JP3470731B2 - 弾球遊技機の振分装置 - Google Patents

弾球遊技機の振分装置

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JP3470731B2
JP3470731B2 JP09559194A JP9559194A JP3470731B2 JP 3470731 B2 JP3470731 B2 JP 3470731B2 JP 09559194 A JP09559194 A JP 09559194A JP 9559194 A JP9559194 A JP 9559194A JP 3470731 B2 JP3470731 B2 JP 3470731B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アレンジボール機、パ
チンコ機等の弾球遊技機の振分装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アレンジボール機等の弾球遊技機におい
て、遊技盤に装着される振分装置として、上部側に入球
口を有する振分ケース内に、駆動モータにより前後方向
の回転軸廻りに正転又は逆転方向に回転駆動される回転
体を設けると共に、この回転体の外周に、周方向に等間
隔をおいて3個の入球凹部を形成し、振分ケースの裏板
部に左右一対の案内通路を設け、振分ケースの上側の入
球口から回転体の入球凹部に遊技球が入った後、外部信
号によって回転体を正転又は逆転方向に回転させて、遊
技球を左右何れかの案内通路に振り分けるようにしたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の振分装置では、
振分ケース内に、前後方向の回転軸廻りに回転する回転
体を配置しているため、回転体の直径を大きくした場合
には、振分装置全体が非常に大型化する。このため、遊
技盤の盤面上に各種の遊技部品と共に振分装置を配置す
る際に、その振分装置が他の遊技部品の障害となり、ゲ
ーム構成上の設計の自由度が著しく制限される欠点があ
る。
【0004】また従来の振分装置は、回転体に周方向に
等間隔をおいて3個の入球凹部を形成しているので、振
分ケースの入球口から入球凹部に入った遊技球を左右何
れかの案内通路に振り分ける時に、少なくとも回転体を
45度以上回転させなければ、その入球口の遊技球を案
内通路へと排出することができない。このため、駆動モ
ータが起動して回転体が回転し始めてから、その入球凹
部の遊技球を案内通路に排出する迄の時間が非常に長く
なり、ゲーム自体のスピード感が著しく損なわれる欠点
がある。
【0005】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、装置
全体を小型化でき、遊技盤の盤面上に多数の遊技部品を
配置する際にも、その設計の自由度を大にできると共
に、入球した遊技球を左右の案内通路に迅速に排出で
き、スピード感のあるゲームが行える弾球遊技機の振分
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤5 に装着され且つ上部側に入球口21を有する
振分ケース22内に、入球口21から入球した遊技球B が通
過する縦通路23と、この縦通路23の下側で縦軸心廻りに
正逆転自在に配置され且つ縦通路23内で遊技球B を停止
させる回転体24とを設け、回転体24に、この回転体24の
回転時に縦通路23の遊技球B が入る切り欠き部25を周方
向に複数個形成し、回転体24の下側に、切り欠き部25内
の遊技球B を受ける球受け部26と、回転体24が回転して
切り欠き部25が球受け部26から外れた時に、切り欠き部
25内の遊技球B が落下する左右一対の案内通路27,28 と
を振分ケース22内に設け、外部信号によって回転体24を
正逆転駆動する駆動モータ29を設けたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、縦通路23の遊技球B を検出する検出
スイッチ42を設け、縦通路23に遊技球B が停止状態の時
に、入球口21から入球した後続の遊技球B を遊技盤5 の
前面側に戻す左右一対の戻し通路52,53 を設けたもので
ある。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、縦通路23から案内通路27,28
に振り分けられる遊技球B を振分ケース22の前面から透
視可能に構成し、当たり時に駆動モータ29によって回転
体24を低速で回転させるようにしたものである。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1、2
又は3に記載の発明において、振分ケース22を遊技盤5
の前面から突出する前部ケース30と、遊技盤5 の開口部
37内に嵌合する中間ケース31と、後部ケース33とに分割
し、中間ケース31と後部ケース33との突き合わせ部68,6
9 、70,71 で回転体24の支軸を回転自在に支持し、前部
ケース30と中間ケース31とに跨がって回転体24を配置す
ると共に、この回転体24の下側に小径ギヤー65を設け、
後部ケース33に駆動モータ29と、この駆動モータ29の回
転軸60に固定され且つ小径ギヤー65に噛み合う大径ギヤ
ー61とを設けたものである。
【0010】請求項5に記載の本発明は、請求項1、2
又は3に記載の発明において、中間ケース31に、後方側
が開放する軸受凹部68,69 を形成し、回転体24の支軸6
6,67を回転自在に嵌合させ、後部ケース33に、軸受凹部
68,69 内の支軸66,67 を押さえる軸押さえ部70,71 を設
けたものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の本発明では、縦通路23内の遊
技球B を回転体24により一旦停止させておき、駆動モー
タ29により回転体24を縦軸心廻りに正転又は逆転方向に
回転させ、縦通路23内の遊技球B を回転体24の切り欠き
部25に落下させて、一旦、球切り欠き部25内の遊技球B
を球受け部26によって支持した後、この球受け部26から
何れかの案内通路27,28 に振り分ける。このため、縦通
路23の遊技球B を左右の案内通路27,28 に振り分けるま
でに要する回転体24の回転角度、その回転に要する時間
は、回転体24の切り欠き部25間の間隔及び球受け部26の
幅によって決定ができる。
【0012】回転体24は縦方向の支軸66,67 廻りに回転
するため、入球口21、縦通路23、回転体24の外周側の一
部、球受け部26及び案内通路27,28 を配置するとして
も、前側の上下方向及び左右方向の寸法が小さくなる。
【0013】請求項2に記載の本発明では、縦通路23の
遊技球B を検出スイッチ42が検出し、その出力で変動図
柄表示装置7 等を作動させる。また入球口21から縦通路
23に入った遊技球B を左右の案内通路27,28 に振り分け
るだけでなく、変動図柄表示装置7 の作動用としても利
用できる。
【0014】縦通路23に遊技球B が停止状態の時に、入
球口21から後続の遊技球B が入球すれば、戻し通路52,5
3 を経て遊技盤5 の前面側に戻す。このため、縦通路23
に遊技球B が停止状態の時に、続いて遊技球B が入球し
ても、それを検出スイッチ42で検出することがなく、ま
たその遊技球B をゲームに供することができる。
【0015】請求項3に記載の本発明では、縦通路23の
遊技球B が各案内通路27,28 に振り分けられるまでの状
態が前面から目視でき、しかも当たり時に回転体24が低
速回転するようになっているため、遊技者は当たり時の
遊技球B の移動を確認して、快感を味わいながらゲーム
を行える。
【0016】請求項4に記載の本発明では、振分ケース
22を前部ケース30と中間ケース31と後部ケース32とに分
割し、その両ケースの突き合わせ部で、回転体24の支軸
66,67 を回転自在に支持しているため、振分ケース22に
対する回転体24の組み込みが容易になる。
【0017】前部ケース30と中間ケース31とに跨がって
回転体24を配置し、駆動モータ29を後部ケース32に設け
ているため、駆動モータ29の組み込み及び各ケース30,3
2,33の製作が簡単である。また駆動モータ29の回転軸60
に大径ギヤー61と、回転体24の下側の小径ギヤー65とを
介して、駆動モータ29と回転体24とを連動させているの
で、組み立て時には、両ギヤー61,65 を噛み合わせれば
良い。
【0018】請求項5に記載の本発明では、中間ケース
31の軸受凹部68,69 と、後部ケース33を押さえる軸押さ
え部70,71 とで回転体24の支軸66,67 を回転自在に支持
する。このため支軸66,67 の軸受部分の構造が簡単であ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図9はアレンジボール機の正面図である。図9
において、1 は機枠、2 は機枠1 の前面に開閉自在に枢
着された前枠である。前枠2 にはガラス扉3 及び前面板
4 が装着され、その後側に遊技盤5 が着脱自在に装着さ
れている。
【0020】遊技盤5 の前面には、発射された遊技球B
を案内するガイドレール6 が設けられると共に、このガ
イドレール6 によって取り囲まれた中央部に変動図柄表
示装置7 、左入球口8 、右入球口9 、左役物作動装置1
0、得点増加用の右役物作動装置11、振分装置12等が配
置されている。また遊技盤5 の下部には入賞口装置13が
配置され、この入賞口装置13は下部カバー14により前面
側から覆われている。
【0021】前面板4 には上皿15が、また前枠2 の下部
には下皿16と発射装置17用の操作ハンドル18が夫々設け
られている。発射装置17は、操作ハンドル18を操作すれ
ば、上皿16から16個の遊技球B が発射レール上に1個
ずつ供給され、それを打撃槌で打撃してガイドレール6
へと発射するようになっている。
【0022】入賞口装置13は、上部に横一列状に配置さ
れた16個の入賞口19と、この各入賞口19に対応して横
一列状に配置された16個の表示部20とを有する。各表
示部20は、入賞口19に遊技球B が入った時に、それに対
応する表示部20が点灯して1〜16までの数字を表示す
るようになっている。
【0023】振分装置12は、図1乃至図8に示すよう
に、遊技盤5 に装着され且つ上部側に入球口21を有する
振分ケース22と、入球口21から振分ケース22内に入球し
た遊技球B が通過する縦通路23と、この縦通路23の下側
で縦軸心廻りに正逆転自在に配置され且つ縦通路23内で
遊技球B を停止させる回転体24と、回転体24の外周部に
形成され且つ回転体24の回転時に縦通路23の遊技球B が
入る周方向に複数個(例えば3個)の切り欠き部25と、
回転体24の下側で切り欠き部25内の遊技球B を受ける球
受け部26と、回転体24が回転して切り欠き部25が球受け
部26から外れた時に、切り欠き部25内の遊技球B が落下
する左右一対の案内通路27,28 と、外部信号によって回
転体24を正逆転駆動する駆動モータ29とを備えている。
【0024】振分ケース22は、図1、図3乃至図5に示
すように、前部ケース30と中間ケース31と後部ケース32
とに分割され、また前部ケース30は、図1、図6及び図
7に示すように、前上部ケース34と前下部ケース35とに
分割されている。中間ケース31は前端側の外周にフラン
ジ状の取り付け部36を有し、遊技盤5 の開口部37に前側
から嵌合させた状態で、その取り付け部36がネジにより
遊技盤5 に着脱自在に装着されている。
【0025】なお、前上部ケース34と前下部ケース35
は、上下に突き合わせた状態で中間ケース31の前面にネ
ジ(図示せず)によって別々に着脱できるように取り付
けられている。前上部ケース34は、図1、図4及び図7
に示すように、左右両側に張り出す庇部38,39 を有する
と共に、上部中央に遊技球B の入球用の入球口21が、こ
の入球口21の直下の下部中央に遊技球B の通過用の縦通
路23が夫々設けられ、また入球口21と縦通路23との間の
左右両側に、縦通路23内に遊技球B がある時に、後続の
遊技球B を左右に逃がす逃がし通路40,41 が設けられて
いる。
【0026】縦通路23には、図1及び図7に示すよう
に、遊技球B を検出する検出スイッチ42が設けられてい
る。検出枠は、縦通路23内の遊技球B が通過し得る検出
枠43を有し、この検出枠43に遊技球B が入った時に検出
信号を出力して、変動図柄表示装置7 を作動させるよう
になっている。検出枠43は前端側に透明な透視部44があ
り、この検出枠43の透視部44に対応して、前上部ケース
34の前面側に透視部45が設けられている。従って、縦通
路23に遊技球B が入れば、その縦通路23の遊技球B を透
視部44,45 を介して前面から目視することが可能であ
る。
【0027】前下部ケース35は、図1、図5及び図7に
示すように、内部が矩形の中空状であって、その内部の
下部中央に球受け部26がリブ46を介して一体に形成さ
れ、この球受け部26の両側が案内通路27,28 の前部側と
なっている。前下部ケース35には、前上部ケース34の各
庇部38,39 の下側に張り出す張出部47,48 が左右両側
に、球受け部26から各案内通路27,28 に落下した遊技球
B を前側から透視するための透視窓49が前面側の下部に
夫々形成されている。
【0028】中間ケース31の内部は、図1、図4及び図
6に示すように、前上部ケース34と前下部ケース35とに
対応するように、隔壁50により上下に区画されており、
その上部側に区画壁51によって左右に区画された戻し通
路52,53 が設けられている。各戻し通路52,53 は後壁54
によって後端が閉塞され、前上部ケース34の各逃がし通
路40,41 からの遊技球B を外側に案内して、前上部ケー
ス34の庇部38,39 の下側から遊技盤5 の前面側に戻すよ
うになっている。
【0029】中間ケース31の隔壁50の上面側に、後壁54
の下部を貫通するように検出スイッチ42が前後方向に配
置され、この検出スイッチ42の左右両側に、外方に向か
って傾斜する傾斜面52a,53a が形成されている。
【0030】中間ケース31の下部側には、前下部ケース
35の球受け部26に対応する区画壁56が底部側から突設さ
れ、この区画壁56の両側が案内通路27,28 となってい
る。各案内通路27,28 は後部ケース32側の落下口27a,28
a に連通され、この落下口27a,28a から遊技盤5 の後側
に遊技球B を落下させて回収するようになっている。な
お、案内通路27,28 の落下口27a,28a の下側近傍には、
この落下口27a,28a から落下する遊技球B を検出して、
例えば誘導増加装置(図示省略)を作動させるための検
出スイッチ57が設けられている。
【0031】後部ケース32には、図1、図3及び図4に
示すように、その隔壁58に固定された取り付け枠59を介
して駆動モータ29が組み込まれている。駆動モータ29は
減速機付きであって、下向きに突出する回転軸60を有
し、この回転軸60に大径ギヤー61が固定されている。後
部ケース32の後端には駆動モータ29用等の端子を装着し
た端子板62が取り付けられている。
【0032】駆動モータ29は制御部63に接続され、制御
部63は変動図柄表示装置7 の各停止図柄が特定の図柄と
一致した当たり時に、回転体24を正転方向に低速回転さ
せ、また外れ時に回転体24を逆転方向に高速回転させる
ように、変動図柄表示装置7の当たり・外れ判定部の出
力に応じて駆動モータ29を制御するようになっている。
【0033】回転体24は、図1、図6乃至図8に示すよ
うに、中間ケース31の隔壁50の下側近傍で、前下部ケー
ス35及び中間ケース31に跨がって配置されており、周方
向に隣り合う一対の切り欠き部25間の受け部64が縦通路
23に対応する位置で停止するように、駆動モータ29によ
って間欠的に回転駆動される。回転体24はその下側の小
径ギヤー65と、上下一対の支軸66,67 とを一体に有す
る。小径ギヤー65は大径ギヤー61に噛み合い、駆動モー
タ29と回転体24とを連動させるようになっている。
【0034】回転体24の各支軸66,67 は、図8に示すよ
うに、中間ケース31の軸受凹部68,69 と、後部ケース32
の軸押さえ部70,71 とによって縦軸心廻りに回転自在に
支持されている。上側の軸受凹部68は隔壁50に、下側の
軸受凹部69は区画壁56に夫々後方側が開放するように形
成され、この各軸受凹部68,69 に回転体24の各支軸66,6
7 が回転自在に嵌合されている。上側の軸押さえ部70
は、後部ケース32の隔壁58から中間ケース31内に突出す
るように一体に形成され、また下側の軸押さえ部71は左
右の案内通路27,28 を区画する区画壁を兼用し、後部ケ
ース32から中間ケース31内に突出するように一体に形成
されている。上側の軸押さえ部70は、隔壁50の切り欠き
凹部78に嵌合されている。
【0035】なお、前下部ケース35には、図1に示すよ
うに位置決めピン72があり、この位置決めピン72を中間
ケース31の孔に挿入した状態で、前上部ケース34が中間
ケース31の前面に図外のネジにより着脱自在に固定され
ている。中間ケース31には、図3に示すように、その上
部の左右両側に一対の位置決めピン73が、後部ケース32
には各位置決めピン73に対応する位置決め凹部74が夫々
あり、位置決めピン73を位置決め凹部74に挿入した状態
でネジにより着脱自在に固定されている。なお、中間ケ
ース31と後部ケース32は、他の箇所でもネジにより固定
されている。
【0036】次に、上記構成のアレンジボール機におけ
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、上皿15に
遊技球B を入れておき、発射用の発射ハンドル18を廻す
と、発射装置17が作動し、上皿15から発射レール上に1
個ずつ供給される遊技球B を打撃槌で打撃して、遊技球
B をガイドレール6 に沿って遊技盤5 の上部に発射す
る。なお、1ゲームに使用する遊技球B は16個であ
る。
【0037】遊技盤5 上に発射された遊技球B は、入球
口21等に入球するか、又は入賞口装置13に横一列に配置
された16個の入賞口19の何れかに入球する。入賞口19
に遊技球B が入球すれば、その遊技球B が入球した入賞
口19に対応する表示部20が数字図柄を表示する。
【0038】振分装置12では、通常、図1及び図7に示
すように、回転体24の隣り合う一対の切り欠き部25間の
受け部64が縦通路23に対応しており、この回転体24で縦
通路23の下端側を閉じた状態にある。
【0039】そこで、上方から落下する遊技球B が前上
部ケース34の入球口21に入球すると、この遊技球B は、
その直下にある縦通路23に入り、図1及び図7に実線で
示すように回転体24上に停止する。そして、この遊技球
B を検出スイッチ42が検出して、変動図柄表示装置7 に
信号を送るので、変動図柄表示装置7 の3個の図柄表示
部の図柄が一定時間だけ夫々変動する。
【0040】この時に前上部ケース34及び検出スイッチ
42の検出枠43に透明な透視部44,45があるので、遊技者
は、縦通路23内で停止状態にある遊技球B を、その透視
部44,45 を介して前方から目視により確認することがで
きる。
【0041】変動図柄表示装置7 の各図柄表示部の変動
後の停止図柄が所定の当たり図柄であれば、制御部63か
ら駆動モータ29に正転信号が入り、駆動モータ29が正転
方向(図3のa矢示方向)に低速で回転する。このた
め、駆動モータ29の回転軸60、大径ギヤー61、小径ギヤ
ー65を介して、回転体24が縦方向の支軸66,67 廻りに正
転方向に低速で回転する。そして、回転体24の受け部64
が縦通路23から外れて、切り欠き部25が縦通路23の下端
部に対応すると、今まで受け部64上に支持されていた遊
技球B が、受け部64から外れて切り欠き部25内に入り、
図1及び図7に二点鎖線で示すように、その下側の球受
け部26上に載る。
【0042】この状態から回転体24が更にa矢示方向に
回転すると、回転体24の切り欠き部25が球受け部26から
外れるので、球受け部26上の遊技球B が、案内通路28側
へと落下し、この案内通路28を図5のb矢示方向に転が
った後、落下口27a,28a から図1のc矢示方向のように
遊技盤5 の裏側に落下し回収されて行く。そして、遊技
球B が落下口27a,28a から落下する時に、その下側近傍
に配置された検出スイッチ57が遊技球B を検出して、例
えば誘導増加装置を作動させる。
【0043】誘導増加装置が作動すると、右入球口21が
有効となり、この右入球口21を遊技球B が通過すると、
左役物作動装置10が一定時間開閉する等の利益状態が発
生する。なお、検出スイッチ42は、他の装置の作動用に
利用しても良い。
【0044】回転体24が正転し始めても、その回転速度
が低速であるため、縦通路23内の遊技球B は、直ちに回
転体24の受け部64上から落下せず、縦通路23内に停止し
ているため、遊技者は、当たりによって回転体24が正転
方向に回転し始めたことを目視によって確認することが
できる。そして、回転体24が回転を開始してから或る程
度の時間が経過した後、遊技球B が案内通路27,28 に落
下して、この案内通路27,28 を後方に転がって行くが、
遊技者は、この時の状態も透視窓49を介して前面より確
認することができる。
【0045】特に、当たり時には、駆動モータ29により
回転体24が低速で回転し、回転開始から遊技球B が案内
通路28を転がって行くまでの動作が、或る程度の時間を
かけてゆっくりと行われるので、遊技者は、当たり状態
であることの快感を味わいながらゲームを行うことがで
きる。なお、駆動モータ29の低速時の回転速度は、ゲー
ムの進行上、支障のない程度の速度に適宜決定すれば良
い。
【0046】変動図柄表示装置7 の各図柄表示部の停止
図柄が外れであれば、制御部63から駆動モータ29に逆転
信号が入り、駆動モータ29が逆転方向(反a矢示方向)
に低速で回転する。このため、駆動モータ29の回転軸6
0、大径ギヤー61、小径ギヤー65を介して、回転体24が
縦方向の支軸66,67 廻りに逆転方向(反a矢示方向)に
高速で回転する。
【0047】そして、回転体24の回転に伴って、正転時
とは逆に、遊技球B が受け部64から外れて縦通路23から
切り欠き部25に落下し、一旦、球受け部26に載った後、
球受け部26から案内通路27側へと落下し、この案内通路
27を図5のd矢示方向に転がって落下口27a,28a から遊
技盤5 の裏側に落下し回収されて行く。遊技者は、この
時の遊技球B の移動も透視窓49から確認することができ
るが、回転体24が高速で回転するため、回転体24の回転
開始から遊技球B を案内通路27,28 を転がって行くまで
の動作は、迅速に行われる。
【0048】縦通路23内に遊技球B が停止状態にある時
に、後続の遊技球B が前上部ケース34の入球口21に入球
すると、その遊技球B は入球口21から直下に落下する
が、縦通路23には先の遊技球B があるので、その遊技球
B に当たった後に、左右の何れかの逃がし通路40,41 に
転がる。そして、この遊技球B は、図4のe又はf矢示
のように戻し通路52,53 を経て、前上部ケース34の庇部
38,39 の下側からg又はh矢示のように遊技盤5 の前側
に戻されて、前下部ケース35の張出部47,48 、或いは他
の障害釘等に当たりながら下方に落下する。
【0049】この実施例によれは、次のような利点があ
る。即ち、前上部ケース34の入球口21に入った遊技球B
を縦通路23内で回転体24の受け部64により一旦停止させ
ておき、駆動モータ29により回転体24を縦軸心廻りに正
転又は逆転方向に回転させ、縦通路23内の遊技球B を回
転体24の切り欠き部25に落下させて、一旦、球切り欠き
部25内の遊技球B を球受け部26によって支持した後、こ
の球受け部26から何れかの案内通路27,28 に振り分ける
ため、回転体24の受け部64及び球受け部26の幅を適宜選
択することによって、縦通路23の遊技球B を左右の案内
通路27,28 に振り分けるまでに要する回転体24の回転角
度、その回転に要する時間を自由に決定することができ
る。このため、振り分けに要する時間を大幅に短縮し
て、スピード感に溢れたゲームを構成することができ
る。
【0050】前部ケース30に透視部44,45 、透視窓49等
があって、縦通路23内の遊技球B が各案内通路27,28 に
振り分けられるまでの状態を前面から目視可能にすると
共に、当たり時に回転体24が低速回転するようになって
いるため、遊技者は当たり時の遊技球B の移動を確認し
て、快感を味わいながらゲームを行うことができる。外
れの時には、回転体24を高速回転させているので、遊技
球B を迅速に振り分けることができる。従って、遊技者
は、当たり時の快感を十分に味わうことができるし、ゲ
ームを迅速に進めることができる。
【0051】回転体24は縦方向の支軸66,67 廻りに回転
するため、回転体24の外周側の一部を遊技盤5 の前面側
の前部ケース30内に突出させておけば良い。また前部ケ
ース30内に入球口21、縦通路23、回転体24の外周側の一
部、球受け部26及び案内通路27,28 を配置するとして
も、前部ケース30の上下方向及び左右方向の寸法を小さ
くできるので、振分装置12全体の大きさを小型化するこ
とが可能である。従って、遊技盤5 の盤面上に各種の遊
技部品と共に振分装置12を配置する際にも、遊技盤5 の
盤面に余裕ができ、ゲーム構成上の設計の自由度が著し
く向上する。
【0052】また縦通路23の遊技球B を検出スイッチ42
で検出し、その出力で変動図柄表示装置を作動させるの
で、入球口21から縦通路23に入った遊技球B を左右の案
内通路27,28 に振り分けるだけでなく、変動図柄表示装
置7 の作動用としても利用できる。
【0053】振分ケース22は前部ケース30の他に、中間
ケース31と後部ケース32とに分割し、その両ケースの突
き合わせ部、即ち、中間ケース31の軸受凹部68,69 と後
部ケース32の軸押さえ部70,71 との間で、回転体24の支
軸66,67 を回転自在に支持しているため、振分ケース22
に対する回転体24の組み込みが容易である。
【0054】特に、中間ケース31内にに軸受凹部68,69
を形成し、この軸受凹部68,69 に回転軸60の支軸66,67
を嵌合させて、これを後部ケース32側から突出する軸押
さえ部70,71 で押さえているため、回転軸60の支軸66,6
7 を支持する軸受部分の構造が簡単になり、振分ケース
22全体を合成樹脂材料で成形する場合にも、その成形が
非常に容易である。
【0055】しかも、後部ケース32から突出する上側の
軸押さえ部70,71 は、中間ケース31の隔壁50に形成され
た切り欠き凹部78に嵌合しているため、薄い板厚である
にも拘わらず、その損傷が少なく耐久性が向上する。ま
た下側の軸押さえ部71は、案内通路27,28 の区画壁を兼
用しており、両者を別に設けるものに比較して構造が簡
単である。回転体24は、分割して構成された前部ケース
30と中間ケース31とに跨がって配置しているので、一体
のケースに組み込む場合に比較して、個々のケースの構
造を簡単にできる。
【0056】駆動モータ29は後部ケース32に設け、この
駆動モータ29の回転軸60に大径ギヤー61を設けると共
に、この大径ギヤー61に噛み合う小径ギヤー65を中間ケ
ース31側の回転体24の下側に設け、駆動モータ29と回転
体24とを大径ギヤー61と小径ギヤー65とで連動させてい
るので、組み立て時には、両ギヤー61,65 を噛み合わせ
れば、駆動モータ29と回転体24とを連動させることがで
きる。
【0057】また小径ギヤー65は回転体24の下側にある
ため、縦通路23の上下方向の長さを小さくして、その縦
通路23の下側に回転体24を近接させても、検出スイッチ
42を容易に配置することができ、構造が簡単で装置全体
の小型化が容易である。
【0058】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、振分装置12は、アレンジボール機の
他、パチンコ機等にも利用することができる。また振分
ケース22は、実施例では4個に分割しているが、例えば
前上部ケース34と前下部ケース35とを一体にしても良い
し、前上部ケース34と前下部ケース35とからなる前部ケ
ース30を中間ケース31に一体にしても良い。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、遊技盤5 に
装着され且つ上部側に入球口21を有する振分ケース22内
に、入球口21から入球した遊技球B が通過する縦通路23
と、この縦通路23の下側で縦軸心廻りに正逆転自在に配
置され且つ縦通路23内で遊技球B を停止させる回転体24
とを設け、回転体24に、この回転体24の回転時に縦通路
23の遊技球B が入る切り欠き部25を周方向に複数個形成
し、回転体24の下側に、切り欠き部25内の遊技球B を受
ける球受け部26と、回転体24が回転して切り欠き部25が
球受け部26から外れた時に、切り欠き部25内の遊技球B
が落下する左右一対の案内通路27,28 とを振分ケース22
内に設け、外部信号によって回転体24を正逆転駆動する
駆動モータ29を設けているので、次のような顕著な効果
を奏する。
【0060】(1) 回転体24の切り欠き部25間の幅及び球
受け部26の幅を適宜選択することによって、縦通路23の
遊技球B を左右の案内通路27,28 に振り分けるまでに要
する回転体24の回転角度、その回転に要する時間を自由
に決定することができる。このため、振り分けに要する
時間を大幅に短縮して、スピード感に溢れたゲームを構
成することができる。
【0061】(2) 装置全体の大きさを小型化することが
でき、遊技盤5 の盤面上に各種の遊技部品と共に振分装
置12を配置する際にも、遊技盤5 の盤面に余裕ができ、
ゲーム構成上の設計の自由度が著しく向上する。
【0062】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、縦通路23の遊技球B を検出する検出
スイッチ42を設け、縦通路23に遊技球B が停止状態の時
に、入球口21から入球した後続の遊技球B を遊技盤5 の
前面側に戻す左右一対の戻し通路52,53 を設けているの
で、次のような顕著な効果を奏する。
【0063】(3) 縦通路23の遊技球B を検出スイッチ42
で検出し、その出力で変動図柄表示装置7 を作動させる
等、他の装置の作動用としても利用できる。
【0064】(4) 縦通路23に遊技球B が停止状態の時
に、入球口21から後続の遊技球B が入球すれば、戻し通
路52,53 を経て遊技盤5 の前面側に戻すので、縦通路23
に遊技球B が停止状態の時に、続いて遊技球B が入球し
ても、それを検出スイッチ42で検出することがなく、ま
たその遊技球B をゲームに供することができる。
【0065】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、縦通路23から案内通路27,28
に振り分けられる遊技球B を振分ケース22の前面から透
視可能に構成し、当たり時に駆動モータ29によって回転
体24を低速で回転させるようにしているので、次のよう
な顕著な効果を奏する。
【0066】(5) 遊技者は当たり時の遊技球B の移動を
目視により確認して、快感を味わいながらゲームを行う
ことができる。
【0067】請求項4に記載の本発明は、請求項1、2
又は3に記載の発明において、振分ケース22を遊技盤5
の前面から突出する前部ケース30と、遊技盤5 の開口部
37内に嵌合する中間ケース31と、後部ケース33とに分割
し、中間ケース31と後部ケース33との突き合わせ部68,6
9 、70,71 で回転体24の支軸66,67 を回転自在に支持
し、前部ケース30と中間ケース31とに跨がって回転体24
を配置すると共に、この回転体24の下側に小径ギヤー65
を設け、後部ケース33に駆動モータ29と、この駆動モー
タ29の回転軸に固定され且つ小径ギヤー65に噛み合う大
径ギヤー61とを設けているので、次のような顕著な効果
を奏する。
【0068】(6) 振分ケース22を前部ケース30と中間ケ
ース31と後部ケース32とに3分割し、その前部ケース30
と中間ケース31とに跨がって回転体24を配置し、後部ケ
ース33に駆動モータ29を配置しているので、一体のケー
スに回転体24及び駆動モータ29を組み込む場合に比較し
て、個々のケース30,31,33の構造を簡単にできると共
に、その組み込みが容易である。
【0069】(7) 中間ケース31の突き合わせ部68,69 と
後部ケース32の突き合わせ部70,71との間で、回転体24
の支軸66,67 を回転自在に支持しているため、振分ケー
ス22に対する回転体24の組み込みが容易である。
【0070】(8) 駆動モータ29は後部ケース32に設け、
この駆動モータ29の回転軸60に大径ギヤー61を設けると
共に、この大径ギヤー61に噛み合う小径ギヤー65を中間
ケース31側の回転体24の下側に設け、駆動モータ29と回
転体24とを大径ギヤー61と小径ギヤー65とで連動させて
いるので、組み立て時には、両ギヤー61,65 を噛み合わ
せれば、駆動モータ29と回転体24とを連動させることが
できる。
【0071】(9) 小径ギヤー65は回転体24の下側にある
ため、縦通路23の上下方向の長さを小さくして、その縦
通路23の下側に回転体24を近接させても、検出スイッチ
42を容易に配置することができ、構造が簡単で装置全体
の小型化が容易である。
【0072】請求項5に記載の本発明は、請求項1、2
又は3に記載の発明において、中間ケース31に、後方側
が開放する軸受凹部68,69 を形成し、回転体24の支軸6
6,67を回転自在に嵌合させ、後部ケース33に、軸受凹部
68,69 内の支軸66,67 を押さえる軸押さえ部70,71 を設
けているので、次のような顕著な効果を奏する。
【0073】(10)回転軸60の支軸66,67 を支持する軸受
部分の構造が簡単になり、組み立てが容易であると共
に、振分ケース22全体を合成樹脂材料で成形する場合に
も、その成形が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す振分装置の縦断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す振分装置の正面図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示す振分装置の一部断面平面
図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】図1のC−C線断面図である。
【図7】図1のD−D線断面図である。
【図8】本発明の実施例を示す振分装置の要部の分解斜
視図である。
【図9】本発明の実施例を示すアレンジボール機の正面
図である。
【符号の説明】
5 遊技盤 21 入球口 22 振分ケース 23 縦通路 24 回転体 25 切り欠き部 26 球受け部 27,28 案内通路 29 駆動モータ 30 前部ケース 31 中間ケース 33 後部ケース 37 開口部 42 検出スイッチ 52,53 戻し通路 60 回転軸 61 大径ギヤー 65 小径ギヤー 66,67 支軸 68,69 軸受凹部 70,71 軸押さえ部 B 遊技球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 313 A63F 7/02 312

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) に装着され且つ上部側に入球
    口(21)を有する振分ケース(22)内に、入球口(21)から入
    球した遊技球(B) が通過する縦通路(23)と、この縦通路
    (23)の下側で縦軸心廻りに正逆転自在に配置され且つ縦
    通路(23)内で遊技球(B) を停止させる回転体(24)とを設
    け、回転体(24)に、この回転体(24)の回転時に縦通路(2
    3)の遊技球(B) が入る切り欠き部(25)を周方向に複数個
    形成し、回転体(24)の下側に、切り欠き部(25)内の遊技
    球(B) を受ける球受け部(26)と、回転体(24)が回転して
    切り欠き部(25)が球受け部(26)から外れた時に、切り欠
    き部(25)内の遊技球(B) が落下する左右一対の案内通路
    (27)(28)とを振分ケース(22)内に設け、外部信号によっ
    て回転体(24)を正逆転駆動する駆動モータ(29)を設けた
    ことを特徴とする弾球遊技機の振分装置。
  2. 【請求項2】 縦通路(23)の遊技球(B) を検出する検出
    スイッチ(42)を設け、縦通路(23)に遊技球(B) が停止状
    態の時に、入球口(21)から入球した後続の遊技球(B) を
    遊技盤(5) の前面側に戻す左右一対の戻し通路(52)(53)
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機
    の振分装置。
  3. 【請求項3】 縦通路(23)から案内通路(27)(28)に振り
    分けられる遊技球(B) を振分ケース(22)の前面から透視
    可能に構成し、当たり時に駆動モータ(29)によって回転
    体(24)を低速で回転させるようにしたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の弾球遊技機の振分装置。
  4. 【請求項4】 振分ケース(22)を遊技盤(5) の前面から
    突出する前部ケース(30)と、遊技盤(5) の開口部(37)内
    に嵌合する中間ケース(31)と、後部ケース(33)とに分割
    し、中間ケース(31)と後部ケース(33)との突き合わせ部
    (68)(69),(70)(71) で回転体(24)の支軸(66)(67)を回転
    自在に支持し、前部ケース(30)と中間ケース(31)とに跨
    がって回転体(24)を配置すると共に、この回転体(24)の
    下側に小径ギヤー(65)を設け、後部ケース(33)に駆動モ
    ータ(29)と、この駆動モータ(29)の回転軸(60)に固定さ
    れ且つ小径ギヤー(65)に噛み合う大径ギヤー(61)とを設
    けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の弾球
    遊技機の振分装置。
  5. 【請求項5】 中間ケース(31)に、後方側が開放する軸
    受凹部(68)(69)を形成し、回転体(24)の支軸(66)(67)を
    回転自在に嵌合させ、後部ケース(33)に、軸受凹部(68)
    (69)内の支軸(66)(67)を押さえる軸押さえ部(70)(71)を
    設けたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載
    の弾球遊技機の振分装置。
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