JPH05132209A - サーフエースリールの巻取方法 - Google Patents
サーフエースリールの巻取方法Info
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- JPH05132209A JPH05132209A JP31842691A JP31842691A JPH05132209A JP H05132209 A JPH05132209 A JP H05132209A JP 31842691 A JP31842691 A JP 31842691A JP 31842691 A JP31842691 A JP 31842691A JP H05132209 A JPH05132209 A JP H05132209A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーフェースリールの巻取において、巻硬さ
が良好で、下巻ジワ、横すべりのないウェブの巻取方法
の提供である。 【構成】 プライマリーアーム１に空スプール２を取付
け、レリーブ用油圧シリンダー４でニップ加圧力を一定
にしてウェブＷを空スプール２に巻付け、所定の径にな
ったとき、巻取ウェブ２ａをセカンダリーアーム６に受
渡し、該巻取ウェブ２ａとリールドラム３とのニップ加
圧力を前記と同様に一定としテウェブＷを巻続ける。ま
た、巻取られるウェブＷの張力を張力検出器８で検出
し、巻取ウェブＷの径が大きくなるに従い、ウェブＷの
張力を下げる、テーパーテンション制御を行ってウェブ
Ｗを巻取る。
が良好で、下巻ジワ、横すべりのないウェブの巻取方法
の提供である。 【構成】 プライマリーアーム１に空スプール２を取付
け、レリーブ用油圧シリンダー４でニップ加圧力を一定
にしてウェブＷを空スプール２に巻付け、所定の径にな
ったとき、巻取ウェブ２ａをセカンダリーアーム６に受
渡し、該巻取ウェブ２ａとリールドラム３とのニップ加
圧力を前記と同様に一定としテウェブＷを巻続ける。ま
た、巻取られるウェブＷの張力を張力検出器８で検出
し、巻取ウェブＷの径が大きくなるに従い、ウェブＷの
張力を下げる、テーパーテンション制御を行ってウェブ
Ｗを巻取る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サーフェースリールの
巻取方法であって、更に詳しくはウェブの巻硬さ、下巻
ジワが改善できるサーフェースリールの巻取方法に関す
るものである。
巻取方法であって、更に詳しくはウェブの巻硬さ、下巻
ジワが改善できるサーフェースリールの巻取方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】サーフェースリール型ウェブ巻取装置
は、一般的にはリールドラム、プライマリーアーム、セ
カンダリーアーム及び紙切装置からなるものであって、
枠替えの方法には、プライマリーアームにセットされた
空スプール（巻芯）を回転させながら、リールドラムに
タッチさせ、ジェットエアーによりウェブを切り、空ス
プールに巻付ける。
は、一般的にはリールドラム、プライマリーアーム、セ
カンダリーアーム及び紙切装置からなるものであって、
枠替えの方法には、プライマリーアームにセットされた
空スプール（巻芯）を回転させながら、リールドラムに
タッチさせ、ジェットエアーによりウェブを切り、空ス
プールに巻付ける。
【０００３】次に、所定の大きさに巻終えた巻取りウェ
ブを分離すべく、セカンダリーアームを解放し、新しく
巻始めたプライマリーアーム中のスプールをレールまで
旋回降下させ、再び上昇させて空スプールをセットし、
次の枠替えに備えている。このウェブを巻取る場合、一
般的には下巻を硬く、上巻を柔らかく巻くことにより下
巻きの横すべり、下巻のシワの発生を防止している。
ブを分離すべく、セカンダリーアームを解放し、新しく
巻始めたプライマリーアーム中のスプールをレールまで
旋回降下させ、再び上昇させて空スプールをセットし、
次の枠替えに備えている。このウェブを巻取る場合、一
般的には下巻を硬く、上巻を柔らかく巻くことにより下
巻きの横すべり、下巻のシワの発生を防止している。
【０００４】従来、これの解決のため、特開昭６２ー１
１９６２５３号公報、特開昭６３ー１２３７４３号公
報、特開平２ー１５２８５３号公報に開示されているよ
うに、巻取ウェブの加圧力を制御する方法、或は特開昭
６４ー６９４４１号公報、特開平２ー７０６５０号公報
に開示されているように、ウェブの張力を制御する方法
等が公知である。
１９６２５３号公報、特開昭６３ー１２３７４３号公
報、特開平２ー１５２８５３号公報に開示されているよ
うに、巻取ウェブの加圧力を制御する方法、或は特開昭
６４ー６９４４１号公報、特開平２ー７０６５０号公報
に開示されているように、ウェブの張力を制御する方法
等が公知である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の各種方
法では、下巻における横ずれ、シワの発生を完全に防止
するには至っていない。特に、幅の広いウェブにおいて
は、走行速度の高いウェブ、厚さが薄いウェブ、透気度
の低いウェブについては下巻ジワ、下巻の横すべりが発
生するという問題があった。本発明は、サーフェースリ
ールの巻取りにおいて、確実にウェブの下巻ジワ、下巻
の横すべりを防止できるサーフェースリール巻取方法を
提供することにある。
法では、下巻における横ずれ、シワの発生を完全に防止
するには至っていない。特に、幅の広いウェブにおいて
は、走行速度の高いウェブ、厚さが薄いウェブ、透気度
の低いウェブについては下巻ジワ、下巻の横すべりが発
生するという問題があった。本発明は、サーフェースリ
ールの巻取りにおいて、確実にウェブの下巻ジワ、下巻
の横すべりを防止できるサーフェースリール巻取方法を
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、プライマリー
アーム、セカンダリーアーム及び紙切装置を有するサー
フェースリール型ウェブ巻取装置の巻取ウェブの加圧力
を一定に制御し、かつウェブの張力をテーパーテンショ
ン制御してウェブを巻取るという構成のものである。
アーム、セカンダリーアーム及び紙切装置を有するサー
フェースリール型ウェブ巻取装置の巻取ウェブの加圧力
を一定に制御し、かつウェブの張力をテーパーテンショ
ン制御してウェブを巻取るという構成のものである。
【０００７】
【作用】本発明は以上の如き構成のものであって、次
に、その作用について説明する。ウェブを巻取る場合、
三工程に分けられる。即ち、第１工程は、プライマリー
アームに空スプールがセットされた後、空スプールを回
転させながらリールドラムにタッチさせ、ウェブを巻取
り始めて適当な巻径にする工程、第２工程は、巻取ウェ
ブがプライマリーアームにセットされた状態で、ウェブ
を巻きながらリールドラムに沿って旋回し、レールまで
移動し、セカンダリーアームに受け渡す工程及び第３工
程は、セカンダリーアームで巻取ウェブを受取り、所定
の巻径に巻取り終わるまでの工程からなる。
に、その作用について説明する。ウェブを巻取る場合、
三工程に分けられる。即ち、第１工程は、プライマリー
アームに空スプールがセットされた後、空スプールを回
転させながらリールドラムにタッチさせ、ウェブを巻取
り始めて適当な巻径にする工程、第２工程は、巻取ウェ
ブがプライマリーアームにセットされた状態で、ウェブ
を巻きながらリールドラムに沿って旋回し、レールまで
移動し、セカンダリーアームに受け渡す工程及び第３工
程は、セカンダリーアームで巻取ウェブを受取り、所定
の巻径に巻取り終わるまでの工程からなる。
【０００８】本発明の第１の特徴は、巻取ウェブとリー
ルドラムとの加圧力をウェブの巻始めから巻終わりまで
低い加圧力で一定に保つように制御することである。
ルドラムとの加圧力をウェブの巻始めから巻終わりまで
低い加圧力で一定に保つように制御することである。
【０００９】また、第２の特徴は、上記一定の低い加圧
力下で、ウェブの張力をある値から順次ウェブ巻取径の
増大と共に下げるように制御することである。以下、各
工程毎の制御方法について説明する。
力下で、ウェブの張力をある値から順次ウェブ巻取径の
増大と共に下げるように制御することである。以下、各
工程毎の制御方法について説明する。
【００１０】先ず、第１工程において、空スプールの自
重による加圧力が過大なため、ウェブ巻始めにウェブ間
に巻き込んだ空気が、ニップ部においてシール状態とな
り、逃げることができず、シワが発生する。特に、幅広
のウェブの場合又はコート紙の如く空気透過性の低い製
品の場合には、その傾向が顕著である。
重による加圧力が過大なため、ウェブ巻始めにウェブ間
に巻き込んだ空気が、ニップ部においてシール状態とな
り、逃げることができず、シワが発生する。特に、幅広
のウェブの場合又はコート紙の如く空気透過性の低い製
品の場合には、その傾向が顕著である。
【００１１】この状況を解消するため、空スプールの両
側の軸受部にニップレリーブ用油圧シリンダーを備え、
該ニップレリーブ用油圧シリンダーにより空スプール及
び巻取られたウェブの自重を打ち消すように押上げ、自
重による加圧力を低下させる（ニップレリーブ）。
側の軸受部にニップレリーブ用油圧シリンダーを備え、
該ニップレリーブ用油圧シリンダーにより空スプール及
び巻取られたウェブの自重を打ち消すように押上げ、自
重による加圧力を低下させる（ニップレリーブ）。
【００１２】その時の巻取ウェブとリールドラムとの接
触線圧を１．０〜２．５Ｋｇ／ｃｍ、好ましくは１．５
〜２．０Ｋｇ／ｃｍの範囲内で線圧を一定に保つように
油圧により制御する。このように低い線圧とすることに
より、ウェブの巻始めに巻込んだウェブ間の空気は、ニ
ップ部でのシール性が弱く、ウェブ外へ逃げることがで
き、シワが発生しない。しかし、加圧力だけでウェブを
巻取ったものでは、下巻が柔らかくなり、下巻の横すべ
りの原因となる。
触線圧を１．０〜２．５Ｋｇ／ｃｍ、好ましくは１．５
〜２．０Ｋｇ／ｃｍの範囲内で線圧を一定に保つように
油圧により制御する。このように低い線圧とすることに
より、ウェブの巻始めに巻込んだウェブ間の空気は、ニ
ップ部でのシール性が弱く、ウェブ外へ逃げることがで
き、シワが発生しない。しかし、加圧力だけでウェブを
巻取ったものでは、下巻が柔らかくなり、下巻の横すべ
りの原因となる。
【００１３】そこで、ウェブを巻取る時に、併せてウェ
ブに張力を与えてその張力を制御して下巻の横すべりを
解消する。この張力の制御方法は、走行中のウェブの張
力を張力検出器で検出し、リールドラムの回転速度及び
駆動トルクを制御することにより可能である。
ブに張力を与えてその張力を制御して下巻の横すべりを
解消する。この張力の制御方法は、走行中のウェブの張
力を張力検出器で検出し、リールドラムの回転速度及び
駆動トルクを制御することにより可能である。
【００１４】この張力制御は、前記第１工程から第３工
程へと巻取りウェブの径が大きくなるに従い、巻取ウェ
ブの径を検出して張力を下げて巻取る（以下これをテー
パーテンション制御と称する）。この張力は０．１〜
０．６Ｋｇ／ｃｍ、好ましくは０．２〜０．５Ｋｇ／ｃ
ｍの範囲内で制御するのが好ましい。
程へと巻取りウェブの径が大きくなるに従い、巻取ウェ
ブの径を検出して張力を下げて巻取る（以下これをテー
パーテンション制御と称する）。この張力は０．１〜
０．６Ｋｇ／ｃｍ、好ましくは０．２〜０．５Ｋｇ／ｃ
ｍの範囲内で制御するのが好ましい。
【００１５】第２工程での加圧力の制御は、巻取りウェ
ブがプライマリーアームにセットされた状態からレール
まで旋回するに従い、空スプール及び巻取られたウェブ
の自重分による加圧力は順次減じてゆくため、最初はニ
ップレリーブ用油圧シリンダーにより自重分の加圧力を
減じておき、必要な加圧力が無くなった時点で、プライ
マリーアーム押付用シリンダーで加圧力を保持し、加圧
力が上記値の範囲内で一定となるように制御する。
ブがプライマリーアームにセットされた状態からレール
まで旋回するに従い、空スプール及び巻取られたウェブ
の自重分による加圧力は順次減じてゆくため、最初はニ
ップレリーブ用油圧シリンダーにより自重分の加圧力を
減じておき、必要な加圧力が無くなった時点で、プライ
マリーアーム押付用シリンダーで加圧力を保持し、加圧
力が上記値の範囲内で一定となるように制御する。
【００１６】次に、第３工程は、セカンダリーアームに
巻取ウェブが受け渡された時点以降であり、自重分はす
べてレールで受けるため、自重による加圧力はなくな
る。従って、上記加圧力の値の範囲内でセカンダリーア
ームの加圧シリンダーで加圧力が一定に保たれるように
制御すればよい。
巻取ウェブが受け渡された時点以降であり、自重分はす
べてレールで受けるため、自重による加圧力はなくな
る。従って、上記加圧力の値の範囲内でセカンダリーア
ームの加圧シリンダーで加圧力が一定に保たれるように
制御すればよい。
【００１７】以上のように、巻取りウェブとリールドラ
ムとの加圧力を一定に保ちながら、ウェブの張力をウェ
ブの巻径が大きくなるに従い弱めてゆくというテーパー
テンション制御によって本発明を達成することができ
た。
ムとの加圧力を一定に保ちながら、ウェブの張力をウェ
ブの巻径が大きくなるに従い弱めてゆくというテーパー
テンション制御によって本発明を達成することができ
た。
【００１８】
【実施例】図１は、本発明を実施するための装置の一例
であるが、つぎに図１を参照して本発明を具体的に説明
する。プライマリーアーム１に空スプール２をセット
し、空スプール２をウェブＷの速度に加速する。この空
スプール２を、回転しているリールドラム３にニップコ
ンタクトするように接触させ、該ニップを通して巻取ら
れるべきウェブＷが走行し、該ウェブＷがニップコンタ
クトの所で空スプール２の回りに巻取られる。尚、図１
中、符号９はプライマリーアーム加圧シリンダーであ
る。
であるが、つぎに図１を参照して本発明を具体的に説明
する。プライマリーアーム１に空スプール２をセット
し、空スプール２をウェブＷの速度に加速する。この空
スプール２を、回転しているリールドラム３にニップコ
ンタクトするように接触させ、該ニップを通して巻取ら
れるべきウェブＷが走行し、該ウェブＷがニップコンタ
クトの所で空スプール２の回りに巻取られる。尚、図１
中、符号９はプライマリーアーム加圧シリンダーであ
る。
【００１９】このニップ加圧力を調整するため、空スプ
ール２の自重及び巻取ウェブの自重を打ち消すため、レ
リーブ用の油圧シリンダー４を備えており、該レリーブ
用の油圧シリンダー４でニップ加圧力が一定となるよう
コントロールされる（約１．８Ｋｇ／ｃｍ）。このニッ
プ加圧力を調整しないと、ニップ加圧力が空スプールの
みでも高過ぎ、シワや横すべりの原因となる。
ール２の自重及び巻取ウェブの自重を打ち消すため、レ
リーブ用の油圧シリンダー４を備えており、該レリーブ
用の油圧シリンダー４でニップ加圧力が一定となるよう
コントロールされる（約１．８Ｋｇ／ｃｍ）。このニッ
プ加圧力を調整しないと、ニップ加圧力が空スプールの
みでも高過ぎ、シワや横すべりの原因となる。
【００２０】次いで、前記空スプール２にウェブが巻取
られてある径の巻取ウェブ２ａになると、プライマリー
アーム１がリールドラム３の円周に沿ってレール５側へ
旋回し、レール５の位置に来たとき、セカンダリーアー
ム６に巻取ウェブ２ａが受け渡される。このセカンダリ
ーアーム６のリールドラム３に対する加圧力は、加圧シ
リンダー７によって一定圧力（１．８Ｋｇ／ｃｍ）に保
持され、所定の巻取径になるまでウェブＷは巻続けら
れ、所定の製品巻取ウェブとなればレール５上を移動し
てレール５端に製品巻取ウェブ１０としてセットされ
る。
られてある径の巻取ウェブ２ａになると、プライマリー
アーム１がリールドラム３の円周に沿ってレール５側へ
旋回し、レール５の位置に来たとき、セカンダリーアー
ム６に巻取ウェブ２ａが受け渡される。このセカンダリ
ーアーム６のリールドラム３に対する加圧力は、加圧シ
リンダー７によって一定圧力（１．８Ｋｇ／ｃｍ）に保
持され、所定の巻取径になるまでウェブＷは巻続けら
れ、所定の製品巻取ウェブとなればレール５上を移動し
てレール５端に製品巻取ウェブ１０としてセットされ
る。
【００２１】上記プライマリーアーム１でウェブＷが巻
取られ始めてから、セカンダリーアーム６へ受け渡さ
れ、そして巻終わるまでニップ加圧力は一定であるが、
この圧力のみでは、適正な巻硬さとはならないため、こ
のニップ加圧力とウェブの張力のコントロールを併せて
行うことにより適正な巻硬さが得られる。以下、このウ
ェブＷの張力のコントロールについて説明する。
取られ始めてから、セカンダリーアーム６へ受け渡さ
れ、そして巻終わるまでニップ加圧力は一定であるが、
この圧力のみでは、適正な巻硬さとはならないため、こ
のニップ加圧力とウェブの張力のコントロールを併せて
行うことにより適正な巻硬さが得られる。以下、このウ
ェブＷの張力のコントロールについて説明する。
【００２２】プライマリーアーム１の位置にある空スプ
ール２にウェブＷが巻取られた時点で、ウェブＷの張力
を張力検出器８で検出し、リールドラム３の駆動トルク
を制御して適正な張力（例えば０．４Ｋｇ／ｃｍ）を求
め、この値を予めコンピューターに設定しておき、巻取
の進行によって、巻取ウェブ２ａの径を検出しながら、
該径が大きくなるに従い、ウェブＷの張力をコンピュー
タに設定されている値より下げて行く、テーパーテンシ
ョン制御を行う。
ール２にウェブＷが巻取られた時点で、ウェブＷの張力
を張力検出器８で検出し、リールドラム３の駆動トルク
を制御して適正な張力（例えば０．４Ｋｇ／ｃｍ）を求
め、この値を予めコンピューターに設定しておき、巻取
の進行によって、巻取ウェブ２ａの径を検出しながら、
該径が大きくなるに従い、ウェブＷの張力をコンピュー
タに設定されている値より下げて行く、テーパーテンシ
ョン制御を行う。
【００２３】即ち、本発明は図２に示すように、ニップ
加圧力を一定とし、更にウェブＷの張力をテーパーテン
ション制御することによって、下巻ジワ及び横すべりが
確実に防止され、最適な巻取ウェブ硬さを得ることがで
きるから、不良紙を大幅に軽減せしめることができる。
加圧力を一定とし、更にウェブＷの張力をテーパーテン
ション制御することによって、下巻ジワ及び横すべりが
確実に防止され、最適な巻取ウェブ硬さを得ることがで
きるから、不良紙を大幅に軽減せしめることができる。
【００２４】図３は、従来のウェブ巻取時のニップ加圧
力のみを制御し、ウェブの張力を一定とした場合のもの
を示しているが、この方法では前述したように、下巻ジ
ワ、横すべりは解消できず、従って不良紙が発生する。
力のみを制御し、ウェブの張力を一定とした場合のもの
を示しているが、この方法では前述したように、下巻ジ
ワ、横すべりは解消できず、従って不良紙が発生する。
【００２５】
【発明の効果】以上の如く、本発明はサーフェースリー
ルの巻取方法において、巻取ウェブのニップ加圧力を制
御すると共に、ウェブの張力をテーパーテンション制御
することによって、下巻ジワが解消され、かつ下巻にお
ける横滑りもなく、ウェブの硬さも良好で、不良品の発
生がなく生産効率を向上することができ、ウェブの高品
質を確保できる。
ルの巻取方法において、巻取ウェブのニップ加圧力を制
御すると共に、ウェブの張力をテーパーテンション制御
することによって、下巻ジワが解消され、かつ下巻にお
ける横滑りもなく、ウェブの硬さも良好で、不良品の発
生がなく生産効率を向上することができ、ウェブの高品
質を確保できる。
【図１】本発明を実施するための装置の一例の正面図で
ある。
ある。
【図２】本発明におけるニップ加圧力とウェブ張力との
関係図である。
関係図である。
【図３】従来法におけるニップ加圧力を制御する場合の
ニップ加圧力とウェブ張力との関係図である。
ニップ加圧力とウェブ張力との関係図である。
１： プライマリーアーム ２： 空スプール ２ａ： 巻取ウェブ ３： リールドラム ４： レリーブ油圧シリンダー ５： レール ６： セカンダリーアーム ７： セカンダリーアーム加圧シリンダー ８： 張力検出器 ９： プライマリーアーム加圧シリンダー １０： 製品巻取ウェブ
Claims (1)
- 【請求項１】 プライマリーアーム、セカンダリーアー
ム及び紙切装置からなるサーフェースリール型ウェブ巻
取装置の巻取ウェブのニップ加圧力を一定に制御し、か
つウェブの張力をテーパーテンション制御してウェブを
巻取ることを特徴とするサーフェースリールの巻取方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31842691A JPH05132209A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | サーフエースリールの巻取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31842691A JPH05132209A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | サーフエースリールの巻取方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05132209A true JPH05132209A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18099021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31842691A Pending JPH05132209A (ja) | 1991-11-06 | 1991-11-06 | サーフエースリールの巻取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05132209A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002362793A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ウェブ巻取装置及びウェブ巻取方法 |
| JP2010055962A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Toyota Motor Corp | 捲回電極体の製造方法およびその装置、および、電池の製造方法 |
| US20140190613A1 (en) * | 2012-06-26 | 2014-07-10 | Encore Holdings Limited | Moulded article and label therefor |
-
1991
- 1991-11-06 JP JP31842691A patent/JPH05132209A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002362793A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ウェブ巻取装置及びウェブ巻取方法 |
| JP2010055962A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Toyota Motor Corp | 捲回電極体の製造方法およびその装置、および、電池の製造方法 |
| US8128715B2 (en) | 2008-08-28 | 2012-03-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for producing wound electrode assembly, and method for producing battery |
| US20140190613A1 (en) * | 2012-06-26 | 2014-07-10 | Encore Holdings Limited | Moulded article and label therefor |
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