JP3264352B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP3264352B2 JP3264352B2 JP15266594A JP15266594A JP3264352B2 JP 3264352 B2 JP3264352 B2 JP 3264352B2 JP 15266594 A JP15266594 A JP 15266594A JP 15266594 A JP15266594 A JP 15266594A JP 3264352 B2 JP3264352 B2 JP 3264352B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体窒化膜上に半導
体酸化膜が積層されて成る積層膜を有する半導体装置の
製造方法に関するものである。
体酸化膜が積層されて成る積層膜を有する半導体装置の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMでは、大容量化のためにメモリ
セル面積を縮小しても、ソフトエラーを防止するため
に、各メモリセルにおけるキャパシタの蓄積電荷量を一
定量以下にすることはできない。このため、SiO2 膜
よりも比誘電率が高くて同じ面積及び膜厚であればSi
O2 膜よりも蓄積電荷量が多いSi3 N4 膜と、このS
i3 N4 膜のリーク電流を低減させるためにSi3 N4
膜上に積層されているSiO2 膜とから成るON膜が、
キャパシタ絶縁膜として用いられている。
セル面積を縮小しても、ソフトエラーを防止するため
に、各メモリセルにおけるキャパシタの蓄積電荷量を一
定量以下にすることはできない。このため、SiO2 膜
よりも比誘電率が高くて同じ面積及び膜厚であればSi
O2 膜よりも蓄積電荷量が多いSi3 N4 膜と、このS
i3 N4 膜のリーク電流を低減させるためにSi3 N4
膜上に積層されているSiO2 膜とから成るON膜が、
キャパシタ絶縁膜として用いられている。
【0003】一方、ON膜をキャパシタ絶縁膜としての
みならず層間絶縁膜としても兼用すれば、段差の縮小に
よる配線の信頼性向上と、工程数の減少によるコスト低
減との両方を同時に達成することができる。また、SR
AMにおいても、ON膜を層間絶縁膜として使用すれ
ば、記憶ノードにおけるキャパシタの蓄積電荷量が増大
して、ソフトエラーを低減させることができる。
みならず層間絶縁膜としても兼用すれば、段差の縮小に
よる配線の信頼性向上と、工程数の減少によるコスト低
減との両方を同時に達成することができる。また、SR
AMにおいても、ON膜を層間絶縁膜として使用すれ
ば、記憶ノードにおけるキャパシタの蓄積電荷量が増大
して、ソフトエラーを低減させることができる。
【0004】図2は、この様なON膜を有する半導体装
置の製造方法の一従来例を示している。この一従来例で
は、図2(a)に示す様に、多結晶Si層、Si層また
は非晶質Si層等の下層側の配線層11を下地上の全面
に堆積させ、この配線層11を配線のパターンに加工す
る。なお、配線層11の表面部には、自然酸化膜12が
形成される。
置の製造方法の一従来例を示している。この一従来例で
は、図2(a)に示す様に、多結晶Si層、Si層また
は非晶質Si層等の下層側の配線層11を下地上の全面
に堆積させ、この配線層11を配線のパターンに加工す
る。なお、配線層11の表面部には、自然酸化膜12が
形成される。
【0005】次に、図2(b)に示す様に、膜厚が7n
mのSi3 N4 膜13を全面に堆積させ、酸素や水蒸気
を含む雰囲気中での熱処理によってSi3 N4 膜13の
表面部を酸化して、この表面部に膜厚が2〜3nmのS
iO2 膜14を形成する。この結果、Si3 N4 膜13
上にSiO2 膜14が積層されて成る積層膜であるON
膜15が形成される。また、配線層11上では、自然酸
化膜12とON膜15とから成るONO膜16が形成さ
れる。
mのSi3 N4 膜13を全面に堆積させ、酸素や水蒸気
を含む雰囲気中での熱処理によってSi3 N4 膜13の
表面部を酸化して、この表面部に膜厚が2〜3nmのS
iO2 膜14を形成する。この結果、Si3 N4 膜13
上にSiO2 膜14が積層されて成る積層膜であるON
膜15が形成される。また、配線層11上では、自然酸
化膜12とON膜15とから成るONO膜16が形成さ
れる。
【0006】次に、図2(c)に示す様に、下層側の配
線層11と後に形成する上層側の配線層とを接続するた
めの所定のパターンの接続孔17をON膜15に形成
し、更に、図2(d)に示す様に、接続孔16内の自然
酸化膜12を希弗酸で除去する。
線層11と後に形成する上層側の配線層とを接続するた
めの所定のパターンの接続孔17をON膜15に形成
し、更に、図2(d)に示す様に、接続孔16内の自然
酸化膜12を希弗酸で除去する。
【0007】次に、図2(e)に示す様に、多結晶Si
層、Si層または非晶質Si層等であり膜厚が40nm
である上層側の配線層18を全面に堆積させ、この配線
層18を配線のパターンに加工する。その後、従来公知
の工程を経て、この一従来例を完成させる。
層、Si層または非晶質Si層等であり膜厚が40nm
である上層側の配線層18を全面に堆積させ、この配線
層18を配線のパターンに加工する。その後、従来公知
の工程を経て、この一従来例を完成させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の一従
来例では、図2(d)にも示した様に、接続孔17内の
自然酸化膜12を希弗酸で除去すると同時に、SiO2
膜14の少なくとも一部も同時に除去されてしまう。こ
のため、ON膜15及びONO膜16の絶縁耐圧が低下
して、信頼性の高い半導体装置を製造することが困難で
あった。
来例では、図2(d)にも示した様に、接続孔17内の
自然酸化膜12を希弗酸で除去すると同時に、SiO2
膜14の少なくとも一部も同時に除去されてしまう。こ
のため、ON膜15及びONO膜16の絶縁耐圧が低下
して、信頼性の高い半導体装置を製造することが困難で
あった。
【0009】また、Si3 N4 膜13の膜厚が7nmし
かないので、Si3 N4 膜13の表面部を酸化してSi
O2 膜14を形成する際に、このSi3 N4 膜13が耐
酸化膜として機能せず、実際には下層側の配線層11の
表面部にもSiO2 膜が形成されてしまう。この結果、
ONO膜16の全体的な膜厚が増加して、配線層11、
18を夫々下部電極及び上部電極にすると共にONO膜
16をキャパシタ絶縁膜にするキャパシタ(図示せず)
の容量が所望の値よりも小さくなっていた。
かないので、Si3 N4 膜13の表面部を酸化してSi
O2 膜14を形成する際に、このSi3 N4 膜13が耐
酸化膜として機能せず、実際には下層側の配線層11の
表面部にもSiO2 膜が形成されてしまう。この結果、
ONO膜16の全体的な膜厚が増加して、配線層11、
18を夫々下部電極及び上部電極にすると共にONO膜
16をキャパシタ絶縁膜にするキャパシタ(図示せず)
の容量が所望の値よりも小さくなっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置の
製造方法は、半導体窒化膜13上に半導体酸化膜14が
積層されて成る積層膜15を有する半導体装置の製造方
法において、前記積層膜15の下層側の配線層11を形
成した後に、前記半導体窒化膜13を形成する工程と、
前記下層側の配線層11に対する接続孔17を前記半導
体窒化膜13に形成する工程と、前記接続孔17内にお
ける前記下層側の配線層11の表面から自然酸化膜12
を除去する工程と、前記除去の後に、前記積層膜15の
上層側の配線層18を形成する工程と、前記上層側の配
線層18を介して前記半導体窒化膜13の表面部に酸素
19をイオン注入する工程と、前記上層側の配線層18
が前記半導体窒化膜13を覆っている状態で、前記イオ
ン注入後に熱処理を行い、前記半導体窒化膜13の前記
表面部を前記酸素19で酸化することによって、前記半
導体酸化膜14を形成する工程とを有することを特徴と
している。
製造方法は、半導体窒化膜13上に半導体酸化膜14が
積層されて成る積層膜15を有する半導体装置の製造方
法において、前記積層膜15の下層側の配線層11を形
成した後に、前記半導体窒化膜13を形成する工程と、
前記下層側の配線層11に対する接続孔17を前記半導
体窒化膜13に形成する工程と、前記接続孔17内にお
ける前記下層側の配線層11の表面から自然酸化膜12
を除去する工程と、前記除去の後に、前記積層膜15の
上層側の配線層18を形成する工程と、前記上層側の配
線層18を介して前記半導体窒化膜13の表面部に酸素
19をイオン注入する工程と、前記上層側の配線層18
が前記半導体窒化膜13を覆っている状態で、前記イオ
ン注入後に熱処理を行い、前記半導体窒化膜13の前記
表面部を前記酸素19で酸化することによって、前記半
導体酸化膜14を形成する工程とを有することを特徴と
している。
【0011】請求項2の半導体装置の製造方法は、請求
項1の半導体装置の製造方法において、前記半導体窒化
膜13がシリコン窒化膜であり、前記半導体酸化膜14
がシリコン酸化膜であることを特徴としている。
項1の半導体装置の製造方法において、前記半導体窒化
膜13がシリコン窒化膜であり、前記半導体酸化膜14
がシリコン酸化膜であることを特徴としている。
【0012】請求項3の半導体装置の製造方法は、請求
項2の半導体装置の製造方法において、前記自然酸化膜
12の除去を希弗酸によって行うことを特徴としてい
る。
項2の半導体装置の製造方法において、前記自然酸化膜
12の除去を希弗酸によって行うことを特徴としてい
る。
【0013】
【作用】本発明による半導体装置の製造方法では、上層
側の配線層18を形成した後に、この上層側の配線層1
8を介してイオン注入した酸素19で半導体酸化膜14
を形成しており、接続孔17内における下層側の配線層
11の表面から自然酸化膜12を除去する時点では、半
導体酸化膜14を未だ形成していない。このため、自然
酸化膜12を除去しても半導体窒化膜13上から半導体
酸化膜14が除去されることはない。しかも、上層側の
配線層18が半導体窒化膜13を覆っている状態で半導
体酸化膜14を形成しているので、半導体酸化膜14と
上層側の配線層18との界面が清浄である。
側の配線層18を形成した後に、この上層側の配線層1
8を介してイオン注入した酸素19で半導体酸化膜14
を形成しており、接続孔17内における下層側の配線層
11の表面から自然酸化膜12を除去する時点では、半
導体酸化膜14を未だ形成していない。このため、自然
酸化膜12を除去しても半導体窒化膜13上から半導体
酸化膜14が除去されることはない。しかも、上層側の
配線層18が半導体窒化膜13を覆っている状態で半導
体酸化膜14を形成しているので、半導体酸化膜14と
上層側の配線層18との界面が清浄である。
【0014】また、酸素や水蒸気を含む雰囲気中での熱
処理によって半導体酸化膜14を形成する方法では耐酸
化膜として機能しない程度の膜厚しか半導体窒化膜13
が有していなくても、イオン注入では注入深さを正確に
制御することができるので、半導体酸化膜14の形成と
同時に上層側及び下層側の配線層18、11にも酸化膜
が形成されるのを防止することができる。また、イオン
注入の注入深さを制御するために上層側の配線層18を
用いていて専用の層を用いていないので、製造工程の増
加が抑制されている。
処理によって半導体酸化膜14を形成する方法では耐酸
化膜として機能しない程度の膜厚しか半導体窒化膜13
が有していなくても、イオン注入では注入深さを正確に
制御することができるので、半導体酸化膜14の形成と
同時に上層側及び下層側の配線層18、11にも酸化膜
が形成されるのを防止することができる。また、イオン
注入の注入深さを制御するために上層側の配線層18を
用いていて専用の層を用いていないので、製造工程の増
加が抑制されている。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1を参照しな
がら説明する。本実施例でも、図1(a)(b)に示す
様に、膜厚が7nmのSi3 N4 膜13を全面に堆積さ
せるまでは、図2に示した一従来例と実質的に同様の工
程を実行する。しかし、本実施例では、その後、図1
(c)に示す様に、下層側の配線層11と後に形成する
上層側の配線層18とを接続するための所定のパターン
の接続孔17をSi3N4 膜13に直ちに形成する。
がら説明する。本実施例でも、図1(a)(b)に示す
様に、膜厚が7nmのSi3 N4 膜13を全面に堆積さ
せるまでは、図2に示した一従来例と実質的に同様の工
程を実行する。しかし、本実施例では、その後、図1
(c)に示す様に、下層側の配線層11と後に形成する
上層側の配線層18とを接続するための所定のパターン
の接続孔17をSi3N4 膜13に直ちに形成する。
【0016】次に、図1(d)に示す様に、接続孔17
内の自然酸化膜12を希弗酸で除去する。この時、Si
3 N4 膜13の表面部にSiO2 膜14を未だ形成して
おらず、Si3 N4 膜13は希弗酸耐性に優れているの
で、SiO2 膜14やSi3N4 膜13の少なくとも一
部が接続孔17内の自然酸化膜12と同時に除去される
ことはない。その後、多結晶Si層、Si層または非晶
質Si層等であり膜厚が40nmである上層側の配線層
18を全面に堆積させる。
内の自然酸化膜12を希弗酸で除去する。この時、Si
3 N4 膜13の表面部にSiO2 膜14を未だ形成して
おらず、Si3 N4 膜13は希弗酸耐性に優れているの
で、SiO2 膜14やSi3N4 膜13の少なくとも一
部が接続孔17内の自然酸化膜12と同時に除去される
ことはない。その後、多結晶Si層、Si層または非晶
質Si層等であり膜厚が40nmである上層側の配線層
18を全面に堆積させる。
【0017】次に、接続孔17上の配線層18をレジス
ト(図示せず)等で覆い、このレジスト等をマスクにし
て、図1(e)に示す様に、配線層18を介してSi3
N4膜13の表面部に酸素19をイオン注入する。
ト(図示せず)等で覆い、このレジスト等をマスクにし
て、図1(e)に示す様に、配線層18を介してSi3
N4膜13の表面部に酸素19をイオン注入する。
【0018】酸素イオンO+ は10keVの加速エネル
ギの場合に約22nmの投影飛程を有しているので、膜
厚が40nmである配線層18を介してSi3 N4 膜1
3の表面部にのみ酸素19をイオン注入し、配線層1
8、11には酸素19を実質的にイオン注入しない様に
するために、酸素19の加速エネルギを20keVにす
る。
ギの場合に約22nmの投影飛程を有しているので、膜
厚が40nmである配線層18を介してSi3 N4 膜1
3の表面部にのみ酸素19をイオン注入し、配線層1
8、11には酸素19を実質的にイオン注入しない様に
するために、酸素19の加速エネルギを20keVにす
る。
【0019】また、酸素19のドーズ量が多過ぎると、
後の熱処理によって配線層18、11をも酸化してしま
うおそれがあるので、配線層18、11が実質的に酸化
されない程度のドーズ量で酸素19をイオン注入する。
その後、熱処理を行い、イオン注入した酸素19を活性
化させて、膜厚が2〜3nmのSiO2 膜14をSi3
N4 膜13の表面部に形成する。
後の熱処理によって配線層18、11をも酸化してしま
うおそれがあるので、配線層18、11が実質的に酸化
されない程度のドーズ量で酸素19をイオン注入する。
その後、熱処理を行い、イオン注入した酸素19を活性
化させて、膜厚が2〜3nmのSiO2 膜14をSi3
N4 膜13の表面部に形成する。
【0020】この結果、Si3 N4 膜13上にSiO2
膜14が積層されて成る積層膜であるON膜15が形成
される。また、配線層11上では、自然酸化膜12とO
N膜15とから成るONO膜16が形成される。その
後、配線層18を配線のパターンに加工し、更に従来公
知の工程を経て、本実施例を完成させる。
膜14が積層されて成る積層膜であるON膜15が形成
される。また、配線層11上では、自然酸化膜12とO
N膜15とから成るONO膜16が形成される。その
後、配線層18を配線のパターンに加工し、更に従来公
知の工程を経て、本実施例を完成させる。
【0021】
【発明の効果】本発明による半導体装置の製造方法で
は、接続孔内における下層側の配線層の表面から自然酸
化膜を除去しても、半導体窒化膜上から半導体酸化膜が
除去されることはなく、しかも、半導体酸化膜と上層側
の配線層との界面が清浄であるので、層間絶縁膜として
の積層膜の絶縁耐圧が高く、信頼性の高い半導体装置を
製造することができる。
は、接続孔内における下層側の配線層の表面から自然酸
化膜を除去しても、半導体窒化膜上から半導体酸化膜が
除去されることはなく、しかも、半導体酸化膜と上層側
の配線層との界面が清浄であるので、層間絶縁膜として
の積層膜の絶縁耐圧が高く、信頼性の高い半導体装置を
製造することができる。
【0022】また、積層膜を構成する半導体酸化膜の形
成と同時に上層側及び下層側の配線層にも酸化膜が形成
されるのを防止することができるので、積層膜をキャパ
シタ絶縁膜として兼用するキャパシタの容量が大きな半
導体装置を製造することもできる。また、製造工程の増
加が抑制されているので、製造コストの増大を抑制しつ
つ信頼性の高い半導体装置やキャパシタの容量が大きな
半導体装置を製造することができる。
成と同時に上層側及び下層側の配線層にも酸化膜が形成
されるのを防止することができるので、積層膜をキャパ
シタ絶縁膜として兼用するキャパシタの容量が大きな半
導体装置を製造することもできる。また、製造工程の増
加が抑制されているので、製造コストの増大を抑制しつ
つ信頼性の高い半導体装置やキャパシタの容量が大きな
半導体装置を製造することができる。
【図1】本発明の一実施例を工程順に示す側断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の一従来例を工程順に示す側断面図であ
る。
る。
11 配線層 12 自然酸化膜 13 Si3 N4 膜 14 SiO2 膜 15 ON膜 17 接続孔 18 配線層 19 酸素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 H01L 27/04 H01L 27/108 H01L 21/8242
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体窒化膜上に半導体酸化膜が積層さ
れて成る積層膜を有する半導体装置の製造方法におい
て、 前記積層膜の下層側の配線層を形成した後に、前記半導
体窒化膜を形成する工程と、 前記下層側の配線層に対する接続孔を前記半導体窒化膜
に形成する工程と、 前記接続孔内における前記下層側の配線層の表面から自
然酸化膜を除去する工程と、 前記除去の後に、前記積層膜の上層側の配線層を形成す
る工程と、 前記上層側の配線層を介して前記半導体窒化膜の表面部
に酸素をイオン注入する工程と、前記上層側の配線層が前記半導体窒化膜を覆っている状
態で、 前記イオン注入後に熱処理を行い、前記半導体窒
化膜の前記表面部を前記酸素で酸化することによって、
前記半導体酸化膜を形成する工程とを有することを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記半導体窒化膜がシリコン窒化膜であ
り、前記半導体酸化膜がシリコン酸化膜であることを特
徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記自然酸化膜の除去を希弗酸によって
行うことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15266594A JP3264352B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15266594A JP3264352B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07335836A JPH07335836A (ja) | 1995-12-22 |
JP3264352B2 true JP3264352B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=15545419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15266594A Expired - Fee Related JP3264352B2 (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3264352B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
CN101849445B (zh) | 2007-11-06 | 2012-11-21 | 三菱综合材料株式会社 | 陶瓷基板、陶瓷基板的制造方法和电源模块用基板的制造方法 |
JP5176627B2 (ja) * | 2008-03-19 | 2013-04-03 | 三菱マテリアル株式会社 | パワーモジュール用基板のセラミックス基板、パワーモジュール用基板のセラミックス基板の製造方法及びパワーモジュール用基板の製造方法 |
JP5422964B2 (ja) * | 2007-11-06 | 2014-02-19 | 三菱マテリアル株式会社 | セラミックス基板の製造方法及びパワーモジュール用基板の製造方法 |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP15266594A patent/JP3264352B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07335836A (ja) | 1995-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |