JP3264229B2 - クレモンロック装置 - Google Patents

クレモンロック装置

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JP3264229B2
JP3264229B2 JP25137897A JP25137897A JP3264229B2 JP 3264229 B2 JP3264229 B2 JP 3264229B2 JP 25137897 A JP25137897 A JP 25137897A JP 25137897 A JP25137897 A JP 25137897A JP 3264229 B2 JP3264229 B2 JP 3264229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、操作ハンドルの
回転により上下一対の錠止ロッドが同時に施錠位置また
は解錠位置に駆動されるクレモンロック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 実開平5−47272号公報に開示さ
れている従来のクレモンロック装置では、ケース本体に
支持させた操作ハンドルのハンドル軸と、扉を固定枠体
に錠止する上下一対の錠止ロッドとの間に連動リンク機
構を介在させており、該連動リンク機構は、ハンドル軸
に連結されたクランクと、ケース本体に摺動案内して嵌
められ、先端部に錠止ロッドが連結される上下一対のス
ライダーと、先端部を枢軸によって該スライダーの基端
部に枢着され、基端部を枢軸によって前記クランクの先
端部に枢着された中間リンクとで構成されている。
【0003】このクレモンロック装置では、操作ハンド
ルを正逆回転させるとスライダーが上下に直線移動し、
固定枠体側の受金の受孔に上下の錠止ロッドの先端部が
入り込むことによって扉を固定枠体に対して錠止するの
であるが、錠止ロッドの先端部にはカム斜面を設けてあ
り、該カム斜面を受金の受孔の縁面と摺接させることに
よって扉を固定枠体側に引き寄せ、固定枠体と扉間の密
封用パッキングを締め付けるようになっている。
【0004】しかしながら、高度の防水性能を要求され
る通信用シェルター等の分野ではパッキングの反発力が
強いため、この締め付けには相当大きな力を付加する必
要があり、従来のクレモンロック装置では力不足が指摘
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、必要十分に大きな締め付け力が確実に得られ、
扉の錠止と密封が操作性良く行えるとともに、施錠位置
にあるとき振動衝撃が作用しても錠止ロッドが解錠方向
に移動することがないクレモンロック装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のクレモンロック装
置では、扉1に固着されるケース本体2の中央部に操作
ハンドル3のハンドル軸4が挿入されるハブ5を回転可
能に支持し、固定枠体6側の受金7に係脱する錠止ロッ
ド8が連結されるスライダー9をケース本体2の上部と
下部に上下方向に摺動案内して設け、ハブ5の左下側と
右上側の部位において連動レバー10の基端部をケース
本体2に固定枢軸11によって枢着し、ハブ5の左右両
側の周縁部に駆動リンク12の基端部を第1可動枢軸1
3によって枢着し、駆動リンク12の先端部を連動レバ
ー10の中間部に第2可動枢軸14によって枢着し、連
動レバー10の先端部に受動リンク15の基端部を第3
可動枢軸16によって枢着し、受動リンク15の先端部
を第4可動枢軸17によってスライダー9の基端部に枢
着して、トグルジョイント機構を構成する。
【0007】ハンドル軸4と第4可動枢軸17をケース
本体2の縦方向中心線上に配置し、スライダー9が後退
位置にあるとき、第2可動枢軸14が該縦方向中心線を
第3可動枢軸16側に若干乗り越えた位置に来る一方、
スライダー9が前進位置にあるとき、第2可動枢軸14
が該縦方向中心線を固定枢軸11側に若干乗り越えた位
置に来るように、駆動リンク12と連動レバー10と受
動リンク15の長さ及び枢着位置を設定する。
【0008】このクレモンロック装置では、錠止ロッド
8の先端部が固定枠体側の受金7から脱出している解錠
状態においては、図7に示したように上下のスライダー
9は後退位置にあり、連動レバー10と駆動リンク12
と受動リンク15は近接状態に折り畳まれ、第1可動枢
軸13はハンドル軸4のほぼ真横位置に移動しており、
第2可動枢軸14はケース本体2の該縦方向中心線を第
3可動枢軸16側に若干乗り越えた位置に来ている。こ
の状態において操作ハンドル3を時計回り方向に回転さ
せると、駆動リンク12に押されて連動レバー10が固
定枢軸11を中心に時計回り方向に回転し、連動レバー
10に押されて受動リンク15がハブ5から遠ざかる方
向に移動し、スライダー9が前進させられる。このと
き、受動リンク15は第4可動枢軸17を中心として反
時計回り方向に回転する。
【0009】このようにしてスライダー9が前進駆動さ
れることによって錠止ロッド8が受金7の受孔に入り込
み、錠止ロッド8の先端部のカム斜面8aが該受孔の縁
面と摺接することによって、扉1が固定枠体6側に引き
付けられ、扉1と固定枠体6間に装着してあるパッキン
グが圧縮される。上記配置構成の駆動リンク12と連動
レバー10と受動リンク15はトグルジョイント機構を
構成しているので、操作ハンドルの回転モーメントは拡
大され、十分大きな駆動力が得られる。そのため、反発
力の大きいパッキングでも必要十分な量だけ締め付ける
ことができる。
【0010】このようにスライダー9が前進位置、すな
わち施錠位置にあるとき、第2可動枢軸14はケース本
体2の縦方向中心線を固定枢軸11側に若干乗り越えた
位置に来ており、いわゆる死点を越えているため、振動
衝撃が作用しても連動レバー10が反時計回り方向に逆
転して、無意図的に施錠が解除されることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、ケース本体
2は図4と図5に示したようにベース部材18と前蓋部
材19とカバー部材20とで構成されている。ベース部
材18と前蓋部材19は、ガイドローラ22とガイド支
軸23、ストッパー筒24とストッパー支軸25を組み
込んだ状態でビス21とビス26によって組み立てられ
ている。ハブ5の背面側には回転角度規制円盤27がビ
ス29によって固着されており、回転角度規制円盤27
の周縁部突起30はベース部材18の内底面の制止突起
28と接離して、ハンドル軸4の回転角度を一定範囲に
制限している。
【0012】積層組み立てされたベース部材18と前蓋
部材19は、ビス31によって扉1に締め付け固着さ
れ、前面側からカバー部材20がはめ込み固定される。
操作反動3の根元部の角孔に嵌め込まれたハンドル軸4
はビス32によって抜脱を阻止されている。操作ハンド
ル3の根元部はカバー部材20の中央部の透孔33に挿
入され、ナットリング34によってカバー部材20に締
め付け固定されている。錠止ロッド8は連結ピン35に
よってスライダー9に連結されており、連結ピン35の
抜脱は割りピン36によって阻止されている。錠止ロッ
ド8は扉1に固着されたガイド40によって案内されて
おり、扉1はクレモンロック装置の装着側とは反対側に
おいて蝶番41によって固定枠体6に連結されている。
【0013】
【発明の効果】 以上のように構成された本発明のクレ
モンロック装置では、ハブ5に枢着された駆動リンク1
2とスライダー9に枢着された受動リンク15とが、ケ
ース本体2に枢着された連動レバー10を介して接続さ
れ、これらが集まってトグルジョイント機構を構成して
いるため、反発力の強いパッキングでも必要十分な量だ
け圧縮できる大きな締め付け力を確実に得ることがで
き、高度の防水性能が要求される通信用シェルター等の
分野において高い信頼性で使用することができる。
た、スライダー9が前進位置にあるとき、第2可動枢軸
14が該縦方向中心線を固定枢軸11側に若干乗り越え
た位置に来るため、施錠状態において振動衝撃が作用し
てスライダー9を後退させようとする方向に外力が働い
ても、連動レバー10が反時計回り方向に逆転してスラ
イダー9が後退移動することがなく、無意図的に施錠が
解除されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るクレモンロック装置
を使用した通信用シェルターの概略的な斜視図であり、
扉は解錠状態にある。
【図2】 該クレモンロック装置の正面図である。
【図3】 該クレモンロック装置の左側面図である。
【図4】 該クレモンロック装置のカバー部材を取り外
した状態の分解斜視図である。
【図5】 該クレモンロック装置の更にベース部材と前
蓋部材を分解した状態の斜視図である。
【図6】 該クレモンロック装置の中央縦断面図であ
る。
【図7】 該クレモンロック装置のベース部材を露出さ
せたときの正面図であり、スライダーが後退位置にある
ときの状態を示している。
【図8】 該クレモンロック装置のベース部材を露出さ
せたときの正面図であり、スライダーが前進位置にある
ときの状態を示している。
【符号の説明】
1 扉 2 ケース本体 3 操作ハンドル 4 ハンドル軸 5 ハブ 6 固定枠体 7 受金 8 錠止ロッド 8a 錠止ロッドの先端部のカム斜面 9 スライダー 10 駆動レバー 11 固定枢軸 12 駆動リンク 13 第1可動枢軸 14 第2可動枢軸 15 受動リンク 16 第3可動枢軸 17 第4可動枢軸 18 ベース部材 19 前蓋部材 20 カバー部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に固着されるケース本体2の中央部
    に操作ハンドル3のハンドル軸4が挿入されるハブ5を
    回転可能に支持し、固定枠体6側の受金7に係脱する錠
    止ロッド8が連結されるスライダー9をケース本体2の
    上部と下部に上下方向に摺動案内して設け、ハブ5の左
    下側と右上側の部位において連動レバー10の基端部を
    ケース本体2に固定枢軸11によって枢着し、ハブ5の
    左右両側の周縁部に駆動リンク12の基端部を第1可動
    枢軸13によって枢着し、駆動リンク12の先端部を連
    動レバー10の中間部に第2可動枢軸14によって枢着
    し、連動レバー10の先端部に受動リンク15の基端部
    を第3可動枢軸16によって枢着し、受動リンク15の
    先端部を第4可動枢軸17によってスライダー9の基端
    部に枢着してトグルジョイント機構を構成し、ハンドル
    軸4と第4可動枢軸17をケース本体2の縦方向中心線
    上に配置し、スライダー9が後退位置にあるとき、第2
    可動枢軸14が該縦方向中心線を第3可動枢軸16側に
    若干乗り越えた位置に来る一方、スライダー9が前進位
    置にあるとき、第2可動枢軸14が該縦方向中心線を固
    定枢軸11側に若干乗り越えた位置に来るように、駆動
    リンク12と連動レバー10と受動リンク15の長さ及
    び枢着位置を設定したクレモンロック装置。
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