JP3253146B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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敏幸 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2個の回転体の正逆回
転により打球の入賞態様を変化可能としたパチンコ機の
入賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、取付板の前面に2個の回転体を設
け、これらの2個の回転体に設けた2種の球受部によっ
て入賞球の球出口を規制することにより、異なった入賞
態様が得られるようにしたパチンコ機の入賞装置は知ら
れている(例えば実開昭60−7869号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパチン
コ機の入賞装置にあっては、単に入賞球を任意個所の球
出口に振分け案内するだけのものであるため、例えば前
後方向へ開閉する開閉扉を設けたアタッカー形式の入賞
装置のように短時間で多くの入賞球を得ることが困難で
あったりする等入賞装置としていま一つ面白さに欠け、
遊技者に充分な満足感を与えることができないという問
題点があった。
【0004】本発明は、2個の回転体を正逆回転させる
ことにより、打球を入賞させない状態と打球を連続して
入賞させることができる状態とに変換し得る新規なパチ
ンコ機の入賞装置を提供することを目的としている。
【0005】上記目的を達成するために、本発明のパチ
ンコ機の入賞装置においては、取付板の前面にモータに
より互いに反対方向に正逆回転する2個の回転体を横に
並列設置し、かつその2個の回転体の前面と側部を囲う
ように上部に球導入口を開口したガイド枠を設けると共
に、該ガイド枠の下方にガイド枠と間隔を離して打球が
通過可能な球導出口が形成されるように球受枠を設け、
前記球導出口に打球をそれぞれの回転体の周面に向けて
流下させる上面山形状の球受棚を突設すると共に、前記
2個の回転体の周面にはガイド枠の球導入口に入って待
機する打球を取り込んで球導出口または球受枠のいずれ
かに導く凹部からなる複数の球保持部を設けたものであ
る。
【0006】
【作用】2個の回転体が互いに外向きに回転していると
き、ガイド枠の球導入口に入った打球はそれぞれの回転
体の球保持部に取り込まれて入賞球となることなくすべ
て球導出口から下方に落下させられる。一方、2個の回
転体が内向きに回転しているとき、ガイド枠の球導入口
に入った打球はそれぞれの回転体の球保持部に取り込ま
れて球受枠まで運ばれ、該球保持部から球受枠に落下案
内されてすべて入賞球として処理される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明に係る入賞装置を前面から
見た斜視図、図2は分解斜視図である。入賞装置1は、
遊技盤の表面に取付ける取付板10の前面に2個の回転
体11,12と、その2個の回転体11,12の前面と
両側を囲う透明なガイド枠13および該ガイド枠13の
下方に設けられる球受枠14とを有する。
【0008】前記2個の回転体11,12は、横に並べ
て設置され、かつそれぞれの周面の2個所には、球1個
分の凹部からなる同形の球保持部11a,11a,12
a,12aが互いに対向するように設けられている。そ
して、これら2個の回転体11,12は、取付板10の
裏面とモータ取付板15との間の空間内に回転自在に支
持され、かつ互いに噛合する同径の歯車16,17にそ
れぞれねじ18,19で螺着することにより一体的に構
成されている。
【0009】前記ガイド枠13の上部は、開口されて打
球を受け入れる球導入口20が形成されている。また、
球導入口20の中央部であり、かつ取付板10の前面に
は打球をそれぞれの回転体11,12の周面に向けて流
下させる上面山形状の球受棚21が突設されている。こ
の球受棚21は、球導入口20に入った打球を受け止め
て整列させる機能と、該打球がそれぞれの回転体11,
12の球保持部11a,11a,12a,12aに取り
込まれるまでの間その周面で待機させる機能を有する。
【0010】前記球受枠14は、図1および図3に示す
ようにガイド枠13の側部下方に打球が1個通過可能な
球導出口22,22が形成されるようにガイド枠13と
間隔を離して設けられている。そして、取付板10に
は、球受枠14に落下した打球を後方へ流出案内する通
路部23が形成されている。
【0011】前記モータ取付板15の裏面には、図4お
よび図5に示すように正逆回転用のモータ24が取り付
けられ、そのモータ軸25は取付板10とモータ取付板
15との間の空間内に貫通して位置し、その先端に一方
の歯車16に噛合する歯車26が固着されている。これ
によって、歯車26の回転で歯車16,17が回転し、
2個の回転体11,12が互いに反対方向に正逆回転さ
れるようになっている。
【0012】図6は以上説明した本実施例に係る入賞装
置1が適用されるパチンコ機の正面図である。パチンコ
機の遊技盤27表面にはガイドレール28で囲まれる遊
技部が形成され、その遊技部のほぼ中央に可変表示器2
9を設けている。また、可変表示器29の下方には通過
チャッカー30とチューリップ式の特定入賞口31を設
けると共に、右側方には始動入賞装置32と本発明に係
る入賞装置1とを上下に設けている。なお、通過チャッ
カー30には入賞球検出器30aが設けられている。
【0013】前記可変表示器29は、この実施例の場合
3桁のデジタル表示部を有する周知のものである。ま
た、前記始動入賞口32は、モータによって常時回転さ
れる回転体321を有し、入賞球は回転体321の球保
持部322に受けられて下方に運ばれ、遊技盤27の裏
面へ流出案内されて入賞球検出器33で検出されるよう
に構成されている。
【0014】次に、本実施例におけるパチンコ機の入賞
装置1の作用について説明する。本実施例において、通
常時2個の回転体11,12はモータ24により図3
(イ)の矢印方向(外向き方向)に一定速度で回転して
いる。したがって、この状態のときガイド枠13の球導
入口20に入った打球は鎖線で示すようにそれぞれの回
転体11,12の球保持部11a,11a,12a,1
2aに取り込まれて下方へ運ばれ、球導出口22,22
からすべて遊技盤27上に落下させられるに止まる。
【0015】一方、この状態で打球が通過チャツカー3
0を通過して入賞球検出器30aで検出されると、その
検出信号によって可変表示器29のデジタルが変動し、
一定時間(約5秒)が経過するとその変動を停止する。
そして、その停止時の表示があらかじめ設定された表示
(例えば「0,0,0」,「9,9,9」等のぞろ目)
に揃うと特定入賞口31の開閉片を一定時間(例えば約
6秒間)打球を受け入れ可能なように開く。
【0016】しかして、特定入賞口31の開閉片間に受
けられた入賞球は該開閉片が閉じると同時にV入賞口3
4に入賞し、これによって「大当り」としての権利発生
となる。そして、この権利発生状態のときに打球が始動
入賞口32の回転体321の球保持部322に入って遊
技盤27の裏面へ流出案内され、入賞球検出器33で検
出されると、その検出信号によって入賞装置1の2個の
回転体11,12を図3(ロ)の矢印方向すなわち図3
(イ)の矢印方向と反対方向(内向き方向)に回転させ
る。このため、ガイド枠13の球導入口20に入った打
球はそれぞれの回転体11,12の球保持部11a,1
1a,12a,12aに取り込まれて下方へ運ばれ、中
央位置から球受枠14に落下してすべて入賞球として通
路部23へ流出案内されることになり、短時間で多くの
入賞球を得ることができる。
【0017】そして、2個の回転体11,12は一定時
間(例えば10秒)経過するまでの間または所定個数
(例えば10個)の入賞球が入賞するまで内向き方向の
回転を続け、その後外向き方向に回転する動作を数回
(例えば16回)繰り返えし行うように制御される。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る入賞装置に
よれば、取付基板の前面に2個の回転体を互いに反対方
向に正逆回転可能なように設け、その回転方向によって
打球を全く入賞させない状態と短時間で多くの打球を入
賞させることができる状態とに変換するようにしたの
で、変化に富んだ遊技盤の盤面構成が可能となり、遊技
者の興味を引いてパチンコ遊技の面白さを高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の入賞装置の斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】(イ),(ロ)は一部断面にして作用を示す正
面図である。
【図4】モータ取付板を外した状態の裏面図である。
【図5】中央縦断側面図である。
【図6】同実施例の入賞装置が適用されるパチンコ機の
正面図である。
【符号の説明】
1 入賞装置 10 取付板 11,12 回転体 13 ガイド枠 14 球受枠 11a,12a 球保持部 20 球導入口 22 球導出口 24 モータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板の前面にモータにより互いに反対
    方向に正逆回転する2個の回転体を横に並列設置し、か
    つその2個の回転体の前面と側部を囲うように上部に球
    導入口を開口したガイド枠を設けると共に、該ガイド枠
    の下方にガイド枠と間隔を離して打球が通過可能な球導
    出口が形成されるように球受枠を設け、前記球導入口
    球をそれぞれの回転体の周面に向けて流下させる上面
    山形状の球受棚を突設すると共に、前記2個の回転体の
    周面にはガイド枠の球導入口に入って待機する打球を取
    り込んで球導出口または球受枠のいずれかに導く凹部か
    らなる複数の球保持部を設けてなることを特徴とするパ
    チンコ機の入賞装置。
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