JP3256335B2 - 燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法 - Google Patents

燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法

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    • F23N5/08Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using light-sensitive elements

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市ごみや産業廃棄物
を燃焼させる炉を備えた燃焼設備の排ガス中の酸素濃度
を所定範囲内に制御する燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】図20は従来のこの種の燃焼設備の燃焼排
ガス酸素濃度制御装置の構成例を示す図である。図20
において、7は焼却炉であり、該焼却炉7には、底部に
一次空気供給装置5から一次空気が、フリーボードには
二次空気(燃焼空気)が供給されるようになっている。
8は都市ごみや産業廃棄物等の燃焼物を供給する燃焼物
供給ホッパであり、9は該燃焼物供給ホッパから供給さ
れる燃焼物を焼却炉7内に供給する燃焼物供給装置であ
る。
【0003】1は排ガス酸素濃度検出端、2は排ガス酸
素濃度検出センサであり、該排ガス酸素濃度検出端1と
排ガス酸素濃度検出センサ2で燃焼排ガス中の酸素濃度
を検出し検出信号PV1として排ガス酸素濃度調節計3
に送られる。該排ガス酸素濃度調節計3においては、P
ID(比例・積分・微分)演算器により、前記検出信号
PV1と排ガス酸素濃度調節計3の設定値SV1との偏
差をPID演算し、操作出力信号MV1を出力し、二次
空気供給ダンパ4を操作する。
【0004】この結果、排ガス酸素濃度の検出点まで排
ガスが流れる時間及び排ガス酸素濃度検出センサの検出
遅れなどがあるため、平均的には酸素濃度を所定の範囲
に保持できるが、一時的に酸素不足が生じたり、酸素過
剰になることがあった。
【0005】図21は上記欠点を改善するため特願昭6
3−155631号で提案された燃焼排ガス酸素濃度制
御装置の構成を示す図である。図21の燃焼排ガス酸素
濃度制御装置が図20の燃焼排ガス酸素濃度制御装置と
相違する点は、明るさ検出端10及び明るさ検出センサ
11を備え、該明るさ検出端10及び明るさ検出センサ
11により、焼却炉7の炉内の火炎の明るさを検出し、
検出信号PV2として図22に示すような特性を有する
非線形演算器12に出力し、該非線形演算器12より明
るさ検出センサ11による二次空気供給ダンパ4の操作
信号Y1を出力し加算器13に送るようにしている点で
ある。
【0006】そして加算器13では排ガス酸素濃度調節
計3及び非線形演算器12から送られてくる信号によ
り、下記の演算を行い二次空気供給ダンパ4を操作す
る。 Y2=K1×MV1+K2×Y1 但し、K1,K2は定数
【0007】
【発明が解決しようとする課題】燃焼排ガス酸素濃度制
御装置を図21に示す構成とすることにより、この結
果、排ガス酸素濃度の検出点まで排ガスが流れる時間及
び検出センサの遅れなどの欠点が飛躍的に改善された。
しかしながら、焼却炉7の炉内の温度、ごみ質、排ガス
中の水分量や明るさ検出センサ面の汚れなどにより、明
るさ検出センサの信号が変化し、燃焼量に比較して強ま
ると、結果として排ガス酸素濃度が高めで安定し過冷却
となったり、燃焼量に比較して低めになると一時的に空
気不足となり、最終的には酸素濃度調節計3からの制御
出力が上昇し常時空気が供給されてしまい過冷却となり
COが発生する弊害があった。
【0008】また、特願平1−212824号(特開平
3−75402号公報)には、炉床下部に供給される一
次空気から分岐してフリーボードに供給する二次空気量
(バイパス空気量)を基本的には明るさ検出センサの出
力により制御し、該明るさ検出センサの経時変化を酸素
濃度調節計の出力により補正するように構成した燃焼制
御方法が開示されている。この構成の燃焼制御方法を燃
焼排ガス酸素濃度制御方法に採用した場合、上記弊害は
ある程度解決できる。
【0009】しかしながら、例えば流動床炉において、
流動空気低下、炉床温度低下、発熱量上昇、砂レベル低
下等は図23に示すように炉内の燃焼状態に種々の影響
を与える要因となる。流動空気量及び炉床温度の低下は
燃焼物のガス化量の緩慢を招き、炉内圧変動緩慢、排ガ
ス流量変動減少を招く。また、炉床温度の低下、発熱量
の上昇及び砂レベルの低下は、砂中燃焼率の低下を招
き、該砂中燃焼率の低下はフリーボード内での燃焼増大
となり、火炎輝度の増大、炉頂温度上昇、フリーボード
炉壁の赤熱を招き、その結果炉内の明るさを検出するフ
レームセンサ(明るさ検出センサ)の出力、及び炉内の
燃焼状態を監視するITVの画像処理信号が増大する。
【0010】更に、図24に示すように、炉床注水量の
増加は炉床温度の低下を招き、該炉床温度の低下は炉内
圧変動の緩慢を招く。また、炉床注水量の増加及び炉頂
スプレー量の増加は排ガス水分量の増加を招き、該排ガ
ス水分量の増加は炉内酸素濃度の低下、火炎輝度の低下
及び排ガス流量増加を招き、更に火炎輝度の低下は、フ
レームセンサ(検出センサ)の出力低下、ITVの画像
処理信号の低下を招く。
【0011】上記のように炉内の燃焼状態に影響を与え
る要因には種々のものがあり、炉内の燃焼状態を把握す
るための明るさ検出センサ、ITV等の炉内の燃焼状態
検出センサの出力もこれらの種々の要因を受けて変動す
る。従って、排ガス酸素濃度を基本的には燃焼状態検出
センサの出力信号により制御し、この燃焼状態検出セン
サの経時変化を酸素濃度調節計の制御出力により補正す
るだけでは、精度の良い安定した燃焼排ガス酸素濃度制
御方法が得られないという問題があった。
【0012】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、燃焼状態検出センサの経時変化を酸素濃度調節計の
制御出力により補正すると共に、該燃焼状態検出センサ
の出力に影響を与える種々の要因を検出する要因検出セ
ンサを設け、燃焼状態検出センサの経時変化を更に該要
因センサの出力により補正し、常に適正な燃焼用空気量
制御を確保できる燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、都市ごみや産業廃棄物などを焼却する炉を備
えた焼却設備に、排ガス中の酸素濃度を制御する排ガス
酸素濃度制御手段を設け、該排ガス酸素濃度制御手段に
より、排ガス中の酸素濃度を所定の範囲内に制御する燃
焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法において、排ガス
中の酸素濃度を検出し、排ガス酸素濃度制御手段を制御
して排ガス酸素濃度を所定の範囲に制御する酸素濃度調
節計を具備すると共に、炉内の燃焼状態を把握するため
炉内の燃焼状態検出センサと、該燃焼状態検出センサの
出力に影響を与える要因を検出する要因検出センサを設
け、排ガス酸素濃度制御手段を基本的には燃焼状態検出
センサの出力信号により制御し、燃焼状態検出センサの
経時変化を酸素濃度調節計の制御出力により補正すると
共に、該燃焼状態検出センサの経時変化を要因センサの
出力により更に補正することを特徴とする。
【0014】前記炉内の燃焼状態検出センサには、炉内
の明るさを検出する明るさ検出センサ、炉内監視用IT
Vの監視画像を画像処理して燃焼状態を検出する手段、
炉内の酸素濃度を検出する炉内酸素濃度検出センサ、炉
内に投入される燃焼物の重量を検出する燃焼物重量検出
センサ、排ガス流量を検出する排ガス流量検出センサ、
炉内圧力を検出する炉内圧検出センサ、炉内に投入され
る入熱量(投入される燃焼物の重量×単位重量当たりの
発熱量)を検出する入熱量検出センサ等を用いる。
【0015】前記燃焼状態検出センサの出力に影響を与
える要因を検出する要因検出センサには炉床温度を検出
する炉床温度検出センサ、炉頂温度を検出せする炉頂温
度センサ、炉床に注水される注水量を検出する炉床注水
量検出センサ、炉頂からスプレーするスプレー量を検出
する炉頂スプレー量検出センサ、排ガス中の水分量を検
出する排ガス水分量検出センサ、助燃流量を検出する助
燃流量検出センサ、流動空気量を検出する流動空気量検
出センサ、燃焼物の発熱量を検出する燃焼物発熱量検出
センサ、炉床の砂レベルを検出する炉床砂レベル検出セ
ンサ等を用いる。
【0016】前記排ガス酸素濃度制御手段には、二次空
気流量を調節する手段、給塵量を調節する手段、炉床下
部に供給する空気から分岐してフリーボードに供給する
バイパス空気流量を調節する手段等を用いる。
【0017】
【作用】本発明は上記構成を採用することにより、排ガ
ス酸素濃度制御手段を基本的には燃焼状態検出センサの
出力信号により制御し、燃焼状態検出センサの経時変化
を酸素濃度調節計の制御出力により補正すると共に、該
燃焼状態検出センサの経時変化を要因センサの出力によ
り更に補正するので、明るさ検出センサ等の燃焼状態検
出センサの経時変化を酸素濃度調節計の制御出力と要因
センサの出力とで補正することになり、燃焼状態検出セ
ンサの経時変化をより精度よく補正ができ、常に適正な
燃焼ガス酸素濃度制御が確保できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制
御装置の基本的な構成例を示す図である。図1におい
て、排ガス酸素濃度検出端1と排ガス酸素濃度検出セン
サ2で燃焼排ガス中の酸素濃度を検出し検出信号PV1
として出力し、排ガス酸素濃度調節計3に送られる。排
ガス酸素濃度調節計3では操作出力信号MV1を補正演
算器14に送る。
【0019】一方、明るさ検出端10及び明るさ検出セ
ンサ11において、燃焼炉7の炉内の火炎の明るさを検
出し検出信号PV2として補正演算器14に送る。補正
演算器14は、該検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度
調節計3からの操作出力信号MV1で補正した信号Y3
を下記の演算により出力し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2
【0020】非線形演算器12は図22に示すような特
性を有し、補正演算器14の出力信号Y3による操作信
号Y1を出力し、二次空気供給ダンパ4を操作する。燃
焼排ガス酸素濃度制御装置を上記の如く構成することに
より、明るさ検出センサ11の検出信号PV2を排ガス
酸素濃度調節計の操作出力信号MV1により補正するこ
とにより、明るさ検出センサ11の経時変化を自動的に
補正し、適正な燃焼用空気量制御を確保する。
【0021】燃焼排ガス酸素濃度制御を上記のように行
なっても、明るさ検出センサ11の経時変化を自動的に
補正することができるが、図23、図24に示すよう
に、明るさ検出センサ11(フレームセンサ)の出力に
影響を与える要因には種々のものがあり、この種々の要
因を把握し、燃焼排ガス酸素濃度制御に反映させないと
精度のよい安定した制御が得られないことは上記の通り
である。そこで本発明では明るさ検出センサ11の出力
に影響を与える要因を検出する要因検出センサ15を設
け、検出センサ11の経時変化を該要因検出センサ15
の出力により要因補正演算機器16を通して更に補正す
るように構成する。以下、要因検出センサ及び要因補正
演算機器の具体的例を説明する。
【0022】〔実施例1〕図2は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
同図において、図1と同一符号を付した部分は同一又は
相当部分を示し同一作用を奏するのでその詳細な説明は
省略する。以下他の図面においても同様とする。図2に
おいて、21は炉床温度検出端、22は炉床温度検出セ
ンサ、23は炉床温度補正演算器である。炉床温度検出
センサ22の検出信号PV3は炉床温度補正演算器23
に入力され、該炉床温度補正演算器23は検出信号PV
3に演算を施し、出力Y23を補正演算器14に出力す
る。
【0023】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と炉床温度補正演算器23の出
力Y23とで補正し、信号Y3を下記の演算により出力
し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y23
【0024】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が増大してもその要因には種々のケースがあ
る。流動床炉においては、炉床温度の低下は図23に示
すように、砂中燃焼率の低下→フリーボード燃焼率の上
昇→火炎輝度の増大となるから、明るさ検出センサ11
の出力が増大してもその要因には、燃焼量の増大による
火炎輝度が増大する場合と、燃焼量が同じであるが炉床
温度の低下による砂中燃焼率が低下し、その分フリーボ
ードでの燃焼率が増大し火炎輝度が増大する場合もあ
る。
【0025】そこで本実施例1では、炉床温度補正演算
器23に図11に示すように炉床温度検出センサ22の
出力PV3が低い場合は出力Y23を低くし、炉床温度
検出センサ22の出力PV3が高い場合は出力Y23を
高くする演算を行なわせ、該出力Y23を前記補正演算
器14に入力しているのである。これにより炉内燃焼状
態検出センサである明るさ検出センサ11の経時変化を
排ガス酸素濃度調節計3の操作出力信号MV1により補
正すると共に、該明るさ検出センサ11の出力に影響を
与える炉床温度で更に補正することになり、より精度の
よい安定した燃焼排ガス酸素濃度制御が可能となる。
【0026】〔実施例2〕図3は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
図3において、24は炉頂温度検出端、25は炉頂温度
検出センサ、26は炉頂温度補正演算器である。炉頂温
度検出センサ25の検出信号PV4は炉頂温度補正演算
器26に入力され、該炉頂温度補正演算器26は検出信
号PV4に演算を施し、出力Y24を補正演算器14に
出力する。
【0027】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と炉頂温度補正演算器26の出
力Y26とで補正し、信号Y3を下記の演算により出力
し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y26
【0028】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が増大してもその要因には上記のように種々
のケースがある。流動床炉においては、炉頂温度の上昇
は図23に示すように、フリーボード炉壁の赤熱→明る
さ検出センサ(フレームセンサ)の出力増大となる場合
もあるから、明るさ検出センサ11の出力が増大して
も、少なくとも燃焼量の増大による火炎輝度が増大する
場合と、燃焼量が同じであるが炉頂温度上昇によりフリ
ーボード炉壁の赤熱で明るさ検出センサの出力が増大す
る場合とがある。
【0029】そこで本実施例2では、炉頂温度補正演算
器26に図12に示すように炉頂温度検出センサ25の
出力PV4が低い場合は出力Y26を高くし、炉頂温度
検出センサ25の出力PV3が高い場合は出力Y26を
低くする演算を行なわせ、該出力Y26を前記補正演算
器14に入力しているのである。これにより炉内燃焼状
態検出センサである明るさ検出センサ11の経時変化を
排ガス酸素濃度調節計3の操作出力信号MV1により補
正すると共に、該明るさ検出センサ11の出力に影響を
与える炉頂温度で更に補正することになり、より精度の
よい安定した燃焼排ガス酸素濃度制御が可能となる。
【0030】〔実施例3〕図4は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
図4において、27は炉床注水量検出端、28は炉床注
水量検出センサ、29は炉床注水量補正演算器である。
炉床注水量検出センサ28の検出信号PV5は炉床注水
量補正演算器29に入力され、該炉床注水量補正演算器
29は検出信号PV5に演算を施し、出力Y29を補正
演算器14に出力する。
【0031】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と炉床注水量補正演算器29の
出力Y29とで補正し、信号Y3を下記の演算により出
力し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y29
【0032】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が低下してもその要因には上記のように種々
のケースがある。流動床炉においては、炉床注水量の増
加は図24に示すように、排ガス水分量の増加→火炎輝
度の低下→明るさ検出センサ(フレームセンサ)の出力
低下となる場合もあるから、明るさ検出センサ11の出
力が低下しても、少なくとも燃焼量の減少による火炎輝
度が低下する場合と、燃焼量が同じであるが上記のよう
に炉床注水量の増加による火炎輝度の低下で明るさ検出
センサの出力が低下する場合とがある。
【0033】そこで本実施例3では、炉床注水量補正演
算器29に図13に示すように炉床注水量検出センサ2
8の出力PV5が低い場合は出力Y29を低くし、炉床
注水量検出センサ28の出力PV5が高い場合は出力Y
29を高くする演算を行なわせ、該出力Y29を前記補
正演算器14に入力しているのである。これにより炉内
燃焼状態検出センサである明るさ検出センサ11の経時
変化を排ガス酸素濃度調節計3の操作出力信号MV1に
より補正すると共に、該明るさ検出センサ11の出力に
影響を与える炉床注水量で更に補正することになり、よ
り精度のよい安定した燃焼排ガス酸素濃度制御が可能と
なる。
【0034】〔実施例4〕図5は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
図5において、30は炉頂スプレー量検出端、31は炉
頂スプレー量検出センサ、32は炉頂スプレー量補正演
算器である。炉頂スプレー量検出センサ31の検出信号
PV6は炉頂スプレー量補正演算器32に入力され、該
炉頂スプレー量補正演算器32は検出信号PV6に演算
を施し、出力Y32を補正演算器14に出力する。
【0035】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と炉頂スプレー量補正演算器3
2の出力Y32とで補正し、信号Y3を下記の演算によ
り出力し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y32
【0036】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が低下してもその要因には上記のように種々
のケースがある。流動床炉においては、炉頂スプレー量
の増加は図24に示すように、排ガス水分量の増加→火
炎輝度の低下→明るさ検出センサ(フレームセンサ)の
出力低下となる場合もあるから、明るさ検出センサ11
の出力が低下しても、少なくとも燃焼量の減少による火
炎輝度が低下する場合と、燃焼量が同じであるが上記の
ように炉頂スプレー量の増加による火炎輝度の低下で明
るさ検出センサの出力が低下する場合とがある。
【0037】そこで本実施例4では、炉頂スプレー量補
正演算器32に図14に示すように炉頂スプレー量検出
センサ31の出力PV6が低い場合は出力Y32を低く
し、炉頂スプレー量検出センサ31の出力PV6が高い
場合は出力Y32を高くする演算を行なわせ、該出力Y
32を前記補正演算器14に入力しているのである。こ
れにより炉内燃焼状態検出センサである明るさ検出セン
サ11の経時変化を排ガス酸素濃度調節計3の操作出力
信号MV1により補正すると共に、該明るさ検出センサ
11の出力に影響を与える炉頂スプレー量で更に補正す
ることになり、より精度のよい安定した燃焼ガス酸素濃
度制御が可能となる。
【0038】〔実施例5〕図6は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
図6において、33は排ガス水分量検出端、34は排ガ
ス水分量検出センサ、35は排ガス水分量補正演算器で
ある。排ガス水分量検出センサ34の検出信号PV7は
排ガス水分量補正演算器35に入力され、該排ガス水分
量補正演算器35は検出信号PV7に演算を施し、出力
Y35を補正演算器14に出力する。
【0039】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と排ガス水分量補正演算器35
の出力Y35とで補正し、信号Y3を下記の演算により
出力し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y35
【0040】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が低下してもその要因には上記のように種々
のケースがある。流動床炉においては、排ガス水分量の
増加は図24に示すように、排ガス水分量の増加→火炎
輝度の低下→明るさ検出センサ(フレームセンサ)の出
力が低下となる場合もあるから、明るさ検出センサ11
の出力低下しても、燃焼量の減少による火炎輝度が低下
する場合と、燃焼量が同じであるが上記のように排ガス
水分量の増加による火炎輝度の低下で明るさ検出センサ
の出力が低下する場合もある。
【0041】そこで本実施例5では、排ガス水分量補正
演算器35に図15に示すように排ガス水分量検出セン
サ34の出力PV7が低い場合は出力Y35を低くし、
排ガス水分量検出センサ34の出力PV7が高い場合は
出力Y35を高くする演算を行なわせ、該出力Y35を
前記補正演算器14に入力しているのである。これによ
り炉内燃焼状態検出センサである明るさ検出センサ11
の経時変化を排ガス酸素濃度調節計3の操作出力信号M
V1により補正すると共に、該明るさ検出センサの出力
に影響を与える排ガス水分量で更に補正することにな
り、より精度のよい安定した燃焼排ガス酸素濃度制御が
可能となる。
【0042】〔実施例6〕図7は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
図7において、36は助燃料流量検出端、37は助燃料
流量検出センサ、38は助燃料流量補正演算器である。
助燃料流量検出センサ37の検出信号PV8は助燃料流
量補正演算器38に入力され、該助燃料流量補正演算器
38は該検出信号PV8から排ガス酸素濃度調節計3の
設定値SV1を算出し、排ガス酸素濃度調節計3に出力
する。助燃バーナによる助燃料(重油)の燃焼における
空気比が1.1〜1.4であるのに対して、ごみ燃焼に
おける空気比は1.75〜2.3である。従って、助燃
料の燃焼時は排ガス酸素濃度調節計3の設定値SV1を
助燃流量に応じて低下させる必要がある。更に、検出信
号PV8は助燃流量補正演算器38’に入力され、該助
燃料流量補正演算器38’は検出信号PV8に演算を施
し、出力Y38’を補正演算器14に出力する。
【0043】そこで本実施例6では、助燃料流量補正演
算器38は助燃料流量検出センサ37の検出信号PV8
により、図16(a)に示すように、検出信号PV8が
小さいときは排ガス酸素濃度調節計3の設定値SV1を
高く、反対に検出信号PV8が大きいときは低くしてい
る。これにより炉内燃焼状態検出センサである明るさ検
出センサ11の経時変化を助燃料流量の検出信号PV8
に基づいて補正された設定値SV1による排ガス酸素濃
度調節計3の操作出力信号MV1により補正することに
なり、助燃バーナ作動時の精度のよい安定した燃焼排ガ
ス酸素濃度制御が可能となる。更に、図16(b)に示
すように、助燃料流量の検出信号PV8が低い場合は助
燃料流量補正演算器38’の出力Y38’を大きく、検
出信号PV8が高い場合は出力Y38’を小さくする。
【0044】〔実施例7〕図8は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
図8において、39は流動空気量検出端、40は流動空
気量検出センサ、41は流動空気量補正演算器である。
流動空気量検出センサ40の検出信号PV9は流動空気
量補正演算器41に入力され、該流動空気量補正演算器
41は検出信号PV9に演算を施し、出力Y39を補正
演算器14に出力する。
【0045】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と流動空気量補正演算器41の
出力Y39とで補正し、信号Y3を下記の演算により出
力し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y39
【0046】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が増大してもその要因には上記のように種々
のケースがある。流動床炉においては、流動空気量の低
下は図23に示すように、流動空気量の低下→燃焼物の
ガス化量の低下→砂中燃焼率の低下→フリーボード燃焼
率の上昇→火炎輝度上昇→明るさ検出センサ(フレーム
センサ)の出力増加となるから、明るさ検出センサ11
の出力が増大しても、燃焼量の増大による火炎輝度が増
大する場合と、燃焼量が同じであるが上記のように流動
空気量の低下による火炎輝度の増大で明るさ検出センサ
の出力が増大する場合もある。
【0047】そこで本実施例7では、流動空気量補正演
算器41に図17に示すように流動空気量検出センサ4
0の出力PV9が低い場合は出力Y41を低くし、流動
空気量度検出センサ40の出力PV9が高い場合は出力
Y41を高くする演算を行なわせ、該出力Y41を前記
補正演算器14に入力しているのである。これにより炉
内燃焼状態検出センサである明るさ検出センサ11の経
時変化を排ガス酸素濃度調節計3の操作出力信号MV1
により補正すると共に、該明るさ検出センサ11の出力
に影響を与える流動空気量で更に補正することになり、
より精度のよい安定した燃焼排ガス酸素濃度制御が可能
となる。
【0048】〔実施例8〕図9は本発明の燃焼排ガス酸
素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図である。
図9において、42は燃焼物(ごみ)の発熱量を検出す
るための発熱量検出端、43は発熱量検出センサ、44
は発熱量補正演算器である。発熱量検出センサ43の検
出信号PV10は発熱量補正演算器44に入力され、該
発熱量補正演算器44は検出信号PV10に演算を施
し、出力Y44を補正演算器14に出力する。
【0049】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と発熱量補正演算器44の出力
Y44とで補正し、信号Y3を下記の演算により出力
し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y44
【0050】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が増大してもその要因には上記のように種々
のケースがある。流動床炉においては、発熱量の上昇は
図23に示すように、砂中燃焼率の低下→フリーボード
燃焼率の上昇→火炎輝度の上昇→明るさ検出センサ(フ
レームセンサ)の出力増大となるから、明るさ検出セン
サ11の出力が増大しても、燃焼量の増大による火炎輝
度が増大する場合と、燃焼量が同じであるが燃焼物の発
熱量の上昇による火炎輝度の増大で明るさ検出センサの
出力が増大する場合もある。
【0051】そこで本実施例8では、発熱量補正演算器
44に図18に示すように発熱量検出センサ43の出力
PV10が低い場合は出力Y44を高くし、発熱量度検
出センサ43の出力PV10が高い場合は出力Y44を
低くする演算を行なわせ、該出力Y44を前記補正演算
器14に入力しているのである。これにより炉内燃焼状
態検出センサである明るさ検出センサ11の経時変化を
排ガス酸素濃度調節計3の操作出力信号MV1により補
正すると共に、該明るさ検出センサ11の出力に影響を
与える発熱量で更に補正することになり、より精度のよ
い安定した燃焼排ガス酸素濃度制御が可能となる。
【0052】〔実施例9〕図10は本発明の燃焼排ガス
酸素濃度制御方法を適用する装置の構成を示す図であ
る。図10において、45は砂レベル検出端、46は砂
レベル検出センサ、47は砂レベル補正演算器である。
砂レベル検出センサ46の検出信号PV11は砂レベル
補正演算器47に入力され、該砂レベル補正演算器47
は検出信号PV11に演算を施し、出力Y47を補正演
算器14に出力する。
【0053】補正演算器14は、上記明るさ検出センサ
11の検出信号PV2を前記排ガス酸素濃度調節計3か
らの操作出力信号MV1と砂レベル補正演算器47の出
力Y47とで補正し、信号Y3を下記の演算により出力
し、非線形演算器12に送る。 Y3=K1×MV1×PV2×Y47
【0054】炉内の明るさを検出する明るさ検出センサ
11の出力が増大してもその要因には上記のように種々
のケースがある。流動床炉においては、砂レベルの低下
は図23に示すように、砂中燃焼率の低下→フリーボー
ド燃焼率の上昇→火炎輝度の上昇→明るさ検出センサ
(フレームセンサ)の出力増大となるから、明るさ検出
センサ11の出力が増大しても、燃焼量の増大による火
炎輝度が増大する場合と、燃焼量が同じであるが砂レベ
ルの低下によるフリーボード燃焼率の上昇から火炎輝度
の増大で明るさ検出センサの出力が増大する場合もあ
る。
【0055】そこで本実施例9では、砂レベル補正演算
器47に図19に示すように砂レベル検出センサ46の
出力PV11が低い場合は出力Y47を低くし、砂レベ
ル検出センサ46の出力PV11が高い場合は出力Y4
7を高くする演算を行なわせ、該出力Y47を前記補正
演算器14に入力しているのである。これにより炉内燃
焼状態検出センサである明るさ検出センサ11の経時変
化を排ガス酸素濃度調節計3の操作出力信号MV1によ
り補正すると共に、該明るさ検出センサ11の出力に影
響を与える砂レベルで更に補正することになり、より精
度のよい安定した燃焼排ガス酸素濃度制御が可能とな
る。
【0056】なお、上記実施例では炉内の燃焼状態を検
出する燃焼状態検出センサとして炉内の明るさを検出す
る明るさ検出センサを用いたが、燃焼状態検出センサは
これに限定されるものではなく、例えば、下記のような
手段及びセンサ等が考えられる。 (1)炉内監視用ITVを設け、該ITVで監視した画
像を画像処理して得られた信号により燃焼状態を検出す
る手段、(2)炉内の酸素濃度を検出する炉内酸素濃度
検出センサ、(3)炉内に投入される燃焼物の重量を検
出することを燃焼物重量検出センサ、(4)排ガス流量
を検出する排ガス流量検出センサ、(5)炉内圧力を検
出する炉内圧検出センサ、(6)炉内に投入される入熱
量(投入される燃焼物の重量×単位重量当たりの発熱
量)を検出す入熱量検出センサ。
【0057】また、炉内の燃焼状態の検出も上記明るさ
検出センサ及び(1)〜(6)の手段及びセンサの2つ
以上の組み合わせによる検出でもよく、燃焼状態検出セ
ンサの経時変化の補正も上記実施例の2つ以上を組み合
わせて重み付けして補正するようにしてもよい。
【0058】また、上記実施例では排ガス酸素濃度制御
手段を二次空気調整ダンパを制御して二次空気流量を調
節する方法を示したが、排ガス酸素濃度制御手段はこれ
に限定されるものではなく、例えば、給塵量(燃焼物)
を調節する手段、炉床下部に供給する空気から分岐して
フリーボードに供給するバイパス空気流量を調節する手
段、或いはこれらの組み合わせでもよい。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
排ガス酸素濃度制御手段を基本的には燃焼状態検出セン
サの出力信号により制御し、燃焼状態検出センサの経時
変化を酸素濃度調節計の制御出力により補正すると共
に、該燃焼状態検出センサの経時変化を要因センサの出
力により更に補正するので、下記のような優れた効果が
得られる。 (1)燃焼状態検出センサの経時変化を酸素濃度調節計
の制御出力と要因センサの出力とで補正することにな
り、燃焼状態検出センサの経時変化をより精度よく補正
ができ、常に適正な燃焼排ガス酸素濃度制御が確保でき
る。 (2)また、低酸素濃度で運転できるので排ガス量が減
少し、省エネルギーを図ることができ、実用上極めて大
きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方
法を適用する燃焼設備の基本的構成例を示す図である。
【図2】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図3】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図4】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図5】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図6】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図7】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図8】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図9】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用す
る燃焼設備の構成を示す図である。
【図10】本発明の燃焼排ガス酸素濃度制御方法を適用
する燃焼設備の構成を示す図である。
【図11】炉床温度補正演算器の特性を示す図である。
【図12】炉頂温度補正演算器の特性を示す図である。
【図13】炉床注水量補正演算器の特性を示す図であ
る。
【図14】炉頂スプレー量補正演算器の特性を示す図で
ある。
【図15】排ガス水分量補正演算器の特性を示す図であ
る。
【図16】助燃料流量補正演算器の特性を示す図であ
る。
【図17】流動空気量補正演算器の特性を示す図であ
る。
【図18】発熱量補正演算器の特性を示す図である。
【図19】砂レベル補正演算器の特性を示す図である。
【図20】従来の燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御装
置の構成例を示す図である。
【図21】従来の燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御装
置の構成例を示す図である。
【図22】非線形演算器の特性例を示す図である。
【図23】フレームセンサの出力に影響を与える流動床
炉の種々の要因の関係を示す図である。
【図24】フレームセンサの出力に影響を与える流動床
炉の種々の要因の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 排ガス酸素濃度検出端 2 排ガス酸素濃度検出センサ 3 排ガス酸素濃度調節計 4 二次空気供給ダンパ 5 一次空気供給装置 6 二次空気供給装置 7 焼却炉 8 燃焼物供給ホッパ 9 燃焼物供給装置 10 明るさ検出端 11 明るさ検出センサ 12 非線形演算器 13 加算器 14 補正演算器 21 炉床温度検出端 22 炉床温度検出センサ 23 炉床温度補正演算器 24 炉頂温度検出端 25 炉頂温度検出センサ 26 炉頂温度補正演算器 27 炉床注水量検出端 28 炉床注水量検出センサ 29 炉床注水量補正演算器 30 炉頂スプレー量検出端 31 炉頂スプレー量検出センサ 32 炉頂スプレー量補正演算器 33 排ガス水分量検出端 34 排ガス水分量検出センサ 35 排ガス水分量補正演算器 36 助燃料流量検出端 37 助燃料流量検出センサ 38 助燃料流量補正演算器 38’ 助燃料流量補正演算器 39 流動空気量検出端 40 流動空気量検出センサ 41 流動空気量補正演算器 42 発熱量検出端 43 発熱量検出センサ 44 発熱量補正演算器 45 砂レベル検出端 46 砂レベル検出センサ 47 砂レベル補正演算器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 都市ごみや産業廃棄物などを焼却する炉
    を備えた焼却設備に、排ガス中の酸素濃度を制御する排
    ガス酸素濃度制御手段を設け、該排ガス酸素濃度制御手
    段により、排ガス中の酸素濃度を所定の範囲内に制御す
    る燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法において、 排ガス中の酸素濃度を検出し、前記排ガス酸素濃度制御
    手段を制御して排ガス酸素濃度を所定の範囲に制御する
    酸素濃度調節計を具備すると共に、前記炉内の燃焼状態
    を把握するため炉内の燃焼状態検出センサと、該燃焼状
    態検出センサの出力に影響を与える要因を検出する要因
    検出センサを設け、 排ガス酸素濃度制御手段を基本的には前記燃焼状態検出
    センサの出力信号により制御し、 前記燃焼状態検出センサの経時変化を前記酸素濃度調節
    計の制御出力により補正すると共に、該燃焼状態検出セ
    ンサの経時変化を前記要因センサの出力により更に補正
    することを特徴とする燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制
    御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の燃焼設備の燃焼排ガス
    酸素濃度制御方法において、 前記炉内の燃焼状態検出センサは、炉内の明るさを検出
    する明るさ検出センサ、又は炉内監視用ITVを設け、
    該ITVで監視した画像を画像処理により燃焼状態を検
    出する手段、又は炉内の酸素濃度を検出する炉内酸素濃
    度検出センサ、又は炉内に投入される燃焼物の重量を検
    出する燃焼物重量検出センサ、又は排ガス流量を検出す
    る排ガス流量検出センサ、又は炉内圧力を検出する炉内
    圧検出センサ、又は炉内に投入される入熱量(投入され
    る燃焼物の重量×単位重量当たりの発熱量)を検出する
    入熱量検出センサであることを特徴とする 燃焼設備の燃
    焼排ガス酸素濃度制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の燃焼設備の燃焼排
    ガス酸素濃度制御方法において、 前記燃焼状態検出センサの出力に影響を与える要因を検
    出する要因検出センサは、炉床温度を検出する炉床温度
    検出センサ、又は炉頂温度を検出する炉頂温度センサ、
    又は炉床に注水される注水量を検出する炉床注水量検出
    センサ、又は炉 頂からスプレーするスプレー量を検出す
    る炉頂スプレー量検出センサ、又は排ガス中の水分量を
    検出する排ガス水分量検出センサ、又は助燃流量を検出
    する助燃流量検出センサ、又は流動空気量を検出する流
    動空気量検出センサ、又は燃焼物の発熱量を検出する燃
    焼物発熱量検出センサ、又は炉床の砂レベルを検出する
    炉床砂レベル検出センサである ことを特徴とする燃焼設
    備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の燃焼設備の燃焼
    排ガス制御方法において、 前記炉内の燃焼状態検出センサの経時変化を請求項3に
    記載の各センサを2つ以上を組合わせて重み付けして補
    正する ことを特徴とする燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度
    制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法において、 前記排ガス酸素濃度制御手段は、二次空気流量を調節す
    る手段、又は給塵量を調節する手段、又は炉床下部に供
    給する空気から分岐してフリーボードに供給するバイパ
    ス空気流量を調節する手段である ことを特徴とする燃焼
    設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方法において、 前記排ガス酸素濃度制御手段として請求項5に記載の各
    手段を2つ以上を組み合わせて重み付けして補正する
    とを特徴とする燃焼設備の燃焼排ガス酸素濃度制御方
    法。
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