JP3259667B2 - 高速agc回路 - Google Patents
高速agc回路Info
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/34—Muting amplifier when no signal is present or when only weak signals are present, or caused by the presence of noise signals, e.g. squelch systems
- H03G3/348—Muting in response to a mechanical action or to power supply variations, e.g. during tuning; Click removal circuits
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AGC(自動利得
制御)回路に関し、特に、入力信号切替時および電源投
入時の引き込み時間を高速にするAGC回路に関する。
制御)回路に関し、特に、入力信号切替時および電源投
入時の引き込み時間を高速にするAGC回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAGC回路の入力信号切替時の引
き込み時間短縮の方式としては、図3に示すように、増
幅器31の出力をピークホールド回路32で検出し、そ
のピークホールド電圧Vpと、基準電圧Vrとを演算増
幅器33により演算増幅して利得制御電圧Vcを出力
し、アナログ・デジタル変換器(A/Dコンバータ)3
5によりデジタル信号として記憶回路36に格納する。
き込み時間短縮の方式としては、図3に示すように、増
幅器31の出力をピークホールド回路32で検出し、そ
のピークホールド電圧Vpと、基準電圧Vrとを演算増
幅器33により演算増幅して利得制御電圧Vcを出力
し、アナログ・デジタル変換器(A/Dコンバータ)3
5によりデジタル信号として記憶回路36に格納する。
【0003】記憶回路36に格納された信号をデジタル
・アナログ変換器(D/Aコンバータ)37によりアナ
ログ電圧(利得制御電圧Vm)とし、系統切替回路38
により、前記のデジタル・アナログ変換器37の出力と
演算増幅器33の出力とを外部信号により選択し、利得
切替回路34を制御し、増幅器31の増幅度を制御す
る。
・アナログ変換器(D/Aコンバータ)37によりアナ
ログ電圧(利得制御電圧Vm)とし、系統切替回路38
により、前記のデジタル・アナログ変換器37の出力と
演算増幅器33の出力とを外部信号により選択し、利得
切替回路34を制御し、増幅器31の増幅度を制御す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 AGC回路において、
ループ帯域を狭くしていくと、入力信号切替時あるいは
電源投入時に引き込み時間がかかるという問題がある。
上記従来技術は、A/DおよびD/Aコンバータを用い
ての記憶回路36により、利得切替回路34を用いて入
力切替時の引き込み時間の短縮を行っていた。この場
合、A/Dコンバータ35、記憶回路36、D/Aコン
バータ37が必要であり、利得切替回路34のスイッチ
ング時のノイズが増幅器31に印加される場合がある。
また、電源投入時には通常のAGC回路と同様、引き込
み時間がかかる。
ループ帯域を狭くしていくと、入力信号切替時あるいは
電源投入時に引き込み時間がかかるという問題がある。
上記従来技術は、A/DおよびD/Aコンバータを用い
ての記憶回路36により、利得切替回路34を用いて入
力切替時の引き込み時間の短縮を行っていた。この場
合、A/Dコンバータ35、記憶回路36、D/Aコン
バータ37が必要であり、利得切替回路34のスイッチ
ング時のノイズが増幅器31に印加される場合がある。
また、電源投入時には通常のAGC回路と同様、引き込
み時間がかかる。
【0005】よって、本発明の目的は、上記のような課
題を解決するため、従来のような複雑なA/D、D/A
コンバータを用いず、信号切替時および電源投入時にパ
ルス幅可変パルス生成器を用いることにより、任意のパ
ルス幅で利得制御電圧を制御することにより、AGC回
路の動作点を固定し、引き込み時間が高速になるように
したAGC回路を提供することにある。
題を解決するため、従来のような複雑なA/D、D/A
コンバータを用いず、信号切替時および電源投入時にパ
ルス幅可変パルス生成器を用いることにより、任意のパ
ルス幅で利得制御電圧を制御することにより、AGC回
路の動作点を固定し、引き込み時間が高速になるように
したAGC回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、入力信号選択器と、利得制御電圧が指
定する増幅度で入力信号選択器の出力を増幅する増幅器
と、その増幅器の出力を検出する第1検出器と、その第
1検出器の出力を積分し前記増幅器の利得制御電圧とす
る積分器とを有し、変動する入力信号が入力される増幅
器の出力を一定とするAGC回路において、第1検出器
の出力により制御するパルス幅可変パルス生成器と、そ
のパルス幅可変パルス生成器と第1検出器の出力とを切
り替えるスイッチング回路と、スイッチング回路を制御
する第2検出器とを備え、入力信号が切り替わったとき
に前記第2検出器の信号によりスイッチング回路を動作
させた状態でパルス幅可変パルス生成器の任意のパルス
幅のパルス出力を用いてAGC回路動作点を維持して増
幅器を制御し、また入力信号が復帰したときに前記第 2
検出器の信号によりスイッチング回路を動作させた状態
で増幅器の出力を検出した際の前記第1検出器からの出
力を用いて増幅器を制御し、入力切替時および電源投入
時に増幅器の利得制御をパルス幅可変パルス生成器の任
意のパルス幅のパルス出力に切り替えることにより、A
GC回路動作点を維持することにより引き込み時間を高
速にするように構成されていることを特徴としている。
その場合、入力信号選択器及びパルス幅可変パルス生成
器を制御する制御回路を含む構成とするのが好適であ
る。また、第2検出器は、入力信号選択器への入力信号
の検出結果に基づいてスイッチング回路を制御する機能
を有する構成とするのが好適である。また、本発明の高
速AGC回路では、CPUによって制御される入力信号
選択器チューナと、そのチューナの出力を積分器の利得
制御電圧の増幅度で増幅する増幅器と、増幅器の出力を
検出する第1検出器と、その第1検出器の出力を記憶し
可変したパルス幅を出力しかつチューナの入力信号選択
の制御を行うCPUと、増幅器への入力信号を検出する
第2検出器の信号により、第1検出器とCPUからのパ
ルス幅可変出力信号とを選択するスイッチング回路とを
含む構成とすることもできる。その場合、積分器として
は、スイッチング回路が選択し出力する信号を平滑にし
て増幅器への利得制御電圧として出力する構成とするの
が好適である。さらに、CPUとしては、電源投入時に
おいてはCPUの初期値でのパルス幅のパルスをスイッ
チング回路に出力して、増幅器の利得制御電圧を動作点
付近で固定し、第2検出器によりチューナへの入力信号
を検出したとき、スイッチング回路を動作させて第1検
出器の出力を選択し切り替えることにより、高速に引き
込み動作が行えるように制御する構成とするのが好適で
ある。
め、本発明では、入力信号選択器と、利得制御電圧が指
定する増幅度で入力信号選択器の出力を増幅する増幅器
と、その増幅器の出力を検出する第1検出器と、その第
1検出器の出力を積分し前記増幅器の利得制御電圧とす
る積分器とを有し、変動する入力信号が入力される増幅
器の出力を一定とするAGC回路において、第1検出器
の出力により制御するパルス幅可変パルス生成器と、そ
のパルス幅可変パルス生成器と第1検出器の出力とを切
り替えるスイッチング回路と、スイッチング回路を制御
する第2検出器とを備え、入力信号が切り替わったとき
に前記第2検出器の信号によりスイッチング回路を動作
させた状態でパルス幅可変パルス生成器の任意のパルス
幅のパルス出力を用いてAGC回路動作点を維持して増
幅器を制御し、また入力信号が復帰したときに前記第 2
検出器の信号によりスイッチング回路を動作させた状態
で増幅器の出力を検出した際の前記第1検出器からの出
力を用いて増幅器を制御し、入力切替時および電源投入
時に増幅器の利得制御をパルス幅可変パルス生成器の任
意のパルス幅のパルス出力に切り替えることにより、A
GC回路動作点を維持することにより引き込み時間を高
速にするように構成されていることを特徴としている。
その場合、入力信号選択器及びパルス幅可変パルス生成
器を制御する制御回路を含む構成とするのが好適であ
る。また、第2検出器は、入力信号選択器への入力信号
の検出結果に基づいてスイッチング回路を制御する機能
を有する構成とするのが好適である。また、本発明の高
速AGC回路では、CPUによって制御される入力信号
選択器チューナと、そのチューナの出力を積分器の利得
制御電圧の増幅度で増幅する増幅器と、増幅器の出力を
検出する第1検出器と、その第1検出器の出力を記憶し
可変したパルス幅を出力しかつチューナの入力信号選択
の制御を行うCPUと、増幅器への入力信号を検出する
第2検出器の信号により、第1検出器とCPUからのパ
ルス幅可変出力信号とを選択するスイッチング回路とを
含む構成とすることもできる。その場合、積分器として
は、スイッチング回路が選択し出力する信号を平滑にし
て増幅器への利得制御電圧として出力する構成とするの
が好適である。さらに、CPUとしては、電源投入時に
おいてはCPUの初期値でのパルス幅のパルスをスイッ
チング回路に出力して、増幅器の利得制御電圧を動作点
付近で固定し、第2検出器によりチューナへの入力信号
を検出したとき、スイッチング回路を動作させて第1検
出器の出力を選択し切り替えることにより、高速に引き
込み動作が行えるように制御する構成とするのが好適で
ある。
【0007】本発明のAGC回路は、入力切替時および
電源投入時に増幅器の利得制御をパルス幅可変パルス生
成器の任意のパルス幅のパルス出力に切り替えることに
より、AGC回路動作点を維持することにより引き込み
時間を高速にする。
電源投入時に増幅器の利得制御をパルス幅可変パルス生
成器の任意のパルス幅のパルス出力に切り替えることに
より、AGC回路動作点を維持することにより引き込み
時間を高速にする。
【0008】即ち、入力信号が切り替わったとき、検出
器の信号によりスイッチング回路が動作し、パルス幅可
変パルス生成器の任意のパルス幅のパルス出力を用いて
AGC回路動作点を維持し増幅器を制御する。入力信号
が復帰すれば、検出器の信号により、スイッチング回路
が動作し、増幅器の出力の検出器からの出力を用いて増
幅器を制御し、高速に利得制御を可能としかつ安定なA
GC特性が得られる。
器の信号によりスイッチング回路が動作し、パルス幅可
変パルス生成器の任意のパルス幅のパルス出力を用いて
AGC回路動作点を維持し増幅器を制御する。入力信号
が復帰すれば、検出器の信号により、スイッチング回路
が動作し、増幅器の出力の検出器からの出力を用いて増
幅器を制御し、高速に利得制御を可能としかつ安定なA
GC特性が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態1に係る高速AGC回路のブロック図、図
2は実施の形態2に係る回路構成図である。
について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態1に係る高速AGC回路のブロック図、図
2は実施の形態2に係る回路構成図である。
【0010】(実施の形態1) 本発明の実施の形態1に係る高速AGC回路は、図1に
示すように、入力信号を積分器3の出力の利得制御電圧
により制御された増幅度で増幅する増幅器1と、増幅器
1の出力レベルを検出する第1検出器2と、制御回路7
で制御されるパルス幅可変パルス生成器6と、入力信号
選択器8とパルス幅可変パルス生成器6とを制御する制
御回路7と、スイッチング回路5を制御する第2検出器
4と、第2検出器4の信号によって利得制御電圧を生成
する積分器3への入力を、第1検出器2の出力かパルス
幅可変パルス生成器6の出力かを選択し切り替えるスイ
ッチング回路5と、スイッチング回路5からの出力を積
分して平滑化し増幅器1を制御する積分器3と、入力信
号を制御回路7によって選択する入力信号選択器8とか
らなる。
示すように、入力信号を積分器3の出力の利得制御電圧
により制御された増幅度で増幅する増幅器1と、増幅器
1の出力レベルを検出する第1検出器2と、制御回路7
で制御されるパルス幅可変パルス生成器6と、入力信号
選択器8とパルス幅可変パルス生成器6とを制御する制
御回路7と、スイッチング回路5を制御する第2検出器
4と、第2検出器4の信号によって利得制御電圧を生成
する積分器3への入力を、第1検出器2の出力かパルス
幅可変パルス生成器6の出力かを選択し切り替えるスイ
ッチング回路5と、スイッチング回路5からの出力を積
分して平滑化し増幅器1を制御する積分器3と、入力信
号を制御回路7によって選択する入力信号選択器8とか
らなる。
【0011】このような回路構成において、入力信号選
択器8は、制御回路7の制御信号により入力信号を選択
して増幅器1に出力する。増幅器1からの出力信号は第
1検出器2によって利得制御電圧としてスイッチング回
路5と制御回路7に出力される。
択器8は、制御回路7の制御信号により入力信号を選択
して増幅器1に出力する。増幅器1からの出力信号は第
1検出器2によって利得制御電圧としてスイッチング回
路5と制御回路7に出力される。
【0012】また、制御回路7は、パルス幅可変パルス
生成器6を第1検出器2の出力を用いて制御すると共
に、入力信号選択器8も制御する。パルス幅可変パルス
生成器6からのパルス幅可変パルスはスイッチング回路
5に出力される。第2検出器4の信号により、スイッチ
ング回路5は、第1検出器2の出力かパルス幅可変パル
ス生成器6の出力かを選択して積分器3に出力する。積
分器3は増幅器1に増幅度に応じた利得制御用電圧を出
力する。
生成器6を第1検出器2の出力を用いて制御すると共
に、入力信号選択器8も制御する。パルス幅可変パルス
生成器6からのパルス幅可変パルスはスイッチング回路
5に出力される。第2検出器4の信号により、スイッチ
ング回路5は、第1検出器2の出力かパルス幅可変パル
ス生成器6の出力かを選択して積分器3に出力する。積
分器3は増幅器1に増幅度に応じた利得制御用電圧を出
力する。
【0013】入力信号が入力信号選択器1により選択さ
れている場合、増幅器1の出力は第1検出器2で検出さ
れ、スイッチング回路5によって第2検出器4により選
択され、スイッチング回路5からの信号は積分器3によ
り平滑され利得制御電圧として増幅器1の利得度を制御
する。すなわち、微少な入力変化に追従するAGC特性
が得られる。
れている場合、増幅器1の出力は第1検出器2で検出さ
れ、スイッチング回路5によって第2検出器4により選
択され、スイッチング回路5からの信号は積分器3によ
り平滑され利得制御電圧として増幅器1の利得度を制御
する。すなわち、微少な入力変化に追従するAGC特性
が得られる。
【0014】次に制御回路7によって入力信号選択器8
の入力信号が切り替わった場合、まず入力信号がなくな
ったことを第2検出器4で検出し、スイッチング回路5
を動作させ、制御回路7で蓄積していた前段階の入力信
号がある状態の第1検出器2の出力で制御されたパルス
幅可変パルス生成器6の出力に切り替え、増幅器1の利
得制御電圧を動作点付近で固定する。
の入力信号が切り替わった場合、まず入力信号がなくな
ったことを第2検出器4で検出し、スイッチング回路5
を動作させ、制御回路7で蓄積していた前段階の入力信
号がある状態の第1検出器2の出力で制御されたパルス
幅可変パルス生成器6の出力に切り替え、増幅器1の利
得制御電圧を動作点付近で固定する。
【0015】次に、切り替わった入力信号が来ると、第
2検出器4により検出され、スイッチング回路5を増幅
器1の出力を検出する第1検出器2の出力に切り替え、
AGC動作に素早く対応する。すなわち、引き込み時間
を高速にする。
2検出器4により検出され、スイッチング回路5を増幅
器1の出力を検出する第1検出器2の出力に切り替え、
AGC動作に素早く対応する。すなわち、引き込み時間
を高速にする。
【0016】さらに、電源投入時の場合は、制御回路7
の初期状態でパルス幅可変パルス生成器6を制御し、ス
イッチング回路5、パルス幅可変パルス生成器を6の出
力を選択し、積分器3により増幅器1の利得を制御し
て、増幅器1の利得制御電圧を動作付近で固定してお
き、入力信号が入力されたことを第2検出器4によって
検出し、スイッチング回路5を動作させ、第1検出器2
の出力を選択し、高速に引き込み動作が行えるようにす
る。
の初期状態でパルス幅可変パルス生成器6を制御し、ス
イッチング回路5、パルス幅可変パルス生成器を6の出
力を選択し、積分器3により増幅器1の利得を制御し
て、増幅器1の利得制御電圧を動作付近で固定してお
き、入力信号が入力されたことを第2検出器4によって
検出し、スイッチング回路5を動作させ、第1検出器2
の出力を選択し、高速に引き込み動作が行えるようにす
る。
【0017】(実施の形態2) 次に、本発明の実施の形態2について、図2の回路構成
図を参照して具体的に説明する。この図2に示す例の高
速AGC回路は、CPU60によって制御される入力信
号選択器チューナ8と、チューナ8の出力を積分器3の
利得制御電圧の増幅度で増幅する増幅器1と、増幅器1
の出力を検出する第1検出器2と、前記第1検出器2の
出力を記憶し可変したパルス幅を出力しかつチューナ8
の入力信号選択の制御を行うCPU60と、増幅器1へ
の入力信号を検出する第2検出器4の信号により第1検
出器2とCPU60からのパルス幅可変出力信号とを選
択するスイッチング回路5と、増幅器1の入力を検出す
る第2検出器4と、スイッチング回路5が選択し出力す
る信号を増幅器1への利得制御電圧にする積分器3とか
らなる。
図を参照して具体的に説明する。この図2に示す例の高
速AGC回路は、CPU60によって制御される入力信
号選択器チューナ8と、チューナ8の出力を積分器3の
利得制御電圧の増幅度で増幅する増幅器1と、増幅器1
の出力を検出する第1検出器2と、前記第1検出器2の
出力を記憶し可変したパルス幅を出力しかつチューナ8
の入力信号選択の制御を行うCPU60と、増幅器1へ
の入力信号を検出する第2検出器4の信号により第1検
出器2とCPU60からのパルス幅可変出力信号とを選
択するスイッチング回路5と、増幅器1の入力を検出す
る第2検出器4と、スイッチング回路5が選択し出力す
る信号を増幅器1への利得制御電圧にする積分器3とか
らなる。
【0018】このような構成において、例えば、CPU
60の制御信号により入力信号を選択しているチューナ
8の出力は、第2検出器4により検出される。スイッチ
ング回路5は増幅器1の出力を検出する第1検出器2の
出力を選択している。前記スイッチング回路5の出力は
積分器3により増幅器1の利得制御電圧となっており、
本実施の形態では当該利得制御電圧を用いて増幅度を制
御する通常のAGC回路を構成している。
60の制御信号により入力信号を選択しているチューナ
8の出力は、第2検出器4により検出される。スイッチ
ング回路5は増幅器1の出力を検出する第1検出器2の
出力を選択している。前記スイッチング回路5の出力は
積分器3により増幅器1の利得制御電圧となっており、
本実施の形態では当該利得制御電圧を用いて増幅度を制
御する通常のAGC回路を構成している。
【0019】次に、CPU60によりチューナ8の入力
信号切り替わった場合、チューナ8の出力がなくなった
ことを第2検出器4で検出し、スイッチング回路5がC
PU60から出力される前段階の第1検出器2の出力に
応じたパルス幅のパルスを選択し、積分器3により平滑
され動作点に近い利得制御電圧で増幅器1の増幅度を制
御する。
信号切り替わった場合、チューナ8の出力がなくなった
ことを第2検出器4で検出し、スイッチング回路5がC
PU60から出力される前段階の第1検出器2の出力に
応じたパルス幅のパルスを選択し、積分器3により平滑
され動作点に近い利得制御電圧で増幅器1の増幅度を制
御する。
【0020】次に、切り替わった信号がチューナ8から
出力されると、第2検出器4により検出され、スイッチ
ング回路5を動作させ、CPU60からのパルス出力か
ら第1検出器2の出力を選択し、AGC動作に素早く対
応する。
出力されると、第2検出器4により検出され、スイッチ
ング回路5を動作させ、CPU60からのパルス出力か
ら第1検出器2の出力を選択し、AGC動作に素早く対
応する。
【0021】さらに、電源投入時の場合は、CPU60
の初期値でのパルス幅のパルスを出力し、スイッチング
回路5が選択され、積分器3により平滑にされ増幅器1
の利得制御電圧を動作付近で固定しておき、入力信号が
入力されたときチューナ8の出力信号を第2検出器4に
よって検出し、スイッチング回路5を動作させ、第1検
出器2の出力を選択し切り替えることにより、高速に引
き込み動作が行えるようにする。
の初期値でのパルス幅のパルスを出力し、スイッチング
回路5が選択され、積分器3により平滑にされ増幅器1
の利得制御電圧を動作付近で固定しておき、入力信号が
入力されたときチューナ8の出力信号を第2検出器4に
よって検出し、スイッチング回路5を動作させ、第1検
出器2の出力を選択し切り替えることにより、高速に引
き込み動作が行えるようにする。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のAGC回
路によれば、入力切替あるいは電源投入時にパルス幅可
変パルス生成器の出力を用いて利得制御電圧の動作点を
維持するので、引き込み時間がきわめて小さくなること
と、かつ通常の安定なAGC動作を実現することができ
る。
路によれば、入力切替あるいは電源投入時にパルス幅可
変パルス生成器の出力を用いて利得制御電圧の動作点を
維持するので、引き込み時間がきわめて小さくなること
と、かつ通常の安定なAGC動作を実現することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態1に係る高速AGC回路を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る高速AGC回路を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図3】従来のAGC回路の一例を示すブロック図であ
る。
る。
1 増幅器 2 第1検出器 3 積分器 4 第2検出器 5 スイッチング回路 6 パルス幅可変パルス生成器 7 制御回路 8 入力信号選択器 60 CPU 31 増幅器 32 ピークホールド回路 33 演算増幅器 34 利得切替回路 35 A/Dコンバータ 36 記憶回路 37 D/Aコンバータ 38 系統切替回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 1/00 - 3/34
Claims (6)
- 【請求項1】 入力信号選択器と、利得制御電圧が指定
する増幅度で入力信号選択器の出力を増幅する増幅器
と、その増幅器の出力を検出する第1検出器と、その第
1検出器の出力を積分し前記増幅器の利得制御電圧とす
る積分器とを有し、変動する入力信号が入力される前記
増幅器の出力を一定とするAGC回路において、 前記第1検出器の出力により制御するパルス幅可変パル
ス生成器と、そのパルス幅可変パルス生成器と第1検出
器の出力とを切り替えるスイッチング回路と、スイッチ
ング回路を制御する第2検出器とを備え、入力信号が切り替わったときに前記第2検出器の信号に
よりスイッチング回路を動作させた状態でパルス幅可変
パルス生成器の任意のパルス幅のパルス出力を用いてA
GC回路動作点を維持して増幅器を制御し、また入力信
号が復帰したときに前記第2検出器の信号によりスイッ
チング回路を動作させた状態で増幅器の出力を検出した
際の前記第1検出器からの出力を用いて増幅器を制御
し、入力切替時および電源投入時に増幅器の利得制御を
パルス幅可変パルス生成器の任意のパルス幅のパルス出
力に切り替えることにより、AGC回路動作点を維持す
ることにより引き込み時間を高速にするように構成され
ている ことを特徴とする高速AGC回路。 - 【請求項2】 前記入力信号選択器及びパルス幅可変パ
ルス生成器を制御する制御回路を含むことを特徴とする
請求項1に記載の高速AGC回路。 - 【請求項3】 前記第2検出器は、前記入力信号選択器
への入力信号の検出結果に基づいて前記スイッチング回
路を制御する機能を有することを特徴とする請求項1又
は2に記載の高速AGC回路。 - 【請求項4】 CPUによって制御される入力信号選択
器チューナと、そのチューナの出力を積分器の利得制御
電圧の増幅度で増幅する増幅器と、増幅器の出力を検出
する第1検出器と、その第1検出器の出力を記憶し可変
したパルス幅を出力しかつチューナの入力信号選択の制
御を行うCPUと、増幅器への入力信号を検出する第2
検出器の信号により、第1検出器とCPUからのパルス
幅可変出力信号とを選択するスイッチング回路とを含む
ことを特徴とする高速AGC回路。 - 【請求項5】 前記積分器は、スイッチング回路が選択
し出力する信号を平滑にして増幅器への利得制御電圧と
して出力することを特徴とする請求項4に記載の高速A
GC回路。 - 【請求項6】 前記CPUは、電源投入時においてはC
PUの初期値でのパルス幅のパルスを前記スイッチング
回路に出力して、前記増幅器の利得制御電圧を動作点付
近で固定し、前記第2検出器によりチューナへの入力信
号を検出したとき、スイッチング回路を動作させて第1
検出器の出力を選択し切り替えることにより、高速に引
き込み動作が行えるように制御することを特徴とする請
求項4又は5に記載の高速AGC回路。
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