
行われ、攪拌モータ(不図示)を設けた液室41aに
は、カールフィッシャー試薬、薄め液であるメタノール
を貯留した容器42,43が、いずれもチューブ42
a,43aを介して自動補給されるようになっており、
液室41aの両側には光ファイバーを介して投光器と受
光器が配置されており(いずれも不図示)、投光器から
液室41a内に光を投光して受光器で受光したときに、
液室41a内に貯留された溶液の吸光度を測定すること
によって、水分量を測定するようになっている。液室4
1a内の溶液は、気化室20aより供給されて来る水分
量の増大に伴い吸光度が低下するので、測定限度に達し
た場合には、自動的に交換し、新たな試薬が補給される
構造となっている。
【0027】このような水分測定室4内に設置される水
分測定器41としては、カールフィッシャー試薬を利用
した微量水分測定器、例えば、三菱化成社製の水分測定
器(例えばCA−03,CA−06,CA−10)が使
用でき、このような水分測定器を使用すれば、樹脂ペレ
ットの加熱時に水蒸気の形で気化される水分をキャリア
ガスとともに導入するだけで、精度の高い水分量の測定
が実現できる。
【0028】図3は演算処理部の構成を示しており、水
分測定器41によって測定された水分量と、上記した計
量手段3によって測定され、ロードセルアンプ32によ
って出力された重量値(データ)は、サンプリング日
時、サンプルポートの番号などのサンプルデータととも
に演算処理部11に送出され、演算処理部11では水分
率が算出され、算出された値は、表示/操作部5の表示
部51に表示され、集計されて必要に応じてプリンタ1
3によりプリントアウト出来るようになっている。この
ようにして、樹脂ペレットの加熱処理が終了した後は、
演算処理部11では、水分測定器41と計量手段3のロ
ードセルアンプ32の双方より送出されてきたデータ
を、サンプルデータとともに演算処理した後、表示部5
1に算出した粉粒体材料の水分率が表示される。
【0029】ついで、本発明装置の制御部の構成をその
動作とともに説明する。図4は、本発明の水分測定装置
Aの基本的な動作を示したものである。この図に見るよ
うに、本発明では、粉粒体材料のサンプリングから加熱
処理による水分測定、加熱処理した粉粒体材料の排出廃
棄という一連の工程を全自動的に行うことができる。す
なわち、最初の初期リセット時には、すべての手段、機
器が制御を開始する前段階に置かれ、エアー駆動源が作
動され、粉粒体材料が自動的にサンプリングされて重量
測定が行われた後、気化室内に除湿乾燥エアーを通じな
がら加熱処理がなされる。そして、このときサンプリン
グされた粉粒体材料より発生した水蒸気はカーフィッシ
ャー試薬を用いた水分測定器で水分量が測定され、更に
サンプリングされた粉粒体材料の測定された重量が入力
されて水分率が算出され、最後には、気化室内で加熱処
理された粉粒体材料は排出され、自動的に廃棄される。
【0030】図5は、図2に示した本発明装置を全自動
で稼働させる場合の制御部の構成をブロック図をもって
示したものである。図例では、オンライン制御はプログ
ラムコントローラ13によって行われ、エアー供給源1
a、サンプリング手段6、エアーパージ機構に使用する
エアーパージ手段15、材料投入シュータ3cのダンパ
ー3bを開放するためのエアシリンダー3d、第1,第
2のスライドシリンダー23c,24c、第1,第2の
ロータリアクチュエータ23d,26の駆動を、前述し
た9つのリミットスイッチLS1〜LS9の動作に応じ
てシーケンス制御するようになっている。なお、14は
タイマー回路である。
【0031】図6のステップ100〜129は、この場
合に実行される制御動作手順をフローチャートをもって
示したものである。初期リセットがなされ、エアー供給
源1aが駆動された後、サンプリング指令を受けると、
除湿乾燥エアー供給手段1から除湿乾燥エアーが、サン
プリング手段6に送給される。この結果、サンプリング
手段6からは、所定量の樹脂ペレットが気力輸送されて
水分測定装置Aの上部に設けた材料投入口3aを介し
て、材料投入シュータ3cに送られ、ここではロードセ
ル31によって重量が計測された後、材料投入シュータ
3cのダンパー3bが開かれる(ステップ100〜10
6参照)。このとき、材料移送手段23の受容器23a
は、材料投入シュータ3cの真下に位置しているので、
材料投入シュータ3cから落下した樹脂ペレットpは、
材料移送手段23の受容器23aで受け止められる(図
7参照)。このようにして、サンプリングされた樹脂ペ
レットpを受け止めた材料移送手段23の受容器23a
は、第1のスライドシリンダ23cを進めることによっ
てカバー部23h内に収容されると、リミットスイッチ
LS2がオンとなる。そして、このとき、外部空気の侵
入を阻止するためにキャリアガスによる置換が行われ、
気化室20aのキャリアガス導入孔20eより供給され
たキャリアガスは、気化室20a、筒体25、及び受容
器23a内に導入され、それらの内部に残留している空
気を追い出して、エア抜孔23fより外部に放出される
(図8の一点鎖線参照)。ついで、ロータリアクチュエ
ータ23dが作動されて受容器23aは反転し、受け止
めた樹脂ペレットを材料受入口23gから落下させる。
第1のロータリアクチュエータ23dの反転は、リミッ
トスイッチLS4がオンするまで行われる。このとき、
筒体25内には、試料ボート24が、その受容器24a
を材料受入口25bに整合させた位置で待機しているの
で、材料移送手段23の受容器23aから落下した樹脂
ペレットpは、試料ボート24の受容器24a内に受け
止められ材料の移し替えが行われる(以上、ステップ1
07〜111、図9参照)。かくして、試料ボート24
の受容器24aが樹脂ペレットpを受け取った後は、第
2のスライドシリンダ24cがリミットスイッチLS6
がオンするまで前進作動され、受容器24aを気化室2
0a内に押入れて加熱が行われる。この加熱は、樹脂ペ
レットpに含まれているほとんどの水蒸気を抜き出すた
めに必要な時間行われ、タイマー回路14は、この時間
を計時する(ステップ112〜115)。そして、その
加熱処理時間内に、樹脂ペレットpより発生した水蒸気
は、除湿乾燥エアー供給手段1より導入したキャリアガ
スとともにサンプルガスとなって輸送管内を通じて水分
測定室4内の水分測定器41まで供給される(図10参
照)。
【0032】水分測定器41は、気化室20aより水蒸
気とともに送られてきたキャリアガスを液室41a内に
導入させ、その試薬が薄められることによって生じる吸
光度の変化により、水分量を測定する。そして、この測
定結果は、計量手段3のロードセル32から出力された
重量値(データ)とともに、演算処理部11に送られ、
ここで演算された後、水分率が算出される。このように
して、所定時間の間、樹脂ペレットが気化室20a内で
加熱処理された結果、試料ボート24の受容器24a内
で硬化した状態で残された樹脂ペレットp’は、次のよ
うな手順で排出される。
【0033】すなわち、第2のスライドシリンダ24c
を後退させて加熱処理された樹脂ペレットp’を収容し
た試料ボート24を、受容器24aが材料受入口25d
と合致する位置まで後退させる。この位置は、リミット
スイッチLS5によって検知され、リミットスイッチL
S5がオンすると第2のスライドシリンダ24cを停止
させる(ステップ116〜117)。試料ボート24は
この位置で所定の時間放置され、この時間、受容器24
a内に収容した樹脂ペレットを冷却させる。この冷却時
間も、プログラマブルコントローラ13が実行する制御
プログラムに従いタイマー回路14によって計時される
(図11参照)。また、このとき、材料移送手段23
は、その受容器23aがカバー部23h内に収容された
状態を保持しており、外気の侵入を防止するために、気
化室20a内に導入したキャリアガスをガス放出孔23
fより放出している。
【0034】このような状態で加熱処理された樹脂ペレ
ットp’を所定時間冷却させた後、第2のロータリアク
チュエータ26を反転させる。この反転位置は、リミッ
トスイッチLS8で検知され、リミットスイッチLS8
がオンすると第2のロータリアクチュエータ26の反転
動作を停止する(以上、ステップ118,119)。こ
の結果、試料ボート24と材料移送手段23との上下の
位置関係が逆転する。そして、この状態で、更に第2の
スライドシリンダ24cを前進させると、試料ボート2
4の受容器24a内に設けた掻落片24dが突出するの
で(このとき受容器24aの位置は変わらない)、受容
器24a内に加熱処理された樹脂ペレットp’がこびり
ついていても掻落され、材料移送手段23の受容器23
a内に受け止められる(図12、ステップ118〜12
0参照)。
【0035】かくして、加熱処理され、試料ボート24
の受容器24a内に収容された樹脂ペレットは、材料移
送手段23の受容器23a内に受け止められた後、第1
のスライドシリンダ23cをリミットスイッチLS1が
オンするまで後退させ、ついでリミットスイッチLS3
がオンするまで第1のロータリアクチュエータ23dを
反転状態から元に戻せば、材料移送手段23は最初の待
機位置に復帰して加熱処理された樹脂ペレットは、材料
移送手段23の受容器23aから落下し、台座21に設
けた材料廃棄溜21a内に廃棄される(図13、ステッ
プ121〜127参照)。このようにして、材料移送手
段23を最初の待機位置まで復帰させた後は、ロータリ
アクチュエータ26を反転させ、元の位置まで戻せば、
すべては最初のリセット位置に復帰する(ステップ12
8〜129参照)。
【0036】本発明装置では、このようにして、樹脂ペ
レットのサンプリングと、サンプリングされた樹脂ペレ
ットの加熱処理、水分測定がなされた後、加熱処理され
た樹脂ペレットが廃棄され、以後同様な手順が繰り返し
行われるので、人手を要せずに、水分率測定が即座に繰
り返し実施できる。
【0037】
【発明の効果】本発明の水分測定装置によれば、粉粒体
材料をサンプリングする毎に、加熱処理して水分率を測
定した後、その処理物を排出放棄するという一連の工程
を無人状態で行うことができる。また、カールフィッシ
ャー反応に使用するキャリアガスとして、高価な窒素ガ
スを使用せず、安価なエアーを使用しているので、ラン
ニングコストも安価となり、しかもボンベの取り替えも
不要なためにメンテナンスも簡易化される。更に、請求
項2において提案された本発明装置によれば、気化処理
室、水分測定室のいずれもが、エアーパージ機構によ
り、乾燥された環境下に保持されるために、一層精度の
高い水分率測定が可能となる。また、請求項3において
提案された本発明装置によれば、粉粒体材料のサンプリ
ング輸送が、水分測定装置内の除湿乾燥エアー供給手段
より供給される除湿乾燥エアーによって行われているの
で、構成もシンプルとなり、サンプリング輸送時に粉粒
体材料を吸湿させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水分測定装置を用いて構成したオンラ
イン式水分管理システムの概略構成図である。
【図2】本発明の水分測定装置における気化処理室と計
量手段の詳細な構成を示した図である。
【図3】演算処理部の構成を示したブロック図である。
【図4】本発明装置におけるオンライン制御手順を示し
たフローチャートである。
【図5】制御部の構成を示したブロック図である。
【図6】制御部の制御動作の手順を示したフローチャー
トである。
【図7】サンプリングされた粉粒体材料の受け入れ時に
おける試料ボートと材料移送手段の位置関係を示した要
部切欠縦断面図である。
【図8】サンプリングされた粉粒体材料をエアーパジす
る場合における試料ボートと材料移送手段の位置関係を
示した要部切欠縦断面図である。
【図9】サンプリングされた粉粒体材料を材料移送手段
から試料ボートに移送させる時における試料ボートと材
料移送手段の位置関係を示した要部切欠縦断面図であ
る。
【図10】サンプリングされた粉粒体材料を気化室内に
収容させる時における試料ボートと材料移送手段の位置
関係を示した要部切欠縦断面図である。
【図11】加熱処理された粉粒体材料を気化室より取り
出して冷却させる時における試料ボートと材料移送手段
の位置関係を示した要部切欠縦断面図である。
【図12】加熱処理された粉粒体材料を材料移送手段に
移し替えする時における試料ボートと材料移送手段の位
置関係を示した要部切欠縦断面図である。
【図13】加熱処理された粉粒体材料を排出する時にお
ける試料ボートと材料移送手段の位置関係を示した要部
切欠縦断面図である。
【図14】試料ボートの詳細を示した要部切欠縦断面図
である。
【符号の説明】
A・・・本発明の水分測定装置 1・・・除湿乾燥エアー供給手段 2・・・気化処理室 3・・・計量手段 4・・・水分測定室 5・・・表示/操作部 6・・・サンプリング手段 7・・・連通管 p・・・樹脂ペレット(粉粒体材料)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−63558(JP,A) 特開 昭61−217750(JP,A) 特開 昭53−100296(JP,A) 実開 平4−75955(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 53/00 - 53/28 B65G 53/32 - 53/66 B65G 65/30 - 65/48 G01N 1/22 G01N 25/56 G01N 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアー供給源を含み、このエアー供給源よ
    り供給されたエアーを、除湿し乾燥させて送り出す除湿
    乾燥エアー供給手段と、 材料投入口より投入されたサンプリングされた粉粒体材
    料の重量を計量する計量手段と、 前記計量手段によって計量された粉粒体材料を受容する
    試料ボートを有し、前記除湿乾燥エアー供給手段より供
    給された除湿乾燥されたエアーをキャリアガスとして通
    じながら、前記試料ボートに受容された粉粒体材料を加
    熱させる密閉された気化室を、その内部に収容させた気
    化処理室と、 前記気化室内で発生した水蒸気を、前記キャリアガスと
    ともに受け入れて、カールフィッシャー反応によって水
    分量を測定する水分測定器を、その内部に収容させた水
    分測定室と、 前記水分測定器によって測定された水分量及び前記計量
    手段によって計量された重量値にもとづいて、サンプリ
    ングされた粉粒体材料の水分率を算出する演算処理部
    と、 粉粒体材料を貯留した粉粒体材料貯留容器内より所定量
    の粉粒体材料をサンプリングして、前記材料投入口に気
    力輸送させるサンプリング手段と、 材料輸送手段とを備え、 前記材料輸送手段は、 前記計量手段の下方位置から前記試料ボートの上方位置
    を、横方向に、往復運動をし、前記計量手段によって計
    量された粉粒体材料を受け止めてから、前記試料ボート
    の上方位置で反転することで、前記材料輸送手段に受け
    止めた粉粒体材料を前記試料ボートに受け渡しするよう
    にされており、且つ、 前記試料ボートの下方位置に反転し、 前記試料ボートの下方位置から横方向に往復運動をし、前記試料ボートは、前記材料輸送手段の上方位置で反転
    することで、前記気化室から排出された前記試料ボート
    内に収容されている、水分測定が終了した粉粒体材料を
    前記材料輸送手段に受け渡し、 前記材料輸送手段は、前記試料ボートから受け取った、
    水分測定が終了した粉 粒体材料を 材料廃棄溜に廃棄する
    という動作を繰り返し行うことで、 前記粉粒体材料貯留容器よりサンプリングされた所定量
    の粉粒体材料が、前記気化処理室内で処理される毎に、
    前記サンプリング手段を作動して、所定量の粉粒体材料
    を前記気化処理室の材料投入口に間欠的に供給する構成
    としたことを特徴とする、粉粒体材料のオンライン式水
    分測定装置。
  2. 【請求項2】前記気化処理室と水分測定室とを連通路に
    よって連通し、前記除湿乾燥エアー供給手段より供給さ
    れた除湿乾燥エアーを、気化処理室と水分測定室のそれ
    ぞれより外部に吹き出すエアーパージ機構を更に設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体材料のオン
    ライン式水分測定装置。
  3. 【請求項3】前記気化処理室内への粉粒体材料のサンプ
    リング輸送を、前記除湿乾燥エアー供給手段から送給さ
    れた除湿乾燥エアーを、輸送エアーとした気力輸送によ
    って行なわれる構成とした、請求項1又は請求項2に記
    載の粉粒体材料のオンライン式水分測定装置。
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