JP3252382B2 - ズームレンズ装置 - Google Patents

ズームレンズ装置

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JP3252382B2 JP13597793A JP13597793A JP3252382B2 JP 3252382 B2 JP3252382 B2 JP 3252382B2 JP 13597793 A JP13597793 A JP 13597793A JP 13597793 A JP13597793 A JP 13597793A JP 3252382 B2 JP3252382 B2 JP 3252382B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズームレンズ装置に係
り、特にカム筒を移動レンズ群の側方に配置した外カム
方式のズームレンズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のズームレンズは図2に示
すように、一対のガイド棒1、2を光軸3と平行に配置
すると共に、この一対のガイド棒1、2に、移動レンズ
群である第1レンズ群4、第2レンズ群5及び第3レン
ズ群6をそれぞれレンズ枠7、8、9を介して前後移動
可能に取り付ける。そして、棒状に形成されたカム筒A
を前記レンズ枠7、8、9の側方で光軸3と平行に配置
して、レンズ枠7、8、9に形成されたカムピン7A、
8A、9Aを前記カム筒Aに形成したカム溝B、C、D
に嵌入させる。
【0003】前記カム筒Aの端部には、カム軸E、ギア
Fが一体に形成されており、該ギアFには複数のギアか
ら成るギア機構Gを介してズームモータHが連結され
る。従って、カム筒AをズームモータHからの回転駆動
力で回転させると、前記第1レンズ群4、第2レンズ群
5及び第3レンズ群6は、前記カム溝B、C、Dに沿っ
て光軸3方向に所定の関係をもって前後移動する。これ
により、第1レンズ群4、第2レンズ群5及び第3レン
ズ群6によるズーミングが行われる。
【0004】尚、符号Iは前玉レンズであり、符号Jは
アイリス板、また符号Kは前記アイリス板Jを駆動させ
るアイリスモータである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ズームレンズのカム筒Aは、全体が金属製で形成されて
いる上に、カム溝B、C、Dが形成された筒体と、カム
軸E、ギアFとが一体に形成されているので、製造が困
難で重たいという欠点がある。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、製造が容易で軽量化が図れた
カム筒を持つズームレンズ装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、複数のカム溝が形成されたカム筒を、複数の
移動レンズ群の側方に配置すると共に、前記各カム溝に
各移動レンズ群に設けられた各カム従動子を嵌合し、前
記カム筒を回転させることにより各移動レンズ群を所定
の関係をもって光軸方向に前後移動させるズームレンズ
装置に於いて、前記カム筒は、前記カム溝が形成された
筒体と、該筒体内に挿入可能なカム軸とにより分割構造
で構成され、前記カム軸は、カム軸の一端に筒体内周面
と少なくとも3点で当接してカム軸の中心出しを行うガ
イド片を有し、カム軸の他端に回転力伝達部材を備え、
筒体と固定されることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、カム筒を、カム溝が形成され
た筒体と、動力伝達部材と中心出し用ガイド片とが形成
されたカム軸とに分割している。従って、カム筒の製造
が容易になると共に軽量化が図れる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るズームレ
ンズ装置について詳説する。図1では、インナーフォー
カスタイプのズームレンズ装置が示され、鏡胴本体1
0、鏡胴本体10の上面10Aに4本のねじ12、1
2、12、12及び位置決めピン14、14を介して固
着されるカバー16、カバー16に回転自在に支持さ
れ、上方からカバー16が装着されることによって鏡胴
本体10の上部開口部10Bに位置するカム筒18が示
されている。
【0009】鏡胴本体10の前部には、前玉レンズ20
が固着され、鏡胴本体10の後部には、マスターレンズ
34が後枠36を介して固着される。後枠36はねじ3
5、35、35によって鏡胴本体10にねじ止めされ
る。鏡胴本体10内の前玉レンズ20とマスターレンズ
34との間の空間部11には、後述するガイド棒22、
24、26、第1移動レンズ群(バリエータレンズ)2
8、第2移動レンズ群(コンペンセータレンズ)30、
フォーカスレンズ群32が配置され、鏡胴本体10内の
空間部11と上部開口部10Bとは連通され、後述する
ように上部開口部10Bに位置するカム筒18のカム溝
38、40に、空間部11に位置する第1移動レンズ群
28の従動ピン42と第2移動レンズ群30の従動ピン
44とが嵌入し、カム筒18の回転により第1、第2移
動レンズ群28、30は前後動する。即ち、第1移動レ
ンズ群28のレンズ枠46の上部に形成されたガイド孔
48にはガイド棒24が挿入されると共に、レンズ枠4
6の下部に形成された凹部50には振れ止め用ガイド棒
26が位置し、第1移動レンズ群28はガイド棒24、
26に案内されて前後動可能となっている。同様に、第
2移動レンズ群30のレンズ枠52の上部に形成された
ガイド孔54にはガイド棒22が挿入されると共に、レ
ンズ枠52の下部に形成された凹部56には振れ止め用
ガイド棒26が位置し、第2移動レンズ群30はガイド
棒22、26に案内されて前後動可能となっている。従
って、カム筒18のカム溝38、40に第1、第2移動
レンズ群28、30のカムピン42、44が嵌入した状
態でカム筒18が回転すると、第1、第2移動レンズ群
28、30はカム溝38、40で決められた所定のズー
ム比になる関係で前後移動する。
【0010】尚、第2移動レンズ群30のレンズ枠52
には、アイリスユニット58が一体的に固着されてい
る。アイリスユニット58は、絞り板60、アイリスモ
ータ、フレキシブルプリント板62等から構成されてい
る。フォーカスレンズ群32のレンズ枠64の上部に形
成されたガイド孔66にはガイド棒24が挿入されると
共に、レンズ枠64の下部に形成された凹部68には振
れ止め用ガイド棒26が位置し、フォーカスレンズ群3
2はガイド棒24、26に案内されて前後動可能となっ
ている。フォーカスレンズ群32のレンズ枠64には、
フォーカスコマ70が連結され、このフォーカスコマ7
0にはねじナット72が形成される。このねじナット7
2には、フォーカスモータ74の図示しないねじ棒が嵌
合し、ねじ棒の回転によってフォーカスレンズ群32は
前後動するようになっている。即ち、フォーカスモータ
74は、鏡胴本体10の側方に形成された開口部10C
に挿入されることによってフォーカスモータ74のねじ
棒がフォーカスレンズ群32のねじナット72と嵌合す
る。
【0011】カム筒18は、カム溝38、40を備えた
筒体76と、筒体76内に挿入されるカム軸78とから
構成される。カム軸78の一端には120°間隔にガイ
ド片80、80、80が形成され、ガイド片80、8
0、80の周面は筒体76内にカム軸78が挿入された
時筒体76の内周面と接触してカム軸78の中心出しを
行なう。従って、ガイド片80、80、80は少なくと
も3枚必要となる。カム軸78の1枚のガイド片80に
はねじ孔82、軸方向と直交する方向の長孔84が形成
され、一方、カバー16には孔82、84に対応する孔
85、87が形成され、筒体76にも孔82、84に対
応する孔86、88が形成されている。孔85、86を
介してねじ孔82にはビス90がねじ込まれてカム軸7
8が筒体76に固着され、孔87、88を介して長孔8
4には図示しない偏心ピンが挿入され、偏心ピンを回動
することにより筒体76を前後移動させてトラッキング
調整を行なう。カム軸78の他端にはギア92、ガイド
ピン94が形成され、ガイドピン94は筒体76の軸方
向のガイド溝96内に嵌入し、筒体76を軸方向にガイ
ドすると共に筒体76と回転を一体にさせる。
【0012】カバー16の端部にはズームモータ98が
取付けられ、ズームモータ98は歯車伝達機構を介して
ギア92と連結され、ズームモータ98が駆動される
と、カム筒18は回転される。前記の如く構成されたズ
ームレンズ装置によればカム筒18の筒体76はアルミ
ニウムで形成され、カム軸78、ガイド片80、ギア9
2、ガイドピン94はプラスチックで一体に形成され
る。従って、複雑な形状をしたカム筒18でも製造が容
易になると共に、軽量化が図れる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るズーム
レンズ装置によれば、カム筒をカム溝が形成された筒体
と、筒体内に配置されるカム軸とに分割したので、カム
筒の製造が容易になると共にカム筒の軽量化を図ること
ができる。また、本発明によれば、カム軸の一端に、筒
体内周面と少なくとも3点で当接してカム軸の中心出し
を行うガイド片を形成するとともに、カム軸を筒体と固
定したので、筒体は振れて回転することなくカム軸を中
心に回転し、カム筒の回転が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るズームレンズ装置の実施例が適用
されるズームレンズ装置の分解斜視図
【図2】従来のズームレンズ装置を示す断面図
【符号の説明】
10…レンズ鏡胴 18…カム筒 28…第1移動レンズ群 30…第2移動レンズ群 32…フォーカスレンズ群 38、40…カム溝 76…筒体 78…カム軸 80…ガイド片 92…ギア 94…ガイドピン 96…ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−71211(JP,A) 特開 昭60−112009(JP,A) 特開 平6−294921(JP,A) 特開 昭58−154822(JP,A) 特開 平5−53173(JP,A) 実開 平1−171410(JP,U) 実開 平4−130913(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/02 - 7/105

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカム溝が形成されたカム筒を、複
    数の移動レンズ群の側方に配置すると共に、前記各カム
    溝に各移動レンズ群に設けられた各カム従動子を嵌合
    し、前記カム筒を回転させることにより各移動レンズ群
    を所定の関係をもって光軸方向に前後移動させるズーム
    レンズ装置に於いて、 前記カム筒は、前記カム溝が形成された筒体と、該筒体
    内に挿入可能なカム軸とにより分割構造で構成され、 前記カム軸は、カム軸の一端に筒体内周面と少なくとも
    3点で当接してカム軸の中心出しを行うガイド片を有
    し、カム軸の他端に回転力伝達部材を備え、筒体と固定
    されることを特徴とするズームレンズ装置。
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