JP3269543B2 - フイルム巻取機のカッティング方法および装置 - Google Patents
フイルム巻取機のカッティング方法および装置Info
- Publication number
- JP3269543B2 JP3269543B2 JP19178694A JP19178694A JP3269543B2 JP 3269543 B2 JP3269543 B2 JP 3269543B2 JP 19178694 A JP19178694 A JP 19178694A JP 19178694 A JP19178694 A JP 19178694A JP 3269543 B2 JP3269543 B2 JP 3269543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cutting
- tension
- winding
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
用巻取機における巻替時のフイルムのカッティング方法
および装置に関し、とくに、カッタをフイルム幅方向に
走行させて走行中のフイルムを切断する、いわゆるトラ
バースカッティング方式を採用したフイルム巻取機のカ
ッティング方法および装置に関する。
に巻き取るフイルム巻取機においては、コア上に所定長
のフイルムを巻き取った後、次の新しいコア(空コア)
に後続のフイルムを巻き取るために、走行中のフイルム
を幅方向に切断する必要がある。この切断方式として、
代表的には、カッタをフイルム幅方向に走行させてフイ
ルムを切断するトラバースカッティング方式と、フイル
ム幅方向に長く延びるカッタを用いてフイルムを全幅に
わたって一斉に切断する一斉カッティング方式とがあ
る。高速で製膜され走行されてくるフイルムを切断する
には、とくにトラバースカッティング方式が適してい
る。
ム巻替時には、例えば図5に示すように、走行されてく
るフイルム101がコア102に所定長巻き取られる
と、そのオールドコア102が製品取り出し側に旋回さ
れ、フイルムを新たに巻き付けて巻き取るためのニュー
コア103が巻取側に旋回される(図の状態)。そし
て、カッタ104(トラバースカッタ)がフイルム幅方
向に走行されてフイルム101が切断され、切断された
フイルム101の一方(走行方向前方側)はオールドコ
ア102側に巻き取られ、他方(走行方向後方側)は次
の製品としてニューコア103側に巻き取られる。
いては、カッタ104の走行により、走行中のフイルム
101は図6に示すようにフイルム幅方向に対して斜め
に切断されることになる。そして切断されたフイルム1
01aは、ニューコア103上に巻き付けられ、続けて
連続的に巻き取られることになる。フイルム101が、
図6に示したようにきれいに切断された場合には、フイ
ルム101aの切断端もきれいなものとなり、図7に示
すように順次ニューコア103上に巻き付けられていく
ので、別段問題は生じない。
コア102側に巻き取られるフイルム101の幅(未切
断部の幅)がカッタ104の走行に伴って徐々に狭くな
るが、それに伴う不都合(たとえば、しわの発生、カッ
ティング途中でのフイルム破れ)を防止するために、図
8に示すように、カッティング開始時T1 (オールドコ
ア102への巻終り時)からカッティング終了時T2 の
間で、オールドコア102側への巻取張力(フイルム張
力)を漸減させる工夫も施されている。
な従来のトラバースカッティング方式で、薄いフイルム
(たとえば厚さが6μm以下のフイルム)や、高速で製
膜されてくるフイルム(たとえば200m/分以上で製
膜されてくるフイルム)を切断する場合、以下のような
問題が頻発する。
ッタ104によってフイルム101がうまく切断されな
いために、切断フイルムがよじれてフイルムにしわが入
る。あるいは、カッタ104の走行に伴ってフイルム1
01が切断されず、フイルム101が途中で引きちぎら
れてその切断端部が乱れ、しわが入ったり切断端部のフ
イルムがよじれたりする。
101a、つまりしわが入ったりよじれたりしているフ
イルム101aをそのままニューコア103上に巻き付
けフイルムを続けて巻き取っていくと、図10に示すよ
うに、巻取製品の巻芯部が相当長にわたって乱れ、その
部分は実質的に製品にならずロスとなる。とくに薄物フ
イルムは、厚さが薄いと同時にその製膜速度も一般に厚
物フイルムに比べ高いので、この傾向が大である。
しいフイルムであっても、カッティング時のフイルム張
力の適正化等により、図6、図7に示したような望まし
いカッティング状態、コアへの巻き付け状態を得ること
ができることがある。
速度等の生産条件は種々変動することが多く、また、巻
替カッティング時におけるオールドコア102上への巻
長(巻径)も種々変動するから、カッティングスタート
時のフイルム張力を常に最適条件にするのは現状方式で
は実質的に不可能に近い。とくに、図8に示したよう
に、オールドコア102側へのフイルム巻取張力は通常
図示したように巻径(又は巻長)に対して漸減特性に制
御されているが、常に目標長巻き取った時点T1からカ
ッティングが開始されるとは限らず、製膜のトラブルや
何らかの都合で目標以内の時点(たとえば図3のT3 時
点)で巻替カッティングを行わなければならない事態が
しばしば起こる。たとえばT3 時点でカッティングを開
始すると、カッティングに関して適正張力の範囲を外れ
てしまうおそれが大となり、図9、図10に示したよう
な不都合を招く。
題点に着目し、トラバースカッティング方式を採用した
フイルム巻取機において、とくに巻替カッティング時の
フイルムの巻取径や巻長にかかわらず、常に安定したフ
イルム切断状態を得ることができ、ニューコアに巻き取
られていくフイルムに実質的にロスを発生させないカッ
ティング方法および装置を提供することを目的とする。
フイルム巻取機のカッティング方法は、連続的に送られ
てくるフイルムをコアに巻き取るフイルム巻取機におい
てカッタをフイルム幅方向に走行させ、走行中のフイル
ムを該フイルムがそれまで巻き取られていたオールドコ
ア側と新たに巻き付けて巻取るためのニューコア側とに
切断するカッティング方法であって、前記オールドコア
にフイルムを所定長巻き取った後、該フイルムの張力を
予め設定されたカッティング初期張力に変更し、しかる
後にカッタをフイルム幅方向に走行させて走行中のフイ
ルムを切断するとともに、前記オールドコアに巻き取ら
れるフイルムの張力を前記カッタの走行に応じて漸減す
ることを特徴とする方法からなる。
ティング装置は、連続的に送られてくるフイルムをコア
に所定長巻き取った後カッタをフイルム幅方向に走行さ
せて、走行中のフイルムを該フイルムがそれまで巻き取
られていたオールドコア側と新たに巻き付けて巻取るた
めのニューコア側とに切断するフイルム巻取機のカッテ
ィング装置において、前記オールドコアに巻き取られつ
つあるフイルムの張力を予め設定されたカッティング初
期張力に変更するカッティング初期張力設定手段と、前
記オールドコアに巻き取られるフイルムの張力を前記カ
ッタの走行に応じて漸減するカッティング時張力制御手
段を設けたことを特徴とするものからなる。
コアへ巻き取られていたフイルムの張力をカッティング
初期張力に変更制御するに際し、急激な張力変化を防ぐ
ために、フイルム幅に応じた比較的緩やかな張力変更と
することが好ましい。つまり、この張力変更に要する時
間が最適な範囲に設定あるいは制御されることが好まし
い。
たフイルム部分と未切断フイルム部分との幅の比率が徐
々に変化していくことになるが、本発明では、未切断部
分のフイルム張力が常に単位幅当たり最適な張力範囲と
なるように、オールドコア側に巻き取られるフイルムの
張力をカッタの走行に応じて漸減する。
更後でかつカッタ走行前には、カッティング初期張力に
変更されたフイルム張力が目標とする張力に安定して維
持され、かつ、張力変更が行われた直後であるからフイ
ルムの走行状態が乱れのない安定した状態に維持される
ように、フイルムの張力および走行の安定化時間が設け
られることが好ましい。
しては、通常ターレット式のものが用いられ、上記カッ
ティング初期張力への変更後でかつカッタ走行前に、オ
ールドコアがコア取出位置(この位置は通常ニューコア
装着位置も兼ねる)に、ニューコアがフイルム巻取位置
にそれぞれ旋回されるが、上記安定化時間中にこの旋回
を行うことが可能である。
ング方法および装置においては、連続的に送られてくる
フイルムがオールドコアに所定長巻き取られると、該フ
イルムの張力は予め設定されたカッティング初期張力に
変更される。このカッティング初期張力は、そのフイル
ムの品種や厚さ、幅、さらには走行速度に対応してしわ
等を発生させることなく良好にトラバースカッティング
できる最適なカッティング初期張力として予め求められ
たものである。したがって、フイルムの張力は、フイル
ム巻き終り時の条件にかかわらず、カッティング開始時
には常にこの最適な初期張力に制御されることになる。
れるから、切断されるフイルムには前述したようなしわ
やよじれは発生せず、薄物フイルム、高速走行フイルム
であっても、常に安定した、かつ良好な切断状態が得ら
れる。
ルドコア側に巻き取られつつあるフイルムの張力を漸減
させればよい。これによって、切断中のフイルムのうち
の未切断部分に過張力がかかることもなく、一層安定し
た切断状態に保たれる。この張力漸減制御の出発点は、
上記最適なカッティング初期張力であるから、漸減制御
全体を通して、フイルム張力は容易に最適張力に制御さ
れる。
施例を、図面を参照して説明する。図1ないし図3は、
本発明の一実施例に係るフイルム巻取機のカッティング
装置を示している。このフイルム巻取機1は、いわゆる
ターレット方式の巻取機で、図2は、フイルム2の定常
巻取時状態で、かつニューコア4がコア取付・取出位置
Bにて装着された状態を示しており、図1は巻替時状態
で、フイルム2を所定長巻き取ったオールドコア3が製
品取出位置B(コア取付・取出位置)に、ニューコア4
が巻取位置Aに旋回された状態を示している。
しており、定常巻取時には巻取中のフイルムロール(製
品)6に接圧されるが、巻替中、つまり上記旋回中には
一旦退避される。7はターレット中心軸を示している。
案内するガイドロールを示している。オールドコア3と
ニューコア4との間、より正確にはニューコア4とガイ
ドロール8との間でかつニューコア4に近接した位置
に、カッタ装置9が設けられる。このカッタ装置9は、
フイルム切断時に図1の位置に、非切断時には適当な待
機位置に、進退されるようになっている。
タ10が設けられており、カッタ10は、図3にも示す
ように、モータ11により、適当な駆動機構12を介し
てフイルム幅方向に走行される。このカッタ10の走行
に伴い、走行中のフイルム2が幅方向に切断される。
くに、オールドコア3に巻き取られつつあるフイルム2
の張力、ターレットおよびカッティングのタイミング、
カッティング時のフイルム張力等が制御装置13を介し
て制御される。
用モータ14によって回転駆動され、フイルム2の張力
は、モータ14のトルクを制御することによって制御さ
れる。すなわち、フイルム2の走行速度とオールドコア
3の回転数とから製品ロール6の巻取径が演算され、オ
ールドコア3への負荷トルクと巻取径とから、フイルム
張力が演算される。なお、本実施例では、上記のように
巻取径を演算しているが、たとえば、フイルム厚みと巻
長から巻取径を演算するようにしてもよく、また、巻取
径を、たとえばセンサを用いて直接検出するようにして
もよい。また、フイルム張力の制御に関しては、巻取ト
ルク(より具体的にはモータトルク)制御によるオープ
ン制御方式を採ってもよく、張力検出用ロール等のフイ
ルム張力を検出可能な機構を付加して、検出された張力
が目標制御張力となるようフィードバック制御方式とし
てもよい。
御部II(16)、制御部III(17)が設けられて
いる。制御部II(16)は、ターレット用モータ18
を制御し、制御部III(17)はカッタ駆動用モータ
11を制御し、制御部I(15)は、各巻取軸駆動用の
モータ14を制御する。本実施例では、制御部I(1
5)を、各巻取軸駆動用モータ14に対し、並列に2セ
ット設けたが、一部制御部分を兼用することも可能であ
る。
装置19、カッティング初期張力設定装置20、定常巻
取における最終張力からカッティング初期張力への変更
時間を設定するカッティング初期張力変更時間設定装置
21、カッタ10走行時にカッタ10の走行距離に応じ
て、つまり未切断フイルム部分の幅に応じてフイルム張
力を漸減制御するカッティング時張力制御装置22が設
けられている。制御部II(16)には、カッティング
初期張力への変更後でかつカッタ走行前にフイルムの張
力および走行の安定化のための時間を設定する安定化時
間設定装置23、ターレット用モータ18を起動しター
レットを制御するターレット制御装置24が設けられて
いる。制御部III(17)には、カッタ駆動用モータ
11を起動し、カッタ10の走行を制御するカッタ走行
制御装置25が設けられている。
たとえば図4に示すように実施される。なお、図4の横
軸は時間(定常巻取時は巻取径)、縦軸はフイルム張力
(オールドコア3側に巻き取られているフイルムの張
力)を示している。
くるフイルム2が巻き取られるが、このとき、通常図示
の如く、フイルム張力は巻取径の増大に対し漸減する特
性にて制御される。この制御は定常巻取張力制御装置1
9によって行われる。所定の巻長に達すると、フイルム
2はオールドコア3から、ニューコア4へと巻き替えら
れる。
フイルム張力は、そのときの最終張力P1から、カッテ
ィング初期張力設定装置20により予め設定されている
カッティング初期張力P2へと変更される。このとき、
急激すぎる張力変化を避けるために、カッティング初期
張力変更時間設定装置21によって、張力変更に要する
時間が適切な時間に制御される。したがって、この張力
変更によっては、フイルムにはしわや走行の乱れ等の不
都合は発生しない。また、張力変更時間は、フイルム2
の幅、厚み、張力、速度等に対応させて決めればよい。
設定されるカッティング初期張力P2は、予め試験等に
よって求められた、カッティングに際してしわやよじ
れ、フイルム引きちぎれ等の不都合の発生しない、トラ
バースカッティングのための最適な張力である。このカ
ッティング初期張力P2は、フイルムの厚み、全幅、品
種、走行速度(製膜速度)等を加味して総合的に決めれ
ばよい。さらに、一旦最適なカッティング初期張力P2
を設定すると、巻替時のオールドコア3への巻長が異な
っていても、常に一定のカッティング初期張力P2へと
変更される。最適なカッティング初期張力P2は、実質
的に、巻長や巻径によっては何ら左右されることがない
からである。
ティング開始前までの間に、ターレットが行われ、オー
ルドコア3が製品取出位置Bへ、ニューコア4が巻取位
置Aへと旋回される。この旋回はターレット制御装置2
4によって行われる。ターレットを含む時間は、変更さ
れた張力およびフイルム2の走行の安定化時間としても
機能し、安定化時間設定装置23によって制御される。
この安定化時間中は、フイルム張力はカッティング初期
張力P2に維持される。
基づき、カッタ10が走行されてフイルム2が幅方向に
切断される。このトラバースカッティングに際しては、
カッタ10の走行に応じて、フイルム張力がフイルム2
の未切断部分の幅に対応して最適な張力、つまり破れや
引きちぎれ、さらにはしわやよじれが発生しないような
最適な張力になるよう、張力は漸減制御される。この制
御は、カッティング時張力制御装置22によって行われ
る。そして、カッティング終了時には、フイルム張力は
見かけ上P3へと低下される。このときフイルム2は全
幅にわたって切断されているから、実際にはオールドコ
ア3側のフイルムには張力は発生しないのであるが、切
断完了直前のフイルム張力を確保するとともにオールド
コア3側の回転のためのメカニカルロスを補償するため
に、見かけ上P3の張力がかかるだけのモータトルクに
制御される。このカッティング初期張力P2からカッテ
ィング最終張力P3への漸減制御も、フイルムの幅等に
応じて最適条件に設定できる。
作を中心にみてみるに、まず、フイルム2の巻長や巻径
にかかわらず、カッティング開始時には常に予め求めら
れた最適なカッティング初期張力P2に設定される。カ
ッティング時には、この最適なカッティング初期張力P
2から、フイルムの未切断部分の幅に対応して最終張力
P3へと漸減制御される。したがって、カッティングの
開始時から終了時までの全体を通して、フイルム2は、
常にカッティングのための最適な張力に制御されること
になる。そして、この制御は、巻替時のフイルムの巻長
や巻径に影響されることなく、予め定められた最適カッ
ティング条件に精度良く再現される。
滑に行われ、カッティング時のフイルムのしわやよじ
れ、さらには引きちぎれ等の発生は確実に防止される。
とくに、従来これら不都合の発生しやすかった薄物フイ
ルムや高速走行フイルムに対し、最適なカッティング条
件を精度、再現性よく実現できる。その結果、きれいな
フイルムの切断端がニューコア4に円滑に巻き付けら
れ、図7に示したような良好な巻芯状態が得られて、製
品ロスが最小限に抑えられる。また、差替時にフイルム
破れ等のトラブル発生のおそれがなくなる。
巻取機のカッティング方法および装置によるときは、ト
ラバースカッティングに際し、巻替時の巻長や巻径にか
かわらず常に最適なカッティング初期張力に制御でき、
かつ、カッタ走行中も、オールドコア側に巻き取られる
フイルムの張力をカッタの走行に応じて漸減し、未切断
部分のフイルム張力が常に単位幅当たり最適な張力範囲
となるようにフイルムを切断できるようにしたので、カ
ッティング時のフイルム張力を再現性よくかつ精度よく
常に最適な条件に制御でき、円滑な目標とするフイルム
切断状態が得られるとともに、フイルムのしわやよじ
れ、引きちぎれ、破れ等の発生を防止でき、ニューコア
に巻き取られるフイルムの巻芯ロスを最小限に抑えるこ
とができる。
ティング装置の概略構成図である。
図である。
好な状態を示す概略平面図である。
の概略正面図である。
す、時間−張力特性図である。
良状態を示す概略平面図である。
合の概略正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 連続的に送られてくるフイルムをコアに
巻き取るフイルム巻取機においてカッタをフイルム幅方
向に走行させ、走行中のフイルムを該フイルムがそれま
で巻き取られていたオールドコア側と新たに巻き付けて
巻取るためのニューコア側とに切断するカッティング方
法であって、前記オールドコアにフイルムを所定長巻き
取った後、該フイルムの張力を予め設定されたカッティ
ング初期張力に変更し、しかる後にカッタをフイルム幅
方向に走行させて走行中のフイルムを切断するととも
に、前記オールドコアに巻き取られるフイルムの張力を
前記カッタの走行に応じて漸減することを特徴とする、
フイルム巻取機のカッティング方法。 - 【請求項2】 前記カッティング初期張力への変更時間
がフイルム幅、厚み、張力、速度等に応じて設定され
る、請求項1のフイルム巻取機のカッティング方法。 - 【請求項3】 前記カッティング初期張力への変更後で
かつカッタ走行前に、フイルムの張力および走行の安定
化時間が設けられる、請求項1又は2のフイルム巻取機
のカッティング方法。 - 【請求項4】 前記カッティング初期張力への変更後で
かつカッタ走行前に、前記オールドコアがコア取出位置
に、前記ニューコアがフイルム巻取位置にそれぞれ旋回
される、請求項1ないし3のいずれかに記載のフイルム
巻取機のカッティング方法。 - 【請求項5】 連続的に送られてくるフイルムをコアに
所定長巻き取った後カッタをフイルム幅方向に走行させ
て、走行中のフイルムを該フイルムがそれまで巻き取ら
れていたオールドコア側と新たに巻き付けて巻取るため
のニューコア側とに切断するフイルム巻取機のカッティ
ング装置において、前記オールドコアに巻き取られつつ
あるフイルムの張力を予め設定されたカッティング初期
張力に変更するカッティング初期張力設定手段と、前記
オールドコアに巻き取られるフイルムの張力を前記カッ
タの走行に応じて漸減するカッティング時張力制御手段
を設けたことを特徴とする、フイルム巻取機のカッティ
ング装置。 - 【請求項6】 前記カッティング初期張力への変更時間
を設定するカッティ ング初期張力変更時間設定手段が設
けられている、請求項5のフイルム巻取機のカッティン
グ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19178694A JP3269543B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | フイルム巻取機のカッティング方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19178694A JP3269543B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | フイルム巻取機のカッティング方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0826538A JPH0826538A (ja) | 1996-01-30 |
JP3269543B2 true JP3269543B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=16280522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19178694A Expired - Fee Related JP3269543B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | フイルム巻取機のカッティング方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3269543B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012076153A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Hirano Tecseed Co Ltd | 切断装置 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP19178694A patent/JP3269543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0826538A (ja) | 1996-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5499772A (en) | Winding operation control method and apparatus for automatic winder | |
EP2105399B1 (en) | Yarn winding device and yarn winding method | |
JPS62255366A (ja) | 糸欠点検出方法 | |
JP3269543B2 (ja) | フイルム巻取機のカッティング方法および装置 | |
JP3275573B2 (ja) | 金属帯の巻取制御方法 | |
US5251834A (en) | Traveling wire take-up method and its apparatus | |
JPH0977374A (ja) | ワインダ | |
JP3785757B2 (ja) | 巻取装置 | |
JP3356264B2 (ja) | 細幅フィルムの高速巻取方法 | |
JPH07277558A (ja) | フイルム巻取機における巻取フイルム切替方法および装置 | |
JP3707220B2 (ja) | 巻取機 | |
JP3035132B2 (ja) | リワインダ制御装置 | |
JPH06247629A (ja) | 自動ワインダのテンション制御装置 | |
JP2713501B2 (ja) | 光ファイバ巻き取り機用速度制御装置 | |
JPH0930698A (ja) | テープレススプライス時の張力制御方法 | |
JP3549293B2 (ja) | テープレススプライス時の張力制御方法 | |
JP2502842B2 (ja) | 内巻、外巻を切替可能なウェブ巻取装置 | |
JP3266760B2 (ja) | 光ファイバ巻取り機とその巻取り方法 | |
JPH05132209A (ja) | サーフエースリールの巻取方法 | |
JPH05162909A (ja) | リワインダの制御装置 | |
JPS58183553A (ja) | ウエブ巻取方法及び装置 | |
JPH05254729A (ja) | 光ファイバ心線の巻取り装置 | |
JPS63212679A (ja) | 糸の巻取方法 | |
JPS63242419A (ja) | 張力制御方法 | |
JPH04197955A (ja) | ウエブのサーフェイス巻取装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140118 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |