JP3251758B2 - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JP3251758B2 JP01812394A JP1812394A JP3251758B2 JP 3251758 B2 JP3251758 B2 JP 3251758B2 JP 01812394 A JP01812394 A JP 01812394A JP 1812394 A JP1812394 A JP 1812394A JP 3251758 B2 JP3251758 B2 JP 3251758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ショットキ−接合と
オ−ミック接合とを含む素子を微細化しても信頼性が低
下することのない半導体集積回路装置およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の半導体集積回路装置を示
す断面図である。P型シリコン基板1の表面にはN+
込み層2が形成されており、このN+ 埋込み層2及びP
型シリコン基板1の上にはP型エピタキシャル層3が形
成されている。このP型エピタキシャル層3には前記N
+ 埋込み層2の上に位置するNウェル領域の拡散層4が
形成されており、このNウェル領域の拡散層4の内には
DeepN+ 層6が形成されている。
【0003】前記P型エピタキシャル層3の表面にはL
OCOS法により第1乃至第3のフィ−ルド酸化膜5a
〜5cが形成されている。前記P型エピタキシャル層3
のDeepN+ 層6内には第2及び第3のフィ−ルド酸
化膜5b、5cの相互間に位置するコンタクト層7が形
成されている。前記Nウェル領域の拡散層4内には、第
1及び第2のフィ−ルド酸化膜5a、5bそれぞれの近
傍に位置するショットキ−接合のガ−ドリング領域8が
形成されている。このガ−ドリング領域8は、接合エッ
ジの影響をなくすために配置されるものである。
【0004】前記第1乃至第3のフィ−ルド酸化膜5a
〜5cおよびP型エピタキシャル層3の上には絶縁膜9
が設けられている。この絶縁膜9にはガ−ドリング領域
8及びコンタクト層7それぞれの上に位置する第1及び
第2のコンタクトホ−ル9a、9bが設けられている。
これらコンタクトホ−ル9a、9bの内および絶縁膜9
の上には第1層目のAl配線10が形成されている。こ
の結果、第1のコンタクトホ−ル9a内においてはAl
配線10とNウェル領域の拡散層4とによるショットキ
−接合が形成され、第2のコンタクトホ−ル9b内にお
いてはAl配線10とコンタクト層7とによるオ−ミッ
ク接合が形成されている。前記Al配線10及び絶縁膜
9の上には層間絶縁膜11が堆積されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
半導体集積回路装置では、第1層目のAl配線10とP
型エピタキシャル層3との接合部において、SiがAl
配線10側に吸い出されるという現象が起こる。この現
象で問題となるのは、半導体集積回路装置が微細化され
ることに伴って例えば図示せぬバイポ−ラ・トランジス
タのN型のエミッタ領域の深さが浅くなった場合に、S
iが吸い出されることによりAl配線と前記エミッタ領
域の下に位置するP型のベ−ス領域とが直接接続されて
しまうことである。このような問題の改善策としては、
第1層目のAl配線とP型エピタキシャル層3との間に
Ti等の高融点金属を配置することにより良好なオ−ミ
ック接合を形成することが考えられる。
【0006】しかし、上記のように高融点金属を配置す
ると、良好なオ−ミック接合を形成することはできる
が、良好なショットキ−接合を形成することができなく
なるという問題が生じる。この理由は、高融点金属とS
iとによりショットキ−接合を形成すると、高融点金属
とSiの仕事関数の差が小さいため、ショットキ−接合
としてはリ−ク量が増加し、良好なショットキ−接合を
得ることはできないからである。
【0007】一方、オ−ミック接合とショットキ−接合
とを共に良好に形成する方法としては、両接合部に高融
点金属膜を形成した後、ショットキ−接合部のみの高融
点金属をリソグラフィ工程により除去し、次にショット
キ−接合部にAl膜を形成することが考えられる。この
方法では次の二つの点が問題となる。一つは、従来の半
導体集積回路装置の製造工程に比べ、リソグラフィ工程
の数が増加することである。二つめは、ショットキ−接
合部に一度高融点金属膜を形成すると、この膜がシリサ
イド化されるため、このシリサイドをリソグラフィ工程
により除去した後の界面をショットキ−接合に使用する
のが特性的に懸念されることである。つまり、ショット
キ−接合部の信頼性が低下することである。したがっ
て、上記従来の半導体集積回路装置では、ショットキ−
接合とオ−ミック接合とを含む素子を微細化すると、シ
ョットキ−接合部又はオ−ミック接合部のいずれか一方
の信頼性が低下することになる。
【0008】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、ショットキ−接合とオ
−ミック接合とを含む素子を微細化しても信頼性が低下
することのない半導体集積回路装置およびその製造方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、半導体層と、前記半導体層とオ−ミック
接合され、少なくとも下層が高融点金属により構成され
た第1層目の金属積層配線と、前記第1層目の金属積層
配線および前記半導体層の上に形成された絶縁膜と、前
記絶縁膜に設けられたショットキ−領域に位置するホ−
ルと、前記ホ−ル内および前記絶縁膜の上に形成され、
前記半導体層とショットキ−接合された第2層目の金属
配線と、を具備することを特徴としている。
【0010】また、ショットキ−接合部およびオ−ミッ
ク接合部を有する半導体層の上に酸化膜を設ける工程
と、前記酸化膜の上に窒化珪素膜を堆積する工程と、前
記窒化珪素膜および前記酸化膜をパタ−ニングすること
により、前記オ−ミック接合部の半導体層を露出させる
工程と、前記半導体層および前記窒化珪素膜の上に高融
点金属膜を堆積する工程と、前記高融点金属膜の上に第
1の金属膜を堆積する工程と、前記第1の金属膜と前記
高融点金属膜とを1回のリソグラフィ工程によってパタ
−ニングすることにより、前記高融点金属膜と前記半導
体層とによるオ−ミック接合部を有する第1層目の金属
積層配線を形成する工程と、前記第1層目の金属積層配
線および前記窒化珪素膜の上に絶縁膜を設ける工程と、
前記絶縁膜に前記ショットキ−接合部の上に位置するホ
−ルを設ける工程と、前記ホ−ル内の窒化珪素膜及び酸
化膜を除去する工程と、前記ホ−ル内および前記絶縁膜
の上に第2の金属膜を堆積する工程と、前記第2の金属
膜をパタ−ニングすることにより、前記第2の金属膜と
前記半導体層とによるショットキ−接合部を有する第2
層目の金属配線を形成する工程と、を具備することを特
徴としている。
【0011】
【作用】この発明は、少なくとも下層が高融点金属によ
り構成された第1層目の金属積層配線と半導体層とによ
りオ−ミック接合を形成している。即ち、前記下層の高
融点金属と半導体層とによりオ−ミック接合を形成して
いる。このため、このオ−ミック接合部において半導体
の吸い出しが起こることがなく、良好なオ−ミック接合
を形成することができる。したがって、半導体集積回路
装置を微細化しても、オ−ミック接合部の信頼性が低下
することがない。
【0012】さらに、第1層目の金属積層配線および半
導体層の上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜にホ−ルを設
け、このホ−ル内および絶縁膜の上に第2層目の金属配
線を形成し、この第2層目の金属配線と半導体層とによ
りショットキ−接合を形成している。前記第2層目の金
属配線は高融点金属以外の金属からなるものであり、前
記第2層目の金属配線と半導体層とは良好なショットキ
−接合を形成することができる。したがって、ショット
キ−接合とオ−ミック接合とを含む素子を微細化して
も、良好な両接合を形成することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。図1乃至図5は、この発明の実施例に
よる半導体集積回路装置の製造方法を示す断面図であ
る。先ず、図2に示すように、P型シリコン基板21の
表面には第1及び第2のN+ 埋込み層22a、22bが
形成され、これらN+ 埋込み層22a、22b及びP型
シリコン基板21の上にはP型エピタキシャル層23が
形成される。この後、このP型エピタキシャル層23に
は前記第1及び第2のN+ 埋込み層22a、22bそれ
ぞれの上に位置する第1及び第2のNウェル領域24
a、24bが形成される。これらNウェル領域24a、
24bそれぞれの内には第1及び第2のDeepN+
26a、26bが形成される。
【0014】次に、前記P型エピタキシャル層23の表
面にはLOCOS法により第1乃至第5のフィ−ルド酸
化膜25a〜25eが形成される。この後、前記第2の
Nウェル領域24bにおいて、第4及び第5のフィ−ル
ド酸化膜25d、25eの相互間にはP型のベ−ス領域
27が形成される。次に、前記P型エピタキシャル層2
3の表面上にはシリコン酸化膜28が形成され、このシ
リコン酸化膜28及び第1乃至第5のフィ−ルド酸化膜
25a〜25eの上には窒化珪素膜29が堆積される。
【0015】この後、図3に示すように、前記窒化珪素
膜29の上には第1のレジスト膜30が設けられ、この
レジスト膜30をマスクとして窒化珪素膜29はパタ−
ニングされる。これにより、バイポ−ラトランジスタの
コレクタ領域32、エミッタ領域33及び図示せぬN型
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域それぞれの
上に存する窒化珪素膜29は除去される。次に、第1の
レジスト膜30及びフィ−ルド酸化膜25a〜25eを
マスクとして、P型エピタキシャル層23には第1の不
純物31がイオン注入される。
【0016】次に、図4に示すように、前記イオン注入
により、前記第1及び第2のDeepN+ 層26a、2
6bそれぞれの内には第1及び第2のコンタクト層4
1、32aが形成され、前記ベ−ス領域27の内にはエ
ミッタ領域の拡散層33aが形成される。この後、前記
第1のレジスト膜30は除去される。次に、窒化珪素膜
29及びシリコン酸化膜28の上には第2のレジスト膜
34が設けられ、このレジスト膜34をマスクとして窒
化珪素膜29はパタ−ニングされる。これにより、ショ
ットキ−接合のガ−ドリング領域36、バイポ−ラトラ
ンジスタの外部ベ−ス領域37及び図示せぬP型MOS
トランジスタのソ−ス・ドレイン領域それぞれの上にお
ける窒化珪素膜29は除去される。この後、前記第2の
レジスト膜34及びフィ−ルド酸化膜25a〜25eを
マスクとして、P型エピタキシャル層23には第2の不
純物35がイオン注入される。
【0017】この後、図5に示すように、前記イオン注
入により、前記第1のNウェル領域24a内にはガ−ド
リング領域のP型拡散層36aが形成され、前記ベ−ス
領域27内には外部ベ−ス領域のP+ 層37aが形成さ
れる。次に、前記第2のレジスト膜34は除去される。
この後、前記窒化珪素膜29、フィ−ルド酸化膜25a
〜25e及びシリコン酸化膜28の上にはCVD (Chem
ical Vapor Deposition)法により絶縁膜38が堆積され
る。次に、この絶縁膜38の上には図示せぬ第3のレジ
スト膜が設けられ、このレジスト膜をマスクとして前記
絶縁膜38及びシリコン酸化膜28はエッチングされ
る。これにより、前記絶縁膜38には、ガ−ドリング領
域のP型拡散層36a、第1、第2のコンタクト層4
1、32a、外部ベ−ス領域のP+ 層37a及びエミッ
タ領域の拡散層33aそれぞれの上に位置する第1乃至
第5のコンタクトホ−ル38a〜38eが設けられる。
【0018】次に、前記第3のレジスト膜は除去され、
前記コンタクトホ−ル38a〜38eの内及び絶縁膜3
8の上にはスパッタにより高融点金属である例えばTi
からなるバリアメタル層39が堆積される。この後、こ
のバリアメタル層39はアニ−ルされる。次に、バリア
メタル層39の上にはスパッタによりAl層40が堆積
され、このAl層40の上には図示せぬ第4のレジスト
膜が設けられる。この第4のレジスト膜をマスクとし
て、前記Al層40及びバリアメタル層39はパタ−ニ
ングされる。これにより、絶縁膜38の上および第2乃
至第5のコンタクトホ−ル38b〜38e内にはバリア
メタル層39とAl層40との積層構造により構成され
る第1層目の配線43が形成される。この結果、この第
1層目の配線43は、前記第1のコンタクト層41、第
2のコンタクト層32a、外部ベ−ス領域のP+ 層37
a及びエミッタ領域の拡散層33aそれぞれとオ−ミッ
ク接合を形成する。
【0019】この後、図1に示すように、第1層目の配
線43、絶縁膜38の上および第1のコンタクトホ−ル
38aの内には層間絶縁膜44が堆積され、この層間絶
縁膜44の上には図示せぬ第5のレジスト膜が設けられ
る。この第5のレジスト膜をマスクとして前記層間絶縁
膜44がエッチングされることにより、この層間絶縁膜
44には第1及び第2のフィ−ルド酸化膜25a、25
bの相互間上に位置する第6のコンタクトホ−ル44a
が形成される。
【0020】次に、ウエット処理により、第6のコンタ
クトホ−ル44a内のショットキ−領域45の前記窒化
珪素膜29及びシリコン酸化膜28は除去される。これ
により、P型エピタキシャル層23における第1のNウ
ェル領域24aの表面は露出される。この後、第6のコ
ンタクトホ−ル44aの内及び層間絶縁膜44の上には
Al層46aが堆積され、このAl層46aの上には図
示せぬ第6のレジスト膜が設けられる。この第6のレジ
スト膜をマスクとして、前記Al層46aがパタ−ニン
グされる。これにより、第6のコンタクトホ−ル44a
の内及び層間絶縁膜44の上にはAlからなる第2層目
の配線46が形成される。この結果、この第2層目の配
線46は、前記第1のNウェル領域24aとショットキ
−接合を形成する。尚、ショットキ−素子は、飽和動作
を行なわせるバイポ−ラ素子に付加することで高速動作
を可能にするものである。
【0021】上記実施例によれば、第2乃至第5のコン
タクトホ−ル38b〜38e内に、上層がAl層40、
下層がバリアメタル層39により構成された第1層目の
配線43を形成し、この配線43と第1のコンタクト層
41、エミッタ領域の拡散層33a等とによりオ−ミッ
ク接合を形成している。即ち、このオ−ミック接合部
は、Al層40と第1のコンタクト層41等とにより形
成するのではなく、バリアメタル層39と第1のコンタ
クト層41等とにより形成している。このため、前記オ
−ミック接合部においてSiの吸い出しが起こることが
なく、良好なオ−ミック接合部を形成することができ
る。したがって、半導体集積回路装置を微細化した場
合、これに伴い前記エミッタ領域の拡散層33a、第1
のコンタクト層41等の深さが浅くなっても、前記オ−
ミック接合部においてSiの吸い出しが起こることがな
いから、オ−ミック接合部の信頼性の低下を防止するこ
とができる。
【0022】さらに、前記第1層目の配線43、絶縁膜
38の上および第1のコンタクトホ−ル38aの内に層
間絶縁膜44を堆積し、この層間絶縁膜44に第6のコ
ンタクトホ−ル44aを形成し、このコンタクトホ−ル
44a内に第2層目の配線46を形成し、この配線46
と第1のNウェル領域24aとによりショットキ−接合
を形成している。前記配線46はAlからなるものであ
るため、前記配線46と第1のNウェル領域24aとは
良好なショットキ−接合を形成することができる。した
がって、ショットキ−接合とオ−ミック接合とを含む上
記のような半導体集積回路装置を微細化しても、良好な
ショットキ−接合とオ−ミック接合とを形成することが
できる。この結果、ショットキ−接合とオ−ミック接合
とを含む微細化された素子の信頼性の低下を防止するこ
とができる。
【0023】また、第1乃至第5のコンタクトホ−ル3
8a〜38eの内及び絶縁膜38の上にTiからなるバ
リアメタル層39を堆積し、このバリアメタル層39の
上にAl層40を堆積した後、このAl層40及びバリ
アメタル層39を第4のレジスト膜によりパタ−ニング
している。つまり、前記Al層40及びバリアメタル層
39を1回のリソグラフィ工程によりパタ−ニングして
いる。したがって、素子の微細化のために高融点金属を
バリアメタル層39として使用するプロセスの中に、新
たなリソグラフィ工程を追加することなく、即ち素子に
バリアメタル層を使用しないプロセスのリソグラフィ工
程のみにより、ショットキ−接合とオ−ミック接合とを
含む素子を得ることができる。この結果、従来の半導体
集積回路装置の製造工程に比べ、リソグラフィ工程の数
が増加することがない。
【0024】また、P型エピタキシャル層23の中の第
1のNウェル領域24a中のショットキ−領域45の上
に窒化珪素膜29を形成している。このため、絶縁膜3
8の第1のコンタクトホ−ル38a内にバリアメタル層
39を堆積しても、ショットキ−接合を形成する際の接
合面となる第1のNウェル領域24aの表面と前記バリ
アメタル層39とが接触することがない。この結果、前
記第1のNウェル領域24aの表面は、前記バリアメタ
ル層39によりシリサイド化されることがない。したが
って、Al層46aをパタ−ニングすることにより第2
層目の配線46を形成した際、この配線46と前記Nウ
ェル領域24aの表面とにより良好なショットキ−接合
を形成することができる。これにより、半導体集積回路
装置の信頼性の低下を防止することができる。
【0025】尚、上記実施例では、この発明をバイポ−
ラ集積回路に用いているが、他の集積回路に用いること
も可能であり、例えばBiCMOS集積回路に用いるこ
とも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
少なくとも下層が高融点金属により構成された第1層目
の金属積層配線と半導体層とによりオ−ミック接合を形
成し、第2層目の金属配線と半導体層とによりショット
キ−接合を形成している。したがって、ショットキ−接
合とオ−ミック接合とを含む素子を微細化しても信頼性
の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による半導体集積回路装置の
製造方法を示すものであり、図5の次の工程を示す断面
図。
【図2】この発明の実施例による半導体集積回路装置の
製造方法を示す断面図。
【図3】この発明の実施例による半導体集積回路装置の
製造方法を示すものであり、図2の次の工程を示す断面
図。
【図4】この発明の実施例による半導体集積回路装置の
製造方法を示すものであり、図3の次の工程を示す断面
図。
【図5】この発明の実施例による半導体集積回路装置の
製造方法を示すものであり、図4の次の工程を示す断面
図。
【図6】従来の半導体集積回路装置を示す断面図。
【符号の説明】
21…P型シリコン基板、22a …第1のN+ 埋込み層、22
b …第2のN+ 埋込み層、23…P型エピタキシャル層、
24a …第1のNウェル領域、24b …第2のNウェル領
域、25a …第1のフィ−ルド酸化膜、25b …第2のフィ
−ルド酸化膜、25c …第3のフィ−ルド酸化膜、25d …
第4のフィ−ルド酸化膜、25e …第5のフィ−ルド酸化
膜、26a …第1のDeepN+ 層、26b …第2のDee
pN+ 層、27…P型のベ−ス領域、28…シリコン酸化
膜、29…窒化珪素膜、30…第1のレジスト膜、31…第1
の不純物、32…バイポ−ラトランジスタのコレクタ領
域、32a…第2のコンタクト層、33…バイポ−ラトラン
ジスタのエミッタ領域、33a …エミッタ領域の拡散層、
34…第2のレジスト膜、35…第2の不純物、36…ショッ
トキ−接合のガ−ドリング領域、36a …ガ−ドリング領
域のP型拡散層、37…バイポ−ラトランジスタの外部ベ
−ス領域、37a …外部ベ−ス領域のP+ 層、38…絶縁
膜、38a …第1のコンタクトホ−ル、38b …第2のコン
タクトホ−ル、38c …第3のコンタクトホ−ル、38d …
第4のコンタクトホ−ル、38e …第5のコンタクトホ−
ル、39…バリアメタル層、40…Al層、41…第1のコン
タクト層、42…、43…第1層目の配線、44…層間絶縁
膜、44a …第6のコンタクトホ−ル、45…ショットキ−
領域、46…第2層目の配線、46a …Al層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/872 H01L 27/04 H01L 21/822 H01L 27/06 H01L 21/8222

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショットキー接合部およびオーミック接
    合部を有する半導体層の上に酸化膜を設ける工程と、 前記酸化膜の上に窒化珪素膜を堆積する工程と、 前記窒化珪素膜および前記酸化膜をパターニングするこ
    とにより、前記オーミック接合部の半導体層を露出させ
    る工程と、 前記半導体層および前記窒化珪素膜の上に高融点金属膜
    を堆積する工程と、 前記高融点金属膜の上に第1の金属膜を堆積する工程
    と、 前記第1の金属膜と前記高融点金属膜とを1回のリソグ
    ラフィ工程によってパターニングすることにより、前記
    高融点金属膜と前記半導体層とによるオーミック接合部
    を有する第1層目の金属積層配線を形成する工程と、 前記第1層目の金属積層配線および前記窒化珪素膜の上
    に絶縁膜を設ける工程と、 前記絶縁膜に前記ショットキー接合部の上に位置するホ
    ールを設ける工程と、 前記ホール内の窒化珪素膜および酸化膜を除去する工程
    と、 前記ホール内および前記絶縁膜の上に第2の金属膜を堆
    積する工程と、 前記第2の金属膜をパターニングすることにより、前記
    第2の金属膜と前記半導体層とによるショットキー接合
    部を有する第2層目の金属配線を形成する工程と、 を具備することを特徴とする半導体集積回路装置の製造
    方法。
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