JP3259701B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3259701B2 JP36819398A JP36819398A JP3259701B2 JP 3259701 B2 JP3259701 B2 JP 3259701B2 JP 36819398 A JP36819398 A JP 36819398A JP 36819398 A JP36819398 A JP 36819398A JP 3259701 B2 JP3259701 B2 JP 3259701B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シンクロナスD
RAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)な
どの半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロナスDRAMなどの半導体記憶
装置では、データの最小単位である1ビットを記憶する
メモリセルがマトリックス状に配列されており、外部か
ら与えられるアドレス信号に基づいてワード線を活性化
した後にビット線を選択することにより、選択されたビ
ット線を介してメモリセルに対するデータの書き込みや
読み出しが行われている。
【0003】以下、ビット線の選択に着目して、従来の
半導体記憶装置の構成を説明する。後述する図2に示す
ように、メモリセルMCが配列されたメモリセルアレイ
上には行方向に複数のワード線WLが配線され、列方向
には複数のビット線BLが配線されている。各ワード線
WLには、隣り合うビット線BLのメモリセルが同時に
選択されないように、奇数番目または偶数番目の何れか
の列に属するメモリセルのみが接続されている。
【0004】また、隣り合う2本のビット線BL(例え
ばビット線BL0とBL1)に対して1つのセンスアン
プSA(例えばセンスアンプSA0)が設けられてい
る。このセンスアンプSAは、フリップフロップを主体
として構成されたラッチ型のセンスアンプであり、所定
のタイミングで活性化されてメモリセルMCからビット
線BLに現れる微弱なデータ信号をセンス(ラッチ)し
て増幅する。
【0005】各ビット線BLは、列選択用トランジスタ
T(T01〜T32)を介してデータ線DB(DBa,
DBb)に接続される。各列選択用トランジスタTは、
センスアンプSAが接続された1対のビット線BLを単
位として、各ビット線がデータ線DBに接続されるよう
に列選択信号YS(YS01〜YS04)により導通制
御される。
【0006】データ線DBは、データアンプ410に接
続され、このデータ線上に現れたメモリセルMCからの
データ信号が増幅される。この図に示す例では、1つの
データアンプ410に対し、ビット線BL0〜BL7を
繰り返し単位として合計512本のビット線が設けられ
ている。
【0007】図11に、外部から入力された列アドレス
信号をデコードして上述の列選択信号YSを生成するた
めの従来のデコーダ回路の一例を示す。同図において、
列プリデコーダ321A〜323Aは、図示しないアド
レスバッファ回路を介して外部から入力された列アドレ
ス信号YA0〜YA8をプリデコードするものであり、
バッファリング信号φ0により活性化されて動作する。
【0008】列デコーダ330Aは、各列プリデコーダ
からの信号をデコードして上述の列選択用トランジスタ
Tの導通状態を制御するための列選択信号YS01〜Y
S04を生成するものであり、合計64個の列デコーダ
330Aが存在する。また、各列デコーダ330Aは、
列プリデコーダ321Aからの信号に応じて列選択用信
号YS01〜YS04の何れかを特定するように構成さ
れ、列プリデコーダ322Aおよび323Aからの信号
に応じて64個の列デコーダのうちの1個のみが活性化
される。
【0009】つまり、図11に示すデコーダ回路が出力
する列選択信号の信号数は256となり、外部からの列
アドレス信号に応じてその中の1つの列選択信号のみが
活性化される。図11に示すデコーダ回路は2セット準
備され、アドレス信号YA8により何れかのセットが選
択される。したがって、最終的には512あるうちの1
つが選択される。
【0010】上述の半導体記憶装置によれば、列デコー
ダ330Aから出力される列選択信号YS(YS01〜
YS04)は、列プリデコーダ321A〜323Aに入
力される列アドレス信号に同期して遷移し、上述の列選
択用トランジスタTの導通状態を制御して1対のビット
線を選択する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、上述
の従来の半導体記憶装置では、配線負荷に起因した列ア
ドレス信号間のタイミング上のずれを最小限に抑えるた
め、各アドレスバッファ回路をチップ上に集中配置し、
各アドレスバッファ回路と列プリデコーダ回路との間の
配線長を揃えている。また、メモリの大容量化に伴い、
配線領域を最小限に抑える必要上、各アドレスバッファ
回路の列アドレス信号用の配線は、互いに隣接して群を
なすように形成されている。
【0012】このように列アドレス信号用の配線を隣接
させると、配線間にカップリング容量が形成され、この
カップリング容量を介して配線間にクロストークが生じ
る。このため、列プリデコーダ回路に入力される各列ア
ドレス信号間にタイミング上のずれが生じる結果、列デ
コーダ回路が出力する列選択信号間にもタイミング上の
ずれが生じ、ビット線が多重選択される場合が生じる。
【0013】ここで、配線間のカップリング容量に起因
して列アドレス信号間にタイミング上のずれが生じるメ
カニズムについて、隣接する2本の配線に着目して具体
的に説明する。いま、隣接する2本の配線上の列アドレ
ス信号のレベルが同一方向(共にLレベルからHレベ
ル、または共にHレベルからLレベル)に遷移するもの
とした場合、この配線間に形成されたカップリング容量
の両端子間の電位差はほぼ一定に保たれ、列アドレス信
号が遷移することによりこのカップリング容量が充放電
されることはほとんどない。したがって、この場合、カ
ップリング容量は顕在化せず、配線上の列アドレス信号
はカップリング容量の影響を受けることなく高速に伝送
される。
【0014】ところが、隣接する2本の配線上の列アド
レス信号が互いに逆方向に遷移する場合や、一方の配線
上の信号のみが遷移する場合には、配線間のカップリン
グ容量が充放電され、このカップリング容量が顕在化す
る。したがってこの場合、配線上の列アドレス信号はカ
ップリング容量の影響を受け、図12(上段の波形)に
例示するように、各列アドレス信号間にタイミング上の
ずれが生じる。この結果、図12(下段の波形)に例示
するように、列アドレス信号に同期して遷移する列プリ
デコーダ回路の各出力信号(列選択信号)にもタイミン
グ上のずれが生じる。
【0015】なお、図12の上段に示す例では、波形Y
FDおよびYFUが、例えば列アドレス信号YA0〜Y
A8のうち、最も伝搬速度の速いものの立ち上がり波形
および立ち下がり信号波形を表し、波形YLUおよびY
LDが、最も伝搬速度の遅いものの信号波形を表わす。
また、図12の下段に示す波形PFDおよびPFUは、
上段に示す波形YFDおよびYFUに対応する列プリデ
コーダ回路の出力波形であり、下段に示す波形PLUお
よびPLDは、上段に示す波形YLUおよびYLDに対
応する列プリデコーダ回路の出力波形である。
【0016】この図12に示す例の場合、列プリデコー
ダ回路から出力される各信号が波形PFUと波形PLD
に沿って遷移するとき、瞬時的に複数の列選択信号が活
性状態となり、ビット線が多重選択される。また、列プ
リデコーダ回路から出力される各列選択信号が波形PF
Dと波形PLUに沿って遷移するとき、複数の列選択信
号が同時に活性状態となることがなく、ビット線が多重
選択されることはない。
【0017】また、レイアウトの制約上、アドレスバッ
ファ回路を分散配置せざるを得ない場合がある。この場
合、各アドレス信号の配線も分散されるため、アドレス
バッファ回路から列プリデコーダ回路までの配線長が必
ずしも同等とならず、各配線上の負荷が異なったものと
なる。
【0018】このため、各アドレスバッファ回路が同一
のクロックタイミングで外部からアドレス信号を取り込
んだとしても、列プリデコーダ回路に入力される列アド
レス信号のタイミングにずれが生じ、この結果、この列
プリデコーダ回路から出力される列選択信号にタイミン
グ上のずれが生じることとなる。
【0019】このように列選択信号にタイミング上のず
れが生じるとビット線が多重選択され、次のような問題
が生じる。第1の問題として、ライトリカバリ特性が悪
化する。すなわち、図2において、例えばビット線BL
0,BL1からビット線BL2,BL3に選択対象を切
り替える場合、それまで活性化されていた列選択信号Y
S01を非活性化すると共に列選択信号YS02を活性
化する。
【0020】このとき、例えば列選択信号YS01が図
12の下段に示す波形PLDに沿って遷移し、列選択信
号YS02が同図に示す波形PFUに沿って遷移する
と、列選択信号YS01および列選択信号YS02が共
にHレベルとなって活性化される期間が発生する。この
結果、列選択用トランジスタT01,T02およびT1
1,T12が同時に導通する期間が生じる。この場合、
センスアンプSA1から出力されるデータ信号は、セン
スアンプSA0が出力するデータ信号による干渉を受
け、データの読み出し動作が阻害される。特にデータの
書き込みを行った後のサイクルで読み出しを行う場合に
上述のデータの干渉が顕著となり、ライトリカバリ特性
が悪化する。
【0021】第2の問題として、データ線のプリチャー
ジが不十分となり、データアンプの動作マージンが悪く
なる。すなわち、通常、ビット線BLを切り替えてデー
タ線DB上に別のメモリセルからのデータ信号を出力す
る場合、このデータ線DBに残留するそれまでのデータ
信号を消去するためにデータ線のプリチャージが行われ
る。
【0022】このとき、上述のように列選択用トランジ
スタT(例えばT01,T02)が導通状態となってい
て、ビット線BLがデータ線DBに接続されていると、
比較的大きな駆動能力を有するセンスアンプSA(例え
ばセンスアンプSA1)がプリチャージ中のデータ線D
Bを駆動することとなる。このため、データ線のプリチ
ャージが不十分となり、データアンプの動作マージンが
低下する。仮に、このプリチャージ期間中に各センスア
ンプSAを非活性化してデータ線を駆動しないようにし
たとしても、データ線にはビット線の負荷が接続された
状態となり、データ線のプリチャージに時間を要するこ
ととなる。
【0023】第3の問題として、データの読み出し時間
(アクセスタイム)にバラツキが生じる。すなわち、図
2において、データアンプ410は、所定のタイミング
で活性化されてデータ線DBに現れたデータ信号を増幅
し、これを後段の回路に出力する。このとき、データア
ンプ410を活性化させるタイミングは、データ線DB
上のデータ信号が所定の振幅となったときにデータアン
プ410が動作するように設定される。
【0024】しかしながら、上述のように、列選択信号
YSのタイミングにずれが生じると、各ビット線BLか
らデータ線上に現れるデータ信号の伝達時間にずれが生
じる。この結果、データ線上のデータ信号の振幅にバラ
ツキが生じ、データの読み出し時間にバラツキが生じる
こととなる。
【0025】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、ビット線の切替動作に伴ってビット線が多重選択
されることがなく、このビット線の多重選択に起因した
電気的特性の劣化を招くことのない半導体記憶装置を提
供することを目的とする。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は以下の構成を有する。すなわち、この発
明にかかる半導体記憶装置は、メモリセルをマトリック
ス状に配列してなるメモリセルアレイを有し、外部クロ
ック信号に同期して外部から行アドレス信号および列ア
ドレス信号を取り込み、この行アドレス信号および列ア
ドレス信号で特定される前記メモリセルアレイ上のメモ
リセルを選択して、当該メモリセルに対してデータの書
き込みおよび読み出しを行う半導体記憶装置であって、
前記メモリセルアレイ上の各列線と所定のデータ線との
間に列線選択用トランジスタを有し、外部から前記列ア
ドレス信号を取り込む際に所定の期間にわたって前記列
線選択用トランジスタを非導通状態に制御する列選択回
路を備え、前記列選択回路は、前記外部クロック信号の
所定方向のエッジを検出して所定のパルス幅を有するパ
ルス信号を生成するパルス生成回路と、前記外部クロッ
ク信号に同期して外部から前記列アドレス信号を取り込
み、この列アドレス信号を所定の論理レベルを有する内
部信号に変換する列アドレスバッファ回路と、前記アド
レスバッファ回路からの信号の組み合わせを入力して択
一的に活性化される列プリデコード信号を出力する列プ
リデコーダ回路と、前記列プリデコード信号に応じて前
記列線選択用トランジスタを選択的に導通させる列デコ
ーダ回路と、を備え、前記列プリデコーダ回路は、前記
列アドレスバッファ回路が外部から列アドレス信号を取
り込むに際し、前記列プリデコーダ回路が出力していた
前記列プリデコード信号の信号状態を保持し、前記パル
ス生成回路からのパルス信号および前記アドレスバッフ
ァ回路群からの信号を入力する複数のゲート回路を有
し、前記複数のゲート回路のそれぞれは、前記パルス生
成回路からのパルス信号に基づき当該ゲート回路の出力
信号をラッチするラッチ回路と、前記パルス生成回路と
前記パルス信号が与えられるべき当該ゲート回路の入力
部との間に設けられ、前記ラッチ回路の出力信号に基づ
き導通状態が制御されて前記パルス信号を転送するトラ
ンジスタと、前記トランジスタを介して前記パルス信号
が与えられる当該ゲート回路の入力部と所定の電源との
間に設けられた負荷回路とを有し、前記信号状態および
前記パルス信号に基づき前記所定の期間にわたって前記
列プリ デコード信号のうち特定の信号状態を示す信号を
選択的に非活性状態に固定することを特徴とする。
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【発明の実施の形態】以下、シンクロナスDRAMを例
として、図面を参照しながらこの発明の形態の形態を説
明する。なお、各図において共通する要素には同一符号
を付す。
【0039】実施の形態1.図1に、この発明の実施の
形態1にかかるシンクロナスDRAM(半導体記憶装
置)の概略構成を示す。同図において、メモリセルMC
は、データの最小単位である1ビットを記憶するもので
あり、記憶するデータの内容に応じた電荷を蓄積するキ
ャパシタと、この電荷をビット線に転送するためのMO
Sトランジスタとから構成される。
【0040】複数のメモリセルMCは、マトリックス状
に配列されてメモリセルアレイ10を構成する。メモリ
セルアレイ10上のメモリセルMCは、ワード線WLに
より行単位で選択されてビット線BLと電気的に接続さ
れ、このビット線を介してデータの書き込みおよび読み
出しが行われる。また、後述する図2に示すように、各
ビット線BLは、外部からの列アドレス信号に基づいて
導通制御される列選択用トランジスタT(T01〜T3
2)を介してデータ線DB(DBa,DBb)に接続さ
れている。
【0041】説明を図1に戻す。行アドレスバッファ回
路200は、後述の外部クロック信号CLKに同期し
て、外部からのアドレス信号ADiのうち、ワード線W
Lを活性化するための行アドレス信号を取り込み、これ
を内部の信号レベルに変換するためのものである。この
行アドレスバッファ回路200は、行アドレス信号の各
ビット毎に設けられる。
【0042】行デコーダ回路210は、行アドレスバッ
ファ回路200により取り込まれた行アドレス信号をデ
コードして、メモリセルアレイ10上のワード線WLを
択一的に活性化するものである。図示しないが、必要に
応じて行アドレスバッファ回路200からの信号はプリ
デコードされて行デコーダ回路210に入力される。
【0043】列アドレスバッファ回路300は、後述の
外部クロック信号CLKに同期して外部からのアドレス
信号ADiのうち、ビット線を選択するための列アドレ
ス信号を取り込み、これを内部回路に適合する信号レベ
ルに変換するものである。列アドレスカウンタ回路31
0は、外部から与えられる列アドレス信号を先頭アドレ
スとしてバースト長分の連続した列アドレス内部信号Y
Aを生成するものである。
【0044】列プリデコーダ回路320は、この発明の
特徴部に係る回路部分であり、アドレスカウンタ回路3
10からの列アドレス信号をプリデコードして、列アド
レス領域のn分の1(n:偶数)を選択する列アドレス
プリデコード信号YPを生成するものである。この詳細
な構成については後述する。列デコーダ回路330は、
列プリデコーダ回路320からの信号をデコードして列
選択信号YSを上述の列選択用トランジスタTのゲート
に与え、ビット線BLを選択するものである。
【0045】センスアンプ回路400は、ビット線BL
上に現れたメモリセルMCからのデータ信号をセンスし
て増幅するためのもので、後述する複数のラッチ型のセ
ンスアンプから構成される。また、図示しないが、この
センスアンプ回路400の領域には、データ線DBが配
線されている。このデータ線DBには、上述の列選択信
号YSで選択されたビット線BLが電気的に接続され
る。
【0046】データアンプ回路410は、センスアンプ
回路400からデータ線DBに出力されたデータ信号を
増幅するもので、例えばカレントミラー型のセンスアン
プから構成される。ラッチ回路420は、データアンプ
回路410から順次出力されるデータをラッチして一時
的に格納するもので、上述のアドレスカウンタ回路31
0により生成された連続する列アドレス信号で特定され
るデータが格納される。
【0047】出力バッファ回路430は、外部負荷を駆
動して、ラッチ回路420にラッチされたデータを外部
に送出するためのものである。入力バッファ回路440
は、外部から与えられるデータを取り込むためのもの
で、このデータの信号レベルをこの装置の内部回路に適
合する信号レベルに変換するものである。ライトバッフ
ァ回路450は、上述のデータ線DBを駆動して、入力
バッファ回路440により取り込まれたデータをメモリ
セルMCに書き込むためのものである。
【0048】制御回路500は、チップセレクト信号/
CS(CSバー)、ロウアドレスストローブ信号/RA
S(RASバー)、カラムアドレスストローブ信号/C
AS(CASバー)、コマンド信号CMDなどの制御信
号を外部クロック信号CLKの立ち上がりエッジで取り
込んで動作モードを設定するなど、装置全体の動作を制
御するものである。
【0049】図2に、メモリセルアレイ10およびセン
スアンプ回路400の周辺の詳細な回路構成を示す。同
図に示すように、メモリセルMCが配列されたメモリセ
ルアレイ10上には、行方向に複数のワード線WLが配
線され、列方向には複数のビット線BLが配線されてい
る。各ワード線WLには隣り合うビット線BLのメモリ
セルが同時に活性化されないように、2本のビット線に
対して1個の割合でメモリセルMCが配置されている。
【0050】また、隣り合う2本のビット線BLに対し
て1個のセンスアンプSA(SA0〜SA3)がそれぞ
れ設けられている。このセンスアンプSAは、フリップ
フロップを主体として構成されたラッチ型のセンスアン
プであり、所定のタイミングで活性化されてメモリセル
MCからビット線BLに現れる微弱なデータ信号をラッ
チして増幅する。
【0051】各ビット線BLは、列選択用トランジスタ
T(T01〜T32)を介してデータ線DBに接続され
る。各列選択用トランジスタTは、列選択信号YS(Y
01〜YS04)により導通制御され、センスアンプ
SAが接続された1対のビット線BLを単位として各ビ
ット線を1対のデータ線DBa,DBbに電気的に接続
する。データ線DBは、データアンプ410に接続され
る。図示しないが、この例では、1つのデータアンプ4
10に対し、ビット線BL0〜BL7を繰り返しの単位
として合計512本のビット線が割り付けられている。
【0052】次に、図1に示す列プリデコーダ回路32
0および列デコーダ回路330の構成について、図3を
用いて詳細に説明する。図3に示すように、列プリデコ
ーダ回路320は、列アドレス信号YA0,YA1をデ
コードして列アドレス領域の4分の1を選択する信号Y
P1(4ビット信号)を生成する列プリデコーダ320
1と、列アドレス信号YA2〜YA4をデコードして列
アドレス領域の8分の1を選択する信号YP2(8ビッ
ト信号)を生成する列プリデコーダ3202と、列アド
レス信号YA5〜YA7をデコードして列アドレス領域
の8分の1を選択する信号YP3(8ビット信号)を生
成する列プリデコーダ320とからなる。
【0053】列デコーダ回路330は、列デコーダ33
01〜3364からなり、これら列デコーダ3301〜
3364には、上述の列プリデコーダ3201からの信
号YP1が共通に入力されると共に、列プリデコーダ3
202から出力される信号YP2の1ビットと、列プリ
デコーダ3203から出力される信号YP3の1ビット
との組み合わせ信号が入力される。
【0054】後述するように、列プリデコーダ3201
の出力信号Y1の全てのビットが非活性化されると、
列デコーダ回路330の出力信号の全てが非活性化され
るように構成されている。また、図示しないが、図3に
示す回路ブロックは2つ存在し、列プリデコーダ320
1に入力される列アドレス信号YA8により、これらの
回路ブロックの何れか一方が活性化されるように構成さ
れている。
【0055】図4に、列プリデコーダ回路320を構成
する列プリデコーダ3201の具体的な構成例を示す。
列プリデコーダ3201は、後述するバッファリングク
ロック信号ψおよび列アドレス信号YA8により活性状
態が制御されて動作し、前述のアドレスカウンタ回路3
10から入力する列アドレス信号YA0の正相信号また
は逆相信号の何れかと、列アドレス信号YA1の正相信
号または逆相信号の何れかとの組み合わせに応じて、列
アドレス領域の4分の1を選択する信号YPm(YP0
1〜YP04)を生成するように構成される。
【0056】ここで、mは列プリデコーダ3201〜3
203に対応するインデックスであり、信号YPmは、
m=1,2,3の場合にそれぞれ列プリデコーダ320
1,3202,3203が出力する信号Y1,Y
2,Y3を表わす。
【0057】列プリデコーダ3201の構成をさらに具
体的に説明する。列アドレス信号YA0の正相信号はN
ANDゲート320D,320Fに入力され、その逆相
信号はNANDゲート320C,320Eに入力され
る。また、列アドレス信号YA1の正相信号はNAND
ゲート320E,320Fに入力され、その逆相信号は
NANDゲート320C,320Dに入力される。NA
NDゲート320C〜320Fには、後述するバッファ
リングクロック信号ψが共通に入力される。
【0058】NANDゲート320C〜320Fの各出
力信号はインバータ320G〜320Kにより反転され
てNANDゲート320L〜320Pの一方の入力部に
与えられる。これらNANDゲート320L〜320P
の他方の入力部には、欠陥救済用の図示しない冗長列を
選択するための信号YREDが共通に与えられる。NA
NDゲート320L〜320Pの出力信号はインバータ
320Q〜320Tにより反転され、信号YPmとされ
る。信号YREDは、冗長列を選択する際にLレベルと
なり、冗長列を選択しない場合にはHレベルに固定され
る。したがって、冗長列を選択する場合には、NAND
ゲート320L〜320Pの出力はHレベルに固定され
て信号YPmはLレベル(非活性状態)に固定される。
【0059】なお、列プリデコーダ3202,3203
は、入力される列アドレス信号の種類とその信号数が異
なる点を除けば、列プリデコーダ3201と同様に構成
される。ただし、列プリデコーダ3202,3203で
は、バッファリングクロック信号ψに代えて後述するリ
ードライト信号RWに応じて活性化されるバッファリン
グ信号φ0が入力される。
【0060】次に、列デコーダ回路330の構成を詳細
に説明する。図3に示すように、列デコーダ回路330
は、列デコーダ3301〜3364からなる。これら列
デコーダ3301〜3364のそれぞれは、上述の列プ
リデコーダ3201からの信号YP1に応じて列アドレ
ス領域の4分の1を選択する4本の列選択信号YSn
(YS01〜YS04)を出力する。
【0061】ここで、nは、列デコーダ3301〜33
64に対応するインデックスを表わし、例えばn=1の
場合、「YSn」は、列デコーダ3301の出力信号を
表す。列デコーダ3301〜3364の何れか1つ(6
4分の1)が、信号YP2(8ビット信号のうちの1ビ
ット)とYP3(8ビット信号のうちの1ビット)との
組み合わせにより特定される。
【0062】図5に、列デコーダ3301の具体的な構
成例を示す。同図に示すように、NANDゲート330
A〜330Dには、列プリデコーダ3201からの信号
YP01〜YP04がそれぞれ入力されると共に、列プ
リデコーダ3202からの信号YP2(8ビットのうち
の1ビット)と列プリデコーダ3203からのYP3
(8ビットのうちの1ビット)が共通に入力される。N
ANDゲート330A〜330Dの出力信号はインバー
タ330E〜330Hにより反転されて列選択信号YS
nとされる。なお、列デコーダ3302〜3364は、
入力される列アドレス信号の組み合わせが異なる点を除
けば、列デコーダ3301と同様に構成される。
【0063】上述した列デコーダ回路330から出力さ
れる列選択信号YS01〜YS04(n=1〜64)
は、前述の図2に示す列選択用トランジスタT01〜T
32に与えられ、列アドレス信号に応じて1対のビット
線BLのみがデータ線DBに接続される。
【0064】上述の図2ないし図5に示す構成によれ
ば、各列デコーダ3301〜3364のそれぞれから4
本の列選択信号YS01〜YS04が出力され、合計2
56本の列選択信号が出力される。ここで、列アドレス
信号YA2〜YA7により列デコーダ3301〜336
4のうちの1つの列デコーダが特定され、さらに列アド
レス信号YA0,YA1により列選択信号YS01〜Y
S04のうちの1つの信号が活性化される。つまり、2
56あるうちの1つが選択される。実際には、図3に示
す回路ブロックが2つ存在するので、512あるうちの
1つが最終的に選択され、図2に示す512本のビット
線BLについての選択が行われる。
【0065】次に、図6に、上述のバッファリングクロ
ック信号ψおよびバッファリング信号φ0の信号生成回
路を示す。この信号生成回路は、後述するクロック同期
信号φCLKの立ち下がりを検出してバッファリングク
ロック信号ψを生成する機能と、後述するリードライト
信号RWからバッファリング信号φ0を生成する機能を
実現する。
【0066】すなわち、NANDゲート600Bの一方
の入力部には、インバータ600Aによりクロック同期
信号φCLKを反転させて得られる信号が与えられ、他
方の入力部には、インバータ600Aの出力信号を遅延
回路600Cにより遅延させてインバータ600Dによ
り反転させた信号が与えられる。NANDゲート600
Bの出力信号はNANDゲート600Eの一方の入力部
に与えられ、この出力信号がバッファリングクロック信
号ψとされる。
【0067】一方、リードライト信号RWは、インバー
タ600F,600Gおよびバッファ600Hによりバ
ッファリング信号φ0とされる。インバータ600Gの
出力に現れるリードライト信号RWの正相信号は上述の
NANDゲート600Eの他方の入力部に与えられる。
【0068】この信号生成回路によれば、リードライト
信号RWがHレベルの場合、NANDゲート600E
は、NANDゲート600Bの出力信号に応じた信号を
バッファリングクロック信号ψとして出力する。すなわ
ち、例えばクロック同期信号φCLKがHレベルからL
レベルに遷移すると、NANDゲート600Bの2つの
入力部には、遅延回路600Cの遅延時間に相当する時
間にわたって共にHレベルの信号が印加され、NAND
ゲート600Bの出力がLレベルとなる。この結果、バ
ッファリングクロック信号ψとしてLレベルのパルス信
号が出力される。
【0069】逆に、クロック同期信号φCLKがLレベ
ルからHレベルに遷移すると、NANDゲート600B
の2つの入力部には、遅延回路600Cの遅延時間に相
当する時間にわたって共にLレベルの信号が印加され、
NANDゲート600Bの出力がそれまでのHレベルを
維持し、バッファリングクロック信号ψがHレベルを維
持する。すなわち、この信号生成回路によれば、クロッ
ク同期信号φCLKの立ち下がりエッジでLレベルのパ
ルス信号がバッファリングクロック信号ψとして生成さ
れる。
【0070】以下、このように構成されたこの実施の形
態1にかかる半導体記憶装置の動作について、図7に示
すタイミングチャートを参照しながら説明する。まず、
動作の説明にあたって図7に示す信号を説明する。この
図において、上段側に記載された外部クロック信号CL
K〜データDiは、外部から印加される外部信号であ
り、下段側に記載された内部基準クロック信号ICLK
〜データ信号DATAは、この装置内部で生成される内
部信号である。
【0071】以下、詳細に説明する。外部クロック信号
CLKは、この装置の動作のタイミング上の基準を与え
る信号である。ロウアドレスストローブ信号/RAS
は、外部から印加されるアドレス信号を行アドレス信号
として取り込むための制御信号であり、カラムアドレス
ストローブ信号/CASは、外部からのアドレス信号を
列アドレス信号として取り込むための制御信号である。
【0072】ライトイネーブル信号/WEは、書き込み
動作または読み出し動作を規定する制御信号である。チ
ップセレクト信号/CSは、この装置全体のの活性状態
を制御する制御信号である。コマンド信号CMDは、こ
の装置の動作モードを規定する制御信号である。アドレ
ス信号ADiは、データの格納先(番地)を指定する信
号である。データDiは、記憶対象の情報が反映された
情報信号である。
【0073】内部基準クロック信号ICLKは、外部ク
ロック信号CLKから派生されたクロック信号である。
バッファリング信号φ0は、カラムアドレスストローブ
が取り込まれた後にリードライト信号RWにより活性化
される内部信号である。リードライト信号RWは、リー
ドコマンド(RED)またはライトコマンド(WRT)
によって活性化される内部信号である(図7では、リー
ドライト信号RWの波形は、バッファリング信号φ0の
波形を流用して表現されている)。
【0074】クロック同期信号φCLKは、内部基準ク
ロック信号ICLKから派生されたクロック信号であっ
て、内部基準クロック信号ICLKと逆論理(Lパル
ス)を有し、バッファリング信号φ0が活性化された場
合に活性化される。バッファリングクロック信号ψは、
クロック同期信号φCLKの立ち下がりを検出して得ら
れるパルス信号であって、バッファリング信号φ0が活
性化された場合に活性化される。
【0075】列アドレス信号YAは、外部からのアドレ
ス信号ADiを列アドレス信号として取り込んで得られ
る内部信号である。列アドレスプリデコード信号YP
は、列アドレス信号YAをデコードして得られる内部信
号である。列選択信号YSは列アドレスプリデコード信
号YPをデコードして得られる内部信号である。データ
クロック信号φ1は、データ線やデータアンプを初期化
するための内部信号であって、クロック同期信号φCL
Kから派生された信号である。データ信号DATAは、
データ線DB上に現れる情報信号である。
【0076】以下、バースト長が「4」で、ライト動作
の後にリード動作を行う場合を例として、この半導体記
憶装置の動作を具体的に説明する。まず、ロウアドレス
ストローブ信号/RAS、チップセレクト信号/CS、
コマンド信号CMD(ACT)、およびアドレス信号A
Diをセットアップし、外部クロック信号CLKの立ち
上がりエッジe1でこれらの信号を取り込む。このと
き、行アドレスバッファ回路200は、外部クロック信
号CLKに同期して、アドレス信号ADiを行アドレス
信号として取り込む。行アドレスバッファ回路200に
取り込まれた行アドレス信号は行デコーダ回路210で
デコードされ、メモリセルアレイ10上のワード線WL
を活性化させる。
【0077】次に、カラムアドレスストローブ信号/C
AS、ライトイネーブル信号/WE、チップセレクト信
号/CS、コマンド信号CMD(WRT)、アドレス信
号ADi(Y)、データDi(D1)をセットアップ
し、外部クロック信号CLKの立ち上がりエッジe3で
これらの信号を取り込む。このとき、列アドレスバッフ
ァ回路300は、外部クロック信号CLKに同期して、
アドレス信号ADiを列アドレス信号として取り込む。
【0078】アドレスカウンタ回路310は、取り込ま
れた列アドレス(Y)を先頭アドレスとして列アドレス
YA(Y,Y+1,Y+2,Y+3)を順次出力する。
列プリデコーダ回路320は、この列アドレスYA
(Y,Y+1,Y+2,Y+3)を受けて、列アドレス
プリデコード信号YP(Y,Y+1,Y+2,Y+3)
を順次出力する。
【0079】一方、制御回路500では、カラムアドレ
スストローブ信号/CASの取り込みを契機として、図
6に示す信号生成回路によりバッファリング信号φ0が
活性化されて列プリデコーダ回路320を構成する列プ
リデコーダ3202,3203に出力される。また、こ
の信号生成回路により、クロック同期信号φCLKの立
ち下がりが検出されてバッファリングクロック信号ψが
列プリデコーダ回路320を構成する列プリデコーダ3
201に出力される。
【0080】以下、バッファリングクロック信号ψによ
る列プリデコーダ回路320の制御動作を詳細に説明す
る。図8に示すように、列プリデコーダ回路320に入
力される列アドレス信号YA(YA0〜YA8)の伝達
速度にバラツキが存在し、タイミングにずれが生じる
と、過渡的に複数の列アドレス信号YAの信号レベルが
共にHレベルとなる場合(図8に示す波形bと波形c)
が生じる。
【0081】ここで、列プリデコーダ回路320を構成
する図4に示すNANDゲート320C〜320Fに
は、上述の信号生成回路からバッファリングクロック信
号ψが入力され、このバッファリングクロック信号ψが
Lレベルになると、これらのゲート回路の出力信号がH
レベルに固定される。これにより、列アドレスプリデコ
ード信号YP1(YP01〜YP04)は、図8の中段
に示すように、その下段に示すバッファリングクロック
信号ψのパルス幅で規定される所定の期間にわたって、
非活性状態(Lレベル)に固定される。
【0082】図8に示す例では、同図の中段に示すよう
に、波形aおよび波形bがバッファリングクロック信号
ψの立ち下がりで規定される波形eに移動し、波形cが
バッファリングクロック信号ψの立ち上がりで規定され
る波形fに移動することにより、列アドレスプリデコー
ド信号YP1が所定の期間にわたって非活性状態に固定
されている。
【0083】列プリデコーダ回路320が出力する列プ
リデコード信号YPは列デコーダ回路330に与えられ
る。列デコーダ回路330は、この列プリデコード信号
YPを受けて、列選択信号YS01〜YS04を出力
し、列選択用トランジスタTの導通状態を制御する。
【0084】以上により、列アドレス信号YAが、Y→
Y+1→Y+2→Y+3の順に切り替わる際に、複数の
列アドレスプリデコード信号YP1(YP01〜YP0
4)が同時に活性化されることがなく、複数の列選択信
号YS(YS01〜YS04)が同時に活性化されるこ
とがない。したがって、複数対の列選択用トランジスタ
Tが同時に導通状態となることがなく(ビット線が多重
選択されることがなく)、列アドレス信号で特定された
ビット線のみが選択されてデータ線DBに接続される。
【0085】上述のビット線の選択動作と並行して、外
部から印加されたデータDiの取り込み動作が行われ
る。すなわち、入力バッファ回路440は、データDi
(D1〜D4)を4クロックサイクルにわたって順次取
り込む。ライトバッファ回路450は、入力バッファ回
路440により取り込まれたデータD1〜D4をデータ
線DB上に順次送出する。このデータは、上述のように
選択されたビット線を介してメモリセルに書き込まれ
る。
【0086】次に、読み出し動作を説明する。読み出し
を行う場合、カラムアドレスストローブ信号/CAS、
コマンド信号CMD(RED)、アドレス信号ADi
(Y)をセットアップし、外部クロック信号CLKの立
ち上がりエッジe7でこれらの信号を取り込む。このと
き、列アドレスバッファ回路300は、外部クロック信
号CLKに同期して、アドレス信号ADiを列アドレス
信号として取り込む。アドレスカウンタ回路310は、
取り込まれた列アドレス(Y)を先頭アドレスとして順
次列アドレスYA(Y,Y+1,Y+2,Y+3)を順
次出力する。
【0087】列プリデコード回路320は、この列アド
レスYAを受けて、列アドレスプリデコード信号YP
(Y,Y+1,Y+2,Y+3)を出力する。列デコー
ド回路330は、この列アドレスプリデコード信号YP
を受けて、列選択用トランジスタTの導通状態を制御
し、ビット線を選択する。そして、選択されたビット線
上のメモリセルからのデータ信号がデータ線DBに伝達
されて、データアンプ410により増幅された後、ラッ
チ回路420、出力バッファ回路430を介して外部に
出力される。
【0088】この読み出し動作においても、列プリデコ
ード回路320は、書き込み時と同様に動作し、列アド
レス信号YAが、Y→Y+1→Y+2→Y+3の順に切
り替わる際に、複数の列アドレスプリデコード信号YP
1が同時に活性化されることがない。したがって、複数
の列選択信号YSが同時に活性化されることがなく、ビ
ット線が多重選択されることがない。
【0089】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を説明する。上述の実施の形態1では、バッファリ
ングクロック信号ψによる列アドレスプリデコード信号
YP1の非活性期間は、このバッファリングクロック信
号ψのパルス幅により規定されるものとしたが、この実
施の形態2では、列アドレスプリデコード信号YP1の
非活性期間の開始点をバッファリングクロック信号ψに
より規定し、列アドレス信号YAに応じて列プリデコー
ド信号YP1の非活性期間の終了点を規定する。これに
より、バッファリングクロック信号ψが列アドレスプリ
デコード信号YP1を非活性化させることによるビット
線の選択動作の遅れを防止する。
【0090】この実施の形態2にかかる半導体記憶装置
は、上述の実施の形態1にかかる装置の構成において、
図4に示すNANDゲート320C〜320Fおよびイ
ンバータ320G〜320Kからなる各ANDゲートに
代えて、図9に示すゲート回路を備えて構成される。
【0091】ここで、図9において、NANDゲート8
00は、図4に示すNANDゲート320C〜320F
のそれぞれに対応するもので、列アドレス信号YA0,
YA1,YA8に対応する信号S1が入力され、後述の
トランジスタ805を介してバッファリングクロック信
号ψが入力される。インバータ802は、インバータ3
20G〜320Kのそれぞれに対応するもので、NAN
Dゲート800の出力を反転させる。NANDゲート8
00とインバータ802からANDゲートが構成され
る。
【0092】ラッチ回路803は、バッファリングクロ
ック信号ψに基づきインバータ802の出力信号S3を
ラッチするためのものである。すなわち、バッファリン
グクロック信号ψがHレベルの場合に信号S3をスルー
させて信号S2として出力し、バッファリングクロック
信号ψがLレベルとなったときに、それまでの信号S3
を取り込んでラッチし、これを信号S2として出力す
る。
【0093】トランジスタ805は、バッファリングク
ロック信号ψをNANDゲート800に転送するための
もので、N型のMOS電界効果型トランジスタが用いら
れる。このトランジスタ805の電流経路の一端側(ソ
ース)は、バッファリングクロック信号ψの配線に接続
され、その他端側(ドレイン)はNANDゲート800
の入力部に接続され、そのゲートは上述のラッチ回路8
03の出力部に接続されている。このトランジスタ80
5が接続されたNANDゲート800の入力部と電源
(所定の電源)との間には、負荷回路としての抵抗80
6が接続されている。
【0094】このように構成された図9に示すゲート回
路の動作を説明する。このゲート回路は、信号S1に応
じて出力される信号S3の信号状態(信号レベル)をバ
ッファリングクロック信号ψに基づきラッチ回路803
に取り込み、このラッチ回路に取り込まれた信号レベル
に基づきトランジスタ805の導通状態を制御する。こ
れにより、NANDゲート800に対するバッファリン
グクロック信号ψの入力状態を制御し、それまでの信号
S3の信号状態に応じて、この信号S3の活性状態を制
御する。
【0095】以下、図10を参照して、このゲート回路
の動作を詳細に説明する。先ず、図10(a)に示すよ
うに、初期状態として、バッファリングクロック信号ψ
がHレベルとなっており、信号S1に基づいて信号S3
がHレベルとなっている場合について説明する。
【0096】この場合、ラッチ回路803は、スルー状
態とされ、信号S2として信号S3の信号レベル(Hレ
ベル)をトランジスタ805のゲートに与える。これに
より、トランジスタ805は導通状態とされ、バッファ
リングクロック信号ψがNANDゲート800に与えら
れる。この状態からバッファリングクロック信号ψがL
レベルに遷移すると、導通状態にあるトランジスタ80
5を介してLレベルがNANDゲート800に入力され
る。このとき、ラッチ回路803は、ラッチ状態とさ
れ、それまでの信号3の信号状態(Hレベル)をラッチ
し、信号S2としてHレベルを維持する。
【0097】また、Lレベルのバッファリングクロック
信号ψを入力するNANDゲート800の出力信号はH
レベルとされ、従って信号S3は、信号S1の信号状態
に関わらずLレベルとされる。すなわち、バッファリン
グクロック信号ψの立ち下がりにより信号S3が非活性
化される。この後、列アドレス信号の切り替わりにより
信号S1が変化すると、信号S3が信号S1に基づいて
活性化されるものではなくなる。
【0098】さらにこの後、バッファリングクロック信
号ψがHレベルに回復すると、ラッチ回路803がスル
ー状態となり、信号S2として信号S3の信号レベル
(Lレベル)が現れる。これにより、トランジスタ80
5が非導通状態とされ、それまでバッファリングクロッ
ク信号ψが与えられていたNANDゲート800の入力
部には、抵抗806を介して電源レベル(Hレベル)が
与えられる。このとき、既に信号S3は信号S1に基づ
いて活性化されるものではなくなっているので、バッフ
ァリングクロック信号ψがHレベルに回復した後も、信
号S3は非活性状態(Lレベル)を保つ。
【0099】このように、初期状態において列アドレス
信号YPに相当する信号S3が活性状態にある場合、前
述の実施の形態1にかかる列プリデコーダ回路320と
同様に、バッファリングクロック信号ψの立ち下がりに
よりこの信号S3(インバータ320G〜320Kの出
力信号に相当)が非活性化され、前述の列アドレスプリ
デコード信号YP01〜YP04が非活性化される。
【0100】次に、図10(b)に示すように、初期状
態として、バッファリングクロック信号ψがHレベルに
あり、信号S1に基づいて信号S3がLレベル(非活性
状態)にある場合について説明する。この場合、ラッチ
回路803は、スルー状態とされ、信号S2として信号
S3の信号レベル(Lレベル)をトランジスタ805の
ゲートに与える。
【0101】これにより、トランジスタ805は非導通
状態とされ、バッファリングクロック信号ψが与えられ
るべきNANDゲート800の入力部には、抵抗806
を介してHレベルが与えられる。すなわち、この場合、
初期状態においてバッファリングクロック信号ψはNA
NDゲート800は与えられておらず、従ってNAND
ゲート800の出力信号のレベルは信号S1のみにより
一義的に定まる。
【0102】この状態からバッファリングクロック信号
ψがLレベルに遷移すると、ラッチ回路803は、ラッ
チ状態とされ、それまでの信号3の信号状態(Lレベ
ル)をラッチし、信号S2としてLレベルを維持する。
これにより、トランジスタ805は非導通状態に維持さ
れ、NANDゲート800の出力信号が信号S1のみに
より定まる状態に維持される。
【0103】この後、列アドレス信号の切り替わりによ
り信号S1が変化し、信号S3が信号S1に基づいて活
性化されてHレベルに遷移する。さらにこの後、バッフ
ァリングクロック信号ψがHレベルに回復すると、ラッ
チ回路803がスルー状態となり、信号S2として信号
S3の信号レベル(Hレベル)が現れる。これにより、
トランジスタ805が導通状態とされ、NANDゲート
800にバッファリングクロック信号ψが与えられる。
【0104】このように、初期状態において列アドレス
信号YPに相当する信号S3が非活性状態にある場合、
前述の実施の形態1にかかる列プリデコーダ回路320
とは異なり、列アドレスプリデコード信号YPに対応す
る信号S3は、バッファリングクロック信号ψに何ら規
制されることなく活性化され、前述の列アドレスプリデ
コード信号YP01〜YP04が速やかに活性化され
る。なお、図10(a)に示す初期状態は、図10
(b)に示す最終状態に対応し、図10(b)に示す初
期状態は、図10(a)に示す最終状態に対応する。
【0105】上述したように、この実施の形態2にかか
る図9に示すゲート回路によれば、同一のアドレスが連
続しない限り、信号S3はそれまで活性状態であった場
合にバッファリングクロック信号ψにより強制的に非活
性化され、逆にそれまで非活性状態であった場合にはバ
ッファリングクロック信号ψに関わらず信号S1に基づ
き活性化される。
【0106】これにより、信号S3の活性化動作はバッ
ファリングクロック信号ψの制約を受けることがなく、
速やかにビット線の選択動作が遂行される。したがっ
て、シンクロナスDRAMにおけるバーストモード(バ
ースト長が2以上)のように、同一の列アドレスが連続
することがない場合、高速にメモリセルからのデータ信
号を読み出すことが可能となる。
【0107】以上、この発明の実施の形態1および2を
説明したが、この発明は、この実施の形態に限られるも
のではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述の各実
施の形態では、バッファリングクロック信号ψにより列
プリデコーダ回路320を制御するものとしたが、列デ
コーダ回路330などの他のカラム系回路を制御するも
のとしてもよい。また、この発明をシンクロナスDRA
Mに適用した場合を説明したが、これに限ることなく、
どのような半導体記憶装置にも適用可能である。
【0108】また、実施の形態2では、列プリデコーダ
回路320での信号状態をラッチしてバッファリングク
ロック信号ψによる制御対象を限定するようにしたが、
列デコーダ回路330での信号状態をラッチするように
構成するしてもよい。また、実施の形態2では、バッフ
ァリングクロック信号ψそのものを用いてラッチ回路8
03を制御するものとしたが、ラッチ回路803が適切
なタイミングでラッチ状態となるように、バッファリン
グクロック信号ψと異なる信号でラッチ回路803を制
御するようにしてもよい。
【0109】また、実施の形態2では、バッファリング
クロック信号ψにより、それまで活性状態にあった信号
S3の非活性化を制御するものとしたが、逆に列アドレ
スの切り替え後に活性状態となる信号を制御するように
構成することもできる。この場合、信号S3の活性化は
バッファリングクロック信号ψに規制されることとな
り、そのタイミングを同一に揃えることができる。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、以下の効果を得ることができる。すなわち、外部か
ら列アドレス信号を取り込む際に所定の期間にわたって
列線選択用トランジスタを非導通状態に制御するように
したので、ビット線の切替動作に伴って列線が多重選択
されることがなく、列線の多重選択に起因した電気的特
性の劣化を招くことのない半導体記憶装置を実現するこ
とができる。
【0111】
【0112】列アドレス信号を取り込むに際し、それま
での列アドレス信号の信号状態を保持し、この信号状態
および前記パルス信号に基づき特定の信号状態を示す信
号を選択的に非活性状態に固定するようにしたので、前
記パルス信号に制約されることなく、列アドレス信号の
切り替え後のビット線の選択動作を迅速に行うことが可
能となる。
【0113】前記パルス信号および前記列アドレス信号
を入力するゲート回路を有し、前記パルス信号に基づき
当該ゲート回路の出力信号をラッチし、ラッチされた信
号に基づき前記パルス信号を当該ゲート回路に入力する
ようにしたので、それまでゲート回路が出力していた信
号状態に応じて、前記パルス信号によりこのゲート回路
の出力状態を制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかる半導体記憶
装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1にかかるメモリセル
アレイ周辺の構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1にかかる列プリデコ
ーダ回路および列デコーダ回路の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 この発明の実施の形態1にかかる列プリデコ
ーダ回路の詳細構成を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態1にかかる列デコーダ
回路の詳細構成を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態1にかかるバッファリ
ングクロック信号を生成する信号生成回路の構成を示す
回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態1にかかる半導体記憶
装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図8】 この発明の実施の形態1にかかる列プリデコ
ーダ回路の動作を説明するための波形図である。
【図9】 この発明の実施の形態2にかかる列プリデコ
ーダ回路をなすゲート回路の構成を示す回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態2にかかる列プリデ
コーダ回路をなすゲート回路の動作を説明するための波
形図である。
【図11】 従来技術にかかる列プリデコーダ回路およ
び列デコーダ回路の全体構成を示すブロック図である。
【図12】 従来技術にかかる列プリデコーダ回路およ
び列デコーダ回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【符号の説明】
10…メモリセルアレイ、200…行アドレスバッファ
回路、210…行デコーダ回路、300…列アドレスバ
ッファ回路、310…アドレスカウンタ回路、320…
列プリデコーダ回路、330…列デコーダ回路、400
…センスアンプ回路、410…データアンプ回路、42
0、803…ラッチ回路、430…出力バッファ回路、
440…入力バッファ回路、450…ライトバッファ回
路、500…制御回路、3201〜3203…列プリデ
コーダ、3301〜3364…列デコーダ、320A,
320B,320G,320H,320J,320K,
320Q〜320T,330E〜330H,600A,
600D,600F,600G,802…インバータ、
320C〜320F,320L〜320N,320P,
330A〜330D,600B,800…NANDゲー
ト、600C…遅延回路、600E…ANDゲート、6
00H…バッファ、805…トランジスタ、806…抵
抗(負荷回路)、MC…メモリセル、BL,BL0〜B
L7…ビット線(列線)、WL,WL0,WL1…ワー
ド線、SA,SA0〜SA3…センスアンプ、T,T0
1,T02,T11,T12,T21,T22,T3
1,T32…列選択用トランジスタ、DB,DBa,D
Bb…データ線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルをマトリックス状に配列して
    なるメモリセルアレイを有し、 外部クロック信号に同期して外部から行アドレス信号お
    よび列アドレス信号を取り込み、この行アドレス信号お
    よび列アドレス信号で特定される前記メモリセルアレイ
    上のメモリセルを選択して、当該メモリセルに対してデ
    ータの書き込みおよび読み出しを行う半導体記憶装置で
    あって、 前記メモリセルアレイ上の各列線と所定のデータ線との
    間に列線選択用トランジスタを有し、 外部から前記列アドレス信号を取り込む際に所定の期間
    にわたって前記列線選択用トランジスタを非導通状態に
    制御する列選択回路を備え、 前記列選択回路は、 前記外部クロック信号の所定方向のエッジを検出して所
    定のパルス幅を有するパルス信号を生成するパルス生成
    回路と、 前記外部クロック信号に同期して外部から前記列アドレ
    ス信号を取り込み、この列アドレス信号を所定の論理レ
    ベルを有する内部信号に変換する列アドレスバッファ回
    路と、 前記アドレスバッファ回路からの信号の組み合わせを入
    力して択一的に活性化される列プリデコード信号を出力
    する列プリデコーダ回路と、 前記列プリデコード信号に応じて前記列線選択用トラン
    ジスタを選択的に導通させる列デコーダ回路と、を備
    え、 前記列プリデコーダ回路は、 前記列アドレスバッファ回路が外部から列アドレス信号
    を取り込むに際し、前記列プリデコーダ回路が出力して
    いた前記列プリデコード信号の信号状態を保持し、 前記
    パルス生成回路からのパルス信号および前記アドレスバ
    ッファ回路群からの信号を入力する複数のゲート回路を
    有し、 前記複数のゲート回路のそれぞれは、 前記パルス生成回路からのパルス信号に基づき当該ゲー
    ト回路の出力信号をラッチするラッチ回路と、 前記パルス生成回路と前記パルス信号が与えられるべき
    当該ゲート回路の入力部との間に設けられ、前記ラッチ
    回路の出力信号に基づき導通状態が制御されて前記パル
    ス信号を転送するトランジスタと、 前記トランジスタを介して前記パルス信号が与えられる
    当該ゲート回路の入力部と所定の電源との間に設けられ
    た負荷回路とを有し、前記信号状態および前記パルス信号に基づき前記所定の
    期間にわたって前記列プリデコード信号のうち特定の信
    号状態を示す信号を選択的に非活性状態に固定すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
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