JP3262022B2 - 燃料集合体 - Google Patents
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Description
燃料集合体に係り、特に高燃焼度化を図るのに好適な燃
料集合体に関する。
ネルギーを増大させることによって燃料経済性を改善す
る、いわゆる高燃焼度化炉心の開発が進んでいる。近年
の原子炉用燃料集合体は、その上下端部に天然ウランブ
ランケットを有している。この天然ウランブランケット
は、以下に示す効果により燃料経済性を高めることが可
能である。
下方向への中性子の漏れを抑えることができるため、中
性子経済性が向上する。
可燃性毒物が含まれていないため、端部での可燃性毒物
の燃え残りがなく中性子経済性が向上する。
有効長のうち上端部1/12,下端部1/24を天然ウ
ランブランケットとした構成が記載されている。また、
燃料集合体中に含まれる核分裂性物質量が一定の条件下
で、天然ウランブランケットを用いた場合と天然ウラン
ブランケットを用いない場合とを比較すると、天然ウラ
ンブランケットを上下端部に配置することにより、約7
%の燃料経済性向上効果があることが同公報に記載され
ている。
度化を目指すに際して、従来の天然ウランブランケット
は、次に挙げるような問題点を有する。
部に配置すると、炉心上下端部出力が低下し、炉心中央
部の軸方向出力ピーキングが増加する。高燃焼度化燃料
の熱的余裕を確保するうえで、天然ウランブランケット
の使用は不利である。
合体平均濃縮度を上げる必要があるが、使用できるペレ
ット濃縮度に上限値がある現在、天然ウランブランケッ
ト領域を設けると燃料集合体平均濃縮度が下がり、高燃
焼度化が難しくなる。
を有する従来の燃料集合体に比べて、燃料経済性をほぼ
維持しつつ、取出燃焼度の増大及び熱的余裕の改善を実
現可能な燃料集合体を提供することにある。
に、本発明は、核分裂性物質を含み可燃性毒物を含まな
い複数の第1燃料棒と、核分裂性物質及び可燃性毒物を
含む複数の第2燃料棒とを有する燃料集合体において、
前記燃料集合体は可燃性毒物を含まない領域を燃料有効
部の上端または下端の少なくとも一方に有し、該可燃性
毒物を含まない領域の横断面平均核分裂性物質濃度が
3.0wt% 以下であり、前記可燃性毒物を含まない領
域のうち、上端または下端の少なくとも一方の領域の横
断面平均核分裂性物質濃度が1.4wt% 以上であり、
em を可燃性毒物を含む領域の平均核分裂性物質濃度、
eb を可燃性毒物を含まない領域の平均核分裂性物質濃
度、en を天然ウランの平均核分裂性物質濃度とすると
き、燃料有効部内に占める可燃性毒物を含まない領域の
軸方向長さの割合Lが、 L<(em−en)/(12(em−eb)) の関係を満たすように構成する。
2に示すような燃料集合体の持つ課題を解決するため、
発明者らは図3に示すような燃料集合体を想定して上端
部又は下端部構造を見直し、これらの領域に可燃性毒物
を含まない濃縮ウラン燃料を使用するケースについて定
量的に検討した。その結果、以下の知見が得られた。 (1)熱的余裕は可燃性毒物を含まない領域である上下端
部の平均ウラン濃縮度を高めるにつれて向上する。図4
に示すように、軸方向出力ピーキングは、上下端部の平
均ウラン濃縮度が0.7wt% から2.0wt% になる
まで大きく減少し、上下端部の平均ウラン濃縮度をそれ
以上増加させても大きな変化は見られない。
域である上下端部の平均ウラン濃縮度を高めるにつれて
減少傾向を示す。しかし、燃料集合体平均ウラン濃縮度
が4.0wt% 程度の場合、図5に示すように、可燃性
毒物を含まない領域の平均ウラン濃縮度が2.0wt%
程度であれば反応度損失は比較的小さい。
するため、燃料集合体の各横断面の冷温時中性子無限増
倍率は1.3 を上限に定められている。水対燃料体積比
が3程度の場合について、横断面平均濃縮度と無限増倍
率の関係を検討した結果、図6に示すように、横断面平
均濃縮度が3wt% 以下であれば未臨界度を確保でき
ることがわかった。
られている2つの知見 (4)可燃性毒物を含まない領域に可燃性毒物を添加する
と反応度損失が生じる。 (5)燃料集合体平均濃縮度を増加させると取出燃焼度が
増加する。
焼度化に有効であることを見出した。即ち、本発明の燃
料集合体を採用することにより、従来の燃料集合体に比
べて以下の5つの効果が得られる。
部又は下端部の平均濃縮度を天然ウランの平均濃縮度よ
り高くすることにより、軸方向出力ピーキングを減少し
て熱的余裕を改善することができる。特に、上端部又は
下端部に対する平均濃縮度の下限値として1.4wt%
を適用すると、軸方向出力ピーキングの改善効果が大き
くなることが図4から読み取れる。
ウランの平均濃縮度より高くすると、反応度利得は減少
傾向にあるが、横断面平均濃縮度が3wt%以下の範囲
においてはその損失は比較的小さい。
平均濃縮度を3wt%以下とすることで、本発明の燃料
集合体の貯蔵中の未臨界度は確保される。
しているため、この領域において可燃性毒物による反応
度損失がない。
る可燃性毒物を含まない領域の長さの割合Lを数5の範
囲内に設定することにより、本発明の燃料集合体の平均
核分裂性物質濃度が従来の燃料集合体の平均核分裂性物
質濃度より大きくなるので、取出燃焼度を増大させるこ
とができる。
性物質濃度は、次式で表される。
上下端部の天然ウランブランケットの平均核分裂性物質
濃度(=0.711wt% )である。
燃性毒物を含まない領域の平均核分裂性物質濃度eb 及
び燃料有効長に占める長さの割合Lは、次式で表され
る。
領域の平均核分裂性物質濃度である。
裂性物質濃度は、次式となる。
図2の従来の燃料集合体の平均濃縮度より大きくなる条
件は、次式となる。
次式が得られる。
7〜図15を用いて説明する。
第1実施例として、燃料棒を9行9列に配置した燃料集
合体に本発明を適用した燃料集合体の水平(横)断面図
及び各燃料棒のウラン濃縮度とガドリニアの分布図であ
る。10はガドリニアを含まない長尺の燃料棒、20は
ガドリニアを含まない短尺燃料棒P、30はガドリニア
入り燃料棒G1及びG2、40は水ロッドW、50はチ
ャンネルボックスをそれぞれ表している。また、図1の
下側の燃料棒内に付記されている数字はウラン濃縮度で
ある。最外周に燃料有効長の11/24の長さの4本の
短尺燃料棒を配置し、中央部には太径の2本の水ロッド
を配置してある。また、ガドリニア入り燃料棒の本数は
16本である。
ケットを使用した燃料集合体とは異なり、上端から燃料
有効長の1/24の領域に本発明を適用している。即
ち、上下端の1/24領域に可燃性毒物であるガドリニ
アを含まず、上端部の横断面平均濃縮度は2.10wt
%、下端部の横断面平均濃縮度は0.71wt%であ
り、いずれも3wt% 以下である。また、上端部の横
断面平均濃縮度は0.72wt%より大きい。中央部のガ
ドリニアを含む領域の平均濃縮度em は4.48wt
%、ガドリニアを含まない領域の平均濃縮度eb は1.
4wt% であり、燃料有効長に占めるガドリニアを含
まない領域の長さの割合Lは2/24=0.08 で、L
0 =0.10より小さい。
る最外周に高濃縮度ペレット(1〜4)を、他の部分に
天然ウランペレットを使用して本発明の断面構造を実現
している。本実施例による効果を解析により調べた結
果、図7の従来の燃料集合体と比べて、上端部出力が増
大することによる軸方向出力ピーキングの改善効果が約
1.5% 、燃料集合体平均濃縮度が高まることによる燃
料集合体の取出燃焼度の増大が約0.7GWd/t であ
ることが判った。
の燃料集合体に対する第2実施例である。先程の実施例
と同様に、本発明の要件について考える。上下端の1/
24領域に可燃性毒物であるガドリニアを含まず、上端
部の横断面平均濃縮度は2.27wt% 、下端部の横断
面平均濃縮度は0.71wt% であり、いずれも3wt
%以下である。また、上端部の横断面平均濃縮度は0.
72wt% より大きい。中央部のガドリニアを含む領
域の平均濃縮度em は4.48wt% 、ガドリニアを含
まない領域の平均濃縮度eb は1.5wt% であり、燃
料有効長に占めるガドリニアを含まない領域の長さの割
合Lは2/24=0.08で、L0 =0.11より小さ
い。よって、この実施例は全ての要件を満たしている。
していたのに対し、本実施例ではその逆の構造、すなわ
ち最外周付近に低濃縮燃料(1〜4)を用いて本発明の
構造を実現している点が図1との相違点である。この断
面構造は、水ギャップ近傍の熱中性子の多い領域に低濃
縮燃料を配しているため反応度損失は大きくなるが、燃
料集合体の水平方向の出力分布は図1に比べて平坦化さ
れるので、上端から燃料有効長の1/24の領域の横断
面における局所出力ピーキングを図1に比べて低減する
ことが可能である。
例の効果として、上端部出力が低下することによる軸方
向出力ピーキングの増大、上端部横断面の水平方向出力
の平坦化による局所出力ピーキングの低下、反応度損失
の増大による燃料経済性の低下が得られる。また、図7
に示した従来型の燃料集合体に比べれば、軸方向出力ピ
ーキングを約1.0%改善、取出燃焼度を約0.6GWd
/t増大することができる。
棒を9行9列に配置した燃料集合体に適用した第3実施
例である。最外周から1層内側に燃料有効長の14/2
4の長さの8本の短尺燃料棒Pを配置し、中央部には太
径の2本の水ロッドWを配置してある。また、ガドリニ
ア入り燃料棒G1及びG2の本数は16本である。先程
の実施例とはガドリニア入り燃料棒の配置、短尺燃料棒
の配置及び軸方向長さなど、構成が大きく異なってい
る。この燃料集合体の平均濃縮度は約3.94wt% で
ある。この燃料集合体は以下に示すように本発明の要件
を満たしている。即ち、上下端の1/24領域に可燃性
毒物であるガドリニアを含まず、上端部の横断面平均濃
縮度は2.00wt%、下端部の横断面平均濃縮度は0.
71wt%であり、いずれも3wt% 以下である。ま
た、上端部の横断面平均濃縮度は0.72wt%より大
きい。中央部のガドリニアを含む領域の平均濃縮度em
は4.15wt%、ガドリニアを含まない領域の平均濃
縮度ebは1.36wt%であり、燃料有効長に占めるガ
ドリニアを含まない領域の長さの割合Lは2/24=
0.08 で、L0=0.10 より小さい。
2.0wt% の燃料を天然ウランブランケットに置き換
えた従来の燃料集合体と比較すると、上端部出力上昇に
よる軸方向出力ピーキングの低減効果が約1.5% 、燃
料集合体平均濃縮度の増加による取出燃焼度の増大が約
0.7GWd/t であることが解析により求まった。即
ち、先程の2つの実施例のように天然ウランペレットと
高濃縮度ペレットを混在させることによって本発明の構
造を実現することも、図9のように、上端部又は下端部
の横断面を一様な濃縮度ペレットで構成することによっ
て本発明の構造を実現することも可能である。
行9列の燃料棒配列を有し、方形の水ロッドを備えた燃
料集合体に適用した第4実施例である。短尺燃料棒は使
用していない。ガドリニア入り燃料棒G1及びG2は1
6本配置されており、うち8本のG1は軸方向にガドリ
ニア濃縮度分布を有している。この燃料集合体は以下に
示すように本発明の要件を満たしている。即ち、上下端
の1/24領域に可燃性毒物であるガドリニアを含ま
ず、上端部の横断面平均濃縮度は0.71wt% 、下端
部の横断面平均濃縮度は2.27wt% であり、いずれ
も3wt%以下である。また、下端部の横断面平均濃縮
度は0.72wt% より大きい。中央部のガドリニアを
含む領域の平均濃縮度em は4.37wt% 、ガドリニ
アを含まない領域の平均濃縮度eb は1.49wt% で
あり、燃料有効長に占めるガドリニアを含まない領域の
長さの割合Lは2/24=0.08 で、L0=0.11よ
り小さい。
採用している。沸騰水型原子炉は軸方向のボイド分布と
出力分布が互いに関係しているため、一般に水の密度の
大きい炉心下部の出力は上部の出力より大きくなる。そ
のため、下端部に本発明を適用した本実施例では軸方向
出力ピーキングの平坦化効果は上端部に適用したときに
比べて小さくなる。しかし、図11に示す従来の燃料集
合体に比べれば、軸方向出力ピーキングの低減(約1.
0%)、取出燃焼度の増大(約0.6GWd/t)が得ら
れるので、燃料集合体平均濃縮度を高めて取出燃焼度を
高めたいときには、本実施例のように下端部に本発明の
構造を採用することも可能である。
燃料棒を10行10列に配置した燃料集合体に採用した
第5実施例である。燃料集合体中央部に太径の水ロッド
Wを2本使用しており、ガドリニア入り燃料棒G1及び
G2は16本、短尺燃料棒Pは燃料有効長の14/24
の長さのものが14本配置されている。図12の燃料集
合体平均濃縮度は約4.23wt% である。
本発明の要件を満たしている。即ち、上端の2/24領
域と下端の1/24領域に可燃性毒物であるガドリニア
を含まず、上端部及び下端部の横断面平均濃縮度は双方
ともに2.38wt% であり、いずれも3wt%以下で
ある。また、上端部及び下端部の横断面平均濃縮度が
0.72wt% より大きい。中央部のガドリニアを含む
領域の平均濃縮度em は4.55wt% 、ガドリニアを
含まない領域の平均濃縮度ebは2.38wt%であり、
燃料有効長に占めるガドリニアを含まない領域の長さの
割合Lは3/24=0.125で、L0 =0.15より小
さい。
燃料集合体であっても、図13に示す従来型の燃料集合
体に比べて、端部出力の上昇及び燃料集合体の平均濃縮
度の増加が起こるため、9行9列の燃料棒配列を持つ燃
料集合体と同様の作用により本発明の効果が得られる。
本実施例では、上端から2/24及び下端から1/24
の領域に本発明を採用することにより、上端部及び下端
部の反応度を同時に向上させて軸方向出力分布を大きく
平坦化すると同時に、燃料集合体の平均濃縮度の上昇に
より取出燃焼度を大きく改善することが可能である。具
体的には、軸方向出力ピーキングにして約2.0wt%
の低減、取出燃焼度にして約1.4GWd/tの増大とな
る。
形の水ロッド1本を有する10行10列の燃料棒配列の
燃料集合体に適用した第6実施例である。ガドリニア入
り燃料棒G1及びG2は16本、短尺燃料棒Pは燃料有
効長の14/24の長さのものが12本配置されてい
る。この実施例では、燃料集合体の上下端に対して天然
ウランブランケットの替わりに劣化ウランを使用してい
るのが特徴である。燃料集合体の平均濃縮度は4.29
wt% である。
の要件を満たしている。即ち、上下端の1/24領域に
可燃性毒物であるガドリニアを含まず、上端部の横断面
平均濃縮度は2.08wt%、下端部の横断面平均濃縮
度は0.20wt%であり、いずれも3wt%以下であ
る。また、上端部の横断面平均濃縮度は0.72wt%
より大きい。中央部のガドリニアを含む領域の平均濃縮
度em は4.55wt%、ガドリニアを含まない領域の
平均濃縮度eb は1.14wt% であり、燃料有効長に
占めるガドリニアを含まない領域の長さの割合Lは2/
24=0.08 で、L0=0.09より小さい。
力が小さく、軸方向の出力ピーキングは天然ウランを用
いた場合に比べて厳しくなるが、本実施例の横断面は平
均濃縮度として0.72wt% を超えるものとなるた
め、図15に示す天然ウランブランケットを採用した燃
料集合体と比べても軸方向出力ピーキングは改善され
る。この結果、軸方向出力ピーキングが約1%、取出燃
焼度が約0.8GWd/t改善される。
に、本発明は、燃料集合体中の燃料棒の配列や水ロッド
の形状など燃料集合体の水平断面(横断面)構造によら
ず、軸方向のガドリニア分布や濃縮度分布、及び燃料集
合体平均濃縮度にその本質があることがわかる。
べて、燃料経済性をほぼ維持しつつ、軸方向出力ピーキ
ングを低減し且つ取出燃焼度を増大させることが可能で
ある。
と軸方向出力ピーキングの関係図。
と増倍率利得の関係図。
と中性子無限増倍率の関係図。
り燃料棒、40…水ロッド、50…チャンネルボック
ス。
Claims (5)
- 【請求項1】核分裂性物質を含み可燃性毒物を含まない
複数の第1燃料棒と、核分裂性物質及び可燃性毒物を含
む複数の第2燃料棒とを有する燃料集合体において、 前記燃料集合体は可燃性毒物を含まない領域を燃料有効
部の上端または下端の少なくとも一方に有し、該可燃性
毒物を含まない領域の横断面平均核分裂性物質濃度が
3.0wt% 以下であり、 前記可燃性毒物を含まない領域のうち、上端または下端
の少なくとも一方の領域の横断面平均核分裂性物質濃度
が1.4wt% 以上であり、 em を可燃性毒物を含む領域の平均核分裂性物質濃度、
eb を可燃性毒物を含まない領域の平均核分裂性物質濃
度、en を天然ウランの平均核分裂性物質濃度とすると
き、燃料有効部内に占める可燃性毒物を含まない領域の
軸方向長さの割合Lが、 L<(em−en)/(12(em−eb)) の関係を満たすことを特徴とする燃料集合体。 - 【請求項2】前記燃料集合体の平均核分裂性物質濃度が
4.0wt% 以上であることを特徴とする請求項1記載
の燃料集合体。 - 【請求項3】前記燃料棒が9行9列以上の正方格子状に
配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の燃料集合体。 - 【請求項4】前記可燃性毒物を含まない領域には、天然
ウランペレットが含まれていることを特徴とする請求項
3に記載の燃料集合体。 - 【請求項5】前記可燃性毒物を含まない全ての領域の横
断面平均核分裂性物質濃度が等しいことを特徴とする請
求項3または請求項4記載の燃料集合体。
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JP13319797A JP3262022B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 燃料集合体 |
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- 1997-05-23 JP JP13319797A patent/JP3262022B2/ja not_active Expired - Fee Related
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