JP3259567B2 - 漁網防汚剤 - Google Patents
漁網防汚剤Info
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- JP3259567B2 JP3259567B2 JP03653295A JP3653295A JP3259567B2 JP 3259567 B2 JP3259567 B2 JP 3259567B2 JP 03653295 A JP03653295 A JP 03653295A JP 3653295 A JP3653295 A JP 3653295A JP 3259567 B2 JP3259567 B2 JP 3259567B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にヒドロ虫等の腔腸
動物の付着を防止することを目的とする養殖用または定
置用の漁網、これらに使用される浮き子とロープなどの
資材などに対する漁網防汚剤に関する。
動物の付着を防止することを目的とする養殖用または定
置用の漁網、これらに使用される浮き子とロープなどの
資材などに対する漁網防汚剤に関する。
【0002】
【従来の技術】養殖用または定置用の漁網類は、海中に
長期間保持されるため、ヒドロ虫等の腔腸動物、海藻
類、フジツボ、セルプラ、コケムシ、軟体動物類などの
海棲汚損生物が激しく付着する。汚損生物の付着は、漁
網に大きな経済的損失を与えるため、多大の労力と費用
をかけて、これら被汚損対象物の保守に努めているのが
現状である。特に、ヒドロ虫等の腔腸動物の発生する海
域では、その被害が特に大きいため、これらの生物の付
着を防止する防汚剤の開発が待たれていた。
長期間保持されるため、ヒドロ虫等の腔腸動物、海藻
類、フジツボ、セルプラ、コケムシ、軟体動物類などの
海棲汚損生物が激しく付着する。汚損生物の付着は、漁
網に大きな経済的損失を与えるため、多大の労力と費用
をかけて、これら被汚損対象物の保守に努めているのが
現状である。特に、ヒドロ虫等の腔腸動物の発生する海
域では、その被害が特に大きいため、これらの生物の付
着を防止する防汚剤の開発が待たれていた。
【0003】この対策として種々の研究、提案がなされ
ている。実用的には一連の有機錫化合物が有効であるこ
とが知られているが、有機錫化合物は概して毒性が強
く、これらを含有する商品を不用意に取り扱うと取扱者
に障害を及ぼす恐れがあるうえに、環境を破壊する可能
性もある。この様な理由から低公害性の水中防汚剤の出
現が望まれるようになった。たとえば、特公昭51−1
0849号公報にはベンゾチアゾール化合物を有効成分
とする水中防汚塗料が、特開昭60−38306号公
報、特開昭63−284275号公報、特公平1−11
606号公報にはテトラアルキルチウラムジスルフィッ
ド化合物とその他の水中防汚剤化合物とを組み合わせた
種々の漁網用防汚剤、防汚塗料組成物、漁網防汚用溶液
が、特公昭61−50984号公報には3−イソチアゾ
ロン化合物を有効成分とする海洋構築物の汚染防止剤
が、特公平1−20665号公報、特公平2−2424
2号公報、特開昭53−9320号公報、特開平5−2
01804号公報、特願平4−232937号に添付の
明細書、特願平4−233061号に添付の明細書等に
はマレイミド化合物を有効成分とする防汚塗料がそれぞ
れ開示されている。
ている。実用的には一連の有機錫化合物が有効であるこ
とが知られているが、有機錫化合物は概して毒性が強
く、これらを含有する商品を不用意に取り扱うと取扱者
に障害を及ぼす恐れがあるうえに、環境を破壊する可能
性もある。この様な理由から低公害性の水中防汚剤の出
現が望まれるようになった。たとえば、特公昭51−1
0849号公報にはベンゾチアゾール化合物を有効成分
とする水中防汚塗料が、特開昭60−38306号公
報、特開昭63−284275号公報、特公平1−11
606号公報にはテトラアルキルチウラムジスルフィッ
ド化合物とその他の水中防汚剤化合物とを組み合わせた
種々の漁網用防汚剤、防汚塗料組成物、漁網防汚用溶液
が、特公昭61−50984号公報には3−イソチアゾ
ロン化合物を有効成分とする海洋構築物の汚染防止剤
が、特公平1−20665号公報、特公平2−2424
2号公報、特開昭53−9320号公報、特開平5−2
01804号公報、特願平4−232937号に添付の
明細書、特願平4−233061号に添付の明細書等に
はマレイミド化合物を有効成分とする防汚塗料がそれぞ
れ開示されている。
【0004】しかし、これらの防汚剤は、いずれもヒド
ロ虫等の腔腸動物に対する付着防止効果が弱く、腔腸動
物発生海域では使用できなかった。ヒドロ虫は漁網に付
着すると、短期間にすさまじい勢いで繁殖し、網目を完
全に塞いでしまい、漁網としての用をなさなくする。ま
た、ヒドロ虫の体の一部が網に残存すると、その部分か
ら再びヒドロ虫が発生するので、除去作業は完全に行わ
なければならないが、ヒドロ虫は非常に強固に付着する
ため、完全に除去するのは極めて困難である。
ロ虫等の腔腸動物に対する付着防止効果が弱く、腔腸動
物発生海域では使用できなかった。ヒドロ虫は漁網に付
着すると、短期間にすさまじい勢いで繁殖し、網目を完
全に塞いでしまい、漁網としての用をなさなくする。ま
た、ヒドロ虫の体の一部が網に残存すると、その部分か
ら再びヒドロ虫が発生するので、除去作業は完全に行わ
なければならないが、ヒドロ虫は非常に強固に付着する
ため、完全に除去するのは極めて困難である。
【0005】以上述べた理由より、ヒドロ虫は最も被害
が大きい上に、最も対策が難しい海淒付着生物である。
従って、特に最近ではヒドロ虫等の腔腸動物に有効な漁
網防汚剤の開発が熱望されてきている。ところで、米国
特許第3211679号明細書には、ピリジン−トリフ
ェニルボラン等のトリフェニルボランアミン錯体を有効
成分として25重量%以上含有する防汚塗料が記載され
ている。しかし、本特許明細書には当該錯体化合物を有
効成分として含有する特にヒドロ虫等の腔腸動物に有効
である漁網用防汚剤について示唆されていない。
が大きい上に、最も対策が難しい海淒付着生物である。
従って、特に最近ではヒドロ虫等の腔腸動物に有効な漁
網防汚剤の開発が熱望されてきている。ところで、米国
特許第3211679号明細書には、ピリジン−トリフ
ェニルボラン等のトリフェニルボランアミン錯体を有効
成分として25重量%以上含有する防汚塗料が記載され
ている。しかし、本特許明細書には当該錯体化合物を有
効成分として含有する特にヒドロ虫等の腔腸動物に有効
である漁網用防汚剤について示唆されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は低公害性で、
特にヒドロ虫等の腔腸動物の付着に対し、すぐれた防汚
効果を示す実用的な漁網防汚剤を提供することを目的と
する。
特にヒドロ虫等の腔腸動物の付着に対し、すぐれた防汚
効果を示す実用的な漁網防汚剤を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
従来の漁網防汚剤の諸欠点を克服するために、鋭意研究
に努力した結果、低毒性であるために環境汚染の恐れが
少なく、さらに、作業安全性の高い漁網防汚剤を発明し
た。すなわち、ピリジン−トリフェニルボランがヒドロ
虫等の腔腸動物に対してすぐれた防汚効果を示し、さら
に、実用的な製剤が可能であることを見出し、本発明を
完成するに至った。
従来の漁網防汚剤の諸欠点を克服するために、鋭意研究
に努力した結果、低毒性であるために環境汚染の恐れが
少なく、さらに、作業安全性の高い漁網防汚剤を発明し
た。すなわち、ピリジン−トリフェニルボランがヒドロ
虫等の腔腸動物に対してすぐれた防汚効果を示し、さら
に、実用的な製剤が可能であることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【0008】本発明は、(1)式(I):
【0009】
【化6】
【0010】により表されるピリジン−トリフェニルボ
ランを有効成分として1〜25重量%含有し、当該ピリ
ジン−トリフェニルボランの平均粒子径が0.1〜2μ
mであることを特徴とする腔腸動物付着防止用漁網防汚
剤、(2)ピリジン−トリフェニルボランと、次の(a)〜
(g)の中から選ばれる化合物の1種または2種以上と
を有効成分として含有することを特徴とする(1)記載
の漁網防汚剤、 (a) 式(II):
ランを有効成分として1〜25重量%含有し、当該ピリ
ジン−トリフェニルボランの平均粒子径が0.1〜2μ
mであることを特徴とする腔腸動物付着防止用漁網防汚
剤、(2)ピリジン−トリフェニルボランと、次の(a)〜
(g)の中から選ばれる化合物の1種または2種以上と
を有効成分として含有することを特徴とする(1)記載
の漁網防汚剤、 (a) 式(II):
【0011】
【化7】
【0012】により表される1,3−ジシアノテトラク
ロロベンゼン、(b) 式(III):
ロロベンゼン、(b) 式(III):
【0013】
【化8】
【0014】により表される2−(チオシアノメチルチ
オ)ベンゾチアゾール、(c) 一般式(IV):
オ)ベンゾチアゾール、(c) 一般式(IV):
【0015】
【化9】
【0016】(式中、R1は炭素数1〜4個のアルキル
基を示す。)により表されるテトラアルキルチウラムジ
スルフィッド類の1種または2種以上、(d) 一般式(V):
基を示す。)により表されるテトラアルキルチウラムジ
スルフィッド類の1種または2種以上、(d) 一般式(V):
【0017】
【化10】
【0018】(式中、R2は水素、アルキル基、ハロゲ
ン置換アルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ア
ルキル置換フェニル基、ハロゲン置換フェニル基、ベン
ジル基、アルキル置換ベンジル基、またはハロゲン置換
ベンジル基を示す。)により表される2,3−ジクロロ
マレイミド類の1種または2種以上、(e) 一般式(VI):
ン置換アルキル基、シクロアルキル基、フェニル基、ア
ルキル置換フェニル基、ハロゲン置換フェニル基、ベン
ジル基、アルキル置換ベンジル基、またはハロゲン置換
ベンジル基を示す。)により表される2,3−ジクロロ
マレイミド類の1種または2種以上、(e) 一般式(VI):
【0019】
【化11】
【0020】(式中、R3,R4は炭素数1〜4個のアル
キル基を、M1は銅、マンガン、亜鉛、ニッケル等の水
不溶性金属塩を形成する金属を示す。)により表される
ジチオカルバミン酸金属塩の1種または2種以上、(f) 一般式(VII):
キル基を、M1は銅、マンガン、亜鉛、ニッケル等の水
不溶性金属塩を形成する金属を示す。)により表される
ジチオカルバミン酸金属塩の1種または2種以上、(f) 一般式(VII):
【0021】
【化12】
【0022】(式中、R5,R6,R7は、同一または異
なって水素、アルキル基、ハロゲン置換アルキル基、シ
クロアルキル基、フェニル基、ハロゲン、アルコキシ
基、カルボキシ基、またはアルケニル基を示す。)によ
り表されるフェノール類の1種または2種以上、および(g) 一般式(VIII):
なって水素、アルキル基、ハロゲン置換アルキル基、シ
クロアルキル基、フェニル基、ハロゲン、アルコキシ
基、カルボキシ基、またはアルケニル基を示す。)によ
り表されるフェノール類の1種または2種以上、および(g) 一般式(VIII):
【0023】
【化13】
【0024】(式中、M2は銅、マンガン、亜鉛、ニッ
ケル等の水不溶性金属塩を形成する金属を示し、mはそ
の金属の価数を示す。)により表されるピリチオン金属
塩の1種または2種以上、さらに、(3) 溶出調整剤として一般式(IX) R8−(S)n−R8 (IX) (式中、R8は炭素数1〜20個のアルキルを示し、n
は2〜10の整数を示す。)により表されるジアルキル
ポリスルフィッド誘導体、平均分子量が200〜100
0を有するポリブテン、パラフィン類およびワセリンか
ら選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴と
する(1)または(2)に記載の漁網防汚剤に関する。
ケル等の水不溶性金属塩を形成する金属を示し、mはそ
の金属の価数を示す。)により表されるピリチオン金属
塩の1種または2種以上、さらに、(3) 溶出調整剤として一般式(IX) R8−(S)n−R8 (IX) (式中、R8は炭素数1〜20個のアルキルを示し、n
は2〜10の整数を示す。)により表されるジアルキル
ポリスルフィッド誘導体、平均分子量が200〜100
0を有するポリブテン、パラフィン類およびワセリンか
ら選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴と
する(1)または(2)に記載の漁網防汚剤に関する。
【0025】本発明のピリジン−トリフェニルボラン
は、先に引用した米国特許第3211679号明細書に
記載されているように、ベリッヒテ(Berichte)第57B
巻、813頁(1924年)に記載の方法により合成さ
れ、その粒子径を0.1〜2μmまで粉砕することによ
り、防汚効果が飛躍的に増大することが確認された。ま
た、分散懸濁状態で長時間粒子が沈降せず、均一の組成
を保つため、充填ムラがなくなり、製造時の作業性が大
きく改善された。さらに、充填した後、長期間放置し、
一旦ピリジン−トリフェニルボランが沈降しても、軽く
攪拌すれば容易に再分散するため、網染めの時の作業性
も大きく改善された。
は、先に引用した米国特許第3211679号明細書に
記載されているように、ベリッヒテ(Berichte)第57B
巻、813頁(1924年)に記載の方法により合成さ
れ、その粒子径を0.1〜2μmまで粉砕することによ
り、防汚効果が飛躍的に増大することが確認された。ま
た、分散懸濁状態で長時間粒子が沈降せず、均一の組成
を保つため、充填ムラがなくなり、製造時の作業性が大
きく改善された。さらに、充填した後、長期間放置し、
一旦ピリジン−トリフェニルボランが沈降しても、軽く
攪拌すれば容易に再分散するため、網染めの時の作業性
も大きく改善された。
【0026】本発明で使用される化合物(IV)のR1
はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルが
あげられ、化合物としては、テトラメチルチウラムジス
ルフィッド、テトラエチルチウラムジスルフィッド、テ
トライソプロピルチウラムジスルフィッド、テトラ−n
−ブチルチウラムジスルフィッド等があげられる。ま
た、化合物(V)のR2 におけるアルキル基とはエチ
ル、イソプロピル、ブチル、第3級ブチル、オクチルな
どが、ハロゲン置換アルキル基とはジクロロメチル、ジ
クロロエチル、トリクロロエチルなどが、シクロアルキ
ル基とはシクロヘキシルなどが、アルキル置換フェニル
基とはジメチルフェニル、ジエチルフェニル、メチルエ
チルフェニルなどが、ハロゲン置換フェニル基とはジク
ロロフェニルなどが、アルキル置換ベンジル基とはメチ
ルベンジル、ジメチルベンジル、ジエチルベンジル、α
−メチルベンジルなどが、ハロゲン置換ベンジル基とは
クロロベンジル、ジクロロベンジルなどがあげられ、化
合物として、2,3−ジクロロ−N−エチルマレイミ
ド、2,3−ジクロロ−N−イソプロピルマレイミド、
2,3−ジクロロ−N−n−ブチルマレイミド、2,3
−ジクロロ−N−t−ブチルマレイミド、2,3−ジク
ロロ−N−n−オクチルマレイミド、2,3−ジクロロ
−N−シクロヘキシルマレイミド、2,3−ジクロロ−
N−ベンジルマレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2
−クロロベンジル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N
−(4−クロロベンジル)マレイミド、2,3−ジクロ
ロ−N−(2−メチルベンジル)マレイミド、2,3−
ジクロロ−N−(2,4−ジメチルベンジル)マレイミ
ド、2,3−ジクロロ−N−(3,4−ジメチルベンジ
ル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−α−メチルベ
ンジルマレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2,4−
ジクロロベンジル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N
−(2−エチル−6−メチルフェニル)マレイミド、
2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジメチルフェニル)
マレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチ
ルフェニル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−
(2,4−ジエチルフェニル)マレイミド、2,3−ジ
クロロ−N−(2,4,6−トリメチルフェニル)マレ
イミド等またはその混合物があげられる。
はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルが
あげられ、化合物としては、テトラメチルチウラムジス
ルフィッド、テトラエチルチウラムジスルフィッド、テ
トライソプロピルチウラムジスルフィッド、テトラ−n
−ブチルチウラムジスルフィッド等があげられる。ま
た、化合物(V)のR2 におけるアルキル基とはエチ
ル、イソプロピル、ブチル、第3級ブチル、オクチルな
どが、ハロゲン置換アルキル基とはジクロロメチル、ジ
クロロエチル、トリクロロエチルなどが、シクロアルキ
ル基とはシクロヘキシルなどが、アルキル置換フェニル
基とはジメチルフェニル、ジエチルフェニル、メチルエ
チルフェニルなどが、ハロゲン置換フェニル基とはジク
ロロフェニルなどが、アルキル置換ベンジル基とはメチ
ルベンジル、ジメチルベンジル、ジエチルベンジル、α
−メチルベンジルなどが、ハロゲン置換ベンジル基とは
クロロベンジル、ジクロロベンジルなどがあげられ、化
合物として、2,3−ジクロロ−N−エチルマレイミ
ド、2,3−ジクロロ−N−イソプロピルマレイミド、
2,3−ジクロロ−N−n−ブチルマレイミド、2,3
−ジクロロ−N−t−ブチルマレイミド、2,3−ジク
ロロ−N−n−オクチルマレイミド、2,3−ジクロロ
−N−シクロヘキシルマレイミド、2,3−ジクロロ−
N−ベンジルマレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2
−クロロベンジル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N
−(4−クロロベンジル)マレイミド、2,3−ジクロ
ロ−N−(2−メチルベンジル)マレイミド、2,3−
ジクロロ−N−(2,4−ジメチルベンジル)マレイミ
ド、2,3−ジクロロ−N−(3,4−ジメチルベンジ
ル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−α−メチルベ
ンジルマレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2,4−
ジクロロベンジル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N
−(2−エチル−6−メチルフェニル)マレイミド、
2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジメチルフェニル)
マレイミド、2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチ
ルフェニル)マレイミド、2,3−ジクロロ−N−
(2,4−ジエチルフェニル)マレイミド、2,3−ジ
クロロ−N−(2,4,6−トリメチルフェニル)マレ
イミド等またはその混合物があげられる。
【0027】また、化合物(VI)のR3 ,R4 はメチ
ル、エチルが好ましく、化合物としては、ビス(ジメチ
ルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン
酸亜鉛、ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレン
ビスジチオカルバミン酸銅、ビス(ジメチルジチオカル
バモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸マンガン、
ビス(ジエチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチ
オカルバミン酸亜鉛、ビス(ジメチルジチオカルバモイ
ル)エチレンビスジチオカルバミン酸ニッケル等があげ
られる。
ル、エチルが好ましく、化合物としては、ビス(ジメチ
ルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン
酸亜鉛、ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレン
ビスジチオカルバミン酸銅、ビス(ジメチルジチオカル
バモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸マンガン、
ビス(ジエチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチ
オカルバミン酸亜鉛、ビス(ジメチルジチオカルバモイ
ル)エチレンビスジチオカルバミン酸ニッケル等があげ
られる。
【0028】また、化合物(VII)のR5 ,R6 ,R
7 におけるアルキル基とはメチル、エチル、イソプロピ
ル、ブチル、第3級ブチル、ノニルなどが、ハロゲン置
換アルキル基とはジクロロメチル、ジクロロエチル、ト
リクロロエチルなどが、シクロアルキル基とはシクロヘ
キシルなどが、ハロゲンとはフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素が、アルコキシ基とはメトキシ、エトキシ、プロポキ
シなどが、アルケニル基とはビニル、アリル、イソプロ
ぺニルなどがあげられ、化合物としてノニルフェノー
ル、4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール、1−シ
クロヘキシル−5−メチルフェノール、2,6−ジ第3
級ブチル−p−クレゾール、2−フェニルフェノール、
2−ブチル−6−エチル−4−イソプロピルフェノー
ル、2−ブロモ−6−クロロ−4−ジクロロメチルフェ
ノール、2−フルオロ−4−ヨード−3−トリクロロエ
チルフェノール、3−ヒドロキシ−5−メトキシ安息香
酸、4−エトキシ−2−ビニルフェノール等があげられ
る。
7 におけるアルキル基とはメチル、エチル、イソプロピ
ル、ブチル、第3級ブチル、ノニルなどが、ハロゲン置
換アルキル基とはジクロロメチル、ジクロロエチル、ト
リクロロエチルなどが、シクロアルキル基とはシクロヘ
キシルなどが、ハロゲンとはフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素が、アルコキシ基とはメトキシ、エトキシ、プロポキ
シなどが、アルケニル基とはビニル、アリル、イソプロ
ぺニルなどがあげられ、化合物としてノニルフェノー
ル、4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール、1−シ
クロヘキシル−5−メチルフェノール、2,6−ジ第3
級ブチル−p−クレゾール、2−フェニルフェノール、
2−ブチル−6−エチル−4−イソプロピルフェノー
ル、2−ブロモ−6−クロロ−4−ジクロロメチルフェ
ノール、2−フルオロ−4−ヨード−3−トリクロロエ
チルフェノール、3−ヒドロキシ−5−メトキシ安息香
酸、4−エトキシ−2−ビニルフェノール等があげられ
る。
【0029】また、化合物(VIII)としてはピリチ
オン銅、ピリチオンマンガン、ピリチオン亜鉛、ピリチ
オンニッケル等があげられる。本発明のピリジン−トリ
フェニルボランの配合量は、漁網防汚剤の適用対象物、
適用環境によって1〜25重量%の範囲内で任意に変更
できるが、好ましくは3〜20重量%である。ピリジン
−トリフェニルボランの配合量が1重量%、好ましくは
3重量%以下の防汚剤は、充分な効果を発揮しない。一
方、25重量%、好ましくは20重量%以上の配合量の
防汚剤は、それ以上配合させたものと効果の差が見られ
ず、単に製剤を困難にさせるだけである。他の有効成分
の配合量も任意に変更できるが、通常3〜30重量%、
好ましくは3〜20重量%である。
オン銅、ピリチオンマンガン、ピリチオン亜鉛、ピリチ
オンニッケル等があげられる。本発明のピリジン−トリ
フェニルボランの配合量は、漁網防汚剤の適用対象物、
適用環境によって1〜25重量%の範囲内で任意に変更
できるが、好ましくは3〜20重量%である。ピリジン
−トリフェニルボランの配合量が1重量%、好ましくは
3重量%以下の防汚剤は、充分な効果を発揮しない。一
方、25重量%、好ましくは20重量%以上の配合量の
防汚剤は、それ以上配合させたものと効果の差が見られ
ず、単に製剤を困難にさせるだけである。他の有効成分
の配合量も任意に変更できるが、通常3〜30重量%、
好ましくは3〜20重量%である。
【0030】溶出調整剤として使用される式(IX)の
R8 はエチル、プロピル、第3級ブチル、第3級アミ
ル、第3級ノニル、第3級ドデシル、ノナデシルが好ま
しく、化合物としてはジエチルペンタスルフィッド、ジ
プロピルテトラスルフィッド、ジ第3級ブチルジスルフ
ィッド、ジ第3級ブチルテトラスルフィッド、ジ第3級
アミルテトラスルフィッド、ジ第3級ノニルペンタスル
フィッド、ジ第3級ドデシルペンタスルフィッド、ジノ
ナデシルテトラスルフィッドなどがあげられる。また、
これらの混合物であってもよい。
R8 はエチル、プロピル、第3級ブチル、第3級アミ
ル、第3級ノニル、第3級ドデシル、ノナデシルが好ま
しく、化合物としてはジエチルペンタスルフィッド、ジ
プロピルテトラスルフィッド、ジ第3級ブチルジスルフ
ィッド、ジ第3級ブチルテトラスルフィッド、ジ第3級
アミルテトラスルフィッド、ジ第3級ノニルペンタスル
フィッド、ジ第3級ドデシルペンタスルフィッド、ジノ
ナデシルテトラスルフィッドなどがあげられる。また、
これらの混合物であってもよい。
【0031】また、溶出調整剤として使用される平均分
子量が200〜1000を有するポリブテンとしては、
例えば、日本石油(株)製のLV−5、LV−10、L
V−25、LV−50、LV−100、HV−15、H
V−35、HV−50、HV−100などがあげられ、
これらの混合物であってもよい。また、溶出調整剤とし
て使用されるパラフィン類には、例えば、流動パラフィ
ン、パラフィンワックス、塩化パラフィンなどがあげら
れ、これらの混合物であってもよい。
子量が200〜1000を有するポリブテンとしては、
例えば、日本石油(株)製のLV−5、LV−10、L
V−25、LV−50、LV−100、HV−15、H
V−35、HV−50、HV−100などがあげられ、
これらの混合物であってもよい。また、溶出調整剤とし
て使用されるパラフィン類には、例えば、流動パラフィ
ン、パラフィンワックス、塩化パラフィンなどがあげら
れ、これらの混合物であってもよい。
【0032】さらに、溶出調整剤として使用されるワセ
リンには、白色ワセリン、黄色ワセリンがあげられる。
溶出調整剤として使用される式(IX)の化合物、ポリ
ブテン、パラフィン類、およびワセリンから選ばれる化
合物の配合量は、3〜20重量%、望ましくは5〜10
重量%である。その各溶出調整剤の混合比は、使用条件
により任意に変更できる。
リンには、白色ワセリン、黄色ワセリンがあげられる。
溶出調整剤として使用される式(IX)の化合物、ポリ
ブテン、パラフィン類、およびワセリンから選ばれる化
合物の配合量は、3〜20重量%、望ましくは5〜10
重量%である。その各溶出調整剤の混合比は、使用条件
により任意に変更できる。
【0033】本発明の漁網用防汚剤は、たとえば有効成
分のピリジン−トリフェニルボランまたはそれと、式
(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、
(VII)および(VIII)から選ばれる化合物の1
種または2種以上とに、溶出調整剤として選ばれる式
(IX)の化合物、ポリブテン、パラフィン類およびワ
セリンの1種または2種以上、および樹脂を加えて、溶
剤で分散させればよい。ここで、使用される樹脂として
は、例えば、ロジン樹脂、アクリル樹脂、ポリブテン樹
脂、塩化ゴム樹脂、塩化ビニル樹脂、アルキッド樹脂、
クマロン樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂などがあげら
れる。これらの樹脂の1種を使用することもできるし、
2種以上を併用することもできる。また、樹脂は特にこ
れらに限定されるものではない。溶剤としては、キシレ
ン、ソルベントナフサ、プソイドクメン、ブタノール、
イソプロパノール、メチルイソブチルケトン、ジエチル
ベンゼン、トリエチルベンゼン、メシチレンなどがあげ
られる。しかし、特に、これらに限定されるものではな
い。また、これらの混合物であってもよい。
分のピリジン−トリフェニルボランまたはそれと、式
(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、
(VII)および(VIII)から選ばれる化合物の1
種または2種以上とに、溶出調整剤として選ばれる式
(IX)の化合物、ポリブテン、パラフィン類およびワ
セリンの1種または2種以上、および樹脂を加えて、溶
剤で分散させればよい。ここで、使用される樹脂として
は、例えば、ロジン樹脂、アクリル樹脂、ポリブテン樹
脂、塩化ゴム樹脂、塩化ビニル樹脂、アルキッド樹脂、
クマロン樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂などがあげら
れる。これらの樹脂の1種を使用することもできるし、
2種以上を併用することもできる。また、樹脂は特にこ
れらに限定されるものではない。溶剤としては、キシレ
ン、ソルベントナフサ、プソイドクメン、ブタノール、
イソプロパノール、メチルイソブチルケトン、ジエチル
ベンゼン、トリエチルベンゼン、メシチレンなどがあげ
られる。しかし、特に、これらに限定されるものではな
い。また、これらの混合物であってもよい。
【0034】平均粒子径2μmのピリジン−トリフェニ
ルボランは以下の操作で得られた。すなわち、200m
lガラスビンにピリジン−トリフェニルボラン15g、
キシレン75g、そして直径0.1mmのガラスビーズ
100gを入れた。金属製の攪拌羽を用い、毎秒9〜1
0回転で24時間ピリジン−トリフェニルボランの粉砕
を行った。ついで、ガラスビーズを濾過すると、平均粒
子径2μmのピリジン−トリフェニルボランのキシレン
懸濁液を得た。なお、平均粒子径は光学顕微鏡を用いて
決定された。また、粒子の粉砕には摩砕ミル、乳鉢類、
ボールミル、振動ミル、ジェットミル、スタンプミル等
の粉砕機器を用いてもよい。
ルボランは以下の操作で得られた。すなわち、200m
lガラスビンにピリジン−トリフェニルボラン15g、
キシレン75g、そして直径0.1mmのガラスビーズ
100gを入れた。金属製の攪拌羽を用い、毎秒9〜1
0回転で24時間ピリジン−トリフェニルボランの粉砕
を行った。ついで、ガラスビーズを濾過すると、平均粒
子径2μmのピリジン−トリフェニルボランのキシレン
懸濁液を得た。なお、平均粒子径は光学顕微鏡を用いて
決定された。また、粒子の粉砕には摩砕ミル、乳鉢類、
ボールミル、振動ミル、ジェットミル、スタンプミル等
の粉砕機器を用いてもよい。
【0035】
【作用】本発明の漁網防汚剤は、低毒性で安全性が高
く、かつ、長期にわたってヒドロト虫等の腔腸動物に対
し、すぐれた防汚効果を示す。また、ピリジン−トリフ
ェニルボランの平均粒子径を0.1〜2μmとすること
により分散安定性のよい漁網防汚剤が得られる。
く、かつ、長期にわたってヒドロト虫等の腔腸動物に対
し、すぐれた防汚効果を示す。また、ピリジン−トリフ
ェニルボランの平均粒子径を0.1〜2μmとすること
により分散安定性のよい漁網防汚剤が得られる。
【0036】
【実施例】以下に、実施例を示すが、本発明はこれこら
に限定されるものではない。なお、実施例中の配合は重
量%を示す。 実施例1 次の処方例にしたがって、各成分を混合して漁網用防汚
剤を調製した。 処方例1 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 10% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 60% 処方例2 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 10% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 60% 処方例3 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例4 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例5 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% テトラエチルチウラムジスルフィッド 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例6 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% N−ベンジル−2,3−ジクロロマレイミド 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例7 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例8 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 8% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例9 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% ノニルフェノール 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例10 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% 4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例11 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例12 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% 2,3−ジクロロ−N−(2−エチル−6−メチルフェニル)マレイミド8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例13 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% ピリチオン銅 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例14 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 5% 2,3−ジクロロ−N−(2−エチル−6−メチルフェニル)マレイミド5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例15 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% ノニルフェノール 5% 4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール 5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例16 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレイミド 5% テトラエチルチウラムジスルフィッド 5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例17 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 5% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例18 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% テトラエチルチウラムジスルフィッド 5% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例19 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 5% ピリチオン銅 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例20 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 5% ノニルフェノール 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例21 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレイミド 5% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例22 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 5% ピリチオン銅 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例23 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 3% テトラエチルチウラムジスルフィッド 3% 2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレイミド 3% ノニルフェノール 3% 4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール 3% ポリブテン(LV−50) 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例24 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 5% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 5% ポリブテン(LV−50) 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例25 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 5% ピリチオン銅 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55%
に限定されるものではない。なお、実施例中の配合は重
量%を示す。 実施例1 次の処方例にしたがって、各成分を混合して漁網用防汚
剤を調製した。 処方例1 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 10% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 60% 処方例2 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 10% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 60% 処方例3 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例4 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例5 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% テトラエチルチウラムジスルフィッド 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例6 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% N−ベンジル−2,3−ジクロロマレイミド 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例7 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2.0μm) 8% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 8% ポリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例8 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 8% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例9 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% ノニルフェノール 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例10 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% 4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例11 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例12 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% 2,3−ジクロロ−N−(2−エチル−6−メチルフェニル)マレイミド8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例13 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 8% ピリチオン銅 8% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 54% 処方例14 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 5% 2,3−ジクロロ−N−(2−エチル−6−メチルフェニル)マレイミド5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例15 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% ノニルフェノール 5% 4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール 5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例16 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレイミド 5% テトラエチルチウラムジスルフィッド 5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例17 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 5% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 5% ポリブテン(LV−50) 5% 白色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例18 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% テトラエチルチウラムジスルフィッド 5% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例19 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 5% ピリチオン銅 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例20 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 5% ノニルフェノール 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例21 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレイミド 5% 2,3−ジクロロ−N−(2,6−ジエチルフェニル)マレイミド 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例22 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 5% ピリチオン銅 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例23 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 3% テトラエチルチウラムジスルフィッド 3% 2,3−ジクロロ−N−ベンジルマレイミド 3% ノニルフェノール 3% 4,6−ジ第3級ブチル−m−クレゾール 3% ポリブテン(LV−50) 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例24 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン 5% ビス(ジメチルジチオカルバモイル)エチレンビスジチオカルバミン酸亜鉛 5% ポリブテン(LV−50) 5% 流動パラフィン(試薬) 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55% 処方例25 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径2μm) 5% 2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾール 5% ピリチオン銅 5% ジ第3級ノニルペンタスルフィッド 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 55%
【0037】
実験1 本発明の実施例1の漁網用防汚剤をそれぞれ、テトロン
製無結節網(1000/26 3寸目)に浸漬塗布して
風乾した後に、平成5年8月から北海道昆布森近海の海
面下約10mに浸海保持し、網に対するヒドロ虫等の腔
腸動物の付着状況を調査した。
製無結節網(1000/26 3寸目)に浸漬塗布して
風乾した後に、平成5年8月から北海道昆布森近海の海
面下約10mに浸海保持し、網に対するヒドロ虫等の腔
腸動物の付着状況を調査した。
【0038】この結果を第1表の基準により評価した。
【0039】
【表1】 表 1 ──────────────────────────────────── 評 価 付 着 状 況 ──────────────────────────────────── A 付着物なし(漁網の汚損面積0%) B 付着物がわずかに付着しているが実用上差し支えない (漁網の汚損面積0〜10%) C 付着物が多く、もはや漁網として使用できない (漁網の汚損面積10〜50%) D 付着物が著しく多量に付着している (漁網の汚損面積50%以上) ──────────────────────────────────── 比較例の処方は次の通りである。 比較例1 ピリジン−トリフェニルボラン(平均粒子径5.0μm) 10% ボリブテン(LV−50) 5% 黄色ワセリン 5% アクリル樹脂(50%キシレン液) 20% キシレン 60% 比較例2 テトラエチルチウラムジスルフィッド 15% アクリル樹脂(50%キシレン液) 50% キシレン 35%
【0040】
【表2】 表 2 ──────────────────────────────────── 1ケ月後 2ケ月後 3ケ月後 4ケ月後 ──────────────────────────────────── 処方例1 A A A A 2 A A A A 3 A A A B 4 A A A B 5 A A A B 6 A A A B 7 A A A A 8 A A A A 9 A A A B 10 A A A B 11 A A A B 12 A A A B 13 A A A A 14 A A A B 15 A A A B 16 A A A B 17 A A A B 18 A A A B 19 A A A A 20 A A A B 21 A A A B 22 A A A B 23 A A A B 24 A A A A 25 A A A B ──────────────────────────────────── 比較例1 A A B C 2 D ──────────────────────────────────── 無処理網 D ──────────────────────────────────── 付着生物は、ほとんどがヒドロ虫であった。
【0041】第2表より、処方例1〜25のすべてにお
いて少なくとも3ケ月間は浸海した漁網にヒドロ虫が全
く付着しないことがわかった。ヒドロ虫等の腔腸動物に
対して、これほど効果のある有効成分は今まで見出され
ていない。すなわち、本発明のピリジン−トリフェニル
ボランを有効成分とする漁網防汚剤は、ヒドロ虫等の腔
腸動物に対して、極めて強力な特続性のある実用的効果
を示すことが判明した。また、本防汚剤は毒性が低く、
安全性が高いことはもとより、分散安定性の良好な防汚
剤であることが判明した。
いて少なくとも3ケ月間は浸海した漁網にヒドロ虫が全
く付着しないことがわかった。ヒドロ虫等の腔腸動物に
対して、これほど効果のある有効成分は今まで見出され
ていない。すなわち、本発明のピリジン−トリフェニル
ボランを有効成分とする漁網防汚剤は、ヒドロ虫等の腔
腸動物に対して、極めて強力な特続性のある実用的効果
を示すことが判明した。また、本防汚剤は毒性が低く、
安全性が高いことはもとより、分散安定性の良好な防汚
剤であることが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A01N 55:02 A01N 55:02 47:14 47:14 37:32 37:32 31:08 31:08 43:40) 43:40) (56)参考文献 特開 平7−133207(JP,A) 特開 昭51−62831(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 55/08 A01N 25/12 A01N 37/34 A01N 43/78 A01N 55/02 A01N 47/14 A01N 37/32 A01N 31/08 A01N 43/40
Claims (3)
- 【請求項1】 1〜25重量%のピリジン−トリフェニ
ルボランを有効成分として含有し、当該ピリジン−トリ
フェニルボランの平均粒子径が0.1〜2μmであるこ
とを特徴とする腔腸動物付着防止用漁網防汚剤。 - 【請求項2】 ピリジン−トリフェニルボランと、次の
(a)〜(g)の中から選ばれる化合物の1種または2
種以上とを有効成分として含有することを特徴とする請
求項1記載の漁網防汚剤。 (a)1,3−ジシアノテトラクロロベンゼン、 (b)2−(チオシアノメチルチオ)ベンゾチアゾー
ル、 (c)一般式 【化1】 (式中、R 1 は炭素数1〜4個のアルキル基を示す。)
により表されるテトラアルキルチウラムジスルフィッド
類の1種または2種以上、 (d)一般式 【化2】 (式中、R 2 は水素、アルキル基、ハロゲン置換アルキ
ル基、シクロアルキル基、フェニル基、アルキル置換フ
ェニル基、ハロゲン置換フェニル基、ベンジル基、アル
キル置換ベンジル基、またはハロゲン置換ベンジル基を
示す。)により表される2,3−ジクロロマレイミド類
の1種または2種以上、 (e)一般式 【化3】 (式中、R 3 ,R 4 は同一または異なって炭素数1〜4個
のアルキル基を、M 1 は水不溶性金属塩を形成する金属
を示す。)により表されるジチオカルバミン酸金属塩の
1種または2種以上、 (f)一般式 【化4】 (式中、R 5 ,R 6 ,R 7 は、同一または異なって水素、
アルキル基、ハロゲン置換アルキル基、シクロアルキル
基、フェニル基、ハロゲン、アルコキシ基、カルボキシ
基、またはアルケニル基を示す。)により表されるフェ
ノール類の1種または2種以上、および (g)一般式 【化5】 (式中、M 2 は水不溶性金属塩を形成する金属を示し、
mはその金属の価数を示す。)により表されるピリチオ
ン金属塩の1種または2種以上。 - 【請求項3】 溶出調整剤として一般式 R 8 −(S) n −R 8 (式中、R 8 は炭素数1〜20個のアルキルを示し、n
は2〜10の整数を示す。)により表されるジアルキル
ポリスルフィッド誘導体、平均分子量が200〜100
0を有するポリブテン、パラフィン類およびワセリンか
ら選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴と
する請求項1または2に記載の漁網防汚剤。
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- 1995-02-24 JP JP03653295A patent/JP3259567B2/ja not_active Expired - Fee Related
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