JPH06347679A - ズームレンズ装置 - Google Patents

ズームレンズ装置

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JPH06347679A
JPH06347679A JP13597893A JP13597893A JPH06347679A JP H06347679 A JPH06347679 A JP H06347679A JP 13597893 A JP13597893 A JP 13597893A JP 13597893 A JP13597893 A JP 13597893A JP H06347679 A JPH06347679 A JP H06347679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
cylindrical body
lens
holes
lens group
Prior art date
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Pending
Application number
JP13597893A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Shirie
伸行 尻江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP13597893A priority Critical patent/JPH06347679A/ja
Publication of JPH06347679A publication Critical patent/JPH06347679A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カム筒をカム溝が形成された筒体と、カム軸
とに分割し、カム筒のカム溝が形成された以外の部分に
貫通孔を形成したのでカム筒の軽量化を図る。 【構成】 カム筒18は、カム溝38、40が形成され
た筒体76と、カム軸78とで分割構造に形成されてい
る。筒体76には、カム溝38、40と干渉しない位置
に小円S1 〜S4 、大円L1 〜L6 が貫通孔として形成
されている。これにより、筒体76は必要な剛性を確保
すると共に軽量化を図ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズームレンズ装置に係
り、特にカム筒を移動レンズ群の側方に配置した外カム
方式のズームレンズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のズームレンズは図5に示
すように、一対のガイド棒1、2を光軸3と平行に配置
すると共に、この一対のガイド棒1、2に、移動レンズ
群である第1レンズ群4、第2レンズ群5及び第3レン
ズ群6をそれぞれレンズ枠7、8、9を介して前後移動
可能に取り付ける。そして、棒状に形成されたカム筒A
を前記レンズ枠7、8、9の側方で光軸3と平行に配置
して、レンズ枠7、8、9に形成されたカムピン7A、
8A、9Aを前記カム筒Aに形成したカム溝B、C、D
に嵌入させる。
【0003】前記カム筒Aの端部には、カム軸E、ギア
Fが一体に形成されており、該ギアFには複数のギアか
ら成るギア機構Gを介してズームモータHが連結され
る。従って、カム筒AをズームモータHからの回転駆動
力で回転させると、前記第1レンズ群4、第2レンズ群
5及び第3レンズ群6は、前記カム溝B、C、Dに沿っ
て光軸3方向に所定の関係をもって前後移動する。これ
により、第1レンズ群4、第2レンズ群5及び第3レン
ズ群6によるズーミングが行われる。
【0004】尚、符号Iは前玉レンズであり、符号Jは
アイリス板、また符号Kは前記アイリス板Jを駆動させ
るアイリスモータである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ズームレンズのカム筒Aは、全体が金属製で棒状に形成
されているので、重量が大きくなるという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、軽量
化が図れたカム筒を持つズームレンズ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、複数のカム溝が形成されたカム筒を、複数の
移動レンズ群の側方に配置すると共に、前記各カム溝に
各移動レンズ群に設けられた各カム従動子を嵌合し、前
記カム筒を回転させることにより各移動レンズ群を所定
の関係をもって光軸方向に前後移動させるズームレンズ
装置に於いて、前記カム筒は、カム溝以外の部分に複数
の貫通孔を形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、カム筒のカム溝以外の部分に
は複数の貫通孔が形成されている。従って、カム筒の軽
量化が図れる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るズームレ
ンズ装置について詳説する。図1では、インナーフォー
カスタイプのズームレンズ装置が示され、鏡胴本体1
0、鏡胴本体10の上面10Aに4本のねじ12、1
2、12、12及び位置決めピン14、14を介して固
着されるカバー16、カバー16に回転自在に支持さ
れ、上方からカバー16が装着されることによって鏡胴
本体10の上部開口部10Bに位置するカム筒18が示
されている。
【0009】鏡胴本体10の前部には、前玉レンズ20
が固着され、鏡胴本体10の後部には、マスターレンズ
34が後枠36を介して固着される。後枠36はねじ3
5、35、35によって鏡胴本体10にねじ止めされ
る。鏡胴本体10内の前玉レンズ20とマスターレンズ
34との間の空間部11には、後述するガイド棒22、
24、26、第1移動レンズ群(バリエータレンズ)2
8、第2移動レンズ群(コンペンセータレンズ)30、
フォーカスレンズ群32が配置され、鏡胴本体10内の
空間部11と上部開口部10Bとは連通され、後述する
ように上部開口部10Bに位置するカム筒18のカム溝
38、40に、空間部11に位置する第1移動レンズ群
28の従動ピン42と第2移動レンズ群30の従動ピン
44とが嵌入し、カム筒18の回転により第1、第2移
動レンズ群28、30は前後動する。即ち、第1移動レ
ンズ群28のレンズ枠46の上部に形成されたガイド孔
48にはガイド棒24が挿入されると共に、レンズ枠4
6の下部に形成された凹部50には振れ止め用ガイド棒
26が位置し、第1移動レンズ群28はガイド棒24、
26に案内されて前後動可能となっている。同様に、第
2移動レンズ群30のレンズ枠52の上部に形成された
ガイド孔54にはガイド棒22が挿入されると共に、レ
ンズ枠52の下部に形成された凹部56には振れ止め用
ガイド棒26が位置し、第2移動レンズ群30はガイド
棒22、26に案内されて前後動可能となっている。従
って、カム筒18のカム溝38、40に第1、第2移動
レンズ群28、30のカムピン42、44が嵌入した状
態でカム筒18が回転すると、第1、第2移動レンズ群
28、30はカム溝38、40で決められた所定のズー
ム比になる関係で前後移動する。
【0010】尚、第2移動レンズ群30のレンズ枠52
には、アイリスユニット58が一体的に固着されてい
る。アイリスユニット58は、絞り板60、アイリスモ
ータ、フレキシブルプリント板62等から構成されてい
る。フォーカスレンズ群32のレンズ枠64の上部に形
成されたガイド孔66にはガイド棒24が挿入されると
共に、レンズ枠64の下部に形成された凹部68には振
れ止め用ガイド棒26が位置し、フォーカスレンズ群3
2はガイド棒24、26に案内されて前後動可能となっ
ている。フォーカスレンズ群32のレンズ枠64には、
フォーカスコマ70が連結され、このフォーカスコマ7
0にはねじナット72が形成される。このねじナット7
2には、フォーカスモータ74の図示しないねじ棒が嵌
合し、ねじ棒の回転によってフォーカスレンズ群32は
前後動するようになっている。即ち、フォーカスモータ
74は、鏡胴本体10の側方に形成された開口部10C
に挿入されることによってフォーカスモータ74のねじ
棒がフォーカスレンズ群32のねじナット72と嵌合す
る。
【0011】カム筒18は、カム溝38、40を備えた
筒体76と、筒体76内に挿入されるカム軸78とから
構成される。カム軸78の一端には120°間隔にガイ
ド片80、80、80が形成され、ガイド片80、8
0、80の周面は筒体76内にカム軸78が挿入された
時筒体76の内周面と接触してカム軸78の中心出しを
行なう。従って、ガイド片80、80、80は少なくと
も3枚必要となる。カム軸78の1枚のガイド片80に
はねじ孔82、軸方向と直交する方向の長孔84が形成
され、一方、カバー16には孔82、84に対応する孔
85、87が形成され、筒体76にも孔82、84に対
応する孔86、88が形成されている。孔85、86を
介してねじ孔82にはビス90がねじ込まれてカム軸7
8が筒体76に固着され、孔87、88を介して長孔8
4には図示しない偏心ピンが挿入され、偏心ピンを回動
することにより筒体76を前後移動させてトラッキング
調整を行なう。カム軸78の他端にはギア92、ガイド
ピン94が形成され、ガイドピン94は筒体76の軸方
向のガイド溝96内に嵌入し、筒体76を軸方向にガイ
ドすると共に筒体76と回転を一体にさせる。
【0012】図2ではカム筒18の筒体76の展開図が
示され、筒体76には、前記したように、カム溝38、
40、孔86、88及びガイド溝96が既に形成されて
いる。本実施例では、筒体76に於いてカム溝38、4
0、孔86、88及びガイド溝96と干渉しない部分に
4つの小円S1 〜S4 と、6つの大円L1 〜L6 とが貫
通孔として形成されている。これらの小円S1 〜S4
大円L1 〜L6 とは、筒体の両側縁76A、76Bから
離して形成され、出来るだけ筒体76の剛性を弱めない
ようにしている。即ち、筒体76の右側縁76Aとカム
溝40とで挟まれる部分には貫通孔は形成されない。筒
体76のカム溝36とカム溝40とで挟まれる部分は図
に示すように略逆三角形に形成され、下方から順に小円
1 、大円L1 2 、L3 が貫通孔として形成される。
次に筒体76のカム溝38と側縁76Bとで挟まれる部
分には、下方から順に大円L4 、L5 、小円S2 、大円
6 、小円S3 、S4 が貫通孔として形成されている。
図2から分かるように、小円S1 〜S4 、大円L1 〜L
6 は、互いに干渉しないように離して形成され、筒体7
6の剛性を確保している。
【0013】貫通孔の配置を考える時、特にカム筒76
の径が小さく貫通孔が大きい場合、以下の点に注意する
必要がある。図3の様に半径dの貫通孔はカム筒76の
内面の円周上で考えた場合短径2d、長径2la1の楕円
の穴となる。従って、図2の展開図では大、小の楕円で
考えないとカム筒76の表面では互いに離れてみえて
も、図4に示すようにカム筒76の内面では孔Lと孔S
とはつながってしまう場合があり、これを避ける必要が
ある。
【0014】カバー16の端部にはズームモータ98が
取付けられ、ズームモータ98は歯車伝達機構を介して
ギア92と連結され、ズームモータ98が駆動される
と、カム筒18は回転される。前記の如く構成されたズ
ームレンズ装置によればカム筒18の筒体76はアルミ
ニウムで形成され、カム軸78、ガイド片80、ギア9
2、ガイドピン94はプラスチックで一体に形成され
る。更に、筒体76には、小円S1 〜S4 、大円L1
6 が貫通孔として形成されているので軽量化が図れ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るズーム
レンズ装置によれば、カム筒のカム溝が形成された以外
の部分に複数の貫通孔を形成したのでカム筒の軽量化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るズームレンズ装置の分解斜視図
【図2】本発明に係るカム筒の展開図
【図3】本発明に係るカムの断面図
【図4】本発明に係るカムを説明する為のカムの断面図
【図5】従来のズームレンズ装置を示す断面図
【符号の説明】
10…レンズ鏡胴 18…カム筒 28…第1移動レンズ群 30…第2移動レンズ群 32…フォーカスレンズ群 38、40…カム溝 76…筒体 78…カム軸 S1 〜S4 …小円の貫通孔 L1 〜L6 …大円の貫通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカム溝が形成されたカム筒を、複
    数の移動レンズ群の側方に配置すると共に、前記各カム
    溝に各移動レンズ群に設けられた各カム従動子を嵌合
    し、前記カム筒を回転させることにより各移動レンズ群
    を所定の関係をもって光軸方向に前後移動させるズーム
    レンズ装置に於いて、 前記カム筒は、カム溝以外の部分に複数の貫通孔を形成
    したことを特徴とするズームレンズ装置。
JP13597893A 1993-06-07 1993-06-07 ズームレンズ装置 Pending JPH06347679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13597893A JPH06347679A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ズームレンズ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13597893A JPH06347679A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ズームレンズ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06347679A true JPH06347679A (ja) 1994-12-22

Family

ID=15164331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13597893A Pending JPH06347679A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 ズームレンズ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06347679A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226130B1 (en) 1996-04-09 2001-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226130B1 (en) 1996-04-09 2001-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens

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