JP3254955B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
自動販売機の商品搬出装置Info
- Publication number
- JP3254955B2 JP3254955B2 JP07291195A JP7291195A JP3254955B2 JP 3254955 B2 JP3254955 B2 JP 3254955B2 JP 07291195 A JP07291195 A JP 07291195A JP 7291195 A JP7291195 A JP 7291195A JP 3254955 B2 JP3254955 B2 JP 3254955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- horizontal conveyor
- conveyor mechanism
- vending machine
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
Description
商品ラック，スパイラル式商品ラック，直積み式商品ラ
ックなどを搭載して牛乳，コーヒーなどの紙パック入り
商品を販売する自動販売機に採用した水平コンベヤ式の
商品搬出装置に関する。
ラックの下方に敷設して商品取出口との間に水平コンベ
ヤ機構を設置し、販売指令に基づき商品ラックから払出
した商品を水平コンベヤ機構により商品取出口へ送出す
るようにした方式のものが周知であり、特に頭記したチ
ェーンエレベータ式商品ラック，スパイラル式商品ラッ
ク，直積み式商品ラックなどと組合わせて紙パック入り
商品販売用の自動販売機に多く実施されている。
ックから払出した商品を水平コンベヤ機構で商品取出口
へ送出する搬送途上で、着地姿勢の乱れなどが原因で商
品がラックとの間に倒立姿勢にブリッジして通路の途中
に詰まったり、あるいは希に紙パックに取付けたストロ
ーがはみ出してコンベヤ機構のチェーン，スプロケット
などに噛み込み、このために電動式のコンベヤ機構がモ
ータロックして商品がその場に停止するなどの搬出トラ
ブルを引き起こすことがあり、このような搬出トラブル
の防止対策として、商品搬出時に発生したコンベヤ機構
の異常（商品詰まり，モータロック）を検知して水平コ
ンベヤ機構を一時的に正転から逆転に切換え、搬送トラ
ブルの原因となる商品の搬送姿勢を修正（コンベヤの逆
転により、殆どの場合に商品の引っ掛かり，噛み込みが
外れて商品が正常な搬送姿勢に修復される）して搬出ト
ラブルの復旧を図るよにしたものが公知である（特開昭
６２−１３４７８６号公報）。
なる方式では、商品搬送トラブルの発生有無を検出する
ためにコンベヤ駆動モータの過電流検出手段などを必要
とすることから、商品搬出装置の制御系が複雑になって
コスト高となる。本発明は上記の点にかんがみなされた
ものであり、水平コンベヤ機構を採用した商品搬出装置
を対象に、簡易な手段で販売動作中に発生した商品の搬
送トラブルを復旧し、正常に商品取出口へ送出できるよ
うにした自動販売機の商品搬出装置を提供することを目
的とする。
に、本発明によれば、商品ラックの下方に敷設して商品
取出口との間に水平コンベヤ機構を設置し、販売指令に
基づき商品ラックから払出した商品を水平コンベヤ機構
により商品取出口へ送出する自動販売機の商品搬出装置
において、販売指令に基づく販売動作ごとに、前記水平
コンベヤ機構を正転−逆転−正転の運転パターンにより
制御する制御手段を備え、前記正転−逆転−正転の運転
パターンのうち、各正転時間は少なくともコンベヤの後
端に載った商品をコンベヤの前端に搬送するのに要する
時間よりも長い時間に設定し、逆転時間は正転時間より
も短時間で、かつ商品がコンベヤ上で僅かに後退するの
に要する短い時間に設定するものとする。
経路に敷設したテーブルと、該テーブルに沿って周回す
る電動式のチェーン機構と、該チェーン機構に連結した
商品送り出し用バーとからなる水平コンベヤ機構を採用
することができる。
商品を払出すと、同時に水平コンベヤ機構が始動してコ
ンベヤ機構のテーブル上に着地した商品をチェーン機構
に連結したバーが背後から押し、テーブル上を滑らしな
がら商品取出口に送出する。ここで、水平コンベヤ機構
の運転パターンは、各販売動作ごとに、最初に所定時間
正転して商品を商品取出口へ向け搬送した後に、コンベ
ヤが短時間だけ逆転し、その後に再び正転に転じるよう
なサイクルで運転制御される。なお、このコンベヤ運転
制御は、例えばマイクロコンピュータからの制御指令に
より、モータドライバ，正逆転切換回路を介して行われ
る。
行われれば、最初の正転工程で商品は水平コンベヤ機構
から商品取出口に搬出される。そして、水平コンベヤ機
構は空の状態のまま続いて逆転，正転工程を経て１回の
販売動作が終了する。これに対して、最初の正転搬送の
途中で商品の倒立，ストローのはみ出しなどが原因で商
品の詰まり，噛み込みが万一生じてその場に商品が停止
した場合には、続く短時間の逆転工程で商品の詰まり，
噛み込みが外れて正常な搬送姿勢に復旧するとともに、
モータロックの状態も消失する。これにより、続く正転
工程では異常発生なしに商品が商品取出口へ送出される
ようになる。
て説明する。まず、図１において、１は紙パック入り商
品２を収納した商品ラック（チェーンエレベータ式商品
ラック）、３は商品取出口であり、商品ラック１の下方
には商品ラックと商品取出口３との間を連繋するように
水平コンベヤ機構４が設置されている。この水平コンベ
ヤ機構４は、商品搬送経路に沿って敷設したテーブル５
と、該テーブル５に沿わせたチェーン機構６とからな
り、チェーン機構６は、前後一対のスプロケット６ａの
間に張架して前記テーブル５の左右両サイドに張り巡ら
した左右２本のエンドレスチェーン６ｂと、駆動モータ
６ｃと、所定間隔ピッチおきに配列して左右のチェーン
間に連結した商品送り用のバー（横棒）６ｄからなる。
として、販売制御用のマイクロコンピュータ７，モータ
ドライバ８，正逆転切換部９を備えて前記駆動モータ６
ａを運転制御するようにしている。そして、マイクロコ
ンピュータ７には、各販売動作ごとに図２のタイムチャ
ートで示すように水平コンベヤ機構４の搬出動作開始か
らコンベヤを正転−逆転−正転のパターンで運転制御す
るようなソフトが組まれている。ここで、水平コンベヤ
機構４の上で商品２をその後端から前端まで搬送するに
要する時間が１秒かかるとして、図２に表した正転工程
Ｉ，逆転工程II，正転工程III の各時間は、例えば６
秒，0.５秒，３秒に設定されている。なお、図中でｔ1
は搬出動作開始時点, ｔ4 は搬出動作終了時点であり、
その中間時点ｔ2,ｔ3 でマイクロコンピュータ７の指令
によりコンベヤの搬送方向が正転→反転→正転に切換え
制御される。
ら払出した商品２は次のように経過を辿って商品取出口
３に送出される。まず、商品ラック１から落下して水平
コンベヤ機構４のテーブル５に着地した商品２の姿勢が
図１の実線で表すような正常姿勢であれば、図２におけ
る水平コンベヤ機構４の正転工程Ｉの間に、商品２はチ
ェーン機構６のバー６ｄに背後から押されてコンベヤの
終端から商品取出口３に搬出される。
て商品２が倒立するなどし、このために図１に鎖線で表
すように商品２が搬送経路の途中で商品ラック１に引っ
掛かってブリッジした場合には、コンベヤ機構４がモー
タロックして一時的に動かなくなるが、図２の始動時点
ｔ1 から所定の時間が経過した時点ｔ2 で正転工程Ｉか
ら逆転工程IIに移行すると、商品２の引っ掛かりが外れ
て実線で示すような正しい姿勢に変わる。したがって、
続く正転工程III で商品２は正常に商品取出口３へ向け
て搬出されるようになる。また、商品２の紙パックに取
付けたストローが搬送中に誤ってコンベヤ機構４に噛み
込んだ場合でも、前記と同様にコンベヤ機構の反転工程
で噛み込みが復旧し、続く正転工程で正常に商品取出口
３へ搬出される。
構４の運転パターンを図２で表すように搬送開始から正
転→逆転→正転の順に交互に切換え制御すれば、商品搬
出動作の途中で異常が生じた場合でも、前記運転パター
ンにより異常状態が復旧して商品２が正常に商品取出口
３へ送出される。なお、例外的に水平コンベヤ機構４を
図２のような正転，逆転パターンで運転しても商品の噛
み込みが外れない場合が希にあるが、その場合には商品
取出口に商品検知センサを設置しておき、１回の搬送動
作では商品２が商品取出口３へ送出されない場合に前記
の搬出動作を何回か繰り返し行い、それでも商品２が商
品取出口３に搬出されない場合にはマイクロコンピュー
タ７が商品搬出不能と判断して販売を停止するようにす
ることができる。
搬出装置の水平コンベヤ機構に異常発生の有無を検知す
る複雑な制御手段を備える必要がなく、あらかじめ水平
コンベヤ機構に販売動作時の運転パターンを設定してお
くだけの簡単な手段で、万一商品の搬送中に異常が発生
した場合でも、その異常を復旧して商品を商品取出口へ
正常に送出することができる。
を表すタイムチャート図
Claims (2)
- 【請求項１】商品ラックの下方に敷設して商品取出口と
の間に水平コンベヤ機構を設置し、販売指令に基づき商
品ラックから払出した商品を水平コンベヤ機構により商
品取出口へ送出する自動販売機の商品搬出装置におい
て、販売指令に基づく販売動作ごとに、前記水平コンベ
ヤ機構を正転−逆転−正転の運転パターンにより制御す
る制御手段を備え、前記正転−逆転−正転の運転パター
ンのうち、各正転時間は少なくともコンベヤの後端に載
った商品をコンベヤの前端に搬送するのに要する時間よ
りも長い時間に設定し、逆転時間は正転時間よりも短時
間で、かつ商品がコンベヤ上で僅かに後退するのに要す
る短い時間に設定したことを特徴とする自動販売機の商
品搬出装置。 - 【請求項２】請求項１記載の商品搬出装置において、水
平コンベヤ機構が、商品の搬送経路に敷設したテーブル
と、該テーブルに沿って周回する電動式のチェーン機構
と、該チェーン機構に連結した商品送り出し用バーとか
らなることを特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07291195A JP3254955B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07291195A JP3254955B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08273041A JPH08273041A (ja) | 1996-10-18 |
| JP3254955B2 true JP3254955B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=13503013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07291195A Expired - Fee Related JP3254955B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3254955B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP07291195A patent/JP3254955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08273041A (ja) | 1996-10-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3254955B2 (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| JPH0830848A (ja) | 自動販売機の制御装置 | |
| US5264688A (en) | Card conveyance mechanism having card discharge means for removing a card from the travel path when abnormal travel occurs | |
| JP3646381B2 (ja) | 自動倉庫における識別コード読取装置 | |
| JPH11110633A (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| JP3255245B2 (ja) | 自動販売機の制御装置 | |
| JP2692371B2 (ja) | 自動販売機の商品リフタ制御装置 | |
| JP4107907B2 (ja) | 自動販売機の商品搬出装置 | |
| JP3018774B2 (ja) | 自動販売機の制御装置 | |
| JP2609770B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP2576665B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP2595336B2 (ja) | チェックアウト装置 | |
| JP2861520B2 (ja) | 自動販売機の商品リフタ制御装置 | |
| JPH02126394A (ja) | 商品搬出装置 | |
| JPH0991522A (ja) | 自動販売機の商品搬送装置 | |
| JP3038982B2 (ja) | 硬貨搬送装置 | |
| JP2768011B2 (ja) | 自動販売機の商品リフタ制御装置 | |
| JP2624908B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JP2869155B2 (ja) | 自動販売機の商品収納装置 | |
| JP2903638B2 (ja) | 自動販売機の商品取出装置 | |
| KR0136252B1 (ko) | 자동판매기의 상품 리프터 제어장치 | |
| JP2624910B2 (ja) | 自動販売機 | |
| JPH05238594A (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
| JPH03265996A (ja) | チェックアウト装置 | |
| JP2839322B2 (ja) | 自動販売機の商品搬出制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071130 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081130 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091130 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130 Year of fee payment: 11 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130 Year of fee payment: 11 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130 Year of fee payment: 12 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130 Year of fee payment: 12 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |