JP3265786B2 - ドーム状パネル屋根構築物用排水機構 - Google Patents

ドーム状パネル屋根構築物用排水機構

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JP3265786B2 JP00756494A JP756494A JP3265786B2 JP 3265786 B2 JP3265786 B2 JP 3265786B2 JP 00756494 A JP00756494 A JP 00756494A JP 756494 A JP756494 A JP 756494A JP 3265786 B2 JP3265786 B2 JP 3265786B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面視で放射状に配置
した構造部材により全体としてドーム状に構築した屋根
構築物の排水機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ジオデシィックドームと称される屋根構
築物は、室内に柱がなく広い面積が取れることから、球
技場,コンサートホール,生物科学館,温室,博覧会等
の展示館のように、大きな面積を必要とする建物に広く
採用されている。この屋根構築物は、構造部材を放射状
に配置し、用途に応じて断熱材をサンドイッチ状に挟ん
だアルミ面材,アクリル板,ガラス板等の面材がパネル
フレームに嵌め込まれたパネルを構造部材に取り付けて
いる。パネルを突き合わせた部分は、雨水が浸入する隙
間が生じ易い。雨水の浸入を防止するため、従来から種
々のシール方法が提案されている。しかし、ジオデシィ
ックドームでは接合箇所が多いことから、シール不十分
な箇所,シール材剥離部,亀裂等を介して雨水の浸入が
みられる。本発明者等は、このようなジオデシィックド
ーム特有の雨水浸入を解消するため、キャッチパンを組
み込んだ排水機構を実願平1−6354号で紹介した。
この排水機構は、屋根自重を支える構造部材の継ぎ手位
置で室外側に平板状の支持金物を取り付け、支持金物の
上に更にキャッチパンを取り付けている。そして、屋根
構造部材及びキャッチパンそれぞれに設けた樋部を相互
に重ね合せた状態で支持金物に取り付けている。この排
水機構によるとき、仮にシール材を介した雨水の浸入が
あっても、浸入水がキャッチパンで受け止められ、樋部
を経て室外に排出される。そのため、室内に雨水が落下
することが防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】実願平1−6354号
で紹介した排水機構では、樋としての機能を持つ押出し
材でパネルフレームを作製している。そのため、特に複
数の押出し材を突き合わせた辺部の頂点は、各パネルの
頂点が集まるため構造が複雑になり、雨水浸入の原因と
なる隙間が生じ易い。その結果、隙間防止のための設計
や施工が難しくなる。本発明は、このような問題を解消
すべく案出されたものであり、パネルフレームとは別個
の樋部材を使用することにより、構造の複雑化を回避す
ると共に、雨水浸入の隙間がないドーム状屋根構造物を
容易に構築することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のドーム状パネル
屋根構築物用排水機構は、その目的を達成するため、周
囲がパネルフレームで補強された三角形及び台形状のパ
ネルを複数組み合わせて屋根面を構築するドーム状パネ
ル屋根構築物において、2枚のパネルを突き合わせてで
きた合せ目をシール材で塞ぐと共に、シール材の下方位
置で、隣接するパネルフレームで形成される各空間部に
一方のパネルフレームに固着された樋部材を配置する。
この際、緯線部,経線部,受水部及び排水部を一体的に
備えた樋部材を、経線部となる直線状の樋部材と共に台
形状パネルフレームに固着する。また、三角形状パネル
フレームには、緯線部,経線部,斜交部,受水部及び排
水部を一体的に備えた樋部材を固着する。これら樋部材
が取り付けられたパネルフレームをドーム形状に合わせ
て多段に組み合わせるとき、隣接するパネルフレームの
合せ目下方に、浸入雨水が下段側に流下するように、上
段側樋部材の排水部を下段側樋部材の受水部に臨ませ
て、ドーム状パネル屋根の頂点を中心とし、パネルによ
って生じる経線ごとに相互に独立した複数の排水系路が
形成されることを特徴とする。
【0005】排水系路320,321,322・・・
は、図2(a)に示すように、ドーム状屋根の頂点Aを
中心として放射状に広がり、相互に独立している。頂点
Aが最上段となり、周辺部が最下段となる。各段の樋部
材は、図2(b)に示すように、緯線部341,351
・・・及び斜交部353,353・・・を流れる浸入雨
水が同一方向の流れとして個々の独立している各排水系
路の経線部342,352・・・に流入するように、緯
線部及び斜交部の自由端を高位置に、排水部を低位置に
してパネルフレームに取り付けられる。受水部は、緯線
部及び斜交部の自由端と排水部との間の高さ(本明細書
では、これを中間位置という)に維持される。各部の位
置関係は、適宜の嵩上げ部材で調整される。
【0006】緯線部,経線部,受水部及び排水部を一体
的に備えた樋部材は、緯線部と経線部との交点が受水部
に、経線部の自由端が排水部になる。この樋部材は、経
線部のみとして機能する直線状の樋部材と組み合わせて
台形状パネルの3辺のパネルフレームに取り付けられ
る。台形パネルの残る経線部の1辺には、樋部材が取り
付けられず、隣接するパネルのパネルフレームに取り付
けた樋部材の経線部が臨む。緯線部,経線部,斜交部,
受水部及び排水部を一体的に備えた樋部材は、緯線部と
経線部との交点が受水部に、経線部と斜交部との交点が
排水部になる。この樋部材は、三角形状パネルの3辺の
パネルフレームに取り付けられる。樋部材は、台形状パ
ネル及び三角形状パネルの全てのパネルフレームに取り
付けられるものではない。たとえば、相対向させるパネ
ルフレームの片方に樋部材が取り付けられているとき、
他方のパネルフレームに樋部材を取り付けない。パネル
フレームに取り付けられた樋部材は、台形状パネル及び
三角形状パネルの形状に応じて図7及び図8のようにな
っている。
【0007】
【実施例】本発明が適用されるドーム状屋根構造物は、
図1に示す全体形状を持っている。このドーム状屋根1
00は、アルミ押出しパイプ等を構造部材110として
使用し、屋根自重を支持している。構造部材110は、
図2(a)に示すように三角形又は台形の辺部を構成す
る。辺部は、それぞれの頂点でジョイント部200によ
り接続される。パネル120は、三角形又は台形のアル
ミパネル等で作られており、構造部材110で構成され
る三角形又は台形のジョイント部200の位置で構造部
材110に取り付けられる。ジョイント部200は、図
3に示すように構造部材110に組付け金具210を固
着し、組付け金具210の両端にL型の固定金具21
1,212をボルト止めしている。図3の例では、パネ
ル120は、外面アルミ板121と内面アルミ板122
との間に発泡ウレタン樹脂123を注入した構造を持っ
ており、アルミ形材でできたパネルフレーム124が周
囲に取り付けられている。パネル120は、パネルフレ
ーム124を固定金具211,212にボルト止めする
ことによって構造部材110に固定される。
【0008】隣接するパネル120,120との間にで
きる隙間は、雨水の浸入を防止するためシール材130
で充填される。パネルフレーム124の外側上部は、シ
ール材130が所定位置に確保されるように舌片状にな
っている。しかし、シール材130の劣化,施工不良,
施工後の変形等に起因して、隣接するパネル120,1
20との間の隙間を介して雨水が浸入することが避けら
れない。そこで、隣接するパネル120,120との間
に樋部材310を組み込み、排水系統300をパネル1
20,120の内面側に設ける。樋部材310は、たと
えば硬度70度のEPTゴムで、図4に示すように一部
に開放部がある矩形断面形状に押出し成形されたものが
使用される。樋部材310を必要長さに切断し、端末処
理した後、一側を一方のパネルフレーム124にボルト
125で固着する。このとき、樋部材310とパネルフ
レーム124,124との間に、隙間311〜313が
設けられる。隙間311は、施工後の寸法ズレを吸収し
て樋部材310の変形を防止する。隙間312は、パネ
ルフレーム124,124の間に樋部材310を配置す
る作業を容易にする。
【0009】樋部材310に流入した雨水は、排水系統
300が屋根裏で全て連通していると、ドーム状屋根1
00の低位側に集まって来て、樋部材310から溢流す
る虞れがある。そこで、本実施例においては、樋部材3
10で構成される排水系統300を、図2(a)に示す
ように、ドーム状屋根100の経線ごとに独立した排水
系路320,321,322・・・とする。各樋部材3
10は、上から見ると図5のように配列されている。ド
ーム状屋根100の頂点Aから複数の樋部材31011
31012・・・3101nが放射状に延びており、樋部材
31011,31012・・・3101nの高位側がカバーキ
ャスト330で覆われている。図6(a)は、図5のA
部を拡大して示す。ドーム状屋根100の頂点A及びそ
の近傍から浸入した雨水は、図5に示すように1段目の
樋部材31011,31012・・・3101nに沿って矢印
で示すように低位側に流れ、順次2段目の樋部材310
2n,3段目の樋部材3103n・・・を経て屋外に排出さ
れる。
【0010】1段目の樋部材31011,31012・・・
3101nは、直線状になっており、その下位側に2段目
の樋部材31021,31022・・・3102nが配置され
ている。各樋部材31021,31022・・・310
2nは、相互に独立しており、流水の連通がない。3段目
以降の樋部材も同様に相互に独立しており、これにより
互いに独立した排水系路320,321,322・・・
が放射状に形成される。2段目の樋部材3102nは、図
7に示すように、緯線部341,経線部342及び受水
部343で構成されるY字状で、直線状の樋部材344
と組み合わされて台形状パネルに取り付けられる。な
お、図7の矢印は、樋部材3102nにおける水の流れ方
向を示す。受水部343には、図5のB部を拡大した図
6(b)に示すように、一段目の樋部材3101nの下位
側が臨んでいる。経線部342の自由端は、低位に維持
された排水部345となる。
【0011】樋部材3102nは、緯線部341の自由端
を高く、排水部345を低くして配置され、中間位置に
受水部343が維持される。緯線部341の自由端は、
構造部材110との間に介在させた嵩上げ部材346
(図10参照)によって、所定の高さに維持される。こ
れにより、図5に矢印で示すように、1段目の31011
から流下した浸入雨水は、緯線部341に沿って流れて
きた浸入雨水と合流し、経線部342(31021)に沿
って流下する。2段目の樋部材31021,31022・・
・3102nの下位側に、3段目の樋部材31031,31
32・・・3103nが配置されている。樋部材3103n
は、三角形状パネルのパネルフレームに取り付けられる
ものであり、図8に示すように緯線部351,経線部3
52及び斜交部353で構成される三角形状になってい
る。緯線部351と経線部352との交点に受水部35
4が設けられ、経線部352と斜交部353との交点に
排水部355が設けられている。
【0012】樋部材3103nが取り付けられたパネルを
ドーム状屋根の一部として組み付けたとき、緯線部35
1及び斜交部353の自由端が嵩上げ部材356(図1
0)で高位に維持され、排水部355が低位に、受水部
354が中間位置に配置される。これにより、図5に矢
印で示すように、2段目の樋部材31021から3段目の
樋部材31031に流入した浸入雨水は、緯線部351を
流下した雨水と合流して経線部352を流れ、排水部3
55から下段に送られる。4段目の樋部材には、2段目
の樋部材3102nと同じ構造を持つものが使用される。
3段目から4段目に至る雨水の流下状態を、図5のC部
を斜視した図9に示す。三角形状のパネル120の周辺
形状に対応して取り付けられた3段目の樋部材3103n
の経線部352及び斜交部353に沿って流れてきた浸
入雨水は、排水部355で合流して受水部343に流れ
落ち、4段目の樋部材3104nに送り出される。浸入雨
水は、緯線部341に沿って流れてきた浸入雨水と合流
し、更に経線部342を経て下段側に送られる。
【0013】樋部材310の端末処理の一例を、図10
(a)及び(b)に示す。各緯線部341,351の自
由端を嵩上げ部材346,356によって水の逆流がな
い所定高さに嵩上げし、自由端から受水部343,35
4に向かって低くなる傾斜を緯線部341,351につ
ける。各緯線部341,351の自由端は、溢流防止壁
347,357を備えており、上段から送られてきた浸
入雨水が樋部材310の外側に流出することを防止す
る。受水部343,354や排水部345,355は、
たとえば所定形状の金型にEPTゴム等のブロックを入
れ、加熱溶融し、金型内にセットされた押出しによる直
線状樋部材を溶着することで形成される。このようにし
て、図7及び図8に示した樋部材3102n及び3103n
を組み合わせ、図3及び図4に示すように、パネル12
0のパネルフレーム124にボルト125で固着する。
このパネル120をドーム状屋根100の形状に合わせ
て固定金具211,212で構造部材110に組み付け
るとき、ドーム状屋根100の内側に排水系統300が
出来上がる。
【0014】排水系統300は、図2において、頂点A
を中心とした放射状で、相互に独立した排水系路32
0,321,322・・・をもつ。各排水系路320,
321,322・・・は、経線部342,352・・・
に交わる緯線部341,351・・・及び斜交部35
3,353・・・を備えている。流下した浸入雨水は、
緯線部341,351・・・及び斜交部353,353
・・・を同一方向に流れ、各排水系路320,321,
322・・・の経線部342,352・・・を経て順次
下段側に送られる。たとえば、一つの排水系路320に
沿った浸入雨水の流下状態を示す図2(b)にみられる
ように、B部では緯線部341及び経線部342の2方
向から浸入雨水が集まり、C部では経線部352,斜交
部353及び下段側の緯線部341の3方向から浸入雨
水が集まる。そして、軒先に設けた集水樋(図示せず)
を経て屋外に排水される。したがって、ドーム状屋根1
00に降った雨水は、パネル120の隙間を通って流入
しても、従来のようにドーム状屋根100に付設した排
水系路の部分的に低くなっている箇所に集中することな
く、相互に独立した各排水系路320,321,322
・・・を経て屋外に排出される。このように、浸入雨水
がドーム状屋根100の一箇所に集中することがないの
で、各ジョイント部200が小型化されると共に、部品
点数も節減できる。また、シール材の経年劣化に起因し
た漏水も、補修工事を行う間、防ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、パネルフレームとは別体の樋部材をパネルフレーム
に取り付け、パネルの合せ目下方に配置することによ
り、パネルフレームの形状に制約を受けることなく、ド
ーム状屋根の内側に浸入した雨水に対する排水系統の構
築を容易にしている。また、ドーム状屋根の頂点を中心
として放射状に複数の排水系路を設け、各排水系路を相
互に独立させているので、従来のようにドーム状屋根の
低くなっている箇所に浸入雨水が局部的に集まってくる
ことがなく、各排水系路に沿って浸入雨水を円滑に排水
できる。しかも、個々の排水系路が独立していることか
ら、各排水系路の排水能力も独立して調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ドーム状パネル屋根構築物の全体図
【図2】 ドーム状屋根の内側に設けた排水系統の平面
図(a)及び一部側面図(b)
【図3】 パネル合せ目部分の一部側断面図
【図4】 パネル合せ目部分の詳細図
【図5】 ドーム状屋根の頂点近傍における排水系統の
平面図
【図6】 ドーム状屋根の頂点近傍における樋部材の配
列状態(a)及び1段目と2段目の樋部材の配置関係
(b)
【図7】 台形状パネルに対応する樋部材
【図8】 三角形状パネルに対応する樋部材
【図9】 図5のC点における浸入雨水の流下状態
【図10】 端末処理した樋部材
【符号の説明】
100:ドーム状屋根 110:構造部材 12
0:パネル 124:パネルフレーム 130:シール材 20
0ジョイント部 300:排水系統 310:樋部材 3101n:1
段目の樋部材 3102n:2段目の樋部材 3103n:3段目の樋部
材 311〜313:樋部材とパネルフレームとの隙間 320,321,322・・・:排水系路 330:
カバーキャスト 341,351:緯線部 342,352:経線部
353:斜交部 343,354:受水部 345,355:排水部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 7/08 E04D 3/00 - 3/40 E04D 13/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲がパネルフレームで補強された三角
    形状及び台形状のパネルを複数組み合わせて屋根面を構
    築するドーム状パネル屋根構築物において、2枚のパネ
    ルを突き合わせてできた合せ目をシール材で塞ぐと共
    に、シール材の下方位置で、隣接するパネルフレームで
    形成される各空間部に一方のパネルフレームに固着され
    た樋部材を配置し、浸入雨水が下段側に流下するよう
    に、上段側樋部材の排水部を下段側樋部材の受水部に臨
    ませた排水機構であって、さらに緯線部,経線部,受水
    部及び排水部を一体的に備えた樋部材が直線状の樋部材
    と共に台形状パネルのパネルフレームに取り付けられ、
    緯線部,経線部,斜交部,受水部及び排水部を一体的に
    備えた樋部材が三角形状パネルのパネルフレームに取り
    付けられ、前記樋部材により相互に独立した複数の排水
    系路がドーム状パネル屋根の頂点を中心として放射状に
    形成され、緯線部及び斜交部を流れる浸入雨水が同一方
    向の流れとして各排水系路の経線部に流入するように、
    緯線部及び斜交部の自由端を高位置に、受水部を中間位
    置に、排水部を低位置にして、浸入雨水が下段側に流下
    するように、上段側樋部材の排水部を下段側樋部材の受
    水部に臨ませて各段の樋部材を配置したドーム状パネル
    屋根構築物用排水機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の緯線部,経線部,受水部
    及び排水部を一体的に備えた樋部材は、緯線部と経線部
    との交点に受水部があり、経線部の自由端に排水部があ
    り、直線状の樋部材と組み合わせて台形状パネルのパネ
    ルフレームに固着されているドーム状パネル屋根構築物
    用排水機構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の緯線部,経線部,斜交
    部,受水部及び排水部を一体的に備えた樋部材は、緯線
    部と経線部との交点に受水部があり、経線部と斜交部と
    の交点に排水部があり、三角形状パネルのパネルフレー
    ムに固着されているドーム状パネル屋根構築物用排水機
    構。
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