JP3270335B2 - ボタン電話装置および着信応答方法 - Google Patents

ボタン電話装置および着信応答方法

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JP3270335B2
JP3270335B2 JP20235496A JP20235496A JP3270335B2 JP 3270335 B2 JP3270335 B2 JP 3270335B2 JP 20235496 A JP20235496 A JP 20235496A JP 20235496 A JP20235496 A JP 20235496A JP 3270335 B2 JP3270335 B2 JP 3270335B2
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英明 飯田
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日本電気テレコムシステム株式会社
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【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤルイン回線
に接続するボタン電話装置に関し、特にダイヤルイン着
信先情報をボタン電話機に表示するボタン電話装置に関
する。
【0001】
【従来の技術】従来、ダイヤルイン着信による着信先の
選択については、単純にダイヤルインの着信先番号に対
応する端末に着信鳴動することにより着信先を示してい
た。しかし、ダイヤルイン着信の場合、ダイヤルイン回
線から同じ着信先番号が通知されるとき、回線側からは
着信先を特定できず、応答する側で番号を確認する必要
がある。
【0002】特開平6ー165237号公報では、この
問題を解決するためにPBXダイヤルインのサブアドレ
ス番号により着信先の名称(または番号)を着信と同時
に表示する方式を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の方式
は、ダイヤルイン着信において、着信鳴動時のみ着信先
表示を行っている。このため着信応答したボタン電話機
から他のボタン電話機に転送した場合、または着信応答
した通話を保留し最初に着信応答した者と別人が応答す
る場合などでは、ボタン電話機から最初の着信先の表示
を確認することができない。
【0004】本発明はこのような問題を解決し、ダイヤ
ルイン回線の着信先情報を保存する機能を有し、ボタン
電話機の操作によりダイヤルイン着信の通話の着信先を
随時知ることのできるボタン電話装置とその着信応答方
法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明のボタン電話装置は、表示部を有するボタン
電話機を備えダイヤルイン回線に接続するボタン電話装
置であって、ダイヤルイン回線からのダイヤルイン着信
を制御するダイヤルイン着信制御部と、PBトーンを受
信するPB受信器と、該PB受信器を制御しダイヤルデ
ータをダイヤルイン着信制御部へ送るPB受信器制御部
と、ダイヤルイン着信制御部が解析、決定した着信先情
報を保存するダイヤルインデータ蓄積部と、着信時およ
びボタン電話機の所定の操作時に前記ダイヤルインデー
タ蓄積部からダイヤルイン着信表示データを受けダイヤ
ルイン着信先のボタン電話機に着信先表示を行う電話機
制御部を備えている。
【0006】また、上記本発明のボタン電話装置の着信
応答方法では、ダイヤルイン回線からダイヤルイン着信
が行われると、着信先を示すPBトーンを聴取し、該P
Bトーンを解析することにより着信先を決定し、ダイヤ
ルイン着信の着信先情報をこのダイヤルイン着信の通話
が切断されるまで保存し、その着信先情報をボタン電話
機に表示し、その後ボタン電話機の操作時に前記着信先
情報をボタン電話機に表示させて通話が切断されるまで
表示を維持する。
【0007】ボタン電話機の操作としては、着信応答、
保留応答、転送応答、着信先問い合わせ操作など様々な
操作を含む。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のボタン電話装置の構成例
を図1、図2に示す。
【0009】図1のように、本発明のボタン電話装置1
は、基本的に、何らかの表示手段を有するボタン電話機
6を備えダイヤルイン回線と接続している。またダイヤ
ルイン回線を収容するインターフェースである回線イン
ターフェース2と、ボタン電話機6を接続するための電
話機インターフェース3と、装置全体を制御する主制御
部4と、ボタン電話装置の各種データを記憶するための
主記憶部5を備えている。
【0010】主制御部4は、図2に示すとおり、回線の
制御を行う回線制御部41と、PB受信器を制御しダイ
ヤルデータをダイヤルイン着信制御部44に送出するP
B受信器制御部43と、ダイヤルイン着信の着信処理を
行うダイヤルイン着信制御部44と、ダイヤルイン着信
の着信先データを蓄積し問い合わせに対して着信先デー
タの通知を行うダイヤルインデータ蓄積部45と、ダイ
ヤルイン着信制御部44とダイヤルインデータ蓄積部4
5とから情報を得て電話機の制御を行う電話機制御部4
2とを備えている。
【0011】次に、本発明のボタン電話装置の着信応答
方法について、ダイヤルイン着信があったときの動作
を、図3のシーケンス図によって説明する。
【0012】ダイヤルイン着信があると回線制御部41
から着信検出情報がダイヤルイン着信制御部44に送ら
れる。ダイヤルインの着信においては、着信時に着信識
別信号に続き、着信先を示すPBトーンが通知される。
主制御部では、PB受信器制御部43がPB受信器(図
示せず)にPBトーンを聴取させ、そのダイヤルデータ
をダイヤルイン着信制御部44で解析し、着信先を決定
し、電話機制御部42とダイヤルインデータ蓄積部45
とにダイヤルイン着信情報を通知する。
【0013】ダイヤルインデータ蓄積部45では着信情
報を主記憶部5に蓄積する。電話機制御部42では、着
信情報を得ると着信先表示を行うためダイヤルインデー
タ蓄積部45に着信先データの問い合わせを行う。
【0014】ダイヤルインデータ蓄積部45はその着信
先のダイヤルデータ、または予め登録してあるダイヤル
イン着信先番号に対応する名前などのダイヤルイン着信
表示データを電話機制御部42に通知する。
【0015】電話機制御部42は、ダイヤルイン着信先
であるボタン電話機に通常の外線着信時に行う着信表
示、鳴動に加え、上記ダイヤルデータまたはダイヤルイ
ン着信表示データを表示させる。
【0016】図4では、ボタン電話機6において着信応
答があり、電話機制御部42から回線制御部41へ着信
応答のデータが届き、また回線制御部41から応答可の
データが直接電話機制御部42へ届き、電話機制御部4
2は、ダイヤルインデータ蓄積部45に着信先データの
問い合わせを行う。ダイヤルインデータ蓄積部45はそ
のダイヤルイン着信の表示情報を電話機制御部42へ通
知し、電話機制御部42はその表示データをもってボタ
ン電話機6に着信先表示を行う。
【0017】図5では、ボタン電話機6から一度局線保
留要求が回線制御部41へ送られ、保留可の情報が当該
ボタン電話機6に戻り保留状態になる。この後、保留に
応答し、回線制御部41から保留応答可の情報が電話機
制御部42に戻り、図4と同様な着信先表示の手続が行
われることを示している。
【0018】図6はボタン電話機6で特定の操作を行っ
たとき、着信先表示が行われることを示している。たと
えばダイヤルデータを主記憶部5に記憶されているダイ
ヤルイン着信先番号に対応する名前などに切り換える操
作などが考えられる。
【0019】このほか図示していないが通話を転送する
場合も上記と同様である。
【0020】図7は通話切断時の手順を示す。ボタン電
話機6から局線切断のデータが電話機制御部42を介し
て回線制御部41に届き、局線開放可の応答が電話機制
御部42に届く。また回線制御部41からダイヤルイン
着信制御部44を介してダイヤルインデータ蓄積部45
に回線開放の通知が行われる。これによりダイヤルイン
データ蓄積部45は主記憶部5のダイヤルイン着信デー
タを破棄する。
【0021】また、本発明をデジタルダイヤルイン回線
を収容した装置に適用した場合の例を図8、図9、図1
0に示す。
【0022】図8はこのボタン電話装置の構成例であ
り、回線インタフェース2に代えてデジタル回線インタ
フェース7を備えている点を除くと図1と同様の構成で
ある。
【0023】図9は主制御部4の構成例を示している。
デジタル回線の場合、着信先は着信時に回線から通知さ
れる着信情報にて着信先番号が通知される。このため、
デジタル回線においては、ダイヤルイン着信があったと
き着信先番号を得るためのPB受信器およびPB受信器
制御部43を備える必要はない。デジタル回線インタフ
ェース7とデジタル回線制御部46によって着信先番号
が得られる。
【0024】図10はデジタル回線からのダイヤルイン
着信があったときのシーケンス図である。PB受信器制
御部43の代わりにデジタル回線制御部46がダイヤル
イン着信通知の情報から着信先番号を得て、ダイヤルイ
ン着信制御部44に着信検出情報をもってダイヤルイン
番号の通知を行う。これ以外はアナログ回線の場合と同
じである。
【0025】以上のように、本発明では、ダイヤルイン
着信後、通話継続中は電話器の操作により随時着信先を
知ることができる。
【発明の効果】以上のように、本発明のボタン電話装置
およびその着信応答方法では、ダイヤルイン着信の着信
先情報をダイヤルイン着信の通話が切断されるまで保存
しているので、外線通話が継続している間、随時着信先
表示が可能であり、着信応答後でも着信先を表示できる
ので、電話の対応を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボタン電話装置の構成例を示すブロッ
ク図
【図2】図1のボタン電話装置中の主制御部の構成例を
示すブロック図
【図3】ダイヤルイン着信があったときのシーケンス図
【図4】ダイヤルイン着信応答があったときのシーケン
ス図
【図5】ダイヤルイン着信による通話の保留、保留応答
があったときのシーケンス図
【図6】ユーザの操作によりダイヤルイン着信による通
話の着信先表示の要求があった場合のシーケンス図
【図7】ダイヤルイン着信において通話の切断があった
ときのシーケンス図
【図8】デジタルダイヤルイン回線を収容した場合のボ
タン電話装置の構成例を示すブロック図
【図9】図8のボタン電話装置の主制御部を示すブロッ
ク図
【図10】デジタルダイヤルイン回線からダイヤルイン
着信があったときのシーケンス図
【符号の説明】
1 ボタン電話装置 2 回線インタフェース 3 電話機インタフェース 4 主制御部 5 主記憶部 6 ボタン電話機 7 デジタル局線インタフェース 41 回線制御部 42 電話機制御部 43 PB受信器制御部 44 ダイヤルイン着信制御部 45 ダイヤルインデータ蓄積部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−65451(JP,A) 特開 昭63−151253(JP,A) 特開 平4−290094(JP,A) 特開 平6−165237(JP,A) 特開 昭62−114366(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 H04M 3/42

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有するボタン電話機を備えダイ
    ヤルイン回線に接続するボタン電話装置であって、ダイ
    ヤルイン回線からのダイヤルイン着信を制御するダイヤ
    ルイン着信制御部と、PBトーンを受信するPB受信器
    と、該PB受信器を制御しダイヤルデータをダイヤルイ
    ン着信制御部へ送るPB受信器制御部と、ダイヤルイン
    着信制御部が解析、決定した着信先情報を保存するダイ
    ヤルインデータ蓄積部と、着信時およびボタン電話機の
    所定の操作時に前記ダイヤルインデータ蓄積部からダイ
    ヤルイン着信表示データを受けダイヤルイン着信先のボ
    タン電話機に着信先表示を行う電話機制御部を備えたこ
    とを特徴とするボタン電話装置。
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