JP3255013B2 - 表皮一体成形方法及び表皮一体成形金型 - Google Patents

表皮一体成形方法及び表皮一体成形金型

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用内装トリ
ム等、飾り用の表皮を基材上に固着した部品を射出成形
するための表皮一体成形方法及び表皮一体成形金型に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用内装トリムには、意匠面である
表面の一部に飾り用の織物製や革製の表皮を固着するこ
とが行われている。次に、表皮を内装トリムの基材表面
に固着するための従来の製造方法を説明する。従来の第
一製造方法においては、自動車用内装トリムを上下に2
分割し、表皮が固着されたアッパー部材と、表皮のない
ロア部材とを別々に製造している。ここで、基材に表皮
を接合するアッパー部材の製造方法としては、例えば、
SPM工法が用いられていた。SPM工法とは、射出成
型機用金型の上型及び下型の間に表皮をセットして、型
開き状態で樹脂を射出し、所定のタイミングで型締めす
ることにより、低圧で表皮と基材の一体成形品を製造す
る方法である。低圧で樹脂を射出しているのは、高圧で
樹脂を射出すると、樹脂圧により表皮にしわが形成さ
れ、製品不良となるためである。そして、最後にアッパ
ー部材とロア部材とを超音波溶着により接合して内装用
トリムを完成させていた。アッパー部材とロア部材とを
接合する方法としては、超音波溶着による接合方法の他
に、かしめ接合、ネジ込み接合等が使用されていた。
【0003】また、上記第一製造方法のアッパー部材の
製造方法の変形例として、例えば、基材が木質繊維とフ
ェノール樹脂より成形された木質ボードである場合に
は、予め成形された木質ボードに表皮を貼り付ける製造
方法が採られていた。すなわち、加熱して伸びやすくし
た表皮を真空吸引して、接着剤の塗布された木質ボード
上に貼り合わせることにより、表皮を木質ボードに接着
していた。
【0004】また、従来の第二の製造方法として、例え
ば、特開平8−25382号公報、特開平8−2538
3号公報に記載されている方法がある。すなわち、表皮
を予め製品形状に賦形しておき、その賦形された表皮を
射出成型機の金型にインサート成形することにより部分
加飾成型品を得る方法である。ここで、表皮は、事前に
予備成形により形状が賦形され、外周をトリミングして
おくことが必要である。賦形とは、柔らかくて変形しや
すい表皮を、固形材等により最終形状に固めることをい
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内装トリムの製造方法には、次のような問題があった。 (1)従来の第一の方法では、アッパー部材とロア部材
とを別々に製造して、別工程で接合しているため、加工
工数が多くコストアップとなっていた。 (2)また、特開平8−25382号公報及び特開平8
−25383号公報の技術では、表皮を賦形する工程が
必要で有り、やはり加工工数が多くコストアップとなっ
ていた。もし、表皮を賦形しないで射出成形を行った場
合、表皮が製品形状によって伸ばされ、表面にしわが発
生する問題がある。元々表皮は飾り用に付加されるもの
であるから、表面にしわが発生すると商品価値が低下し
て問題となる。また、樹脂圧、樹脂温度により表皮表面
の起毛がつぶれたり、表皮自体が破損したりする恐れが
ある。
【0006】本発明は、上記した問題点を解決して、基
材の一部に表皮のある部品を、1つの工程で製造可能な
表皮一体成形方法及び表皮一体成形金型を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の表皮一体成形方法は、次のような方法を
採用している。 (1)樹脂基材部と該基材部の一部を覆う表皮とを、金
型により一体に樹脂成形する表皮一体成形方法におい
て、(a)表皮の一端部を金型の雌型と雄型とで挟んで
保持した後、(b)表皮の裏面と、表皮の存在しない部
分とに基材となる樹脂材料を射出成形する。 (2)(1)に記載する方法において、前記表皮の他の
端部を前記金型の外側で保持することにより、前記表皮
を張った状態で前記金型に挟んで保持させることを特徴
とする。 (3)(1)または(2)に記載する方法において、前
記表皮の一端部を保持する前記雌型が、木目込み凸部を
備えると共に、前記雄型が、前記木目込み凸部に対応し
た位置に、所定間隔の凸状列部を備える木目込み溝部を
有することを特徴とする。
【0008】そして、本発明の表皮一体成形金型は、次
のような構成を有している。 (4)樹脂基材部と該基材部の一部を覆う表皮とを、一
体に樹脂成形する表皮一体成形金型であって、表皮の一
端部を挟んで保持する一対の雄型保持部及び雌型保持部
と、表皮の他の端部を前記金型の外側で保持する表皮セ
ット装置とを有し、表皮を張った状態で金型に挟んで保
持させる。 (5)また、(4)に記載する金型において、前記雌型
が、前記表皮の保持部を備える第一雌金型と、第二雌金
型とに分割されており、前記第二雌金型が前記雄金型と
同期して移動する移動制御手段を有することを特徴とす
る。 (6)(4)または(5)に記載する金型において、前
記表皮の一端部を保持する前記雌型が、木目込み凸部を
備えると共に、前記雄型が、前記木目込み凸部に対応し
た位置に、所定間隔の凸状列部を備える木目込み溝部を
有することを特徴とする。
【0009】上記構成においては、表皮をインサート成
形する方法について述べているが、表皮以外の柔らかで
形の固定されていない部材であれば、本発明を適用でき
る。
【0010】上記表皮一体成形方法また表皮一体成形金
型によれば、先に金型の雄型と雌型とが表皮を挟んで保
持した状態で、表皮の裏側に樹脂を射出しているので、
射出成形時に表皮にしわが発生することがなく、しわの
発生により表皮の表面の起毛がつぶされたりすることが
ない。表皮を金型に取り付ければ、1工程で内装トリム
を製造することができるため、コストダウンが実現でき
る。また、表皮を金型の雄型と雌型とで挟んで保持する
ときに、表皮の他の端面を外側で張った状態としている
ので、雄型と雌型とで挟んだときに、表皮にしわが発生
することがない。また、雄型が、表皮を挟んで保持する
雌型の木目込み凸部に対向する位置に形成された所定の
間隔の凸状列部を備える木目込み溝部を有しているの
で、樹脂を射出成形するときに、樹脂が木目込み溝の両
側から凸状列の凹部に進入するため、両側の基材部を所
定の強度で連結させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態である表皮
一体成形金型及び表皮一体成形方法について、図面に基
づいて詳細に説明する。図8に雄金型10及び表皮セッ
ト装置24を斜視図で示す。また、図10に正面図を示
し、図11に図10の側面図を示し、図12に平面図を
示す。図8に示すように、雄金型10は、コア11及び
コア11の表面から突出する凸部11aにより構成され
ている。また、中央部の木目込み溝の中に上下方向に凸
状列であるリブを備える木目込み用リブ部11bが形成
されている。次に、凸部11aの外側に付設されている
表皮セット装置24の構成を説明する。コア11に直立
して2本の支軸14が、バネ20により外側に付勢され
て保持されている。支軸14には、コの字形状の表皮保
持部材13が固設されている。表皮保持部材13の支軸
14近くには、表皮12を挟んで固定するための隙間が
形成され、隙間には、表皮12を着脱するための4本の
固定ボルト19が取り付けられている。
【0012】次に、雌金型23について図9に基づいて
説明する。雌金型23のベース25には、トリムアッパ
ー型16が固定されている。また、トリムアッパー型1
6と接してトリムロア型15が、4つのバネ部材18に
よりトリムアッパー型16に対して移動可能に保持され
ている。また、トリムロア型15のトリムアッパー型1
6と接する面が突出して先行押さえ部15aが形成され
ている。図13に内装トリム21の外形を、(a)に平
面図で示し、(b)にA−A断面図で示す。内装トリム
21は、アッパートリム部21aとロアトリム部21b
から構成されている。内装トリム21は、基材部32の
アッパートリム部21aの表面に表皮12が固着され構
成されている。表皮12の下端面は、凹状の木目込み部
33により、外側から見えないように処理されている。
【0013】次に、上記構成を有する表皮一体成形金型
を用いて、内装トリム21を製造する方法を説明する。
図1乃至図7に製造方法の工程を金型の断面図で示す。
図1は金型が開いている状態を示している。この状態に
おいて、作業者が表皮12を表皮セット装置24にセッ
トする。すなわち、表皮12を左右に張った状態で固定
ボルト19により、表皮12を表皮セット装置24に保
持させる。次に、図2に示すように、図示しない成形装
置の駆動手段が駆動されてコア11が左方向に移動し
て、先行押さえ部15a及び木目込み用リブ部11bに
より表皮12を挟んで保持する。図2以下の図面では、
図を見やすくするために表皮セット装置24を省略して
いる。
【0014】次に、図3に示すように、コア11が更に
左方向に移動する。この時、トリムロア型15は、バネ
部材18が圧縮されることにより左方向に移動する。コ
ア11は、金型装置の下死点より少し手前で停止され
る。この時、表皮12の全ての外周は、コア11及びト
リムアッパー型16により挟まれて保持されている。ま
た、コア11とトリムアッパー型16とが形成する隙間
は、表皮12を挟んで丁度アッパートリム部21aを形
成するための空間を構成している。次に、図4に示すよ
うに、トリムアッパー型16側にのみ、コア11のバル
ブゲート25aを開いて樹脂を射出する。これにより、
表皮12の裏面に沿って樹脂が流入する。空気は、上部
にある開口部より逃げる。このとき、木目込み用リブ部
11bの表皮12を押圧している部分にも樹脂は少し回
り込む。本実施の形態の装置では、厚さで0.5mm程
度の樹脂が回り込むことを確認した。木目込み用リブ部
11bの全面で表皮12を押圧した場合、この0.5m
mの厚さの樹脂で、その部分の強度を持たせなければな
らないが、本実施の形態では、表皮12が挟まれて固定
されている木目込み部において、図8に示す木目込み用
リブ部11bのリブの間の凹部に樹脂が進入して成形さ
れるので、十分な強度を得ることができる。
【0015】次に、図5に示すように、コア11を更に
左方向に移動させて金型を全閉状態とする。この時、コ
ア11とトリムロア型15とが形成する隙間は、ロアト
リム部21bを形成するための空間を構成している。そ
して、バルブゲート25bを開いて、トリムロア型15
側に樹脂を射出する。この時にも、樹脂は、木目込み用
リブ部11bの凹部にも進入するので、アッパートリム
部21aとロアトリム部21bとを所定の強度で連結さ
せることができる。この時、トリムアッパー型16側に
も樹脂が流れ込むが、流れ込んだ樹脂は表皮12の裏側
に隠れるため、見栄えに悪影響を与えることがない。次
に、図6に示すように、金型を冷却することにより、樹
脂を凝固させ、内装トリム21が製造される。次に、図
7に示すように、コア11を右方向に移動させて、金型
から内装トリム21を取り出す。表皮の端部は木目込部
の奥に位置するので、表皮のトリミング処理は不要であ
り、このままの状態で内装トリム21が完成する。
【0016】以上詳細に説明したように、本実施の形態
の表皮一体成形方法及び表皮一体成形金型によれば、表
皮12の一端部を雄金型10の木目込み用リブ部11b
と雌金型23の先行押さえ部15aとで挟んで保持した
後、表皮12の裏面と、表皮12の存在しないトリムロ
ア型15側とに基材となる樹脂材料を射出成形している
ので、射出成形時に表皮12にしわが発生することがな
く、しわの発生により表皮12の表面の起毛がつぶされ
たりすることがない。また、表皮12を金型に取り付け
れば、1工程で内装トリムを製造することができるた
め、コストダウンが実現できる。
【0017】また、本実施の形態の表皮一体成形方法及
び表皮一体成形金型によれば、表皮セット装置24によ
り表皮12の左右端部を金型の外側で保持することによ
り表皮12を張った状態で、金型の木目込み用リブ部1
1b及び先行押さえ部15aに挟んで保持させているの
で、木目込み用リブ部11bと先行押さえ部15aとが
表皮12を挟んだときに、表皮12にしわが発生するこ
とがない。また、本実施の形態の表皮一体成形方法及び
表皮一体成形金型によれば、表皮12の一端部を保持す
る木目込み用リブ部11bが、木目込み溝部を備えると
共に、木目込み用リブ部11bが、先行押さえ部15a
に対応した位置に、所定間隔の凸状列部であるリブを備
えているので、樹脂を射出成形するときに、樹脂が木目
込み溝の両側から凸状列の凹部に進入するため、アッパ
ートリム部21aとロアトリム部21bの基材部を所定
の強度で連結させることができる。
【0018】なお、本発明の表皮一体成形方法及び表皮
一体成形金型は、上記実施の形態に示したものに限定さ
れず、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能で
ある。例えば、本実施の形態では、表皮を一体成形する
場合について説明したが、表皮のように形が一定しない
ものを射出成形により一体成形する場合であれば、他の
ものにも適用可能である。また、本実施の形態では、内
装トリムとしてドアパネルについて説明したが、インス
トルメントパネルやその他の内装パネルにも適用できる
のは当然である。
【0019】
【発明の効果】本発明の表皮一体成形方法及び表皮一体
成形金型によれば、表皮の一端部を雄型と雌型とで挟ん
で保持した後、表皮の裏面と、表皮の存在しない部分と
に基材となる樹脂材料を射出成形しているので、射出成
形時に表皮にしわが発生することがなく、しわの発生に
より表皮の表面の起毛がつぶされたりすることがない。
また、表皮を金型に取り付ければ、1工程で内装トリム
を製造することができるため、コストダウンが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】表皮一体成形方法の第1工程を示す説明図であ
る。
【図2】表皮一体成形方法の第2工程を示す説明図であ
る。
【図3】表皮一体成形方法の第3工程を示す説明図であ
る。
【図4】表皮一体成形方法の第4工程を示す説明図であ
る。
【図5】表皮一体成形方法の第5工程を示す説明図であ
る。
【図6】表皮一体成形方法の第6工程を示す説明図であ
る。
【図7】表皮一体成形方法の第7工程を示す説明図であ
る。
【図8】雄金型10及び表皮セット装置24の構成を示
す斜視図である。
【図9】雌金型23の構成を示す斜視図である。
【図10】雄金型10及び表皮セット装置24の構成を
示す正面図である。
【図11】雄金型10及び表皮セット装置24の構成を
示す側面図である。
【図12】雄金型10及び表皮セット装置24の構成を
示す平面図である。
【図13】内装トリム21の構成を示す外観図で、
(a)は正面図であり、(b)はA−A断面図である。
【符号の説明】 10 雄金型 11 コア 11b 木目込み用リブ部 12 表皮 13 表皮保持部材 14 支軸 15 トリムロア型 15a 先行押さえ部 18 バネ部材 19 固定ボルト 21 内装トリム 21a アッパートリム部 21b ロアトリム部 23 雌金型 24 表皮セット装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金山 虎雄 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 ト ヨタ車体株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−91212(JP,A) 特開 平3−27910(JP,A) 特開 平2−47021(JP,A) 特開 平9−267359(JP,A) 特開 平8−174585(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/14 - 45/37 B29C 33/12 - 33/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂基材部と該基材部の一部を覆う表皮
    とを、一体に樹脂成形する表皮一体成形方法において、前記表皮を、前記基材部全体に対応する雄金型と前記基
    材部の前記表皮により覆われる部分に対応する第1雌金
    型との間に保持する工程と、 前記雄金型と前記基材部の表皮により覆われない部分に
    対応する第2雌金型とにより、前記基材部の前記表皮に
    覆われる部分と前記基材部の前記表皮に覆われない部分
    との境目に位置する前記表皮の一端部を挟んで保持する
    とともに、前記雄金型と前記第1雌金型とにより前記表
    皮の他端部を挟んで保持し、かつ前記雄金型と前記第1
    雌金型とを全閉状態の手前の状態とする工程と、 前記雄金型と前記第1雌金型との間の空間に樹脂を射出
    する工程と、 前記雄金型を前記第2雌金型と一体に前記第1雌金型に
    対して移動させ、前記雄金型と前記第1雌金型とを全閉
    状態とする工程と、 前記雄金型と前記第2雌金型との間の空間に樹脂を射出
    する工程と、 を備える ことを特徴とする表皮一体成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表皮一体成形方法にお
    いて、 前記雄金型と前記第1雌金型とにより前記表皮の他端部
    を挟んで保持するよりも前に、前記雄金型と第2雌金型
    とにより前記表皮の一端部を挟んで保持する ことを特徴
    とする表皮一体成形方法。
  3. 【請求項3】 樹脂基材部と該基材部の一部を覆う表皮
    とを、一体に樹脂成形する表皮一体成形金型において、 前記基材部全体に対応して設けられ、前記基材部の前記
    表皮で覆われる部分と前記表皮で覆われない部分との境
    目に位置する前記表皮の一端部、および前記表皮の他端
    部に対応して保持部が形成された雄金型と、 前記基材部の前記表皮で覆われる部分に対応して設けら
    れ、前記雄金型により閉じられた際前記雄金型の保持部
    とで前記表皮の他端部を挟んで保持する保持部が形成さ
    れた第1雌金型と、 前記基材部の前記表皮で覆われない部分に対応して、前
    記雄金型との対向方向に前記第1雌金型に対して移動可
    能に設けられ、前記雄金型と前記第1雌金型と が全閉状
    態となるよりも前に前記雄金型により閉じられ、前記雄
    金型と前記第1雌金型とが全閉状態の手前から全閉状態
    となる間は前記雄金型に押されて前記第1雌金型に対し
    て移動するようになっており、前記雄金型により閉じら
    れた際前記雄金型の保持部とで前記表皮の一端部を挟ん
    で保持する保持部が形成された第2雌金型と、 前記雄金型と前記第1雌金型の外側に配設され、前記表
    皮を張った状態で前記雄金型と前記第1雌金型の間に保
    持する表皮セット装置と、 前記雄金型と前記第1雌金型との間の空間、および前記
    雄金型と前記第2雌金型との間の空間に別々に樹脂を射
    出可能な樹脂射出経路と、 を備えることを特徴とする表皮一体成形金型。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の表皮一体成形金型にお
    いて、 前記雄金型の保持部と前記第1雌金型の保持部とにより
    前記表皮の他端部が挟まれて保持されるよりも前に、前
    記雄金型の保持部と第2雌金型の保持部とにより前記表
    皮の一端部が挟まれて保持されるようにしたことを特徴
    とする表皮一体成形金型。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の表皮一
    体成形金型において、 前記第2雌金型の保持部には先行押さえ部が形成され、
    前記雄金型の保持部で前記表皮の一端部に対応する部分
    には、前記雄金型と前記第1雌金型とを全閉状態とし、
    前記雄金型と前記第2雌金型との間に樹脂を射出した
    際、該樹脂が進入する凹部を形成する木目込みリブ部が
    形成されていることを特徴とする表皮一体成形金型。
JP13785196A 1996-05-31 1996-05-31 表皮一体成形方法及び表皮一体成形金型 Expired - Fee Related JP3255013B2 (ja)

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